2019年5月18日土曜日

ブルーベリー(株式会社元気生活)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社元気生活が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D648
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
株式会社元気生活
楽天市場
株式会社元気生活の商品一覧
【商品名】
ブルーベリー
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンには健康な人の眼の潤いを保つことが報告されています。なお、本品はドライアイ(一般的に10秒間瞬きをせずにいられない方はドライアイと言われています。)を改善するものではありません。
【想定する主な対象者】
VDT作業をはじめとして日常的にパソコンを使用している健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分をビルベリー由来アントシアニンとした本届出品は、新製品であり喫食実績はない為、原料情報・類似食品の喫食実績より安全性を評価した。
本届出品に使用するビルベリーエキス末はBGG Japan株式会社製(MyrtiPRO(R))であり、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを36%含有したエキス末である。本原料は日本国内にて2012年より販売を開始し、2018年までに約150トンを販売した実績を持つ。この原料を元に製造された本届出品と類似する食品(本届出品に含有されるビルベリー由来アントシアニンは57.6mg/日であり、ここでの類似する食品とは①ビルベリー由来アントシアニンを57.6mg/日以上含有し、②本届出品と同じサプリメント形状、③本届出品と消化・吸収過程に大きな違いのない食品)は、1袋に30日分入った製品としてこれまでに累計2500万袋以上販売されている。また、これは1日摂取目安量当たりビルベリー由来アントシアニンを57.6mg配合している本届出品に換算すると、約10億食に相当するが、これまでに健康被害に関する情報は報告されていない。
また、各種データベースを調査した範囲ではビルベリー由来アントシアニンに、医薬成分との相互作用の報告はない。
以上のことから、本届出品に用いているビルベリーエキス末は十分な食経験があり、健常成人を含むヒトでのビルベリー由来アントシアニン57.6mg/日の摂取は安全性に問題ないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
パッケージの摂取上の注意に以下の記載を行う。
●一日摂取目安量をお守りください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●妊婦・授乳中の方、未成年の方は摂取しないでください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。【株式会社カマタ 土気工場】●GMP:認証取得(日健栄協GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題: ビルベリー由来アントシアニンを含むサプリメントによる眼の潤いに対する効果について

(目的) このレビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ビルベリーエキスを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、眼の潤いに及ぼす影響を調べた。

(背景) ビルベリーはヨーロッパを中心に古くから視力の低下改善、眼の病気の治療ための医薬品として使用されてきた。しかし眼の潤いを改善する報告は少なく、その効果についてレビューをおこなった。

(レビュー対象とした研究の特性)文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、検索日までを検索期間とし検索を行った。その中で採用した1文献は、健常者の視機能に対する改善効果を示唆したものであり、ランダム化比較試験で行われており質の高い文献である。
本レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。

(主な結果) 本研究レビューにおいて、日本人健常者を対象とした文献1報が採用となった。採用した文献において眼の潤いに改善が認められた。バイアスリスクがあることやVDT従事者を用いた試験のため対象が限定的ではあるが、本研究レビューで除外した論文においてもビルベリー由来のアントシアニンの摂取により眼の疲労感の改善が確認されている。従って、今後の研究でビルベリー由来のアントシアニンを摂取することで効果に関する方向性が変更される可能性は低く、表示しようとする機能性に対するエビデンスは確保されると判断した。

(科学的根拠の質)今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索している。その結果得られた1報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題はある。しかしながらランダム化比較試験であり科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

日本人の快眠(プレマ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


プレマ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【日本人の快眠】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D647
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
プレマ株式会社
楽天市場
プレマ株式会社の商品一覧
【商品名】
日本人の快眠
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
L-テアニン
楽天市場
L-テアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。また、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品『日本人の快眠』の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されています。L-テアニンはFDA(米国食品医薬品局)においてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されています。
当該製品に用いられている原料の素材メーカーでは、L-テアニンを含む錠剤状サプリメント (1日摂取目安量中L-テアニン200-300mg配合、2003年販売開始)と、顆粒状サプリメント(1日摂取目安量中L-テアニン500mg配合、2008年販売開始)を販売していますが、これまでに有害となる事象は報告されていません。錠剤状サプリメントではヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名(男性11名、女性28名)に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、当該製品『日本人の快眠』の1日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、『 日本人の快眠 』は十分な安全性が確認できていると考えています。
医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリル,ロサルタン,バルサルタン,ジルチアゼム,アムロジピン,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,プソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られておりますので、それらとの併用については医師にご相談ください。
【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量をお守りください。
・食物アレルギーのある方は、原材料をご確認の上、お召し上がりください。
・特に降圧剤、興奮剤をご使用の際は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品『日本人の快眠』は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP適合協力工場(株式会社AFC-HD アムスライフサイエンス・本社工場/第二工場/国吉田工場)にて、それぞれの規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

■評価する機能性の項目
「L-テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンの睡眠の質に関する検証
(イ)目的
健常者成人に、当該食品『日本人の快眠』に含有する関与成分L-テアニン200mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べ睡眠の質が改善するかについて、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2017年5月26日に検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献のうち2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善については強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善については中程度の関連性がみられました。また、生理学的指標のひとつである睡眠中の交感神経活動の抑制についても中程度の関連性がみられました。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適しているといえ、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは良質な睡眠がもたらされたことを示しています。以上より、就寝前にL-テアニンを摂取することは、起床時の疲労感や眠気を軽減し、睡眠の質を改善すると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。

■評価する機能性の項目
「L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンのストレス緩和に関する検証
(イ)目的
健常成人に、当該食品『日本人の快眠』に含有する機能性関与成分L-テアニン200mgをストレス負荷前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べてストレスをやわらげる機能があるかについて、精神的なストレス負荷におけるストレス感のアンケートや生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンのストレスを緩和する機能について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンがストレスを緩和する機能があるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2016年5月26日に検索を実施しました。日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計学的に解析した結果、ストレス負荷がかかった状況でL-テアニンを摂取することにより、ストレスを評価する指標とする項目のうち、主観評価である「STAI」「Subjective stress: VAS」についてはL-テアニン摂取と強い関連性が、客観的評価である「唾液のストレスマーカー(sIgA、アミラーゼ)」および自律神経系の「心拍数」「拡張期血圧」については強い関連性、また「収縮期血圧」についても弱いながらも関連性が見られました。つまり、これらの指標において効果がみられたことは、L-テアニンの摂取によりストレスをやわらげることを示しています。以上により、L-テアニンの摂取は、一過性の作業にともなうストレスをやわらげる機能があると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価には至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などには特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
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日本人の快眼(プレマ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


プレマ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【日本人の快眼】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D646
【届出日】
2019/03/19
【届出者名】
プレマ株式会社
楽天市場
プレマ株式会社の商品一覧
【商品名】
日本人の快眼
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン、ルテイン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧

ルテインを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、ビルベリー由来アントシアニン及びルテインが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンはピント調整力を改善することで眼の疲労感を軽減する機能、ルテインはブルーライトなどの光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補うことや、コントラスト感度(かすみやぼやけの解消によりはっきりものを見る力)を改善することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績
『日本人の快眼』は新製品であり喫食実績がないため、機能性関与成分の安全性を評価した。

2.ビルベリー由来アントシアニン
当該製品の原材料として使用しているビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、健常人において通常使用量(ビルベリー由来アントシアニンとして173 mg以下)における有害事象は報告がない。
当該製品におけるビルベリー由来アントシアニンの1日摂取目安量は40 mgであり、ヒトにおいて4倍量以上の摂取における安全性が確認されている。さらに、動物試験の結果から、不確実係数100(動物間の種差で10倍、ヒトの個体差で10倍の差が生じることを想定した係数)を適用した場合の毒性の発現が想定されない摂取量は体重50 kgの場合で1日当たり540 mgであり、5倍量以上の摂取における安全性が示唆されている。

3. ルテイン
当該製品の原材料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されている(GRAS認定)。当該製品のルテインの1日摂取目安量は12 mgであり、ヒト臨床試験において2倍量以上の摂取における安全性が確認され、同一の成分組成規格のルテインに対してWHOにおいて設定された1日摂取許容量の上限値(体重50 kgの場合で100 mg)を考慮した場合は、5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。

4.相互作用
ビルベリー由来アントシアニンおよびルテインに関して、機能性関与成分同士の相互作用あるいは薬物との相互作用が観察されたという報告はない。

5.総括
既存の情報から適切に摂取される場合には安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量をお守りください。食物アレルギーのある方は、原材料をご確認の上、お召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品『日本人の快眼』は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP適合協力工場(株式会社AFC-HD アムスライフサイエンス・本社工場/第二工場/国吉田工場)にて、それぞれの規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.ビルベリー由来アントシアニン
【標題】
ビルベリーエキスに含有する機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニン(VMA)摂取による眼疲労改善および視機能調節に関する機能性評価システマティックレビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合に眼疲労やピント調節機能が改善するかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労等の改善作用が期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月1日に検索した2015年12月末までに報告された論文と2015年12月末までに得た情報から、20-59才の日本の健常人男女を対象として、ビルベリーエキスを摂取させて眼疲労や視機能に対する効果を検証している4件の質の高い臨床試験(機能性関与成分を含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験、RCT)を評価の対象とした。4件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
眼に疲労感がある成年健常人がVMAを摂取することにより、眼の疲労感やピント調節機能が改善することがアンケート調査や視機能の検査から明らかとなった。なお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。一方で、パソコンやスマートフォンなどの使用頻度が高いかあるいは眼に疲労を感じている健康な人を対象として行われた試験であることから、このような条件に当てはまらない人がビルベリーエキスを摂取しても同様な効果が得られない可能性がある。

2.ルテイン(黄斑色素光学密度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。

3.ルテイン(コントラスト感度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取によるコントラスト感度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合にコントラスト感度を改善する効果があるか、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が視機能の維持や改善を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月3日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、アジア人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度およびコントラスト感度を測定している3件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、コントラスト感度が改善することが明らかとなった。コントラスト感度は色の濃淡を判別する力であり、コントラスト感度が低下して色の濃淡が分かりにくくなると視覚の対象物がかすんで見えたり、見えにくく感じることがある。ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、食物等から摂取したルテインが網膜部分に移行してコントラスト感度を改善するメカニズムは文献で示されていることから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。
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2019年5月11日土曜日

トリプルスタイル(株式会社ピーチ・ジョン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

BMI値を改善したい!ピーチ・ジョンのトリプルスタイル(アフリカマンゴノキ由来エラグ酸、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、パイナップル由来グルコシルセラミド含有)
株式会社ピーチ・ジョンが消費者庁に届出た機能性表示食品【トリプルスタイル】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D645
【届出日】
2019/03/18
【届出者名】
株式会社ピーチ・ジョン
楽天市場
株式会社ピーチ・ジョンの商品一覧
【商品名】
トリプルスタイル
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、パイナップル由来グルコシルセラミド
楽天市場
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含む商品一覧

ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを含む商品一覧

パイナップル由来グルコシルセラミドを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、肥満気味な方の体重や体脂肪、ウエスト周囲径および中性脂肪を減らすのを助け、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つことが報告されています。パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。肌が乾燥しがちな人に適しています。
【想定する主な対象者】
肥満気味(BMI値25kg/m2以上30kg/m2未満)の健康な中高年齢者および肌が乾燥しがちな健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【アフリカマンゴノキ由来エラグ酸】
本製品の機能性関与成分アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含む食品(錠剤・粉末)は、日本国内において2010年9月から全国販売されており、既に4,000万食以上の流通実績のある食経験を有しているが、重大・重篤な健康被害は報告されていない。
 また、これまでにエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスを用いた臨床試験は3報報告されている。有害事象に関して、2報においてはプラセボ群においても同様に生じた症状のみ、残り1報については副作用が無かったとされている。さらに、日本人の健常者を対象とした5倍の量過剰摂取試験の結果でも安全性に問題がないことが示された。
なお、機能性関与成分と医薬品との相互作用については、データベース検索結果、機能性関与成分による血中テストステロン値を高めることが可能性としてあるとの知見があり、ホルモン薬との併用は相加作用を生じる可能性があると示唆される。
 以上より、上述のような医薬品との併用に対する注意喚起を行うと共に、1日摂取目安量を守って適切に使用することで安全性に問題はないと判断できる。

【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
本製品の機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを12 mg含有する、加工工程および消化・吸収過程も大きな違いがないと考えられる食品が全国ドラッグストア等で販売されている。本類似商品は2014年4月から2015年10月末までの全国ドラッグストアで累計3305万食分販売されており、その間、重篤な健康被害は報告されていない。
 また、安全性に関わる更なる情報として既存情報や安全性試験による評価も行い、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン含有ブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告を確認したが、有害事象は認められなかった。

【パイナップル由来グルコシルセラミド】
既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミド(以下、PGC)の安全性に関する2報の臨床試験が報告されていた。2報の文献では、PGCの12週間の長期摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験が行われており、いずれの試験においても問題となる事象は認められなかった。

以上のことから、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価した。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。
●本品の摂り過ぎは、テストステロン値を高める恐れがありますので、過剰摂取にならないように注意してください。エナルモンやホルモン薬等、テストステロン値を高める医薬品を摂取している方は、本品の摂取を避けてください。
●摂り過ぎ、あるいは体質、体調によりお腹がゆるくなることがあります。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●妊産婦・授乳中の方、未成年の方は摂取しないでください。
●本品は、一部天然素材を配合しておりますので、まれに色・風味のばらつきや原料由来の斑点が見られることがありますが、品質には問題ありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。 ・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協本社工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。 ・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協島根川本工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【アフリカマンゴノキ由来エラグ酸】
標題:
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の標準体重者(BMI値18.5 kg/㎡以上25 kg/㎡未満)及び肥満1度者(BMI値 25 kg/㎡以上30 kg/㎡未満)における体重や体脂肪、血中中性脂肪の改善に関する研究レビュー

目的:
本研究レビューではアフリカマンゴノキ由来エラグ酸摂取の標準体重(BMI値18.5 kg/m2以上25 kg/m2未満)および肥満1度(BMI値 25 kg/m2以上30 kg/m2未満)における体重、BMI、体脂肪、ウエスト周囲径および血中中性脂肪に及ぼす効果について検討した。

背景:
アフリカマンゴノキエキス(種子由来)の肥満における有効性の臨床研究及びシステマティックレビューは報告されている(1-4)。すべての有効性成分の特定はされていないが、エラグ酸類縁体が多く含まれる(5)。エラグ酸には脂肪細胞の脂肪蓄積抑制効果が報告されている(6,7)ことから、この機能性に関わると推定できる。

レビュー対象とした研究の特性:
日本語及び英語文献のデータベースを用い、検索日以前に発表された標準体重および肥満1度を対象とした機能性関与成分摂取による体重、体脂肪、中性脂肪値への効果に関する査読付きランダム化二重盲検コントロール比較試験の論文を検索した。

主な結果:
基準に達した研究論文は1報のみだが、標題に対して肯定的な結果であった。この研究は通常の生活習慣を維持したまま、エラグ酸を3mg含むアフリカマンゴノキエキス(種子由来)の摂取が、肥満1度の被験者の体重、体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径、中性脂質に与える影響を検討している。その結果、対照であるプラセボ群に比べて8週間後の体重、体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径、中性脂肪(血漿トリグリセリド)濃度を有意に低下させた。なお、試験期間中において機能性関与成分に起因する有害事象は報告されていない。
また、BMI値が25 kg/m2以上30 kg/m2未満であり、ウエスト周囲径が正常値(内臓脂肪面積が100cm2以上を除く、男性85cm未満、女性90cm未満)を対象とし層別解析を行った結果、プラセボ群はn=9、介入群はn=8であり、体重、体脂肪(体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径)、ヒップ周囲径、中性脂肪(血漿トリグリセリド)値、血中脂質(総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール)のいずれのパラメーターにおいてもプラセボ群と比較して、8週目には介入群で有意な低下がみられ、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の摂取により体重、体脂肪(体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径)、ヒップ周囲径、中性脂肪(血漿トリグリセリド)値、血中脂質(総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール)に有意な改善が見られた。
以上により機能性関与成分を1日あたり3mg含む『トリプルスタイル』は、肥満気味(肥満1度)な方の、体重(BMI)や体脂肪やウエスト周囲径および血中中性脂肪を減らすのを助ける機能性表示食品として適切であると判断した。

科学的根拠の質:
採用された研究論文は査読付きランダム化二重盲検コントロール比較試験であるため、エビデンスの質は機能性の評価に値するものである。
本研究レビューの限界については、他の未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要なデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。しかし、採用論文は1報 のみであり、本研究レビューの信頼性のためにも更なる臨床試験が期待される。

【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
標題:
最終製品『トリプルスタイル』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力に与える効果に関する研究レビュー

目的:
健常者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを連続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証した。

背景:
身体機能は加齢により衰えていくが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられる。身体機能の一つである歩行能力を維持することで生活の質が改善し、健康的な社会生活を送ることに寄与できると考えられる。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは走行距離および走行時間が改善することが確認されていることから、「加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ」成分であると考えられたため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの歩行能力に関する科学的エビデンスの確認を行った。

レビュー対象とした研究の特性:
国内外の臨床試験や学術論文のデータベースを使用して2018年2月以前の全ての論文を対象に検索し、60歳以上のタイ人を対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献1件を研究レビューの対象とした。

主な結果:
レビューの対象とした文献1件には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgの8週間連続摂取により、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボと比較して走行距離が増加する結果が示されていた。よって、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があるものと考えられる。

科学的根拠の質:
歩行能力の評価に用いた6分間歩行テストは、学術的に広くコンセンサスが得られ妥当性のある指標である。対象とする文献はタイ王国にて実施された1件のみであるため、バイアスリスクは否定できないが、タイ人は日本人と同じモンゴロイド系アジア人であり、米を主食とするなど食生活も類似していることから、本文献の日本人への外挿性は問題ないと考えられる。

今回の検証結果より、採用文献は1報に限定されたことから、今後の研究に注視する必要はあるが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを毎日摂取することにより、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えた。

【パイナップル由来グルコシルセラミド】
標題:
パイナップル由来グルコシルセラミドが肌の経表皮水分蒸散量※に与える効果に関する研究レビュー(※経表皮水分蒸散量とは肌から失われる水分の量のこと。)

目的:
健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミドを飲用したときの肌の経表皮水分蒸散量に対する有効性を検証した。

背景:
肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防いで、一定に保つ役割がある。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態である。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となる。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要である。
パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行った。

レビュー対象とした研究の特性:
2017年10月以前に報告された英語および日本語の文献を対象に検索し、健康な人を対象にした12週間の臨床試験の文献1報をレビューの対象とした。

主な結果:
レビュー対象とした文献1報は、健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を服用する臨床試験の報告で、経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価が行われている。パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を12週間毎日飲用した結果、経表皮水分蒸散量の低下が確認された。この効果は、文献においてパイナップル由来グルコシルセラミドの飲用によって皮膚の構造が整えられたことによると考察されており、その結果、肌の潤い(水分)を逃がしにくくするものと考えられる。以上より、パイナップル由来グルコシルセラミドの飲用は、肌の健康維持に有用であると考えられる。

科学的根拠の質:
パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)の飲用は、経表皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認された。文献数が1件のみであり、バイアスリスクも否定できないが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えた。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
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平成28年度届出
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すっきりサラシアプレミアム(タカノ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


タカノ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【すっきりサラシアプレミアム】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D644
【届出日】
2019/03/18
【届出者名】
タカノ株式会社
楽天市場
タカノ株式会社の商品一覧
【商品名】
すっきりサラシアプレミアム
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サラシア由来サラシノール
楽天市場
サラシア由来サラシノールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能性が報告されています。
【想定する主な対象者】
健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当社では、1日の摂取目安量当たり機能性関与成分サラシア由来サラシノールを0.9mg(1回当たり0.3mg)配合した顆粒の商品(以下「類似品」という。)を、国内で10年間(2005年~2015年)、210,000食以上販売してきたが、健康被害などのクレームは報告されていない。
本品は、1日の摂取目安量当たりサラシア由来サラシノールを0.9mg(食事1回当たり0.3mg)配合した商品であり、類似品のサラシア由来サラシノールの含有量は、本品と同等である。また類似品は顆粒剤であり、サラシア由来サラシノールが消化管内で遊離した状態で機能性を発揮するが、同じ顆粒剤である本品も、類似品と同様にサラシア由来サラシノールが消化管内で遊離した状態と考えられるため、類似品と同等の機能性を発揮すると予測される。
さらに、原料であるサラシア粉末(サラシア由来サラシノールを含む)は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会が実施している健康食品の安全性自主点検認証制度(第三者認証)による安全性認証を2011年から継続して取得している。(登録名称:サラシア(コタラヒムブツ)粉末)
これまでにサラシア由来サラシノールに起因すると考えられる重篤な有害事象の報告はない。また、サラシア由来サラシノールには、医薬成分との相互作用の報告はない。ただし糖尿病の薬との併用では、低血糖になったという報告はないが注意が必要である。
【摂取する上での注意事項】
・1 日摂取目安量を守ってください。
・糖尿病薬を服用中の方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品を製造している工場は、国内GMP認定工場であり適正な製造基準に従っています。GMP認定工場では、次のような品質管理が義務付けられています。●正しい原材料が使用され製品に含まれている量は正確であること●衛生的に作られていること(施設や作業員の衛生状態など)●異物が混入したり他の製品との混同が生じたりしないこと●どの製品も均質で設計どおりの内容であること●賞味期限内の品質が保証されていること●製造と品質管理に関する全ての記録が規定どおりに作成され保管されていること●規格外の製品が出荷されないようチェックする体制ができていること●苦情などに対応できるようサンプルや製造・品質等の記録が残されていること
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 サラシア由来サラシノールによる食後血糖値の上昇抑制作用について

【目的】
 このレビューでは、サラシア由来サラシノールを含む食品の食後血糖値の上昇を抑制する作用を、健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とし、文献情報に基づき検証することを目的とした。検証には、サラシノールを含む食品を摂取する群とサラシノールを含まない食品を摂取する群を比較している文献を用いた。

【背景】
 サラシアは、インド、タイなどで古くから健康維持のために食されている植物である。そのエキスの食後血糖値の上昇を抑制する作用に関しては、国内外でいくつかの文献があったが、健常者に絞って総合的に研究報告を評価したものはなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】 
 空腹時血糖値が正常域の健康な成人男女を対象に、データベース開設あるいは搭載されている最初の時点から検索日までを対象の検索期間とし、2015 年 3 月 9 日~14 日にデータベースによる検索を行った。最終的に評価した文献数は 2 報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(非ランダム化およびランダム化クロスオーバー試験)であった。なお、2 報のうち、1 報は利益相反の申告はなく、1 報は申告があった。

【主な結果】
 2 報の文献検証において、サラシノールを含む食品を摂取すると、糖を体内に吸収しやすい形に分解するα-グルコシダーゼという酵素の働きをサラシノールが阻害することで、糖の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇を抑制することがわかった。なお、副作用などの有害事象はみられなかった。

【科学的根拠の質】
 この研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用したが、検索されなかった文献が存在する可能性もある。さらに 2 報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なっている中での評価であったため、研究間のバラつきや精確さを評価するのか難しい面もあった。しかし現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えた。

(構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310