2019年11月11日月曜日

アスタキサンチンプレーン(株式会社いぶき)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社いぶき
が消費者庁に届出た機能性表示食品
Astaxanthin Plain(アスタキサンチンプレーン)
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社いぶきが消費者庁に届出た機能性表示食品Astaxanthin Plain(アスタキサンチンプレーン)の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社いぶき
機能性表示食品検索

【届出番号】
E418
【届出日】
2019/09/26
【届出者名】
株式会社いぶき
(2010001180524)
楽天市場
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【商品名】
Astaxanthin Plain(アスタキサンチンプレーン)
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
アスタキサンチン
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品にはアスタキサンチンが含まれています。アスタキサンチンには肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品に含まれるアスタキサンチンは、ナチュラルメディシン・データベースや国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報のデータベースにおいて、食べ物から摂取する量であれば安全であると評価されている。健康な成人において、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン16 mg(8mg×2回)/日を12週間、または30 mg/日を4週間、2 mg×3回/日を8週間は、経口摂取で安全に使用できたという報告がある。また、ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを6 mg/日の摂取量を中心に、20 mg/日まで4週間反復摂取させた臨床試験において、有害作用や異常事例は見出されていない。さらにアスタキサンチン単独の場合40mg/日、12週間までの摂取であれば安全に使用されている。ほかのカロテノイド、ビタミン、およびミネラルとの併用は1日4mg、12カ月間までの摂取であれば、安全に使用されている。
その他の情報として以下のものがある。
・雌雄のSD系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン100 mg/kgの単回投与、50 mg/kg/日の90日間反復投与では毒性変化は認められなかった。
・雌雄のF344系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを最大0.25%まで13週間混餌投与したところ、0.25%混餌投与群では血清総コレステロール値にわずかな上昇が認められたが、0.075 mg/kg混餌投与群まででは一般所見、体重、摂餌量、尿検査、血液生化学および病理学的検査に影響は認められなかったという報告がある。
本品の機能性関与成分以外の原材料も食品や食品添加物として使用されているものである。また機能性関与成分であるアスタキサンチンを含有するヘマトコッカス藻色素は食品添加物に登録されており安全性が極めて高く、安全性評価結果を最終製品に適用できると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
・原材料をご確認のうえ、食物アレルギーが心配な方は、ご使用をお控えください。
・体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し医師にご相談ください。
・自然由来の成分を使用しておりますので、色が変わることがあります。
・妊娠、授乳中の方、小児のご利用はお控えください。
・薬を処方されている方、通院中の方は、医師、薬剤師とご相談ください。
・開封後は、チャックをしっかり閉めて保管し、お早めにお召し上がりください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会のISO22000の認証を取得しています。適切な製造基準に従って製品を製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
アスタキサンチン摂取による肌の水分保持機能に関する定性的研究レビュー

【目的】
健常成人において、アスタキサンチンの摂取は肌の水分保持機能を有するかを明らかににするため、定性的研究レビューを実施し、検証することを目的とした。

【背景】
アスタキサンチンは様々な文献で経口摂取や皮膚への塗布が抗酸化能を高め、シワやメラニン生成抑制といった美白効果や保水性をはじめとする美白効果、皮膚水分量向上やきめの改善といった美白効果が報告されている。
そこで総合的な評価を行うため、研究レビューを実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
(公財)日本健康・栄養食品協会(以下、日健栄協)の職員3名が、リサーチクエスチョン「健常成人において、アスタキサンチンの摂取はプラセボの摂取と比較して、肌の水分保持を助けるか?」に基づいて、検索式を設定し、3つのデータベース(PubMed、JDreamⅢ、医中誌Web)より文献検索を実施した。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用文献とした。採用文献の皮膚水分量と皮膚水分蒸散量をアウトカム指標として定性的研究レビューを実施した。エビデンスの総合評価は、6名の学識経験者からなる機能性評価委員会にて、【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階で評価し、A~C評価の場合に研究レビューが表示しようとする機能性の根拠として妥当であると判断することとした。

【主な結果】
適格基準に合致するエビデンスとして5報の文献を採用した。5報のうち4報において、アスタキサンチン3~6mg/日の摂取により対照群との比較において皮膚水分量または皮膚水分蒸散量の有意な改善が確認された。1報においては群間での有意差が不明確であった。
 
【科学的根拠の質】
本研究レビューの限界としては、採用文献数が5報と少ないことが挙げられます。また、効果があった4報における摂取期間(4~9週間)より長期に摂取した場合の機能性や、4報における摂取量(3~6mg/日)より少ない摂取量での機能性が不明であることも限界の1つである。しかしながら、5報全てがランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験であり、研究の質も十分であることから、本研究レビューの結果を否定するものではないと考えた。
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令和元年11月9日更新分
14件

コタラの木(株式会社盛光)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社盛光
が消費者庁に届出た機能性表示食品
コタラの木
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社盛光が消費者庁に届出た機能性表示食品コタラの木の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社盛光
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【届出番号】
E417
【届出日】
2019/09/26
【届出者名】
株式会社盛光
(9080101006525)
楽天市場
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【商品名】
コタラの木
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サラシア由来サラシノール
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
食後の血糖値が気になる方(疾病に罹患していない方)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
サラシア由来サラシノールを原材料とした食品を、当社では2010年から2018年10月までの9年間に、製品数として累計5万個以上を販売した実績があり、これまでに消費者から安全性上の大きな有害事象は報告されておりません。しかし、食経験による安全性の評価のみでは不十分と考え、既存情報による安全性評価を実施したところ、下記の評価結果が得られました。
(1)独立行政法人 国立医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の素材情報によると経口で摂取する場合にはおそらく安全である。しかし用量依存的に出現する有害事象として鼓腸や膨満、おくび、腹痛、吐き気、下痢などがある。
(2)アメリカ食品衛生局のGenerally Recognized As Safe(GRAS)にも収載され安全なものと評価されている。
(3)メディカルレビュー社「機能性表示食品DATA BOOK」の機能性関与成分データ集に、当該成分の安全性に関する評価として食経験に関して3社の実績が記載されている。
本品は、①起源はサラシア属植物である。②摂取量は0.6mg/日である。③形状はサプリメント形状である。④健常者を対象とした食品である。という点から上記データベース(1)~(3)に記載された製品とほぼ同等の安全性を持つと考えられます。
以上のことから、本届出商品の摂取による有害事象の発生の可能性は低く、適切に摂取することを前提に、本届出商品の安全性に問題はないと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
■1日の摂取目安量を守ってください。
■薬を服用あるいは通院中の方は医師にご相談の上ご飲用ください。
■乳幼児・妊産婦・授乳婦の方はご飲用をお控えください。
■体質・体調に合わない方は、まれにアレルギー症状が出る場合がありますので、ご飲用を控えてください。
■小児の手の届かないところに保管してください。
■天然由来の原料を使用しているため、色やにおいが変化する場合がありますが、品質に問題はありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出商品の製造所である旭合同株式会社は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題:サラシノールによる食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的:疾病に罹患していない者が、サラシノールを摂取することで、食後血糖値の上昇が抑制されるかを検証した。
(ウ)背景:サラシノールはサラシア属植物の根や幹に含まれ、古くはインドやスリランカに伝わるアーユルベーダにも記載され、今日に至るまでサプリメントや加工食品として本邦のみならず世界各国で広く長年にわたり販売されて来た。一方で、サラシア属植物からの抽出物は、糖を分解するアルファーグルコシダーゼを阻害する作用を有し、血糖値の上昇抑制効果を示すこと、その有効成分はサラシノール等であるとの試験結果が、多く報告されている。しかしながら、臨床試験をまとめ、メタ解析を行った研究レビューは確認できなかった。
 そこで、疾病に罹患していない者が、サラシノールを摂取することによって、食後血糖値の上昇を抑制するかについて文献検索を行い、それらデータのメタ解析による評価を行った。
(エ)レビュー対象とした研究の特性:疾病に罹患していない者を対象に、サラシノールの経口摂取による、食後血糖値の上昇抑制作用について検討している、ランダム化比較試験を検索した。最終的に評価した文献数は8 報で、バイアスリスクは低かった。
(オ)主な結果:食後血糖30分値と食後血糖値の上昇曲線下面積0-120分値について検討したところ、サラシノール摂取群は対照群と比べて有意に低下することが認められた。更に、8報中5報でサラシノールの摂取量が算出でき、1回0.029-4.727mgの用量が使用されていた。この用量範囲ではいずれの用量でも食後血糖値の上昇抑制作用が認められており、安全性に関しても大きな問題はなかった。なお食後血糖値正常者のみを対象とした試験が4報含まれており、食後血糖30分値については3報中2報、食後血糖値の上昇曲線下面積0-120分値については2報中1報で血糖値の有意な上昇抑制が認められた。この上昇抑制効果は正常血糖値範囲内であったことより、血糖値正常者がサラシノールを摂取した場合には血糖値は正常範囲内に維持されるものと考えられる。
(カ)科学的根拠の質:研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も一部存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、機能性成分であるサラシノールの測定法が確立してから日が浅いため、サラシノールを測定した論文は1報のみであった。今後、アルファグルコシダーゼの阻害効果の評価に加えて、サラシノール含量の検討が必要と思われる。加えて、今回対象となった論文は英語、日本語に限られるため、検索されなかった論文が存在する可能性がある。また、効果が無かったため発表されなかった研究が存在する可能性も否定できない。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者で、かつ、本研究レビューの目的に合った方法で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文の科学的根拠の質は問題のないものと考える。
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令和元年11月9日更新分
14件

アルークαイソフラボンプレミアム(ワダカルシウム製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ワダカルシウム製薬株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
アルークα(アルファ)イソフラボンプレミアム
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


ワダカルシウム製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品アルークα(アルファ)イソフラボンプレミアムの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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ワダカルシウム製薬株式会社
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【届出番号】
E416
【届出日】
2019/09/25
【届出者名】
ワダカルシウム製薬株式会社
(1120001002783)
楽天市場
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【商品名】
アルークα(アルファ)イソフラボンプレミアム
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい日本人中高年女性

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
日本において、大豆は古くから食されてきたものであり、日常生活において一般の大豆食品から摂取する大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品として「大豆芽茶」(フジッコ株式会社)が2001年に認可されており(許可番号第337号)、その際にヒトへの安全性試験等により十分な安全性が確認されている。「大豆芽茶」は発売後13年を経過するがその間健康被害の報告もない。また「大豆芽茶」以外にも、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品が複数許可されている。さらに、本品に使用している大豆胚芽抽出物(大豆イソフラボン含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。食品安全委員会の報告(「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」2006年5月)によれば、多数の既存情報の検討の結果、安全な一日摂取目安量の上限値は70mg~75mg(アグリコンとして)であるとされ、さらに、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgであるとされた。したがって、本品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本品の安全性は十分に確認されていると考える。

【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日当たりの摂取目安量を守ってください。
●原材料の表示をご参照の上、食物アレルギーの方はお召し上がりにならないでください。
●妊娠・授乳期の方、乳幼児、小児のご利用はお控えください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
製造所:ワダカルシウム製薬株式会社 滋賀工場(医薬品製造業許可取得工場[許可権者:滋賀県知事]、医薬品GMPに準ずる製造・品質管理)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収(破骨細胞の働きによって骨の成分が壊れること)抑制作用について
イ)目的
健常な中高年日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用について文献に基づく総合的な検証を目的とした。
ウ)背景
骨量は男女とも30歳半ばで最大に達し、加齢とともに減少する。骨は常に破骨細胞が古い骨の成分を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝を行っている(※)が、女性は閉経後の5~10年間に骨量の急激な減少が起こる。骨吸収には女性ホルモンが大きく関わっており、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後女性では骨吸収が亢進する。女性ホルモンに似た作用をもつ大豆イソフラボンが骨吸収を抑制するという文献が報告されているが、被験者を日本人健常者に絞って研究結果を総合的に評価したものはなかった。
エ)レビュー対象とした研究の特性
1947年から2015年に公開された英語及び日本語の文献を対象に、フジッコ株式会社社員2名が独立して2015年3月2日に検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、比較対照として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、骨吸収マーカーが測定されていることを条件とし、さらに研究デザインは信頼性が高いとされる無作為化コントロール比較試験(RCT)であることを条件とした。結果、10件の文献が抽出された。
オ)主な結果
10件の文献すべてにおいて、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算25mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン量の低下、すなわち骨吸収の抑制(骨の維持)が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。さらに、統合可能な9報について統計学的にまとめる方法であるメタアナリシスを実施した。その結果、明らかな尿中DPDの低下が認められた。
カ)科学的根拠の質
採用した文献は全て専門家による査読を通過したものであり、研究デザインはRCTである。実験方法及び結果は共通しており、一貫性の高いものである。また出版バイアス(ネガティブな研究は公開されにくいことによる情報の偏り)は検出されなかった。よって、これらの科学的根拠の質は機能性評価に値する。文献収集は、主要なデータベースを用い、公開されている研究はほぼ網羅されたと考えられるが、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後の研究動向を注視していく必要がある。
※日本医師会HPより
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令和元年11月9日更新分
14件

パルフェックス(デルソル株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


デルソル株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
パルフェックス
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


デルソル株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品パルフェックの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
デルソル株式会社
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【届出番号】
E415
【届出日】
2019/09/24
【届出者名】
デルソル株式会社
(7011801021573)
楽天市場
デルソル株式会社の人気商品
【商品名】
パルフェックス
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
楽天市場
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。
なお、葛の花由来イソフラボンの一種であるテクトリゲニンは、弱いながらも、女性ホルモンと同じ働き(以下、エストロゲン様作用という)を有し、弱い変異原性(突然変異を引き起こす性質)を持つことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料「葛の花抽出物」について、以下の安全性試験が実施されている。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
急性毒性試験、亜慢性毒性試験を行った結果、葛の花抽出物の投与による異常は認められなかった。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた変異原性試験を行った結果、葛の花抽出物は生体内では遺伝毒性を示さないと考えられた。
3)エストロゲン様作用の評価
葛の花抽出物及びテクトリゲニンのエストロゲン様作用を評価した結果、葛の花抽出物は生体内でエストロゲン様作用を発揮しないと考えられた。
4)ヒト安全性試験
ヒトを対象とした12週間の長期摂取試験及び4週間の過剰摂取試験を行った結果、葛の花抽出物の摂取に起因する有害事象の発現は認められなかった。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、本品の機能性関与成分「葛の花由来イソフラボン」を含む原材料である「葛の花抽出物」は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク●作業エリアは、倉庫等とは区画を分けており、意図しない製品の汚損等が発生しない様にしている。作業エリアに入室する際は、入室手順があり、製品の汚損や毛髪等の異物混入防止のため作業着もしくはエプロン及びヘアキャップ、手袋を着用して作業に当たっている。また手指の消毒用アルコールを常備し、作業員の衛生管理に努めている。[製造所3]日成興産株式会社 本社工場●GMP:認証取得 (日健栄協GMP)[製造所4]日成興産株式会社 中工場●GMP:認証取得 (日健栄協GMP)[製造所5]日成興産株式会社 西工場●GMP:認証取得 (日健栄協GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。

5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。
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令和元年11月9日更新分
14件

朝にぎゅっとね!緑の野菜&りんごジュレ(安曇野食品工房株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


安曇野食品工房株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
朝にぎゅっとね!緑の野菜&りんごジュレ
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


安曇野食品工房株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品朝にぎゅっとね!緑の野菜&りんごジュレの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
安曇野食品工房株式会社
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【届出番号】
E414
【届出日】
2019/09/24
【届出者名】
安曇野食品工房株式会社
(8100001012662)
楽天市場
安曇野食品工房株式会社の人気商品
【商品名】
朝にぎゅっとね!緑の野菜&りんごジュレ
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれています。難消化性デキストリン(
食物繊維)にはおなかの調子を整えることが報告されております。

【想定する主な対象者】
おなかの調子を整えたい健常人

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・本届出食品の販売実績はありませんが、機能性関与成分である難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であり原料としては食経験があると考えられ、重篤な有害事例は報告されておりません。
・難消化性デキストリンは過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがありますが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められておりません。過剰摂取の例としては、健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定されております。
・また、本届出食品の機能性関与成分である難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として使用されており、2017年10月で378品目が許可取得し、トクホ全体の約35%に相当します。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態があります。
・これらの特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の関与成分と同一です。
・以上より、上記情報で安全性評価が可能であると判断しております。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品はインターテックサーティフィケーション株式会社のFSSC22000認定を取得した製造工場で製造しており、FSSC22000に準拠した製造および品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

弊社商品における機能性評価は、以下の通りに実施いたしました。

【標題】
  難消化性デキストリンの整腸作用(便通改善作用)の検証

【目的】
本研究の目的は、健常あるいは便秘傾向の成人が難消化性デキストリンを摂取することで整腸作用がみられるかを検証することです。

【背景】
 食生活の欧米化や運動不足などにより、我が国においてメタボリックシンドロームなどの生活習慣病が問題となり、食生活の見直し対策として注目視されています。食物繊維は糖尿病、肥満といった疾患や生活習慣病に対する予防効果があると言われていますが、日本人の食事摂取基準(2015年版)で設定されている摂取基準に対し、20歳以上の1日当たり摂取量は不足していると言われています(平成24年国民健康・栄養調査報告)。難消化性デキストリンは、大部分が消化酵素の影響を受けず大腸に到達することにより、便通・便性改善作用を持つことが報告されています。また、特定保健用食品にも関与成分として広く認知・使用されています。そこで今回、難消化性デキストリンの整腸作用を機能性表示とする商品を発売するにあたり、国内外の文献を広く調査し、難消化性デキストリンの整腸作用について検証を行いました。

【レビュー対象とした研究の特性】
 複数の研究論文データベースを用いて、難消化性デキストリンと整腸作用の関係を調べた研究を検索しました。文献検索は2014年12月15日と2015年1月5日に実施し、日本国内で実施され、20歳以上で健常および便秘傾向の成人を対象とした信頼性の高いランダム化比較試験が実施された文献26報により評価しました。

【主な結果】
 本レビューにおける難消化性デキストリンの1日摂取量は3.8~7.7 gであり、3.8gの摂取によっても対照群と比べて排便回数および排便量に有意な差がみられました。レビュー研究における難消化性デキストリン摂取量の中央値は5 gであったことから、整腸作用が期待できる1日当たりの推奨摂取目安量は、5 gが適切と判断しました。

【科学的根拠の質】
 健常および便秘傾向の成人で、難消化性デキストリンの摂取によって排便回数および排便量を有 意に改善し、整腸作用を示すと判断いたしました。本作用は1日摂取量3.8 g~7.7 gで確認されていますが、今後の研究によってはレビューの結果が変る可能性があり、また、食事や運動などの生活全般、その他生活習慣などとの相互の影響についても継続した調査が必要と考えております。
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令和元年11月9日更新分
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