2020年9月16日水曜日

クリーム玄米ブランプラスごま&塩バター(アサヒグループ食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品クリーム玄米ブランプラス ごま&塩バターのエビデンス(科学的根拠)



アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【クリーム玄米ブランプラス ごま&塩バター】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


外部サイト
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

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アサヒグループ食品株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F329


【届出日】

2020/07/30


【届出者名】

アサヒグループ食品株式会社
※企業をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。


【商品名】

クリーム玄米ブランプラス ごま&塩バター


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)
※機能性関与成分名をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が含まれます。
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)には、腸内環境の改善に役立つ機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人男女(妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
(ア)食経験及び安全性試験の既存情報による評価
本品の機能性関与成分であるガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の安全性について、食経験及び既存情報による安全性試験結果により評価した。
食経験の評価に関して、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が属する菌種のL. gasseriは、既にいくつかの市販発酵乳製品に長年利用され、また、特定保健用食品として許可されている製品もあるため、安全性に対するリスクは低いと考えられる。また、L. gasseriは、食経験のある菌種として、EFSA(欧州食品安全機関)のQualified Presumption of Safety(安全性的確推定)やIDF(国際酪農連盟)のリストに記載されている。従って、L. gasseriとしての食経験は豊富である。
安全性試験の既存情報に関して、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を本品の10倍量(1,000億個/日)配合した食品を健常者に4週間摂取させた試験及び、本品と同量(100億個/日)配合した食品を健常者に3~24週間摂取させた試験において、安全性に問題があったとの報告はない。なお、本品と上記のヒト安全性試験の試験食で用いられているガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)は同一の製法で製造されたものであり、機能性関与成分の定性的同一性は担保されている。また、菌体の定量分析により定量的にも担保されている。
以上により、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)について、既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認した。

(イ)医薬品との相互作用
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)と医薬品との相互作用に関する報告はなかった。理論上、乳酸菌と抗生物質との相互作用及びラクトバチルスと免疫抑制剤との相互作用の可能性に関して報告があったが、症例報告はなかった。本品は、健常成人を対象とした食品であることから、本品を販売することは問題ないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


米玉堂食品株式会社は、JFS-Cの認証取得工場である。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
機能性関与成分ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の腸内環境の改善に関する定性的研究レビュー

(イ)目的
健常成人に、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を経口摂取させると、プラセボの経口摂取に比べて、腸内環境を改善するかを調べることを目的とした。

(ウ)背景
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の腸内環境の改善やストレスの緩和などの機能性に関する報告がある。しかしながら、健常成人を対象として、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を経口摂取することにより、腸内環境を改善するかを検証証した学術論文としての研究レビューはない。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
日本語及び外国語文献のデータベースによりランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を検索した。

(オ)主な結果
採用文献は2報であった。日本人の健常成人男女を対象に、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を一日摂取量当たり100億個で3週間以上経口摂取させた結果、プラセボの経口摂取に比べて、便性状(便の色)の改善及び腸内細菌叢の改善(糞便中の有用菌であるBifidobacteriumの占有率の増加、有害菌である Streptococcusの占有率の減少)が確認された。
なお、便性状(便の色)及び腸内細菌叢の評価法は、いずれも日本人において妥当性が得られ、かつ学術的に広くコンセンサスが得られている試験である。

(カ)科学的根拠の質
採用文献2報で、腸内環境改善の評価指標である便性状(便の色)の改善及び腸内細菌叢の改善(糞便中の有用菌であるBifidobacteriumの占有率の増加、有害菌であるStreptococcusの占有率の減少)が確認された。割付けの隠蔵、症例減少バイアスに中程度のバイアスリスクが確認されたが、それ以外に問題となるバイアスリスクはなかった。本品の食品形状はクリームサンド・ビスケットであり、採用文献の試験食品(飲料及び錠剤)とは異なるが、本品は機能性関与成分であるガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)をクリームに配合しており、摂取した後、口腔内、消化管内で完全に溶解するため、食品形状の違いはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の機能性に影響しないと考えられる。
なお、採用文献の著者に届出者の関連会社社員及びヒト試験実施機関の責任医師が含まれるため、経済的利益相反が存在する。また、採用文献数が2報と少ないことが本研究レビューの限界であり、今後更にヒト試験による検証が必要である。
(構造化抄録)

クリーム玄米ブランプラス豆乳&カスタード(アサヒグループ食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品クリーム玄米ブランプラス 豆乳&カスタードのエビデンス



アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【クリーム玄米ブランプラス 豆乳&カスタード】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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アサヒグループ食品株式会社
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【届出番号】

F328


【届出日】

2020/07/30


【届出者名】

アサヒグループ食品株式会社
※企業をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。


【商品名】

クリーム玄米ブランプラス 豆乳&カスタード


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)
※機能性関与成分名をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が含まれます。
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)には、腸内環境の改善に役立つ機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人男女(妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
(ア)食経験及び安全性試験の既存情報による評価
本品の機能性関与成分であるガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の安全性について、食経験及び既存情報による安全性試験結果により評価した。
食経験の評価に関して、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が属する菌種のL. gasseriは、既にいくつかの市販発酵乳製品に長年利用され、また、特定保健用食品として許可されている製品もあるため、安全性に対するリスクは低いと考えられる。また、L. gasseriは、食経験のある菌種として、EFSA(欧州食品安全機関)のQualified Presumption of Safety(安全性的確推定)やIDF(国際酪農連盟)のリストに記載されている。従って、L. gasseriとしての食経験は豊富である。
安全性試験の既存情報に関して、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を本品の10倍量(1,000億個/日)配合した食品を健常者に4週間摂取させた試験及び、本品と同量(100億個/日)配合した食品を健常者に3~24週間摂取させた試験において、安全性に問題があったとの報告はない。なお、本品と上記のヒト安全性試験の試験食で用いられているガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)は同一の製法で製造されたものであり、機能性関与成分の定性的同一性は担保されている。また、菌体の定量分析により定量的にも担保されている。
以上により、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)について、既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認した。

(イ)医薬品との相互作用
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)と医薬品との相互作用に関する報告はなかった。理論上、乳酸菌と抗生物質との相互作用及びラクトバチルスと免疫抑制剤との相互作用の可能性に関して報告があったが、症例報告はなかった。本品は、健常成人を対象とした食品であることから、本品を販売することは問題ないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。過剰摂取を避けるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


米玉堂食品株式会社は、JFS-Cの認証取得工場である。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
機能性関与成分ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の腸内環境の改善に関する定性的研究レビュー

(イ)目的
健常成人に、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を経口摂取させると、プラセボの経口摂取に比べて、腸内環境を改善するかを調べることを目的とした。

(ウ)背景
ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の腸内環境の改善やストレスの緩和などの機能性に関する報告がある。しかしながら、健常成人を対象として、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を経口摂取することにより、腸内環境を改善するかを検証証した学術論文としての研究レビューはない。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
日本語及び外国語文献のデータベースによりランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を検索した。

(オ)主な結果
採用文献は2報であった。日本人の健常成人男女を対象に、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を一日摂取量当たり100億個で3週間以上経口摂取させた結果、プラセボの経口摂取に比べて、便性状(便の色)の改善及び腸内細菌叢の改善(糞便中の有用菌であるBifidobacteriumの占有率の増加、有害菌である Streptococcusの占有率の減少)が確認された。
なお、便性状(便の色)及び腸内細菌叢の評価法は、いずれも日本人において妥当性が得られ、かつ学術的に広くコンセンサスが得られている試験である。

(カ)科学的根拠の質
採用文献2報で、腸内環境改善の評価指標である便性状(便の色)の改善及び腸内細菌叢の改善(糞便中の有用菌であるBifidobacteriumの占有率の増加、有害菌であるStreptococcusの占有率の減少)が確認された。割付けの隠蔵、症例減少バイアスに中程度のバイアスリスクが確認されたが、それ以外に問題となるバイアスリスクはなかった。本品の食品形状はクリームサンド・ビスケットであり、採用文献の試験食品(飲料及び錠剤)とは異なるが、本品は機能性関与成分であるガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)をクリームに配合しており、摂取した後、口腔内、消化管内で完全に溶解するため、食品形状の違いはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)の機能性に影響しないと考えられる。
なお、採用文献の著者に届出者の関連会社社員及びヒト試験実施機関の責任医師が含まれるため、経済的利益相反が存在する。また、採用文献数が2報と少ないことが本研究レビューの限界であり、今後更にヒト試験による検証が必要である。
(構造化抄録)

アイアンボス(サントリー食品インターナショナル株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サントリー食品インターナショナル株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品アイアンボスのエビデンス



サントリー食品インターナショナル株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アイアンボス】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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サントリー食品インターナショナル株式会社

機能性表示食品検索

【届出番号】

F327


【届出日】

2020/07/30


【届出者名】

サントリー食品インターナショナル株式会社
※企業をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。


【商品名】

アイアンボス


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA
※機能性関与成分名をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれています。
GABAには仕事による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり28 mg配合した飲料形態の加工食品である。最終製品での喫食実績がないため、既存情報を用いてGABAの安全性評価を実施した。

<食経験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
GABA は野菜や果物、穀物などに多く含まれていることが知られており、例えばトマト・じゃがいもには100g あたりGABA 35~63 mg 程度含まれているという報告がある。
当該製品の機能性関与成分であるGABAの安全性について、これらの情報のみでは評価が不十分であると判断した。
<安全性試験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
遺伝毒性試験、単回・反復投与毒性試験において、安全性上問題となる情報は見当たらなかった。
ヒトでの安全性情報を確認したところ、GABA 80~400㎎/日を含有した食品で4~12週間連続摂取試験等が行われており、いずれの試験においても有害事象は認められず、安全性に問題は無いと考えられた。更にGABAは脳代謝改善薬ガンマロン錠として開発され、3 g/日の投与量で長期間にわたり使用されている。副作用については、食欲不振や下痢の報告があるが、重篤な副作用は報告されていない。  
以上より、当該製品に含まれているGABAには十分な安全性があると判断した。GABAには十分な安全性があると判断したが、1次情報においてヒトでの安全性情報を追加で確認した。
【既存情報を用いた評価(1次情報)】
GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が21報あった。11.5~1000 mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、21報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。
以上より、上記21報の安全性試験の結果から当該製品の機能性関与成分であるGABAには十分な安全性があると判断した。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品は、FSSC 22000を取得している工場で製造する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】


ア.標題
GABAによるストレスの軽減作用に関するシステマティックレビュー

イ.目的
健常成人を対象として、GABAを含む食品の経口摂取が、プラセボ食品の経口摂取と比較して、ストレスの軽減作用を示すかを、介入研究による報告を収集して検証する。

ウ.背景
GABAは野菜や果物、穀物等に多く含まれるアミノ酸の一種で、ストレス軽減作用を示すことが報告されている。そこで、GABAの摂取が健常成人においてストレス軽減作用を示すか、統合的に検証した。

エ.レビュー対象とした研究の特性
健常成人において、GABAを含む食品の摂取が、プラセボ食品の摂取と比較してストレス軽減作用を示すかを検証した研究を収集した。国内外のデータベースを使用し、2019年8月23日に検索を行い、検索日以前に発表された文献を網羅的に集めたところ、条件を満たす文献は11報13研究であった。11報13研究はいずれも日本で実施されたプラセボ対照試験で、査読付き(専門家により審査された)論文であった。

オ.主な結果
評価した13研究は、健常成人にGABAを一日当たり16.8 mg~100 mg含む食品を単回もしくは継続摂取させていた。ストレスの評価項目として、客観的指標であるクロモグラニンA、α-アミラーゼ、コルチゾール、IgA、脳波、心拍変動、末梢皮膚温及び主観的指標であるPOMS、VASを測定し、一時的な精神的ストレスの軽減において、GABAの摂取による肯定的な結果が示された。また、GABAを一日当たり28 mg以下で摂取した場合においても、客観的指標であるクロモグラニンA、コルチゾール、心拍変動及び主観的指標であるVAS(疲労感)において肯定的な結果が得られたことから、GABAを28 mg配合した当該製品の摂取によって、一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能が期待できると考えられた。

カ.科学的根拠の質
評価した13研究において、各研究の対象者数が効果の検討に十分であるか不明であること、利益相反(研究に影響を与える利害関係)のリスクが懸念されること、また、否定的な研究結果が選択的に公開されていない可能性が否定できないことから、今後の研究を継続的に検証していく必要があると考えられた。

2020年9月12日土曜日

機能性表示食品リストとエビデンス 最新情報(9月12日)


社名に外部サイトのリンクを貼りました。
当該企業が、制度開始時からの届出た商品全てを確認できます。





F311
2020/7/25
2490005003492
高知県農業協同組合
高知県高知市北御座2番27号
高知なす
生鮮食品
ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)
本品にはナス由来コリンエステル(アセチルコリン)が含まれます。
ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)には血圧が高めの方の血圧(拡張期血圧)を改善する機能があることが報告されています。


F312
2020/7/25
8180001083837
三井食品工業株式会社
愛知県一宮市三ツ井一丁目10番8号
ひとくち茄子漬
加工食品(その他)
ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)
本品にはナス由来コリンエステル(アセチルコリン)が含まれます。
ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)には血圧が高めの方の血圧(拡張期血圧)を改善する機能があることが報告されています。


F313
2020/7/27
6010001148220
株式会社元気生活
東京都中央区銀座八丁目18番1号銀座木挽町ビル8F
アスタキサンチン×抗酸化
加工食品(サプリメント形状)
アスタキサンチン
本品にはアスタキサンチンが含まれます。
抗酸化作用をもつアスタキサンチンは、肌の水分保持に役立ち、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。


F314
2020/7/27
3230001002267
日本薬剤株式会社
富山県富山市東中野町一丁目1番1号
広貫堂ルイボス茶
加工食品(その他)
難消化性デキストリン(食物繊維)
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能があることが報告されています。
さらに、おなかの調子を整える機能があることも報告されています。


F315
2020/7/27
5290001023017
新日本製薬株式会社
福岡県福岡市中央区大手門1丁目4番7号
W(ダブル)の健康青汁a
加工食品(サプリメント形状)
エラグ酸、GABA
本品にはエラグ酸とGABAが含まれます。
エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、内臓脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善を助ける機能が、GABAは血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。




F316
2020/7/27
7180001094703
サンエイ糖化株式会社
愛知県知多市北浜町24番地の5
腸活・骨貯金タブレット マルトビオン酸Ca
加工食品(その他)
マルトビオン酸Ca
本品にはマルトビオン酸Caが含まれます。
マルトビオン酸Caには「骨の成分維持」に役立つ機能や、「お通じ」を改善する機能があることが報告されています。
本品は丈夫な骨を維持し、お腹の調子を整えたい中高年女性に適した食品です。


F317
2020/7/28
6011001015220
東亜薬品工業株式会社
東京都渋谷区笹塚2-1-11
乳酸菌H(エッチ)61トーア
加工食品(サプリメント形状)
乳酸菌Lactococcus lactis H61
本品には乳酸菌Lactococcus lactis H61が含まれます。
乳酸菌Lactococcus lactis H61には肌の潤いを逃がしにくくする機能があることが報告されています。
お肌の潤いが気になる方(ミドル年代以降の女性の方)に適した食品です。


F318
2020/7/28
9290001031420
株式会社ZERO PLUS
福岡県福岡市博多区博多駅南一丁目2番2号
SLILIN F b(スリリン ファイア ビー)
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
本品には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。


F319
2020/7/28
8120001040678
日本酪農協同株式会社
大阪府大阪市浪速区塩草二丁目9番5号
毎日ドリプシ血圧が高めの方のGABAギャバ
加工食品(その他)
GABA
本品にはGABAが含まれています。
GABAには血圧が高めの方に適した機能があることが報告されています。

10
F320
2020/7/28
1210001000431
株式会社エル・ローズ
福井県福井市三郎丸4-200
みんなの乳酸菌
加工食品(サプリメント形状)
植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)
本品には植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)が含まれます。
植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)には、お通じを改善する機能があることが報告されています。
また、お肌の潤いを維持する機能があることが報告されています。


11
F321
2020/7/28
7010601019092
アサヒ飲料株式会社
東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
アサヒ「ウィルキンソン タンサン」エクストラ レモン
加工食品(その他)
難消化性デキストリン(食物繊維として)
本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事の脂肪や糖の吸収を抑える機能が報告されています。

12
F322
2020/7/28
7010601019092
アサヒ飲料株式会社
東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
アサヒ「ウィルキンソン タンサン」エクストラ ピンクグレープフルーツ
加工食品(その他)
難消化性デキストリン(食物繊維として)
本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事の脂肪や糖の吸収を抑える機能が報告されています。

13
F323
2020/7/28
3020001086488
バブルスター株式会社
神奈川県大和市代官1-15-15
ルテインの力EX(イーエックス)
加工食品(サプリメント形状)
ルテイン
本品にはルテインが含まれます。
ルテインにはブルーライトなどの光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補い、コントラスト感度(色の濃淡を判別する力)を改善する機能が報告されています。

14
F324
2020/7/29
2140001015675
株式会社アジュバンコスメジャパン
兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目5-5
KORHYTHM(コリズム)
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。

15
F325
2020/7/29
7011001109384
株式会社スミフルジャパン
東京都渋谷区本町三丁目12番1号
甘熟王バナナ
生鮮食品
GABA
本品にはGABAが含まれ、GABAを20mg/日摂取すると、高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。
本品を可食部120g(1~2本)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。


16
F326
2020/8/13
8011101078529
Skyrocket株式会社
東京都港区六本木七丁目15番7号
Quality Night Supplement(クオリティーナイトサプリメント)
加工食品(サプリメント形状)
パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドと、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。
パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな人に適しています。
ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つことが報告されています。


クオリティーナイトサプリメント(Skyrocket株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

Skyrocket株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品Quality Night Supplement(クオリティーナイトサプリメント)のエビデンス




Skyrocket株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【Quality Night Supplement(クオリティーナイトサプリメント)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
Skyrocket株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F326


【届出日】

2020/08/13


【届出者名】

Skyrocket株式会社
(8011101078529)
楽天市場
Skyrocket株式会社


【商品名】

Quality Night Supplement(クオリティーナイトサプリメント)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
パイナップル由来グルコシルセラミド、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
楽天市場
パイナップル由来グルコシルセラミド

ラフマ由来ヒペロシド

ラフマ由来イソクエルシトリン

【表示しようとする機能性】

本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドと、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。
パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな人に適しています。
ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つことが報告されています。

【想定する主な対象者】
肌の乾燥が気になる健康な方、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品は、新商品のため喫食実績はない。すなわち、機能性関与成分「パイナップル由来グルコシルセラミド」及び「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン」の同時摂取による喫食実績はないため、それぞれの機能性関与成分毎にて安全性を評価した。

・「パイナップル由来グルコシルセラミド」について
既存情報による安全性試験結果の評価にて、安全性を確認した。安全性試験結果(in vitro試験及びin vivo試験)から、安全性に問題がないことが確認された。また、ヒトでの臨床試験においても、6.0mg(本届出商品の一日摂取目安量の5倍量に値する)を4週間連続摂取した過剰摂取試験や、長期摂取試験(一日摂取目安量1.2 mgでの12週間連続摂取)で、安全性に問題ないことが確認された。

・「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン」について
既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価において、安全性を確認した。
ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当)
「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 合計90 mg/日、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。
また、本届出商品と同等の錠剤に関するヒト試験(健常人32名を対象とした12週間のオープンスタディ)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。

なお、「パイナップル由来グルコシルセラミド」および「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン」には、機能性関与成分同士の相互作用及び医薬品との相互作用が観察されたという報告は見られない。

以上から、本届出商品を、一日摂取目安量において適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価した。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会よりGMP認証を受け、および一般財団法人日本品質保証機構よりISO22000認証を取得している中日本カプセル株式会社(本社工場、養老工場)にて、所定の基準に基づき生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
本届出商品が含有する機能性関与成分
1.「パイナップル由来グルコシルセラミド」が、健常者の肌の経皮水分蒸散量(肌から失われる水分の量)へ及ぼす効果
2.「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性」に関する研究レビュー

【目的】
本届出商品が含有する上記1.と2.の機能性関与成分について、作用を評価することを目的とし、それぞれ独立した研究レビューを実施した。

【背景】
パイナップル由来グルコシルセラミドの肌に対する有用性及びラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善に及ぼす影響について、既存のレビューは見つからなかった。

【レビューの対象とした研究の特性】
・パイナップル由来グルコシルセラミド
2016年4月6日以前の英語および日本語の文献を対象に検索し、日本人を対象にしたランダム化比較試験の文献2報をレビューの対象とした。

・ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)、二つのデータベースにて検索を実施(検索日:2017年2月23日)した結果、1報の対象文献が抽出された。対象文献の著者にはレビュー実施者(株式会社常磐植物化学研究所社員)が含まれるが、試験の実施及びデータ解析にレビュー実施者は関与していない。また、掲載雑誌には著者との間に利益相反は無い。

【主な結果】
・パイナップル由来グルコシルセラミド
レビュー対象とした文献2報には、日本人を対象に実施された臨床試験が報告されており、いずれの報告も、肌の保湿力評価において良く用いられる試験方法である、経皮水分蒸散量(肌から失われる水分の量)が測定されていた。パイナップル由来グルコシルセラミドを本届出商品の一日摂取目安量(1.2 mg)の継続摂取により、経皮水分蒸散量の低下が確認された。2報の試験結果から、パイナップル由来グルコシルセラミドの摂取によって、皮膚構造が整えられることで、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があると考えられた。

・ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
睡眠に一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ抽出物50mg/日(機能性関与成分として、合計2mg/日、各成分1mgずつ)を1週間連続摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。
また、PSQI(ピッツバーグ睡眠質問表)による総合的な評価によると、介入群はプラセボ群と比べ、摂取前後で睡眠状態の改善傾向が認められた(P=0.1)。

【科学的根拠の質】
・パイナップル由来グルコシルセラミド
機能性関与成分の一日摂取目安量(1.2 mg)摂取により、経皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認された。文献数が2件のみであり、バイアスリスクは否定できないが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられた。

・ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン 論文の収集はPubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)、二つのデータベースを用い検索を行ったが、未発表のデータが存在する可能性は否定できない。今回のレビューでは対象文献が1報のみであり、今後の報告に注目していく必要がある。現時点では機能性を支持する文献が1報のみだが、査読付きのプラセボ対照試験であり、バイアスリスクは中程度であると評価した。

以上より、本届出商品に配合するパイナップル由来グルコシルセラミドを1.2mg/日、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、肌の潤いを逃がしにくくする機能と、睡眠の質の改善が見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると評価した。