2021年3月26日金曜日

ピーネジュウニプラスすりおろしにんじんドレッシング(株式会社ピックルスコーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ピックルスコーポレーションの機能性表示食品,Pne-12+(ピーネジュウニプラス)すりおろしにんじんドレッシングのエビデンス(科学的根拠)

株式会社ピックルスコーポレーションが消費者庁に届出た機能性表示食品【Pne-12+(ピーネジュウニプラス)すりおろしにんじんドレッシング】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。

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機能性表示食品まとめ一覧

株式会社ピックルスコーポレーション

【届出番号】
F910

【届出日】
2021/02/12

【届出者名】
株式会社ピックルスコーポレーション
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
Pne-12+(ピーネジュウニプラス)すりおろしにんじんドレッシング

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
Pne-12乳酸菌(Lb. plantarum PIC-NBN22)

フラクトオリゴ糖

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはPne-12乳酸菌(Lb. plantarum PIC-NBN22)とフラクトオリゴ糖が含まれます。Pne-12乳酸菌とフラクトオリゴ糖には、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
BMIが高めの方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
<Pne-12乳酸菌(Lactobacillus plantarum PIC-NBN22)>
 Pne-12乳酸菌が属するLactobacillus plantarum種は、EFSA(欧州食品安全機関)の安全性適格推定(QPS)微生物にリストされている。国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によれば、乳酸菌は適切に用いれば安全である。また、ナチュラルメディシン・データベースには、乳酸菌は、乳児や小児を含むほとんどの人にほぼ安全であり、副作用は通常軽く、よくみられる膨満感や腸内ガスであるとの記載もある。したがって、Pne-12乳酸菌の安全性については問題がないと考える。
<フラクトオリゴ糖>
 フラクトオリゴ糖が関与成分である特定保健用食品も存在し、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によれば、摂りすぎあるいは体調により、おなかが緩くなることがあるが、1日30 gまで、適切に摂取する場合、安全性が示唆されている。また、ナチュラルメディシン・データベースには、腸内ガス、大きい腸音、お腹の張り、胃痙攣、下痢を起こす可能性があるが、これら副作用は、30g/日未満の摂取なら、通常軽くてすむ、との記載もあるため、本届出食品の一日摂取目安量あたりフラクトオリゴ糖1.5 gは、過剰摂取に該当しないと考える。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎにより、おなかが緩くなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
HACCPに準拠した自社基準を策定、遵守した工場にて生産、製造、品質管理を実施。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
[標題]Pne-12乳酸菌(Lb. plantarum PIC-NBN22)とフラクトオリゴ糖による体脂肪低減機能に関する検証
[目的]成人健常者がPne-12乳酸菌とフラクトオリゴ糖を経口摂取することで、体脂肪が減少するかどうかを検証した。
[背景] Pne-12乳酸菌は胃酸および胆汁酸耐性の高い乳酸菌であり、プロバイオティクスとして有用であると考えられ、また、オリゴ糖の一種であるフラクトオリゴ糖はPne-12乳酸菌が属するLactobacillus plantarumによる資化性が高いとされるため、これらの同時摂取はシンバイオティクス効果がみられると考えられた。しかし、これら同時摂取による体脂肪低減に関して網羅的解析を行ったレビューは確認されなかったため、今回研究レビューを実施した。
[レビュー対象とした研究の特性] PubMed、医中誌を検索データベースとして使用した。(検索日:2020年6月5日)Pne-12乳酸菌とフラクトオリゴ糖の経口摂取による体脂肪低減機能を報じた文献は1報であった。抽出された論文に対し、質評価を行った。試験はBMI23以上30未満の成人健常者を対象としており、研究デザインはランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であった。また、重大な利益相反は確認されなかった。
[主な結果]採用した文献では、Pne-12乳酸菌とフラクトオリゴ糖を12週間、1日あたりそれぞれ2億個、1.5 g摂取することで、BMIが高めの方で、プラセボ群と比較して介入群において、肥満症を除き、全体脂肪が有意に減少したことから、Pne-12乳酸菌とフラクトオリゴ糖の摂取量はそれぞれ2億個、1.5 g以上が望ましいと判断した。
[科学的根拠の質]研究レビューで評価対象になった論文は、質の高い論文であり、肯定的な科学的根拠があると判断した。また、その他バイアスが生じる可能性があったため、エビデンス総体の質は「中」とした。未発表データが存在する可能性は否定できず、今後さらなる有効性の検証が必要である。

ピンキーフレッシュクリーンミント味(株式会社湖池屋)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社湖池屋の機能性表示食品,PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ)クリーンミント味のエビデンス(科学的根拠)

株式会社湖池屋が消費者庁に届出た機能性表示食品【PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ)クリーンミント味】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
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機能性表示食品まとめ一覧

株式会社湖池屋

【届出番号】
F909

【届出日】
2021/02/10

【届出者名】
株式会社湖池屋
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ)クリーンミント味

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
乳酸菌LS1(Lactobacillus salivarius TI2711株)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株)が含まれます。乳酸菌LS1 は、健康な歯ぐきを維持する機能があります。歯周組織の健康が気になる健常な方に適しています。

【想定する主な対象者】
歯周組織の健康な成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
乳酸菌LS1が含まれている商品は2004年11月に発売され、既に10年以上の販売実績があります。10年以上の販売期間の間に約85,000名のお客様へ、30.2tの錠剤、11,270兆個の乳酸菌LS1をお届けしております。北海道から沖縄まで全ての都道府県への販売実績があり、上は90歳から下は2歳のお子様まで幅広い年齢層の方々にご利用頂いております。このように、多くの乳酸菌LS1を様々な方が食されていますが、重大な健康被害は1件も発生しておりません。今までの食経験上から、安全な乳酸菌であると言えます。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に食べると、体質によりおなかがゆるくなる場合があります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品製造工場である株式会社三協 日の出工場は厚生労働省の健康食品GMPガイドラインに基づき、公益財団法人日本健康・栄養食品協会が定めたGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。さらに、食品安全マネジメントシステムであるISO22000を取得しています。また株式会社三協 大渕工場もGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題
乳酸菌LS1含有食品による歯ぐきに対する効果の検討

目的
歯周組織が健康な成人に対し乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株) を摂取さ せると、プラセボ摂取と比較して、歯ぐきに対してどのような効果があるか検討する。

背景
厚生労働省の調査では、35歳以上の方の77%に歯ぐきに何かしらの問題を抱えている。歯ぐきの状態の悪化は歯が抜け落ちる要因にもなるが、最近では生活習慣病などの全身疾患との関連も指摘されており、歯ぐきの状態を良好に保つことが、全身の健康維持にも重要となってきている。歯ぐきの状態は特定の細菌により悪化する。その細菌は常に口腔内に存在する菌で、薬剤などで完全に除去することは不可能である。そこで我々は、同じく口腔内に常に存在する 菌の中から歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制する乳酸菌LS1を選抜した。既に我々は、乳酸菌LS1が試験管内やヒトを対象とした試験で歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制することを示している。乳酸菌LS1により歯ぐきを悪化させる細菌を抑制できれば、歯ぐきを健康な状態に保てるのではないかと考えられる。そこで本試験では、乳酸菌LS1を配合した錠菓が歯ぐき の健康状態を維持するかどうか検討した。

方法
試験デザインは二重盲検無作為化比較試験、対象者は歯周組織が健康な成人とした。応募者38名から選択基準に含まれない3名を除外し35名を対象者として2群に無作為に分けた。一群には乳酸菌LS1を含む錠菓を、もう一群にはプラセボ錠菓を摂取させた。途中脱落者を除きLS1群15名プラセボ群14名に対して解析を行った。試験期間は12週間とし、1日1回乳酸菌LS1錠菓またはプラセボ錠菓を摂取させた。試験開始前と開始後4週ごと、さらに摂取終了4週後に歯ぐきの検査を実施した。尚、本試験は株式会社湖池屋より資金や摂取サンプルが提供されたが、湖池屋の関係者は試験の実施や結果の解析等一切関与していない。

主な結果
乳酸菌LS1群は摂取期間中歯ぐきの状態は一定に保たれたが、プラセボ群では経時的に悪化した。摂取開始12週で乳酸菌LS1群とプラセボ群で有意差が認められ、乳酸菌LS1の摂取はプラセボ群より歯ぐきの状態の悪化を抑制し、歯ぐきの健康状態が維持された。

科学的根拠の質
平成28年歯科疾患実態調査では若年ほど歯周組織は健康であるという結果となっている。本試験では健康な成人を対象としていることから、対象者の年齢構成は、若年ほど多く、男女比についても女性が多いという偏りがあることが生じている。しかし無作為比較試験であることや利益相反の点からも試験の質は担保されている。

デカビタキング(サントリー食品インターナショナル株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サントリー食品インターナショナル株式会社の機能性表示食品,DEKAVITA KING(デカビタキング)のエビデンス(科学的根拠)


サントリー食品インターナショナル株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【DEKAVITA KING(デカビタキング)】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。

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機能性表示食品まとめ一覧

サントリー食品インターナショナル株式会社

【届出番号】
F908

【届出日】
2021/02/10

【届出者名】
サントリー食品インターナショナル株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
DEKAVITA KING(デカビタキング)

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA(γ-アミノ酪酸)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはGABA が含まれます。GABA には仕事や勉強による一時的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり28 mg配合した飲料形態の加工食品である。最終製品での喫食実績がないため、既存情報を用いてGABAの安全性評価を実施した。

<食経験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれていることが知られており、例えばトマト・じゃがいもには100 gあたりGABA 35~63 mg程度含まれているという報告がある。
当該製品の機能性関与成分であるGABAの安全性について、これらの情報のみでは評価が不十分であると判断した。
<安全性試験に関する評価>
【既存情報を用いた評価(2次情報)】
遺伝毒性試験、単回・反復投与毒性試験において、安全性上問題となる情報は見当たらなかった。
ヒトでの安全性情報を確認したところ、GABA 80~400 ㎎/日を含有した食品で4~12週間連続摂取試験等が行われており、いずれの試験においても有害事象は認められず、安全性に問題は無いと考えられた。更にGABAは脳代謝改善薬ガンマロン錠として開発され、3 g/日の投与量で長期間にわたり使用されている。副作用については、食欲不振や下痢の報告があるが、重篤な副作用は報告されていない。  
以上より、当該製品に含まれているGABAには十分な安全性があると判断した。GABAには十分な安全性があると判断したが、1次情報においてヒトでの安全性情報を追加で確認した。
【既存情報を用いた評価(1次情報)】
GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が21報あった。11.5~1000 mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、21報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103.12の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。以上より、上記21報の安全性試験の結果から当該製品の機能性関与成分であるGABAには十分な安全性があると判断した。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、FSSC22000を取得している工場で製造する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
ア.標題
GABAによる疲労の軽減作用に関するシステマティックレビュー

イ.目的
健常成人を対象として、GABAを含む食品の経口摂取が、プラセボ食品の経口摂取と比較して、作業負荷後の一時的な疲労の軽減作用を示すかを、介入研究による報告を収集して検証する。

ウ.背景
GABAは野菜や果物、穀物等に多く含まれるアミノ酸の一種で、疲労の軽減作用を示すことが報告されている。そこで、GABAの摂取が健常成人において作業負荷後の一時的な疲労の軽減作用を示すか、統合的に検証した。

エ.レビュー対象とした研究の特性
健常成人において、GABAを含む食品の摂取が、プラセボ食品の摂取と比較して、作業負荷後の一時的な疲労の軽減作用を示すかを検証した研究を収集した。国内外のデータベースを使用し、2020年9月15日に検索を行い、検索日以前に発表された文献を網羅的に集めたところ、条件を満たす文献は7報7研究であった。7報7研究はいずれも日本で実施されたプラセボ対照クロスオーバー試験で、査読付き(専門家により審査された)論文であった。

オ.主な結果
評価した7研究は、健常成人にGABAを一日当たり28 mg~100 mg含む食品を摂取させることで、自律神経、作業負荷によるパフォーマンス、主観指標によって評価される作業負荷後の一時的な疲労の軽減作用において肯定的な結果を示していた。このことから、GABAを28 mg配合した当該製品の摂取によって、仕事や勉強による一時的な疲労感を軽減する機能が期待できると考えられた。

カ.科学的根拠の質
評価した研究において、対象者数が効果の検討に十分であるか不明であること、試験計画が事前登録されていないためデータの信頼性に関わるリスクが否定できないこと、利益相反(研究に影響を与える利害関係)のリスクが懸念されること、自律神経及び作業負荷によるパフォーマンスに対する評価対象研究が1研究で非一貫性が不明であること、否定的な研究結果が選択的に公開されていない可能性があることから、今後の研究を継続的に検証していく必要があると考えられた。

ピンキーフレッシュグレープ味(株式会社湖池屋)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社湖池屋の機能性表示食品,PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) グレープ味のエビデンス(科学的根拠)

株式会社湖池屋が消費者庁に届出た機能性表示食品【PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) グレープ味】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。

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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

株式会社湖池屋

【届出番号】
F907

【届出日】
2021/02/10

【届出者名】
株式会社湖池屋
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) グレープ味

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
乳酸菌LS1(Lactobacillus salivarius TI2711株)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株)が含まれます。乳酸菌LS1 は、健康な歯ぐきを維持する機能があります。歯周組織の健康が気になる健常な方に適しています。

【想定する主な対象者】
歯周組織の健康な成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
乳酸菌LS1が含まれている商品は2004年11月に発売され、既に10年以上の販売実績があります。10年以上の販売期間の間に約85,000名のお客様へ、30.2tの錠剤、11,270兆個の乳酸菌LS1をお届けしております。北海道から沖縄まで全ての都道府県への販売実績があり、上は90歳から下は2歳のお子様まで幅広い年齢層の方々にご利用頂いております。このように、多くの乳酸菌LS1を様々な方が食されていますが、重大な健康被害は1件も発生しておりません。今までの食経験上から、安全な乳酸菌であると言えます。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に食べると、体質によりおなかがゆるくなる場合があります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品製造工場である株式会社三協 日の出工場は厚生労働省の健康食品GMPガイドラインに基づき、公益財団法人日本健康・栄養食品協会が定めたGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。さらに、食品安全マネジメントシステムであるISO22000を取得しています。また株式会社三協 大渕工場もGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題
乳酸菌LS1含有食品による歯ぐきに対する効果の検討

目的
歯周組織が健康な成人に対し乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株) を摂取さ せると、プラセボ摂取と比較して、歯ぐきに対してどのような効果があるか検討する。

背景
厚生労働省の調査では、35歳以上の方の77%に歯ぐきに何かしらの問題を抱えている。歯ぐきの状態の悪化は歯が抜け落ちる要因にもなるが、最近では生活習慣病などの全身疾患との関連も指摘されており、歯ぐきの状態を良好に保つことが、全身の健康維持にも重要となってきている。歯ぐきの状態は特定の細菌により悪化する。その細菌は常に口腔内に存在する菌で、薬剤などで完全に除去することは不可能である。そこで我々は、同じく口腔内に常に存在する 菌の中から歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制する乳酸菌LS1を選抜した。既に我々は、乳酸菌LS1が試験管内やヒトを対象とした試験で歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制することを示している。乳酸菌LS1により歯ぐきを悪化させる細菌を抑制できれば、歯ぐきを健康な状態に保てるのではないかと考えられる。そこで本試験では、乳酸菌LS1を配合した錠菓が歯ぐき の健康状態を維持するかどうか検討した。

方法
試験デザインは二重盲検無作為化比較試験、対象者は歯周組織が健康な成人とした。応募者38名から選択基準に含まれない3名を除外し35名を対象者として2群に無作為に分けた。一群には乳酸菌LS1を含む錠菓を、もう一群にはプラセボ錠菓を摂取させた。途中脱落者を除きLS1群15名プラセボ群14名に対して解析を行った。試験期間は12週間とし、1日1回乳酸菌LS1錠菓またはプラセボ錠菓を摂取させた。試験開始前と開始後4週ごと、さらに摂取終了4週後に歯ぐきの検査を実施した。尚、本試験は株式会社湖池屋より資金や摂取サンプルが提供されたが、湖池屋の関係者は試験の実施や結果の解析等一切関与していない。

主な結果
乳酸菌LS1群は摂取期間中歯ぐきの状態は一定に保たれたが、プラセボ群では経時的に悪化した。摂取開始12週で乳酸菌LS1群とプラセボ群で有意差が認められ、乳酸菌LS1の摂取はプラセボ群より歯ぐきの状態の悪化を抑制し、歯ぐきの健康状態が維持された。

科学的根拠の質
平成28年歯科疾患実態調査では若年ほど歯周組織は健康であるという結果となっている。本試験では健康な成人を対象としていることから、対象者の年齢構成は、若年ほど多く、男女比についても女性が多いという偏りがあることが生じている。しかし無作為比較試験であることや利益相反の点からも試験の質は担保されている。

ピンキーフレッシュヨーグルト味(株式会社湖池屋)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社湖池屋の機能性表示食品,PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) ヨーグルト味のエビデンス(科学的根拠)


株式会社湖池屋
が消費者庁に届出た機能性表示食品【PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) ヨーグルト味】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社湖池屋

【届出番号】
F906
株式会社湖池屋
(9011401005578)

乳酸菌LS1(Lactobacillus salivarius TI2711株)

【届出日】
2021/02/10

【届出者名】
株式会社湖池屋
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
PinkyFRESH(ピンキーフレッシュ) ヨーグルト味

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
乳酸菌LS1(Lactobacillus salivarius TI2711株)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株)が含まれます。乳酸菌LS1 は、健康な歯ぐきを維持する機能があります。歯周組織の健康が気になる健常な方に適しています。

【想定する主な対象者】
歯周組織の健康な成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
乳酸菌LS1が含まれている商品は2004年11月に発売され、既に10年以上の販売実績があります。10年以上の販売期間の間に約85,000名のお客様へ、30.2tの錠剤、11,270兆個の乳酸菌LS1をお届けしております。北海道から沖縄まで全ての都道府県への販売実績があり、上は90歳から下は2歳のお子様まで幅広い年齢層の方々にご利用頂いております。このように、多くの乳酸菌LS1を様々な方が食されていますが、重大な健康被害は1件も発生しておりません。今までの食経験上から、安全な乳酸菌であると言えます。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に食べると、体質によりおなかがゆるくなる場合があります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品製造工場である株式会社三協 日の出工場は厚生労働省の健康食品GMPガイドラインに基づき、公益財団法人日本健康・栄養食品協会が定めたGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。さらに、食品安全マネジメントシステムであるISO22000を取得しています。また株式会社三協 大渕工場もGMP認定制度の規定に適合した認定を取得しています。

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題
乳酸菌LS1含有食品による歯ぐきに対する効果の検討

目的
歯周組織が健康な成人に対し乳酸菌LS1 (Lactobacillus salivarius TI2711株) を摂取さ せると、プラセボ摂取と比較して、歯ぐきに対してどのような効果があるか検討する。

背景
厚生労働省の調査では、35歳以上の方の77%に歯ぐきに何かしらの問題を抱えている。歯ぐきの状態の悪化は歯が抜け落ちる要因にもなるが、最近では生活習慣病などの全身疾患との関連も指摘されており、歯ぐきの状態を良好に保つことが、全身の健康維持にも重要となってきている。歯ぐきの状態は特定の細菌により悪化する。その細菌は常に口腔内に存在する菌で、薬剤などで完全に除去することは不可能である。そこで我々は、同じく口腔内に常に存在する 菌の中から歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制する乳酸菌LS1を選抜した。既に我々は、乳酸菌LS1が試験管内やヒトを対象とした試験で歯ぐきの状態を悪化させる細菌を抑制することを示している。乳酸菌LS1により歯ぐきを悪化させる細菌を抑制できれば、歯ぐきを健康な状態に保てるのではないかと考えられる。そこで本試験では、乳酸菌LS1を配合した錠菓が歯ぐき の健康状態を維持するかどうか検討した。

方法
試験デザインは二重盲検無作為化比較試験、対象者は歯周組織が健康な成人とした。応募者38名から選択基準に含まれない3名を除外し35名を対象者として2群に無作為に分けた。一群には乳酸菌LS1を含む錠菓を、もう一群にはプラセボ錠菓を摂取させた。途中脱落者を除きLS1群15名プラセボ群14名に対して解析を行った。試験期間は12週間とし、1日1回乳酸菌LS1錠菓またはプラセボ錠菓を摂取させた。試験開始前と開始後4週ごと、さらに摂取終了4週後に歯ぐきの検査を実施した。尚、本試験は株式会社湖池屋より資金や摂取サンプルが提供されたが、湖池屋の関係者は試験の実施や結果の解析等一切関与していない。

主な結果
乳酸菌LS1群は摂取期間中歯ぐきの状態は一定に保たれたが、プラセボ群では経時的に悪化した。摂取開始12週で乳酸菌LS1群とプラセボ群で有意差が認められ、乳酸菌LS1の摂取はプラセボ群より歯ぐきの状態の悪化を抑制し、歯ぐきの健康状態が維持された。

科学的根拠の質
平成28年歯科疾患実態調査では若年ほど歯周組織は健康であるという結果となっている。本試験では健康な成人を対象としていることから、対象者の年齢構成は、若年ほど多く、男女比についても女性が多いという偏りがあることが生じている。しかし無作為比較試験であることや利益相反の点からも試験の質は担保されている。