ビーテック株式会社の機能性表示食品,女性の夕方の脚のむくみ軽減のエビデンス(科学的根拠) |
ビーテック株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【女性の夕方の脚のむくみ軽減】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ビーテック株式会社 |
【届出番号】 |
F934 |
【届出日】 |
2021/02/18 |
【届出者名】 |
ビーテック株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
女性の夕方の脚のむくみ軽減 |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ヒハツ由来ピペリン類 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
脚のむくみが気になる健常な女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
安全性に関わる情報として既存情報による安全性試験の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告が行われておりました。「ヒハツ由来ピペリン類」の摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験において、問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からヒハツ由来ピペリン類の安全性について、問題ないと判断いたしました。また、文献中で用いられているヒハツ抽出物が本届出食品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であることから、本届出食品との同等性については問題ないと考えられました。更に、本届出食品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ヒハツ由来ピペリン類及び本届出食品は安全であり、本届出食品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●1日摂取目安量を守ってください。●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。●体調・体質により、まれに合わない場合がありますので、その場合はご使用をお控えください。●時間が経ってもむくみが回復しない(一過性ではない)、脚以外の部位がむくむ、左右で症状に差がある、その他体に異常がある場合は、医師の診察をお勧めします。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出食品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ア 標題 「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。一過性の脚のむくみの低減に役立つ報告はありますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。 オ 主な結果 上記文献は脚のむくみを自覚する健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、むくみの評価指標である体水分に対する脚の細胞外水分の比の、座位負荷による上昇を統計学的に有意に抑制しており(p=0.013)、一過性の脚のむくみを軽減する効果が認められていました。 カ 科学的根拠の質 ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年4月2日金曜日
女性の夕方の脚のむくみ軽減(ビーテック株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
オリゴワンオリゴ糖シロップ分包(株式会社ハーバー研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品,オリゴワン オリゴ糖シロップ 分包のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ハーバー研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【オリゴワン オリゴ糖シロップ 分包】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
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【届出番号】 |
F933 |
【届出日】 |
2021/02/18 |
【届出者名】 |
株式会社ハーバー研究所 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
オリゴワン オリゴ糖シロップ 分包 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
乳糖果糖オリゴ糖 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には乳糖果糖オリゴ糖が含まれています。乳糖果糖オリゴ糖は、おなかの中のビフィズス菌を増やして、腸内環境を良好に保ち、便通を改善することが報告されています。また、乳糖果糖オリゴ糖は、食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進することが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
腸内環境を良好に保ち便通を改善したい健常者。食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進したい健常者。 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出製品は2015年3月より発売しており、これまでに40包入り約22.3万袋が出荷されているが(2020年8月時点)、重篤な健康被害は発生していない。 また、本届出製品に使用される乳糖果糖オリゴ糖は1991年に発売され、食経験は約30年に及ぶが、これまでに安全性上の問題は見られていない。また規格基準型特定保健用食品の関与成分にも設定されており(特保関与成分名:乳果オリゴ糖)、これまでに乳糖果糖オリゴ糖を含む製品を起因とする重篤な健康被害は発生していない。 医薬品との相互作用について公的機関(独立行政法人国立健康・栄養研究所)のデータベースにて調査したが、問題のある報告は見当たらなかった(2020年8月現在)。 尚、乳糖果糖オリゴ糖の最大無作用量は0.6g/kg体重(※1)とされており、体重60kgのヒトに換算すると36gに相当する。本届出製品の1日摂取量当たりの含量の乳糖果糖オリゴ糖3.2g~9.6gはこれに比べて十分に低い。これらのことから摂取に関して安全性上の問題はないと判断した。ただし、注意喚起として「1日あたりの摂取目安量をお守りください。」「一度に多量に摂ると、体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と表示した。 (※1)ラクトスクロース摂取と胃腸症状との関係-最大無作用量に関する考察-<澱粉科学、40(1)、15~19(1993)> |
【摂取する上での注意事項】 |
<摂取上のご注意>●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。便通を改善したい方や、カルシウムの吸収を促進したい方、マグネシウムの吸収を促進したい方は、それぞれの1日摂取目安量を守ってください。●一度に多量に摂ると、体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。<ご注意>●食品によるアレルギーが認められる方は、原材料名をご確認ください。●結晶が出ることがありますが、品質に問題はありません。●保存中に中身が黄色く着色することがありますが、糖の褐変によるもので、品質に問題はありません。●フィルムの切口でのケガにご注意ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
ISO 22000を取得した工程で製造し、その認証内容に従って製造・品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用の検証 【目的】罹患していない者において、乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用について、乳糖果糖オリゴ糖を含まない対照食品(プラセボ)群、もしくは非摂取群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的とした。 【背景】乳糖果糖オリゴ糖は乳果オリゴ糖、ラクトスクロースとも呼ばれる難消化性のオリゴ糖で、整腸作用を有することが報告されている。乳糖果糖オリゴ糖は特定保健用食品(規格基準型)制度における関与成分でもあり(特保関与成分名は乳果オリゴ糖)、2020年1月までに40製品以上が特定保健用食品として“整腸作用”の表示許可を受けている。しかしながら、乳糖果糖オリゴ糖を摂取したときの整腸効果に関する多くの研究をまとめて評価したものがなく、その効果を検証するため、本研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 論文の検索日:2019年10月25日(PubMed、The Cochrane Library、JDreamⅢ、医中誌web、CiNii Articles) 検索対象期間:全期間(2019年10月まで) 対象集団の特性:健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)および疾病に罹患していない者 最終的に評価した論文数:13報 利益相反情報:研究レビューは塩水港精糖株式会社が株式会社薬事法マーケティング事務所に依頼し実施した。 【主な結果】本研究レビューにおいて、乳糖果糖オリゴ糖の摂取における整腸作用に関するアウトカム指標ごとに評価した結果、排便回数では9報中8報、排便日数は10報中9報、排便量は11報中9報、糞便Bifidobacterium数は11報中9報、及び糞便中Bifidobacterium占有率は10報中8報で有意に増加していた。また、評価項目ごとにメタアナリシスによる定量的な統合を実施したところ、いずれの評価項目でも、プラセボ摂取群もしくは非摂取群と比較して乳糖果糖オリゴ糖摂取群による統合効果が有意であることが確認され、乳糖果糖オリゴ糖の摂取により整腸作用を示すことが認められた。 【科学的根拠の質】 本研究レビューにおいて評価した全ての論文の試験デザイン(試験方法等)、整腸効果を調査する目的に適合していることを確認した。採用された論文は全てRCTで行ったものであり、研究の質は高い。試験デザインや結果の妥当性、非直接性、各研究間の一貫性、出版バイアス等について検討した結果、大きな問題はなく、科学的根拠の質は高いと評価された。以上のことから、今回評価した論文全体を通して、科学的根拠の質は確保されていると評価した。 【標題】乳糖果糖オリゴ糖の摂取による食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能の検証 【目的】本研究の目的は、P: 健常成人が、I: 乳糖果糖オリゴ糖含有食品 (食品形態は問わない)を経口摂取することにより、C: プラセボ (配合内容は問わない) の経口摂取もしくは非摂取群と比較して、O: 食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能がみられるか、評価することである。 【背景】高齢化が急速に進む現在の日本において、骨粗しょう症の増加が問題となっている。その発症の要因として、慢性的なカルシウムの摂取不足が指摘されている。マグネシウムはカルシウムと共に骨の健康に必要なミネラルであり、カルシウムの作用と密接に関与しているが、カルシウムの摂取量に対するマグネシウムの相対的摂取不足が、様々な疾患の要因として重要視されている。乳糖果糖オリゴ糖を食品として摂取することで、食事からのミネラル(カルシウム、マグネシウム)の吸収を促進することが報告されており、特定保健用食品の関与成分としても使用されている。そこで乳糖果糖オリゴ糖のミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能に関して体系的に評価するため、研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】検索日:日本国内外の文献 2017年3月24日PubMed, The Cochrane Library、2017年4月26日医中誌Web,JDreamⅢ(JSTPlus + JMEDPlus + JST7580) 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く) 最終的に評価した論文数:3報 研究デザイン:ランダム化比較試験 利益相反:本研究レビューは、塩水港精糖株式会社からの資金提供を受けて実施されたものである。 【主な結果】乳糖果糖オリゴ糖を1日あたりの摂取目安量2.91g以上摂取することによって、食事に含まれるミネラル(カルシウム)の吸収を促進し、1日あたりの摂取目安量6.6g以上摂取することによって、食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進する機能があることが結論づけられた。 【科学的根拠の質】採用論文は3報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、「尿中カルシウム排泄量」「カルシウム吸収率」「カルシウム保持率」「マグネシウム吸収率」「マグネシウム保持率」についていずれの評価項目でも、プラセボ摂取群と比較して乳糖果糖オリゴ糖摂取群による有意差が認められたため、信頼性は高いと考える。 |
ラベル:
株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品
オリゴワン オリゴ糖シロップ(株式会社ハーバー研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品,オリゴワン オリゴ糖シロップのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社ハーバー研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【オリゴワン オリゴ糖シロップ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ハーバー研究所 |
【届出番号】 |
F932 |
【届出日】 |
2021/02/18 |
【届出者名】 |
株式会社ハーバー研究所 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
オリゴワン オリゴ糖シロップ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
乳糖果糖オリゴ糖 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には乳糖果糖オリゴ糖が含まれています。乳糖果糖オリゴ糖は、おなかの中のビフィズス菌を増やして、腸内環境を良好に保ち、便通を改善することが報告されています。また、乳糖果糖オリゴ糖は、食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進することが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
腸内環境を良好に保ち便通を改善したい健常者。食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進したい健常者。 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出製品は、2kg入りを2015年3月より発売しており、これまでに約17.4万本を出荷している(2020年8月時点)、また500g入りを2018年5月より発売しており、これまでに約3.7万本を出荷しているが(2020年8月時点)、いずれも重篤な健康被害は発生していない。 医薬品との相互作用について公的機関(独立行政法人国立健康・栄養研究所)のデータベースにて調査したが、問題のある報告は見当たらなかった(2020年8月現在)。 尚、乳糖果糖オリゴ糖の最大無作用量は0.6g/kg体重(※1)とされており、体重60kgのヒトに換算すると36gに相当する。本届出製品の1日摂取量当たりの含量の乳糖果糖オリゴ糖3.2g~9.6gはこれに比べて十分に低い。これらのことから摂取に関して安全性上の問題はないと判断した。ただし、注意喚起として「1日あたりの摂取目安量をお守りください。」「一度に多量に摂ると、体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と表示した。 (※1)ラクトスクロース摂取と胃腸症状との関係-最大無作用量に関する考察-<澱粉科学、40(1)、15~19(1993)> |
【摂取する上での注意事項】 |
<摂取上のご注意>●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。便通を改善したい方や、カルシウムの吸収を促進したい方、マグネシウムの吸収を促進したい方は、それぞれの1日摂取目安量を守ってください。●一度に多量に摂ると、体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。<ご注意>●食品によるアレルギーが認められる方は、原材料名をご確認ください。●結晶が出ることがありますが、品質に問題はありません。●保存中に中身が黄色く着色することがありますが、糖の褐変によるもので、品質に問題はありません。(500g容量のみ ●開栓後、リングを取ってご使用ください。)●キャップが明けにくくなる場合がありますので、使用後は口栓に付いたシロップを拭き取ってから、キャップを閉めてください。●開栓後は常温で保管し、なるべくお早めにご使用ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
<関西製糖株式会社> ISO 22000を取得した工程で製造し、その認証内容に従って製造・品質管理を行っている。<株式会社ワゲンセ>製造施設や装置の適切性、清掃、洗浄及び保守、防虫・防鼠、原料・資材の管理、作業要員の衛生管理、ユーティリティや廃棄物の管理、交差汚染の管理等の手順を定めて自主運用を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用の検証 【目的】罹患していない者において、乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用について、乳糖果糖オリゴ糖を含まない対照食品(プラセボ)群、もしくは非摂取群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的とした。 【背景】乳糖果糖オリゴ糖は乳果オリゴ糖、ラクトスクロースとも呼ばれる難消化性のオリゴ糖で、整腸作用を有することが報告されている。乳糖果糖オリゴ糖は特定保健用食品(規格基準型)制度における関与成分でもあり(特保関与成分名は乳果オリゴ糖)、2020年1月までに40製品以上が特定保健用食品として“整腸作用”の表示許可を受けている。しかしながら、乳糖果糖オリゴ糖を摂取したときの整腸効果に関する多くの研究をまとめて評価したものがなく、その効果を検証するため、本研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 論文の検索日:2019年10月25日(PubMed、The Cochrane Library、JDreamⅢ、医中誌web、CiNii Articles) 検索対象期間:全期間(2019年10月まで) 対象集団の特性:健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)および疾病に罹患していない者 最終的に評価した論文数:13報 利益相反情報:研究レビューは塩水港精糖株式会社が株式会社薬事法マーケティング事務所に依頼し実施した。 【主な結果】本研究レビューにおいて、乳糖果糖オリゴ糖の摂取における整腸作用に関するアウトカム指標ごとに評価した結果、排便回数では9報中8報、排便日数は10報中9報、排便量は11報中9報、糞便Bifidobacterium数は11報中9報、及び糞便中Bifidobacterium占有率は10報中8報で有意に増加していた。また、評価項目ごとにメタアナリシスによる定量的な統合を実施したところ、いずれの評価項目でも、プラセボ摂取群もしくは非摂取群と比較して乳糖果糖オリゴ糖摂取群による統合効果が有意であることが確認され、乳糖果糖オリゴ糖の摂取により整腸作用を示すことが認められた。 【科学的根拠の質】 本研究レビューにおいて評価した全ての論文の試験デザイン(試験方法等)、整腸効果を調査する目的に適合していることを確認した。採用された論文は全てRCTで行ったものであり、研究の質は高い。試験デザインや結果の妥当性、非直接性、各研究間の一貫性、出版バイアス等について検討した結果、大きな問題はなく、科学的根拠の質は高いと評価された。以上のことから、今回評価した論文全体を通して、科学的根拠の質は確保されていると評価した。 【標題】乳糖果糖オリゴ糖の摂取による食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能の検証 【目的】本研究の目的は、P: 健常成人が、I: 乳糖果糖オリゴ糖含有食品 (食品形態は問わない)を経口摂取することにより、C: プラセボ (配合内容は問わない) の経口摂取もしくは非摂取群と比較して、O: 食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能がみられるか、評価することである。 【背景】高齢化が急速に進む現在の日本において、骨粗しょう症の増加が問題となっている。その発症の要因として、慢性的なカルシウムの摂取不足が指摘されている。マグネシウムはカルシウムと共に骨の健康に必要なミネラルであり、カルシウムの作用と密接に関与しているが、カルシウムの摂取量に対するマグネシウムの相対的摂取不足が、様々な疾患の要因として重要視されている。乳糖果糖オリゴ糖を食品として摂取することで、食事からのミネラル(カルシウム、マグネシウム)の吸収を促進することが報告されており、特定保健用食品の関与成分としても使用されている。そこで乳糖果糖オリゴ糖のミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収促進機能に関して体系的に評価するため、研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】検索日:日本国内外の文献 2017年3月24日PubMed, The Cochrane Library、2017年4月26日医中誌Web,JDreamⅢ(JSTPlus + JMEDPlus + JST7580) 検索対象期間:検索日までの全期間 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く) 最終的に評価した論文数:3報 研究デザイン:ランダム化比較試験 利益相反:本研究レビューは塩水港精糖株式会社が株式会社薬事法マーケティング事務所に依頼し実施した。 【主な結果】乳糖果糖オリゴ糖を1日あたりの摂取目安量2.91g以上摂取することによって、食事に含まれるミネラル(カルシウム)の吸収を促進し、1日あたりの摂取目安量6.6g以上摂取することによって、食事に含まれるミネラル(カルシウム・マグネシウム)の吸収を促進する機能があることが結論づけられた。 【科学的根拠の質】採用論文は3報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、「尿中カルシウム排泄量」「カルシウム吸収率」「カルシウム保持率」「マグネシウム吸収率」「マグネシウム保持率」についていずれの評価項目でも、プラセボ摂取群と比較して乳糖果糖オリゴ糖摂取群による有意差が認められたため、信頼性は高いと考える。 |
ラベル:
株式会社ハーバー研究所の機能性表示食品
新がり完成品STM白(遠藤食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
遠藤食品株式会社の機能性表示食品,新がり完成品STM(エスティーエム)白のエビデンス(科学的根拠) |
遠藤食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【新がり完成品STM(エスティーエム)白】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 遠藤食品株式会社 |
【届出番号】 |
F931 |
【届出日】 |
2021/02/18 |
【届出者名】 |
遠藤食品株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
新がり完成品STM(エスティーエム)白 |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
ショウガ由来ポリフェノール クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはショウガ由来ポリフェノールが含まれています。ショウガ由来ポリフェノールには気温や室温が低い条件下において、手の指先のような末梢部の体温を維持する機能があることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
ショウガ(Zingiber officinaale Roscoe)は古くから食用として世界で用いられている他、漢方薬や香辛料として広く用いられる食材です。また、当該食品の機能性関与成分であるショウガ由来ポリフェノールは原料のショウガに由来した特有の成分です。当該食品そのものの機能性表示食品としての販売実績はありませんが、類似する食品としては下記の通り、喫食実績を評価することができます。 摂取集団:国籍 主に日本全国 年齢 制限なし 性別 制限なし 健康状態 制限なし 規模 日本全国の一般家庭、外食チェーンなど幅広い 摂取形状:“がり(甘酢生姜)”として 摂取方法:“がり(甘酢生姜)”としてそのまま摂取 摂取頻度:毎日習慣的に摂取する人~1年に数回程度の人まで 食習慣等を踏まえた機能性関与成分又は当該成分を含有する食品の日常的な摂取量:ショウガ由来ポリフェノール 機能性関与成分の含有量:3.07mg以上/7.2g(2パック) 市販食品の販売期間:西暦1961年から流通している。 これまでの販売量:1961年の創業以来、当該食品同様の生姜製品を加工販売。直近では年間約5000トンの生姜を加工し、当該食品同様の商品を販売している。なお、当該食品ついては、1990年の発売開始から約20年これまで1億食以上(規格が同等の品をふくめると、2億食以上)が市場に流通し食された。 健康被害情報 弊社では、1961年の創業以来、当該食品同様の生姜製品を加工販売してまいりました。直近では年間約5000トンの生姜を加工し、当該食品同様の商品を販売しております。なお、当該食品については、1990年の発売開始から約20年これまで1億食以上(規格が同等の食品をふくめると、2億食以上)が市場に流通し食されてきました。当該食品と因果関係のある健康被害は報告されておりません。以上のことから、生姜は一定の食経験を有しており、安全性は高いと考えられます。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗血栓薬、降圧薬、糖尿病治療薬、免疫抑制剤などの医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該食品は、FSSC22000認証取得および、とちぎHACCP(都道府県等HACCP)、JAS認定を受けた工場で製造されています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】機能性関与成分ショウガ由来ポリフェノールの末梢体温を維持する機能性に関するシステマティック・レビュー 【目的】健常人がショウガ由来ポリフェノールを摂取することにより気温や室温が低い条件下において末梢体温を維持する機能があるか否かについて、ヒト試験論文のシステマティック・レビューを実施し、検証しました。 【背景】ショウガに含有されるジンゲロール類やショウガオール類はエネルギー代謝亢進、体熱産生に関わる作用機序は知られていますが、実際に人における有効性は明確ではありませんでした。そこで、健常人に対するショウガ由来ポリフェノールの摂取による末梢体温維持機能について、検証することとしました。 【レビュー対象とした研究の特性】英語及び日本語のデータベースを用いて関連研究を網羅的に検索しました。研究の適格基準は、研究の参加者は健常人であること、介入はショウガ由来ポリフェノール配合食品またはショウガ由来ポリフェノールそのものの経口摂取であること、プラセボなどのコントロールとの比較により末梢体温を維持する機能を評価した研究を対象とし、採用された論文について、バイアスリスク、非直線性、不精確性、非一貫性及びアウトカムを評価し、総合的に機能性の根拠となるかを検証しました。 【主な結果】適格基準に合致したヒト試験論文4報が採用され、健常者において、ショウガ由来ポリフェノール3.07mg以上の摂取が手の指先のような末梢部の体温を維持する機能に対して科学的根拠があると評価しました。当該食品には3.07mg 以上のショウガ由来ポリフェノールが含まれており、本研究レビュー結果を適用することに問題はないと判断しました。 【科学的根拠の質】本研究レビューの限界として、女性を対象とした場合が多いこと、ランダム化、割り付けの隠蔵に関する詳細な記述が少なかったことから個々の研究や全研究のバイアスリスクを完全に否定できないことなどが挙げられましたが、末梢体温を維持する効果には一貫性があり、科学的根拠の質は担保されていると判断されました。 |
カルピス健康通販ロコトモ(アサヒグループ食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
アサヒグループ食品株式会社の機能性表示食品,カルピス健康通販 ロコトモのエビデンス(科学的根拠) |
アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【カルピス健康通販 ロコトモ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 アサヒグループ食品株式会社 |
【届出番号】 |
F930 |
【届出日】 |
2021/02/18 |
【届出者名】 |
アサヒグループ食品株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
カルピス健康通販 ロコトモ |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)が含まれます。乳酸菌CP2998株は、健常な高齢者の加齢によって衰える太ももの筋肉の活動量を上げることにより、歩くピッチおよび歩行速度の向上に役立つ機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
健常な高齢者 |
【安全性の評価方法】 |
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1, 安全性の評価 ①食経験の評価 当該製品は、一日摂取目安量として機能性関与成分乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)を5000億個含んだ錠剤です。2019年6月より販売されている「ロコトモ」は当該製品と同一であり、これまでに「ロコトモ」が原因と判断できる重大な健康被害情報は報告されておりません。 ②既存情報による評価 既存情報を用いて機能性関与成分の安全性に関して調査した結果、以下の内容が報告されています。 乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)5000億個を含む試験食品を12週間摂取させたところ、安全性に問題なかったことが報告されています。 ③安全性試験の実施 一日摂取目安量の約22倍量(約11兆個)の乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)を含む試験食品を4週間摂取させたところ、臨床上問題となる異常変動はなく、試験食品摂取に起因すると考えられる有害事象は認められませんでした。 以上より、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)は、長期摂取試験や過剰摂取安全性試験で問題が認められなかったこと、さらに当該製品の機能性関与成分以外の原料は、いずれも食品や食品添加物として広く利用されており、十分な食経験を有するものであることから、当該製品の安全性に問題はなく、機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場にて、健康補助食品GMPに準拠した衛生管理、品質管理の下で製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ア 標題 最終製品「カルピス健康通販 ロコトモ」に含有する機能性関与成分乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)の歩行機能の向上に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な成人に、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)を含む食品を摂取させたときに、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)を含まないプラセボ食品と比較して、歩行機能を向上させるかどうか検証することを目的としました。 ウ 背景 乳酸菌などの有用微生物は、健康の維持増進に役立つことが知られています。そこで、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)が健康な成人の歩行機能に及ぼす影響について、定性的研究レビューを実施しました。 エ レビュー対象とした研究の特性 公開されている文献データベースから、健康な日本人成人男女を対象として、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)が含まれている食品を継続摂取させたときの歩行機能への影響を報告した査読付きヒト介入試験論文を検索し、1件の文献を採用しました。採用された文献について、乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)が含まれている食品の摂取による歩行機能の向上に関する必要な情報を抽出し、評価しました。 オ 主な結果 採用された文献1報を精査した結果、健常な高齢者に5000億個の乳酸菌CP2998株(L. curvatus CP2998)を含む食品を摂取させることで、プラセボ群と比較して、有意な歩行速度およびケイデンス(歩くピッチ)の増加が確認できました。 カ 科学的根拠の質 本研究レビューでは、採用された文献が1件でした。出版バイアスの可能性が否定できないため、今後のさらなる研究の充実が望まれます。 |
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