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機能性表示食品:アルロー酢には、アルロースが含まれます。アルロースには、日常生活(安静時や日常活動時)のエネルギー代謝において、脂肪の燃焼を高める機能があることが報告されています。 |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
I1163 2024/01/16 ni94■株式会社日本自然発酵知多 (7180001115962) アルロー酢 加工食品(その他) アルロース |
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(楽天市場)
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機能性表示食品 届出企業全リスト |
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【表示しようとする機能性】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本品にはアルロースが含まれます。 アルロースには、日常生活(安静時や日常活動時)のエネルギー代謝において、脂肪の燃焼を高める機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
健常成人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
①食経験の評価 本品の機能性関与成分であるアルロースは、自然界に微量に存在する単糖の1つである。アルロースは果糖を含む食品の加熱調理などによって生じることから、異性化糖やコーヒー、ウスターソースなど一般的な食品にも含まれており、日常的に1日当たり200mg程度摂取していると推定されている。また、2011年よりアルロースを約5%含有するシロップが、飲料やスイーツなど様々な加工食品に甘味料として利用され、その累積販売数量は約5200トンである。さらに海外では、アルロースを含む食品が270品目以上販売されている。これらのことから、アルロースには食経験がある。しかし、日常的な摂取量は少量であり、上記の情報は本品ではないことから、既存情報による安全性の評価を行った。 ②既存情報による安全性の評価 関与成分としてアルロース(プシコース、一日摂取目安量5g)を含む甘味料について、食品安全委員会において食品健康影響評価が実施され、特定保健用食品評価書が公表されている。評価書の概要は以下の通りであった。「本食品の一日摂取目安量の摂取によるLDL-Cの上昇を否定することはできなかった。LDL-Cは日常の食生活の変動等で変化することもあり、LDL-Cの上昇は直ちに健康に影響を与えるものではないと考えられ、脂質異常症ではなくかつ糖尿病・高血圧・喫煙等の冠動脈疾患リスクのない人が本食品を一日摂取目安量摂取した場合は安全上のリスクは低いと考えられる。しかし、高LDL-C血症及び境界域高LDL-C血症の人は、本食品の摂取に注意が必要であると考えられる。」 以上の評価結果より、本品の対象者である健常成人が1日当たり5gのアルロースを摂取した場合の安全上のリスクは低いと考えられ、安全性に問題はないと判断した。ただし、評価結果を考慮して過剰摂取を避けるため、一日摂取目安量を守って使用するよう注意事項を記載することとした。 なお、②の評価によりリスクが懸念されたLDL-C高値者(糖尿病予備軍を含む)に対して、1日当たり5gあるいはその3倍量15gのアルロースを含有する飲料を12ヶ月継続摂取させて安全性を評価した結果、アルロース摂取によりT-ChoやLDL-Cは上昇せず、安全性に問題がないことが確認されている。 |
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【摂取する上での注意事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISO 22000 認証を取得した工場で製造しており、その認証に従って製造・品質管理を行っている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【機能性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【標題】 アルロースの健常成人に対するエネルギー代謝における脂肪の消費を高める機能に関する研究レビュー 【目的】 健常成人に対して、アルロースの単回摂取がエネルギー代謝における脂肪の消費を高めるかについて評価した。 【背景】 肥満は、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態であると定義され、糖尿病、脂質異常症、心血管疾患等の様々な疾患の要因となる。そのため、健康日本21では「肥満者の減少」が目標として掲げられており、肥満の予防や改善は重要な課題とされている。肥満の予防には、食生活の改善によるエネルギー摂取量の調整および日々のエネルギー消費量の増加を組み合わせたエネルギー出納を維持することが必要であり、肥満への対応策の1つとして、エネルギー代謝における脂肪の消費を高める食品素材が注目されている。そこで、健常成人において脂肪の燃焼を促進する(消費を高める)ことが報告されているアルロースについて、研究レビューを実施した。 【レビュー対象とした研究の特性】 ・文献検索日:2021年8月3日 ・検索対象期間:各データベース開設または搭載されている最初の時点から検索日までの全期間 ・対象集団の特性:健常成人 ・最終的に評価した文献数:3報 ・研究デザイン:単回摂取によるランダム化クロスオーバー比較試験 ・利益相反情報:松谷化学工業㈱が研究レビューを実施 【主な結果】 アルロースの摂取によりエネルギー代謝における脂肪の消費を高めることが示され、その有効量は1回当たりアルロース5gであった。なお、この結果は日常生活(安静時や日常活動時)において認められた。 【科学的根拠の質】 本研究レビューは研究数が3報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため、定性的なレビューとした。しかし、いずれの研究もランダム化比較試験で実施され、一貫して有意な結果が得られていたため信頼性は高いと考えられる。ただし、未発表データが存在する可能性があり出版バイアスの存在を否定できなかったことから、継続した調査が必要である。 |
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消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
人気の投稿
2024年3月2日土曜日
アルロー酢(株式会社日本自然発酵知多)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
リズムハーブSプラス(株式会社仁川薬局)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
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機能性表示食品:リズムハーブSプラスには、サイリウム種皮由来の食物繊維が含まれます。サイリウム種皮由来の食物繊維にはお通じの量や回数を増やす便通改善機能に役立つことが報告されています。 |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
I1162 2024/01/16 ni93■株式会社仁川薬局 (5140001081847) リズムハーブSプラス 加工食品(サプリメント形状) サイリウム種皮由来の食物繊維 |
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(楽天市場)
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機能性表示食品 届出企業全リスト |
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【表示しようとする機能性】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本品にはサイリウム種皮由来の食物繊維が含まれます。 サイリウム種皮由来の食物繊維にはお通じの量や回数を増やす便通改善機能に役立つことが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お腹の調子を整えたい若しくはお通じが気になる健康な成人男女 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
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【安全性に関する届出者の評価】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本商品に類似する商品としては、本商品と同様のステック包装で1袋にプランタゴ・オバタ種皮末3.45g(サイリウム種皮由来の食物繊維2.8g含有)を含むリズムハーブSがあります。類似商品に含まれるプランタゴ・オバタは、サイリウムとも言われ、本製品とリズムハーブSに使用している原材料とは同一のものであり、サイリウム種皮由来の食物繊維含有量は本商品の1日摂取量2袋(サイリウム種皮由来の食物繊維7.2g)に対し、類似商品は1日摂取量3袋(サイリウム種皮由来の食物繊維8.4g)で使用され、健康被害は報告されていない。 日本国内において、届出者が販売する類似商品(本商品と内容が同じ)「リズムハーブS」は2013年の発売以来、日本の老若男女すべての世代の成人を対象に、日本全国に流通し、継続して販売されて、累計で約216万袋の販売実績があり、1日に3袋(サイリウム種皮由来の食物繊維8.4g)で換算すると72万日分に相当し、健康被害の報告はされていない。 |
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【摂取する上での注意事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■本品はゼリー状になる性質があるため直接口には入れず(喉につまる事があります)、よく混ぜすみやかに摂取してください。 ■頭痛、背部痛、鼻炎、咳、副鼻腔炎、アレルギー、低血圧、低血糖が起きた場合は摂取を中止してください。また、嚥下困難、腸閉塞、大腸腺腫などの方や手術前2週間は摂取しないでください。 ■フルフェナジン (抗精神病薬),メシル型ベンツトロピン・リチウム (うつ病治療薬) ,フルドロコルチゾン(塩類代謝調節薬),プレドニゾロン(抗炎症薬),カルバマゼピン(抗てんかん薬),リボフラビン(高コレステロール血症治療薬)を服用している方は,それらの作用を高めたり弱めたりする可能性がありますので,本品の摂取をお控えください。本品は多量の食物繊維が含まれます。食物繊維は医部品の体内への吸収を抑制,促進,あるいは影響しない可能性があります。経口薬を併用する場合,経口薬の服用後,30~60分は本品の摂取をお控えください。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
健康補助食品GMP認定工場にて製造 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【機能性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
①標題 サイリウム種皮由来の食物繊維の便通改善機能に関する研究レビュー ②目的 サイリウム種皮由来の食物繊維を健康な成人男女に経口摂取させ、プラセボと比較して便通改善機能について研究レビューを行うことを目的とした。 ③背景 便秘は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」であり、便秘によって、精神的にも肉体的にもQOLが低下すると言われている。現在、日本人で便秘を自覚している人は有訴率(人口千対)24.4人であり、加齢に伴い増加する。便秘が慢性化することで、脳出血や動脈瘤破裂などの心血管イベントのリスクが高まると言われている。サイリウム種皮はヘミセルロースを主体とする食物繊維を豊富に含むオオバコ科のプランタゴ・オバタ(Plantago ovata)の種皮である。サイリウム種皮由来の食物繊維は便秘に効果があるとされ、様々な研究がなされてきたが、健康な成人男女を対象とし査読付き論文として公開されている研究レビューはない。そこで、サイリウム種皮由来の食物繊維に対して、健康な成人男女の便通改善機能に関する研究レビューを実施することとした。 ④レビュー対象とした研究の特性 データベース検索を実施し、その結果に対して内容を精査したところ5報の論文を採用した。採用論文5報では健康な成人男女又は便秘傾向の健康な成人女性に対して1~2週間継続経口摂取させ、プラセボ食品摂取とともに指標である排便回数及び排便日数、排便量を評価した便通改善機能に関する研究であったため、それらを用いて研究レビューを実施した。 ⑤主な結果 サイリウム種皮由来の食物繊維を3.6~16.2gの範囲において、便秘傾向者を含む健康な成人男女が継続摂取することにより、プラセボ食品摂取とともに排便回数及び排便日数、排便量を比較したところ、それぞれ有意に増加したことから便通改善機能を有することが認められた。 ⑥科学的根拠の質 採用論文の一部は非RCTでの研究であり、バイアスリスクが高かったが研究の質もよく非直接性や非一貫性のレベルが高いことから、今後さらなるヒト試験により検証することでより研究レベルの高い評価が得られると判断する。 |
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シボサポ(アプロス株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
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機能性表示食品:シボサポには、本品には、バナバ葉由来コロソリン酸、GABA、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。バナバ葉由来コロソリン酸は、健康な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能が報告されています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。また、GABAには、仕事や勉強などによる一時的・精神的なストレスや疲労感を軽減することが報告されています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
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届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
I1161 2024/02/02 a109■アプロス株式会社 (4010001035247) シボサポ 加工食品(サプリメント形状) バナバ葉由来コロソリン酸、GABA、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン |
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(楽天市場)
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機能性表示食品 届出企業全リスト |
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【表示しようとする機能性】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本品には、バナバ葉由来コロソリン酸、GABA、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 バナバ葉由来コロソリン酸は、健康な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能が報告されています。 GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 また、GABAには、仕事や勉強などによる一時的・精神的なストレスや疲労感を軽減することが報告されています。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
健常成人(空腹時血糖値が高めの方、血圧が高めの方、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感が気になる方、BMI が高めの方) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【安全性に関する届出者の評価】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バナバ葉由来コロソリン酸 既存情報を用いた評価:本品のバナバ葉由来コロソリン酸の安全性についてデータベースと1次情報の収集を行い、バナバ葉由来コロソリン酸を一日摂取量1~10㎎において有害事象は認められなかった。以上から、本品を一日摂取目安量の範囲で摂取する場合には安全性に問題は無いと判断した。 医薬品との相互作用:本品の対象者は健常者であり、医薬品との併用は想定していないが、パッケージに「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と注意喚起をしておりリスクを減らす対策を講じている。以上より、安全上問題ないと考えられ、本品を機能性表示食品として販売することは問題ないと判断した。 GABA 既存情報を用いた評価:1日摂取目安量以上のGABA摂取に関して、有害事象の報告はなかった。評価した文献でのGABA摂取量は100~1000mg、摂取期間は4週~12週間であった。これらの結果は、本品に適用可能と考えられ安全性について問題はないと判断した。 医薬品との相互作用:理論的な可能性としては、降圧薬などとGABAを併用した場合に低血圧を引き起こすことが考えられるが、参照したデータベースにはそのような報告の実例はなかった。本品は降圧薬などを必要とする病者向けではなく、降圧剤服用者へ注意喚起も記載しており、安全性に問題はないと判断した。 結論:本品を機能性表示食品として販売するにあたり、安全性に問題はないと言える。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 既存情報を用いた評価:本品の1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgの12週間摂取の試験や、5倍量での4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く問題はないと考えられた。本品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物である。医薬品との相互作用も、健康成人が1 日摂取目安量で摂取する場合に健康被害が生じる可能性は低いと考えられた。以上から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本品は安全であり、安全性に問題ないと評価した。 機能性関与成分同士の相互作用 データベースにて検索し、安全性に影響する情報は見当たらなかった。 |
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【摂取する上での注意事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。 ●原料の特性上、色むらなどがみられることがありますが、品質には問題ありません。 ●糖尿病治療薬及び降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。 |
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本届出食品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【機能性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【届出者の評価(エビデンス)】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■バナバ葉由来コロソリン酸 標題:機能性関与成分「バナバ葉由来コロソリン酸」が空腹時血糖値に及ぼす機能性に関する研究レビュー 目的:バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が健常成人(空腹時血糖値100~125 mg/dL)の空腹時血糖値に対する影響を検証する目的で研究レビューを実施した。 背景:バナバ葉由来コロソリン酸は日本、米国において、健康食品として利用されている。日本では血糖値改善素材として認知度が高く、その機能性が期待されているが、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 レビュー対象とした研究の特性:PubMedおよびJDreamⅢについて検索を実施した結果、1報の対象文献が抽出された。文献は査読付きで、空腹時血糖値が高めの健常成人を対象としており、バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が空腹時血糖値に及ぼす影響についてプラセボ摂取と比較したものであった。 主な結果:健常成人(空腹時血糖値100~125 mg/dL) 45 名に対してバナバ葉由来コロソリン酸0.9 mg/日の摂取による空腹時血糖値への影響をプラセボと比較したところ、空腹時血糖値の平均値は介入前後で有意な差は認められなかったが、空腹時血糖値の変化率は介入群で有意な低下を示した(群間P<0.05)。また、安全性に関しても、問題がないことが示された。 科学的根拠の質:論文の収集はPubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)を用いて検索を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。また、今回のレビューにおいては対象文献が1報のみであり、今後の報告に注目していく必要がある。査読付きのプラセボ対照試験であり、バイアスリスクは中程度であると評価した。 ■GABA 標題:機能性関与成分GABAの血圧に対する影響に関する研究レビュー 目的:健常成人がGABAを摂取することによって、プラセボを摂取する場合と比べて、正常血圧者、正常高値血圧者、軽症高血圧者がGABA含有食品を摂取した場合とGABA非含有食品を摂取した場合で、血圧への影響に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 背景:GABAは自然界に広く存在しており、通常の食生活で自然に摂取されているアミノ酸で、血圧降下作用や精神安定作用などが知られている。血圧に懸念がある場合、生活習慣の見直しと同時に、積極的なGABAの摂取により血圧を管理することも重要な一手段と思われ、血圧に関するGABAの有用性を網羅的な文献調査と研究レビューを実施した。 レビュー対象とした研究の特性:日本語と英語の3種のデータベースを用いて検索後94報の文献を抽出し、最終的に9報が採用された。採用された文献はいずれも査読付き論文で、日本人を対象としていた。 主な結果:本研究レビューの結果より、GABA 20~80mg、12週間の摂取によって血圧が高めの方の血圧を下げる機能に関する機能性が確認された。軽症高血圧者を除いた健常人のみで評価した場合では、正常高値血圧者に対してGABAの血圧低下作用が認められた。正常血圧者に対しては、GABAは血圧を下げることがなく、正常な血圧のままであった。以上よりGABAは血圧が高めの方に対して血圧を低下させる機能があり、正常血圧者に対しては影響を与えず、正常な血圧を維持すると結論付けられた。 科学的根拠の質:文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文の収集の網羅性に問題や出版バイアスの存在が否定できない問題が残っている。 標題:機能性関与成分GABAのストレスおよび疲労感の低減作用に関する研究レビュー 目的:健常成人がGABAを摂取することによって、プラセボを摂取する場合と比べて、精神的ストレスや疲労感を緩和するか、について検討することを目的とした。 背景:アミノ酸の一種であるGABAは、GABA高含有発芽米などの生鮮食品に限らず、チョコレートなどの菓子類などにも配合され、広く認知度が上がってきている成分である。GABAには睡眠や血圧の改善に加えて、一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する効果があることが知られている。今回、その効果を改めて検証するために研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性:3種のデータベースの検索により、59報の文献を抽出し、事前に設定された基準に基づいて選択した結果、最終的に6報が採用された。採用された文献はいずれも査読付き論文で、日本人を対象としていた。また、採用した文献のうち2報が単盲検試験であった。 主な結果:GABA摂取30分前後、GABA 28mg以上の条件下でストレスマーカーの有意な低下が確認され、また、GABA摂取後30~60分、GABA 100mgでの条件下でα波の有意な増加が確認された。自律神経活動においても、GABA28mg摂取後36.5~45分でリラックス状態(ストレスの緩和)が認められたことから、GABA 28mg以上の摂取後30~60分程度でストレスの緩和に関する機能性が確認された。さらに、GABA摂取30分前後、GABA 28mg~50mgの条件において、主観的評価での疲労感の有意な低下が確認された。 科学的根拠の質:アウトカムレベルの限界として、自律神経活動については1報しか採用していないため非一貫性が評価できなかったことが挙げられる。また、研究レビュー全体の限界としては、ファンネルプロットを用いなかったため出版バイアスを評価できなかったことが挙げられる。 ■ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 標題:ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン摂取による、腹部の脂肪に与える影響に関する研究レビュー 目的:健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価した。 背景:ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告がある。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューでは、脂肪に対する影響について評価したものはなかった。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部の脂肪に与える影響について検証を行った。 レビュー対象とした研究の特性:国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献2報(ランダム化比較試験)を採用した。採用文献はいずれも、20-64歳の、BMIが高めの健康な日本人成人男女を参加者とした試験で、解析対象者に脂質異常・高血糖・高血圧に該当する参加者は含まれなかった。 主な結果:採用文献2報から、健康な参加者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12 mg含む食品を12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認された。 科学的根拠の質:評価した文献が2報のため出版バイアスについて否定できないものの、いずれの文献も日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されており、信頼できる研究であると考えられた。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12mg継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、本届出食品でも同様の機能が期待できると考えられる。 |
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