2018年8月18日土曜日

【D44】マルハニチロ:ま~るい形のねぎとろ丼用(たれ付)の機能性詳細


マルハニチロ株式会社(法人番号:2010601040697)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ま~るい形のねぎとろ丼用(たれ付)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

【届出番号】
D44
【届出日】
2018/06/20
【届出者名】
マルハニチロ株式会社
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【商品名】
ま~るい形のねぎとろ丼用(たれ付)
ま~るい形のねぎとろ丼用(たれ付)楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
DHA、EPA
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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるDHA・EPAは魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸である。DHA・EPAの供給源である精製魚油は、特定保健用食品の原料としても使用されており、当社の“DHA入りリサーラソーセージ”においても、内閣府食品安全委員会で安全性に問題は無いと結論付けられている。
一方、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が公表する安全性に関する2次情報において、1日3g未満のDHA・EPA量を摂取する上では、安全性に問題ないとされている。
当該製品における一日摂取目安量当たりのDHA・EPAの摂取量は300mgであることから、以上の情報より、当該製品は安心・安全な製品であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
・解凍後は、なるべく早めにお召し上がりください。
・一度とけたものを再び凍らせますと、品質が変わることがありますので、再凍結はお止めください。
・抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
・賞味期限は、表示されている方法で、未開封の状態で保存した際に品質が保たれる期限です。
・本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品の製造所である下記工場は、いずれもGMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000の認証は取得していないが、準ずる製造および品質管理を実施している。株式会社マルハニチロリテールサービス 焼津工場大村醤油株式会社
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
ア.標題:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー 

イ.目的:
誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者
何をすると I):DHA・EPAの経口摂取
何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし
どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか

ウ.背景:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。

エ.レビュー対象とした研究の特性:
文献の検索は、ランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。

オ.主な結果:
検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。
また、当該機能を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は2週間~12か月間であった。
本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHA・EPAを総量として 300 mg以上含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。

カ.科学的根拠の質:
採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性(結果を日本人に適用すること)に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。
ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでデータベース検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

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