2020年6月25日木曜日

【F78】うる肌ベールマネージメントの効果とエビデンス:キューオーエル・ラボラトリーズの機能性表示食品

キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品うる肌ベールマネージメントのエビデンス


キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【うる肌ベールマネージメント】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"うる肌ベールマネージメント"の表示しようとする機能性

#2
"うる肌ベールマネージメント"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"うる肌ベールマネージメント"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F78


【届出日】

2020/05/07


【届出者名】

キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社
(9010001145900)
楽天市場
キューオーエル・ラボラトリーズ株式会社


【商品名】

うる肌ベールマネージメント


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
アスタキサンチン
楽天市場
アスタキサンチン

【表示しようとする機能性】

本品にはアスタキサンチンが含まれます。
抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人で、紫外線によって肌が赤くなりやすい方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品は機能性関与成分であるアスタキサンチンを4mg/日含む食品です。
<既存情報による安全性試験の評価>
アスタキサンチンを用いた反復毒性試験、催奇形性試験、変異原性試験において、異常が認められなかったことが報告されています。また、ヒト臨床試験により12週間の長期摂取および一日当たりの摂取目安量の5倍量での過剰摂取における安全性に問題ないことが確認されています。アスタキサンチンは固有の化学構造を有する成分のため、既存情報における成分と機能性関与成分の同等性は問題ありません。
以上のことから、アスタキサンチン4mg/日を含む本品は十分安全な食品であると判断しました。

【摂取する上での注意事項】
原材料をご参照のうえ、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。
植物由来の原料を使用しておりますので、色調等にばらつきがある場合がありますが、品質に問題はありませんので、安心してお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
アスタキサンチンによる健常者の皮膚への抗紫外線効果に関するシステマティックレビュー(SR)

【目的】
アスタキサンチンの摂取による、健常者の皮膚への抗紫外線効果を明らかにすることを目的としました。

【背景】
アスタキサンチンはエビ、カニ、サーモンなどに含まれるカロテノイドの一種で、強い一重項酸素消去能と、過酸化脂質の生成抑制をはじめとした抗酸化作用を持ちます。アスタキサンチンの摂取による、皮膚の水分量保持に焦点を絞ったSRは実施されていますが、抗紫外線効果に関するSRは実施されていません。

【レビュー対象とした研究の特性】
「アスタキサンチン」あるいは「astaxanthin」、および「肌」「skin」を主たるキーワードにして、疾病に罹患していない者を対象としたアスタキサンチンの介入研究を網羅的に検索しました。検索語には「紫外線」に関するキーワードは用いず、スクリーニングによって紫外線照射に関する論文を絞り込みました。1次・2次スクリーニングの結果、2報の文献を採用しました。

【主な結果】
紫外線によって肌が赤くなりやすい日本人健常成人において、アスタキサンチン4mg/日の継続摂取により紫外線刺激から肌を保護するのを助け、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守ることが示唆されました。

【科学的根拠の質】
採用論文2報におけるアスタキサンチンの摂取量・摂取期間の違いから、メタアナリシスは実施できず、定性的なレビューとなりました。国内外の複数のデータベースを使用して文献検索しましたが、英語と日本語のみをキーワードとしたため、抽出できなかった文献が存在する可能性があります。

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