2021年5月22日土曜日

【G16】株式会社スターナイン:MrMaxミスターマックス 強炭酸水PLUSプラス 490mlの効果とエビデンス

株式会社スターナインの機能性表示食品,MrMaxミスターマックス 強炭酸水PLUSプラス 490mlのエビデンス(科学的根拠)

株式会社スターナインが消費者庁に届出た機能性表示食品【MrMaxミスターマックス 強炭酸水PLUSプラス 490ml】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社スターナイン

【届出番号】
G16

【届出日】
2021/04/07

【届出者名】
株式会社スターナイン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
MrMaxミスターマックス 強炭酸水PLUSプラス 490ml

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
【以下の健常な成人】食事から摂取した脂肪の吸収を抑えたい方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
株式会社スターナインにおいて本品の販売実績はないため、食経験は不十分であると判断しました。
2.既存情報の調査
難消化性デキストリンは、「ナチュラルメディシン・データベース」(一般財団法人日本健康食品・サプリメント情報センター(2015年))にて重篤有害事例は確認されず、「特定保健用商品許可一覧」(消費者庁HP)にて特定保健用食品の関与成分としての十分な実績を確認しました。
3.医薬品との相互作用
難消化性デキストリンにおいて、医薬品との相互作用の情報は確認されず、問題ないと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、ISO9001、FSSC22000、総合衛生管理製造過程を取得し、衛生管理や規格外製品の流出防止の体制等を整備した施設において製造を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.脂肪の吸収を抑える機能について
(ア)標題
  難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収の吸収抑制に作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
  健常成人における難消化性デキストリン(食物繊維として)の単回摂取が、プラセボの単回摂取時と比較して、脂肪の吸収を抑制する機能を有するか検証しました。
(ウ)背景
  現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシ  ンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。高血圧、脂質異常   症、糖尿病などの生活習慣病は、食生活の改善などによる一次予防が望まれています。
  さらに近年、脂肪異常症の一つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきました。そのため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目視されており、難消化性デキストリン(食物繊維として)を用い、保健の用途が「食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する」といった表示内容の特定保健用食品も多数許可されています。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
  健常成人(血中中性脂肪チ200mg/dL未満)を対象にしており、試験群として難消化性
デキストリン(食物繊維として)を含有した食品(または飲料)を、対象群に有効成分
を含まない食品(または飲料)を用いており、評価指標として、AUC0-6hrが確認でき
る対象としました。また、客観敵に評価をするために無作為に試験群を分け、比較を行った臨床試験(RCT)を対象としています。
(オ)主な結果
  9報のRCT論文が抽出されました。統計解析の結果、対象群と比較して難消化性デキストリン摂取群が血中中性脂肪曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に定価させることが確認されました。また、原データを確認できる論文1報での健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満)のみ追加解析においても、血中中性脂肪曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に低下させることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
  バイアスリスクが認められましたが、その影響は統計的に小さいと判断出来る程度でした。例数が多く研究間の結果に差がない(不精確性や研究間の異質性がない)ことから、得られた科学的根拠は強いと判断しました。
  ただし、今後の研究によってはシステマティックレビューの結果が変わる可能性があり、加えて、運動療法やその他生活習慣などとの交絡因子の影響も考えるため、継続的な研究が必要と考えます。

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