2021年6月29日火曜日

【G111】株式会社あじかん:ルイボスごぼう茶22包の効果とエビデンス

株式会社あじかんの機能性表示食品,機能性表示食品ルイボスごぼう茶22包のエビデンス(科学的根拠)

株式会社あじかんが消費者庁に届出た機能性表示食品【機能性表示食品ルイボスごぼう茶22包】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社あじかん

【届出番号】
G111

【届出日】
2021/05/13

【届出者名】
株式会社あじかん
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
機能性表示食品ルイボスごぼう茶22包

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
イヌリン

クロロゲン酸

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはイヌリン、クロロゲン酸が含まれています。イヌリン、クロロゲン酸には、お通じ(便量)を改善する機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
お通じが気になる健常者

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品は、日本では日常的に食されている「ごぼう」と、お茶として世界各国で長い喫食実績を持つ「ルイボス」を原材料としたブレンドティーで、類似する食品において喫食実績のある商品です。この類似する食品は内容量等の異なる複数種類の商品が販売されていますが、いずれも本品と同じく一日摂取目安量当たり(お茶として)、イヌリン100㎎、クロロゲン酸1㎎を含んでいます。これらの類似する食品(ごぼう茶)は、2010年2月から販売開始しており、2021年1月末までに合計で約1,500万袋を販売し、この販売期間に重篤な健康被害の報告はありませんでした。
また、医薬品との相互作用や、機能性関与成分同士の相互作用についても、データベースを用いて検討しましたが、問題となる報告はありませんでした。
以上の点から、本品は適切に摂取していただけば、安全性に問題はありません。

【摂取する上での注意事項】
熱湯には充分ご注意ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品の製造についてはGMP又はFSSC22000認定工場で製造しており、製品の生産および品質管理についてもGMPの取り組みに基づき実施されています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア) 標題
イヌリン、クロロゲン酸による便通改善に関する研究レビュー
(イ) 目的
 健常な日本人が、イヌリンとクロロゲン酸を継続摂取することによって、摂取しない場合と比べて、便通改善の効果が得られるか、検証することを目的としました。
(ウ) 背景
 日本人にとってなじみのある食材である「ごぼう」は、おなかの調子を整える食材として古くから食されてきました。ごぼうには水溶性食物繊維であるイヌリンや、抗酸化作用のあるクロロゲン酸が豊富に含まれているため、便通の改善効果が期待できます。
 便秘症状はQOLの低下を引き起こすものとして知られており、心身ともに健康な生活を送るためには、便秘の改善は重要なことと考えられます。このため、イヌリンとクロロゲン酸による便通改善効果について、研究レビューを行うこととしました。
(エ) レビュー対象とした研究の特性
 健常な成人を対象として、国内外のデータベースを用いて論文を検索しました(検索日:2020年3月26日、検索期間:全期間)。事前に設定した基準に従い、最終的に採用した論文は1報でした。採用した論文の研究デザインは、ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験でした。
(オ) 主な結果
 3つの主要アウトカムの内、排便量について群間有意差が確認され、排便回数、排便日数については、群内有意差が確認されました。また、有害事象については確認されませんでした。
(カ) 科学的根拠の質
 採用した論文については、結果に一貫性があり、バイアスリスクは低いものでした。ただし、研究レビュー全体としては、採用文献が1報のみであったことから、出版バイアスの精査には至りませんでした。

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