2021年7月20日火曜日

【G192】株式会社波里:国産4種の煎り豆の効果とエビデンス

株式会社波里の機能性表示食品,国産4種の煎り豆のエビデンス(科学的根拠)

株式会社波里が消費者庁に届出た機能性表示食品【国産4種の煎り豆】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社波里

【届出番号】
G192

【届出日】
2021/05/31

【届出者名】
株式会社波里
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
国産4種の煎り豆

【食品の区分】
加工食品(その他)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい日本人中高年女性

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
大豆は約2,000年前に日本に伝来し、加工品として古くから食されてきたものである。日常生活における一般の大豆加工食品から摂取された大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。2006年5月、食品安全委員会によりダイズイソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限をアグリコン換算で70~75mg/日、特定保健用食品として摂取する場合の安全な一日上載せ摂取量の上限を30mg/日に設定された。本品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン23.3mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本品の安全性は十分に確認されていると考える。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は協力工場である(株)カワセにて製造を行い、モリ産業(株)真岡工場にて包装を行う。(株)カワセでは名古屋市HACCP取得予定、モリ産業ではとちぎHACCP取得済、また販売者である当社はFSSC22000取得済(本社工場において)であり、「工程管理」などの規則や手順書に基づき、管理、製造している。工程においては定めた規格に沿うよう調整・補正を行い管理し、最終製品については品質検査を行い、規格外品が出た場合には数量等を記録した上で出荷不可としている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収抑制作用に関する定性的研究レビュー

(イ) 目的
健常な日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの摂取は骨吸収抑制作用を有するかを明らかにすることを目的とした。

(ウ) 背景
骨吸収と骨形成のバランスがくずれ骨吸収が上回ると骨密度は低下し、骨質が劣化していくことが知られている。中高年の女性、特に閉経後においては女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏に起因する、骨吸収の亢進により急激な骨量の減少が起こりやすく、丈夫な骨の維持にはエストロゲンに大きく影響されることが報告されているが、健常な日本人女性において対照群と比較して骨吸収を抑制する作用を有するかについて明らかにした信頼出来る研究結果が少なかった。

(エ)レビューを対象とした研究の特性
3つのデータベース(PubMeal,J DreamⅢ,医中誌Web)を情報源として用いて、2018年6月21日に検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、大豆イソフラボンを含む食品を摂取していること、比較対象として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、尿中デオキシピリジノリンが測定されていることを条件とし、無作為化二重盲験プラセボ対照比較試験、コホート研究であることを条件とした。最終的に、5件の文献が抽出された。

(オ)主な結果
5件中2件の文献において、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算23.3mg~26.6mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン量の低下、すなわち骨吸収の抑制が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。

(カ)科学的根拠の質
採用論文が5報と少ないことが限界として挙げられた。

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