2019年6月15日土曜日

キョーリックセラミド(湧永製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


湧永製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【キョーリック セラミド】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
湧永製薬株式会社
【届出番号】
E66
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
湧永製薬株式会社
楽天市場
湧永製薬株式会社の商品一覧
【商品名】
キョーリック セラミド
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
パイナップル由来グルコシルセラミド
楽天市場
パイナップル由来グルコシルセラミドを含む商品一覧
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはパイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の保湿力を高めることが報告されています。肌の乾燥が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
皮膚の疾患に罹患していない健康な人。肌が乾燥しがちな人。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性試験の評価を実施いたしました。
既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミドの安全性に関する2報の臨床試験が報告されていました。2報の文献では、パイナップル由来グルコシルセラミドの12週間の長期摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験が行われており、いずれの試験においても問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からパイナップル由来グルコシルセラミドの安全性について、問題ないと判断いたしました。また、2報の文献中で用いられているパイナップル抽出物が届出商品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であること、更に届出商品と同様に1.2mg/1食で製造されている試験品に関する評価であったことから、届出商品との同等性については問題ないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分パイナップル由来グルコシルセラミドおよび本届出商品は安全であり、評価は十分と判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
◆原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
◆過剰摂取にならないように一日摂取目安量をお守りください。
◆お召し上がりの際には、のどにつかえることのないようにご注意ください。
◆妊娠・授乳中の方、乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は医薬品GMPの認定を取得した製造者(渡辺薬品工業株式会社)にて医薬品GMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】パイナップル由来グルコシルセラミドによる肌の保湿力への機能性に関する研究レビュー
【目的】健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミドを摂取したときの肌の保湿力に及ぼす機能を検証しました。
【背景】肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防ぎ保湿するバリア機能を担っています。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量(肌から失われる水分量)が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要です。
パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】2017年10月以前に報告された英語および日本語の文献を対象に検索し、健康な人を対象にした12週間の臨床試験の文献1報をレビューの対象と致しました。
【主な結果】レビュー対象とした文献1報は、健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を摂取する臨床試験の報告で、肌の保湿力に関する指標である経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価が行われていました。パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を12週間毎日摂取した結果、経表皮水分蒸散量の低下が確認されていました。この効果は、文献においてパイナップル由来グルコシルセラミドの摂取によって皮膚の構造が整えられたことによると考察されており、その結果、保湿力を高めるものと考えられました。以上より、パイナップル由来グルコシルセラミドの摂取は、肌の健康維持に有用であると考えられました。
【科学的根拠の質】パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)の摂取は、経表皮水分蒸散量を抑えるため、肌の保湿力を高める機能があることが確認されました。文献数が1件のみであり、バイアスリスクも否定できませんが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

記憶のみかた(フォーデイズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


フォーデイズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【記憶のみかた】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
フォーデイズ株式会社
【届出番号】
E65
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
フォーデイズ株式会社
楽天市場
フォーデイズ株式会社の商品一覧
【商品名】
記憶のみかた
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体を含む商品一覧

イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む商品一覧
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)の精度や判断の正確さを向上させることが報告されています。
【想定する主な対象者】
記憶力が気になる健常な中高年者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品の1日摂取目安量にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2mg及びイチョウ葉由来テルペンラクトン4.8mgが含有されます。これを超える量を1日摂取目安量とした類似商品が、日本や世界各国で永年にわたり広く販売されていますが、本届出商品での喫食実績は無いため、評価が不十分と判断し、既存情報について検索を行いました。
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、「成分規格を有するイチョウ葉エキスの摂取量は、1日240 mg以下が一般的で、それらを適切に摂取すれば、おそらく安全と考えられている。有害な影響としては、胃腸障害やアレルギー反応、抗血液凝固薬との併用によって出血傾向が高まることが知られている。市場には成分規格のあるイチョウ葉エキスと規格のない粗悪品が混在しており、成分規格のない製品には特に注意が必要である。」と記載されています。米国のナチュラルメディシン・データベースにおいても、「規格化イチョウ葉エキスを適切に経口摂取する場合は恐らく安全である。」、投与量は「認知症患者に対して1日120~240mg、健康な青年における認知機能の改善に対して120~600mg」と記載されています。
イチョウ葉エキスの規格について、ヨーロッパ薬局方において、規格化イチョウ葉エキスは、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体22~27%、イチョウ葉由来テルペンラクトン5~7%を含み、ギンコール酸含量は5mg/kg以下と記載されています。日本国内では、「日本健康・栄養食品協会」が欧米と同様にイチョウ葉由来フラボノイド配糖体(24%以上)やイチョウ葉由来テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規定したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、1日摂取目安量は60~240mgとされています。本届出商品に使用されているイチョウ葉エキスは、上記と同様に規格化されており、1日当たりの摂取量も前述の目安量の上限以下のため、適切に用いれば安全性に問題無いと考えられます。

以上より、本届出商品の1日摂取目安量に含有されているイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取は、適切に用いれば問題ないと判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
・1日の摂取目安量を守ってください。ワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方、歯科治療や手術等の出血を伴う治療を受ける方は、本品の摂取をさけてください。
・原材料名をご確認いただき、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。また、体質や体調により、まれに合わない場合がありますので、その場合は摂取をお控えください。
・原料により、色調のバラツキが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
・乳幼児の手の届かないところに保存してください。
・開封後はふたをしっかりしめて保存し、お早めにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社三協 本社工場(国内GMP) 株式会社三協 日の出工場(国内GMP、ISO 22000)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの研究レビュー
【目的】疾病に罹患していない健常な成人男女がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続摂取した際の、脳の血流や活動性、認知機能に対する有効性を検証しました。
【背景】
認知機能の低下は、健常者においても様々な不具合を招き、生活の質を下げると考えられます。イチョウ葉エキスは認知機能改善用途で長年に渡り国内外で広く使用されていますが、健常者を対象とした研究レビューは未実施でした。そこで、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンに着目し、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
 国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告2報を得ました。いずれもランダム化比較試験で質の高いものでした。
【主な結果】
採択した2報とも、学術的に充分に確立された評価方法を用いていました。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの継続経口摂取により、一部の認知機能(記憶の精度や判断力等)の評価で、プラセボと比較して有意な改善が報告されていました。また、同時に加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善する効果も報告されていました。よって、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年者の加齢によって低下する脳の血流や活動性を改善し、認知機能の一部である記憶(言葉や数字、図形などを覚え、思い出すこと)の精度や判断の正確さを向上させる効果があると考えられました。
【科学的根拠の質】
採択した2報に日本人を対象とした文献は含まれませんが、同様に規格化されたイチョウ葉エキスは日本を含む世界各国で販売され、その効果に人種差は指摘されていません。また、採用論文は生活インフラ等が日本と同等の国で行われた試験であり、本届出食品が日本人に対しても有効と考えられます。
研究の限界として、バイアスリスクの可能性は否定できず、更なる研究が必要と考えます。
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

クランチチョコレートギャバ(日本生活協同組合連合会)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本生活協同組合連合会が消費者庁に届出た機能性表示食品【クランチチョコレート GABA(ギャバ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
日本生活協同組合連合会
【届出番号】
E64
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
日本生活協同組合連合会
楽天市場
日本生活協同組合連合会の商品一覧
【商品名】
クランチチョコレート GABA(ギャバ)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABAを含む商品一覧
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能があると報告されています。
【想定する主な対象者】
仕事や勉強による一時的な精神的ストレスが気になる方。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり28mg配合した加工食品(準チョコレート)である。

GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(1日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないとの判断がなされている。

当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、1日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、1日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取で疾病が治癒したり健康が増進するものではありません。降圧作用を有する医薬品等を服用される方は医師、薬剤師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品を製造する工場は、ISO22000とFSSC 22000に基づく製造及び品質管理を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果について。

【目的】健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2017年7月3日に、2017年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は7報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾール、主観的疲労感の各指標によりストレス、疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレス、疲労感を評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

エーイーディクリルオイル(グランドサン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


グランドサン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【A・E・D(エーイーディ)クリルオイル】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
グランドサン株式会社
【届出番号】
E63
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
グランドサン株式会社
楽天市場
グランドサン株式会社の商品一覧
【商品名】
A・E・D(エーイーディ)クリルオイル
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
クリルオイル由来EPA・DHA
楽天市場
クリルオイル由来EPAを含む商品一覧

クリルオイル由来DHAを含む商品一覧
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはクリルオイル由来EPA・DHAが含まれますので、靴下をはいたり脱いだりする時の膝の違和感を軽減する機能があります。
【想定する主な対象者】
膝の違和感が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出製品に使用しているEPA・DHAを含むクリルオイルはナンキョクオキアミから抽出したオイルで、欧米ではEPA・DHAを含有するサプリメントとして広く摂取されており、10年以上の食経験があります。FDAからもGRASに認定されている安全な食品原料です。日本においても2010年頃から約20トンの使用実績があり、サプリメントとして利用されています。クリルオイルの安全性に関する検索を行ったところ、3件の文献について本届出製品と同原料を用いた文献がありましたので、下記に記します。
①クリルオイルを1日1.08g(EPA:約129.6mg、DHA:約59.4mg)と3.24g(EPA:約388.8mg、DHA:約178.2mg)、プラセボの3群に分け12週間摂取させたところ、各群内において摂取前、摂取4週後、摂取8週後、摂取12週後、摂取終了4週後のいずれにおいても医学的に問題のある変化は認められず、各試験参加者からの有害事象補報告もなかった。(日本)
②クリルオイルを1日0.5g(EPA:約60mg、DHA:約27.5mg)、1g(EPA:約120mg、DHA:約55mg)、2g(EPA:約240mg、DHA:約110mg)、4g(EPA:約480mg、DHA:約220mg)、プラセボの5群に分け、12週間摂取させたところ、クリルオイル摂取による軟便、ガスだまり、胸焼け等、軽度の症状の発生は見られたが、重篤な有害事象は起こらず、体重、血圧に関しては全ての群において試験中変動はなかったことが報告されている。(海外)
③クリルオイルを1日3g(EPA:約360mg、DHA:約165mg)(分析値:EPA+DHA=543mg)または魚油1.8g(EPA+DHA=864mg)、を7週間摂取させたところ、いずれの群においても有害事象や血液検査においても明らかな相違はなかった。(海外)
本届出製品は、ソフトカプセル形状で、クリルオイル500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)と、一日摂取目安量も少なく、5倍量以上の摂取においても重篤な有害事象は報告されていません。クリルオイル以外の原材料は、いずれも食品や食品添加物として広く利用されており、十分な食経験を有するものです。これらの情報をふまえ、本届出製品の安全性に問題はないと判断し、以上の情報を総合して、本届出製品は安心してお召し上がり頂ける製品であると判断致しました。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。
食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。甲殻類にアレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
血小板凝集抑制薬、高血圧治療薬、糖尿病治療薬を服用の方は医師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出製品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
クリルオイルの摂取が膝関節の痛みに関わるQOL(生活の質)に与える影響
【目的】
膝関節に痛みを感じている健常者を対象に、EPA・DHAを含むクリルオイルを摂取した人の膝関節に関するQOLに与える影響を、EPA・DHAを含まない食品(以下、疑似食品)を摂取した人と比べ、検討することを目的としました。
【背景】
健常な日本人に対して、クリルオイルを2000mg(EPA:240mg、DHA:110mg)摂取したときの有効性が報告されています。摂取量を500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)まで下げた時の有効性について、検証しました。
【方法】
試験責任医師が診断した膝関節に痛みを感じている健常者81名の男女に対し、無作為に3つのグループに分け、クリルオイル500mgあるいは1000mg(EPA:120mg、DHA:55mg)を、残りのグループには疑似食品を4週間連続で摂取してもらいました。被験者及び試験実施者(解析者含む)には、摂取している食品がどちらであるかわからないようにしました。評価には、膝関節のQOLを評価するJKOM(日本版変形性膝関節症患者機能評価尺度)を中心として、医師が客観的に評価するJOA(日本整形外科学会膝疾患治療成績判定基準)と炎症マーカーである高感度C反応性タンパクを利用しました。これらの評価法は広く認知された評価法です。
【主な結果】
クリルオイル摂取群と擬似食品群との比較において、JKOMの複数の項目で改善が確認でき、膝関節に関するQOLが改善されることがわかりました。また、高感度C反応性タンパクで有意な低値を示したクリルオイル500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)摂取群と疑似食品摂取群に対して、複数の統計手法により解析を行いました。その結果、JKOMの設問「この数日間、靴下をはいたり脱いだりすることはどの程度困難ですか」において、共通して改善効果が見られました。また、今回の試験で安全性に関する問題はありませんでした。本試験における費用は三生医薬株式会社が負担し、その他に特筆すべき利益相反はありません。
【科学的根拠の質】
今回の臨床試験は、質の高いランダム化比較試験で行われた結果であり、膝関節に関するQOL評価項目において有意な改善効果が多角的に確認されたので、信頼性は高いと考えられます。しかしながら、被験者が限定的であることから、引き続き検討が必要と思われます。
(構造化抄録)
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

森永ビースリーカプセル(ビフィズス菌B-3含有)(森永乳業) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


森永乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【森永ビースリー カプセル】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
森永乳業株式会社
【届出番号】
E62
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
森永乳業株式会社
楽天市場
森永乳業株式会社の商品一覧
【商品名】
森永ビースリー カプセル
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビフィズス菌B-3(B. breve)
楽天市場
ビフィズス菌B-3を含む商品リスト
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはビフィズス菌B-3(B. breve)が含まれます。ビフィズス菌B-3(B. breve)には、BMIが高めの方のウエスト周囲径を減らす機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
BMIが高めの健常者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
公的機関の欧州食品安全機関(EFSA)が公表している特定微生物の安全性推定(QPS)には、ビフィズス菌ブレーベ種(Bifidobacterium breve)は、ヨーグルト等の乳製品で長い食経験の歴史を有しており、これまでに安全上の懸念が報告されていない菌種であることが記載されています。本品の機能性関与成分であるビフィズス菌B-3(B. breve)(以下;ビフィズス菌B-3)は、ビフィズス菌ブレーベ種に属しており、QPSにおいて安全上の懸念がない菌種とされていることから、安全性は高いと評価しました。また機能性関与成分ビフィズス菌B-3について、医薬品との相互作用によって健康被害が生じる可能性は低いと評価しました。したがって、本品「森永ビースリー カプセル」は安全であると評価しました。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造工程は粉末混合からカプセル充填とアルミ袋包装に分かれており、それぞれ別工場で製造されているが、いずれの工程も公益財団法人日本健康・栄養食品協会による GMP の認証、インターテック・サーティフィケーション株式会社による ISO22000 の認証を取得した工場にて、その GMP 基準に準拠して製造及び品質管理を行っている。本食品の機能性関与成分であるビフィズス菌はB-3であることを確認しており、その含有量は一般財団法人 日本食品分析センターにおいて、培養法により、製品に表示された量が含まれていることが確認されている。 届出後においても、届出者らによって、ロット毎に機能性関与成分であるビフィズス菌B-3の定量を実施する。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
ビフィズス菌B-3摂取とウエスト周囲径に関する研究レビュー
【目的】
BMIが高めの健常成人が、ビフィズス菌B-3を摂取した時、ビフィズス菌B-3を含まない食品を摂取した時と比較して、ウエスト周囲径にどのような影響を与えるか明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】
ウエスト周囲径は、健常人が将来の肥満関連疾患のリスクとなる腹部の脂肪蓄積を管理する上で、容易に測定可能で信頼性のある指標と考えられます。ビフィズス菌B-3は臨床試験においてウエスト周囲径を減らす作用が報告されていますが、それらの報告に関する研究レビューはありません。そこで、ビフィズス菌B-3摂取がウエスト周囲径に及ぼす影響に関する研究レビューを実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
BMIが高め(25以上30未満)の健常成人(内臓脂肪面積100㎝2未満)を対象に、ビフィズス菌B-3の摂取がウエスト周囲径を減らすかを検証した研究を検索しました。検索日(2019年4月9日)以前に発表された英語論文と日本語論文を含む4つの文献データベースを検索しました。最終的に採用された研究は1報であり、研究デザインはランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験でした。
【主な結果】
採用された研究はBMIが25以上30未満の日本人の成人男女を対象としてビフィズス菌B-3を摂取させた研究であり、腹部内臓脂肪面積100㎝2未満の被験者においてウエスト周囲径が低下したことが報告されていました。採用された研究の結果から、ビフィズス菌B-3の一日当たりの摂取目安量は200億個と考えられました。また、試験食品に起因する有害事象はありませんでした。
【科学的根拠の質】
本研究レビューでは症例減少バイアスや選択的アウトカム報告によるバイアスリスクの影響が否定できず、エビデンスの確度は限定的であると評価しました。しかし、採用された研究はRCTで実施されたものであり、ビフィズス菌B-3の摂取がBMIが高めの健常成人のウエスト周囲径を減らす機能について肯定的な結果が報告されていることから、本品の表示しようとする機能性の科学的根拠は妥当だと判断しました。
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

クリルオイルEX(三生医薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


三生医薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【クリルオイルEX(イーエックス)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
三生医薬株式会社
【届出番号】
E61
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
三生医薬株式会社
楽天市場
三生医薬株式会社の商品一覧
【商品名】
クリルオイルEX(イーエックス)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
クリルオイル由来EPA・DHA
楽天市場
クリルオイル由来EPAを含む商品一覧

クリルオイル由来DHAを含む商品一覧
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはクリルオイル由来EPA・DHAが含まれますので、靴下をはいたり脱いだりする時の膝の違和感を軽減する機能があります。
【想定する主な対象者】
膝の違和感が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出製品に使用しているEPA・DHAを含むクリルオイルはナンキョクオキアミから抽出したオイルで、欧米ではEPA・DHAを含有するサプリメントとして広く摂取されており、10年以上の食経験があります。FDAからもGRASに認定されている安全な食品原料です。日本においても2010年頃から約20トンの使用実績があり、サプリメントとして利用されています。クリルオイルの安全性に関する検索を行ったところ、3件の文献について本届出製品と同原料を用いた文献がありましたので、下記に記します。
①クリルオイルを1日1.08g(EPA:約129.6mg、DHA:約59.4mg)と3.24g(EPA:約388.8mg、DHA:約178.2mg)、プラセボの3群に分け12週間摂取させたところ、各群内において摂取前、摂取4週後、摂取8週後、摂取12週後、摂取終了4週後のいずれにおいても医学的に問題のある変化は認められず、各試験参加者からの有害事象補報告もなかった。(日本)
②クリルオイルを1日0.5g(EPA:約60mg、DHA:約27.5mg)、1g(EPA:約120mg、DHA:約55mg)、2g(EPA:約240mg、DHA:約110mg)、4g(EPA:約480mg、DHA:約220mg)、プラセボの5群に分け、12週間摂取させたところ、クリルオイル摂取による軟便、ガスだまり、胸焼け等、軽度の症状の発生は見られたが、重篤な有害事象は起こらず、体重、血圧に関しては全ての群において試験中変動はなかったことが報告されている。(海外)
③クリルオイルを1日3g(EPA:約360mg、DHA:約165mg)(分析値:EPA+DHA=543mg)または魚油1.8g(EPA+DHA=864mg)、を7週間摂取させたところ、いずれの群においても有害事象や血液検査においても明らかな相違はなかった。(海外)
本届出製品は、ソフトカプセル形状で、クリルオイル500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)と、1日摂取目安量も少なく、5倍量以上の摂取においても重篤な有害事象は報告されていません。クリルオイル以外の原材料は、いずれも食品や食品添加物として広く利用されており、十分な食経験を有するものです。これらの情報をふまえ、本届出製品の安全性に問題はないと判断し、以上の情報を総合して、本品は安心してお召し上がり頂ける製品であると判断致しました。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をお守りください。
食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。甲殻類にアレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
血小板凝集抑制薬、高血圧治療薬、糖尿病治療薬を服用の方は医師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出製品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
クリルオイルの摂取が膝関節の痛みに関わるQOL(生活の質)に与える影響
【目的】
膝関節に痛みを感じている健常者を対象に、EPA・DHAを含むクリルオイルを摂取した人の膝関節に関するQOLに与える影響を、EPA・DHAを含まない食品(以下、疑似食品)を摂取した人と比べ、検討することを目的としました。
【背景】
健常な日本人に対して、クリルオイルを2000mg(EPA:240mg、DHA:110mg)摂取したときの有効性が報告されています。摂取量を500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)まで下げた時の有効性について、検証しました。
【方法】
試験責任医師が診断した膝関節に痛みを感じている健常者81名の男女に対し、無作為に3つのグループに分け、クリルオイル500mgあるいは1000mg(EPA:120mg、DHA:55mg)を、残りのグループには疑似食品を4週間連続で摂取してもらいました。被験者及び試験実施者(解析者含む)には、摂取している食品がどちらであるかわからないようにしました。評価には、膝関節のQOLを評価するJKOM(日本版変形性膝関節症患者機能評価尺度)を中心として、医師が客観的に評価するJOA(日本整形外科学会膝疾患治療成績判定基準)と炎症マーカーである高感度C反応性タンパク(高感度CRP)値を利用しました。これらの評価法は広く認知された評価法です。
【主な結果】
クリルオイル摂取群と擬似食品群との比較において、JKOMの複数の項目で改善が確認でき、膝関節に関するQOLが改善されることがわかりました。また、高感度CRP値で有意な低下を示したクリルオイル500mg(EPA:60mg、DHA:27.5mg)摂取群と疑似食品摂取群に対して、複数の統計手法により解析を行いました。その結果、JKOMの設問「この数日間、靴下をはいたり脱いだりすることはどの程度困難ですか」において、共通して改善効果が見られました。また、今回の試験で安全性に関する問題はありませんでした。本試験における費用は三生医薬株式会社が負担し、その他に特筆すべき利益相反はありません。
【科学的根拠の質】
今回の臨床試験は、質の高いランダム化比較試験で行われた結果であり、膝関節に関するQOL評価項目において有意な改善効果が多角的に確認されたので、信頼性は高いと考えられます。しかしながら、被験者が限定的であることから、引き続き検討が必要と思われます。
(構造化抄録)
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

アミノエールゼリータイプロイシン40(味の素株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


味の素株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アミノエールゼリータイプ ロイシン40】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
味の素株式会社
【届出番号】
E60
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
味の素株式会社
楽天市場
味の素株式会社の商品一覧
【商品名】
アミノエールゼリータイプ ロイシン40
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ロイシン 40 % 配合必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニ
楽天市場
ロイシン 40 % 配合必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファン〕を含む商品リスト
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはロイシン40%配合必須アミノ酸※が含まれます。ロイシン40%配合必須アミノ酸※は、足の曲げ伸ばしなどの筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、加齢によって衰える筋肉の合成をサポートすることにより、歩行機能の向上に役立つことが報告されています。※ロイシン40%配合必須アミノ酸には、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
【想定する主な対象者】
加齢による筋肉や歩行機能の衰えが気になる中高年
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【安全性試験に関する評価】
 当該製品の機能性関与成分であるロイシン40%配合必須アミノ酸※は牛乳のホエイタンパク質の必須アミノ酸組成を基本にロイシンを40%と高配合した、9種の必須アミノ酸〔ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファン〕からなる混合物です。
 当該製品の機能性関与成分の1日摂取目安量の約3~7倍(1日11~21g)を12週間摂取させた臨床試験および日本人を対象に1日摂取目安量もしくは2倍量を長期間(6ヵ月間)摂取させた臨床試験において、安全性が確認されています。これらの試験で用いられた介入食品と当該製品の機能性関与成分について、同等性が高いことも確認しております。従いまして、当該製品の機能性関与成分の安全性は高いと評価いたしました。
 当該製品摂取における健康被害に関しては、今後も情報収集を継続し、必要に応じて情報開示する体制を整えております。
【摂取する上での注意事項】
飲み込む力が弱い方が摂取される際はご注意ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当製品を製造している株式会社トッパンパッケージングサービス嵐山工場は、FSSC 22000を取得しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:
 「アミノエールゼリータイプ ロイシン40」が含むロイシン40%配合必須アミノ酸※1(以下LEAAとする)の歩行機能の評価

目的:
健康な中高年がLEAAを摂取すると、歩行機能を向上する効果があるか関連する研究論文を評価しました。

背景:
中高年において、歩行機能の低下は、機能的自立を奪うリスクがありこれを防ぐことが重要とされています。歩行機能を保つには筋量の維持が不可欠です。しかし、筋量は80歳までに約30~40%減少すると言われています。加齢に伴い、筋肉をつくる力が落ちるとともに、筋肉のもととなるタンパク質の摂取量が減るため、筋量は減少します。筋肉をつくる力を高めるものとして、必須アミノ酸が知られており、特にロイシンはつくる力が高いことが判明しました。

レビュー対象とした研究の特性:
複数の論文検索データベースを用いて、健康な中高年を対象に、歩行機能を評価した臨床試験の報告458報を抽出、LEAA摂取に合致した2報を評価しました。1報は企業の支援を受けたものでした。

主な結果:
2報は、健康な中高年の男女を対象とし歩行機能を評価していました。その指標のうち、6分間歩行距離は2報とも報告があり、その結果を解析したところLEAA 3.0~15.41g/日、3ヵ月以上の摂取により、対照群と比較して歩行距離が延伸し、明らかに向上しました。
このうち1報は、レジスタンス運動※2を併用しており、10m歩行速度も対照に比較して明らかに向上することが分かりました。尚、当該製品の摂取量と同量(LEAA 3.0g/日)摂取した参加者は、平均65歳でした。


科学的根拠の質:
研究が真の結果を導かない可能性を高める要因をバイアスリスクと呼びます。2報は、バイアスリスクは中程度ありますが、結果の違いは少なく、2報の結果をもって、LEAAの継続摂取により歩行機能の向上効果があると考えられます。
作用機序として、中高年において、LEAA 1回摂取で筋肉をつくる力が高まるという報告があることから、LEAAの歩行機能向上は本作用によるものと想定できます。なおLEAA 3gまたは6g摂取による歩行機能の評価では、レジスタンス運動が行われていました。そのため中高年の歩行機能の向上にはLEAA継続摂取と適度なレジスタンス運動を組み合わせることが必要と考えられました。
ただし、LEAAを摂取している研究は2報と少なく、被験者数も多いとは言い難く、さらなる臨床研究が待たれます。
また、筋肉をつくる力及び歩行機能の評価に用いた指標は、学術的に広くコンセンサスを得られ、妥当性のあるものです。

※1 ロイシン40%配合必須アミノ酸(LEAA)は、ロイシン、リジン(塩酸塩として)、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン(塩酸塩として)、トリプトファンが含まれます。
※2 レジスタンス運動は、器具を用いたり自体重で筋肉に抵抗をかける運動で、個人の能力に応じて行う運動です。
(構造化抄録)
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

ベリエストZのむディーエイチエーイーピーエー500(株式会社ノーベル)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ノーベルが消費者庁に届出た機能性表示食品【ベリエストZ のむDHA+EPA(ディーエイチエーイーピーエー)500】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社ノーベル
【届出番号】
E59
【届出日】
2019/04/25
【届出者名】
株式会社ノーベル
楽天市場
株式会社ノーベルの商品一覧
【商品名】
ベリエストZ のむDHA+EPA(ディーエイチエーイーピーエー)500
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
EPA,DHA
楽天市場
EPAを含む商品リスト

DHAを含む商品リスト
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはEPA・DHAが含まれます。EPA・DHAは、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告されています。
※記憶力とは、一時的に物事を記憶し、思い出す力をいいます。
【想定する主な対象者】
健常な中高年者[疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を除く。]
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品と類似品の「ベリエストZのむDHA+EPA500」は2018年5月に発売し、現在も販売中です。その間、お客様から製品に起因する健康被害のお申し出はありませんでした。
したがって、類似品とほぼ同一の処方である本品は安全であると判断いたしました。
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA含有精製魚油も既に1980年代には日本でサプリメントとして販売されており、25年以上の食経験がある機能性素材です。
更に機能性関与成分であるDHA・EPAについて、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2次情報の評価より、1日当たり5g以下のEPA・DHAの追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHAは安全と判断いたしました。
本品の一日摂取目安量当たりのEPA・DHAの摂取量は500mgであるため、以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
多量摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。品質保持の為、開封後はなるべく早くお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社では、品質保証憲章を定め、品質保証基準に基づき生産および品質管理を行っています。本品は食品安全マネージメントシステム、ISO22000を取得した工場にて生産を行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 EPA・DHAを用いた健常人に対する記憶力の維持に関する研究レビュー

【目的】
 健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、記憶力を維持する作用がみられるか検証しました。

【背景】
 高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっています。記憶力の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われています。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は記憶力の維持に有効ではないかと報告されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
 疾病に罹患していない健常人(認知症ではないとされている「軽度認知障害」の人も含みます。)を対象としてEPA・DHAの記憶力に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
 データベース検索により、559報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、12報が採用文献となりました。
 記憶力に関する指標を調べたところ、50歳以上の方々を対象とした文献8報で記憶力を維持する作用があることが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、記憶力を維持する作用があると報告されていました。
 以上より、EPA・DHAを1日当たり400mg以上摂取することにより、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断しました。
 本品はEPA・DHAを500mg含んでおり、上記のとおり記憶力を維持する作用が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界として、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかし、複数の研究報告で認知機能の一部である記憶力を維持する作用が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。
スポンサーリンク

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310