2019年7月27日土曜日

モノオボエ(株式会社ファストアイ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ファストアイが消費者庁に届出た機能性表示食品【MONO OBOE(モノオボエ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社ファストアイ
【届出番号】
E143
【届出日】
2019/06/06
【届出者名】
株式会社ファストアイ
楽天市場
株式会社ファストアイの商品一覧
【商品名】
MONO OBOE(モノオボエ)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体,イチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体を含む商品一覧

イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンは、加齢によって低下した脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした言葉や図形などを覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常高齢者
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
下記の(ア)、(イ)及び(ウ)の情報により、本届出商品を一日摂取目安量あたりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体 28.8mg、イチョウ葉由来テルペンラクトン 7.2mg含有する機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。

(ア)喫食実績による食経験の評価
本届出商品は機能性関与成分であるイチョウ葉由来フラボノイド配糖体 及び イチョウ葉由来テルペンラクトンをそれぞれ一日摂取目安量あたり28.8mg、7.2mg含むハードカプセルである。
商品A(イチョウ葉由来フラボノイド配糖体28.8㎎/日、イチョウ葉由来テルペンラクトン7.2㎎/日)は日本国内にて2007年から販売され、630万食の販売実績があるが、これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような重篤な健康被害は報告されていない。
(イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価
本届出商品に配合されるイチョウ葉抽出物(イチョウ葉由来フラボノイド配糖体24%、イチョウ葉由来テルペンラクトン6%、ギンコール酸1 ppm以下)と同等の規格を有する抽出物を摂取した際の安全性について、データベースで確認した結果、適切な量の経口摂取であれば安全であると考えられる。
一日摂取目安量は「イチョウ葉エキス食品品質規格基準」((公財)日本健康・栄養食品協会)で規定されている60~240 mg/日(イチョウ葉抽出物として)の範囲内に設定し、上記のデータベースで得られた結果と合わせて、適切に用いれば安全性に問題は無いと考えられる。
(ウ)医薬品との相互作用に関する評価
疾病に罹患している方が使用する医薬品について相互作用の可能性が報告されているが、本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、健康被害のリスクは低いと考える。また、本商品パッケージに「てんかんの発作歴がある方やてんかんの方、ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高める薬を服用中の方は、摂取をお控えください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。このため、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
●1日の摂取目安量を守って下さい。
●てんかんの発作歴がある方やてんかんの方、ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高める薬を服用中の方は、摂取をお控えください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品「MONO OBOE(モノオボエ)」は奈良県にある医薬品GMP工場にてGMP規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力を維持する機能性に関する研究レビュー

(イ)目的
健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンを連続摂取した際に、対照群または摂取前と比べた場合の記憶力に対する有効性を検証する目的で研究レビューを実施した。

(ウ)背景
記憶力を維持できる機能性表示食品は、高齢者の健康・QOLを向上させ、高齢化社会に貢献することが期待される。健常高齢者を対象としたイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力に対する有効性に関しては複数の原著論文が報告されているが、総合的に評価した研究レビューはないため、本レビューにて検証した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの連続摂取による記憶に関する無作為化コントロール試験について、健常高齢者を対象とし、利益相反情報が認められなかった論文2報を採用した。

(オ)主な結果
健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2~28.8mg/日、イチョウ葉由来テルペンラクトン4.88~7.2mg/日を摂取する場合、重大な有害事象もなく、加齢によって低下した脳の血流を改善し、見聞きした名前・単語・言葉・図形に対する記憶力を維持することが示された。

(カ)科学的根拠の質
対象論文はいずれもイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの摂取による記憶力に対する有効性を示した。
対象論文はいずれも欧米人に対するものであったが、作用機序の脳の血流改善が日本人および中国人においても確認されていることから、日本人への外挿は可能と考えられる。
対象論文の被験者は健常高齢者であり、本届出商品の想定対象者と一致している。また、本届出商品のイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの一日摂取目安量は研究レビューの結果に従い設定しており、同様のアウトカムを得られることが期待される。
本研究レビューは、日本語と英語の論文のみが対象であることから、網羅性および出版バイアスの可能性は否定できない。また、採用文献はいずれも日本人を主な対象としたものではなかった。これらは本研究レビューの限界と考えられる。
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    株式会社皇漢薬品研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【皇漢グルコサミン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    株式会社皇漢薬品研究所
    【届出番号】
    E142
    【届出日】
    2019/06/06
    【届出者名】
    株式会社皇漢薬品研究所
    楽天市場
    株式会社皇漢薬品研究所の商品一覧
    【商品名】
    皇漢グルコサミン
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)
    【機能性関与成分名】
    グルコサミン塩酸塩
    楽天市場
    グルコサミン塩酸塩を含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています。
    【想定する主な対象者】
    膝関節の動きに悩みのある健常成人
    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    グルコサミンは天然に広く分布し、生体内ではプロテオグリカンの形で軟骨、皮膚、腸管、脳、結合組織など多くの器官や組織に分布するアミノ糖である。畜肉や魚などの食物にプロテオグリカンが含まれるが、これらを加工した食品の一部にグルコサミンが遊離の形でも含まれており、ヒトはこれを摂取してきた。なお、フリー体のグルコサミンは不安定であるため通常は塩の形で製造される。既存添加物名簿に収載されているグルコサミンはキチンを塩酸で加水分解し、分離して得られたものであるとの記述から実質的にはグルコサミン塩酸塩と等しい。添加物としては増粘安定剤や製造用剤に分類されているが、使用基準は特に定めていない。
    日本でグルコサミンの研究開発並びに産業化は90年代にスタートした。その後ユーザーに根強く支持され、流通商品の数量が数百種類に増え、そのほとんどはグルコサミン1500mg/日の設計であるが、重篤な健康被害は報告されていない。専門紙(業界新聞)の調査では2016年の日本におけるグルコサミン消費量は1400トンと推測されている。すなわちおおよそ260万人の日本人が毎日グルコサミンを1500mg摂取していることになる。原料供給元においても1998年より2017年現在まで国内向けのグルコサミンの販売数量の累計は3000トン以上にのぼり、販売社および末端ユーザーより健康被害の報告は受けていない。
    当社においても、機能性関与成分を1日当たり1500㎎含む類似食品を2010年より累計2万個販売しているが、現在までに重大・重篤な健康被害は発生していない。
    また、独立行政法人国立健康栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報においては、グルコサミンは軽い胃腸症状やアレルギー反応を引き起こす可能性はあるものの、適切に用いれば安全性が示されていると報告されている。
    さらに、グルコサミン塩酸塩1500~3000mg/日摂取した臨床試験においては、軽い胃腸症状などの軽微な副作用が発生する可能性はあるものの重篤な副作用の報告はなく、4500mg/日を摂取した臨床試験においても、副作用と思われる症状や異常は認められていない。
    本品は健常成人を対象に機能性関与成分であるグルコサミン塩酸塩の摂取目安量を1500mg/日としているため、摂取目安量を守り適切に摂取する場合においては健康を害する恐れが少なく、安全性が高いと考えられた。
    【摂取する上での注意事項】
    ・一日の摂取目安量を守ってください。
    ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    ・食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
    ・開封後はお早めにお召し上がりください。
    ・天然由来の原料を使用しておりますので、季節によっては色調などが若干変わる場合がありますが、品質には問題ありません。
    ・クマリン系抗凝固剤(ワーファリン)を服用している方は医師または薬剤師にご相談の上、ご使用ください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    本製品は、健康食品GMP認定工場において、原料の受入れから最終製品の出荷にいたるまで、GMPガイドラインに則った作業管理及び構造設備の構築を実施して、製品の品質と安全性の確保を図っております。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    (ア)標題
    本品「皇漢グルコサミン」に含有する機能性関与成分グルコサミン塩酸塩が膝関節機能におよぼす影響に関する研究レビュー
    (イ)目的
    健常者を対象に機能性関与成分グルコサミン塩酸塩(グルコサミン)摂取が膝関節機能におよぼす影響を評価することを目的とした。
    (ウ)背景
    グルコサミンは変形性関節症の症状を緩和し、関節機能を改善することが多数報告されている。その作用機序としてグルコサミンは好中球機能を抑制することによって、炎症反応に伴う組織障害に対して防御的に作用し、抗炎症作用を発揮することが報告されている。また、グルコサミンは変形性関節症の症状を改善するとともに、軟骨分解マーカーであるCTX-IIを抑えることが報告されている。
    しかし、グルコサミンの臨床研究のほとんどは変形性関節症の患者を対象としたものである。ここでは、健常者を対象とした臨床研究を用いてグルコサミン摂取が膝関節機能におよぼす影響に関する研究レビューを行った。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    2018年1月24日までに英語および日本語で発表された文献を複数のデータベースを用いて検索し、5報の文献を評価対象とした。評価対象とした文献は健常者を対象に膝関節機能の評価指標として膝の可動域、WOMAC、JKOM、VAS、CTX-II、CPII、CTX-II/CPIIにおよぼすグルコサミンの影響を評価したものであった。なお、本研究レビューの実施にあたり、評価対象とした文献の著者とレビューワーの間に利益相反はない。
    (オ)主な結果
    グルコサミン摂取によって膝の可動域および膝の自覚症状(VAS)など膝関節機能の改善が認められた。関節可動域の制限は膝関節の不快感や違和感を伴った関節機能の低下を招き、日常生活動作の制限および生活の質の低下につながることから、グルコサミン摂取は膝関節の可動域を改善するとともに、膝関節を動かす際の負荷に伴う不快感や違和感の緩和に寄与すると考えられた。さらに、CTX-IIおよびCTX-II/CPIIの減少など軟骨代謝の改善傾向が示唆された。従って、グルコサミン1500mg/日の摂取は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが期待でき、膝関節の動きに悩みのある方に適していると結論付けた。
    (カ)科学的根拠の質
    評価対象とした文献において科学的根拠の質に大きく影響するバイアスリスクは検出されなかった。一方、グルコサミンは変形性関節症の患者を対象とした研究が多数報告されている中で、被験者に変形性関節症患者を除外した臨床試験は非常に少数であることが本研究レビューの限界である。従って、レビューの精度を高めるためにも定期的に情報収集を行い、データを重ねていく必要があると考えられる。
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    株式会社皇漢薬品研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【プロテオの恵み】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    株式会社皇漢薬品研究所
    【届出番号】
    E141
    【届出日】
    2019/06/06
    【届出者名】
    株式会社皇漢薬品研究所
    楽天市場
    株式会社皇漢薬品研究所の商品一覧
    【商品名】
    プロテオの恵み
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)
    【機能性関与成分名】
    サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
    楽天市場
    サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、膝関節の不快感を持つ方の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護に役立ち、膝関節の可動性をサポートすることが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    膝関節の不快感が気になる健常成人
    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    1.食経験
     本届出食品はサケ鼻軟骨から酢酸溶液にて抽出して得られた機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」を1日摂取量10mg配合した製品です。
    本届出食品中の「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、2011年から原料供給元のグループ企業より同一の機能性関与成分を含む(一日当たりの摂取目安量 10mg)錠剤の商品が販売されている実績があり、2016年8月の時点で累計約44万個以上製造されており、この期間において、健康被害等の報告はない。
    以上より、本届出食品は同一の成分を同量(1日摂取量10mg)含む類似食品において健康被害等の報告もなく、安全性については十分に評価されていると判断しています。
    また、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の基原であるサケの鼻軟骨は、氷頭(ひず)と呼ばれ、北海道や東北地方では郷土料理(氷頭なます)として食されています。本届出食品には、この郷土料理と同様にサケ鼻軟骨から酢酸抽出法により得られた成分が含まれています。「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、この料理一食分に300~400mg相当含まれており、本届出食品中の機能性関与成分の一日当たりの摂取量の約30~40倍です。

    2. 既存情報の安全性調査結果
    「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の安全性に関する論文4報
    ・ラット90日間反復投与毒性試験 有害事象は認められなかった。
    ・過剰摂取試験(4週間) 有害事象なし(50mg/日)
    ・遺伝毒性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験) 遺伝子突然変異誘発能を有さない。
    ・長期摂取試験(12週間) 有害事象なし(10mg/日)
    ・急性毒性試験(単回投与毒性試験) 概略の致死量 約1000mg/kg以上

    3. 医薬品との相互作用
     医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。

    4.まとめ
     以上より、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」と同等の成分を含む食品は十分な食経験を有し、製造・販売実績、安全性試験結果からも安全性については、十分に評価されている成分であると判断します。
    【摂取する上での注意事項】
    〇一日の摂取目安量を守ってください。
    〇本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    〇食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
    〇開封後はお早めにお召し上がりください。
    〇天然由来の原料を使用しておりますので、季節によっては色調などが若干変わる場合がありますが、品質には問題ありません。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    本製品は、健康食品GMP認定工場において、原料の受入れから最終製品の出荷にいたるまで、GMPガイドラインに則った作業管理及び構造設備の構築を実施して、製品の品質と安全性の確保を図っております。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    【標題】
     サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる関節軟骨の保護、膝関節の可動性をサポートする機能性に関する研究レビュー
    【目的】
     膝関節の不快感を持つ健常者が、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンにより、その不快感が緩和されるかを検証しました。
    【背景】
    関節には、特徴的な構造として、連結する骨の関節面には軟骨(関節軟骨)をもち、この軟骨により、関節の動きを可能としています。加齢等により筋力が低下すると膝関節の軟骨に負担がかかるようになり、膝関節の不快感が現れます。膝関節の不快感の顕著な指標として、物理的には関節可動域の減少、生理学的には軟骨分解・合成マーカーの変動があげられます。
    サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取が関節軟骨の保護に対する影響や、膝関節の可動性に関する研究レビューはありませんでした。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     健常者(膝関節の不快感を持つ者を含む)を対象として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取による関節軟骨への影響をランダム化二重盲検試験で実施した文献を検索致しました(検索日は、2017年7月11日)。
    文献検索の結果、条件を満たす文献が2報抽出されました。
    【主な結果】
     データベース検索により2報の文献が抽出されました。
    1報は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを10mg以上含有した食品を12週間摂取することにより、膝関節の可動域の改善作用を示すことが報告されていました。
     他の1報は、膝関節の不快感(日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)≧41)を一時的に持つような健常者において、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを16週間摂取(10mg/日)することにより、Ⅱ型コラーゲンの分解を減少させ、軟骨代謝の改善を介して、軟骨保護作用を示すことが報告されていました。
     以上より、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンは、「糖(糖質、糖類)」や「たんぱく質」とは異なる作用により、膝関節の不快感を緩和し、膝関節のサポートに寄与するものと考えられました。
    【科学的根拠の質】
     本研究レビューの限界は、抽出できた文献が2報であり、報告例が少ないことが挙げられます。また、これら2報の論文内で報告されている臨床試験はいずれもUMIN-CTRにプロトコールが事前登録され行われており、透明性の高い試験でした。更に、2報の文献は、peer review誌に発表された論文であり、プラセボとのランダム化二重盲検試験で実施され、エビデンスレベルの高い内容でした。
    結論として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを摂取した場合に、一時的な膝関節の不快感を持つ健常者に対して、関節のサポートをする機能があることに関して肯定的な科学的根拠があると判断しました。 (構造化抄録)
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    菊芋のイヌリン(メロディアン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    メロディアン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【菊芋のイヌリン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    メロディアン株式会社
    【届出番号】
    E140
    【届出日】
    2019/06/05
    【届出者名】
    メロディアン株式会社
    楽天市場
    メロディアン株式会社の商品一覧
    【商品名】
    菊芋のイヌリン
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    【食品の区分】
    加工食品(その他)
    【機能性関与成分名】
    イヌリン
    楽天市場
    イヌリンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンには食後の血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    一般健常者
    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    1.イヌリンの摂取量と安全性
    国立健康・栄養研究所のデータベースでは、機能性関与成分のイヌリンは、” 8~14 g/日を8週間までは安全とされている。”とあり、”摂取後、腸内ガスの滞留と不快感が起きることがある。”、”有害事象としては胃腸のガス、腹部膨満感、胃痙攣がよく知られている。これらの症状は用量が30 gを超えるとさらに多くなる。”(1)とある。
    GRASでは、健常者、病床者における安全性評価の結果、37.5g/日まで、ヒトの臨床試験において、40g/日までのイヌリンの摂取は問題ないと評価されている。(2)
    ナチュラルメディシン・データベースでは、”適切に使用すれば安全なようです”、”もっとも多い副作用は胃で起きるものです。過度の使用は胃障害を起こすことがあります。” (3)とある。
    妊婦・授乳婦・小児は機能性表示食品の対象ではないが、妊婦・授乳婦において、”安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため使用を避ける。”(1)、”妊娠中および母乳授乳期の使用についてはデータが不十分です。安全性を考慮し、摂取は控えてください” (3)とされている。小児において”サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。” (1)とある。
    2.アレルギー
    キク科植物に関しては一部の植物でアレルギーの事例が知られているので (1)、「原材料表示をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。」と包材に注意喚起を行った。
    3.まとめ
    届出食品はイヌリンを1日摂取目安量当たり1500mg含むことから、記載されている事象の摂取量より少なく、問題ないと考える。イヌリンはスクロースのフラクトース残基にフラクトース1~60分子がβ(2,1)結合したものであり、由来する植物の違いで、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな差はなく、加工工程による機能性関与成分への影響も考えにくいため、上記で評価した既存情報と同等であると考える。

    引用・参考文献
    (1)国立健康・栄養研究所のデータベース(イヌリン)
    (2)アメリカ食品衛生局のGenerally Recognized As Safe(GRAS)
    (3)ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメント[成分]のすべて
    【摂取する上での注意事項】
    多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。原材料表示をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    協和薬品株式会社 国内GMPに基づいた品質管理を行っている。ジャパンテクノフーズ株式会社 国内GMPに基づいた品質管理を行っている。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    (ア)標題
    イヌリンの食後血糖値上昇を抑える作用に関する研究レビュー
    (イ)目的
      健常な成人において、イヌリンを含む食品の摂取は、食後血糖値の上昇を緩やかにするのかを検証することを目的とした。
    (ウ)背景
    イヌリンは、食後の血糖濃度上昇を抑制することに加え、腸内細菌による代謝産物がインスリン感受性を向上させることにより、糖尿病患者の血糖値を適切な水準に調節することが報告されている。
    しかし、健常者のみを対象としたイヌリンの当該効果に関する研究レビューの報告は確認できなかったため、健常な成人がイヌリンを含む食品を摂取すると、食後血糖値の上昇が緩やかになる効果があるかを明らかにするために研究レビューを実施した。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    「医学中央雑誌」、「JDreamⅢ」、「PubMed」、「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。外国語および日本語の論文データベースを用いて論文検索を行った。対象(P)が、疾病に罹患していない健常な成人、介入(I)がイヌリンを含む食品の摂取、対照(C)がプラセボ食品の摂取、無介入または摂取前値、アウトカム(O)が負荷食後の食後血糖値、である論文を収集した。
    (オ)主な結果
      5報の論文を採用した。5報中3報において、イヌリンの摂取により食後血糖値の上昇が有意に抑制されていた。境界域の者を含む論文が1報あったため、これを除いた論文群でも考えたところ、この論文群では4報中2報で有意な効果が見られていた。
    (カ)科学的根拠の質
      5報の採用論文はいずれもRCT試験であり、デザイン上の問題はない。限界としては、5報の結果には中程度の非一貫性がある。さらに、今回の採用論文の中には二重盲検についての記述が無いものが存在するが、エビデンス総体をみたときに致命的となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は高いと考えられる。
     したがって、本研究レビューの結果から、イヌリンの食後血糖値の上昇を緩やかにする効果は、科学的根拠があると判断した。
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    イチョウ葉エキス(マルマンH&B株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    マルマンH&B株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【イチョウ葉エキス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    マルマンH&B株式会社
    【届出番号】
    E139
    【届出日】
    2019/06/05
    【届出者名】
    マルマンH&B株式会社
    楽天市場
    マルマンH&B株式会社の商品一覧
    【商品名】
    イチョウ葉エキス
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)
    【機能性関与成分名】
    イチョウ葉フラボノイド配糖体,イチョウ葉テルペンラクトン
    楽天市場
    イチョウ葉フラボノイド配糖体を含む商品一覧

    イチョウ葉テルペンラクトンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。
    イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには加齢により認知機能
    の一部である記憶機能(情報を記憶し、これをスムーズに思い出して判断する機能)
    が低下することを緩和する働きがあると報告されています。
    【想定する主な対象者】
    加齢による記憶機能の低下が気になる中高年の健常人
    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    ①喫食実績による食経験の評価
    当該食品は、日本国内の薬局・薬店、ドラッグストア及びスーパーマーケット等の店舗を通じ、サプリメント形状の加工食品として健康な中高年男女世代を主な対象者として販売・摂取されている加工食品です。また、当該製品は1989年の発売よりこれまで25年間で累計で約119万個(90粒/1ヶ月容量換算)の販売・消費実績があり、発売以来、当該製品に関する健康被害情報はなく、製造・販売に関して監督官庁をはじめ行政及び第三者機関などからの指導や指摘も受けたことはありません。
    ②既存情報による安全性の確認
     (独)国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報の「イチョウ」の項で、「その安全性については、出血傾向、まれに胃腸障害、アレルギー反応を起こすことがあるが、規格化されたイチョウ葉製剤は適切に用いれば経口摂取でおそらく安全と思われる。」と記載され、また(一社)日本健康食品・サプリメント情報センター発行のナチュラルメディシンDBでは「全ての適応症において、胃腸障害の副作用を避けるために、1日120mg(イチョウ葉エキスとして)を超えない低投与量摂取をはじめ、必要に応じて投与量を増やすこと」とあります。
     以上の点から、機能性関与成分が総フラボノイド24%以上、テルペノイド6%以上、さらにアレルギー症関与成分:ギンゴール酸5ppm以下【(公財)日本健康・栄養食品協会・イチョウ葉エキス食品品質規格基準より】に規格化されたイチョウ葉製剤を、過剰摂取を避けて適正量(イチョウ葉エキスとして1日120mg)を服用することで安全性が確保されるものと判断します。
    【摂取する上での注意事項】
    ■1日の摂取目安量を守ってください。
    ■本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
     血液凝固抑制薬やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は摂らないでください。
    ■体調や体質により、まれに発疹などのアレルギー症状が出る場合があります。
    ■小児の手の届かないところにおいてください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    本製品は、健康食品GMP認定工場において、原料の受入れから最終製品の出荷にいたるまで、GMPガイドラインに則った作業管理及び構造設備の構築を実施して、製品の品質と安全性の確保を図っております。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    (ア)標題:イチョウ葉エキスの記憶機能改善に関する研究レビュー
    (イ)目的:健常人(中年期から高年期の熟年者を含む)がイチョウ葉エキスを摂取することにより、記憶機能に関する改善効果が得られるかを研究レビュー(質の高い研究資料の収集と評価)により検証しました。
    (ウ)背景:イチョウ葉エキスにはこれまでに、疾患に罹患していない者を対象者として記憶機能改善効果を検証した研究レビューがなかったため、本研究レビューでは健常者(中年期から高年期の熟年者を含む)を対象としたイチョウ葉エキスの記憶機能に及ぼす効果について検証しました。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性:外国語及び日本語の3つのデータベースを用いて、収録開始から2015年4月(検索実施日)迄を対象期間として2015年4月15日に検索を実施しました。対象とする研究は「健常者を対象とし」、「イチョウ葉エキスを1日当たり120mg 摂取すること」、「イチョウ葉エキスを含まない対照食(プラセボ)を摂取した場合の比較があること」「ランダム化比較試験と呼ばれる質の高い臨床研究であること」などの質評価基準で絞込みを行い最終的に5件の論文からデータをまとめました。                                                                                                                                           
    (オ)主な結果:検索して得られた5件の論文を検証した結果、その内の1件について、中年期から後年期の熟年者において、認知機能の一部である作業記憶(情報を一時的に記憶し、状況に応じて操作(比較、検証、判断など)するシステム)の機能性を判定・評価する指標であるスタンバーグ課題(作業記憶テスト)における反射時間が減少する(作業記憶がスムーズに機能する)ことが確認されました。
       また、この結果が得られたイチョウ葉エキスの有効な摂取量は1日当たり120mg(フラボノイド配糖体の含有率は22~27%、テルペンラクトンの含有率は5~7%)であること、かつ経口摂取することに安全上問題はないことも併せて確認しました。 
    (カ)科学的根拠の質:健常者(中年期から高年期の熟年者を含む)においてイチョウ葉エキス120mg(1日当たり)の摂取は安全で、作業記憶課題(テスト)における反射時間(リアクションタイム)を有効にコントロールすることが明らかになったことから、本製品は認知機能の一部である作業記憶機能が加齢により低下することを緩和する働きがあるものと判断します。また、評価した論文の1件は日本人を対象としたものであり、本研究レビュー自体を日本人にあてはめることは可能であると判断します。尚、研究の限界として文献数が少ないこともあり、今後さらにヒト(健常者)試験による検証や評価が必要であると考えます。
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    北の国から届いたブルーベリー(八幡物産株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    八幡物産株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【北の国から届いた ブルーベリー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    八幡物産株式会社
    【届出番号】
    E138
    【届出日】
    2019/06/04
    【届出者名】
    八幡物産株式会社
    楽天市場
    八幡物産株式会社の商品一覧
    【商品名】
    北の国から届いた ブルーベリー
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)
    【機能性関与成分名】
    ビルベリー由来アントシアニン
    楽天市場
    ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれるので、目の疲労感の緩和やピント調節力を改善することで、目の調子を整える機能があります。
    【想定する主な対象者】
    健常成人
    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    当該製品は1日1粒を目安に水等と共に摂取するソフトカプセルであり、機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニン60 mg/日を含んでいる。
    日本国内で成人男女を対象に2014年4月から販売されている。その累計出荷数は2019年1月31日時点で30粒入り3,269,751パック、33粒入り248,738パックであり、247,930人に飲用されている。
    お客様からは湿疹、発疹、蕁麻疹、痒み、目に関する症状(痛み、充血、目やに、涙目、ショボショボする、かすみ等)、便秘、下痢(おなかが緩くなるを含む)、体調不良、胃の不調、体に合わない等、896件のお申し出がある。これらのお申し出に関して医師の指示により飲用を中止したものが58件あったが、47件については因果関係不明又は因果関係について言及していない。一方、11件は医師が当該製品に起因する症状の可能性を示唆したが、その理由は「アレルギー」、「体質に合わない」、「栄養がきつい可能性がある」、「具体的な理由についての言及無し」の4通りであり、医師から当該製品に特別な有害性がある旨の報告は受けていない。その他、医師が中止を指示した事例以外は何れも因果関係が特定されていない。尚、これらのお申し出に関して死亡、入院に繋がる重篤な副作用の報告はない。
    以上より当該製品は喫食実績が十分であり、摂取量を守り、適切に摂取する場合、安全であると判断した。
    しかしながら、アレルギー等、個人の体質や体調により何らかの不調が生じる可能性は否定できない為、弊社では、パッケージの原材料欄に適切なアレルギー表示を行ったうえで注意事項として「原材料をご覧のうえ、食物アレルギーをお持ちの方はお避けください。また体調や体質により、まれに体に合わない場合がございます。」と記載している。また、機能性表示食品の定型文として「体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。」と記載している。
    【摂取する上での注意事項】
    一日摂取目安量をお守りいただき、過剰摂取はお控えください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    ・中日本カプセル株式会社 国内GMP、ISO22000・八幡物産株式会社 国内GMP、FSSC22000、ISO22000
    【機能性の評価方法】
    最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    ●標題
    北の国から届いたブルーベリー摂取による視機能改善効果の検討
    ●目的
    健常者に北の国から届いたブルーベリー(以下北ブル)を摂取させることで、プラセボ(以下P)群と比較してピント調節力、目の疲労感の改善機能を示すか検証することを目的とした。
    ●背景
    ビルベリーエキスは欧州で医薬品として視機能の改善を目的に利用されている。日本においてもビルベリー由来アントシアニンを関与成分とし、目の疲労感やピント調節力の改善効果を表示する機能性表示食品が複数販売されている。そこで本研究では健常者に対してビルベリー由来アントシアニンを含む北ブルを摂取させ、同様の機能が得られるか検討した。
    ●方法 
    2つのヒト臨床試験を実施した。試験(1)では健康な成人男女47名をランダムに2群に分け、試験(2)では健康な成人男女44名をランダムに2群に分けた。何れの試験においても一方に北ブル、もう一方にP食品をどちらがどちらか分からないように割り当てた。参加者は与えられた食品を1日1粒、12週間摂取し、0、4、8、12週のVDT作業負荷前後に目の疲労感及びピント調節力に関係する試験を受けた。尚、両試験は届出者である八幡物産株式会社が第三者機関に資金提供して試験を実施し、著者に該社社員が含まれる。
    ●主な結果
    試験(1)
    北ブル群24名、P群23名で試験を開始したが、脱落や遵守事項違反等により8名が除外され、北ブル群21名(50.8±10.3歳)、P群18名(50.3±10.7歳)の39名で解析を行った。その結果、目の疲労感に関する主観評価(アンケート評価)及び客観評価(フリッカーテスト)において北ブル群がP群と比較して有意に改善した。
    試験(2)
    各群22名で試験を開始したが、脱落や遵守事項違反等により9名が除外され、北ブル群17名(37.4±10.1歳)、P群18名(37.9±7.9歳)の35名で解析を行った。その結果、目の疲労感及びピント調節力及びこれらに関連する主観評価(アンケート評価)及び客観評価(縮瞳率)において北ブル群がP群と比較して有意に改善した。
    ●科学的根拠の質
    試験(1)(2)何れにおいても、選択バイアスとして日常的にVDT(テレビ、スマートフォン、パソコン等)を使用している人や一時的に目の疲れを感じている人を対象としていることが挙げられる為、研究の限界としてこれらに該当しない人に対しては同等の機能を示さない可能性がある。しかし、何れも健常者を対象とした無作為化比較試験(質が高いとされる試験方法)において表示する機能性に関して有効な結果が得られており、機能性表示を行う為の科学的根拠は十分である。
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