2019年8月4日日曜日

カロリミットみそ汁(株式会社永谷園の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社永谷園が消費者庁に届出た機能性表示食品【カロリミットみそ汁】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社永谷園
【届出番号】
E178
【届出日】
2019/06/20
【届出者名】
株式会社永谷園
楽天市場
株式会社永谷園の商品一覧
【商品名】
カロリミットみそ汁
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【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維として)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維として)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
中性脂肪が気になる方、血糖値が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
・トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられる。重篤な有害事例は報告されていない。
・難消化性デキストリンは過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。
・健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定された。
・特定保健用食品の関与成分として使用されており、2019年3月で387品目が許可取得し、トクホ全体の約36%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。
*特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の関与成分と同一であることから、上記情報で評価が可能であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
取り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。塩分の過剰摂取をさけるため、普段のおみそ汁に置き換え、摂取目安量を超えての摂取はお控えください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該食品は以下の工場で製造している。株式会社永谷園茨城工場:都道府県等HACCPを取得している。同工場内、本品製造とは異なるラインはFSSC22000の認証を受けており、それに基づき工場全体の衛生管理を行っている。株式会社ニシエイ:各種認証は有していないが、AIB(米国製パン研究所)で規定している規定を参考に自社基準を制定し品質管理を実施している。アダチサンギョウ株式会社:各種認証は有していないが、HACCPを参考にした食品安全前提条件プログラムやフードディフェンスの管理を強化した自社基準に基づき、品質管理を実施している。株式会社サニーフーズ:各種認証は有していないが、HACCPを参考にした食品安全前提条件プログラムやフードディフェンスの管理を強化した自社基準に基づき、品質管理を実施している。株式会社サンフレックス永谷園吹松工場:各種認証は有していないが、HACCPを参考にした食品安全前提条件プログラムやフードディフェンスの管理を強化した自社基準に基づき、品質管理を実施している。株式会社中央食品工業:当該ラインにて各種認証は有していないが、別ラインで都道府県HACCPを取得しており、それに基づき品質管理を実施している。有限会社高橋加工場:ISO9001の認証を取得しており、さらに、HACCPを参考にした自社基準に基づき、品質管理を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1.食事から摂取した糖の吸収を抑える機能
【標題】
「難消化性デキストリン(食物繊維)」の糖の吸収抑制作用の検証

【目的】
健常成人(空腹時血糖値126㎎/dL未満)を対象として、難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較し、糖の吸収抑制作用を示すかを評価するため、研究レビューを実施した。

【背景】
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっている。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要であることから、食事由来の糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇を抑制する食品素材が注目されている。
難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維で様々な食品に利用されており、ヒトで食事から摂取した糖の吸収を抑制して食後血糖値の上昇抑制作用を有することが報告されている。そこで、難消化性デキストリンの単回摂取が糖の吸収抑制作用を示すかどうか検証した。

【レビュー対象とした研究の特性】
難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較した糖の吸収抑制作用について検証するため、信頼性の高いランダム化比較試験が実施されている研究を対象に、2019年1月22日、2月5日と2月8日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施した。検索の結果、24報の論文を採用した。対象者は全て空腹時血糖値が126mg/dL未満の境界域(空腹時血糖値110mg/dL以上、126mg/dL未満)を含む健常成人とした。

【主な結果】
採用基準に従い収集した24報について、難消化性デキストリンの単回摂取は、プラセボの単回摂取と比較して、「血糖濃度曲線下面積(AUC0-2 h)」の有意な低下が認められた。また、糖の吸収の程度を反映しているAUCを評価指標として、難消化性デキストリンの単回摂取は、糖の吸収を抑制することが期待できると考えられた。難消化性デキストリン(食物繊維として)の推奨1回摂取量は5gと評価された。

【科学的根拠の質】
採用された論文において、試験デザインや結果の妥当性、各研究間の一貫性等を検討した結果、科学的根拠の質は高いと評価された。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。また、食事療法や運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられた。

2.食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能
【標題】
「難消化性デキストリン(食物繊維)」の脂肪の吸収抑制作用の検証

【目的】
健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人(空腹時血中中性脂肪値が200㎎/dL未満)を対象として、難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較し、脂肪の吸収抑制作用を示すかを評価するため、研究レビューを実施した。

【背景】
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。近年、生活習慣病の1つとして、食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきたため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目されている。
難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維で様々な食品に利用されており、ヒトで食事から摂取した脂肪の吸収を抑制して食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することが報告されている。そこで、難消化性デキストリンの単回摂取が脂肪の吸収抑制作用を示すかどうか検証した。

【レビュー対象とした研究の特性】
難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較した脂肪の吸収抑制作用について検証するため、信頼性の高いランダム化比較試験が実施されている研究を対象に、2019年1月22日と2月5日に複数のデータベースを用いて文献調査を実施した。検索の結果、9報の論文を採用した。対象者は全て空腹時血中中性脂肪値が200㎎/dL未満の成人とした。

【主な結果】
採用基準に従い収集した9報について、難消化性デキストリンの単回摂取は、プラセボの単回摂取と比較して、「血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6h)」の有意な低下が認められた。また、脂肪の吸収の程度を反映しているAUCを評価指標として、難消化性デキストリンの単回摂取は、脂肪の吸収を抑制することが期待できると考えられた。なお、健常成人のみにおいても同様の効果が確認された。また、難消化性デキストリン(食物繊維として)の推奨1回摂取量は5gと評価された。

【科学的根拠の質】
採用された論文において、試験デザインや結果の妥当性、各研究間の一貫性等を検討した結果、科学的根拠の質は高いと評価された。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定できないため、引き続き検証する必要がある。また、食事療法や運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられた。
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8月3日更新分一覧

安眠ヘルプ(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【安眠ヘルプ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
小林製薬株式会社
【届出番号】
E177
【届出日】
2019/06/19
【届出者名】
小林製薬株式会社
楽天市場
小林製薬株式会社の商品一覧
【商品名】
安眠ヘルプ
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ラフマ由来ヒペロシド,ラフマ由来イソクエルシトリン
楽天市場
ラフマ由来ヒペロシドを含む商品一覧

ラフマ由来イソクエルシトリンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。
【想定する主な対象者】
眠りの深さでお悩みの方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
下記の(ア)、(イ)及び(ウ)の情報により機能性関与成分のラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを一日摂取目安量2 mg(各成分1mgずつ、合計2mg)で配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。

(ア)喫食実績による食経験の評価
本届出商品は機能性関与成分であるラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、機能性関与成分)を合計2mg(各成分1mgずつ)配合した錠剤である。
機能性関与成分を1日あたり合計2 mg(各成分1mgずつ)配合した商品A(錠剤)は2004年から販売を開始し、1箱に60日分入った商品が現在までに累計3万個以上販売されている。また、同様に機能性関与成分を1日あたり合計2 mg(各成分1mgずつ)配合した商品B(錠剤)は2006年から販売を開始し、1箱に20日分入った商品が現在までに累計6万個以上販売されている。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。

(イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価
ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当)
「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各45mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。
また、本届出商品に使用するラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。

(ウ)医薬品との相互作用に関する評価
既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。
【摂取する上での注意事項】
●短期間に大量に摂ることは避けてください。
●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
●原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出商品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けたGMP適合製造所にて製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」

(イ)目的
成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。

(ウ)背景
ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。

(オ)主な結果
睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。

(カ)科学的根拠の質
未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。

以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。
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8月3日更新分一覧

北国の恵みピュア(株式会社ウェルヴィーナス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ウェルヴィーナスが消費者庁に届出た機能性表示食品【北国の恵みpure(ピュア)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
株式会社ウェルヴィーナス
【届出番号】
E176
【届出日】
2019/06/19
【届出者名】
株式会社ウェルヴィーナス
楽天市場
株式会社ウェルヴィーナスの商品一覧
【商品名】
北国の恵みpure(ピュア)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
楽天市場
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれており、膝関節の違和感を和らげる機能があります。膝関節に違和感がある方に適しています。
【想定する主な対象者】
膝関節の違和感が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
当該製品の喫食実績はない。当該製品と類似する製品(類似製品)としては、以下の食経験を確認した。
① 届出者が販売している「北国の恵み」は2013年から現在まで5年間で486千個販売され、累計利用者数123千人の食経験がある。なお、「北国の恵み」は2017年8月にリニューアルを行い機能性関与成分量が変更になった。リニューアル前の製品(剤形:錠剤)は1日3粒あたり5mgで当該製品と同等量の機能性関与成分が含まれ、リニューアル後の製品(剤形:錠剤)は1日3粒あたり10mgと当該製品の倍量の機能性関与成分が含まれる。それぞれの販売実績は以下のとおりである。
(販売量)
リニューアル前の製品:463千個
リニューアル後の製品:22千個
※93粒入り換算(1日摂取目安量3粒/およそ1ヶ月分)
(顧客数:食経験数)
・リニューアル前の製品のみの購入顧客数
→107千人
・リニューアル後の製品のみの購入顧客数
→4千人
・リニューアル前とリニューアル後の両方の製品を購入した顧客数
→11千人

② その他企業の類似製品の販売実績・食経験は以下のとおりである。
【A社】
■製品X(剤形:錠剤)
販売期間:2010年より7年間
機能性関与成分量(該製品比):2倍量
販売実績:累計9千個
食経験数:推定5千~8千人
■製品Y(剤形:錠剤)
販売期間:2013年より4年間
機能性関与成分量の当該製品との比較:2倍量
販売実績:累計3千個
食経験数:推定1千~2千人
【B社】
■製品Z(剤形:錠剤)
販売期間:2013年より4年間
機能性関与成分量(該製品比):1.5倍量
販売実績:累計10千個
食経験数:推定5千~8千人

※(販売量)(顧客数)(食経験数)ともに2017年8月末時点での実績。

以上の類似製品については、いずれも①届出をしようとする製品に含まれる機能性関与成分と同じ成分で、同等量以上含有している製品であり、②届出をしようとする製品と比べ、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、③製品中の成分による影響や加工工程による影響等により機能性関与成分が変質していない製品であることを確認できた。
これらの事実から、喫食実績による食経験として、十分な安全性を評価することができた。

2、医薬品との相互作用
医薬品との相互作用は報告されていない。

3、結論
以上より、当該製品の安全性は問題ないと言える。
【摂取する上での注意事項】
・乳幼児の手の届かない所に置いてください。
・水濡れや汚れのつかない衛生的な環境でお取り扱いください。
・食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品の製造に関して、全ての工程を国内GMP(公益在団法人日本健康・栄養食品協会)認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、国内GMPの取組みに基づき実施されている。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

[標題] サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン(以下、機能性関与成分)含有食品の膝関節への有効性試験

[目的]
 膝関節に違和感がある健常成人男女が機能性関与成分配合食品を12週間毎日摂取した場合に、膝関節にどのような影響を及ぼすのかを検討すること。

[背景]
 近年、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの機能性に関する報告が数多くされ始めている。また、徹底して疾患域の被験者が含まれないような試験が求められている。

[方法]
 膝関節の違和感を有する中高年の健常な成人男女 を対象に、プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行った。応募のあった119名から医師の判断で66名を選択し、年齢、性別と日本整形外科学会股関節機能判定基準(JOA)に偏りがないよう33名ずつを2群に割付け、機能性関与成分配合食品「北国の恵みpure(ピュア)」または対照品1日1回1カプセル(機能性関与成分として5mg/1日)を12週間摂取させた。本試験では、境界域の被験者が含まれないよう徹底した。摂取前と4週、8週、12週摂取後のVisual Analog Scale(VAS)、JOA、日本版膝関節症機能尺度を比較した。

[主な結果]
 2名が自己都合により途中で試験参加を中止し64名が試験を完了、59名(被験品群29名、対照品群30名)を解析対象とした。VASアンケートの総合評価にて、4週間後の変化率の群間比較で有意差(P=0.049)が示され、被験食品の膝関節への有効性が示された。また、長時間の負荷や高負荷に対する違和感を評価した設問でも、4週間後の変化量の群間比較で統計学的な有意傾向(正座時 :P=0.053、長時間の歩行時:P=0.097)も示された。同時に、高感度CRPでもVASアンケートの総合評価の変化と一致した減少傾向が示され、VASで示された膝関節への有効性は、機能性関与成分を含有するサケ鼻軟骨抽出物による免疫寛容を介した抗炎症作用によるものと示唆された。血液検査の結果、安全性に問題はなく、有害事象もなかった。
 本試験より、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含有したサプリメントを摂取することで膝関節の違和感を和らげる機能があることが確認された。

[科学的根拠の質]
 本研究の限界として以下のことがあげられる。
・本試験の資金が届出者から拠出されていること
・被験数が少ないこと
・多重性の考慮について十分でないこと
・あくまで一回の臨床試験の結果でしか無いこと

今後、被験者数を増やした追加的な臨床試験の実施が望まれる。
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8月3日更新分一覧

骨カラキレイ(キューサイ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


キューサイ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【骨カラキレイ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
キューサイ株式会社
【届出番号】
E175
【届出日】
2019/06/17
【届出者名】
キューサイ株式会社
楽天市場
キューサイ株式会社の商品一覧
【商品名】
骨カラキレイ
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン(アグリコンとして)
楽天市場
大豆イソフラボン(アグリコンとして)を含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、大豆イソフラボン(アグリコンとして)が含まれます。大豆イソフラボン(アグリコンとして)には骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。骨を丈夫に維持したい中高年女性の方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい日本人中高年女性
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
日本において、大豆は古くから食されてきたものであり、日常生活において一般の大豆食品から摂取する大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品として「大豆芽茶」(フジッコ株式会社)が2001年に認可されており(許可番号第337号)、その際にヒトへの安全性試験等により十分な安全性が確認されている。「大豆芽茶」は発売後13年を経過するがその間健康被害の報告もない。また「大豆芽茶」以外にも、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品が複数許可されている。さらに、本品に使用している大豆胚芽抽出物(大豆イソフラボン含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。食品安全委員会の報告(「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」2006年5月)によれば、多数の既存情報の検討の結果、安全な一日摂取目安量の上限値は70mg~75mg(アグリコンとして)であるとされ、さらに、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgであるとされた。したがって、本品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本品の安全性は十分に確認されていると考える。
【摂取する上での注意事項】
●妊娠・授乳中の方、乳幼児、小児は召し上がらないでください。
●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方は召し上がらないでください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。イソフラボンを含有する他の特定保健用食品等との併用にはご注意ください。
●体質や体調により、まれに体に合わない場合があります。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
アリメント工業株式会社 本社工場(国内GMP、米国GMP、ISO22000 認証)アリメント工業株式会社 新富士第二工場(国内GMP、米国GMP、ISO22000 認証)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収(破骨細胞の働きによって骨の成分が壊れること)抑制作用について
イ)目的
健常な中高年日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用について文献に基づく総合的な検証を目的とした。
ウ)背景
骨量は男女とも30歳半ばで最大に達し、加齢とともに減少する。骨は常に破骨細胞が古い骨の成分を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝を行っている(※)が、女性は閉経後の5~10年間に骨量の急激な減少が起こる。骨吸収には女性ホルモンが大きく関わっており、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後女性では骨吸収が亢進する。女性ホルモンに似た作用をもつ大豆イソフラボンが骨吸収を抑制するという文献が報告されているが、被験者を日本人健常者に絞って研究結果を総合的に評価したものはなかった。
エ)レビュー対象とした研究の特性
1947年から2015年に公開された英語及び日本語の文献を対象に、フジッコ株式会社社員2名が独立して2015年3月2日に検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、比較対照として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、骨吸収マーカーが測定されていることを条件とし、さらに研究デザインは信頼性が高いとされる無作為化コントロール比較試験(RCT)であることを条件とした。結果、10件の文献が抽出された。
オ)主な結果
10件の文献すべてにおいて、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算25mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン量の低下、すなわち骨吸収の抑制(骨の維持)が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。さらに、統合可能な9報について統計学的にまとめる方法であるメタアナリシスを実施した。その結果、明らかな尿中DPDの低下が認められた。
カ)科学的根拠の質
採用した文献は全て専門家による査読を通過したものであり、研究デザインはRCTである。実験方法及び結果は共通しており、一貫性の高いものである。また出版バイアス(ネガティブな研究は公開されにくいことによる情報の偏り)は検出されなかった。よって、これらの科学的根拠の質は機能性評価に値する。文献収集は、主要なデータベースを用い、公開されている研究はほぼ網羅されたと考えられるが、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後の研究動向を注視していく必要がある。
※日本医師会HPより
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8月3日更新分一覧