2019年9月21日土曜日

はかた地どり(胸肉)(農事組合法人福栄組合)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


農事組合法人福栄組合
が消費者庁に届出た機能性表示食品
はかた地どり(胸肉)


農事組合法人福栄組合が消費者庁に届出た機能性表示食品【はかた地どり(胸肉)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
農事組合法人福栄組合
【届出番号】
E283
【届出日】
2019/07/29
【届出者名】
農事組合法人福栄組合
(8290005010421)
楽天市場
農事組合法人福栄組合の商品一覧
【商品名】
はかた地どり(胸肉)
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【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
アンセリン,カルノシン
楽天市場
アンセリンを含む商品一覧

カルノシンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはアンセリン、カルノシンが含まれます。アンセリン、カルノシンは加齢により衰えがちな認知機能の一部である、個人が経験した比較的新しい出来事に関する記憶をサポートする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
60代以上を主とした健康な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
〇喫食実績
「はかた地どり(胸肉)」は1987年に発売以来、約30年間にわたり、国内で、のべ700万羽の販売実績を有している。これは胸肉に換算すると3,500トン(500g/羽)、1食当たりの摂取量を100gとすると3500万食と国民3人に1人が食した量に匹敵する。なお、「はかた地どり(胸肉)」100gとは例えば、から揚げで料理したときの一般成人1食当たりの量であり、これまで健康被害に関する報告はない。

〇医薬品との相互作用
アンセリンは、抗癌剤のドキソルビシンとの相互作用が報告されているが、「喫食実績による食経験の評価」に記載の通り、アンセリンを含む当該食品は一般に広く食されているものである。ドキソルビシンは病院内で医師の管理の下、静脈内に投与されるものであり、本品の想定している対象者ではないと考えられる。また、アンセリンとドキソルビシンの相互作用についてヒトでの報告例はないことから、当該食品が対象者である健常者において、ドキソルビシンとの相互作用を示す可能性は極めて低いと判断した。カルノシンについては、理論上の機能性関与成分と医薬品との相互作用が報告されているため、「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」、「抗高血圧薬を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください」とラベルに表記して注意喚起を行った。このことから、機能性表示食品として当該製品を販売することは適切であると判断した。

〇結論
以上のことから、当該食品「はかた地どり(胸肉)」の一日摂取目安量を摂取した場合、ヒトの健康を害する恐れはないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。摂取目安量を守ってお召し上がりください。抗高血圧薬を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
「はかた地どり(胸肉)」は、その生産基準が福岡県農林水産部の定める「はかた地どり生産規約」にて定義され、生産者の責務、生産体制、および生産状況等の報告義務が定められている。また、その品質管理のために「はかた地どり生産工程管理規程」にて関係事業者(種鶏場、ふ化場、農場、食鳥処理場)が遵守すべき事項が定められている。さらに、農場における飼育管理基準として「福岡県はかた地どり推進協議会」が作成した「はかた地どり飼育管理マニュアル」および「はかた地どり衛生管理マニュアル」が定められている。「はかた地どり(胸肉)」は食鳥処理事業者である農事組合法人福栄組合にて鶏肉処理される。農事組合法人福栄組合は「食肉処理の事業の規則及び食鳥検査に関する法律」に沿って県知事(県食肉衛生検査所)が行う食鳥検査を受けており、その過程において食用に適さないと判断された鶏肉は同第19条により廃棄される。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:最終製品「はかた地どり(胸肉)」に含有する機能性関与成分アンセリン、カルノシンによる認知機能改善の機能性に関するシステマティックレビュー
目的:健常者がアンセリン、カルノシンを経口摂取した場合の認知機能改善効果を、プラセボ摂取時との比較により検証した国内外の論文を広く調査し、アンセリン、カルノシンの認知機能改善効果の有無を総合的に判断することを目的とした。
背景:鶏胸肉に比較的多く含まれるアンセリン、カルノシンは、脳血管系の炎症性の障害性や脳組織中の炎症反応を有意に軽減すること、および金属イオンやアミロイドβにより誘発される神経毒性に対する保護効果を有することが報告されている。さらにヒトの認知機能改善の機能性を有することが個々の研究により示唆されているものの、健常成人対象のヒト試験研究成果を総合的に評価した研究レビューはない。そこで、アンセリン、カルノシンの認知機能改善効果について広く検証することが必要と考え、研究レビューを実施した。
レビュー対象とした研究の特性:アンセリン、カルノシンの経口摂取が健常成人の認知機能、脳の血流、抗炎症作用に及ぼす影響に関する日本語論文および英語論文を検索対象とした(検索日:2017年4月13日(PubMed)2017年3月28日(医中誌))。内容を精査した結果、採用された文献は1報となった。
主な結果:対象となる1報の結果から、アンセリン、カルノシンの経口摂取により、認知機能の一部であるエピソード記憶(近時記憶)、つまり個人が経験した比較的新しい出来事に関する記憶や注意力が改善されることが示された。さらにアンセリン、カルノシン摂取群で作業記憶課題遂行時の前頭前野の血流に有意な上昇が見られることも分かった。
科学的根拠の質:採択した1報は査読付きであり、研究デザインは二重盲検ランダム化比較試験であった。定性評価の結果、肯定的な結果であった。脳の血流量について対照群と介入群の群間比較により有意な差があった。また、認知機能に関しては、エピソード記憶(遅延再生)において、群間比較において有意な差が認められたので、本機能性に関して科学的根拠があると判断した。なお、限界としては、未発表データや日本語・英語以外で発表された研究が存在する可能性が否定できないことが挙げられる。
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  • エースベーカリー:ルテインゼリー(ルテイン含有)の機能性情報
  • ルテインゼリー(株式会社エースベーカリー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    株式会社エースベーカリーが消費者庁に届出た機能性表示食品【ルテインゼリー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    株式会社エースベーカリー
    【届出番号】
    E282
    【届出日】
    2019/07/29
    【届出者名】
    株式会社エースベーカリー
    (1180001075601)
    楽天市場
    株式会社エースベーカリーの商品一覧
    【商品名】
    ルテインゼリー
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(その他)
    【機能性関与成分名】
    ルテイン
    楽天市場
    ルテインを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品には、ルテインが含まれています。ルテインは、長時間のコンピューター作業などによって低下した目のコントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減し、くっきりと見る力)を改善することが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    当該食品は機能性関与成分ルテインを一日摂取目安量あたり6㎎配合したポーションゼリー形状の加工食品である。

    本品に含まれる機能性関与成分「ルテイン」は、ほうれんそうなどの緑黄野菜に含まれる天然栄養成分で、体内では合成することができないため、食事からの摂取が必要である。本品に含まれるFloraGLOルテインは1999年より日本において販売され、日本国内で200製品以上に使用されている。2014年の日本での販売量は4,500kgで、これまでに同品を使用しての有害事象の報告はない。本品に使用しているFloraGLOルテインは、米国においてGRAS (Generally Recognized as Safe Substancesの略:米国において一般に安全と認められる食品)物質として認定されている。またFAO/WHO合同食品添加物専門会議(JECFA)においても評価が終了しており、ルテインとゼアキサンチンの1日許容摂取量 (ADI) は、0-2㎎/kg体重/日(体重70kgの成人で140㎎/日に相当)までと設定され、本品の1日摂取目安量に含まれるルテイン(6mg/日)の約20倍相当量までの安全性が担保されている。また 国立健康・栄養研究所の素材情報データベースにおいて、ルテインが医薬品に影響を及ぼしたという報告がない事を確認している。以上の情報より、1日摂取目安量としてルテイン6mgを配合した本品の安全性は十分評価できるものと判断した。
    【摂取する上での注意事項】
    本品は、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    株式会社エースベーカリー三ツ渕工場では、ISO9001:2015認証取得(認証番号:C2018-01701)しており、自社基準に基づいて衛生管理および品質管理を行っている。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    【標題】
     「ルテインゼリー」に含有する機能性関与成分ルテインによるコントラスト感度改善に関するシステマティック・レビュー

    【目的】
    本研究レビューは、本品に含まれる機能性関与成分「ルテイン」のヒト試験におけるコントラスト感度について網羅的な文献検索を行い、求める機能性表示に対する合理的根拠を集めることを目的とした。なおPICOの設定は、「P:健常者(成人)、I:ルテイン投与による介入、C:プラセボ対照、O:コントラスト感度改善」とした。

    【背景】
    ルテインの摂取は、目の健康を維持するために重要な役割を果たすということが報告されている。ルテインの個々の研究は多数実施されているものの、6mgのルテイン使用で、コントラスト感度への影響に関してまとめた資料はない。

    【レビュー対象とした研究の特性】
     2016年7月までの期間を設定し、文献検索を行い、ヒトにおけるランダム化比較試験(RCT)タイプかつコントラスト感度について評価を行っている試験を選択し、ルテイン以外の交絡因子となりうる成分が含まれない研究論文を採択した。その結果、最終スクリーニングにおいて1報の論文を採択した。当該論文は1日の平均コンピューターの使用時間が10時間以上の健常者37名(22~30歳、中国人)を対象に、プラセボ群以外にルテイン6mgの摂取群と12mgの摂取群を設け、各グループ内でのコントラスト感度の変化を調べたものである。

    【主な結果】
    最終的に採択した1報の論文を検証したところ、1日あたりルテイン6㎎を継続的に摂取することは視覚機能の一つであるコントラスト感度を改善するのに有効であることが示唆された。今回採択した論文においては、コントラスト感度の改善は、ルテイン摂取により黄斑色素密度が上昇することによるものと考察している。黄斑色素はブルーライトのような短波長光を吸収し、コントラスト感度などの視覚機能を改善させると考えられている。

    【科学的根拠の質】
    採択した論文は1報と少ないが、専門家による査読を通過した質の高いものである。当該論文は日本人ではなく、中国人に対して行われた試験であるが、同じアジア人種であり、経済的にも日本に近いことを考慮すると、同等性は高いと考察できる。
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  • 2019年9月15日日曜日

    スティック温巡りルイボスティー(株式会社小谷穀粉)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    株式会社小谷穀粉が消費者庁に届出た機能性表示食品【スティック温巡りルイボスティー】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    株式会社小谷穀粉
    【届出番号】
    E281
    【届出日】
    2019/08/23
    【届出者名】
    株式会社小谷穀粉
    (1490001000305)
    楽天市場
    株式会社小谷穀粉の商品一覧
    【商品名】
    スティック温巡りルイボスティー
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    【食品の区分】
    加工食品(その他)
    【機能性関与成分名】
    モノグルコシルヘスペリジン
    楽天市場
    モノグルコシルヘスペリジンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれています。モノグルコシルヘスペリジンには、冬の寒さや夏の冷房など室内の温度が低い時に健やかな血流(末梢血流)を保ち、体温(末梢体温)を維持する機能があることが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    身体の冷えが気になる健常成人
    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    当該製品は、機能性関与成分としてモノグルコシルヘスペリジンを含有します。モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とする特定保健用食品として、2018年5月時点で粉末清涼飲料、清涼飲料水、炭酸飲料、しょうゆ加工品の形態で12品目許可されており、複数の特定保健用食品において食品安全委員会にて安全性の評価がおこなわれ、安全性に問題がないと判断されています。当該製品のモノグルコシルヘスペリジン1日摂取目安量178 mgは、特定保健用食品の関与成分の1日摂取目安量340 mgの約半量であることから、安全性に問題ないと考えられます。またモノグルコシルヘスペリジンは2次データベースにおいても、重篤な健康被害は認められておりません。
    当該製品の機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンは、販売実績のある特定保健用食品の関与成分と同じ製造販売元(株式会社林原)のものを使用しており、定性的に同一です。
    以上のことより、当該製品は十分な安全性が確認できると考えています。
    【摂取する上での注意事項】
    多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    当社は、品質マネジメントシステムISO9001を基に品質管理に取り組んでいます。品質マニュアル及び品質管理に用いる製造工程フロー図、工程管理表、加えて記録・日報の記入例を添付ファイルに示します。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    (ア)標題
    モノグルコシルヘスペリジンの血流改善および皮膚温度改善機能について
    (イ)目的
    本研究レビューは、健康な方がモノグルコシルヘスペリジンを経口摂取することにより、プラセボ(効果がないと考えられる疑似食品)の経口摂取と比較して「皮膚血流量が改善するか」または「皮膚温度が改善するか」を検証することを目的として行いました。
    (ウ)背景
    ヘスペリジンは、温州みかんやオレンジなどの柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種です。モノグルコシルヘスペリジンはヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたものであり、手足など末梢部分の血流改善効果や、体温維持効果が報告されています。今回はこれらの効果について総合的に調査しました。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    2018年8月20日に、それまでに公表された日本語の文献と英語の文献を調査しました。健常人を対象にした試験で、モノグルコシルヘスペリジンとプラセボ摂取の比較により皮膚血流量と皮膚温度について評価した臨床研究を選抜しました。選抜された文献について、総合的に機能性の根拠となるか検証しました。結果、2件の文献を採用しました。
    (オ)主な結果
    採用文献から、モノグルコシルヘスぺリジン178~340 mg/日の摂取は、寒冷条件において皮膚血流量および皮膚温度を改善することが明らかになりました。具体的には、寒冷負荷試験により15℃の冷水で手を冷やした後に末梢血流量、末梢体温が回復する効果が認められました。また、60℃の飲料摂取後にやや肌寒く感じる部屋(22℃)に滞在した時の末梢の血流量低下および体温低下を遅延する効果も認められました。
    (カ)科学的根拠の質
    採用文献は健常な女性を対象としていました。幅広い年齢層の男女対象の試験も今後必要ですが、これまでに性差・年齢による効果の違いは報告がないため、届出食品が想定する主な対象者である健康な成人にも、研究レビューと同様の効果が期待されます。採用文献が2件であることから定性的なレビューとなり、各種バイアス(サンプリング、パブリケーション)の可能性は否定できませんが、評価の指標である皮膚血流量と皮膚温度は主観の入らないレーザー血流量計及びサーモグラフィーによる評価であり、結果に影響はないと判断しました。また、評価した文献は信頼性の高いRCT試験であるため、科学的根拠の質は機能性の評価に値すると考えられます。
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    9月14日更新分

    サンキノウおなかのK-1(三生医薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    三生医薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【SUNKINOU(サンキノウ) おなかのK-1(ケイワン)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    三生医薬株式会社
    【届出番号】
    E280
    【届出日】
    2019/07/26
    【届出者名】
    三生医薬株式会社
    (8080001008119)
    楽天市場
    三生医薬株式会社の商品一覧
    【商品名】
    SUNKINOU(サンキノウ) おなかのK-1(ケイワン)
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)
    【機能性関与成分名】
    植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)
    楽天市場
    植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)を含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品には植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)が含まれます。植物性乳酸菌K-1(L.casei 327)には、お通じを改善する機能があることが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    便秘気味の健常成人
    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    本届出食品は機能性関与成分「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)」を500億個/日含む食品です。

    <既存情報による安全性試験の評価>
    ①過剰摂取試験
    健常成人男女に、植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)5000億個/日を含む食品を4週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されませんでした。
    ②長期摂取試験
    健常成人女性に、物性乳酸菌K-1(L. casei 327)1000億個/日を含む食品を12週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されませんでした。

    以上の通り、本届出食品に含まれる機能性関与成分の10倍量の過剰摂取試験、2倍量での長期摂取試験において安全性に問題がないことが確認されています。また、本届出食品に含まれるその他の原材料は十分な食経験を有する食品や食品添加物であることから、本届出食品も安全な食品であると判断しました。なお、上記の報告における植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、本届出食品の機能性関与成分と同一の原料であることから、同等性は問題ありません。
    【摂取する上での注意事項】
    ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で製造しており、GMPに準拠した製造および品質管理を行っています。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    【標題】
    植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の便通改善作用に関する研究レビュー
    【目的】
    植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による便通改善作用に関する機能性を検証する目的で実施しました。
    【背景】
    植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)は主に整腸作用が期待され、最近では臨床試験の実施により有効性が確認されるなどその有用性が見出されていますが、便通改善作用に関する研究レビューは確認できませんでした。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施しました。
    RQ:植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、便通を改善させるか?
    P:便秘傾向のある健常成人
    I:植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)
    C:プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)
    O:便通の改善
    上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、データベースで論文を検索しました。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出しました。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認しました。また、インターネットを用いたハンドサーチも行いました。
    【主な結果】
    最終的に1報を採用し、植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)500億個、2週間の摂取で便通が改善することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断しました。採用論文は臨床試験が日本で実施されていることより、日本人の外挿性の問題はないと判断しました。
    【科学的根拠の質】
    全研究のバイアスリスクは「低」、非直接性は「低」、不精確は「低」、非一貫性は「中/疑い」、全体のエビデンスの強さは「高」と判断しました。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われました。本機能性関与成分を使用した便通改善に関する臨床試験は採用された1報のみであることから出版バイアスは低いと判断しました。
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    9月14日更新分

    もち麦米粒タイプもっちり麦(永倉精麦株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    永倉精麦株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【もち麦米粒タイプもっちり麦】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    永倉精麦株式会社
    【届出番号】
    E279
    【届出日】
    2019/07/26
    【届出者名】
    永倉精麦株式会社
    (7080101006007)
    楽天市場
    永倉精麦株式会社の商品一覧
    【商品名】
    もち麦米粒タイプもっちり麦
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(その他)
    【機能性関与成分名】
    大麦β-グルカン
    楽天市場
    大麦β-グルカンを含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品には大麦β-グルカンが含まれています。大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。
    【想定する主な対象者】
    食後血糖値の上昇が気になる成人健常者
    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    1.当該製品【もち麦米粒タイプもっちり麦】は、機能性関与成分、大麦β-グルカンを1日摂取目安量当たり1,055mg配合しています。摂取方法としては白米と一緒に炊飯を行い、加熱して摂取をする、その他加工食品です。
    2.日本における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の一種です)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、日本では昭和26年には、全国民平均1日当たり大麦で58.6g、大麦β-グルカン約2.4gを麦ごはんより摂取していたことが推定されています。また、法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人(男女)の1日当たりの大麦の給与量は96~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり48~75gの精麦を喫食していることになります。これを機能性成分の大麦β-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.0~3.1gの喫食経験があることになります。

    上記食経験は
    ①届出をしようとする食品に含まれる機能性関与成分と同じ成分で、同等量含有している食品であること。
    ②同じ麦ごはんであるので消化・吸収に大きな違いが無いこと。
    ③大麦を搗精して炊飯するだけですので、食品中の成分や加工による変質はほぼ考えられないこと。
    以上のことにより、「当該食品に類似する食品」に当ると判断します。
    また、販売時期は海軍で1883年に兵食改革として麦食を取り入れた記録があることこら、そこから始まったものと考えられ、これまでの精麦製品の販売量は183万トン(1999~2008年累計、資料:農林水産省米麦加工食品生産動態統計調査)になります。
    以上より、大麦β-グルカンを1日1,055mg摂取することについての安全性には問題は無いと判断します。
    【摂取する上での注意事項】
    本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取することにより、体調によってはおなかがゆるくなることがあります。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    製造施設において、品質マネジメントシステムISO9001を取得しており適用法令を遵守し、当社における衛生環境管理規定等の各種規定に沿って製品を製造しております。又、静岡県ミニHACCP承認事業において、承認食品名として精麦製品ポーションタイプの承認を受けております。日本農林規格(有機JAS加工食品)認定工場であり製造施設においては薬剤等使用せず製品への安全安心をお客様へお届け出来る様、製造及び品質管理を行っております。
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    もち麦米粒タイプもっちり麦に含まれる機能性関与成分「大麦β-グルカン」の食後血糖値の上昇抑制する機能について以下の通り研究レビューを実施した。
    【標題】大麦β-グルカンによる食後血糖値の上昇をおだやかにする機能に関する研究レビュー
    【目的】健常者において、大麦β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響について明らかにする為の定性的研究レビューを目的とした。
    【背景】最近、大麦に含まれる水溶性食物繊維である大麦β-グルカンが各種機能性を有する物質として注目されており、食後血糖値の上昇をおだやかにするとする文献も報告されている。しかし、これらの論文を評価した研究レビューは報告されていない。
    【レビュー対象とした研究の特性】3つのデータベースを用いて(PubMed、JDreamⅢは最終検索日:2018年2月13日、医中誌Webは最終検索日:2018年2月14日)、目的に合致した文献を検索した。採用した文献2報は日本語(1報:文献1)、英語(1報:文献2)で記載され、試験デザインは共にRCT試験であり、いずれの文献も対象者は成人健常者であった。
    【主な結果】2報のうち1報は日本人を対象とした文献であり、もう1報は英国人を対象とした試験であった。いずれの文献も成人健常者を対象としていた。採用した文献2報(文献1、2)は食後血糖値の上昇をおだやかにする指標である食後血糖値のピーク値と食後血糖の上昇曲線下面積値の2つの値について評価を行ったところ、2報共に両指標において有効性が確認された。効果があった文献2報(文献1、2)の大麦β-グルカンの摂取量は1.055g/日以上であった。群間有意差が認められた摂取量は、文献1では大麦β-グルカンを1.055g/日、文献2では4g及び8g/日であった。文献2において、2g及び6g/日摂取では群間有意差が認められなかったが、対照群と比べて食後血糖値の上昇が抑制されていることから、大麦β-グルカンの効果の一貫性は保たれていると考えられた。したがって、1.055g/日の摂取は食後血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。
    【科学的根拠の質】採用した2報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付き文献であることから研究の質は高いと判断した。バイアスリスクに関しては、2報中1報が二重盲検であったが1報が単盲検であった。また、採用文献2報中1報は試験食のランダム記載はあったが、情報が不十分と考えられた。その他バイアスとして利益相反について企業から資金提供があったのが1報、利益相反について記載がなかったのが1報であった。また、2報で企業から試験食の提供がされていた。出版バイアスについては、被験者に1人でも非健常者が含まれる可能性があるもの、大麦β-グルカン以外の成分の関与が否定できないものや変性(低分子化)した大麦β-グルカンで評価している文献を除外したため、採用文献が少なかった事等を考慮し、バイアスリスクは中と評価した。本レビューの限界として、食後血糖値抑制に関する臨床試験は、糖尿病や脂質異常症などの疾病域の方を対象としたものがあり、健常者を対象とした試験に限定するとエビデンスが少なくなる点で本研究レビューの限界があった。
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    9月14日更新分

    カラダカルピス430(アサヒ飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


    アサヒ飲料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【「カラダカルピス」430】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
    【届出番号】
    E278
    【届出日】
    2019/07/26
    【届出者名】
    アサヒ飲料株式会社
    (7010601019092)
    楽天市場
    アサヒ飲料株式会社の商品一覧
    【商品名】
    「カラダカルピス」430
    GOOGLEで検索してみる!
    【食品の区分】
    加工食品(その他)
    【機能性関与成分名】
    乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)
    楽天市場
    乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)を含む商品一覧
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    【表示しようとする機能性】
    本品には独自の乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)が含まれます。乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)には体脂肪を減らす機能があることが報告されており、肥満気味の方に適しています。
    【想定する主な対象者】
    肥満気味の方
    【安全性の評価方法】
    安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
    【安全性に関する届出者の評価】
    【既存情報による食経験の評価】
    機能性関与成分である「乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)(以下10-HOA)」は乳酸菌CP1563株に含まれる成分である。乳酸菌CP1563株を含む飲料の喫食実績はあり、当該飲料においてこれまでに重篤な健康被害は報告されていない。しかしながら当該飲料の10-HOAの含有量は明確でないため、本届出食品の安全性評価としては不十分と考えられたため、安全性試験により評価した。
    【安全性試験】
     変異原性試験により、10-HOAの細菌における遺伝子突然変異誘発性を評価したところ、遺伝子突然変異誘発性は認められなかった。また、チャイニーズハムスター肺由来細胞を用いた10-HOAの染色体異常誘発性を評価したところ、誘発性は認められなかった。ラットを用いた反復投与毒性試験において、10-HOA 0(対照)、1.5、15mg/kgを雌雄各10匹のSDラットに1日1回13週間経口投与した結果、各投与群の雄雌ともに被験物質投与に関連した毒性変化は認められず、無毒性量は15mg/kg/dayと判断された。
    <臨床試験>
    ・乳酸菌CP1563株由来の10-HOA 5.71mgあるいは0.73mgを含む飲料200mlを、健常者男女20名(1群10名)に、1日1本、12週間継続摂取する二重盲検並行群間比較試験を行った結果、理学的・血液・尿検査、自覚症状及び医師診察により臨床上問題となる所見は被験食品の両試験群に認められず、乳酸菌CP1563株由来の10-HOA 5.71mg含有食品を12 週間摂取した際の安全性が確認された。
    ・乳酸菌CP1563株由来の10-HOA 5.71mgあるいは0.73mgを含む飲料200mlを、健常者男女20名(1群10名)に、1日3本、4週間継続摂取する二重盲検並行群間比較試験を行った結果、理学的・血液・尿検査、自覚症状及び医師診察により臨床上問題となる所見は被験食品の両試験群に認められず、10-HOA 17.13mg含有食品を4週間摂取した際の安全性が確認された。
    以上より、機能性関与成分である乳酸菌CP1563株由来の10-HOAおよび本品の安全性には問題が無いと評価した。
    【摂取する上での注意事項】
    多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    〇アサヒ飲料株式会社 群馬工場:総合衛生管理製造過程、FSSC22000に基づき製造 〇アサヒ飲料株式会社 岡山工場:総合衛生管理製造過程、FSSC22000に基づき製造 〇丸善食品工業株式会社 須坂工場:総合衛生管理製造過程、FSSC22000に基づき製造〇九星飲料工業株式会社 伊都工場:FSSC22000に基づき製造
    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    標題:乳酸菌CP1563株由来10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)の体脂肪減少に関する研究レビュー
    目的:健常な成人における乳酸菌CP1563株由来10-HOAの摂取が、体脂肪低減に有効であるかどうかを明らかにすることを目的とした。
    背景:これまでの研究により、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAが脂質代謝に関与する分子PPARα (ペルオキシソーム因子活性化受容体)を活性化し、脂質代謝改善作用を示すことをin vitroおよびin vivo試験で見出した。しかし、当該成分について網羅的に調査した研究レビューは確認できなかった。よって、今回研究レビューを実施することした。
    レビュー対象とした研究の特性:医中誌及びPubMedでの検索の結果、1論文を採用し、体脂肪に関する検査項目を効果指標として定性的研究レビューを実施した。有効性の判断は、乳酸菌CP1563株由来10-HOAの摂取群とプラセボ群との比較で、統計的有意差(p<0.05)があった場合に有効性ありと判断した。
    主な結果:BMIが23以上30未満の健常者200名を対象にしたプラセボ対照二重盲検無作為化比較試験において、乳酸菌CP1563株由来10-HOAを1.44mg配合した飲料を18週間にわたって摂取した。その結果、プラセボに比して有意に内臓脂肪面積と総脂肪面積が減少することが示された。また、メタボリックシンドロームではなく肥満症でもない症例の層別解析でも、乳酸菌CP1563株由来10-HOA摂取群ではプラセボ群と比較して、内臓脂肪面積、総脂肪面積、体重、BMIが有意に低下し、Apo-A1が有意に増加することが示された。
    科学的根拠の質:採用文献は、バイアスリスクの評価で中/疑い(-1)が2項目あったが、リサーチクエスチョンに適合した質の高い文献であった。ただし、採用論文が1報と少なく、今後の研究報告により大きく変更される可能性は否定できない。またUMIN-CTRの活用が進んでいないことから、出版バイアスの可能性は否定できない。さらに、研究者に製造企業が含まれているため、エビデンス総体としてのバイアスリスクの可能性は否定できない。
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    9月14日更新分