2019年12月8日日曜日

ギャバトリプル(株式会社日本予防医学研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社日本予防医学研究所
が消費者庁に届出た機能性表示食品
GABA(ギャバ)トリプル
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社日本予防医学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品GABA(ギャバ)トリプルの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
株式会社日本予防医学研究所
機能性表示食品検索

【届出番号】
E489
【届出日】
2019/10/21
【届出者名】
株式会社日本予防医学研究所
(5080001004137)
楽天市場
株式会社日本予防医学研究所の人気商品
【商品名】
GABA(ギャバ)トリプル
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA(γ-アミノ酪酸)の人気商品
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAは、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感を緩和することが報告されています。また、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。さらに、一時的に落ち込んだ気分を前向きにする(積極的な気分にする、生き生きとした気分にする、やる気にするなどの)機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な成人男女

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出品は機能性関与成分(GABA)を一日当たりの摂取目 安量を100㎎配合した食品である。新製品であるため、最終製品での喫食実績がないため、既存情報における機能性関与成分GABAでの安全性評価をした。
1、既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中にGABAが20~50 ㎎以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分である。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。
2、安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。11.5~1,000 mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本届出品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。
GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。
以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。
●常に気分が落ち込む、休暇・睡眠をとっても疲労感が抜けない方は、うつ病や慢性疲労症候群等の可能性がありますので、医師の診察をお勧めします。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場:国内GMP)にて製造。また、GMPに従った生産、製造及び品質管理に加えて、ISO/IEC 17025:2005認定試験所(株式会社日本予防医学研究所 分析センター)にて放射性物質濃度の確認を実施。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感を緩和する機能】
【標題】GABAの、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に関する研究レビュー
【目的】健康な成人日本人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
【背景】GABAのデスクワークなどを主体とする精神負荷作業における疲労感の緩和について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかった。そこでGABAの、精神的ストレスがかかる作業後の疲労感を緩和する機能性について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】外国語文献検索には、PubMed(1946年~2016年)、英語文献検索には、The Cochrane Library(1992年~2016年)のデータベースを用い2016年7月1日に検索を実施した。日本語文献は、医中誌Web(1977年~2016年)、J-DreamⅢ(1975年(医学情報は1981年)~2016年)のデータベースを用い2016年7月3日に検索を実施した。文献を精査し、健常な日本人成人を対象とし、GABAを摂取しない群と比較した試験デザインである7報の文献を評価した。利益相反に関して、申告がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
【主な結果】主観的疲労感としてVASおよびPOMS、唾液中のコルチゾールおよびクロモグラニンA、さらに、脳波の変動、自律神経活動の各指標により疲労感を評価した。これらの指標は一時的な疲労感を評価する指標として広く用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果は、28~100mgのGABAを摂取することで、GABAを摂取しない時と比較して、デスクワークをはじめとする精神的ストレスがかかる作業後の一時的な疲労感を緩和する効果が確認された。なお、GABAの摂取による副作用などの有害事象の記載はみられなかった。
【科学的根拠の質】最終調査対象とした論文のバイアス・リスクの評価では、採用論文7報中1報が中程度であり、他の6報は低度であった。エビデンスの一貫性など特に問題は認められず、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、報告数、被験者数ともに少ないことから、バイアスの存在が完全に否定できないことが考えられる。

【血圧が高めの方の血圧を低下させる機能】
【標題】GABA摂取による血圧が高めの方の血圧を低下させる効果についての研究レビュー
【目的】
血圧が正常もしくは高め〔最高(収縮期)血圧~139 mmHgまで、または、最低(拡張期)血圧~89 mmHgまで〕の健常成人が、長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを評価し、届出品に含まれる量のGABAが健常人の高めの血圧を健康的な値に保つことをサポートするかを検証することを目的とした。
【背景】
本品を機能性表示食品として販売するにあたり、GABAを配合した本届出品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
日本語および英語の文献データベース、健康食品素材のデータベースを用いて文献調査を行い、2016年7月より以前に発表された文献を対象として、「目的」の項に記載した条件に合致する文献を検索した。なお、特定保健用食品の試験方法に倣い、参加者に軽症高血圧者が含まれる研究も対象としたが、軽症高血圧者のみの研究は疾病者のデータになるため対象外とした。最終的に残った15報を評価対象とした。
【主な結果】
血圧低下効果は、収縮期および拡張期血圧を指標として評価された。その結果、正常高血圧(収縮期血圧 130~139 mmHg 又は拡張期血圧 85~89 mmHg)の人において、1日あたり12.3mg~80mgのGABAを含んだ食品はGABAを含まない対照品と比較して、有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。また、正常な血圧の人のみを対象とした場合は正常な血圧を維持した。採用した論文は、いずれも日本人を対象とした試験であり、日本人への外挿性は高いと判断した。
【科学的根拠の質】
収集した論文は、GABAを含まないプラセボを対照としたランダム化二重盲検並行群間試験がほとんどで、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。一部の採用論文において、研究方法に偏り(バイアス)が疑われるもの、利益相反について記述がないものもあったが特に問題となるものはなかった。
また、幅広く文献の検索を実施しているが、未報告の研究が存在する可能性があり、出版バイアスの可能性もあると考えられるため、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。

【一時的に落ち込んだ気分を前向きにする(積極的な気分にする、生き生きとした気分にする、やる気にするなどの)機能】
【標題】GABAの摂取が、日常生活における一時的に落ち込んだ気分に与える機能性に関する研究レビュー
【目的】健康な成人日本人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、一時的な気分の落ち込みに影響を与えるかについて検証することを目的とした。
【背景】精神的負荷、身体的負荷に関わらず負荷が増大することは十分な休息を得ていれば負担にはならないが、一定期間十分な休息を得ずに継続した負荷がかかる場合、一時的に気分が落ち込むことが考えられる。GABAは、デスクワークなどを主体とする精神負荷作業における一時的なストレスや疲労感の緩和、睡眠の質改善効果、一時的な活気・活力感の維持・改善について、いくつか報告されている。そこで、本研究レビューでは、日常生活において一時的に気分が落ち込んでいる人に対するGABAの摂取による効果について、網羅的に文献を検索し、機能性について検討した。
【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人日本人男女を対象とし、GABAを摂取する群とプラセボ群を比較した試験デザインであり、一時的な感情状態を評価する指標としてPOMS2-ASを評価している文献を選抜し、1報の査読付論文を採用し、評価した。
【主な結果】評価した文献1報では、日常生活で一時的に気分が落ち込んでいる(うつ病や慢性疲労症候群の疾患ではない)健康な日本人成人男女が、GABA 100 ㎎/日を継続的に摂取した場合に、プラセボを摂取した場合に比べて、POMS2-AS「活気―活力」の指標が有意に改善されたことを報告している。
POMS2-ASは、Positive MoodやNegative Moodといった気分の主観的側面の評価に用いられており、POMS2-AS「活気―活力」は、Positive Moodに該当する尺度であるため、POMS2-AS「活気―活力」を「前向きな気分(Positive Moodの和訳)」と表現した。
本結果から、GABAを摂取することは、日常生活において一時的に気分が落ち込んでいる人の前向きな気分を改善する効果があると評価した。
また、この効果を一般消費者に分かりやすく伝えるために、「一時的に落ち込んだ気分を前向きにする」と表現した。
【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文であることから、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。
スポンサーリンク

12月7日更新分

賢人の緑茶(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


オリヒロプランデュ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
機能性表示食品 賢人の緑茶
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品機能性表示食品 賢人の緑茶の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
オリヒロプランデュ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E488
【届出日】
2019/10/19
【届出者名】
オリヒロプランデュ株式会社
(5070001009046)
楽天市場
オリヒロプランデュ株式会社
【商品名】
機能性表示食品 賢人の緑茶
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
イソマルトデキストリン GABA
楽天市場
イソマルトデキストリンの人気商品

GABA(γ-アミノ酪酸)の人気商品
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
●本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。イソマルトデキストリンには食後の血糖値の上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇を穏やかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。
●本品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品は、健常人で血圧が高めの方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常人(食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方、血圧が高めの方)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【イソマルトデキストリン(食物繊維)】
 イソマルトデキストリンはでん粉由来の食物繊維であり、米国FDA(食品医薬品局)によって、GRAS(一般に安全と認められる食品素材)に認定されている。認定された物質と本品中のイソマルトデキストリンは㈱林原で製造された、同一のものである。また、既存情報の1次情報として以下の安全性試験の報告が確認されている。
1.急性毒性試験、90日間反復投与試験
 ラットを用いて単回投与、反復投与にて評価した結果、毒性は認められなかった。
2.Ames試験
 細菌を用いて評価した結果、変異原性は示されなかった。
3.ヒトにおける過剰摂取試験、長期摂取試験
 過剰摂取試験(一日摂目安量の約6倍量相当を4週間摂取)および長期摂取試験(一日摂目安量の約2倍量相当を12週間摂取)を行った結果、有害事象は認められなかった。
 これらの結果からイソマルトデキストリンの安全性に関しては問題ないと判断した。

【GABA】
 GABAはアミノ酸の一種で、一般的な食品にも含まれている。その他、サプリメントや特定保健用食品の関与成分としても利用されている。
 特定保健用食品の安全性に関する評価として複数の製品でのヒト試験が行われているが、問題となる有害事象は報告されておらず、食品安全委員会においても「適切に摂取される限りにおいては安全性に問題は無い」と判断されている。尚、確認した報告例では、最大で本品の一日摂取目安量の4.8倍に相当するGABAを摂取しているが、異常な変動や問題となる症状は認められていない。

 イソマルトデキストリン(食物繊維)、GABAともに『既存情報による安全性試験結果』にて安全性を評価し、機能性関与成分同士の相互作用については、データベースで検索したが有害事例は報告されておらず、問題はないと判断した。
 以上のことから、機能性関与成分としてイソマルトデキストリン(食物繊維)、GABAを配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●一日摂取目安量をお守りください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。
●色や風味に違いがみられる場合がありますが、品質には問題ありません。
●体質、体調により一時的にお腹がゆるくなることがあります。
●降圧剤を服用中の方は、医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
住岡食品株式会社 浜北工場(健康補助食品GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【イソマルトデキストリン(食物繊維)】
<血糖値への働き>
標題
 イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制効果の検証

目的
 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血糖上昇抑制効果があるか検証する。

背景
 日本では食生活の変化などを背景として糖尿病に対する対策が急務となっており、食後の血糖値の管理も重要と言われている。水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンには血糖値の上昇を抑制する機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血糖上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:日本国内外の文献 2017年8月16日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
 最終的に評価した論文数:2報(研究3例)
 研究デザイン:ランダム化並行比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、
          準ランダム化比較試験
 利益相反:本研究は、株式会社林原からの資金提供を受けて実施されたものである。
        資金提供者は、最終報告書のフォーマットの確認を除き、システマティック
        レビュープロセス自体への関与はない。

主な結果
 血糖値の上がりやすい健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13-8.08g/日の摂取は安全で、食後の血糖上昇を抑制する効果があることが確認された。

科学的根拠の質
 採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化比較試験で実施され、血糖値の上昇を抑制するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後一日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。

<血中中性脂肪値への働き>
標題
イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制効果の検証

目的
 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血中中性脂肪上昇抑制効果があるか検証する。

背景
 日本では食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより生活習慣病の患者が増加傾向であり、関連して食後の血中中性脂肪値の過度な上昇に注意すべきと考えられている。水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンには食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:日本国内外の文献 2018年5月7日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
 最終的に評価した論文数:1報
 研究デザイン:ランダム化並行比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、
          準ランダム化比較試験
 利益相反:本研究は株式会社林原からの資金提供を受けて合同会社オクトエルにて
        実施したが、研究監修機関、方針決定機関(㈱林原)、研究実施機関は独立している。

主な結果
 食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13g/日の摂取は安全で、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する効果があることが確認された。

科学的根拠の質
 採用論文が1報であることからメタアナリシスは実施できず定性的なレビューとなったが、ランダム化比較試験で実施されており、信頼性は高いと考える。今後一日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。


【GABA】
標題
 GABAによる血圧が高めの方への血圧低下作用に関する検証

目的
 健常人および健常人で血圧が高めの方においてGABAの経口摂取により血圧低下作用があるか検証する。

背景
 高血圧は心血管病など様々な疾患の主要な危険因子である上、重大な生活活動阻害要因となることから、生活習慣の是正や日常生活に取り入れやすい食品による発症予防対策が重要と考えられる。様々な食品に含まれているアミノ酸の一種であるGABAは抑制性伝達物質として知られ、降圧効果が期待されている。そこで、GABAの血圧低下作用に関するシステマティックレビューを行った。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:2019年1月26日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健康人および健常人で血圧が高めの方
 最終的に評価した論文数:9報
 研究デザイン:プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験、オープン投与前後比較試験
 利益相反:本レビューは、オリヒロプランデュ株式会社の委託を受け、NPO法人日本抗加齢協会        所属の専門知識を有する医師、学識経験者によって実施された

主な結果
 GABAを含有した食品を機能性食品として、日常的に摂取することは、正常高血圧者、Ⅰ度高血圧者に対して、適度な血圧低下作用を有し、安全性も高いことが示された。

科学的根拠の質
 全研究報告を通じてプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で行われており、若干の脱ライク例がありバイアスが存在するが、全般的なバイアスリスクは低いと判断した。また、GABAの摂取が血圧を低下させるという結果には一貫性があり、これまでの研究結果とも矛盾していない。
スポンサーリンク

12月7日更新分

クロワールアイ・Q(株式会社エーエルジャパン)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品


株式会社エーエルジャパン
が消費者庁に届出た機能性表示食品
クロワールアイ・Q
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社エーエルジャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品クロワールアイ・Qの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
株式会社エーエルジャパン
機能性表示食品検索

【届出番号】
E487
【届出日】
2019/10/18
【届出者名】
株式会社エーエルジャパン
(7130001023947)
楽天市場
株式会社エーエルジャパンの人気商品
【商品名】
クロワールアイ・Q
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ルテイン・ゼアキサンチン
楽天市場
ルテインの人気商品

ゼアキサンチンの人気商品
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品には、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン・ゼアキサンチンには目の黄斑部の色素密度を上昇させる機能があり、ブルーライトなどの光による刺激を軽減すること、コントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減しくっきり見る力)を改善すること、高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
コントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減しくっきり見る力)が気になる健常成人、注意力や思考の柔軟性が気になる健常高齢者

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出製品の機能性関与成分はルテインおよびゼアキサンチンであり、一日摂取目安量あたりそれぞれ10mg、2mg含有しています。ルテイン、ゼアキサンチンを含む原材料「マリーゴールド色素」は、マリーゴールドの花から得られたキサントフィルを主成分とするものです。わが国において広く使用されており、長い食経験があるとして既存添加物名簿収載品目リストに収載されています。また、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)では、ルテインおよびゼアキサンチンについて評価され、一日許容摂取量はルテイン・ゼアキサンチン合わせて0~2mg/kg体重と報告されています。厚生労働省が行った平成29年国民健康・栄養調査によると、日本人成人の平均体重は男性67.0kg、女性53.6kgであり、この数値に換算すると一日許容摂取量は男性134.0mg、女性107.2mgとなります。
以上のことから、一日摂取目安量あたりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgを含む本届出製品は十分安全な食品と考えられます。なお、本届出製品に配合しているルテインおよびゼアキサンチンは食品添加物「マリーゴールド色素」中に含まれるもので、同等性は問題ないと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
●食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
機能性関与成分ルテイン、ゼアキサンチンの視覚機能改善効果に関する研究レビュー
【目的】
ルテイン、ゼアキサンチンを摂取することによって視覚機能を改善するかどうかを検証することを目的としました。
【背景】
ルテイン、ゼアキサンチンは視覚機能を維持・改善するために重要な役割を果たすことが報告されていますが、健常成人を対象にした研究レビューはありませんでした。
【レビュー対象とした研究の特性】
リサーチクエスチョン、PICOに基づいた検索式を設定し、日本語および英語の3種の文献データベース(PubMed、Cochrane Library database 、JdreamⅢ)にてランダム化比較試験の論文を網羅的に検出し、文献を抽出しました。その結果21報の文献を抽出し、最終的に1報の文献を採用しました。
【主な結果】
研究レビューの結果、ルテイン10mg/日、ゼアキサンチン2mg/日の摂取により黄斑色素密度の上昇、光刺激からの回復、コントラスト感度の改善が認められました。
【科学的根拠の質】
採用文献の試験対象者はアメリカ人でした。本届出製品を主に摂取する対象者は日本人の健常者ですが、アメリカと民族的要因は多少異なるものの、視覚機能改善の目的での使用を考慮した場合、民族的要因の影響は受けにくいと考えられることから、日本人に外挿することは適切であると考えられます。黄斑色素密度の上昇、ブルーライトなどの光刺激の軽減の機能は、ルテイン、ゼアキサンチンの作用機序からの論拠として導き出されたものであり、その機能を十分に説明可能です。研究の限界として、同デザイン、同評価での日本人を対象とした文献がなく、今後さらなる研究が望まれます。

【標題】
機能性関与成分ルテインおよびゼアキサンチンの認知機能の改善に関する研究レビュー
【目的】
ルテインおよびゼアキサンチンなどの黄斑色素は脳内にも存在し、認知機能にも影響を及ぼしていると言われています。そこで本研究レビューでは、ルテインおよびゼアキサンチンを摂取することによって認知機能の改善が図れるかどうか検証することを目的としました。
【背景】
ルテインおよびゼアキサンチンは有害な青色光を吸収し、酸化ストレスから網膜を保護するといった機能性に関する文献は数多く存在しますが、認知機能の改善に関する文献は少なく、研究レビューも実施されていません。
【レビュー対象とした研究の特性】
リサーチクエスチョン、PICOに基づいた検索式を設定し、日本語および英語の3種の文献データベース(PubMed、JdreamⅢ、医中誌Web)にて検索を実施しました。その結果33報の文献を抽出し、1次・2次スクリーニングの結果、最終的に2報を採用しました。2報とも質の高い、プラセボを対照とした無作為化比較試験でした。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。
【主な結果】
研究レビューの結果、ルテイン10 mg/日およびゼアキサンチン2mg/日の12ヶ月の摂取で、認知機能に関して、視覚記憶、複雑性注意、認知的柔軟性の有意な改善が中等度のエビデンスで認められました。視覚記憶は若年者に限定され、複雑性注意および認知的柔軟性は高齢者に限定されることから、本届出製品の対象者である注意力や思考の柔軟性が気になる健常高齢者に対して「高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能がある」ことが支持されました。日本人におけるルテイン摂取と黄斑色素光学密度(MPOD)の考察から、日本人への外挿性に十分な根拠があると判断しました。
【科学的根拠の質】
文献検索で英語と日本語のデータベースに絞ったため、論文の収集の網羅性に問題が残っていることから出版バイアスは否定できないものと判断しました。認知機能の改善に関して、採用した2報で選択的アウトカム報告(効果指標の一部だけの報告)が強く見られたことから非一貫性が疑われ、効果指標の標準偏差が大きいことから中程度の不精確と判断しました。全体では中程度のエビデンスレベルと判断しました。
スポンサーリンク

12月7日更新分

イミダの力パウダー(日本ハム株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本ハム株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
イミダの力パウダー
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



日本ハム株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品イミダの力パウダーの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
日本ハム株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E486
【届出日】
2019/10/18
【届出者名】
日本ハム株式会社
(6120001077615)
楽天市場
日本ハム株式会社の人気商品
【商品名】
イミダの力パウダー
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
イミダゾールジペプチド
楽天市場
イミダゾールジペプチドの人気商品
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはイミダゾールジペプチドが含まれています。イミダゾールジペプチドには、日常生活によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。一時的なからだの疲れを感じている方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常者(疾病に罹患していない人)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1)喫食実績による評価
「イミダの力パウダー」は、一日摂取目安量3.2gあたりに機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドを200mg含有するパウダーです。2017年2月より日本人の老若男女を対象として販売を開始し、現在(2019年6月末)までに約95,000包(95,000食、約300 kg)の販売実績があります。また、機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドは、もともと食肉に豊富に含有され、特に鶏胸肉中に多く含有される。本届出食品の一日摂取目安量当たり200mgのイミダゾールジペプチドは鶏胸肉25gに含有される量に相当し、日常的な摂取量の範囲内です。

2)安全性に関する既存情報
イミダゾールジペプチドの安全性に関しては、鶏肉中からこれを高濃度に抽出したエキスについて、各種安全性試験において、変異原性がなく安全性が高いことが確認されてます。また、ヒトにおいて、イミダゾールジペプチドを一日当たり400mg(12週間)、一日当たり1200mg(4週間)摂取させた試験において、生理学的、生化学検査における異常は確認されておりません。さらには届出食品の一日摂取目安量に含有されるイミダゾールジペプチド量の20倍量にあたる4000mgを4週間継続摂取させても、体調変化は認められていません。したがってイミダゾールジペプチドはきわめて安全性が高いと考えられます。

3)機能性関与成分等の相互作用に関する評価
イミダゾールジペプチドの一つであるカルノシンは一過性に血圧を低下させる可能性があるため、抗高血圧薬との併用により、低血圧をもたらす危険性があると報告されています。そこで、本製品のパッケージにおいて、「降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください」と記載を加え、注意喚起を行いました。また、アンセリンには、抗がん剤(ドキソルビシン)との相互併用が指摘されていますが、抗がん剤は医師の管理下で投与されるものであり、本届出食品が対象とする「健常者(疾病に罹患していない人)」において、アンセリンとドキソルビシンが相互作用を起こす可能性は極めて低いと考えられます。

以上より、届出食品の安全性は高く、一日摂取目安量の摂取においてヒトの健康を害する恐れはないと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
・乳幼児の手の届かないところに保存してください。
・開封後はお早めに召し上がりください。
・原材料名をご参照の上、食物アレルギーのある方は、召し上がらないでください。
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社三協において、健康食品GMP(日本健康・栄養食品協会認定:認定番号11805)に基づき、製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア.標題: 
イミダゾールジペプチドを摂取することによる、日常生活における一時的な身体的疲労感軽減作用に関する研究レビュー
イ.目的: 
健常者(疾病に罹患していない人)を対象としてイミダゾールジペプチドの摂取がプラセボを摂取する時と比較して日常生活における一時的な身体的疲労感が軽減するかについて検証することを目的としました。
ウ.背景:
イミダゾールジペプチドの摂取による疲労軽減作用は、複数の文献で報告されているが、総合的に評価した研究レビューは十分ではありません。
エ.レビュー対象とした研究の特性:
2019年8月時点でデータベース上に公開されている文献を対象として、文献検索、レビューを日本ハム株式会社の社員が実施しました。レビュー対象は、上記の目的について、信頼性の高い試験方法(対象者を2群に分けそれぞれにイミダゾールジペプチドを含む試験食と含まない試験食を摂取させ、その結果を比較する試験)で試験しており、専門家による審査を経て発表された論文としました。身体的疲労感は、日本人において妥当性が確認されており日本疲労学会において疲労の主観的指標として認められているVASという指標により評価されたものとしました。
オ.主な結果:
上記に合致した6報が採用されました。そのうち5報においてイミダゾールジペプチドの摂取による疲労感の軽減についての有効性が確認されていました。また6報のうち5報については、日本人を対象とした試験報告であり、結果を日本人に適用することについて問題はないと考えられました。
カ.科学的根拠の質:
出版バイアス(効果がない報告がされていない可能性)等が否定できないなどバイアスリスクは中等度にあるものの、本研究レビューで評価した論文は目的に合った条件で試験がなされており、科学的根拠の質は十分であると判断しました。
(構造化抄録)
スポンサーリンク

12月7日更新分

サラッとギャバシア(銀座ステファニー化粧品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


銀座ステファニー化粧品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
サラッとGABA(ギャバ)シア
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


銀座ステファニー化粧品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品サラッとGABA(ギャバ)シアの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
銀座ステファニー化粧品株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E485
【届出日】
2019/10/18
【届出者名】
銀座ステファニー化粧品株式会社
(4010401093349)
楽天市場
銀座ステファニー化粧品株式会社の人気商品
【商品名】
サラッとGABA(ギャバ)シア
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA、サラシア由来サラシノール
楽天市場
GABA(γ-アミノ酪酸)の人気商品

サラシア由来サラシノールの人気商品
スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。
本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには、糖の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
・高めの血圧が気になる健常成人 
・食後血糖値が気になる健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は2種類の機能性関与成分(GABA、サラシア由来サラシノール)を含むサプリメントである。当該製品としての喫食実績はない。
既存情報を用いて各機能性関与成分の安全性に関する報告内容を精査した結果、機能性関与成分の摂取に起因する重大な健康被害はなかったこと、及び当該製品の機能性関与成分の摂取目安量を超える量を継続的に摂取しても安全であったことから、当該製品の安全性は高いと判断した。
そして機能性関与成分と一部の医薬品との相互作用が報告されているが、当該製品が想定する主な対象者が摂取目安量をきちんと守って摂取すれば、そういう相互作用を引き起こす可能性は極めて低いと考えられる。ただし、当該製品と医薬品の飲み合わせには、事前に医師や薬剤師に相談するなど、十分な注意を要する。さらに、機能性関与成分同士の相互作用に関しては、問題となるような報告はなかった。
以上のことから、当該製品の摂取は安全性上問題ないと結論付けた。

【摂取する上での注意事項】
・食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。
・天然の原料を使用しているため、色や臭いが変化したりすることがありますが、品質に問題ありません。
・降圧薬、糖尿病薬を服用する際は、医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品「サラッとGABA(ギャバ)シア」は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会から認証を受けたGMP 適合協力工場にて、GMP 規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

1. GABA
【標題】
最終製品「サラッとGABA(ギャバ)シア」に含有する機能性関与成分GABAの血圧高めの方の血圧を低下させる機能性に関する研究レビュー
【目的】
血圧が正常または血圧が高めの健常者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
【背景】
GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、本食品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
2018年7月4日までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の形の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は14報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
【主な結果】
血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価された。どちらの指標でも1日あたり12.3mg~120mgのGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。正常な血圧の人のみを対象にした場合は正常な血圧を維持し、血圧が高めの健常者のみを対象にした場合は有意な血圧低下効果が認められた。
【科学的根拠の質】
収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日あたり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

2. サラシア由来サラシノール
【標題】
最終製品「サラッとGABA(ギャバ)シア」に含有する機能性関与成分サラシア由来サラシノールの食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー
【目的】
成人健常者を対象にした臨床試験において、サラシア由来サラシノール含有食品の摂取が健常者の食後血糖値上昇抑制に役立つか検証することを目的とした。
【背景】
サラシアは、インド、タイなどで古くから健康維持のために食されている植物である。その抽出物の食後血糖値の上昇を抑制する作用に関しては、国内外でいくつかの研究報告があったが、健常者を対象にした研究報告のみを総合的に評価した研究レビューは無かった。
【レビュー対象とした研究の特性】
国内外の4種類の文献データベースを用いて、発表された臨床論文や学術論文の検索を2015年3月9~14日までに行った。空腹時血糖値が正常域の健康な成人男女を対象にした臨床論文を調べ、最終的に2報の論文を採択した。その2報の論文は、研究の質が高いとされる研究デザイン(非ランダム化およびランダム化クロスオーバー試験)であった。なお、2報のうち、1報は利益相反の申告はなく、1報は申告があった。
【主な結果】
採用文献2報を検証した結果、サラシア由来サラシノールの摂取により、糖の吸収がおだやかにされ、食後血糖値の上昇が抑制することが確認された。その食後血糖値上昇抑制作用は、糖を体内に吸収しやすい形に分解するα-グルコシダーゼという酵素の働きをサラシノールが阻害することで生じるものと考えられた。なお、副作用などの有害事象はみられなかった。
【科学的根拠の質】
本研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用したが、検索されなかった文献が存在する可能性もある。さらに2報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なっている中での評価であったため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もあった。ただし、現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考える。
スポンサーリンク

12月7日更新分