2020年1月23日木曜日

うるすやリッチ(東久漢方薬品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


東久漢方薬品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
うるすやリッチ
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


東久漢方薬品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品うるすやリッチの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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東久漢方薬品株式会社
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【届出番号】
E588
【届出日】
2019/12/10
【届出者名】
東久漢方薬品株式会社
(4122001005350)
楽天市場
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【商品名】
うるすやリッチ
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA、パイナップル由来グルコシルセラミド
楽天市場
GABAの人気商品

パイナップル由来グルコシルセラミドの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には、GABA、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。GABAには、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃しにくくする機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な成人男女。皮膚の疾患に罹患していない健康な人。肌が乾燥しがちな人。

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出品は喫食実績がないため、以下の既存情報による安全性評価を実施した。

<GABA>
既存情報による食経験の評価では、公的機関、民間機関のデータベースにて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100g中にGABAが20~50㎎以上含まれることから、通常の食生活にて摂取される成分であることが分かった。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会にて「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。安全性試験による評価では、GABAの食品としての安全性に関する研究報告の検索にて、24報あった。11.5~1,000mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあったが、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000mgを4週間摂取した試験でも安全性に問題がないことが報告されていることから、本届出品に含まれる機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。GABAは単純な構造のアミノ酸で、基原による性質の違いは生じないことから、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等であると言える。以上より、機能性関与成分GABAを100mg/日で配合した本届出品の安全性に問題はないと判断した

<パイナップル由来グルコシルセラミド>
既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミドの安全性に関する2報の臨床試験が報告されていた。2報の文献では、パイナップル由来グルコシルセラミドの12週間の長期摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験が行われており、いずれの試験も問題となる事象は認められなかった。これらの結果からパイナップル由来グルコシルセラミドの安全性は、問題がないと判断した。また、2報の文献中で用いられているパイナップル抽出物が本届出品の配合原料と同じ供給元の同等の原料であり、更に本届出品と同様に1.2mg/1食で製造されている試験品に関する評価であることから、本届出品との同等性は問題がないと考える。以上より、機能性関与成分パイナップル由来グルコシルセラミドを1.2mg/日で配合した本届出品の安全性に問題はないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
●一日摂取目安量を守ってください。
●降圧薬を服用中の方は医師にご相談ください。
●妊娠・授乳中は医師にご相談ください。
●食物アレルギーのある方は原材料名をご確認ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は以下の製造工場にて生産・製造を行い、また品質管理をされております。●井藤漢方製薬株式会社 加納工場(健康食品GMP)●井藤漢方製薬株式会社 東大阪工場(健康食品GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

<GABA>
【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー

【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。
本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。

【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。

【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。以上から、GABAは、睡眠の質に不満を持ち、かつ、一時的な疲労感やストレスを感じている者において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。

【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。

<パイナップル由来グルコシルセラミド>
【標題】パイナップル由来グルコシルセラミドが肌の経表皮水分蒸散量※に与える効果に関する研究レビュー
(※経表皮水分蒸散量とは肌から失われる水分の量のことです。)

【目的】健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミドを飲用したときの肌の経表皮水分蒸散量に対する有効性を検証しました。

【背景】肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防いで、一定に保つ役割があります。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要です。
パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行いました。

【レビュー対象とした研究の特性】2017年10月以前に報告された英語および日本語の文献を対象に検索し、健康な人を対象にした12週間の臨床試験の文献1報をレビューの対象と致しました。
【主な結果】レビュー対象とした文献1報は、健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を服用する臨床試験の報告で、経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価が行われていました。パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を12週間毎日飲用した結果、経表皮水分蒸散量の低下が確認されていました。この効果は、文献においてパイナップル由来グルコシルセラミドの飲用によって皮膚の構造が整えられたことによると考察されており、その結果、肌の潤い(水分)を逃がしにくくするものと考えられました。以上より、パイナップル由来グルコシルセラミドの飲用は、肌の健康維持に有用であると考えられました。

【科学的根拠の質】パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)の飲用は、経表皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認されました。文献数が1件のみであり、バイアスリスクも否定できませんが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。
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メダリスト500ml用×12袋(株式会社アリスト)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社アリスト
が消費者庁に届出た機能性表示食品
メダリスト500mL用×12袋
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



株式会社アリスト
が消費者庁に届出た機能性表示食品メダリスト500mL用×12袋の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社アリスト
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【届出番号】
E587
【届出日】
2019/12/10
【届出者名】
株式会社アリスト
(8010701013325)
楽天市場
株式会社アリストの人気商品
【商品名】
メダリスト500mL用×12袋
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
クエン酸
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続摂取により、「運動および日常生活」による疲労感を軽減することが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常な成人男女

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品「メダリスト500mL用×12袋」にはクエン酸が1袋15gあたり3,525mg含まれ、2,700㎎以上含まれます。株式会社アリストでは粉末清涼飲料(顆粒タイプ)のメダリスト500mL用15g、1L用28gを1999年5月より販売し、2018年5月までの19年間に3,000万袋以上(メダリスト500mL用15g換算)のクエン酸を主とする粉末清涼飲料を販売してきました。メダリスト500mL用15gにはクエン酸が3,525mg、またメダリスト1L用28gにはクエン酸が6,580mg含まれており、メダリスト500mL用15gは500mLの水に溶かし、メダリスト1L用28gは1,000mLの水に溶かして、ほとんどがその日のうちに飲まれています。         
このように、クエン酸をそれぞれの製品で、1999年から2018年までの19年間、全国各地で販売し、子供から老人まで、男女を問わず飲まれてきた実績があります。その間にメダリストのクエン酸摂取による重大な健康被害は報告されていません。
柑橘類の中でも特にレモンやライムには多くのクエン酸が含まれており、梅干しにも多量に含有されています。レモン6.08%、ライム6.9%、梅3.3%とクエン酸が含まれています。冬時期によく食べられる温州ミカンにも、9.6g/Lのクエン酸が含まれている。また、クエン酸は我々人体の細胞のミトコンドリア内のTCAサイクル(クエン酸サイクル)において中間的な役割を演じている。
体内では代謝物として普通にみられる物質です。
また、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベースの「クエン酸」の安全性の<一般>及び総合評価の安全性の項に、「α-ヒドロキシ酸(クエン酸、リンゴ酸を含めた物質の総称)として、副作用はほとんど知られていないが、まれに下痢、吐き気などの胃腸の不調を訴える人がいる。」と判断されている。医薬品などの相互作用に関しては「調べた文献の中では見当たらない」と判断されている。
以上の結果から、当該製品の喫食実績の販売実績が有り、安全性の問題もなく、医薬品との相互作用もないと考えられることから、当該製品の安全性は高いと判断した。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、疾病が治癒したりより健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該商品は、「ISO 22000」認証を取得している株式会社 柳風水野商店の工場で製造しています。「ISO 22000」に従った衛生管理、危機管理の下に品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

『クエン酸の疲労軽減効果』
【標題】「メダリスト500mL用×12袋」に含有する機能性関与成分「クエン酸」による抗疲労作用の機能性に関する研究レビュー
【目的】健常な成人がクエン酸を継続摂取することにより、プラセボ摂取群と比較して、「運動および日常生活」による疲労に抗疲労作用があるかを検証する。
【背景】平成11年に厚生省疲労調査研究班が実施した疫学調査において、我が国で疲労感を自覚している人の割合は就労人口の約60%(4.720万人)である。その半数(2,960万人)が半年以上続く慢性的な疲労(6か月以上の蓄積した疲労)に悩んでいることが示されている。このことにより、現代の複雑な社会や日常生活について行けず、疲労が現代社会に蔓延っていることを裏付けています。
こうした中、科学的エビデンスに基づき、実際に効果のある抗疲労食品が開発されることは重要である。そこで古来より、我が国では梅干しが疲労回復をさせる効果があるとか、またラグビーなど、過激なスポーツ選手の間ではスポーツの後にレモンを食することによって疲労を軽減せしめると言われていることに着目してきた。梅には3.3%のクエン酸が、レモンには6.08%のクエン酸がそれぞれ含まれています。また、クエン酸はTCAサイクルで利用される重要な物質である。エネルギー不足が原因の時はクエン酸が疲労を減少させることは大いにあり得る。そこで、クエン酸の疲労軽減効果についての論文を検索し、研究レビューを行うこととした。
【研究レビュー対象とした研究の特性】論文の検索日①:2016年9月6日(英文PubMed)対象期間:1946~2016年、論文の検索日②:2016年8月30日(邦文J-DreamⅢ)対象期間:1981~2016年
健常な成人を対象に、クエン酸を含有する食品の経口摂取群とプラセボ群とを比較して「運動および日常生活」による疲労を軽減するかを検証した論文を検索した。
【主な結果】
採用した文献3報はともにRCTで、疲労をVAS値で評価していた。3報のうち2報は疲労感の軽減効果が認められ、残り1報は疲労感の軽減傾向が認められ、全体的に効果的な結果内容であった。
【科学的根拠の質】「盲検性バイアス」に関して、採用論文3報ともにRCTであり、低いとした。ただし、選択、症例減少バイアスの可能性については否定できない。
3論文とも日本人を対象とした論文なので非直接性は問題なく、また、不精確性、非一貫性の評価により、科学的根拠の質は高いと評価されます。
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フラボス(株式会社ニコリオ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社ニコリオ
が消費者庁に届出た機能性表示食品
フラボス
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


株式会社ニコリオが消費者庁に届出た機能性表示食品フラボスの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社ニコリオ
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【届出番号】
E586
【届出日】
2019/12/09
【届出者名】
株式会社ニコリオ
(3013201010524)
楽天市場
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【商品名】
フラボス
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
楽天市場
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常生活における身体活動時のエネルギー代謝において、脂肪の消費を促す作用により腹部の脂肪(内臓脂肪および皮下脂肪)を減らす機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
BMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出製品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価しました。
届出製品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を一日摂取目安量あたり12mg配合した商品です。届出製品に類似する商品として、届出製品の機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を同等量含有し、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられ、かつ、加工工程も大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されています。本類似商品は2014年4月以降累計3305万食以上が販売されており、喫食実績は十分と判断しました。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていません。
 上記の通り、喫食実績が十分であると判断しましたが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていますが、「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」に起因する有害事象は認められませんでした。
以上のことから、届出製品と類似する食品に関する評価により、喫食実績は十分であり、届出製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。●原材料をご確認の上、アレルギーのある方は召し上がらないでください。
●天産物由来の原料を使用していますので、色調等が異なる場合がございますが、品質には問題ありません。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●一日摂取目安量をお守りください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
届出製品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア 標題
 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。
※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。
オ 主な結果
 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
カ 科学的根拠の質
 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出食品でも同様の機能が期待できると考えられます。
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2020年1月22日水曜日

パプリックスパプリカスキンヴェール(グリコ栄養食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


グリコ栄養食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
PapriX(パプリックス)パプリカスキンヴェール
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



グリコ栄養食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品PapriX(パプリックス)パプリカスキンヴェールの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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グリコ栄養食品株式会社
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【届出番号】
E585
【届出日】
2019/12/09
【届出者名】
グリコ栄養食品株式会社
(5120001169826)
楽天市場
グリコ栄養食品株式会社の人気商品
【商品名】
PapriX(パプリックス)パプリカスキンヴェール
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
赤パプリカ由来キサントフィル
楽天市場
赤パプリカ由来キサントフィルの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には赤パプリカ由来キサントフィルが含まれます。抗酸化作用を持つ赤パプリカ由来キサントフィルには、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
skin phototype IIに該当する健常成人男女

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品と同じ機能性関与成分「赤パプリカ由来キサントフィル」を1日摂取目安量あたり9 mg程度配合したサプリメントが、2016年より日本全国で販売されていますが、これまでそれら食品に起因する重大な健康被害の報告はありません。
しかしながら、販売期間が比較的短いことから、「赤パプリカ由来キサントフィル」を含有するパプリカ色素の食経験について、文献調査を行いました。
その結果、国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価において、現在の使用を認める、と評価されていました。JECFAはまた、パプリカ由来カロテノイド(カロテン類とキサントフィル類を含む)の食経験について2009年に資料をまとめ、以下(A)(B)の記載があり、ボスニアやイギリスなどの国民は、総カロテノイドとして10㎎(総キサントフィルとして9mg)を上回る食経験を有していると理解できます。
(A)157か国のパプリカ由来総カロテノイドの摂取量が、1~60 mg/日(もしくは1~155 mg/日)に分布している。
(B)イギリスでのパプリカ由来総カロテノイドの平均摂取量は2.9~6.9 mg/日であるが、高摂取者では 6.3~13.2mg/日である。
さらに、毒性試験の結果も調べたところ、パプリカ色素の無影響量は、げっ歯類(ラット)において約400㎎/㎏体重/日以上でした。

以上の情報から、当該製品には十分な安全性が確認できていると判断いたしました。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものでありません。
1日の摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造会社である三生医薬株式会社 南陵工場および依田橋工場は、国内GMPの認証を得ており、その基準に準拠して生産・製造の品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

①標題
赤パプリカ由来キサントフィルの紫外線による肌のダメージ(紅斑)の抑制効果に関する研究レビュー(システマティックレビュー)

②目的
健常成人男女に対して、赤パプリカ由来キサントフィルを含んだ食品またはプラセボ食品を摂取した場合に、紫外線による肌のダメージ(紅斑)が抑制されるか評価することとしました。

③背景
機能性関与成分「赤パプリカ由来キサントフィル」は、天然の抗酸化物質であり、経口摂取した「赤パプリカ由来キサントフィル」は吸収されて皮膚に分布することが明らかとなっています。また赤パプリカに含まれるキサントフィルであるルテインやゼアキサンチンの経口摂取が紫外線による皮膚の紅斑反応を抑制する効果を示したとの報告もあります。紫外線により誘発される皮膚の炎症反応は紫外線照射時に表皮中で生じる活性酸素種による細胞ダメージが原因の一つと言われており、「赤パプリカ由来キサントフィル」には上記細胞ダメージを低減し、皮膚炎症反応を軽減する効果が期待できると考えました。

④レビュー対象とした研究の特性
各種データベースを用いて、関連研究を網羅的に検索した。この中で、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取させ、紫外線による肌のダメージ(紅斑、あるいは赤み)を評価している研究を対象としました。

⑤主な結果
採用論文は査読付きの1報でした。紫外線により肌が容易に赤くなる成人男女に赤パプリカ由来キサントフィルを摂取させたところ、肌の紅斑を生じさせる紫外線量が有意に高くなったことが示されていました。つまり、同じ紫外線量であれば、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取した人たちの方が肌が赤くなりにくくなったということを示していました。

⑥科学的根拠の質
論文が1報のみであり、出版バイアス(効果の認められなかった研究が報告されていないリスク)の可能性は否定できません。また、紫外線により肌が赤くなりやすいタイプの方以外への効果は不明です。
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ガセリ菌SP株カプセル(雪印メグミルク株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


雪印メグミルク株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
ガセリ菌SP(エスピー)株カプセル
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


雪印メグミルク株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ガセリ菌SP(エスピー)株カプセルの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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雪印メグミルク株式会社
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【届出番号】
E584
【届出日】
2019/12/09
【届出者名】
雪印メグミルク株式会社
(8430001041570)
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【商品名】
ガセリ菌SP(エスピー)株カプセル
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)
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【表示しようとする機能性】
本品にはガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)が含まれます。ガセリ菌SP株には、食事とともに摂取することで、肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
肥満気味の方で内臓脂肪が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出品の機能性関与成分であるガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)は、ラクトバチルス・ガセリに分類される乳酸菌である。ラクトバチルス・ガセリは発酵乳製品によく用いられており、国内では10年以上にわたって市販され、近年の販売個数が年間1億個前後に到達している製品もある。
一方、当社が上市している発酵乳「ガセリ菌SP株ヨーグルト」、「ナチュレ 恵 megumi」は特定保健用食品の許可を取得している。特定保健用食品申請時には、本届出品の機能性関与成分であるガセリ菌SP株に関して安全性審査が行われており、問題がないことがすでに明らかになっている。
さらに、当社ではガセリ菌SP株を含む複数の食品を10年以上にわたり販売しているが、いずれの商品でも健康被害情報は認められていない。上述の情報も加味すると、加工食品(その他)としてのガセリ菌SP株としての食経験は十分にあると考える。しかしサプリメント形状での食経験は十分でないことから、更なる調査を行った。
乳酸菌全般の安全性については、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「「健康食品」の安全性・有効性情報」によると、適切に用いれば経口摂取で安全性が示唆されている旨の記載がある。また、ガセリ菌SP株を含むラクトバチルス・ガセリは、欧州食品安全機関が公開するQPSリストに掲載されている。このリストに属する微生物群は、特別な場合を除きさらに安全性について評価する必要はないと考えられており、ラクトバチルス・ガセリは、欧州で一定の安全性が認められていると考えられる。
さらにガセリ菌SP株の安全性試験に関する既存情報を調査したところ、細菌および動物試験により、変異性および毒性のないことが示された。また、本届出品の1日の摂取目安量の5倍量以上のガセリ菌SP株を12週間摂取しても有害事象が認められないことが、複数の臨床試験論文において示された。
これらより、ガセリ菌SP株の安全性が十分に評価できたと考える。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP 認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造している。GMP とは、「適性製造規範(Good Manufacturing Practice) 」の略であり、本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造している。〇使用する原料のチェックを毎回行う。〇製品毎に決められた製造方法、条件により製造する。〇製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管する。〇製造工程においては製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除する。〇製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷される。〇以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で実施する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
機能性関与成分"ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)"の内臓脂肪減少作用に関する研究レビュー
【目的】
肥満傾向を有する健常な成人が、"ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)"を摂取することで、摂取しない場合と比べて内臓脂肪が減少するかどうか検証する。
【背景】
肥満に伴う内臓脂肪の過剰な蓄積は、糖尿病、高脂血症および高血圧等の疾病(メタボリックシンドローム)に密接に関連する。これまでに、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を摂取した人は、摂取していない人よりも体重や内臓脂肪面積が減少しやすいことが明らかにされてきている。体重減少作用に関しては研究レビューが1件報告されているが、内臓脂肪に関する報告はまだ無いため、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)が内臓脂肪を減少させる作用に関して体系的な文献調査を行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
2019年3月に、それまでに公表された論文を対象に、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)と内臓脂肪の関係を調べた研究があるか検索した。その際、肥満傾向を有する健常な成人(男女問わず)を調査対象としたものに限定して、研究を収集した。目的に沿った研究は二重盲検ランダム化比較試験を行った2つの研究のみであったため、それらについて評価した。なお、いずれの研究も申請企業(雪印メグミルク(株))が関与したものであった。
【主な結果】
2つの研究は、いずれも肥満傾向(BMIが25以上30未満)を有する健康な成人を対象として、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を含む発酵乳の摂取が内臓脂肪面積に及ぼす影響を評価したものである。1つの研究では任意の時間帯に、1つの研究では食前または食後に被験者に発酵乳を摂取させていたが、いずれの研究においても、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を摂取した集団は、摂取していない集団と比べて内臓脂肪面積の有意な減少が認められていた。また、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)は腸管からの脂質の吸収を抑制すると考えられるため、食事とともに摂取することで脂質の脂肪吸収が抑制できると考えられた。
【科学的根拠の質】
肥満傾向の成人において、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)の摂取が内臓脂肪面積を減少させることが示された。この作用は、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を1日当たり10億個(10の9乗個)以上、12週間摂取した集団で確認できているが、これ以下の菌数・期間での有効性は検証されていない。また、肥満者や肥満傾向を有していない集団に対する有効性についても検証されていない。
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