2020年2月9日日曜日

健腸計画トトノエール(シオノギヘルスケア株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


シオノギヘルスケア株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
健腸計画 トトノエール
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



シオノギヘルスケア株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品健腸計画 トトノエールの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
シオノギヘルスケア株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E644
【届出日】
2019/12/25
【届出者名】
シオノギヘルスケア株式会社
(8120001195737)
楽天市場
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【商品名】
健腸計画 トトノエール
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌BB536
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には腸内環境を良好にしお腹の調子を整えることが報告されています。

【想定する主な対象者】
おなかの調子を整えたい健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
○機能性関与成分「ビフィズス菌BB536」に関する評価
ビフィズス菌は母乳栄養児から初めて分離され、乳児の健康に寄与する有用な腸内菌として注目されてきた。その後の研究によりビフィズス菌は乳児から高齢者まで幅広い年齢層の腸内に存在し、有用菌としてヒトの健康維持に寄与していることが認められている。ビフィズス菌BB536は1969年に健康な乳児から分離され、DNAの相同性および糖分解性状からビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム ロンガムであることが確認されている。ヒトの腸内に存在するビフィズス菌には現在12の菌種があるが、ビフィドバクテリウム ロンガムはヒトの腸内に年齢を問わず検出され、乳児から高齢者まで幅広くヒト腸内に存在する主要なビフィズス菌の一種であることが認められている。
ビフィズス菌BB536は1977年にビフィズス菌含有牛乳「森永ビヒダス」として初めて食品に利用され、1980年からは「ビヒダスプレーンヨーグルト」に、更に1991年からはビフィズス菌含有牛乳「森永カルダス」に利用され全国に販売されている。菌末製品としては2005年からビフィズス菌カプセル「ビヒダスBB536」として、2008年からは「ビフィズス菌末 BB536」として販売されている。現在まで食品として乳児から高齢者まで幅広い年齢層に食され、その食経験は約39年に及ぶが安全性上の問題はみられていない。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性がアメリカにおいても認められた。
以上の食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
○「健腸計画 トトノエール」と類似する食品に関する評価
「健腸計画 トトノエール」(20億/1包)より多いビフィズス菌BB536を含む類似製品の「ビヒダスBB536」(150億/2カプセルあたり)が、2005年から日本全国で販売され、これまで本品に起因する安全上の大きな有害事象はみられていない。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造工程は、いずれの工程も公益財団法人日本健康・栄養食品協会による GMP の認証、インターテック・サーティフィケーション株式会社による ISO22000 の認証を取得した工場にて、その GMP 基準に準拠して製造及び品質管理を行っている。本食品の機能性関与成分であるビフィズス菌は BB536 であることを確認しており、その含有量は一般財団法人 日本食品分析センターにおいて、培養法により、製品に表示された量が含まれていることが確認されている。 届出後においても、ロット毎に機能性関与成分であるビフィズス菌 BB536 の定量を実施する。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響

目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。
背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。
レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データベースを検索したところ(2014年11月)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。
主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられた。
科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。
(構造化抄録)
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    株式会社アテニア
    が消費者庁に届出た機能性表示食品
    かんせつスマート
    の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


    株式会社アテニアが消費者庁に届出た機能性表示食品かんせつスマートの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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    株式会社アテニア
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    【届出番号】
    E643
    【届出日】
    2019/12/25
    【届出者名】
    株式会社アテニア
    (6020001000017)
    楽天市場
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    【商品名】
    かんせつスマート
    機能性表示食品検索


    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン
    楽天市場
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    サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンの人気商品
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンが含まれるので、ひざ関節の動きをサポートし違和感を和らげる機能があります。日常生活(階段の昇り降り、歩く、しゃがむ等)でひざ関節が気になる方に適しています。

    【想定する主な対象者】
    ひざ関節が気になる方

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    1. 安全性の評価
     既存情報による安全性試験において、当該製品と同原料を同量用いて日本人を対象にした試験で安全性が確認されています。従って、当該製品の安全性は高いと評価しました。

    2. 医薬品との相互作用に関する評価
     現在のところ、機能性関与成分と医薬品との相互作用の報告はありません。従って、当該製品の機能性関与成分が相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。

    3. 機能性関与成分同士の相互作用に関する評価
     現在のところ、機能性関与成分同士の相互作用の報告はありません。従って、当該製品の機能性関与成分同士が相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。

    【摂取する上での注意事項】
    ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
    ●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。
    ●成分特有のにおいや色の違いがありますが、品質に問題ありません。
    ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。
    ●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。
    ●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
    ●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。

    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    株式会社ファンケル美健 横浜工場2施設(国内GMP認証あり)、バイホロン株式会社 大沢野工場(国内GMP、米国GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 千葉工場(国内GMP認証あり)

    【機能性の評価方法】
    最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    標題
    サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを含有する食品の膝関節の違和感に対する有効性検討

    目的
    膝関節に違和感を持つ40歳以上70歳未満の男女を対象に、当該製品の摂取が膝関節の違和感にどのような影響を及ぼすのか、疑似食品を比較対照として検証しました。

    背景
    膝関節に違和感があると日常活動や外出が制限される為、身体機能、社会性の低下をもたらします。近年、サケ鼻軟骨由来成分の膝関節に対する有効性が注目されていることから、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンとサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを配合したサプリメントの膝関節に対する有効性を臨床試験にて検証しました。

    方法
    膝関節に違和感を持つ40歳以上70歳未満の健常な男女60名を無作為に2群に分け、当該製品または疑似食品を12週間摂取してもらいました。結果の信頼性を高めるため、試験の参加者、実施者には群分けや摂取食品の割り付けについて情報開示せずに試験を実施しました。摂取開始0、4、8、12週間後に、日本整形外科学会変形性膝関節疾患治療成績判定基準(JOA)、日本語版変形性膝関節症患者機能評価尺度(JKOM)*、 Knee Society Score(KSS)、視覚的評価尺度(VAS)アンケートを用いて膝関節の違和感に対する評価を行いました。

    主な結果
    結果解析は、全例解析(60名)と、層別解析(試験参加者のうち、膝関節のX線診断で健常者の範囲と判断された53名)を対象に行いました。12週間摂取後の疑似食品摂取群と当該製品摂取群との比較では、全例解析でJOAスコア、JKOMスコア、KSSとVASの一部項目が、層別解析でJOAスコアが、有意に改善しました。また、本試験で安全性に関する問題は確認されませんでした。

    科学的根拠の質
    JOA、JKOMは変形性膝関節症患者を、KSSは人工関節置換術後の患者を対象としているため、健常者の膝の軽微な違和感の評価には十分ではない可能性があります。また、違和感のすべての原因に対して機能性の確認を行うことに限界があります。本試験では、健常者を対象とした層別解析においても有意な改善が確認されました。よって、当該製品の摂取は健常者の膝関節の違和感を改善する働きが期待できると考えられます。また、本試験は、製品に関連する企業から提供された研究費により行われました。

    * JOAは、「疼痛・歩行能力」「疼痛・階段昇降能力」、「屈曲角度および硬直・高度拘縮」、「腫脹」の各項目スコアの総合得点により膝関節状態を評価する方法です。
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    株式会社市川園
    が消費者庁に届出た機能性表示食品
    スラリア緑茶
    の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



    株式会社市川園
    が消費者庁に届出た機能性表示食品スラリア緑茶の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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    【届出番号】
    E642
    【届出日】
    2019/12/25
    【届出者名】
    株式会社市川園
    (5080001000433)
    楽天市場
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    【商品名】
    スラリア緑茶
    機能性表示食品検索


    【食品の区分】
    加工食品(その他)

    【機能性関与成分名】
    茶カテキン
    楽天市場
    茶カテキンの人気商品
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    【表示しようとする機能性】
    本品には茶カテキンが含まれます。茶カテキンには肥満気味の方の内臓脂肪を低下させる機能があることが報告されています。

    【想定する主な対象者】
    肥満気味で内臓脂肪が気になる方(疾病に罹患していない方)

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    ①喫食実績による食経験の評価
    本届出商品に使用されている茶品種「やぶきた」の栽培割合は、静岡県では90%、全国でも76%と非常に多いと言えます。そして、「やぶきた」から製造された煎茶はリーフ茶として飲まれるだけでなく、粉末茶に加工され、多くの食品に添加され、全国で利用されていますが、現在までに重篤な健康被害は報告されていません。
    ②既存情報を用いた安全性試験の評価
     国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の『「健康食品」の安全性・有効性情報』において、通常量の緑茶としての飲用では、おそらく安全であるとされています。ただし、カテキンを摂取する目的で多量の茶類を飲用する場合には、混在するカフェインの摂取により種々の生理作用(頭痛、神経興奮作用、利尿作用、血圧上昇など)が現れる可能性があり、特にカフェインに過敏な人は注意が必要です。また、緑茶は米国において、FDA(Food and Drug Administration; 米国食品医薬品局)により、GRAS(Generally Recognized As Safe、一般に安全と認められる食品)リストに登録されています。
    さらに、本届出商品の関与成分である茶カテキンについて、ヒトによる摂取試験の情報を文献検索で調査したところ、茶カテキンを101.5-1397 mg/日含む飲料を3か月或いはそれ以上にわたって摂取しても血液検査や尿検査において臨床上問題となる変化や有害事象は見いだされておりません。したがいまして、本届出商品に含まれる茶カテキン400㎎/日を適切に摂取すれば安全性に懸念や安全上の問題はないと考えられます。
     以上のことから、本届出商品の安全性評価は十分であると判断しました。

    【摂取する上での注意事項】
    ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    ●本品はカフェインを通常の緑茶と同様に含んでいますのでカフェインで眠れなくなる方は、夕方からの飲用を避けてください。
    ●空腹時に摂取すると胃が痛くなることがあります。

    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    製茶工程及び粉末加工工程はFSSC22000認証工場で製造し、また最終包装工程はSO22000の準拠した独自システム(㈱市川園食品安全マネジメントシステム)を運用した工場で製造し、スティック包装工程はミニHACCP認証工場で製造しており、安全で高品質な食品の製造を確保しています。受入・精製・包装・保管など作業領域を区分し、作業手順をもとに管理され生産しています。また、従業員の一般衛生管理として、作業従事者の手洗いなどの入退室管理や定期的な保菌検査の実施を行い、製造施設では、受入から出荷まで、各工程検査と生産記録の記帳を行うとともに、危害リスク軽減のための機器の定期点検を行うなど、不良品が発生した場合のトレースと是正をするための製品安全体制を構築しています。

    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    ※ 【標題】
    茶カテキンによる内臓脂肪低下に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    【目的】
    茶カテキンを疾病に罹患していない者{未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、肥満Ⅰ度(BMIが25 ㎏/㎡以上30 ㎏/㎡未満)は含む}が摂取することにより、内臓脂肪が低下するかを明らかにする。
    【背景】
    茶カテキンは、体脂肪を低下させる作用がある食品成分として、特定保健用食品に認められている。また茶カテキンが内臓脂肪低下作用、体重低下作用等を示す研究成果は、多数報告されている。そこで、疾病に罹患していない者を対象にして、茶カテキンによる内臓脂肪低下作用について報告している論文を網羅的に調べ検討した。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    2019年6月17日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない者{未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、肥満Ⅰ度(BMIが25 ㎏/㎡以上30 ㎏/㎡未満)は含む}を研究対象とした試験で、茶カテキン摂取による内臓脂肪低下作用を評価したものについて検討した。最終的に11報の論文を採用し、研究結果を統計的手法を用いて解析した。
    【主な結果】
    茶カテキンによる内臓脂肪低下作用を調べた11報の論文について、統計解析した結果、茶カテキンの摂取は対照食品摂取時と比べて、内臓脂肪面積を低下させることが示された。
    健常者(BMIが25 ㎏/㎡未満の者)のみを対象とした場合、茶カテキンの摂取によって内臓脂肪面積の変化は認められず、正常値のまま維持されると判断された。
    【科学的根拠の質】
    研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した全ての論文の研究の質が高く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から茶カテキンの内臓脂肪低下作用には科学的根拠があると判断した。
    (構造化抄録)
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    が消費者庁に届出た機能性表示食品
    いちょう葉青汁
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    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    プリセプト株式会社
    機能性表示食品検索

    【届出番号】
    E641
    【届出日】
    2019/12/25
    【届出者名】
    プリセプト株式会社
    (4120001010890)
    楽天市場
    プリセプト株式会社の人気商品
    【商品名】
    いちょう葉青汁
    機能性表示食品検索


    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン
    楽天市場
    イチョウ葉フラボノイド配糖体の人気商品

    イチョウ葉テルペンラクトンの人気商品
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    【表示しようとする機能性】
    本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは、認知機能の一部である記憶力(日常生活で必要な情報を記憶し、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。

    【想定する主な対象者】
    中高年の健常者(認知機能が正常な者。妊産婦、授乳婦は除く。)

    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    本品の機能性関与成分であるイチョウ葉エキスは世界中で広く用いられており、世界保健機関a)等、各機関からモノグラフ(規格書)が公表されています。規格書によればイチョウ葉エキスはイチョウ葉フラボノイド配糖体が22-27%、イチョウ葉テルペンラクトンが5-7%であって、アレルギーを引き起こすギンコール酸は5ppm以下に抑えられていることが示されています。我が国においても、(公財)日本健康・栄養食品協会b)が上記規格と同様にイチョウ葉フラボノイド配糖体(24%以上)、イチョウ葉テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規格化したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、1日摂取目安量は60~240mgとしています。
    このようにイチョウ葉エキスは、規格が世界的に標準化されており、その安全性についても報告されています。
    本品に使用しているイチョウ葉エキスは、日本健康・栄養食品協会の規格と同じ規格であり、1日の摂取目安量(1包(5g))に使用しているイチョウ葉エキス量も144mg と安全性が確認されている量であることから、本品は安心してお召し上がりいただける製品であると判断しました。

    a) World Health Organization “Folium Gingko” WHO monographs on selected medicinal plants VOLUME 1. 154
    b)(公財)日本健康・栄養食品協会 イチョウ葉エキス食品 品質規格基準

    【摂取する上での注意事項】
    ●1日の摂取目安量を守ってください。
    ●ワルファリンなどの抗血栓薬を服用されている方は摂取しないでください。
    ●原材料表示をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。

    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    ミナト製薬株式会社那須工場(日健栄協GMP認証)、または、住岡食品株式会社浜北工場(日健栄協GMP認証)、または、イーエスフーズ株式会社浜松工場(日健栄協GMP認証)にて行っている。

    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    【標題】
    「いちょう葉青汁」に含有されるイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン摂取による記憶力の維持に関する研究レビュー

    【目的】
    認知機能が正常な者が、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンを継続摂取することによって、記憶力を維持するかについて検証しました。

    【背景】
    イチョウ葉エキスは世界中で広く用いられており、記憶力への効果が期待されていますが、健常者(認知機能が正常な者。未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)の記憶力に与える影響を報告したシステマティックレビューやメタアナリシスはありませんでした。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    認知機能が正常な者を対象として、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの継続摂取が、記憶力に対して有効かどうかを検討している試験報告を、データベースから検索しました。特定された文献を、適格基準および除外基準に基づいて分別した後、論文の質を評価し、5報の文献を採用しました。

    【主な結果】
    5報のうち3 報は、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの摂取により認知機能の一部である記憶力の維持に効果があり、2 報は効果がありませんでした。さらなるエビデンスの充実が必要ではあるものの、イチョウ葉フラボノイド、イチョウ葉テルペンラクトンの摂取は、認知機能の一部である記憶力の維持に効果があると判断しました。
    また、機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量はイチョウ葉フラボノイド配糖体が28.8-64.8mg、イチョウ葉テルペンラクトンが7.2-16.8mg と考えらました。
    なお、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン摂取群のみに有害事象が確認された試験はなく、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン摂取群とプラセボ摂取群の間に有害事象の発生率の差は確認されませんでした。

    【科学的根拠の質】
    本研究レビューの限界として、記憶力の評価基準は統一されたものがなく、指標間で単純比較が出来なかった点が挙げられます。しかし、それぞれの指標は直接的に記憶力を測定しており、表示しようとする機能性との関連性は高いと考えられました。
    また、採用文献5報に、日本人を対象者とした試験はありませんでしたが、日本人への外挿性を否定するような文献も確認されませんでした。

    (構造化抄録)
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    株式会社アテニア
    が消費者庁に届出た機能性表示食品
    カロリシェイプ
    の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


    株式会社アテニアが消費者庁に届出た機能性表示食品カロリシェイプの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    株式会社アテニア
    機能性表示食品検索

    【届出番号】
    E640
    【届出日】
    2019/12/24
    【届出者名】
    株式会社アテニア
    (6020001000017)
    楽天市場
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    【商品名】
    カロリシェイプ
    機能性表示食品検索


    【食品の区分】
    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    桑の葉イミノシュガー・キトサン・茶花サポニン
    楽天市場
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    キトサンの人気商品

    茶花サポニンの人気商品
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    【表示しようとする機能性】
    本品には桑の葉イミノシュガー・キトサン・茶花サポニンが含まれます。本品は、食後の糖や脂肪の吸収を抑えて、食後の血糖値と血中中性脂肪値の上昇を抑える機能があります。本品は糖、脂肪が多い食事をとりがちな方に適しています。

    【想定する主な対象者】
    糖、脂肪が多い食事をとりがちな方

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    1.食経験および安全性試験に関する評価
     当該製品の機能性関与成分である桑の葉イミノシュガー、キトサン、茶花サポニンの安全性について、公的機関のデータベースや国内外の科学系文献が検索できるデータベースを用いた調査を実施しました。収集した情報を検討した結果、いずれの成分についても、当該製品と同等量以上の摂取により拡大の恐れのある健康被害が発現した情報はなく、食経験および既存の安全性試験の結果から、安全性は十分に高いと評価しました。
    当社はお客様から体調変化の申し出があった場合は、情報を収集し、製品との因果関係を評価する体制を整えています。当該製品についても継続して安全性を確認し、必要に応じて情報開示を行います。

    2.医薬品との相互作用に関する評価
     当該製品の機能性関与成分である桑の葉イミノシュガー、キトサンと医薬品の相互作用の報告について、内容を精査した結果、相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。茶花サポニンについては、現在のところ相互作用の報告はありませんでした。以上のことから、当該製品の摂取により医薬品と相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。
    今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

    3.機能性関与成分同士の相互作用に関する評価
     当該製品の機能性関与成分同士の相互作用を調査した結果、当該製品の機能性関与成分同士が相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。
    今後も当該製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

    【摂取する上での注意事項】
    ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
    ●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。
    ●商品により多少の色の違いがありますが、品質に問題ありません。
    ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。
    ●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。
    ●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
    ●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。

    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
    株式会社ファンケル美健 横浜工場2施設(国内GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 千葉工場(国内GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 長野工場(ISO22000及びISO/TS22002-1に準拠した「食品安全マニュアル」「Prerequisite Programs(衛生管理手順書)」を作成し、実施及び管理)、バイホロン株式会社 大沢野工場(国内GMP、米国GMP認証あり)、住岡食品株式会社 浜北工場(国内GMP認証あり)、株式会社ナルミヤ 厚木工場(国内GMP認証あり)、株式会社常盤産業 本社工場(ISO22000認証あり)

    【機能性の評価方法】
    最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
    【届出者の評価】

    【食後血糖値の上昇抑制効果について】
    標題
    桑の葉イミノシュガ―、キトサン、茶花サポニンを含む製品摂取による食後血糖値の上昇抑制効果について

    目的
    糖尿病でない健康な男女(食後血糖値が高めの人を含む)を対象に、製品を摂取した人が、有効成分を含まない錠剤(以下プラセボと記載)を摂取した時と比べて、食後血糖値の上昇が抑制されるか検証することを目的とした。

    背景
    日本のみならず国際的にも、糖尿病や肥満は深刻な社会問題となっている。これらの対策として、食後血糖をコントロールすることは、非常に重要であると考えられる。現在、血糖値対策関連の食品は、様々な形態の商品が販売されているが、今回、簡便で食事の嗜好性を妨げないサプリメント錠剤を用いて、食事の糖の吸収抑制による食後血糖値上昇抑制効果を検証した。

    方法
    糖尿病でない20歳以上65歳未満の日本人成人男女40名(①空腹時血糖値が125mg/dL以下、②米飯摂取後30分又は60分の血糖値が140mg/dL以上、③米飯摂取後120分の血糖値が199mg/dL以下、の3条件を全て満たす者)に対し、試験を行った。試験の参加者は、被験食品として1回目に製品を摂取し、2回目にプラセボを摂取するグループ、もしくは1回目にプラセボを摂取して、2回目に製品を摂取するグループに、無作為に(試験参加者、依頼者などの意図が入らないようランダムに)グループ分けした。検査では、製品またはプラセボのいずれかを摂取した後に、食事(米飯)をし、120分後までの血糖値とインスリン値を調べた。6日の間隔を開けて、1回目に摂取しなかった製品またはプラセボを摂取し、同じ検査を行った。
    試験参加者および試験の関係者は、試験参加者がどちらのグループに割り振られているのか、どちらの食品を摂取しているのかわからない状態で試験を行った。本試験における費用は、株式会社ファンケルが負担した。その他に特筆すべき利益相反はない。

    主な結果
    試験に参加した40名全員の結果で評価を行った。製品を摂取した時はプラセボを摂取した時に比べ、食後血糖値の変化量の曲線下面積、食後30分後及び60分後における血糖値の変化量が有意に低値を示すことが確認された。また、食後インスリン値の変化量の曲線下面積、食後30分後および60分後におけるインスリン値の変化量についても、プラセボを摂取した時に比べ、有意に低値を示すことが確認された。
    また、本試験で安全性に関する問題は発生しなかった。

    【食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果について】
    標題
    桑の葉イミノシュガ―、キトサン、茶花サポニン含有製品摂取による食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果について

    目的
    空腹時血中中性脂肪値が正常値からやや高めの男女を対象に、製品を摂取した人が、有効成分を含まない錠剤(以下プラセボと記載)を摂取した人と比べて、食事の脂肪の吸収が抑制されるか検証することを目的とした。

    背景
    近年、食後血中中性脂肪値の上昇が、心血管イベントのリスク因子であることが明らかになってきている。現在、血中中性脂肪対策として、様々な形態の商品が販売されているが、今回、簡便で食事の嗜好性を妨げないサプリメント錠剤を用いて、食事の脂肪の吸収抑制による食後血中中性脂肪値上昇抑制効果を検証した。

    方法
    空腹時血中中性脂肪値が200(mg/dL)未満の20歳以上65歳未満の日本人成人男女50名に対し、試験を行った。試験の参加者は、被験食品として1回目に製品を摂取し、2回目にプラセボを摂取するグループ、もしくは1回目にプラセボを摂取して、2回目に製品を摂取するグループに、無作為に(試験参加者、依頼者などの意図が入らないようランダムに)グループ分けした。検査は、製品またはプラセボのいずれかを摂取した後に、食事(高脂肪食:バター、ラードを溶かしたコーンクリームスープ)を食べ、6時間後までの血中中性脂肪値、レムナント様リポ蛋白コレステロール値(RLP-C)を調べた。6日の間隔をとった後、1回目に摂取しなかった製品またはプラセボを摂取し、同じ検査を行った。
    試験参加者および試験の関係者は、試験参加者がどのグループに割り振られているのか、どちらの食品を摂取しているのかわからない状態で試験を行った。本試験における費用は、株式会社ファンケルが負担した。その他に特筆すべき利益相反はない。

    主な結果
    50名の試験参加者のうち、2名を解析対象除外症例とし、計48名で解析を行った。製品を摂取した時はプラセボを摂取した時と比べ、食後の血中中性脂肪値の変化量の曲線下面積、食後3、4、6時間後の血中中性脂肪値の変化量が有意に低値を示した。また、食後RLP-Cの変化量の曲線化面積、食後3、4、6時間後のRLP-Cの変化量についても、プラセボを摂取した時に比べ、有意に低値を示した。
    また、本試験で安全性に関する問題は発生しなかった。

    科学的根拠の質
    今回の試験の結果および作用機序から、健康な成人男女の食後血糖値および食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果が確認された。今回の試験は単一の糖または脂肪の食事内容であり、多様な食事内容についての効果は今後検証が必要である。

    (構造化抄録)
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