2020年3月24日火曜日

ゼロキロカロリーサイダートリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモン(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ZERO(ゼロ) kcal(キロカロリー) Cider(サイダー) Triple(トリプル)ゼロキロカロリーサイダートリプルレモンの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ZERO(ゼロ) kcal(キロカロリー) Cider(サイダー) Triple(トリプル)ゼロキロカロリーサイダートリプルレモンのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 ゼロキロカロリーサイダー トリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモンの表示しようとする機能性

#2 ゼロキロカロリーサイダー トリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモンをおすすめする対象者

#3 ゼロキロカロリーサイダー トリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモンを摂取する上での注意事項

#4 ゼロキロカロリーサイダー トリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモンの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 ゼロキロカロリーサイダー トリプルゼロキロカロリーサイダートリプルレモンのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
機能性表示食品検索


【届出番号】

E724

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
(2180001104978)
楽天市場
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

【商品名】

ZERO(ゼロ) kcal(キロカロリー) Cider(サイダー) Triple(トリプル)ゼロキロカロリーサイダートリプルレモン


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
クエン酸、GABA
楽天市場
クエン酸

GABA


【表示しようとする機能性】

本品にはクエン酸が含まれます。

クエン酸は継続的な飲用で日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。

本品にはGABAが含まれます。

GABAにはデスクワークに伴う一時的な精神的ストレスを緩和することが報告されています。

また、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。


【想定する主な対象者】

健常成人で、疲労感を感じている方、デスクワークに伴う一時的な精神的ストレスを感じている方、血圧が高めの方。


【安全性の評価方法】

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本商品は機能性関与成分としてクエン酸(2700mg)とGABA(28mg)を含有した飲料形態の加工食品である。
【クエン酸】
クエン酸は指定添加物として広く加工食品に用いられ、国際的にも一日の許容摂取量が制限されていない成分である。
クエン酸を2700mg以上含む食品も、これまでに多く販売されているが、明確にクエン酸の摂取が原因とされる健康被害情報の報告は見あたらない。
本届出製品と同量のクエン酸配合飲料で、長期摂取、過剰摂取試験においても数値の異常な変動、有害事象は見られなかった。
クエン酸は基原によらず性状は一定であり、安全性情報のクエン酸は、当該製品に含まれるクエン酸と同等のものであると考えられ、上記情報を安全性の評価に用いても差し支えないと考える。
【GABA】
GABAは野菜や果物、穀物等に多く含まれているアミノ酸の一種である。GABAを関与成分とした特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないとの判断がなされている。
当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを一日摂取目安量あたり数㎎~200㎎配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合でも23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103.12の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。
以上より、機能性関与成分クエン酸、GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。
クエン酸とGABAの相互作用については文献検索を実施したが、健康被害に関する情報は見あたらなかった。


【摂取する上での注意事項】

多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

飲みすぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。

降圧剤等をご利用中の方は医師、薬剤師に相談してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本製品を製造している工場では各工場毎に以下の認証を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止に向けた体制を構築しております。

神奈川柑橘果工株式会社 FSSC22000<C2018-02357-R1-T>

丸善食品工業株式会社 須坂工場総合衛生管理製造過程<厚生労働省発関厚0919第1号>FSSC22000<JP13/030106>

丸善食品工業株式会社 本社工場 総合衛生管理製造過程<厚生労働省発関厚1201第1号>FSSC22000<JP11/030125>

ジャパンフーズ株式会社FSSC22000<JMAQA-FC028>

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


『クエン酸の機能性に関する科学的根拠』
【標題】 クエン酸摂取による疲労感の軽減に関する研究レビュー
【目的と背景】 クエン酸は柑橘類に多く含まれ、様々な飲食品で利用されている成分であり、本届出ではクエン酸の摂取が「疲労感」の軽減に対して有効であるかどうかを検証する目的でレビューを実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】 2019年1月16日、18日、28日にUMIN-CTR 、J-DreamⅢ、PubMedの3つのデータベースを用いて検索を行った。疲労感を感じている健康な方を研究対象とした無作為化対照試験(クエン酸を含む食品を摂取する人とクエン酸を含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は4報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に大きな問題となるものはなかった。
【主な結果】評価対象とした4報のうち3報ではクエン酸を2700mg摂取する試験食品で、残りの1報ではクエン酸を1000㎎単回摂取する試験食品で試験が実施されていた。疲労感はVAS(Visual Analogue Scale)検査の方法で評価されており、4報中3報で効果ありの結果であった。効果なしの判定となった1報も、疲労感軽減の傾向が確認されており、全体として肯定的な結果であった。いずれの文献も日本人を対象とした試験が実施されており、クエン酸の摂取による日常生活および運動後の疲労感の軽減効果は、科学的根拠があると判断した。
【科学的根拠の質】 評価対象とした論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。これらの問題点は残るものの、すべての論文で日本人を含む被験者で、かつ本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は科学的根拠として問題のないものであった。研究の限界として、本レビューは評価対象が4報と少ないことから論文数の増加やVAS検査以外の評価指標によるエビデンスの蓄積など、今後の研究の進展を期待したい。

『GABAの機能性に関する科学的根拠①』
【標題】GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に関する研究レビュー
【目的】健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、事務的作業などの精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
【背景】GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】2017年7月3日に、2017年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な日本人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文とした。最終的に評価した論文は7報あった。利益相反について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾール、主観的疲労感の各指標によりストレスを評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレスを評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスを緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。
【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏りがあり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量未満の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

『GABAの機能性に関する科学的根拠②』
【標題】GABAの、血圧が高めの方の血圧を低下させる効果(血圧低下効果)についての研究レビュー
【目的】血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
【背景】GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、本食品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】2018年7月4日に、2018年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者を研究対象とし、無作為化対照試験の形の査読付論文とした。最終的に評価した論文は14報あった。利益相反について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
【主な結果】血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価された。どちらの指標でもGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。正常な血圧の人のみを対象にした場合は正常な血圧を維持し、血圧が高めの健常者のみを対象にした場合も1日あたり12.3mg以上の摂取で有意な血圧低下効果が認められた。
【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏りがあり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日あたり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

健脳美人(株式会社苔善)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社苔善が消費者庁に届出た機能性表示食品健脳美人の機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


株式会社苔善が消費者庁に届出た機能性表示食品健脳美人のエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 健脳美人の表示しようとする機能性

#2 健脳美人をおすすめする対象者

#3 健脳美人を摂取する上での注意事項

#4 健脳美人の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 健脳美人のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
株式会社苔善
機能性表示食品検索


【届出番号】

E723

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

株式会社苔善
(9180301002330)
楽天市場
株式会社苔善

【商品名】

健脳美人


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体

イチョウ葉由来テルペンラクトン


【表示しようとする機能性】

本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。

イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンは、加齢によって低下した脳の血流を改善し、認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした言葉や図形などを覚え、思い出す力)を維持することが報告されています。


【想定する主な対象者】

健常高齢者


【安全性の評価方法】

既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

下記の(ア)、(イ)及び(ウ)の情報により、本届出商品を一日摂取目安量あたりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体 28.8mg、イチョウ葉由来テルペンラクトン 7.2mg含有する機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。

(ア)喫食実績による食経験の評価
本届出商品は機能性関与成分であるイチョウ葉由来フラボノイド配糖体 及び イチョウ葉由来テルペンラクトンをそれぞれ一日摂取目安量あたり28.8mg、7.2mg含む錠剤である。
これを超える量を一日摂取目安量とした類似の商品が、日本または日本以外の各国でこれまでに広く販売されているが、本届出商品と同一商品での喫食実績はない。
以上より、一定の喫食経験は認められるものの、量及び年数ともに充分ではないため、評価が不十分と判断した。
(イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価
本届出商品に配合されるイチョウ葉抽出物(イチョウ葉由来フラボノイド配糖体24%、イチョウ葉由来テルペンラクトン6%、ギンコール酸1 ppm以下)と同等の規格を有する抽出物を摂取した際の安全性について、データベースで確認した結果、適切な量の経口摂取であれば安全であると考えられる。
一日摂取目安量は「イチョウ葉エキス食品品質規格基準」((公財)日本健康・栄養食品協会)で規定されている60~240 mg/日(イチョウ葉抽出物として)の範囲内に設定し、上記のデータベースで得られた結果と合わせて、適切に用いれば安全性に問題は無いと考えられる。
(ウ)医薬品との相互作用に関する評価
疾病に罹患している方が使用する医薬品について相互作用の可能性が報告されているが、本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、健康被害のリスクは低いと考える。また、本商品パッケージに「てんかんの発作歴がある方やてんかんの方、ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高める薬を服用中の方は、摂取をお控えください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。このため、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。


【摂取する上での注意事項】

●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

●原材料名をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。

●天然由来の原料を使用しておりますので、色調などが異なる場合がございますが、品質上問題ございません。

●乳幼児の手の届かないところに保管してください。

●てんかんの発作歴のある方やてんかんの方、ワルファリンや抗血液凝固薬など出血傾向を高める薬を服用中の方は、摂取をお控えください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本届出商品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。

GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。
・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。

・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。

・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。

・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。

・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力を維持する機能性に関する研究レビュー

(イ)目的
健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンを連続摂取した際に、対照群または摂取前と比べた場合の記憶力に対する有効性を検証する目的で研究レビューを実施した。

(ウ)背景
記憶力を維持できる機能性表示食品は、高齢者の健康・QOLを向上させ、高齢化社会に貢献することが期待される。健常高齢者を対象としたイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力に対する有効性に関しては複数の原著論文が報告されているが、総合的に評価した研究レビューはないため、本レビューにて検証した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの連続摂取による記憶に関する無作為化コントロール試験について、健常高齢者を対象とし、利益相反情報が認められなかった論文2報を採用した。

(オ)主な結果
健常高齢者がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2~28.8mg/日、イチョウ葉由来テルペンラクトン4.88~7.2mg/日を摂取する場合、重大な有害事象もなく、加齢によって低下した脳の血流を改善し、見聞きした名前・単語・言葉・図形に対する記憶力を維持することが示された。

(カ)科学的根拠の質
対象論文はいずれもイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの摂取による記憶力に対する有効性を示した。
対象論文はいずれも欧米人に対するものであったが、作用機序の脳の血流改善が日本人および中国人においても確認されていることから、日本人への外挿は可能と考えられる。
対象論文の被験者は健常高齢者であり、本届出商品の想定対象者と一致している。また、本届出商品のイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの一日摂取目安量は研究レビューの結果に従い設定しており、同様のアウトカムを得られることが期待される。
本研究レビューは、日本語と英語の論文のみが対象であることから、網羅性および出版バイアスの可能性は否定できない。また、採用文献はいずれも日本人を主な対象としたものではなかった。これらは本研究レビューの限界と考えられる。

テアニン・ゼリー(森下仁丹株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


森下仁丹株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品テアニン・ゼリーの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


森下仁丹株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品テアニン・ゼリーのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 テアニン・ゼリーの表示しようとする機能性

#2 テアニン・ゼリーをおすすめする対象者

#3 テアニン・ゼリーを摂取する上での注意事項

#4 テアニン・ゼリーの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 テアニン・ゼリーのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
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森下仁丹株式会社
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【届出番号】

E722

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

森下仁丹株式会社
(8120001077571)
楽天市場
森下仁丹株式会社

【商品名】

テアニン・ゼリー


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
L-テアニン
楽天市場
L-テアニン


【表示しようとする機能性】

本品にはL-テアニンが含まれます。

L-テアニンは、質の良い睡眠(朝、目覚めた時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。


【想定する主な対象者】

成人男女(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本品の機能性関与成分であるL-テアニンは、お茶に含まれる成分で、お茶は日本において1000年以上の飲用経験がある。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに用いられ、FDA(米国食品医薬品局)においてはGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されている。
原料メーカーの実績によると、L-テアニンを配合した商品(錠剤及び顆粒)を2003年から16年間以上の販売がある。また、当社も同L-テアニンを含む錠剤「ヘルスエイド テアニン」(機能性表示食品C185)を2017年から販売している。各商品の仕様としては、一日摂取目安量当たり、錠剤には200~300 mg、顆粒には500 mgのL-テアニンが含まれている。これらの商品は、現在までに少なくとも累計2万個以上の日本全国広域での販売実績があるが、これまでにL-テアニンに起因すると考えられる安全性上の大きな有害事象は見られていない。
本品は一日摂取目安量当たり、L-テアニンが200 mg配合されたゼリーである。L-テアニンの作用メカニズムは、研究レビューの結果より、腸管から吸収されることで、その機能が発揮されると考えられる。ゼリーは一般的に軟らかく、消化されやすいとされる。本品も口中で容易に噛み潰せるほど軟らかく、L-テアニンは腸管で吸収され、血中に移行すると考えられるため、本研究レビューに用いられた試験食である錠剤と生物学的に同等であると判断できる。
医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル、エナラプリル、ロサルタン、バルサルタン、ジルチアゼム、アムロジピン、ヒドロクロロチアジド、フロセミド等)、興奮剤(ジエチルプロピオン、エピネフリン、フェンテルミン、プソイドエフェドリン等)の作用を弱めることが知られている為、それらとの併用については医師に相談願いたい。


【摂取する上での注意事項】

一日摂取目安量を守ってください。

一度に多量に摂ると、体質によっておなかがゆるくなる場合があります。

降圧剤、興奮剤を使用されている方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本品は、ゼリー製造から充填・包装工程までを一貫して、FSSC22000認証を有する工場で製造している。

または、包装工程のみ、国内GMP認証を有する工場でも実施している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
最終製品「テアニン・ゼリー」に含有する機能性関与成分L-テアニンによる夜間の睡眠改善の機能性に関する研究レビュー

(イ)目的
健常者成人に、本品に含有する機能性関与成分L-テアニン200 mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取と比べ、睡眠の質が改善するかについて検証することを目的とした。検証には、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の客観的指標を用いた。

(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、網羅的に評価された文献はなかった為、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることはできなかった。そこで、個々の文献について検証が必要となり研究レビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed、Cochrane Libraryのデータベースを用い検索を実施した。また、日本語文献は、JSTPlus、JMEDPlus、JST7580のデータベースを用い検索を実施した。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとした。その結果、最終的に3報の文献を評価した。2報は原料販売会社と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが、大学研究機関が独自で実施した研究の結果である。

(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善には強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善には中程度の関連性がみられた。また、生理学的指標のひとつである「睡眠中の交感神経活動」の抑制についても中程度の関連性がみられた。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適していると言え、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは質の良い睡眠がもたらされたことを示している。以上より、就寝前のL-テアニン摂取は、質の良い睡眠(朝、目覚めた時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすると考えられた。

(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報であった為、出版によるバイアスの評価に至らなかった。不精確性の評価に関してはサンプルサイズが少ない為、考慮が必要とされた。レビューに関しては、海外の文献の収集は英語を対象とした検索データベースを用いており、英文以外の他の言語で書かれた文献について検索はされていないといった問題があった。日本語の文献についても日本で広く検索で使用されているデータベースであるJDreamⅢを用いたが、データベースに収載されていない文献の存在も否定できないと考えられた。選定された文献についてはCONSORT声明に則って記載された文献は無かったことから、文献の質の限界も考慮すべきと考えた。エビデンスの一貫性等に特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えている。
                                  (構造化抄録)

うるるアイ(富士産業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


富士産業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品うるるアイの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


富士産業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品うるるアイのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 うるるアイの表示しようとする機能性

#2 うるるアイをおすすめする対象者

#3 うるるアイを摂取する上での注意事項

#4 うるるアイの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 うるるアイのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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富士産業株式会社
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【届出番号】

E721

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

富士産業株式会社
(5470001007612)
楽天市場
富士産業株式会社

【商品名】

うるるアイ


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニン


【表示しようとする機能性】

本品には、ビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンには以下の機能が報告されています。

 ①パソコンやスマートフォンなどの使用により一時的に不足しがちな目のうるおいを保つ

 ②ピント調節機能を改善する

 ③目の疲労感を緩和する

 ④目の使用による首・肩の負担を軽減する


【想定する主な対象者】

健常成人(スマートフォンやパソコン等をよく使用する方)


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本品は機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを一日摂取目安量あたり57.6 mgを含む錠剤である。

商品A(ビルベリー由来アントシアニン57.6 mg /日)は日本国内にて2001年から販売され、1袋に30日分入った商品が現在までに累計180万袋以上販売されている。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象は報告されていない。

なお、商品Aは本品と同じ錠剤であり、消化・吸収過程に大きな差はないものと考えられる。また、機能性関与成分を同等量含み、共に配合することで変質するような成分や加工工程において変質するといった報告は無いことから、「当該食品と類似する食品」とみなせると考える。

以上のことより、本品を一日あたりのビルベリー由来アントシアニンとして57.6 mg摂取することは、その十分な喫食実績から人の健康を損なうおそれがないと判断された。


【摂取する上での注意事項】

〇多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

〇濡れた手で触ると原料由来の色が肌や衣服につくことがあります。

〇舌など口腔内に原料由来の色がつくことがあります。

〇自然原料を使用しているため、粒ごとに色調や味、匂いが異なる場合がありますが、品質に問題はありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

アピ株式会社 池田工場(国内GMP認証取得)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
本品「うるるアイ」に含有される機能性関与成分「ビルベリー由来アントシアニン」の機能性に関する研究レビュー

(イ)目的
VDT作業に従事する健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、目のうるおい、ピント調節機能、目の疲労感、および目の使用による首・肩の負担に対する改善効果について、検証することを目的とした。

(ウ)背景
ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は、日本や米国において、健康食品として利用され、目の機能に対する改善効果が期待されている。しかしながら、目のうるおい、ピント調節機能、目の疲労感、および目の使用による首・肩の負担の改善効果を含めた総合的な研究レビューはないため、本研究レビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
生物・医学・科学技術に関する英語(PubMed)および日本語(JDream III)の文献データベース、ハンドリサーチにて検索を実施した結果、VDT作業に従事する健常成人を対象としたRCTに関する3報の論文を抽出した。採用文献3報のうち、2報の著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。

(オ)主な結果
健常成人がビルベリー由来アントシアニン57.6 mg/日を摂取することにより、目のうるおい、ピント調節機能、目の疲労感、および目の使用による首・肩の負担が改善されることが示された。また、ビルベリー由来アントシアニンに起因する有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
英語および日本語の文献データベース、およびハンドリサーチを用いて論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。バイアスリスクの総体的評価は、目のうるおいの改善が中程度、ピント調節機能の改善、目の疲労感、および目の使用による首・肩の負担の改善が低程度と判断した。また、非直接性はなし、不精確は中程度、非一貫性はなしと評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。なお、本品は、採用文献2報の試験品と同一のビルベリー抽出物を配合することにより、同等性を担保している。