2020年8月9日日曜日

みやびのブラックジンジャー極(株式会社みやび)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社みやびが消費者庁に届出た機能性表示食品みやびのブラックジンジャー極のエビデンス




株式会社みやび
が消費者庁に届出た機能性表示食品【みやびのブラックジンジャー極】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
株式会社みやび
機能性表示食品検索

【届出番号】

F213


【届出日】

2020/06/26


【届出者名】

株式会社みやび
(5120001090602)
楽天市場
株式会社みやび


【商品名】

みやびのブラックジンジャー極


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
楽天市場
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

【表示しようとする機能性】

本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
BMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出製品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価しました。
届出製品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1日摂取目安量あたり12mg配合した商品です。届出製品に類似する商品として、届出製品の機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を同等量含有し、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられ、かつ、加工工程も大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されています。本類似商品は2014年4月以降累計3305万食以上が販売されており、喫食実績は十分と判断しました。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていません。
 上記の通り、喫食実績が十分であると判断しましたが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていますが、「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」に起因する有害事象は認められませんでした。
以上のことから、届出製品と類似する食品に関する評価により、喫食実績は十分であり、届出製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。
原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
通院中の方及び妊娠、授乳中の方は医師にご相談の上お召し上がりください。
開封後は、賞味期限内に関わらずお早めにお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本製品の内容物は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場にて製造。アルミ袋充填は公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場及びそれに準じた管理体制にて製造。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



ア 標題
「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。
※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。
オ 主な結果
採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
カ 科学的根拠の質
 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。

スリリン ファイア(株式会社ZERO PLUS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ZERO PLUSが消費者庁に届出た機能性表示食品SLILIN F(スリリン ファイア)のエビデンス



株式会社ZERO PLUSが消費者庁に届出た機能性表示食品【SLILIN F(スリリン ファイア)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社ZERO PLUS
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【届出番号】

F212


【届出日】

2020/06/26


【届出者名】

株式会社ZERO PLUS
(9290001031420)
楽天市場
株式会社ZERO PLUS


【商品名】

SLILIN F(スリリン ファイア)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、エラグ酸
楽天市場
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

エラグ酸

【表示しようとする機能性】

本品には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンとエラグ酸が含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。
エラグ酸は、冷えが気になる女性の冷えにより低下した血流(手指の末梢血流)を上げ、体温(手の皮膚表面温度)を回復する機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
BMI が高め(BMI24以上30未満)の健康な方、冷えが気になる女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出製品は1日摂取目安量3粒あたりに機能性関与成分であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを12mg、エラグ酸を4mg配合した食品です。両機能性関与成分を含む製品の喫食実績はないため、各機能性関与成分の安全性を評価しました。

【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。届出製品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、届出製品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出製品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、以上のことから、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび届出製品は安全であり、届出製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【エラグ酸】届出製品の機能性関与成分「エラグ酸」は、アムラ、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、およびウォールナッツなどに含まれる成分です。エラグ酸は1日あたり57mg以上摂取する食経験がありますので、エラグ酸を4mg含む届出製品よりも十分に多い食経験があると言えます。また、医薬品との相互作用について、問題となる報告は見当たりませんでした。以上より、届出製品の安全性に問題はないと判断しました。

【機能性関与成分同士の相互作用】
現在のところ、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン及びエラグ酸の相互作用の報告はありません。従って、届出製品の機能性関与成分同士が相互作用を起こす可能性は低いと評価しました。今後も届出製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

以上のことから、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン及びエラグ酸を配合した届出製品の安全性に問題はないと考えられます。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


届出製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で製造しており、GMPに準拠した製造および品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
(ア)標題
「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー
(イ)目的
健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
(ウ)背景
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。
※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。
(オ)主な結果
採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。

【エラグ酸】
(ア)標題
エラグ酸の摂取による、冷えにより低下した末梢血流を上昇させ、皮膚表面温度を回復させる機能の評価
(イ)目的
健常者に、機能性関与成分エラグ酸を摂取させると、プラセボと比べ冷えにより低下した末梢血流を上昇させ、皮膚表面温度を回復させるかについて検証することを目的としました。
(ウ)背景
2013年度の国民生活基礎調査によると、日本人女性の約1/3は日常的に手足に冷えを感じていると報告されています。冷えの原因は熱の産生が十分できない代謝障害と、熱の運搬ができない末梢循環障害と考えられています。冷えは不快なだけでなく、肩こり、便秘、腰痛、疲労などの原因となると考えられており、その改善が求められています。エラグ酸は血流を増加させて冷えを改善することがその作用メカニズムから予想されましたが、その作用を網羅的に評価した文献はなかったため、効果の有無を結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
1971年~2018年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語文献検索は2018年6月28日に、英語文献検索は2018年6月27日に実施しました。対象集団は冷え症ではない健常者とし、エラグ酸摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである1報の文献を評価しました。この文献は原料を販売している企業(太陽化学㈱)が資金提供を行い、第三者機関が実施しました。論文の著者には太陽化学㈱の従業員が含まれます。
(オ)主な結果
選定された1報を評価した結果、エラグ酸を4mg摂取し、手に冷水負荷を行った後、5分経過後に手指の血流、手の皮膚表面温度がプラセボと比べて有意に高くなることが認められました。これらの結果に有意差が認められたことから、エラグ酸には冷えにより低下した手指の末梢血流を上昇させ、手の皮膚表面温度を回復させることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができませんでした。また、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことも研究の限界として挙げられます。しかし、採用文献は査読付き論文であり、研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられます。

シンデレラ乳酸菌G(アピ株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品

アピ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品シンデレラ乳酸菌【G】のエビデンス



アピ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【シンデレラ乳酸菌【G】】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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※全届出リスト(要アクセス)
アピ株式会社
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【届出番号】

F211


【届出日】

2020/06/26


【届出者名】

アピ株式会社
(7200001000245)
楽天市場
アピ株式会社


【商品名】

シンデレラ乳酸菌【G】


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)
楽天市場
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)

【表示しようとする機能性】

本品には乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)が含まれます。
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)には、ミドルエイジの女性の肌の潤いを逃がしにくくする肌のバリア機能を高めることが報告されています。
肌の乾燥が気になるミドルエイジの女性の方に適しています。

【想定する主な対象者】
肌の乾燥が気になる中高年(ミドルエイジ)の女性の方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【既存情報を用いた評価】
・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61は古くからチーズ製造に用いられてきた乳酸菌であり、2008年11 月にLactococcus lactis subsp. cremoris H61 株を利用したドリンクタイプのヨーグルト、2013年8 月Lactococcus lactis subsp. cremoris H61 株を使ったカップタイプのヨーグルトが発売された。また、Lactococcus lactis subsp. cremoris H61 株の加熱処理菌体を利用したサプリメントが数種類販売されており、Lactococcus lactis subsp. cremoris H61株が入っているパンも販売されている。
・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61が属する菌種のLactococcus lactisは、食経験のある菌種として、EFSA(欧州食品安全機関)の安全性適格推定(QPS、Qualified Presumption of Safety)微生物や、IDF(国際酪農連盟)にリストされている。
・Lactococcus lactis subsp. cremoris H61が属する菌種のLactococcus lactisの経口摂取試験で安全性に関する評価が行われている報告において、生菌体摂取では稀なケースとして感染症のリスクはあるものの、本届出食品の機能性関与成分である乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)は加熱死菌体であることから、本届出食品摂取にて重大な健康被害が生じる可能性は低い。

 以上より、乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を含有する本届出食品の安全性には問題が無いと評価した。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
●原材料をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)による経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能を高める作用に関する研究レビュー

(イ)目的
 乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)をヒトに摂取させた試験の論文を網羅的な文献検索により収集し、プラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)から肌の乾燥が気になる中高年女性において経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を改善するか否かを合理的に検証することを目的とした。

(ウ)背景
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)の摂取によりプラセボとの比較において経皮水分蒸散量を指標とした肌のバリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を高める作用を総合的に評価した研究は行われていなかったため、プラセボとの比較において乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を摂取することにより肌の乾燥が気になる中高年女性において経皮水分蒸散量を指標とした皮膚バリア機能(体内から外部への水分の蒸散を防ぐ機能)を改善するか検証することを目的としてレビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、2018年11月21日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において、中高年女性(健常者で肌の乾燥が気になる方)の臨床試験文献を対象に検索を実施したところ、評価水準に合致した対象文献は1報であり、その有効性評価は無作為化比較試験(RCT)で、全て日本人を対象とした試験であった。

(オ)主な結果
 RCT論文1報の概要を示す。

無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験であり、肌に影響を及ぼす可能性のある治療等を受けていない20歳以上の日本人女性104名を対象とした。被験者を2群に分け、52名にシンデレラ乳酸菌(Lactococcus lactis subsp. cremoris H61)の加熱死菌体を一日当たり60 mgを、52名にプラセボ食品を、8週間継続摂取させ肌の状態および体調が評価された。104名全員が試験を完了した。また、一部の項目については40歳以上の被験者に限定したサブ解析が実施された。サブ解析はシンデレラ乳酸菌(Lactococcus lactis subsp. cremoris H61)群38名とプラセボ群31名の合計69名が解析対象とされた。
乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61) 60 mg(加熱死菌体として400億個)/日、8週間の摂取による経皮水分蒸散量の変化量(後値-前値)の平均値差は-1.97(p<0.05)であり、摂取による経皮水分蒸散量の軽減傾向がみられた。

尚、乳酸菌クレモリスH61株(L. lactis subsp. cremoris H61)を含む試験食品に関連した有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
 レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は1報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、エビデンスの程度も幅が見られたことなどから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。

ブルーベリーアイプロ(株式会社わかさ生活)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社わかさ生活が消費者庁に届出た機能性表示食品ブルーベリーアイ PRO(プロ)のエビデンス




株式会社わかさ生活
が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリーアイ PRO(プロ)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
株式会社わかさ生活
機能性表示食品検索

【届出番号】

F210


【届出日】

2020/06/26


【届出者名】

株式会社わかさ生活
(6130001019343)
楽天市場
株式会社わかさ生活


【商品名】

ブルーベリーアイ PRO(プロ)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニン

【表示しようとする機能性】

本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。
ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節力を改善することで目の疲労感を和らげることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な成人男女

【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
本品の基原材料であるビルベリーは、北欧諸国の森林に自生する落葉低木で、ビルベリー由来アントシアニンを豊富に含んでいる。その果実は生食以外にジャムやパイに加工して食されている。またヨーロッパでは1000年近くも伝統医学に利用されてきた。北欧産野生種ビルベリーは、ビルベリー由来アントシアニンを一般栽培種ブルーベリーの約5倍(果実100 gあたり換算)含み、近年日本だけでなく欧米各国で健康素材として注目され、研究が進められてきた。また、ビルベリー由来アントシアニンを含んだビルベリーエキスは1964年より様々な臨床試験に用いられてきた。
また本品の主原材料であるナノビルベリーエキスは、ビルベリーエキスを特許製法により微細化(ナノ化)したもので、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンをビルベリーエキスと同一の比率で同等量含んでいる。
本品と類似のビルベリー由来アントシアニンを40 mg以上配合し、2011年1月の販売開始から66000袋を越える販売実績があるが摂取による健康被害の報告はない。

②安全性試験の実施による評価
ビルベリー由来アントシアニンの遺伝子に対する影響を確認するため細胞や微生物を用いて遺伝毒性試験を行った。さらにビルベリー由来アントシアニンを摂取した場合の体内における影響を確認するため、動物を用いて単回投与毒性試験、反復投与毒性試験を行い、安全性を確認した。遺伝毒性試験、単回投与毒性試験、反復投与毒性試験を総合的に評価し、安全性に問題はないと判断した。
また、臨床試験として過剰摂取試験と長期摂取試験を行った。過剰摂取試験においてビルベリー由来アントシアニン833 mg/日を4週間摂取した場合の安全性を確認し、長期摂取試験においてビルベリー由来アントシアニン166.6 mg/日を12週間摂取した場合の安全性を確認した。臨床試験においても、ビルベリー由来アントシアニンに起因する有害事象の発現は認められなかった。

③医薬品との相互作用に関する評価
ビルベリー由来アントシアニンの医薬品との相互作用に関して、既存のデータベースを調査した結果、相互作用の報告はない。

上記より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題がないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
共通
●食物アレルギーのある方は医師に相談してください。
●小さなお子様の手の届かない所に保存してください。
●本品が衣服に付きますと、洗濯しても落ちにくいシミになるおそれがあります。注意してお召し上がりください。
31粒入り商品
●開封後はしっかりとチャックを閉めてください。
3粒入り商品
●開封後はお早めにお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造している。GMPとは、「適性製造規範(Good Manufacturing Practice)」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものである。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により商品を製造している。・使用する原材料のチェックを毎回実施する。・商品毎に決められた製造方法、条件により製造を行う。・製造工程中には商品毎に決められた項目のチェックを行い、最終商品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析を行う。異常の有無を確認し、品質規格を外れた商品は排除する。・製造した商品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷する。以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



標題:
ビルベリー由来アントシアニンの目のピント調節力や目の疲労感に対する効果の検討

背景:
ビルベリーエキスに含まれるビルベリー由来アントシアニンは、目の疲労感を改善するとの報告もあるが、これまでに健常者に対する科学的根拠は明らかではない。そこで、健常者を対象としてビルベリー由来アントシアニンを摂取した研究についてシステマティックレビューを行い、一過的な目のピント調節力異常や疲労感に対するビルベリー由来アントシアニンの有効性を調べることで、目の健康に対する効果を評価した。

目的:
ビルベリー由来アントシアニンを摂取することにより、健常者の目の健康維持に役立つかを調べるために、広く文献検索を行い検証することを目的とした。

レビュー対象とした研究の特性:
文献データベースを用いて1965年から2016年5月までに公表された文献を検索した。健常者を対象者とした論文検索を行い、ランダム化比較試験(ビルベリー由来アントシアニンを含む食品を摂取するグループと含まない食品を摂取するグループがあり、試験対象者はどちらを摂取しているか分からない条件で比較する試験)を行っている査読付文献を検索した。

主な結果:
文献を検証した結果、4報の論文を採択した。ビルベリー由来アントシアニン含有食品(ビルベリーエキス含有食品)を摂取することにより、3報の論文でピント調節力の低下が改善されたこと、さらに3報の論文では、VASアンケートの結果も含めて目の疲労感の緩和が得られたと報告されている(VASアンケートは、目の疲労感における主観的指標として日本及び国際的に学術的コンセンサスが得られた評価法である)。目の疲労感の緩和には、ピント調節力の改善が関与している。介入試験における有効なビルベリー由来アントシアニンの摂取量は、40~172.8 mg(ビルベリーエキスの摂取量として107 ~480 mg)であり、本品はビルベリー由来アントシアニンの含有量を40 mg以上と規格しているため、本システマティックレビューで有効性が示唆された摂取量を満たしている。従って、本品に含まれるビルベリー由来アントシアニンの摂取が、目のピント調節力を改善することで目の疲労感を和らげる効果があると判断した。

科学的根拠の質:
今回の研究レビューで採択した論文は、RCT試験を実施した査読付き論文に絞っていることから質は非常に高い。

(構造化抄録)

かんげんタブレット(水橋保寿堂製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

水橋保寿堂製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品かんげんタブレットのエビデンス



水橋保寿堂製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【かんげんタブレット】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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水橋保寿堂製薬株式会社
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【届出番号】

F209


【届出日】

2020/06/26


【届出者名】

水橋保寿堂製薬株式会社
(6230001003147)
楽天市場
水橋保寿堂製薬株式会社


【商品名】

かんげんタブレット


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
パイナップル由来グルコシルセラミド
楽天市場
パイナップル由来グルコシルセラミド

【表示しようとする機能性】

本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。
パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな人に適しています。

【想定する主な対象者】
未成年者、妊産婦、授乳婦を除く、皮膚の疾患に罹患していない健康な人。肌が乾燥しがちな人。

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性試験の評価を実施いたしました。
既存情報として、パイナップル由来グルコシルセラミドの安全性に関する2報の臨床試験が報告されていました。2報の文献では、パイナップル由来グルコシルセラミドの12週間の長期摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験が行われており、いずれの試験においても問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からパイナップル由来グルコシルセラミドの安全性について、問題ないと判断いたしました。また、2報の文献中で用いられているパイナップル抽出物が届出商品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であること、更に届出商品と同様に1.2mg/1食で製造されている試験品に関する評価であったことから、届出商品との同等性については問題ないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分パイナップル由来グルコシルセラミドおよび本届出商品は安全であり、評価は十分と判断いたしました。

【摂取する上での注意事項】
本品は使用している原材料により色調等異なる場合もありますが、品質には問題ありません。
原材料をご覧のうえ、食物アレルギーをお持ちの方はお避けください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


国内GMP認証を取得した製造所にて、その基準に従い製造を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】パイナップル由来グルコシルセラミドが肌の経表皮水分蒸散量※に与える効果に関する研究レビュー
(※経表皮水分蒸散量とは肌から失われる水分の量のことです。)
【目的】健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミドを飲用したときの肌の経表皮水分蒸散量に対する有効性を検証しました。
【背景】肌は外部刺激から体内を保護し、水分が過剰に逃げるのを防いで、一定に保つ役割があります。健康な肌は、一般的に経表皮水分蒸散量が低くて角層水分量が多く、皮膚構造が整った状態です。しかし、肌の保湿力が低下し水分が過剰に失われると、それに伴って肌が荒れ、乾燥した状態となります。つまり、肌の保湿力を高め、水分の蒸散を抑えることは、肌の健康維持に重要です。
パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌に対する有用性が報告されていたことから、臨床試験報告のレビューを行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】2017年10月以前に報告された英語および日本語の文献を対象に検索し、健康な人を対象にした12週間の臨床試験の文献1報をレビューの対象と致しました。
【主な結果】レビュー対象とした文献1報は、健康な日本人がパイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を服用する臨床試験の報告で、経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価が行われていました。パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)を12週間毎日飲用した結果、経表皮水分蒸散量の低下が確認されていました。この効果は、文献においてパイナップル由来グルコシルセラミドの飲用によって皮膚の構造が整えられたことによると考察されており、その結果、肌の潤い(水分)を逃がしにくくするものと考えられました。以上より、パイナップル由来グルコシルセラミドの飲用は、肌の健康維持に有用であると考えられました。
【科学的根拠の質】パイナップル由来グルコシルセラミド(1.2 mg)の飲用は、経表皮水分蒸散量を抑えるため、肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが確認されました。文献数が1件のみであり、バイアスリスクも否定できませんが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。

血圧エスコート(株式会社アデランスメディカルリサーチ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社アデランスメディカルリサーチが消費者庁に届出た機能性表示食品血圧エスコートのエビデンス



株式会社アデランスメディカルリサーチが消費者庁に届出た機能性表示食品【血圧エスコート】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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【届出番号】

F208


【届出日】

2020/06/25


【届出者名】

株式会社アデランスメディカルリサーチ
(5011101079926)
楽天市場
株式会社アデランスメディカルリサーチ


【商品名】

血圧エスコート


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれます。
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
血圧が高めの健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり55mg配合したサプリメント形状の加工食品である。

GABAは野菜や果物、穀物に多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれる。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないと判断されている。

当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。

GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

なお、理論的に考えられる医薬品との相互作用として、GABAは降圧薬等との併用により低血圧を起こす可能性があるとされている。このため、降圧薬等を服用している場合は医師、薬剤師に相談するなどの注意が必要であり、パッケージにおいて注意喚起している。

以上から、降圧薬等との併用には注意が必要であるが、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をこえて摂取しないでください。
●降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。
●アレルギーのある方は、ご使用前に原材料をよくご確認ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本製品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会による GMP、NSF Internationalによる米国GMPおよびインターテック・サーティフィケーション株式会社による ISO22000 の認証を取得した以下の工場にて、適切かつ厳格に製造および品質管理を実施している。・アリメント工業株式会社 新富士工場・アリメント工業株式会社 新富士第二工場

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】GABAの、血圧が高めの健常者の血圧を低下させる効果について。

【目的】血圧が高めの健常者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】適正な血圧の維持は健康の維持増進において重要な取り組みである。血圧低下効果があるとされるGABAの機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2020年3月9日に、2020年3月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が高めの健常者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)で査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は11報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に大きな問題となるものはなかった。

【主な結果】各論文では血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価されていた。どちらの指標も、血圧が高めの健常者が12.3mg以上のGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して血圧が高めの人の血圧を下げる有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められると判断された。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであった。

活き活きエスコート(株式会社アデランスメディカルリサーチ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社アデランスメディカルリサーチが消費者庁に届出た機能性表示食品活き活きエスコートのエビデンス



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【届出番号】

F207


【届出日】

2020/06/25


【届出者名】

株式会社アデランスメディカルリサーチ
(5011101079926)
楽天市場
株式会社アデランスメディカルリサーチ


【商品名】

活き活きエスコート


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれます。
GABAにはデスクワークによる一時的な精神的ストレスや、疲労感を緩和する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
デスクワークによる一時的な精神的ストレスや疲労感が気になる方。

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり110mg配合したサプリメント形状の加工食品である。

GABAは野菜や果物、穀物に多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれる。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないと判断されている。

当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。

GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

なお、理論的に考えられる医薬品との相互作用として、GABAは降圧薬等との併用により低血圧を起こす可能性があるとされている。このため、降圧薬等を服用している場合は医師、薬剤師に相談するなどの注意が必要であり、パッケージにおいて注意喚起している。

以上から、降圧薬等との併用には注意が必要であるが、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量をこえて摂取しないでください。
●降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。
●アレルギーのある方は、ご使用前に原材料をよくご確認ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本製品は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会による GMP、NSF Internationalによる米国GMPおよびインターテック・サーティフィケーション株式会社による ISO22000 の認証を取得した以下の工場にて、適切かつ厳格に製造および品質管理を実施している。・アリメント工業株式会社 新富士工場・アリメント工業株式会社 新富士第二工場

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果について。

【目的】健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2019年1月29日に、2019年1月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は7報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾール、主観的疲労感の各指標によりストレス、疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレス、疲労感を評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

野菜生活100ケアプラスベリー・ざくろミックス(カゴメ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

カゴメ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品野菜生活100ケアプラス ベリー・ざくろmix(ミックス)のエビデンス




カゴメ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【野菜生活100ケアプラス ベリー・ざくろmix(ミックス)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
カゴメ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F206


【届出日】

2020/06/25


【届出者名】

カゴメ株式会社
(2180001035109)
楽天市場
カゴメ株式会社


【商品名】

野菜生活100ケアプラス ベリー・ざくろmix(ミックス)


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸
楽天市場
ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸

【表示しようとする機能性】

本品には、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸が含まれます。
本成分には、食事の脂肪や糖の吸収を抑える機能が報告されています。
食後の中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常成人で、食後の中性脂肪や血糖値が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験の評価
本品の機能性関与成分を含む原材料「ターミナリアベリリカ抽出物」は、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物である。ターミナリアベリリカ果実は、インド伝統医学アーユルヴェーダで単独又は調合物トリファラの成分のひとつとして、粉末をそのまま又は水で抽出して摂取されている。没食子酸は国内で食品添加物(既存添加物)として食品に用いられている。

2.安全性試験に関する評価
ターミナリアベリリカ果実は、米国ハーブ製品協会監修「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」において、「適切に使用する限り安全に摂取することができるハーブ」に分類されている。没食子酸は、厚生労働省の報告書において、「ヒトの健康に対して有害影響を及ぼすような毒性はないと考えられた」と結論付けられている。文献調査の結果、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物の安全性試験の報告があったが、安全性の懸念となる情報は認められなかった。本品の機能性関与成分を含む原材料である「ターミナリアベリリカ抽出物」で下記安全性試験が実施され、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
・ラット急性・亜急性や遺伝毒性(細菌・ほ乳類培養細胞・げっ歯類)試験
・ヒト12週長期摂取や4週過剰摂取試験(本品の機能性関与成分として、順に79.6 mg/日、398 mg/日)
よって「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性評価は十分と考えられる。

3.医薬品との相互作用
2次情報で、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の医薬品との相互作用について懸念となる情報は認められなかった。ただし、文献調査を行った結果、没食子酸が鉄の吸収に影響を及ぼす可能性が否定できなかったため、(3)のとおり摂取する上での注意事項を表示することとした。(3)の注意喚起により、本品の利用者に対して注意を促し、本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。

4.まとめ
本品の機能性関与成分を含む原材料は、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられた。他の原材料は本品の配合量で安全性に問題ないと考えられ、本品の機能性関与成分を含む原材料の評価結果を本品に外挿できると考えられる。よって本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
鉄の吸収を阻害する可能性がありますので、貧血のお薬を服用している方はご注意ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


熊本県果実農業協同組合連合会白州工場では、「総合衛生管理製造過程」、「ISO22000」および「FSSC22000」の認証を取得しています。
これらの規格に沿った管理を行うことで製造施設・従業員の衛生管理等の体制や規格外の製品の流通を防止するための体制をとっております。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



1.脂肪の吸収抑制作用について
【標題】
ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の脂肪の吸収抑制作用の評価
【目的】
健常成人においてターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。
【背景】
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は脂肪分解酵素の阻害作用を有し、その作用により脂肪の吸収を抑えることが報告されている。そこで、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の摂取による脂肪の吸収抑制作用について総合的に評価するため、システマティック・レビューを実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸摂取による脂肪の吸収(評価指標:食後血中中性脂肪iAUC)への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は2報となった。
【主な結果】
採用論文は2報とも、健常成人男女を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。どちらの研究においても、高脂肪食摂取前にターミナリアベリリカ果実由来没食子酸20.8 mg/回または31.4 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、高脂肪食摂取後の血中中性脂肪iAUCの有意な抑制が認められていた。また、2報の結果を統合したメタアナリシスにおいても有意な抑制が確認されたことから、健常成人において、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸には食事の脂肪の吸収を抑える機能が期待できると考えられた。
【科学的根拠の質】
健常成人において、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用研究の被験者数が少なかったことに加え、日本語と英語以外の言語で書かれている論文や出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、今後の研究の注視が必要である。
※iAUC(上昇曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている

2.糖の吸収抑制作用について
【標題】
ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の糖の吸収抑制作用の評価
【目的】
健常成人においてターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の糖の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。
【背景】
ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸は糖質分解酵素の阻害作用を有し、その作用により糖の吸収を抑えることが報告されている。そこで、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸の摂取による糖の吸収抑制作用について総合的に評価するため、システマティック・レビューを実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸摂取による糖の吸収(評価指標:食後血糖iAUC)への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は2報となった。
【主な結果】
採用論文は2報とも、健常成人男女を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。どちらの研究においても、米飯摂取前にターミナリアベリリカ果実由来没食子酸20.8 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、食後血糖iAUCの有意な抑制が認められていた。また、2報の結果を統合したメタアナリシスにおいても有意な抑制が確認されたことから、健常成人において、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸には食事の糖の吸収を抑える機能が期待できると考えられた。
【科学的根拠の質】
健常成人において、ターミナリアベリリカ果実由来没食子酸20.8 mg/回の摂取が、食事の糖の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用研究の被験者数が少なかったことに加え、日本語と英語以外の言語で書かれている論文や出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、今後の研究の注視が必要である。
※iAUC(上昇曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている