2020年8月20日木曜日

めぐりの結晶(株式会社再春館製薬所)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品

株式会社再春館製薬所が消費者庁に届出た機能性表示食品めぐりの結晶のエビデンス



株式会社再春館製薬所が消費者庁に届出た機能性表示食品【めぐりの結晶】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社再春館製薬所
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【届出番号】

F241


【届出日】

2020/07/06


【届出者名】

株式会社再春館製薬所
(5330001011181)
楽天市場
株式会社再春館製薬所


【商品名】

めぐりの結晶


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
エラグ酸
楽天市場
エラグ酸

【表示しようとする機能性】

本品にはエラグ酸が含まれます。エラグ酸は、冷えにより低下した手の末梢血流を上昇させ、手の表面温度(末梢体温)を回復させる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
冷えが気になる健常成人女性

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出製品の機能性関与成分「エラグ酸」は、アムラ、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、およびウォールナッツなどに含まれる成分です。エラグ酸は1日あたり57mg以上摂取する食経験がありますので、エラグ酸を4mg含む本届出製品よりも十分に多い食経験があると言えます。また、医薬品との相互作用について、問題となる報告は見当たりませんでした。
以上より、当該製品の安全性に問題はないと判断しました。

【摂取する上での注意事項】
○原料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
○本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


健康補助食品GMP認定工場にて製造

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



評価する機能性の項目:
エラグ酸は、冷えにより低下した手の末梢血流を上昇させ、手の表面温度(末梢体温)を回復させる機能が報告されています。
(ア)標題
エラグ酸の摂取による、冷えにより低下した手の末梢血流を上昇させ、手の表面温度(末梢体温)を回復させる機能の評価
(イ)目的
健常者に、最終製品“サンアムラパウダー”に含有する機能性関与成分エラグ酸を摂取させると、プラセボと比べ冷えにより低下した手の末梢血流を上昇させ、手の表面温度(末梢体温)を回復させるかについて明らかにする目的で調査しました。
(ウ)背景
2013年度の国民生活基礎調査によると、日本人女性の約1/3は日常的に手足に冷えを感じていると報告されています。冷えの原因は熱の産生が十分できない代謝障害と、熱の運搬ができない末梢循環障害と考えられています。冷えは不快なだけでなく、肩こり、便秘、腰痛、疲労などの原因となると考えられており、その改善が求められています。
エラグ酸は血流を増加させて冷えを改善することがその作用メカニズムから予想されましたが、その作用を網羅的に評価した文献はなかったため、効果の有無を結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
1971年~2018年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語文献検索は2018年6月28日に、英語文献検索は2018年6月27日に実施しました。対象集団は冷え症ではない健常者とし、エラグ酸摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである1報の文献を評価しました。この文献は原料を販売している企業(太陽化学㈱)が資金提供を行い、第三者機関が実施しました。論文の著者には太陽化学㈱の従業員が含まれます。
(オ)主な結果
選定された1報を評価した結果、エラグ酸を4mg摂取し、手に冷水負荷を行った後、5分経過後に手の血流、皮膚表面温度がプラセボと比べて有意に高くなることが認められました。これらの結果に有意差が認められたことから、エラグ酸には冷えにより低下した手の末梢血流を上昇させ、手の表面温度(末梢体温)を回復させることが確認されました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができませんでした。また、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことも研究の限界として挙げられます。しかし、採用文献は査読付き論文であり、研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられます。

トリプルバリアプレーン(日清食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日清食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品トリプルバリア プレーンのエビデンス




日清食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【トリプルバリア プレーン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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日清食品株式会社
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【届出番号】

F240


【届出日】

2020/07/04


【届出者名】

日清食品株式会社
(7120001133929)
楽天市場
日清食品株式会社


【商品名】

トリプルバリア プレーン


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
サイリウム種皮由来の食物繊維
楽天市場
サイリウム種皮由来の食物繊維

【表示しようとする機能性】

本品にはサイリウム種皮由来の食物繊維が含まれます。
食事中の脂肪、糖、塩分の便への排出を増やし、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑え、高めの血圧を下げる機能があります。
また、お通じの回数や量を増やす便通改善機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常人であって、脂肪、糖、血圧が気になる方、およびおなかの調子を整えたい方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①既存情報を用いた評価
 サイリウム種皮は、インドオオバコの種皮から得られる食物繊維で、古くから緩下剤として利用されています。また、サイリウム種皮を配合した食品には、「おなかの調子を整える食品」として消費者庁から特定保健用食品の表示許可を受け販売されているものもあります。
 国立健康・栄養研究所の素材情報データベースのサイリウムの項を確認しました。その結果、適切に用いれば経口摂取でおそらく安全と思われますが、水なしでの摂取や嚥下困難者が摂取した場合に食道や胃腸に障害が起きることがあるため、充分な水とともに摂取するなどの注意が必要と記載されていました。

 以上より、サイリウム種皮には十分な食経験があり、サイリウム種皮を使用する本製品を適切な方法で摂取する場合は安全であると判断いたします。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守り、1日3本を超えないようお召し上がりください。また、多量に摂り過ぎたり、あるいは体質・体調により、一時的におなかがゆるくなることがあります。
●粉末は決して直接口に入れず、水などにまぜてお召し上がりください。粉末がのどに詰まることがあります。
●本品に黒や茶色の粒子がまざっていますが、サイリウム(オオバコ)の種皮ですので、安心してお召し上がりください。
●食生活のバランスを考え、他の食品も合わせて上手にご利用ください。
●サイリウムに直接触れる業務(調合、製造等)にたずさわる人が、本製品を摂取した場合に、ごくまれに皮膚にかゆみ、発疹の過敏反応を引き起こす可能性があります。
●開封後はなるべく早めにお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


株式会社シェフコ宇都宮工場 粉末品の造粒、スティックへの充填 日健栄協GMP認定工場
・株式会社シェフコ栃木工場もしくは鹿沼工場 スティック品の箱詰め 日健栄協GM P認定工場
・株式会社ヴェルテクスもしくは株式会社クレバー スティック品の箱詰め 各種認証なし

【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



本品の機能性に関する届出者の評価
食事中の脂肪の便への排出を増加させ、食後の中性脂肪値の上昇を抑制する機能について(最終製品を用いた臨床試験)
【標題】
健常人を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維」含有粉末飲料の食後中性脂肪値上昇抑制作用の確認
【目的】
健常な成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を食事の前に摂取した時の食後血中中性脂肪値上昇抑制作用を検証した。
【背景】
脂質の割合が高い食事を摂取した際には、食後血中中性脂肪値が高い傾向を示し、食後の高い血中中性脂肪値は脂質異常症や動脈硬化性疾患のリスク因子となることが知られている。このため食後血中中性脂肪値の上昇を抑制することは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究において「サイリウム種皮由来食物繊維の摂取」が便への脂質の排出量を増加させることが明らかとなっており、脂質の便への排出増加を作用機序とした食後中性脂肪値上昇抑制作用が期待された。
【方法】
空腹時血中中性脂肪が150mg/dL未満を示した20歳以上65歳未満の男女80名を対象に、食事前に本品または対照粉末飲料を摂取し、摂取後6時間までの血中中性脂肪値を測定した。2週間後、本品または対照粉末飲料を入れ替えて摂取し、両粉末飲料の間に統計的に差があるか否かを検証した。
【主な結果】
血中中性脂肪値は、本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して摂取後2,3時間後で有意に低値を示した。摂取6時間までの血中中性脂肪値iAUC(増分曲線下面積)も本品摂取により、対照飲料摂取と比較して有意に低値を示した。
【科学的根拠の質】
本試験はランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験で行っており、特定保健用食品の臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられる。

食事中の糖の便への排出を増加させ、食後の血糖値の上昇を抑制する機能について(最終製品を用いた臨床試験)
【標題】
健常人を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維」含有粉末飲料の食後血糖値上昇抑制作用の確認
【目的】
健常な成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を食事の前に摂取した時の食後血糖値上昇抑制作用を検証した。
【背景】
糖質の割合が高い食事を摂取した際には、食後血糖値が高い傾向を示し、食後高血糖は糖尿病のリスク因子となることが知られている。
このため食後血糖値の上昇を抑制することは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究において「サイリウム種皮由来食物繊維の摂取」が便への糖の排出量を増加させることが明らかとなっており、糖の便への排出増加を作用機序とした食後血糖値上昇抑制作用が期待された。
【方法】
空腹時血糖値が125mg/dL以下を示した20歳以上65歳未満の男女50名を対象に、食事前に本品または対照粉末飲料を摂取し、摂取後120 分までの血糖値を測定した。1週間後、本品または対照粉末飲料を入れ替えて摂取し、両粉末飲料の間に統計的に差があるか否かを検証した。
【主な結果】
血糖値は、本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して摂取後30分後で有意に低値を示した。摂取120分後までの血糖値iAUC(増分曲線下面積)も本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して有意に低値を示した。
【科学的根拠の質】
本試験はランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験で行っており、特定保健用食品
臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられた。

 
食事中の塩分の便への排出を増加させ、高めの血圧を下げる機能について(最終製品を用いた臨床試験)
【標題】
血圧が高めの方を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維含有粉末飲料」の血圧降下作用の確認
【目的】
正常高値血圧の成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を長期摂取した時の血圧低下作用を検証した。
【背景】
食塩の多い食事は血圧上昇に関連があるといわれ、高血圧患者は脳・腎・心・血管疾患の発症・進展を来しやすく、血圧値を正常範囲にコントロールする必要性が認められている。このため高めの血圧を下げることは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究においてサイリウム種皮由来食物繊維の摂取が便中へのナトリウム排出量を増加させることが明らかとなっており、ナトリウムの便への排出増加を作用機序とした血圧低下作用が期待される。
【方法】
血圧が正常高値(収縮期血圧130-139mmHg、拡張期血圧85-89mmHg(高血圧治療ガイドライン2014))を示した20歳以上59歳以下の健常な成人男女72名を無作為に2群に分け1日3回の各食事の15分前に本品または対照粉末飲料を1回あたり1本(1日3本)、12週間毎日継続摂取とした。摂取前、摂取4、8および12週後に収縮期血圧および拡張期血圧を測定し、本品摂取群とプラセボ摂取群との間に統計的に差があるか否かを検証した。
【主な結果】
試験の結果、被検者全体での解析では有意な差は認められなかったものの、サブグループ解析において摂取前~摂取12週後の1日推定食塩摂取量平均値が被験者全体の平均値(11.9g/日)以上の集団において本品摂取群で摂取12週後に収縮期血圧の変化量(Δ収縮期血圧)が有意に大きく、収縮期血圧上昇を抑制した。
【科学的根拠の質】
本試験は二重盲検法による並行群間比較試験で行っており、特定保健用食品の臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられる。

お通じの回数や量を増やす便通改善機能について(研究レビュー)

【標題】
お通じの回数や量を増やす便通改善作用の確認
【目的】
 「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含有した食品を摂取した場合の便通改善効果を確認する。便秘傾向者を含む健常成人を対象とした。便通改善の効果指標として糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間について「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含まない食品(プラセボ食品)を摂取した場合や「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含有していない食品の摂取前を比較対照として評価した。
【背景】
 日本人の食事摂取基準2015年版において、成人における食物繊維摂取目標量は男性で19~20g、女性で17~18gと設定された。しかし、国民健康・栄養調査(平成25年)では、国民1人1日当たり食物繊維摂取量は成人平均値で14.7gであり、食物繊維摂取目標量に対しては3~5g程度不足していると考えられる。
 食物繊維摂取目標量は、食物繊維の摂取不足が生活習慣病の発症に関連するという報告が多いことから設定されており、食物繊維の摂取は健康の維持増進に有効であると考えられている。
【レビュー対象とした研究の特性】
 文献検索日:2015年6月16日(英文)、6月17日(和文)
 検索対象期間:データベースで利用できる最初の時点から文献検索日まで
 対象集団の特性:便秘傾向者を含む健常成人
  *便秘傾向者 特定保健用食品の対象被験者
 最終的に評価した論文数:6報
 研究デザイン:ヒトを対象とした臨床試験
 利益相反情報:日清食品ホールディングス株式会社で研究レビューを実施

【主な結果】
「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含む食品を摂取した場合の便通改善効果について、糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間を効果指標として評価した。消化管通過時間を除き、6報すべてにおいて「サイリウム種皮由来の食物繊維」を3.6g以上摂取した群で概ね改善していた。
 また、サイリウム種皮の摂取による有害事象の報告はなかった。

【科学的根拠の質】
 英語文献、日本語文献について網羅的な文献検索を実施し、最終的に評価した6報のうち、ランダム化比較試験の研究は3報であり、残りの3報はランダム化比較試験以外の研究であった。また文献の中には、盲検性が保たれていない研究や被験者数が少ない研究も存在した。否定的な研究が報告されていない疑いはあるものの、便通改善効果については一貫して肯定的な結果であると考えられた。
 このことから、科学的根拠の質は中程度と判断した。

スットレス 眠り対策(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品スットレス 眠り対策のエビデンス




小林製薬株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【スットレス 眠り対策】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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【届出番号】

F239


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

小林製薬株式会社
(4120001077402)
楽天市場
小林製薬株式会社


【商品名】

スットレス 眠り対策


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
γ-アミノ酪酸(GABA)
楽天市場
γ-アミノ酪酸(GABA)

【表示しようとする機能性】

本品にはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれます。
γ-アミノ酪酸(GABA)には、デスクワークに伴う一時的な精神的ストレスを緩和する機能、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
デスクワークに伴う一時的な精神的ストレスが気になる方、健常な範囲内で一時的な睡眠の不調を感じている方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分γ-アミノ酪酸(GABA)を一日摂取目安量あたり100mg配合したサプリメント形状の加工食品である。

GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないとの判断がなされている。

当該食品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。

GABAは分子量103.12の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●1日の摂取目安量を守ってください。
●降圧薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
●カプセル同士がくっつく場合や、原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けた健康補助食品GMP認定工場にて製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



●デスクワークに伴う一時的な精神的ストレス緩和効果
【標題】GABAによるデスクワークに伴う一時的な精神的ストレスを緩和する効果に関する研究レビュー

【目的】健康な成人が、GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】GABAにはストレス緩和効果があることが一般的に知られている。GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、改めてGABA配合食品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2019年1月29日に、それまでに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした介入研究の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は6報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾールの各指標によりストレスを評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレスを評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスを緩和する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

●睡眠の質(眠りの深さ)向上効果
【標題】GABAによる睡眠の質(眠りの深さ)を向上する効果に関する研究レビュー

【目的】健康な成人が、GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、睡眠の質(眠りの深さ)を向上する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、当該食品の睡眠の質(眠りの深さ)向上効果について検証するため、本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2020年6月23日に、それまでに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とし無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に採用した論文は2報あった。利益相反について、特に問題となるものはなかった。

【主な結果】2報の研究では脳波を用いた客観的指標により、睡眠状態を評価していた。脳波は一般的に用いられる指標であり、睡眠状態を評価するのに適している。結果として、100mgのGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して、深い睡眠を増加させる効果が認められた。

【科学的根拠の質】採用した論文の中には、研究方法に一部偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、採用論文は本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、直接的な科学的根拠として問題のないものであった。総合的に判断して、これらの論文は信頼できる質があると判断でき、GABAの睡眠の質(眠りの深さ)向上効果を裏付けるものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は100mgのGABAを摂取しており、この量未満の量を摂取する場合にはGABAの効果は不明であり注意が必要である。

ブルーベリー葉プラスルテイン(株式会社SUNAO製薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社SUNAO製薬が消費者庁に届出た機能性表示食品ブルーベリー葉プラスルテインのエビデンス



株式会社SUNAO製薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリー葉プラスルテイン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
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※全届出リスト(要アクセス)
株式会社SUNAO製薬
機能性表示食品検索

【届出番号】

F238


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

株式会社SUNAO製薬
(6350001010825)
楽天市場
株式会社SUNAO製薬


【商品名】

ブルーベリー葉プラスルテイン


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ルテイン
楽天市場
ルテイン

【表示しようとする機能性】

本品にはルテインが含まれます。ルテインには眼の黄斑部の色素量を補い、コントラスト感度(ぼやけの解消によりくっきりと見る力)を改善させる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
成人健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・ルテインの原料であるマリーゴールド色素は食品添加物の基準を満たしている。
・ナチュラルメディシンデータベースではルテインに関してほとんどの人に関して安全であると記載されている。
・(独)国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では経口で適切に摂取する場合、おそらく安全であると記載されている。またルテイン20 mg/日を12ヶ月間摂取した臨床試験において安全に使用されたことが記載されている。
・FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議 「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives 」 ではルテイン、ゼアキサンチンの合計摂取量として2mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると120 mg/日)まで安全としている。またEFSA(欧州食品安全機関)では食品添加物としてのルテイン・ゼアキサンチンに関する科学的意見書を公表し、ADIを1 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると60 mg/日)と設定した。
・ルテイン摂取の危害情報として62歳女性 (日本) がルテインを毎日、2年間摂取 (摂取量は不明) したところ、柑皮症を発症したとの情報が1件あるが、摂取量を守ることで柑皮症リスクは低くなると考えられる。
これらの情報より、本届出製品の一日摂取目安量当たりのルテイン含有量10mgの安全性評価は、十分であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
該当なし


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会よりGMP認証を受け、および一般財団法人日本品質保証機構よりISO22000認証を取得している中日本カプセル株式会社(本社工場、養老工場)にて、所定の基準に基づき生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



標題:届出製品「ブルーベリー葉プラスルテイン」の黄斑色素密度とコントラスト感度への効果の検討

(目的)
本研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ルテインを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、黄斑色素密度とコントラスト感度に及ぼす影響を調べた。

(背景)
ルテインはほうれん草や卵黄に多く含有するカロテノイド色素である。ヒトの体内では目の黄斑部と水晶体に多く存在し、酸化ストレスの抑制やブルーライト等の光の吸収など、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内で合成されずまた加齢などに伴い減少していくため、食事より摂取する必要がある。これまでルテインの機能性に関して多くの研究が行われてきたが、健常者を対象とした研究レビューは報告が少ない。

(レビュー対象とした研究の特性)
Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、ルテイン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年2月4日であり576報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、最終的に4報の文献を採用した。採用文献はいずれもRCTであり質の高い文献である。採用した文献において黄斑色素密度やコントラスト感度など視機能に関わる指標を調査し、プラセボ群(ルテインを摂取していない群)と比較を行った。

(主な結果)
本研究レビューにおいて、ルテイン摂取(6~20 mg/日)による黄斑色素密度の測定を行った文献は3報であった。そのうち、黄斑色素密度上昇に対して肯定的な文献は3報であった。コントラスト感度の測定を行った文献は2報であった。そのうちコントラスト感度の改善に対して肯定的な文献が2報であった。以上の結果より、ルテインを10 mg/日以上摂取することで黄斑色素密度を上昇させ、コントラスト感度を改善する効果が確認された。
本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。

(科学的根拠の質)
本研究レビューに採用した4報の文献については対象者が限定的、サンプル数が十分ではないなどの問題は推測される。しかし黄斑色素密度の上昇およびコントラスト感度の改善に関して肯定的な文献が多く一貫性がある。またいずれの文献もランダム化比較試験であり科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。

でるスルン(株式会社ユーワ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ユーワが消費者庁に届出た機能性表示食品でるスルンのエビデンス



株式会社ユーワが消費者庁に届出た機能性表示食品【でるスルン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
株式会社ユーワ
機能性表示食品検索

【届出番号】

F237


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

株式会社ユーワ
(8012801003726)
楽天市場
株式会社ユーワ


【商品名】

でるスルン


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン
楽天市場
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド

マンギフェリン

【表示しようとする機能性】

本品にはゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリンが含まれます。
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリンには、便秘気味の方の便通を改善する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
便秘気味な健康な成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の調査:
【本届出商品と同様の食品に関する評価】
 本届出商品と同様の食品として、原料メーカーから供給しているゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)を1粒当たりそれぞれ0.38 mg、6.0 mg含有したタブレットタイプのサプリメントがあり、一日当たりの摂取目安量が3粒~6粒(機能性関与成分の含有量として、それぞれ1.1 mg~2.3 mg、18.0 mg~36.0 mg)となっており、2015年3月~2017年1月までに累計540,000粒以上(摂取粒数3粒~6粒/食として換算すると90,000~180,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績があるが、健康被害に関する報告は1件もなかった。

【本届出商品と類似する食品に関する評価】
 本届出商品と類似する食品として、原料メーカーから供給している機能性関与成分を含むタブレットタイプのサプリメントがあり、機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量が本届出商品と同等量以上含有している。この類似する食品は、2016年10月~2018年3月までに累計3,750,000粒以上(摂取粒数5粒/食として換算すると750,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績があるが、健康被害の報告は1件もなかった。また、この類似する食品は、本届出商品と同じタブレットタイプのサプリメントであるため、消化・吸収過程に違いはなく、タブレットの製造工程については本届出商品と同一であり、機能性関与成分に影響を与えるような成分、加工工程はないことを確認している。よって、ガイドラインにある通り、類似する食品として評価することは問題ないと判断した。

②既存情報による安全性試験の評価:
機能性関与成分の安全性に関する研究報告をハンドサーチにて検索した結果、ヒトを対象とした安全性に関する報告が1報あった。
機能性関与成分を摂取させた臨床試験(単回摂取による腹部症状の安全性の確認、4週間の過剰摂取試験、12週間の長期摂取試験)を実施したところ、いずれにおいても有害事象はなかった。
なお、各種データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

③結論
以上の結果より、本届出商品については、一日摂取目安量を守り、過剰摂取に注意して適切に摂取する限り、ヒトの健康に対して問題はないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に摂取すると、一時的におなかがゆるくなることがありますので、1日の摂取目安量を守ってください。
●原材料をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。
●天然由来の原料を使用しておりますので、色調等が異なる場合がございますが、品質上問題ありません。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本届出商品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)の摂取による便通改善作用について

(イ)目的
便秘傾向の成人男女において、機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)により便通が改善されるかを合理的に検証した。

(ウ)背景
沈香(ジンコウ)はジンチョウゲ科ジンコウ属植物で主に東南アジアに植生し樹脂等が香や漢方薬、葉部が健康茶に利用される。
本届出商品の機能性関与成分はジンコウ属植物の葉部より抽出される。ジンコウ葉エキス中の機能性関与成分について、動物試験において腸の蠕動運動を促進する作用と排便を促進する作用が報告されている。そこで、便秘傾向の成人男女において機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較して便通が改善されるか、総合的に評価することを目的とした。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
該当論文著者を含まないアピ㈱社員2名により、研究の適格基準を定めた。2017年11月15日~2017年11月16日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において便秘傾向者を含む健常な成人男女の臨床試験全般の検索を実施し、適格基準に合致した論文2報の研究レビューを行った。

(オ)主な結果
ジンコウ葉エキスの経口摂取により便通改善効果があるとした論文が2報あり、効果がないとする論文は0報であった。効果があるとした論文の概要を示す。

①便秘傾向の成人男女64名にジンコウ葉エキス600 mg/日(機能性関与成分として、合計78.5 mg/日(ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド5.7 mg/日、マンギフェリン72.8 mg/日)またはプラセボを1日6錠の錠剤として2週間経口摂取させた。その結果、介入群はプラセボ群と比較して、排便量、排便回数、排便日数が有意に増加(p=0.029、p=0.0005 、p=0.0001)し、便の硬さが有意に軟かくなり(p<0.05)、便通改善効果がみられた。試験中観察された有害事象は沈香葉エキスと関連性がないと判断された。
②便秘傾向の成人男女15名にジンコウ葉エキス300 mg/日(機能性関与成分として、合計19.1 mg/日(ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド1.1 mg/日、マンギフェリン18.0 mg/日)またはプラセボを1日4錠の錠剤として4週間経口摂取させた。その結果、介入群はプラセボ群と比較して、第3周と第4週における排便日数は有意(p=0.032、p=0.046)に高値となり、便通改善効果がみられた。

(カ)科学的根拠の質
未発表データが存在する可能性は否定できないものの、同定した研究の収集は科学技術および健康分野の主要なデータベースを使用して網羅的に調査した。レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は2報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、2つの論文によるエビデンスであることから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価程度が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。

以上より、本届出商品には機能性関与成分合計19.1 mg以上/日(ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド1.1 mg以上/日、マンギフェリン18.0 mg以上/日)が含まれており、便秘気味の方の便通を改善すると考えられる。

サキナグロビンペプチド(株式会社フヨウサキナ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社フヨウサキナが消費者庁に届出た機能性表示食品サキナ グロビンペプチドのエビデンス




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株式会社フヨウサキナ
機能性表示食品検索

【届出番号】

F236


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

株式会社フヨウサキナ
(6120001047089)
楽天市場
株式会社フヨウサキナ


【商品名】

サキナ グロビンペプチド


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリン、サラシア由来サラシノール
楽天市場
グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリン

サラシア由来サラシノール

【表示しようとする機能性】

本品にはグロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン、サラシア由来サラシノールが含まれます。
グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンには食事の脂肪の吸収を抑えることにより、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることが報告されています。
サラシア由来サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能性が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出食品の機能性関与成分、グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリンおよびサラシア由来サラシノールを同時に配合した商品の喫食実績はなく、そのため、それぞれ単独での安全性を評価しました。グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリンは、既存情報による安全性試験や臨床試験を評価したところ、有害事象の発生はなく、また、特定保健用食品としての許可実績もあることから、安全性の高い成分と判断しました。
サラシア由来サラシノールについても既存情報による安全性試験を評価したところ、有害事象の発生はなく、同様に安全性の高い成分と判断しました。
グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリンとサラシア由来サラシノールの相互作用に関する報告はなく、現時点では相互作用はないものと判断しました。
医薬品との相互作用に関しては、サラシア由来サラシノールに糖尿病薬との相互作用を指摘する情報がありましたが、商品パッケージに摂取上の注意喚起をすることで安全に摂取できると判断しました。
以上より、本届出食品は安全に摂取できる商品と判断しました。

【摂取する上での注意事項】
●本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
●糖尿病の薬を服用されている方は、摂取前に医師、薬剤師に相談してください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。
●賞味期限を過ぎた製品はお召し上がりにならないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品の製造に関して、全ての工程を国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)認証工場で製造しており、製品の生産及び品質管理に関しては、国内GMPの取組みに基づき実施されている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



<グロビン由来バリン-バリン- チロシン-プロリン>
【標題】本届出食品「サキナ グロビンペプチド」に含有する機能性関与成分「グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン」による食後の血中中性脂肪の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー
【目的】機能性関与成分「グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリン」により「食後の血中中性脂肪の上昇を抑えるかどうか」を明らかにすることを目的としました。
【背景】近年、日本人の死亡原因として心疾患(狭心症や心筋梗塞など)が第二位に上がっており、心筋へ血液を供給できなくなる冠動脈疾患が心疾患を誘発する可能性があるといわれています。食後高脂血症は冠動脈疾患の危険因子の一つであることから、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることは、健康な方の血中中性脂肪を正常に保つことに適すると考えて本品を開発しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
・論文の検索日:2019年10月29日(英文、和文とも)
・検索対象期間:各データベース開設時から検索日まで
・対象集団の特性:空腹時血中中性脂肪が正常の方(149 mg/dL以下)
・評価に用いた論文数:1報(和文のみ、英文なし)
・研究デザイン:脂っこい食事(脂肪含量40g)と同時に、グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンを含む試験食(清涼飲料水)あるいは含まない対照食を食べて、6時間まで1時間ごとに血中中性脂肪を測定しました。試験食と対照食はグロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンの有無がわからないように外観や風味が配慮されています。
【主な結果】グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンを配合した清涼飲料水を食事とともに食べると、食後の血中中性脂肪の上昇が抑えられました。血中中性脂肪は時間の経過とともに、次第に低下しましたが、食事前の値に戻る程度で、下がりすぎることはありませんでした。
【科学的根拠の質】評価に用いた論文は試験規模が小規模な1報でしたが、脱落はなく、有効性が見られました。試験デザインや実施に偏りがありましたが、対象は日本人で、空腹時の血中中性脂肪が正常の方であり、測定項目も同じでした。本届出食品は錠剤形状ですが、摂取すると速やかに崩れるので、評価論文の清涼飲料水と効果に大きな差はないと考えられるとから、科学的根拠の質は総合しておおむね良好と判断しました。研究の限界として、評価論文が1報であるため、今後さらなる研究が必要であると考えます。

<サラシア由来サラシノール>
【標題】最終製品「サキナ グロビンペプチド」に含まれるサラシア由来サラシノールによる食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー
【目的】本研究レビューは、製品「サキナ グロビンペプチド」に含まれるサラシア由来サラシノールによる食後血糖値上昇抑制作用を、対照食品摂取と比較して明らかにすることを目的としました。
【背景】サラシノールは、腸の糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害することが分かっています。サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を緩やかにする機能については、サラシア属植物普及協会(以下協会)機能性表示ワーキンググループが2015年3月に作成した研究レビューで評価されていますが、その後新しく実施された臨床試験が報告されたことから、研究レビューを最新の情報をもとに更新する必要がありました。
【レビュー対象とした研究の特性】複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報搭載時から検索日までを対象とし、2018年7月6日~11日に検索を行いました。予め設定した基準に合った論文は2編あり、いずれも事実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)でした。採用された論文2 編の研究のうち、1件は協会会員企業の出資によるもので、もう1件は協会会員企業が会員となる以前に出資して実施されたものでした。
【主な結果】採用された論文2編はいずれも空腹時血糖値が正常域または境界域(126mg/dL 未満)の疾病に罹患していない日本人(18歳未満の者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とした研究で、糖質を含む食事1回あたりサラシノールとして0.03~0.5mgを摂取したとき、食後血糖値や、食事からの糖の吸収量を示す食後血糖の血中濃度曲線下面積(AUC 0-120min)がプラセボと比較して減少していました。なお、サラシノールに起因すると考えられる健康被害はありませんでした。
【科学的根拠の質】採用された論文2編は、いずれもサラシノールを含む製品の販売企業が主宰した試験であり、真の結果と異なる方向に導かれる要因(バイアス)が生じた可能性があります。また、参加者数が少ない、試験の事前登録がされていない、群分け方法の記載がないなど、バイアスを高めてしまう事項も少しありました。しかし、研究レビューの目的に対して、いずれの研究も肯定的で、一貫した結果が得られており、バイアスも基準以下であったことから、今後の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えられます。

プロテオールGⅡ(株式会社アストリム)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社アストリムが消費者庁に届出た機能性表示食品プロテオールGⅡのエビデンス



株式会社アストリムが消費者庁に届出た機能性表示食品【プロテオールGⅡ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社アストリム
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【届出番号】

F235


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

株式会社アストリム
(8200001023187)
楽天市場
株式会社アストリム


【商品名】

プロテオールGⅡ


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
楽天市場
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

【表示しようとする機能性】

本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、膝関節の不快感を持つ方の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護に役立ち、膝関節の可動性、日常生活における膝の動き(階段の上り下り、歩く、立ち上がる、落ちたものを拾う、座っている)の改善に役立ち、起床時の膝の違和感を軽減することが報告されています。

【想定する主な対象者】
膝関節の不快感が気になる健常成人

【安全性の評価方法】
食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
 本届出食品に含まれる機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」はサケOncorhynchus keta (Salmonidae)の鼻軟骨から酢酸溶液にて抽出して得られたものです。
本届出食品は、2011年から㈱アストリムより製造・販売されている同一の機能性関与成分を含む同一処方の食品(商品名:プロコモ)であります。
商品名:プロコモ
製造・販売者:㈱アストリム
摂取形状:錠剤
機能性関与成分:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
一日当たりの摂取目安量当たりの含有量:10 mg
製造・販売実績・安全性:累計約44万個以上製造(2011年~2016年8月)されています。この期間において、健康被害等の報告はありません。更に、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の基原であるサケの鼻軟骨は、氷頭(ひず)と呼ばれ、北海道や東北地方では郷土料理(氷頭なます)として食されています。本届出食品には、この郷土料理と同様にサケ鼻軟骨から酢酸抽出法により得られた成分が含まれています。「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、この料理一食分に300~400mg相当含まれており、本届出食品中の機能性関与成分の一日当たりの摂取量の約30~40倍です。

2. 既存情報の安全性調査結果
「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の安全性に関する論文4報
・ラット90日間反復投与毒性試験 有害事象は認められなかった。
・過剰摂取試験(4週間) 有害事象なし(50mg/日)
・遺伝毒性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験) 遺伝子突然変異誘発能を有さない。
・長期摂取試験(12週間) 有害事象なし(10mg/日)
・急性毒性試験(単回投与毒性試験) 概略の致死量 約1000mg/kg以上

3.まとめ
 以上より、機能性関与成分(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)と同等の成分を含む食品は十分な食経験を有し、製造・販売実績、安全性試験結果からも安全性については、十分に評価されている成分であると判断する。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


株式会社アストリム:本製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場にて、製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる関節軟骨の保護、膝関節の可動性及び日常生活における膝の動きをサポートする機能性に関する研究レビュー

【目的】
 膝関節の不快感を持つ健常者が、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンにより、その不快感が緩和されるかを検証しました。

【背景】
 関節には、特徴的な構造として、連結する骨の関節面には軟骨(関節軟骨)をもち、この軟骨により、関節の動きを可能としています。加齢等により筋力が低下すると膝関節の軟骨に負担がかかるようになり、膝関節の不快感が現れます。膝関節の不快感の顕著な指標として、物理的には関節可動域の減少、生理学的には軟骨分解・合成マーカーの変動があげられます。
 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取が関節軟骨の保護に対する影響や、膝関節の可動性及び日常生活における膝の動きに関する研究レビューはありませんでした。

【レビュー対象とした研究の特性】
 健常者(膝関節の不快感を持つ者を含む)を対象として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取による関節軟骨への影響をランダム化二重盲検試験で実施した文献を検索致しました(検索日は、2017年7月11日)。
文献検索の結果、条件を満たす文献が2報抽出されました。

【主な結果】
 データベース検索により2報の文献が抽出されました。
1報は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを10mg以上含有した食品を12週間摂取することにより、膝関節の可動域の改善作用及び日常生活における膝の動きをサポートすることが報告されていました。
 他の1報は、膝関節の不快感(日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)≧41)を一時的に持つような健常者において、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを16週間摂取(10mg/日)することにより、Ⅱ型コラーゲンの分解を減少させ、軟骨代謝の改善を介して、軟骨保護作用を示すことが報告されていました。
 以上より、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンは、「糖(糖質、糖類)」や「たんぱく質」とは異なる作用により、膝関節の不快感を緩和し、膝関節のサポートに寄与するものと考えられました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界は、抽出できた文献が2報であり、報告例が少ないことが挙げられます。また、これら2報の論文内で報告されている臨床試験はいずれもUMIN-CTRにプロトコールが事前登録され行われており、透明性の高い試験でした。更に、2報の文献は、peer review誌に発表された論文であり、プラセボとのランダム化二重盲検試験で実施され、エビデンスレベルの高い内容でした。
結論として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを摂取した場合に、一時的な膝関節の不快感を持つ健常者に対して、関節のサポートをする機能があることに関して肯定的な科学的根拠があると判断しました。 (構造化抄録)

プロナミン独立独歩(株式会社ソシア)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ソシアが消費者庁に届出た機能性表示食品プロナミン 独立独歩のエビデンス



株式会社ソシアが消費者庁に届出た機能性表示食品【プロナミン 独立独歩】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
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※全届出リスト(要アクセス)
株式会社ソシア
機能性表示食品検索

【届出番号】

F234


【届出日】

2020/07/03


【届出者名】

株式会社ソシア
(2010701000634)
楽天市場
株式会社ソシア


【商品名】

プロナミン 独立独歩


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン
楽天市場
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン

【表示しようとする機能性】

本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンが含まれます。
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンは中高年健常者のひざ関節の曲げ伸ばしを伴う動きを改善する機能や、階段昇降・歩行をサポートすることが報告されています。
本品は日常生活(立つ、歩く、座る等)におけるひざ関節の違和感が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
ひざ関節が気になる中高年の健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品株式会社により製造され、2015年12月~2018年11月までに3.5トン販売されているが、重篤な副作用の報告はない。
・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料を被験品として、毒性、遺伝子突然変異誘発性の有無を調べるため、細菌を用いた復帰突然変異試験、ラットを用いた単回経口投与毒性試験、ラットを用いた反復投与経口毒性試験を実施したところ、何れの試験においても有害性は確認されなかった。
・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とし、12週間摂取させたヒト臨床試験において、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査の結果、重篤な有害事象は発生しなかった。
・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験において、問診、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査、自覚症状、他覚症状の評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。

以上より当該製品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●1日の摂取目安量を守ってください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品は国内GMPを取得している工場で製造される。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー

【目的・背景】
プロテオグリカン又はII型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来II型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。

【レビュー対象とした研究の特性】
検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。

【主な結果】
学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。

【科学的根拠の質】
研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。