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![]() 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。 毎週アップします。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 チャンネル登録をお願いします。 |
| 1 F750 2020/12/25 7120001112412 株式会社セイユーコーポレーション 大阪府大阪市浪速区桜川4-11-4 セイユー アンセリンヘルス 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 本品にはアンセリンが含まれます。 アンセリンは、血清尿酸値が健常領域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑制することが報告されています。 |
2 F751 2020/12/25 3030001041855 株式会社リフレ 埼玉県上尾市仲町1-7-28 リフレのぐっすりずむb 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン本品に含まれるL-テアニンは、睡眠の質をすこやかに改善(睡眠効率<就床時間中の睡眠の割合>を上げ、すっきりとした目覚めと起床時の眠気・疲労感の軽減に役立つ)するとともに、一過性の作業などによるストレス(精神的負担)を和らげる機能が報告されています。 |
3 F752 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ビオマインコートタイプ 加工食品(サプリメント形状) 枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株 本品には枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株が含まれます。 枯草菌C-3102株には、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されています。 |
4 F753 2020/12/25 7140001110793 株式会社ミカレア 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号 肌潤セラミド 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくし、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
5 F754 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 目の疲れによるピント調節にブルーベリー 加工食品(サプリメント形状) ビルベリー果実由来アントシアニン 本品にはビルベリー果実由来アントシアニンが含まれます。 ビルベリー果実由来アントシアニンには、VDT作業(パソコンやスマートフォンなどのモニター作業)の目の疲れによるピント調節機能の低下を緩和することが報告されています。 |
6 F755 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 内臓脂肪を減らすブラックジンジャー 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。 |
7 F756 2020/12/25 5120001049268 江崎グリコ株式会社 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目6番5号 メンタルバランスチョコレートGABA(ギャバ)for Sleep(フォースリープ)<甘さひかえめビター> 加工食品(その他) γ-アミノ酪酸 本品にはγ-アミノ酪酸が含まれます。 γ-アミノ酪酸には、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つ機能があることが報告されています。 |
8 F757 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 さっと飲めるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
9 F758 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 かんで食べるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
10 F759 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ミンティアエクスケア デンタルプラス ペパーミント 加工食品(その他) エピガロカテキンガレート(EGCg) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。 エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。 |
11 F760 2020/12/25 2290001018226 株式会社東洋新薬 福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番27号 葛花・ルイボス茶 加工食品(その他) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) 本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。 肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。 |
12 F761 2020/12/26 4120001010890 プリセプト株式会社 大阪府大阪市東住吉区南田辺1-8-20 カテキン減肥緑茶 加工食品(その他) 茶カテキン(ガレート型カテキンとして) 本品には茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれます。 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減少させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。 |
13 F762 2020/12/28 1330001009502 株式会社峯樹木園 熊本県合志市野々島4393-54 健桑茶 加工食品(その他) イソマルトデキストリン(食物繊維) 本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。 イソマルトデキストリン(食物繊維)には食後の血糖値が上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後の血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇をおだやかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。 |
14 F763 2020/12/28 8070001011825 株式会社マンナンライフ 群馬県富岡市上小林137番地 マンナンGO(ゴー) セラミド+(プラス) 加工食品(その他) こんにゃく由来グルコシルセラミド 本品にはこんにゃく由来グルコシルセラミドが含まれています。 こんにゃく由来グルコシルセラミドは、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適した食品です。 |
15 F764 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 キポフェン 加工食品(サプリメント形状) キウイ由来プロシアニジン 本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。 キウイ由来プロシアニジンは 食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能が報告されています。 |
16 F765 2020/12/28 2011001046558 株式会社ECホールディングス 東京都目黒区青葉台3丁目1番19号 PURURI NIGHT(プルリナイト) 加工食品(サプリメント形状) 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABA 本品には植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABAが含まれます。 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)には、肌の潤いを維持する機能が報告されています。 GABAには、肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能が報告されており、肌の乾燥が気になる方に適しています。 さらに、GABAには一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。 |
17 F766 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン 加工食品(サプリメント形状) DHA、EPA、ルテイン 本品には DHA・EPAとルテインが含まれます。 DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 また、DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。 ルテインは眼の黄斑色素量を高める働きがあり、ブルーライトなどの光の刺激から眼を守り、かすみやぼやけ(コントラスト感度)の改善によって、視覚機能を維持する機能が報告されています。 |
18 F767 2020/12/28 2120001077560 味覚糖株式会社 大阪府大阪市中央区神崎町4番12号 特濃ミルク8.2カフェオレ 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれます。 GABAは、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減することが報告されています。 |
19 F768 2020/12/28 4013301006867 大正製薬株式会社 東京都豊島区高田三丁目24番1号 リポビタンゼリーa 加工食品(その他) クエン酸 本品にはクエン酸が含まれます。 クエン酸は日常生活における軽い運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 |
20 F769 2020/12/28 5010601020184 ヤーマン株式会社 東京都江東区古石場1-4-4 SLIM G(スリム ジー) 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
21 F770 2020/12/28 9130001032962 ハウザー食品株式会社 京都府宇治市槇島町本屋敷25-5 ヒハツむくぽかタブレット 加工食品(サプリメント形状) ヒハツ由来ピペリン類 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。 ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能及び冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 |
22 F771 2020/12/29 3010401011567 株式会社タイヨーラボ 東京都港区浜松町1丁目6番3号太陽ビル内 すらすらサポートa 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン 本品にはL-テアニンが含まれます。 L-テアニンは、認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年2月11日木曜日
今週の機能性表示食品リストとエビデンス情報(F750からF771)
すらすらサポートa(株式会社タイヨーラボ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社タイヨーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品すらすらサポートaのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社タイヨーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品【すらすらサポートa】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社タイヨーラボ |
| 【届出番号】 |
| F771 |
【届出日】 |
| 2020/12/29 |
【届出者名】 |
| 株式会社タイヨーラボ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| すらすらサポートa |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| L-テアニン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンは、認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。 サプリメント形態の喫食実績としては、本届出商品と同等の原材料を使用した一般食品(「テアニンタブレット」、「サンテアニン(顆粒)」、いずれもサプリメント形態)2品と機能性表示食品(「サンテアニン200」、「テア眠」)2品があります。これらは機能性関与成分であるL-テアニンを一日摂取目安量当たり200~500mg含んでおり、2003年より少なくとも合わせて3万5千個以上を全国で販売しておりますが、これまでに有害となる事象は報告されていません。 また、食品形態が本届出商品と同じ錠剤形状である「テアニンタブレット」についてはヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、本届出商品の一日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、本届出商品は十分な安全性が確認できていると考えられます。 医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリルマレイン酸塩,ロサルタンカリウム,バルサルタン,ジルチアゼム塩酸塩,アムロジピンベシル酸塩,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど) の作用を強める可能性、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,塩酸プソイドエフェドリンなど)の作用を弱める可能性があることが知られています。上記医薬品を服用している場合には注意が必要ですが、本届出商品の摂取対象者は疾病に罹患していない者であり、疾病に罹患していない者が本届出商品を摂取する場合においては安全性に問題はないと考えられます。しかし、上記医薬品を服用している消費者が摂取する可能性も否定できないため、パッケージには「特に、降圧薬・興奮薬を服用の際は医師に相談してください。」の記載により注意喚起しています。このため、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 特に、降圧薬・興奮薬を服用の際は医師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従って製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 L-テアニンの摂取は認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートすると考えられます。 (イ)目的 言語流暢性が低めの健常者を対象として、最終商品「すらすらサポートa」に含有する機能性関与成分L-テアニンを200mg/日摂取することにより、プラセボ摂取の場合と比べ認知機能の一部である言語流暢性が維持されるかについて検証しました。 (ウ)背景 L-テアニンの言語流暢性について網羅的に評価されている文献はなかったため、L-テアニンの摂取により言語流暢性が維持されるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 英語文献の検索はPubmed(検索対象期間:1971年~2020年2月6日)、のデータベースを用い2020年2月6日に検索を実施しました。日本語文献の検索はJSTPlus(検索対象期間:1981年~2020年3月10日)、JMEDPlus(1981年~2020年3月10日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2020年3月13日に検索を実施しました。また、臨床検査登録の検索はUMIN-CTR(掲載~2020年2月26日)のデータベースを用い2020年2月26日に検索を実施しました。検索対象は、健康な国内外の成人男女の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に1報の文献を評価しました。この文献は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究で実施した研究の結果です。 (オ)主な結果 被験物質摂取前の言語流暢性の評価点数が中央値より低い人(言語流暢性が低めの方)を対象に解析された結果では、摂取終了日には対照群に対してL-テアニン摂取群で有意に言語流暢性スコアの向上が認められました。従って、L-テアニンの摂取は言語流暢性が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が期待できると考えられました。本試験における費用はL-テアニンの原料供給会社である太陽化学株式会社が負担し、その他に特筆すべき利益相反はありません。 (カ)科学的根拠の質 研究の限界として被験者数が少ないことがあげられますが、本試験は無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験にて実施されており、信頼性は高いと考えられます。 |
ヒハツむくぽかタブレット(ハウザー食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ハウザー食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ヒハツむくぽかタブレットのエビデンス(科学的根拠) |
ハウザー食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ヒハツむくぽかタブレット】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ハウザー食品株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F770 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| ハウザー食品株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ヒハツむくぽかタブレット |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ヒハツ由来ピペリン類 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能及び冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 脚のむくみが気になる健常な女性及び手足の冷えが気になる健常な女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 安全性に関わる情報として既存情報による安全性試験の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告が行われておりました。「ヒハツ由来ピペリン類」の摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験において、問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からヒハツ由来ピペリン類の安全性について、問題ないと判断いたしました。また、文献中で用いられているヒハツ抽出物が届出商品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であることから、届出商品との同等性については問題ないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ヒハツ由来ピペリン類及び本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 通院中の方及び妊娠、授乳中の方は医師にご相談の上お召し上がりください。 時間が経ってもむくみが回復しない(一過性ではない)、脚以外の部位がむくむ、左右で症状に差がある、その他体に異常がある場合は、医師の診察をお勧めします。 開封後は、賞味期限内に関わらずお早めにお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本製品の内容物は、公益財団表示日本健康・栄養食品協会による健康補助食品 GMP認定工場にて製造。アルミ袋充填は公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品 GMP認定工場及びそれに準じた管理体制にて製造。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| <脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能について> ア 標題 「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。一過性の脚のむくみの低減に役立つ報告はありますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。 オ 主な結果 上記文献は脚のむくみを自覚する健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、むくみの評価指標である体水分に対する脚の細胞外水分の比の、座位負荷による上昇を統計学的に有意に抑制しており(p =0.013)、一過性の脚のむくみを軽減する効果が認められていました。 カ 科学的根拠の質 ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。 <冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能について> ア 標題 「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。TRPV1を活性化する作用から、冷えによって低下する血流(末梢血流)や皮膚表面温度の維持に役立つと推測されますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における冷えによる血流(末梢血流)および皮膚表面温度の低下を軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。 オ 主な結果 上記文献は健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、冷水負荷後の末梢血流量および手(末梢)の皮膚表面温度が統計学的に有意に高くなっており(p<0.05)、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められていました。 カ 科学的根拠の質 ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。 |
スリムG(ヤーマン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ヤーマン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品SLIM G(スリム ジー)のエビデンス(科学的根拠) |
![]() ヤーマン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【SLIM G(スリム ジー)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ヤーマン株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F769 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| ヤーマン株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| SLIM G(スリム ジー) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| BMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●FSSC22000:認証取得[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●FSSC22000:認証取得 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| ア 標題 「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。 ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。 オ 主な結果 採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。 カ 科学的根拠の質 評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。 |
リポビタンゼリーa(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品リポビタンゼリーaのエビデンス(科学的根拠) |
大正製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【リポビタンゼリーa】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 大正製薬株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F768 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| 大正製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| リポビタンゼリーa |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| クエン酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は日常生活における軽い運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 日常生活における軽い運動後の疲労感が気になる方(ただし、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 以下の情報に基づき、本品は安全であると判断した。 ①クエン酸は、レモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれるα-ヒドロキシ酸の一種で、アメリカ食品医薬品局(FDA)よりGRAS(Generally Recognized As Safe)に登録されており、一般に安全性が認められると確認されている。 ②クエン酸は、国内で食品添加物として使用されている。 ③FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価において、クエン酸のADI(Acceptable Daily Intake:一日許容摂取量)は「制限しない」との評価が示されている。 一方で、既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。 本品を多量に摂取することがないように注意喚起するため、商品パッケージに「多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。」と記載する。糖類の過剰摂取につながる可能性があるため、食事全体の糖類過剰摂取に対する注意喚起として、「糖類の摂り過ぎには十分に注意してください。」と記載する。本品にはカフェインが含まれているため、「本品には1袋当たり50mgのカフェインが含まれます。小児、妊婦、授乳中の方やカフェインに敏感な方は飲用をお控えください。」と記載する。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。糖類の摂り過ぎには十分に注意してください。本品には1袋当たり50mgのカフェインが含まれます。小児、妊婦、授乳中の方やカフェインに敏感な方は飲用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造所は、工場ごとにFSSC 22000認証を取得し、衛生管理や規格外製品の流通防止に向けた体制を構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 クエン酸の疲労感の軽減効果に関する研究レビュー (イ)目的 健康な成人男女に対して、クエン酸の摂取は、プラセボ摂取と比較して、疲労感を軽減させる機能を有するか検証する。 (ウ)背景 クエン酸摂取による疲労感の軽減に関してのシステマティックレビュー、研究レビューは見当たらなかった。そこで、本研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)、医中誌 Web(日本語論文)の2つのデータベースを用いて文献検索した結果(検索日:2020年4月23日)、4報の文献を採用した。4報の文献はいずれも査読付き論文(専門家による審査を経た論文)で、日本人の健康な成人を対象としたランダム化プラセボ対照比較試験と呼ばれる信頼性の高い臨床試験であった。なお、これらの文献に届出者(大正製薬株式会社)の関与は無かった。 (オ)主な結果 評価した4報の文献において、クエン酸1000mg~2700mgを摂取することによって、VAS(Visual Analogue Scale)による疲労感の軽減が確認された。VASとは疲労感の一般的な評価方法であり、疲労感を数値化することで主観的に評価する手法である。本品の表示しようとする機能性は「日常生活における軽い運動後の一時的な疲労感の軽減」であり、採用文献のうち1000mg以上の摂取で効果が認められている。本品はクエン酸の一日摂取目安量を1000mgとすることから、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 (カ)科学的根拠の質 採用文献は、選択バイアス、症例減少バイアス、選択的アウトカムなどのバイアスリスクが含まれるが、ランダム化プラセボ対照比較試験で実施されたエビデンスレベルの高いものである。一方で研究の限界として、採用文献4報中2報で著者に利害関係者が含まれており、出版バイアスの可能性も否定できないが、4報中3報で肯定的な結果が得られていることから、表示しようとする機能性を否定するものではないと判断した。 |
特濃ミルク8.2カフェオレ(味覚糖株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品
味覚糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品特濃ミルク8.2カフェオレのエビデンス(科学的根拠) |
![]() 味覚糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【特濃ミルク8.2カフェオレ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 味覚糖株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F767 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| 味覚糖株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 特濃ミルク8.2カフェオレ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはGABAが含まれます。 GABAは、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 仕事や勉強にストレスや疲労感を感じる方 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| ガンマアミノ酪酸(GABA)の安全性に関して GABAはアミノ酸の一種であり、トマト、ジャガイモ、小豆等の植物や、甲殻類など、多種多様な動植物に含まれており、GABAとして同定される以前から自然の中で摂取されている。また、サプリメントとしては錠剤、顆粒といった形態で、特定保健用食品としては、錠剤、顆粒、飲料などの形態で10年以上の販売実績がある。さらに、1日に120 mg のGABAを12週間継続して摂取しても、GABAに起因する有害情報は見られなかったとの報告がある。以上のことから、GABAはこれまでに十分な食経験があり、重大な健康被害の報告もないため、本品で定めた、一日摂取目安量であるGABA 28 mgを摂取しても、安全性に関しては問題ないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 ・妊娠中の方は、本品の摂取を避けてください。 ・一日摂取目安量を継続してお召し上がりください。 ・降圧薬を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 味覚糖株式会社 奈良工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP12/030176)福島工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP14/030231)FSSC 22000とは、食品安全管理システムの認証規格のことである。味覚糖株式会社では、適正な品質管理マニュアルのもと、生産管理、品質管理における基準を設け、食品安全管理体制を構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】GABAの摂取が、ストレスや疲労感を軽減する機能 【目的】成人男女がGABAを摂取した時に、ストレスや疲労感を軽減する効果が得られるかどうかを検証した。 研究レビューにより、成人男女を対象とし、GABAを含む食品を摂取した時と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した時の効果を比較している文献を調査した。更に、それぞれの効果について、科学的根拠の検証に関する評価を行った。 【背景】ストレスに関して、厚生労働省が行った平成28年 国民生活基礎調査で、12歳以上の約48%が、「日常生活で悩みやストレスを感じている」と回答している。ストレスや疲労感が増加することは、鬱や無気力といった精神面に悪影響が及ぶだけではなく、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなるなどの身体面にも悪影響を及ぼす事が知られている。このことから、ストレスや疲労感を軽減することは、健康の維持及び増進に重要と考え、GABAの摂取時における下記の効果に関して評価を行った。 ストレスや疲労感を軽減する効果 【レビュー対象とした研究の特性】英語ないし日本語の論文データベースを用いた検索は2020年9月18日に実施し、対象期間はデータベースの収録開始から検索実施日までとした。対象は成人健常者男女とした。研究デザインはランダム化比較試験(RCT)を重視し、疾病に罹患している者のみを対象とした試験を行っている論文や利益相反が疑われる論文に関しては除外し、最終的に5報の論文について評価を行った。 【主な結果】ストレスを評価する指標として一般的に用いられる脳波やクロモグラニンAなどの各指標を用いた。結果は、GABAを1日28~100 mg摂取することで、GABAを摂取しない時と比較して、計算テストや聴覚識別テストによる負荷によって生じた、一時的なストレスの軽減効果が確認された。なお、副作用などの有害事象はみられなかった。 【科学的根拠の質】未報告研究情報の収集は行っていない為、出版バイアスの可能性は否定できない。研究レビュー内で、設定したアウトカムに対し、バイアスリスク、不精確性、非直接性、非一貫性を総合的に判断した結果、ストレスや疲労感を軽減する効果に関して、肯定的な根拠があると判断した。 |
ディーエイチエープラスルテイン(株式会社基理)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社基理が消費者庁に届出た機能性表示食品DHA+(ディーエイチエープラス)ルテインのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社基理が消費者庁に届出た機能性表示食品【DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社基理 |
| 【届出番号】 |
| F766 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| 株式会社基理 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| DHA EPA ルテイン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には DHA・EPAとルテインが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。また、DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。ルテインは眼の黄斑色素量を高める働きがあり、ブルーライトなどの光の刺激から眼を守り、かすみやぼやけ(コントラスト感度)の改善によって、視覚機能を維持する機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健康な成人男女 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 機能性関与成分であるDHA(480mg)・EPA(40mg)とルテイン(12mg)の安全性についてまとめた。 【DHA・EPA】 使用している主原料のDHA・EPA含有精製魚油は1990年から原料として累計で5,000トン以上の販売実績があり、サプリメントや魚肉ソーセージなどの加工食品、特定保健用食品(リサーラソーセージ、DHA・EPA1050 mg/本、2005年販売)などに使用されている。これらの製品は国内において全国規模で流通されてきたが、これまでに健康被害に関する重篤な報告は無い。 さらには、以下の通り既存情報を用いた評価も行った。 独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品」安全性・有効性情報、被害関連情報においてDHA、EPA及び魚油について検索した結果、DHA及びEPAを原因とする被害情報は認められない。 また、魚油の多量摂取により凝血能や血圧が低下することがあるが、ラベルに「抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリンを服用中の方は、本品の摂取を避けてください。」と表記して注意喚起を行っている。 【ルテイン】 2004年の第63回JECFAにおいてルテイン(マリーゴールド由来、総カロテノイドとして80%以上、かつルテインを遊離体として70%以上含有)の安全性は1日摂取許容量が0-2mg/kg体重(体重60kgの場合で最大120mg)と評価され、現在までその評価は改訂されていない。本品で使用しているルテインはこのルテイン規格と一致しているため安全性に問題ないと判断した。 以上より、適切に摂取する場合において本品の安全性に問題はないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・原材料をご参照の上、アレルギーのある方はご利用をお控えください。 ・抗血小板薬・抗血液凝固薬、ワルファリンを服用中の方は、本品の摂取を避けてください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品は、国内GMP(一般社団法人日本健康食品規格協会)の認定を受けた株式会社オムニカ 裾野工場(製‐0036)にて、その基準に基づいた生産、製造および品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー 【目的】 誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者 何をすると I):DHA・EPAの経口摂取 何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか 研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT) 【背景】 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。 【主な結果】 検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。 また、群間比較において当該機能を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。 本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として○○mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 【科学的根拠の質】 採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。 ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。 【標題】 DHAによる認知機能に関する研究レビュー 【目的】 誰に P) :疾病に罹患していない成人に 何をすると I) :DHA を摂取させることは 何と比較して C) :プラセボ摂取、もしくはDHA摂取なしと比較して どうなるか O) :認知機能に対する効果が認められるか 研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT) 【背景】 認知機能に対する DHAの効果については、数多くの報告がある。しかし、疾病に罹患していない成人に着目して研究成果全体をまとめたレビューは限られている。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 【レビュー対象とした研究の特性】 文献の検索は、RCT(対象者をランダムに2つのグループに分け、一方は評価しようとするもの、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない成人を対象としていることを条件に実施した(最終検索日2016/8/2)。なお本研究レビューは、届出者以外の第三機関が実施した。 【主な結果】 認知機能の一部である「記憶」および「判断・実行」において群間比較によるDHA摂取の有効性は、それぞれ7報の文献で認められた。これらの文献における1日当たりのDHA摂取量は480~1720mgであった。また、効果が認められた試験は、提示された数、ことば、図形などの情報を覚え込み、維持した情報を思い出して、思い出したことが正しいか確認するといった一連の脳内の作業を評価していた。これらの知見に基づき、本製品の表示しようとする機能性は、「DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。」とした。 当該製品は一日当たりの摂取目安量中にDHA 480 mgを含む食品であり、当該機能の効果が期待できるものと判断した。 【科学的根拠の質】 採用文献の各種バイアス・リスク(偏りの危険性)は中程度、エビデンス(科学的根拠)の強さは中(B)と評価した。 幅広い年代の男女で機能が認められていた。また、効果を認められた文献のうち日本で実施された研究報告は3報あり、当該機能性において人種間に差異が認められるとした報告も無いため、日本人への外挿性(結果の日本人への適用)に問題はないと考えられる。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアスや言語バイアスが完全には否定できないことが挙げられる。 【標題】 ルテイン摂取による眼の光刺激に対する機能性評価 【目的】 健常成人男女がルテインを摂取した場合に、対照群と比較して眼の光刺激からの守る力(MPOD値)が変化するか検証する。 【背景】 ルテインは抗酸化能や光吸収能を有することなどから、視機能に対する効果が期待され、世界中で広く利用されているが、成人健常者におけるルテインの視機能に対する効果は検証されていなかった。 【レビュー対象とした研究の特性】 成人健常者男女を対象とする、質の高い臨床試験RCTを評価の対象とした。2018年6月8日に検索した2018年4月までに報告された査読論文を精査し6報(利益相反あり3報)を評価対象とした。 【主な結果】 成人健常者男女が、10-20 mgのルテインを摂取することにより、MPOD値が上昇し、ブルーライトなどの光刺激から眼を守る機能があることが認められた。有害事象の報告はなかった。 【研究レビューの科学的根拠の質】 評価の対象となった論文数が少ないため、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、定性的な評価であるため、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。 【標題】 ルテイン摂取によるコントラスト感度に対する機能性評価 【目的】 健常成人男女がルテインを摂取した場合に、対照群と比較してコントラスト感度が変化するか検証する。 【背景】 ルテインは抗酸化能や光吸収能を有することなどから、視機能に対する効果が期待され、世界中で広く利用されているが、成人健常者におけるルテインの視機能に対する効果は検証されていなかった。 【レビュー対象とした研究の特性】 成人健常者男女を対象とする、質の高い臨床試験RCTを評価の対象とした。2018年6月9日に検索した2018年4月までに報告された査読論文を精査し3報(利益相反なし)を評価対象とした。 【主な結果】 成人健常者男女が、6-20 mgのルテインを摂取することにより、コントラスト感度が改善する機能が認められた。有害事象の報告はなかった。 【科学的根拠の質】 評価の対象となった論文数が少ないため、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、定性的な評価であるため、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。 |
プルリナイト(株式会社ECホールディングス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社ECホールディングスが消費者庁に届出た機能性表示食品PURURI NIGHT(プルリナイト)のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社ECホールディングスが消費者庁に届出た機能性表示食品【PURURI NIGHT(プルリナイト)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社ECホールディングス |
| 【届出番号】 |
| F765 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| 株式会社ECホールディングス クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| PURURI NIGHT(プルリナイト) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327) GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABAが含まれます。植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)には、肌の潤いを維持する機能が報告されています。GABAには、肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能が報告されており、肌の乾燥が気になる方に適しています。さらに、GABAには一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常成人(便秘気味で肌が乾燥しがちな方、肌の乾燥が気になる方、一時的な疲労感やストレスを感じている方) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出食品は機能性関与成分として植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)1000億個、GABA100mgを含有する食品である。 【植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)】 既存情報による安全性試験の評価: ①過剰摂取試験 健常成人男女に、植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)5000億個/日を含む食品を4週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されなかった。 ②長期摂取試験 健常成人女性に、植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)1000億個/日を含む食品を12週間摂取させたところ、試験食品に起因する有害事象は確認されなかった。 以上の通り、本届出食品に含まれる機能性関与成分の5倍量の過剰摂取試験、同等量での長期摂取試験において安全性に問題がないことが確認されている。上記の報告における植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、本届出食品の機能性関与成分と同一の原料であることから、同等性についても問題ない。 【GABA】 既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中にGABAが20~50 ㎎以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分である。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。 安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。11.5~1,000 mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出食品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本届出食品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。 GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出食品に含まれるGABAは同等のものであると言える。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。 ●降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出食品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の肌の潤いの維持作用に関する研究レビュー 【目的】植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による肌の潤いの維持作用に関する機能性を検証する目的で実施した。 【背景】食品成分による肌の保湿能の維持に関しては、グルコシルセラミドやヒアルロン酸ナトリウムなどが知られ、機能性表示食品としても数多く受理されている。これらとは異なった作用機序による肌の保湿能の維持も有用性が期待され、乳酸菌に代表される有用な菌による腸内フローラの改善や腸脳相関を作用機序とした肌の潤いの維持も有望と思われる。 【レビュー対象とした研究の特性】リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施した。 RQ:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを維持させるか?」 P:「肌の乾燥が気になる健常成人」 I:「植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)」 C:「プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)」 O:「肌の潤い」 上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、医中誌Web及びPubMedで論文を検索した。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認した。また、インターネットを用いたハンドサーチも行った。 【主な結果】データベース検索により、最終的に2報を採用した。この2報の文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価した。その結果、植物性乳酸菌 K-1(L. casei 327)1000億個、4週間以上の摂取で肌の潤いを維持することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断した。2報とも臨床試験が日本で実施されていることより、日本人への外挿性の問題はないと判断した。 【科学的根拠の質】全研究のバイアスリスクは「中」、非直接性は「低」、不精確は「中」、非一貫性は「低」と判断し、全体のエビデンスの強さは「中等度」と判断した。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われる。本機能性関与成分を使用した臨床試験は採用された2報のみであることから出版バイアスは低いと判断した。被験者が便秘傾向の女性で、皮膚の測定部位も少ないため、今後は男性被験者への対応や肌の測定部位なども増やし、より広範な研究が望まれる。 【標題】GABA摂取による肌弾力維持機能に関する研究レビュー 【目的】健康な成人男女の肌弾力維持に対するGABAの機能性について検証することを目的とした。 【背景】日々の精神的・身体的ストレスが肌の状態を左右する因子であることが報告されている。真皮組織の主成分である弾性線維は、伸び縮みする組織(皮膚・動脈・肺など)に多くあって、その伸縮性を担っている。加齢や紫外線などの影響によって弾性線維の劣化が報告されているが、弾性線維の劣化・断裂は皮膚のたるみだけでなく、動脈中膜硬化や肺気腫の直接原因と考えられている。また弾性線維の低下による真皮層の菲薄化は、皮膚の脆弱性(スキン-テア)に繋がると考えられる。平成30年度診療報酬改定にあたり、褥瘡の危険因子に皮膚の脆弱性(スキン-テアの保有、既往)が加えられ、皮膚の脆弱性を予防するための栄養食品の重要性が高まっている。これらの予防・改善に役立つ食品を開発することは、国民の健康的な生活維持にきわめて重要である。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語のデータベースを検索・精査した結果、健康な成人を対象とし、GABAとプラセボを比較した試験であり、肌の弾性を評価している1報を採用し、評価した。 【主な結果】採用文献は、健康女性に対して、乾燥する時期に、肌弾力へのGABA 摂取(100 mg/日)の効果を調査しており、GABA摂取群はプラセボ摂取群に比べて肌弾力低下が有意に緩和された(P<0.05)ことを報告している。肌弾力に関連する肌の構造は全身で共通であり、性差もないことから、GABAは肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があると評価した。 【科学的根拠の質】採用文献が1報であるため出版バイアスは否定できず、肌弾力を測定した部位が頬のみであることから、今後さらなるエビデンスの蓄積が望まれる。しかし、採用文献はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験の査読付き論文であり、評価指標も国内外において広く用いられている手法であることから、科学的根拠の質は問題ないと判断した。 【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー 【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。 本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。 【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。以上から、GABAは、睡眠の質に不満を持ち、かつ、一時的な疲労感やストレスを感じている者において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。 【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。 |
キポフェン(株式会社基理)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社基理が消費者庁に届出た機能性表示食品キポフェンのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社基理が消費者庁に届出た機能性表示食品【キポフェン】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社基理 |
| 【届出番号】 |
| F764 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| 株式会社基理 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| キポフェン |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| キウイ由来プロシアニジン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。キウイ由来プロシアニジンは 食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 健康な成人男女 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 2007年から500万食以上の喫食実績があり、健康被害は報告されていない。そのため、当該製品を適切に使用する場合には安全性に問題ないと判断した。また、当該商品の一日摂取目安量の5倍量以上を12週間連続摂取させたところ、当該商品を起因としたと考えられる有害事象は認められなかった。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は原材料にキウイを含みます。アレルギーのある方はご利用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 株式会社オムニカ 裾野工場 国内GMP |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題: 機能性関与成分キウイ由来プロシアニジン摂取による食事からの脂肪吸収を抑制する機能性に関する研究レビュー 目的: 本研究はキウイ由来プロシアニジン摂取による食事からの脂肪吸収を抑制する機能性を明らかにするため、ランダム化比較試験によって示された研究に限定して研究レビューを実施した。 背景: 日本人の栄養・健康状態の変遷について1950~1970年は栄養不良を中心とした身体症候が課題となっていたが、1990年以降は栄養素摂取量が十分となり栄養不良の課題は解消された。その一方で、脂肪の摂取量は過剰ぎみとなっている。脂肪の過剰摂取は肥満のリスクを高くし、肥満は脂質代謝異常や動脈硬化、耐糖能異常などの心血管発症リスクを高めることが知られている。日常の食生活を維持しながら、食後血中中性脂肪をコントロールすることは、健康の維持・増進につながると考えた。 レビュー対象とした研究の特性: 英語および日本語の文献データベースにて検索を行った。対象は健康な成人とし、キウイ由来プロシアニジン摂取とプラセボ摂取の比較から、食後の中性脂肪値を評価している論文を検索した。得られた論文をさらに選定(採択、除外)することで採用文献を決定した。採用文献は研究内容、バイアスリスク、非直接性、アウトカム等を精査・考察することで有効性を検証した。 主な結果: 1報中1報の健康な成人を対象としたランダム化比較試験において、1日あたりキウイ由来プロシアニジンを3.8 mg摂取すると、食後の中性脂肪値が群間有意に改善した。食事に含まれる脂質の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑制することが示唆された。 科学的根拠の質: 今回の研究レビューは、評価の対象が質の高い試験方法とされているRCTであり、専門家による査読を通過し、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。 |
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