2018年11月10日土曜日

ギャバでリラックスりんご酢(ヤマモリ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ヤマモリ株式会社(法人番号:3190001012691)が消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)でリラックス りんご酢】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310



【届出番号】
D190
【届出日】
2018/09/13
【届出者名】
ヤマモリ株式会社
ヤマモリ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
GABA(ギャバ)でリラックス りんご酢
GABAでリラックス りんご酢楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
GABA(ギャバ)
GABAを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはGABA(ギャバ)が含まれています。GABA(ギャバ)には仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を感じている方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該食品は機能性関与成分GABA(ギャバ)を1日摂取目安量当たり28mg配合した製品である。機能性関与成分GABA(ギャバ)の安全性試験に関する文献を検索し、最終的に11報の文献を抽出した。長期摂取安全性についてはGABA(ギャバ)28mg以上を12週間以上摂取させた文献を、過剰摂取安全性については、GABA(ギャバ)84mg以上を4週間以上摂取させた文献を評価に用いた。被験者には血圧が高めの健常成人およびⅠ度高血圧者が含まれていたが、安全性の評価において問題なかった。結果として、長期摂取安全性および過剰摂取安全性いずれの観点においても、GABA(ギャバ)に起因すると思われる有害事象は確認されなかった。
 GABA(ギャバ)は分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABA(ギャバ)の性状は一定である。このため、各安全性試験の結果は、当該製品中のGABA(ギャバ)の安全性として適用できると考えられる。
 以上より、当該食品に含まれる機能性関与成分GABA(ギャバ)には十分な安全性があると評価できる。
【摂取する上での注意事項】
理論的に考えられる相互作用として、降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により低血圧を起こす可能性があるとされている。
当該食品の対象は健常成人だが、パッケージにおいて注意喚起し、当該食品と医薬品との併用に関する対策を講じているため、安全上問題が無いと評価した。摂取上の注意は以下の通りである。

・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。糖類の過剰摂取を避けるため、1日摂取目安量を守ってください。
・高血圧治療薬を服用中の方は、医師、薬剤師にご相談の上お召し上がりください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
ヤマモリ株式会社 桑名工場ISO22000:JQA-FS0077 FSSC22000:JQA-FC0038-2
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題:GABA(ギャバ)のストレスおよび疲労感の緩和効果に関する研究レビュー
目的:
日本人の18~19歳を含む健常成人を対象とし、GABA(ギャバ)(以下、GABAと略す)配合食品を経口摂取した場合と、GABAを配合しない食品を経口摂取した場合で、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する効果に違いがあるかを検証することを目的とした。
背景:
GABAには一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する効果が示唆されているが、改めてその効果を検証するため研究レビューを行った。
レビューを対象とした研究の特性:
2017年10月20日に2017年10月までの期間を対象として4つのデータベースで検索を行い、ハンドサーチでも検索を行った。対象は日本人の18~19歳を含む健常成人とし、プラセボ群との比較試験の査読付論文とした。最終的に評価した論文は6報であった。利益相反について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。なお健常成人には、18~19歳も対象とした。これは、「日本人の食事摂取基準」(2015年版、厚生労働省)において、18~19歳の推定エネルギー必要量が20~29歳と同一であり、医学、薬学、栄養学的に同等と考えられるためである。
主な結果:
GABA配合食品を経口摂取した場合と、GABAを配合しない食品を経口摂取した場合で、①精神的ストレスがかかると増加する唾液中成分のクロモグラニンAとコルチゾールの増減、②リラックス状態で増加する脳波のα波と精神的ストレス下で増加する脳波のβ波、③主観的評価(疲労感)、④心電図から分析されたリラックス状態(低ストレス)の解析について比較した。結果、GABAを28mg~50mg経口摂取することで、GABAを配合しない食品を摂取した時と比べて、①~④の項目で一時的な精神的ストレスや疲労感の緩和効果が確認された。
科学根拠の質:
6報全ての研究で対象となった健常成人は全て日本人と思われた。研究レビューに使用した論文の研究方法の偏り(バイアス)が疑われ、出版バイアスは定量的に判断していないため、バイアスが疑われた。しかしながら、ほぼすべての論文で、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。総合的に判断してこれらの論文の質は高く効果を裏付けるものであり、エビデンスの強さも高いことから、科学的根拠の質は十分と判断した。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

健脳ヘルプ(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

小林製薬株式会社(法人番号:4120001077402)が消費者庁に届出た機能性表示食品【健脳ヘルプ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310



【届出番号】
D189
【届出日】
2018/09/13
【届出者名】
小林製薬株式会社
小林製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
健脳ヘルプ
健脳ヘルプ楽天市場
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
クルクミン
クルクミンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはクルクミンが含まれます。クルクミンは、年齢とともに低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)や注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
記憶力や注意力が気になる高齢者
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 機能性関与成分のクルクミンは、カレー粉のスパイスに混合されるウコンに含まれる黄色の色素です。ウコン色素は食品添加物として使用されており、使用制限はありません。
 さらに、当該製品に使用しているクルクミンを含む食品原料ロングヴィーダTMを配合したサプリメント形状の加工食品(クルクミンを1日あたり64mg以上配合)が平成23年から約90万袋販売されております。この加工食品が原因と示唆される重篤な健康被害の報告はありません。

②既存情報を用いた食経験及び安全性の評価
・機能性関与成分のクルクミンに関して、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では、安全性の総合評価として、「クルクミンは、第61回FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議(JECFA) において添加物としての再評価がなされ、ADI(一日摂取許容量)は0~3 mg/kgとされた。」と記載されています。ADIから国民平均体重(55.1kg)における一日あたりの許容摂取量を算出すると0~165.3mg/日となります。本製品に含有するクルクミン量は64mgであることから、適切な摂取においては安全性に問題がないと考えられました。

・ロングヴィーダとして、ヒト試験、動物試験から以下の報告があります。
1.健常者および骨肉腫患者へ2000mg 、3000mg、4000mg(クルクミン投与量400mg、600mg、800mg)を単回投与したところ、有害事象は認められていません。
2.摂取させた全てのラットのうち、半数が死亡する摂取量は2000mg/kg以上です。
3.摂取させたラットにおいて、有害な影響が認められない最大投与量は720mg/kgです。

このように、機能性関与成分のクルクミンと当該製品に使用するロングヴィーダTMそれぞれにおいて、安全性の評価がなされています。
以上の結果から、当該製品の安全性は確保されていると判断しています。
【摂取する上での注意事項】
●短期間に大量に摂ることは避けてください。
●血液凝固抑制薬やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は摂らないでください。
●妊娠中の方は摂らないでください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
●天然由来の原料を使用のため色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けた健康補助食品GMP認定工場にて製造しております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】
クルクミンの認知機能改善効果に関する研究レビュー

【目的】
健常な人が、クルクミンを摂取することにより、摂取しない場合と比べて、認知機能の改善効果が得られるかを、質の高い研究を収集してレビュー (システマティック・レビュー)することにより検証しました。

【背景】
クルクミンを摂取することで、認知機能が改善したことを報告した研究はこれまでにもありましたが、健常な人を対象として、クルクミンの認知機能の改善効果があるかどうかを総合的に評価したレビュー研究はありませんでした。

【レビュー対象とした研究の特性】
国内の文献データベース2件及び海外の文献データベース1件の検索を2016年1月に実施し、237件の文献を集めました。「健常な人を対象としているか」「クルクミンのみを含んだ製品で評価しているか」「クルクミンを投与しない場合との比較があるか」「認知機能に関する改善効果が評価されているか」などの質評価基準で論文の絞り込みを行い、1件の論文を採用文献としました。採用した1件の論文は、ランダム化比較試験(RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究です。

【主な結果】
採用文献は外国語文献1報で、60歳以上の健常な人を対象に、認知機能を評価した文献でした。1日あたり64mgのクルクミンの摂取により、プラセボの摂取と比べて、作業記憶を評価する検査や作業時における注意力の持続性を評価する検査の結果が有意に改善されていることが確認されました。作業記憶とは、行動や決断に必要な情報を記憶しつつ、状況に応じて情報を加工し、思い出す力と言われています。
本届出品に配合するロングヴィーダTM(Verdure Sciences社製)はウコン由来クルクミンを抽出し、機能性関与成分クルクミンを16%で規格化し、クルクミンの体内吸収性を高めるために食用油脂と混合した食品原料です。採用文献で摂取されたクルクミンは、本届出品に配合しているロングヴィーダTMと同一原料であり、ロングヴィーダTMとしての配合量は1日あたり400mg(クルクミンとして64mg)でした。したがって、クルクミンとして1日あたり64mgの摂取は、年齢とともに低下してきた認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)や注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)を維持する機能があると判断しました。

【科学的根拠の質】
採用文献はランダム化比較試験 (RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究です。
研究の限界は対象者が日本人以外で、採用文献が1報であるため、さらに質の高い臨床研究を実施することにより、結果の質を高める必要があると考えます。

(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

ウエスト気になる(株式会社ディーエイチシー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ディーエイチシー(法人番号:4010401018074)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ウエスト気になる】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310



【届出番号】
D188
【届出日】
2018/09/12
【届出者名】
株式会社ディーエイチシー
株式会社ディーエイチシーの商品一覧楽天市場
【商品名】
ウエスト気になる
ウエスト気になる楽天市場
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはアフリカマンゴノキ由来エラグ酸が含まれます。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。
【想定する主な対象者】
肥満気味(BMI値25kg/m2以上30kg/m2未満)の健康な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
弊社で既に2014年12月より全国で販売している当該製品と同一処方の製品「満足習慣ダイエット」は、これまで累計15万袋以上の販売実績がある。
健康被害情報について、お客様より健康食品相談室に申告があった内容を解析したところ、重篤な症状は一切発生しておらず、また、当該製品の機能性関与成分であるアフリカマンゴノキ由来エラグ酸の摂取が起因となるような内容の健康被害発生事例は一切発生していない。
また、医薬品と機能性関与成分との相互作用の報告について内容を精査した結果、医薬品と相互作用を起こす可能性は低いと評価した。
従って、当該製品について、健康な成人男女を対象として、一日摂取目安量を守って適切に使用すれば、安全性に問題はないと判断している。
【摂取する上での注意事項】
原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会より健康食品GMPの認定を受けているアピ株式会社池田工場及び株式会社シェフコ栃木工場にて、その基準に基づいて生産・製造及び品質管理を行っている。また、弊社においても、原料~製品まで各段階でサンプルを取り寄せ品質のチェックを行うことで販売者責任を全うする体制をとっている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題:アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の標準体重者(BMI値18.5 kg/m2以上25 kg/m2未満)及び肥満1度者(BMI値25 kg/m2以上30 kg/m2未満)における体重や体脂肪、血中中性脂肪の改善に関する研究レビュー

目的:本研究レビューではアフリカマンゴノキ由来エラグ酸摂取の標準体重者(BMI値18.5 kg/m2以上25 kg/m2未満)及び肥満1度者(BMI値 25 kg/m2以上30 kg/m2未満)における体重、BMI、体脂肪、ウエスト周囲径および血中中性脂肪に及ぼす効果について検討した。

背景:アフリカマンゴノキエキス(種子由来)の肥満における有効性の臨床研究及びシステマティックレビューは報告されている(1-4)。すべての有効性成分の特定はされていないが、エラグ酸類縁体が多く含まれる(5)。エラグ酸には脂肪細胞の脂肪蓄積抑制効果が報告されている(6,7)ことから、この有効性に関わると推定できる。

レビュー対象とした研究の特性:日本語及び英語文献のデータベースを用い、検索日以前に発表された標準体重者および肥満1度者を対象とした機能性関与成分摂取による体重、体脂肪(体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径)、血中中性脂肪値への効果に関する査読付きランダム化二重盲検コントロール比較試験の論文を検索した。

主な結果:基準に達した研究論文は1報のみだが、標題に対して肯定的な結果であった。この研究は通常の生活習慣を維持したまま、エラグ酸を3mg含むアフリカマンゴノキエキス(種子由来)の摂取が、肥満1度者の被験者の体重、体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径、血中中性脂肪に与える影響を検討している。その結果、対照であるプラセボ群に比べて8週間後の体重、体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径、中性脂肪(血漿トリグリセリド)値および血中脂質(総コレステロール値、LDL-コレステロール値、HDL-コレステロール値)が有意に低下した。なお、試験期間中において機能性関与成分に起因する有害事象は報告されていない。しかし、対象に肥満症の人が含まれている可能性を完全に排除するため、肥満1度かつウエスト周囲径が正常値(内臓脂肪面積が100cm2以上を除く、男性85cm未満、女性90cm未満)を対象とした層別解析も追加した。その結果、プラセボ群と比較して8週間後の体重、体脂肪(体脂肪率、BMI値、ウエスト周囲径)、ヒップ周囲径、中性脂肪(血漿トリグリセリド)値および血中脂質(総コレステロール値、LDL-コレステロール値、HDL-コレステロール値)を改善させ、同じ結果を導き出した。
以上により機能性関与成分を1日あたり3mg含む当該商品「ウエスト気になる」は、肥満気味の方の体脂肪、中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つという機能性表示食品として適切であると判断した。

科学的根拠の質:採用された研究論文は査読付きランダム化二重盲検コントロール比較試験であるため、エビデンスの質は機能性の評価に値するものである。ただし、本研究レビューの限界については、他の未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要なデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。しかしながら、UMIN-CTR の活用が進んでいないこと、さらには採用論文が1報 のみであり、本研究レビューの信頼性のためにも更なる臨床試験が期待される。

【引用文献】
1) Lipids Health Dis. 2005;4:12.
2) Lipids Health Dis. 2008;7:12.
3) Lipids Health Dis. 2009;8:7.
4) J Diet Suppl. 2013;10(1):29-38.
5) J Agric Food Chem. 2012;60(35):8703-8709.
6) Evid Based Complement Alternat Med. 2013;2013:287534
7) Phytother Res. 2015;29(3):398-406.

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

えがお歩行力サポート(株式会社えがお)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社えがお(法人番号:6330001004977)が消費者庁に届出た機能性表示食品えがお 歩行力サポート】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310



【届出番号】
D187  
【届出日】
2018/09/12
【届出者名】
株式会社えがお
株式会社えがおの商品一覧楽天市場
【商品名】
えがお 歩行力サポート
えがお 歩行力サポート楽天市場
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な中高年齢者(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価しました。本届出商品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1 日摂取目安量あたり7.2mg 配合した商品です。当該食品に類似する商品として、当該食品の機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を12 mg 含有し、上記類似商品と同等の原料であり、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられ、かつ、加工工程も大きな違いがないと考えられる食品が全国ドラッグストア等で販売されています。本類似商品は2014 年4 月から2015 年10 月末までの全国ドラッグストアで累計3305 万食分販売されており、喫食実績は十分と判断しました。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていません。
上記の通り、喫食実績が十分であると判断しましたが、安全性に関わる更なる情報として既存情報や安全性試験による評価も行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていますが、有害事象は認められませんでした。
以上のことから、当該食品と類似する食品に関する評価により、喫食実績は十分であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。
【摂取する上での注意事項】
データベースを調査した結果、機能性関与成分と医薬品との相互作用については記載が見られなかったが、本品には本制度の規定通り「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と記載し、注意を呼びかける。
その他パッケージに表記する摂取する上での注意事項を以下に記載する。
●原材料名をご確認の上、食物アレルギーがご心配な方は、ご使用をお控えください。
●ご開封後はできるだけお早めにお召し上がりください。
●お子様の手の届かないところに保管してください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP の認定を受けているアリメント工業株式会社(本社工場、新富士工場、新富士第二工場)で、既定の管理基準に則した生産・製造及び品質の管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】最終製品『えがお 歩行力サポート』に含有する機能性関与成分『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力に与える効果に関する研究レビュー
【目的】健常中高年がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを連続摂取したときにプラセボ摂取群と比較した歩行能力に対する有効性を検証。
【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。身体機能の一つである歩行能力を維持することで生活の質が改善し、健康的な社会生活を送ることに寄与できると考えられます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは走行距離および走行時間が改善することが確認されていることから、「加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ」成分であると考えられましたので、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの歩行能力に関する科学的エビデンスの確認を行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】国内外の臨床試験や学術論文のデータベースを使用して2018 年2 月以前の全ての論文を対象に検索し、60 歳以上のタイ人を対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献1件を研究レビューの対象としました。
【主な結果】レビューの対象とした文献1 件には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mg の8 週間連続摂取により、歩行能力の指標とされる6 分間歩行テストにおいて、プラセボと比較して走行距離が増加する結果が示されていました。よって、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mg を含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があるものと考えられました。
【科学的根拠の質】歩行能力の評価に用いた6 分間歩行テストは、学術的に広くコンセンサスが得られ妥当性のある指標です。研究の限界としては、日本人を対象とした報告が含まれていないことが挙げられます。対象とする文献はタイ王国にて実施された1 件のみであるため、バイアスリスクは否定できませんが、タイ人は日本人と同じモンゴロイド系アジア人であり、米を主食とするなど食生活も類似していることから、本文献の日本人への外挿性は問題ないと考えられます。今回の検証結果より、採用文献は1 報に限定されたことから、今後の研究に注視する必要はありますが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mg を毎日摂取することにより、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられました。なお、採用文献の被験者は健常中高年であり、本届出商品の想定対象者と一致しています。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

えがおDHA&EPA(株式会社えがお)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社えがお(法人番号:6330001004977)が消費者庁に届出た機能性表示食品【えがお DHA&EPA(ディーエイチエー アンド イーピーエー)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310



【届出番号】
D186
【届出日】
2018/09/12
【届出者名】
株式会社えがお
株式会社えがおの商品一覧楽天市場
【商品名】
えがお DHA&EPA(ディーエイチエー アンド イーピーエー)
えがお DHA&EPA楽天市場
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
DHA、EPA
DHAを含む商品一覧楽天市場

EPAを含む商品一覧
楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPA が含まれます。DHA は、年齢とともに低下する認知機能の一部である判断力(情報を適切に判断する力)や記憶力(数字を覚える力)を維持する機能があることが報告されています。DHA・EPA は血中中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
■販売実績による食経験の評価
すでに流通している弊社製品の喫食実績により安全性を評価した。
摂取集団:日本人(健常な成人男女、全国規模)
摂取形状:ソフトカプセル剤
摂取方法・頻度:水とともに摂取、1 日当たり3~4粒
機能性関与成分の含有量:DHA 408~544mg、EPA 44.4~59.2 ㎎
販売期間・販売量:2014年1月から2016年3月までに累計約11万製品以上販売。(93粒/製品)
健康被害情報:重篤な有害事象は発生していない。
上記食品の喫食実績は当該製品に含まれる機能性関与成分(DHA・EPA)について、販売しようとする当該製品を同等量以上含有していない喫食実績を一部含んでいると考えられるため、喫食実績による食経験の評価は不十分と判断した。
■当該製品を用いた安全性試験の評価
当該製品の安全性は、ヒト過剰摂取試験においても確認した。試験では、健常成人を対象に当該製品1 日摂取目安量の5 倍量以上の8.75 倍にあたる35 粒を4週間連続摂取することにより安全性に問題がないことを確認した。
■その他の確認事項
機能性関与成分であるDHA 及びEPA は、「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」(昭和46 年6 月1 日付け薬発第476 号厚生省薬務局長通知)の別紙「医薬品の範囲に関する基準」を参照し、別添2「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に記載されていない成分であり、また、当該食品又は機能性関与成分について食品衛生法(昭和22 年法律第233 号)には抵触しない。
さらに、特定保健用食品として認可されている「DHA 入りリサーラソーセージ」(マルハニチロ社)はDHA、EPA ともに当該製品より多く含むが、食品安全委員会は、「特定保健用食品許可申請食品に係る食品健康影響評価に関する審議結果について(府食第1143 号 平成16 年11 月15 日)」において「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題ないと判断される。」と結論付けている。
【摂取する上での注意事項】
データベースを調査した結果、機能性関与成分(DHA、EPA)と医薬品との相互作用については抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤との相互作用の可能性の記載がみつかった。これらの医薬品との相互作用について危険性が排除しきれない為、本品には本制度の規定通り「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と記載するとともに、摂取する上での注意事項として「抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。」と記載し、注意を呼びかける。
その他パッケージに表記する摂取する上での注意事項を以下に記載する。
●原材料名をご確認の上、食物アレルギーがご心配な方は、ご使用をお控えください。
●ご開封後はできるだけお早めにお召し上がりください。
●お子様の手の届かないところに保管してください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
最終製品の製造工場では、GMP の認証を取得している。製造工場:株式会社カマタ 土気工場・認証登録機関:公益財団法人 日本健康・栄養食品協会・認定番号:19711
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
■該当する評価する機能性の項目

「DHAは、年齢とともに低下する認知機能の一部である判断力(情報を適切に判断する力)や記憶力(数字を覚える力)を維持する機能があることが報告されています。」

ア.標題:
DHA の摂取が認知機能に与える影響についての研究レビュー
イ.目的:
誰に P) :疾病に罹患していない成人に
何をすると I) :DHA を摂取させることは
何と比較して C) :プラセボ摂取、もしくはDHA 摂取なしと比較して
どうなるか O) :認知機能(記憶および判断・実行)への有効性が認められるか
研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT)および準RCT
ウ.背景:
認知機能に対する DHA の効果については、数多くの報告がある。しかし、疾病に罹患していない成人に着目して研究結果全体をまとめたレビューは限られている。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。
エ.レビュー対象とした研究の特性:
2016年8月2日に、それまでに発表された論文を対象にして検索を行った。文献の検索は、ランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方は評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない成人を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が実施した。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
オ.主な結果:
文献検索の結果、DHAの摂取群の対照群に対する有効性は、認知機能の一部である「記憶」について7 報、「判断・実行」について8 報で認められていた。これらの報告における1 日当たりのDHA 摂取量は480~1720 mg であった。有効性が認められた試験項目と、本品の一日摂取目安量中に含まれるDHA 量から、本品の摂取から期待される機能性を、消費者に分かりやすい表現として、「DHA は、年齢とともに低下する認知機能の一部である判断力(情報を適切に判断する力)や記憶力(数字や文字などを覚える力)を維持する機能があることが報告されています。」とした。
カ.科学的根拠の質:
採用文献の各種バイアス・リスク(偏りの危険性)は中程度、エビデンス(科学的根拠)の強さは中(B)と評価した。
幅広い年代の男女の対象者で機能が認められていた。また、効果を認められた文献のうち日本で実施された研究報告は3 報あり、当該機能性において人種間に差異が認められるとした報告も無いため、結果を日本人に適用することに問題はないと考えられる。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

■該当する評価する機能性の項目

「DHA・EPA は血中中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。」

ア.標題:
DHA・EPA の経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー
イ.目的:
誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者
何をすると I):DHA・EPA の経口摂取
何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPA の介入なし
どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか
研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT)および準RCT
ウ.背景:
DHA・EPA の経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。
エ.レビュー対象とした研究の特性:
2016 年2 月18 日に、それまでに発表された論文を対象にして検索を行った。文献の検索は、ランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2 つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPA を摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
オ.主な結果:
検索により37 報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16 報のうち10 報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21 報のうち15 報が、当該の機能性を認めていた。
また、群間比較において効果を認めた報告は、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440mg、摂取期間は3~14週間であった。
本製品は1 日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として603.2 mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。
カ.科学的根拠の質:
採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6 報のうち、4 報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性(結果を日本人に適用すること)に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1 日当たり133 mg 以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。
ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでデータベース検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。