2019年1月2日水曜日

めざめ爽快L-テアニン(ワダカルシウム製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ワダカルシウム製薬株式会社(法人番号:1120001002783)が消費者庁に届出た機能性表示食品【めざめ爽快L-テアニン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D301
【届出日】
2018/11/08
【届出者名】
ワダカルシウム製薬株式会社
ワダカルシウム製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
めざめ爽快L-テアニン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
L-テアニン
L-テアニンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品には「L-テアニン」が含まれます。
L-テアニンには、起床時の疲労感や眠気を軽減することが報告されています。
また、L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。
【想定する主な対象者】
成人男女(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品“めざめ爽快L-テアニン”の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されています。L-テアニンはFDA(米国食品医薬品局)においてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されています。
販売者の株式会社タイヨーラボは、太陽化学株式会社(名証2部上場 食品原料メーカー 従業員数 912名/連結;平成28年3月31日現在)のグループ企業として、食品原料(健康機能素材)を 広く一般の方に販売するために設立されました。太陽化学株式会社では、L-テアニンを含むサプリメント「テアニンタブレット」(1日摂取目安量中L-テアニン200-300mg配合、2003年販売開始)、「サンテアニン(顆粒)」(1日摂取目安量中L-テアニン500mg配合、2008年販売開始)を日本全国のユーザー、小児から高齢者向けに販売しており、これまでに有害となる事象は報告されていません。商品形態が同じ錠剤形状である「テアニンタブレット」ではヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名(男性11名、女性28名)に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、当該製品“めざめ爽快L-テアニン”の1日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、“めざめ爽快L-テアニン”は十分な安全性が確認できていると考えています。
医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリル,ロサルタン,バルサルタン,ジルチアゼム,アムロジピン,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,プソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られておりますので、それらとの併用については医師にご相談ください。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日当たりの摂取目安量を守ってください。
●原材料の表示をご参照の上、食物アレルギーの方はお召し上がりにならないでください。
●妊娠・授乳期の方、乳幼児、小児のご利用はお控えください。
●特に降圧剤、興奮剤をご使用の際は医師に相談してください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
製造所:ワダカルシウム製薬株式会社 滋賀工場(医薬品製造業許可取得工場[許可権者:滋賀県知事]、医薬品GMPに準ずる製造・品質管理)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

該当する評価する機能性の項目
「L-テアニンには、起床時の疲労感や眠気を軽減することが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンの摂取は睡眠の質を改善すると考えられます。
(イ)目的
健常者成人に、最終製品“めざめ爽快L-テアニン”に含有する関与成分L-テアニン200mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べ睡眠の質が改善するかについて、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2017年5月26日に検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献のうち2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善については強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善については中程度の関連性がみられました。また、生理学的指標のひとつである睡眠中の交感神経活動の抑制についても中程度の関連性がみられました。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適しているといえ、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは良質な睡眠がもたらされたことを示しています。以上より、就寝前にL-テアニンを摂取することは、起床時の疲労感や眠気を軽減し、睡眠の質を改善すると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。

該当する評価する機能性の項目
「L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。」

(ア)標題
L-テアニンの摂取はストレスを緩和する機能が考えられます。
(イ)目的
健常成人に、最終製品“めざめ爽快L-テアニン”に含有する機能性関与成分L-テアニン200mgをストレス負荷前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べてストレスをやわらげる機能があるかについて、精神的なストレス負荷におけるストレス感のアンケートや生理学的指標について検証しました。
(ウ)背景
L-テアニンのストレスを緩和する機能について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンがストレスを緩和する機能があるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1946年~2017年5月26日)、Cochrane Library(1992年~2017年5月26日)のデータベースを用い2016年5月26日に検索を実施しました。日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2017年5月24日)、JMEDPlus(1981年~2017年5月23日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2017年5月30日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した3報の結果をまとめ、統計学的に解析した結果、ストレス負荷がかかった状況でL-テアニンを摂取することにより、ストレス評価指標の項目のうち、主観評価である「STAI」「Subjective stress: VAS」についてはL-テアニン摂取と強い関連性が、「POMS(緊張-不安)」については有意な抑制効果が認められました。客観的評価である「唾液のストレスマーカー(sIgA)」および自律神経系の「心拍数」「拡張期血圧」については強い関連性が、「唾液のストレスマーカー(アミラーゼ)」については有意な抑制効果が認められました。また「収縮期血圧」についても弱いながらも関連性が見られました。つまり、これらの指標において効果がみられたことは、L-テアニンの摂取によりストレスをやわらげることを示しています。以上により、L-テアニンの摂取は、一過性の作業にともなうストレスをやわらげる機能があると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価には至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などには特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

ブルーベリーα(名古屋製酪株式会社)の口コミ・評判・効果:機能性表示食品

名古屋製酪株式会社(法人番号:5180001024059)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリーα(アルファ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D300
【届出日】
2018/11/07
【届出者名】
名古屋製酪株式会社
名古屋製酪株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ブルーベリーα(アルファ)
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれています。ビルベリー由来アントシアニンにはパソコンやスマートフォンなどの使用により低下する眼のピント調節機能をサポートし、眼の疲労感を軽減することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常な成人男女
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績
当該製品は新製品であり喫食実績がないため、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニン(以下VMA)の安全性を評価した。

2.ビルベリー由来アントシアニン
VMAの供給源として当該製品の原材料に使用しているビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、1440 mg(当該製品の約9倍量)までの摂取における有害事象は報告がない。
当該製品の1日摂取目安量はVMAとして60 mgであり、ヒトにおいて約9倍量における安全性が確認されている。

3.相互作用
VMAに関して、薬物との相互作用が観察されたという報告はない。

4.総括
適切に摂取する場合、当該製品には安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
●原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
●幼児の手の届かないところに保管してください。
●開封後は防湿のため、開封口をしっかり閉めてください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は製造する公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMPの認証を受けたアリメント工業株式会社新富士工場及び新富士第二工場で製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
ビルベリー由来アントシアニン(VMA) 摂取による眼の疲労感および視機能調節に関する機能性評価研究レビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合の眼の疲労感やピント調節機能に関する機能性について、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労や視機能の低下を改善することが期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の疲労感やピント調節機能に関する機能性を期待してVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2018年5月29日に検索した2018年4月末までに報告された論文から、20-59才の日本の健常人男女を対象にビルベリーエキスを摂取させて、眼疲労や視機能に対する効果を検証している2件の質の高い臨床試験(ビルベリーエキスを含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験:RCT)を評価の対象とした。2件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
眼に疲労を感じている成年健常人がVMAを摂取した試験を評価したところ、ピント調節に関わる機能を指標とした試験やアンケート調査の結果から、VMAはスマートフォンの使用などの近くを見る作業を継続することにより低下する眼のピント調節機能をサポートし、眼の疲労感を軽減することが明らかとなった。なお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
文献検索の結果から評価の対象となった論文が国内の2報のみであり、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、被験者数が少ない試験や効果の指標が必ずしも同一とは言えない試験を定性的に評価しているため、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

モノワスレンゾ(株式会社ピーソリューション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社ピーソリューション(法人番号:4010401076824)が消費者庁に届出た機能性表示食品【モノワスレンゾ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D299
【届出日】
2018/11/07
【届出者名】
株式会社ピーソリューション
株式会社ピーソリューションの商品一覧楽天市場
【商品名】
モノワスレンゾ
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
鶏由来プラズマローゲン
鶏由来プラズマローゲンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品には鶏由来プラズマローゲンが含まれます。鶏由来プラズマローゲンには健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である、言葉、位置情報、状況などの情報の記憶力を維持する機能があります。
【想定する主な対象者】
健常な中高年の方[疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を除く。]
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食実績
当該商品と類似する食品「プラズマローゲンES」は機能性関与成分:鶏由来プラズマローゲンを1粒当たり0.5㎎含有したカプセルタイプのサプリメントである。販売時の一日摂取目安量を1~2粒(含有量に換算して0.5~1.0㎎)としている。2015年7月~2016年9月までに累計74万粒以上(60粒入り1個で換算すると1万2千個以上)の販売実績があるが、健康被害に関する報告は1件もなかった。
「プラズマローゲンES」は、本品と比較して、機能性関与成分を同等量以上含有し、同じカプセルタイプの為に消化・吸収過程に違いは無く、機能性関与成分に影響を与える成分・加工工程が無いことを確認している。よって、ガイドラインにある通り、類似品として評価することに問題はない。

2.医薬品との相互作用に関する評価
既存のデータベースや文献を検索した結果、有害事象は報告されていない。

3.結論
以上の結果より、本商品の安全性は問題ないと言える。
【摂取する上での注意事項】
・原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。また体調や体質によりまれに合わない場合がございます。その場合は摂取を中止してください。
・過剰に摂取することはさけてください。
・開封後キャップをしっかりしめてお早めにお召し上がりください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品の製造は2つの製造者で行っており、一般社団法人 日本食品添加物協会の食添GMP若しくは、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造している。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

〔標題〕
鶏由来プラズマローゲンを含有する食品の経口摂取による、認知機能およびその一部である記憶力への影響の検討
〔目的〕
鶏由来プラズマローゲンを含有する食品を経口摂取することによって、成人健常者の認知機能およびその一部である記憶力への影響を明らかにすることを目的とした。
〔背景〕
記憶力の低下は歳を重ねるにつれ誰にでも見られる現象であるが、プラズマローゲンはヒトのそうした記憶力、認知力と何らかの関係性があると考えられてきた。そこで我々は健常者に対して、鶏由来プラズマローゲンを含むサプリメントを摂取させ、認知機能およびその一部である記憶力に影響があるかどうかを検討した。
〔方法〕
記憶力や認知能力を示す指標として、計算力はクレペリンテスト、MMSEは認知機能全体、主観的指標による評価は主に記憶力にターゲットをあてた試験を実施した。なお主観的指標の評価項目については、健常者の認知機能の低下状況を評価する指標として、広く一般的にコンセンサスを得られた方法をもとに作成された。
認知機能で悩んでいる健康な成人男女81名を対象にプラセボ対照二重盲検無作為化試験を行った。無作為に3群に割付け、鶏由来プラズマローゲン0.5mgを含有したテスト品(被験品1群:1日2錠[含有量に換算して1.0mg])、鶏由来プラズマローゲン0.25mgを含有した本品(被験品2群:1日2錠[含有量に換算して0.5mg])、プラセボ品(プラセボ群:1日2錠)をそれぞれ水またはお湯と一緒にそのまま12週間摂取させた。摂取前と6週、12週継続摂取後のクレペリンテスト、MMSE、主観評価をそれぞれ測定して比較を行った。
〔主な結果〕
6名が途中で試験参加を中止し、75名が試験を完了した為、解析対象は75名(被験品1群23名、被験品2群27名、プラセボ群25名)だった。MMSEの結果は、被験品1群・2群共に12週摂取後に郡内比較で有意な改善を示した。クレペリンテストはいずれの群も有意差を認めなかった。
主観的指標による評価のプラセボ群との群間比較において、合計および記憶力に関する設問の過半数の項目において有意に改善を示した。このことから、鶏由来プラズマローゲンの経口摂取には、「健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である、言葉、位置情報、状況などの情報の記憶力を維持する機能」が認められた。
また、試験品が原因と思われる有害事象は認められなかった。
〔科学的根拠の質〕
被験者が限定的であること、否定的な文献が出版されていない疑いがあることから、科学的な根拠の質の強さは中程度と判断した。
(構造化抄録)

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

ペプチドメンテ・チュアブル(不二製油株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

不二製油株式会社(法人番号:3120101053709)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ペプチドメンテ・チュアブル】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D298
【届出日】
2018/11/07
【届出者名】
不二製油株式会社
不二製油株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ペプチドメンテ・チュアブル
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
大豆由来セリルチロシン
大豆由来セリルチロシンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品には大豆由来セリルチロシンが含まれます。大豆由来セリルチロシンには、健康な中高年の方の認知機能の一部である注意力(物事に一時的に集中する力)を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
中高年を主とした健康な成人男女
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
類似する食品として、届出者(発売元:不二製油株式会社)より商品名「ザ・ペプチド パウダー分包」が1994年より日本全国で販売・流通され、累計5万箱(1箱30包、計150万袋)以上が販売されている。この商品は大豆由来セリルチロシンを17.7 mg以上含む粉末飲料である。これまでに同商品が原因と判断できる重大な健康被害は報告されていない。
 当該製品は、1日摂取目安量5粒当たり大豆由来セリルチロシン5.0mg含有する粉末を固めた崩壊性のよい錠菓である。また、当該製品と上記「ザ・ペプチド パウダー分包」の原料である大豆由来セリルチロシンは供給元が同じであり、同等性に問題はない。噛むか舐めるかすると速やかに崩壊するため、類似する食品と機能性関与成分の消化・吸収性による違いはないと判断した。
 従って、類似する食品として喫食実績による食経験の評価は十分であり、当該製品における安全性に問題はないと考えられた。
【摂取する上での注意事項】
●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量をお守りください。
●ワルファリンをご使用の方は医師とご相談ください。
●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方は摂取をお控えください。
●のどに詰まる恐れがありますので、そのまま飲み込まないようご注意ください。

<医薬品との相互作用について>
 当該製品は、疾病に罹患していない者を対象として開発しているが、機能性関与成分だけにとどまらず、基原材料である大豆までさかのぼって広く検索した結果、医薬品との相互作用として、豆乳製品の摂取でワルファリンの効果が弱まるとの報告がされている。そのため、パッケージにワルファリンを服用されている方に対して医師への相談を促すことの注意喚起を行っている。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品の製造者である株式会社三協では、公益財団法人日本健康・栄養食品協会から国内GMPの認定を受け、強固な品質保証体制を構築している。また、製造工場に対して届出者が定期的に監査を実施している。・GMP:認証取得(118-B-04)・ISO22000:認証取得(JMAQA-F006)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:大豆由来セリルチロシンの認知機能に関する研究レビュー

目的:疾病に罹患していない成人男女での大豆由来セリルチロシン摂取による認知機能に対する効果を検証するため、研究レビューを実施した。

背景:大豆由来セリルチロシンの認知機能に対する効果は個々の文献で報告されている。この機能性について、機能性表示食品制度に合わせた研究レビューが必要となった。

レビュー対象とした研究の特性:国内外の文献調査を行い、適格基準に合致した文献4報を採用した。いずれも疾病に罹患していない日本人男女を対象とし、プラセボを摂取した対照群と比較した試験であった。

主な結果:本研究レビューでは、認知機能の中でも記憶力および注意力に関して評価を行った。
 記憶力は4報中4報で大豆由来セリルチロシン摂取により対照群との群間比較で有意な効果が確認された。有効摂取量は1日当たり大豆由来セリルチロシン5.9~17.7mgであった。効果が得られたテストから、記憶力の中でも「一時的に認識したことを正しく思い出す力」に対する機能が期待される。
 注意力は4報中3報で大豆由来セリルチロシン摂取により対照群との群間比較で有意な効果が確認された。有効摂取量は1日当たり大豆由来セリルチロシン5.0~17.7mgであった。効果が得られたテストから、注意力の中でも「物事に一時的に集中する力」に対する機能が期待される。
 疾病に罹患していない中高年においては、大豆由来セリルチロシンは、1日当たり9.9~17.7mg摂取することで認知機能の一部である記憶力(一時的に認識したことを正しく思い出す力)を維持する機能が期待され、1日当たり5.0~9.9mg摂取することで認知機能の一部である注意力(物事に一時的に集中する力)を維持する機能が期待される。
 いずれも日本人を対象とした試験であり、日本人への外挿性は問題ないと考えられた。

科学的根拠の質:国内外の文献データベースを使用しており、公開されている文献はほぼ網羅できていると考えられるが、未公開文献の可能性も考えられ、今後も注視していく必要がある。

 以上より、1日摂取目安量5粒中に大豆由来セリルチロシンを5.0 mg含む当該製品の摂取は、健康な中高年の方の認知機能の一部である注意力(物事に一時的に集中する力)を維持する機能が期待できる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

アスタキサンチン(株式会社元気生活)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社元気生活(法人番号:6010001148220)が消費者庁に届出た機能性表示食品【アスタキサンチン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310


【届出番号】
D297
【届出日】
2018/11/06
【届出者名】
株式会社元気生活
株式会社元気生活の商品一覧楽天市場
【商品名】
アスタキサンチン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
アスタキサンチン
アスタキサンチンを含む商品一覧楽天市場

GOOGLE検索をご利用ください。

スポンサーリンク


【表示しようとする機能性】
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンはパソコンやスマートフォンの使用による一時的な眼の疲労感やぼやけを軽減し、眼の使用による腰や肩の負担を和らげることが報告されています。眼の疲労感やぼやけ、腰や肩の負担が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
パソコンやスマートフォンなどによる、眼の疲労感やぼやけ、肩や腰の負担が気になる成人健康男女(眼精疲労、肩こり、腰痛等の慢性的な疾病者は除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品に含まれるアスタキサンチンは国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報やナチュラルメディシンデータベースなどのデータベースにおいて、食品に含まれる量であれば安全であると評価されている。健康な成人において、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン16 mg/日を12週間、または30 mg/日を4週間、6 mg/日を8週間は、経口摂取で安全に使用できたという報告がある。またヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを6 mg/日の摂取量を中心に、20 mg/日まで4週間反復摂取させた臨床試験において、有害作用は見出されていない。40mg/日、12週間までの摂取であれば安全に使用されている。ほかのカロテノイド、ビタミン、およびミネラルとの併用は1日4mg、12カ月間までの摂取であれば、安全に使用されている。
その他の情報として以下のものがある。
・雌雄のSD系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン100 mg/kgの単回投与、50 mg/kg/日の90日間反復投与では毒性変化は認められなかった。
・雌雄のF344系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンを最大0.25%まで13週間混餌投与したところ、0.25%混餌投与群では血清総コレステロール値にわずかな上昇が認められたが、0.075 mg/kg混餌投与群まででは一般所見、体重、摂餌量、尿検査、血液生化学および病理学的検査に影響は認められなかったという報告がある。
本品の機能性関与成分以外の原材料も食品や食品添加物として使用されているものである。またアスタキサンチンを含有するヘマトコッカス藻色素は食品添加物に登録されており安全性が極めて高く、安全性評価結果を最終製品に適用できると考えられる。
【摂取する上での注意事項】
パッケージの摂取上の注意に以下の記載を行う。
●一日摂取目安量をお守りください。
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●妊婦・授乳中の方、未成年の方は摂取しないでください。
スポンサーリンク
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:アスタキサンチン含有サプリメントの眼の使用に関連する自覚症状に対する効果の検討
(目的)
健常成人に、アスタキサンチンを摂取させると、プラセボ摂取と比較して、眼の使用に関連する自覚症状を改善するか検証することを目的とした。

(背景)
アスタキサンチンには非常に強い活性酸素捕捉作用があり、VDT作業などによ
るピント調節機能の低下を抑制することが期待されている。個々の文献にてアスタキチンによる眼の使用による自覚症状の改善報告があることから総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

(レビュー対象とした研究の特性)
Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、アスタキサンチン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年11月9日であり313報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、非臨床試験やアウトカムの異なる文献を除外し、最終的に2報の文献を採用した。採用文献はRCTであり質の高い文献である。採用した文献において眼の疲れに関連する自覚症状の指標を調査し、プラセボ群(アスタキサンチンを摂取していない群)と比較を行った。

(主な結果)
本レビューにおいて、アスタキサンチンを9mg/日摂取により眼の使用に関連する自覚症状の改善が確認された。本レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。

(科学的根拠の質)
研究の限界として今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索しているが未発表のデータが存在する可能性は否定できない。ただし、得られた文献は2報でいずれもRCT試験であることから科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。