2019年4月6日土曜日

パセノールドリンクα(森永製菓株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


森永製菓株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【パセノールドリンクα(アルファ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D518
【届出日】
2019/02/05
【届出者名】
森永製菓株式会社
森永製菓株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
パセノールドリンクα(アルファ)
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ピセアタンノール
ピセアタンノールを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には、ピセアタンノールが含まれます。ピセアタンノールには、乾燥しがちな肌のうるおいを守ることが報告されています。
【想定する主な対象者】
肌が乾燥しがちな健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食実績】
当該製品と同等のピセアタンノール量を含有している製品群「パセノール(粒)」「パセノールドリンク」を日本国内で2013年6月より発売し、これまで1,200万食以上を販売している。その間に購入された方からの有害事象の申し出はないことから当該製品についても安全性に問題ないと評価した。また、原料のパッションフルーツは長い間世界中で一般的に種ごと食され食経験は十分にあることから、安全性に問題はないと考えられる。
【医薬品との相互作用】
医薬品「ミタゾラム(一般名)」との相互作用に関する報告があり確認したところ、ミタゾラムの代謝酵素である肝薬物代謝酵素CYP3A4に対しパッションフルーツが阻害するというものであったが、阻害率は2.5%とほとんどないことから相互作用に問題ないことが確認できた。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、摂取量が多くならないようご注意ください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
※ (製造所)熊本県果実農業協同組合連合会 白州工場 山梨県北杜市白州町下教来石14-2 総合衛生管理製造過程 厚生労働省発関厚0618第2号 FSSC 22000取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(1)肌に及ぼす機能の検証
【標題】
ピセアタンノールを含有食品の摂取が肌に及ぼす効果の検証

【目的】
研究レビューにより、「肌が乾燥しがちな健常成人」を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。

【背景】
体の表面を覆う皮膚は、人体における最大の臓器であり、表皮・真皮および皮下組織から構成される。皮膚の重要な役割としては、表皮角質層のバリア機能が体内から水分が蒸散するのを防ぎ、外界からの異物の侵入や攻撃から体を守る働きがある。したがって、角質層の水分量を保持することは、皮膚を健康に保つうえで重要である。
ピセアタンノールは、パッションフルーツ種子に高含有している食品成分であり、生理機能としては、血糖値上昇抑制作用や血管拡張作用、線維芽細胞におけるコラーゲン産生増強・分解抑制作用、メラニン合成抑制作用などが報告されている。さらに近年、ピセアタンノールを経口摂取することで、肌の保湿機能に関する機能性をもつことが報告されている。

【レビュー対象とした研究の特性】
・検索対象期間:~2018年8月17日
・対象集団の特性:肌が乾燥しがちな健常者
・評価した論文数:2報
・研究デザイン:最低2週間、健常成人を対象に肌の保湿機能(皮膚水分量)に対するピセアタンノール含有食品の効果を検討しているランダム化比較試験

【主な結果】
肌が乾燥しがちな健常成人が、ピセアタンノール含有食品 (1日あたり5 mg~30 mg)を摂取することによって、プラセボの経口摂取と比較して、統計学的に有意な肌の保湿作用があることが示された。

【科学的根拠の質】
本研究レビューにおける結果の限界・問題点としては、採用論文が2報のみであり、論文数が限定されていることが挙げられる。また、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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サフランのリズム(株式会社SBS)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社SBSが消費者庁に届出た機能性表示食品【サフランのリズム】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D517
【届出日】
2019/02/05
【届出者名】
株式会社SBS
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【商品名】
サフランのリズム
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナール
サフラン由来クロシンを含む商品一覧楽天市場

サフラン由来サフラナールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはサフラン由来クロシン、サフラン由来サフラナールが含まれるので、睡眠の質が低いと感じている方の活動時の眠気を軽減させ物事をやり遂げるのに必要な意欲を維持させる機能があります。
【想定する主な対象者】
睡眠の質が低いと感じている健康成人
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食実績による食経験の評価】
当該食品としての喫食実績は無いが、類似する食品での喫食実績として以下を挙げます。
サフランは欧米では馴染みの深いスパイスであり、長い食経験を持ちます。本製品に使用されているサフラン抽出物アフロンは、過去3年間で約1,600kg(一日摂取量:28mgで5700万食分)がドイツ、フランス、スペイン、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ロシア、メキシコで販売されており、本製品と同等性のあるサプリメントはアメリカ、スペイン、フランスにて販売実績がありますが、健康被害に関する報告はありません。

【既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価】
国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報にて検索したところ、大量の摂取、妊娠中・授乳中の摂取はお勧めできません。一方で過剰摂取をみた安全性検討試験において、本製品の21倍量に相当する1日サフランエキス400mgを7日間服用したときに、安全性が確認されています。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の摂取はご遠慮ください。オリーブ、オカヒジキなどにより過敏症の既往がある方は摂取前に医師、薬剤師に相談してください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会にてGMP認証を受けた工場にて生産されています。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
サフラン抽出物アフロン含有製品の摂取による、睡眠へ及ぼす改善の評価

イ)目的
健常者にサフラン抽出物アフロン含有製品を摂取させると、睡眠の質を改善するかを明らかにすることを目的としました。

ウ)背景
成人において5人に1人は睡眠で休養が十分にとれていない者に該当することが報告されています。さらにこの値は増加傾向にあり、特に高齢者では顕著な傾向を示します。これからの超高齢社会において、睡眠の重要性はさらに増していくことが予想されます。
この改善候補にサフランが注目されており、今回サフラン抽出物アフロンの機能性をプラセボとの比較にて調査しました。

(エ)方法
健常者(男性11名、女性10名)を対象集団とし、1日当たり機能性関与成分サフラン由来クロシン0.6mgおよびサフラン由来サフラナール6μgを含む製品摂取群とプラセボ摂取群に振り分けました。摂取前と摂取開始4週後の質問票をもとに、その改善を評価しました。
本試験は福岡県バイオ産業拠点推進会議事務局である久留米リサーチ・パーク  
が資金提供を行い、第三者機関が実施しました。

(オ)主な結果
開始時の21人の参加者全員に脱落例は無く、最終的に21人にて評価しました。睡眠評価尺度PSQIで、サフラン抽出物アフロン含有製品摂取時では、プラセボ摂取群に比して、有意な改善が認められました。具体的には、睡眠の質が低いと感じている群にて、活動時の眠気や疲労感が軽減され、物事をやり遂げるのに必要な意欲が維持されました。

(カ)科学的根拠の質
本試験結果において有意な改善がみられた評価尺度の改善結果をもとに、機能性を設定しました。また、臨床研究方法として質が高いとされている「二重盲検ランダム化比較試験」で行われた結果であることから、当該製品の表示しようとする機能性に対する信頼性は高く、科学的根拠の質は十分と結論付けました。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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ぐっすりギャバ(富士産業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


富士産業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ぐっすりGABA(ギャバ)の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D516
【届出日】
2019/02/05
【届出者名】
富士産業株式会社
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【商品名】
ぐっすりGABA(ギャバ)
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
GABA
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれています。GABAには、睡眠の質(眠りの深さ)を向上する機能があることが報告されています。本品は、睡眠の質を向上したい方に適しています。
【想定する主な対象者】
睡眠の質を向上したい健常成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本届出品の機能性関与成分であるGABAを関与成分とする特定保健用食品(GABAとして10~80 mg/日)が既に許可を受けており、その審査において食品安全委員会による安全性評価がなされ、適切に摂取される場合、安全性に問題はないと判断されている。
また、GABAの食品としての安全性を検証した24報の研究報告では、理学的検査、血液検査、尿検査および診察所見などにおいてプラセボ群と差はみられず、GABAならびにGABA含有食品の摂取が原因と考えられる異常変動は確認されなかった。
GABAは分子量103.12の単一化合物であり、起源による性質の違いはなく、各安全性試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同一物質である。従って、各安全性試験結果を本届出品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。
以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
理論的には降圧薬との併用による相互作用として、血圧が下がりすぎる可能性があるとされている。しかし、実際には健康被害情報もなく、本届出品は降圧薬を服用するような疾病に罹患している者を対象としていない。
製品パッケージ上では、下記のとおり注意喚起しており、安全性上問題が生じることは無いと判断した。
○多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
○降圧薬との併用により、低血圧を起こす可能性がございます。降圧薬を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
中間製品(チュアブル)までの製造・加工有限会社富山サプリメント 本社工場※都道府県等HACCP認証を受けている栄新薬株式会社 守山工場と同じ管理基準で運用している。中間製品(チュアブル)から最終的な容器包装に入れる工程栄新薬株式会社 守山工場※都道府県等HACCP(名古屋市長:第57号)認証取得工場である。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】GABA摂取による睡眠の質の改善効果についての検証
【目的】健康な日本人成人がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合とを比較して、睡眠の質に違いがあるかを検証する。
【背景】GABAは様々な生理活性を有するといわれており、血圧の低下や精神的ストレスによる疲労感の軽減効果などが報告されている。近年では、睡眠の質についても研究されている。今回、GABAを配合した本届出品を販売するにあたり、健康な日本人成人がGABA配合食品を摂取することで、睡眠の質が改善するかを検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】2017年11月以前に発表された文献を対象に、2017年11月9日に検索を行った。レビュー対象は、健康な日本人成人にGABAを摂取させ、日常生活における睡眠の質の改善効果を評価している文献である。最終的にランダム化比較試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人とを無作為に分け、それぞれの結果を比較する試験)に関する文献1報を採用し評価した。利益相反については、特に問題となるものはなかった。
【主な結果】本研究レビューで評価した研究では、「寝つき、眠りの深さ」について、睡眠時脳波測定(睡眠潜時および総ノンレム睡眠時間)による客観的評価で有意(p<0.05)な改善を示す結果であった。同評価指標は一般的に用いられており、睡眠の質の評価に適している。結果として、1日あたり100 mgのGABAを摂取することで、睡眠の質の改善効果が認められた。
【科学的根拠の質】本研究レビューの目的に合った条件で試験されており、直接的な科学的根拠として問題のないものであった。また、日本人を対象とした研究であり、消費者に同様の効果を期待する上で考慮すべき事柄は少ない。以上より、総合的に判断して科学的根拠の質は中程度と判断した。しかし、評価した文献が1報であることから、今後更なる効果の検証が望まれる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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2019年3月31日日曜日

記憶の維持にセラクルミン(株式会社セラバリューズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社セラバリューズが消費者庁に届出た機能性表示食品【記憶の維持にセラクルミン】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D515
【届出日】
2019/02/04
【届出者名】
株式会社セラバリューズ
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【商品名】
記憶の維持にセラクルミン
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
クルクミン
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【表示しようとする機能性】
本品には高吸収クルクミンが含まれます。本品に含まれているクルクミンは、脳の記憶や感情を司る部位の一部(視床下部)への、老化に伴うアミロイドベータやタウタンパク質の蓄積を抑え、加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(言葉や図形を覚え思い出す能力)の維持に役立ちます。
【想定する主な対象者】
健常な中高年者
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【安全性試験の実施による評価】
 本届出製品の機能性関与成分を含む原料と同一の、高吸収型クルクミン製剤の安全性試験を実施しました。

・in vitro試験及びin vivo試験
突然変異を引き起こす作用を細菌で調べる試験、染色体異常を引き起こす作用を培養細胞を用いて調べる試験、及び、生体内での染色体異常を引き起こす作用を調べる試験で、当該製剤の毒性は陰性でした。
ラットに対する13週間反復投与毒性試験で、無毒性量は体重1kgあたり1日当たりクルクミン換算1500㎎と評価されました。

・臨床試験
本届出製品と同一の食品又はプラセボを、試験実施者と被験者(健常な男女)のいずれもがどちらを摂取しているかわからない状態で、一定期間摂取させました。その結果、長期摂取試験(12週間、毎日1日摂取目安量すなわちクルクミンとして180mgを摂取する試験)及び、過剰摂取試験(4週間、毎日1日摂取目安量の5倍すなわちクルクミンとして900mgを摂取する試験)で臨床での安全性が確認されました。

これら安全性試験の結果から、本届出製品の1日当たり朝夕1粒ずつの摂取は安全であると判断しました。

【医薬品との相互作用に関する評価】
クルクミンに関するデータベースや文献の検索の結果によれば、医薬品との相互作用や、特定の疾病罹患者に対する禁忌の記載がありました。
本製品は、健常な中高年者を対象としており、また適切な量を摂取する場合安全性に問題はないと考えられますが、過剰摂取及び相互作用の情報のある医薬品を使用する可能性のある患者に対する注意喚起を「摂取上の注意」に記載しました。

これらにより、本届出製品の安全性は問題ないものと評価しました。
【摂取する上での注意事項】
●一日当たりの摂取目安量を守り、過剰摂取は控えてください。
●肝・胆道系疾患の治療のために医薬品を服用している方、消化器系疾患や循環器系疾患の治療薬、血糖降下薬、抗血栓薬、抗リウマチ薬を服用している方は医師にご相談ください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、東洋カプセル株式会社芝川工場(日本健康食品規格協会 JIHFSによるGMP認証有)、及び住岡食品株式会社浜北工場(公益財団法人日本健康・栄養食品協会によるGMP認証有)にて、製造・加工しています。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題 
高吸収型クルクミンが非認知症中高年成人に及ぼす影響
(イ)目的
非認知症中高年成人に対して、高吸収型のクルクミンが、記憶に及ぼす影響、及び、脳内のアミロイドベータ及びタウタンパク質に及ぼす影響を調べること。
(ウ)背景
クルクミンを含む食品を日常的に多く摂取しているインドではアルツハイマー病の発症率が低いこと、インド料理を摂取する人は記憶テストで好成績であること、及びクルクミンに抗炎症作用、抗酸化作用、抗アミロイドベータ作用、抗タウタンパク質作用など潜在的な神経保護作用があることが報告されていること。
(エ)方法
40名の非認知症中高年者(51~84歳)に対して、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を実施した。1回あたり90㎎のクルクミンを含む高吸収型クルクミンのカプセル状食品又はクルクミンを含まない対照製剤のプラセボカプセルを1日朝夕2回、18か月間摂取させた。開始前、開始後6か月、12か月、18か月時に認知機能(言語記憶、視覚記憶)のテスト、及び開始前と18か月時に被験者の内20名に対して、脳のFDDNP-PETスキャンをおこなった。なお、本試験に使用したカプセル状食品は本届出製品と機能性関与成分を含む原材料が同一で、賦形剤のみが異なる試作品であり、クルクミンの吸収性は同等と考えられる。
(オ)主な結果
【認知機能】 
言語記憶に関わるBuschke CLTR及び視覚記憶に関わるBVMT-R Delayの開始前と18か月後の変化率で、両群間の有意な差(又は傾向)が観察された。
【FDDNP-PETスキャン】
視床下部において高吸収型クルクミン摂取群は有意な差を示さなかったが、プラセボ摂取群は有意な結合の増加を示し、両群間でも有意な差が認められた。
これらの結果から、高吸収型クルクミンの摂取は、非認知症中高年成人に対して脳の視床下部へのアミロイドベータ、タウタンパク質の結合を抑制すること、認知機能の一部である記憶力(言語記憶、視覚記憶)の維持に役立つことが明らかとなった。
(カ)科学的根拠の質
本研究の限界として、サンプルサイズの小ささ、被験者が試験募集に応募した者の中から選ばれていることが挙げられる。しかしながら、本試験はアメリカ合衆国の臨床試験登録(Clinicaltrials.gov)に登録され、査読付き論文として高齢者精神医学の雑誌に掲載されたことから、科学的根拠の質は高いものと考えられる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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みやびのルテインプレミアム(株式会社みやび)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社みやびが消費者庁に届出た機能性表示食品【みやびのルテインプレミアム】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D514
【届出日】
2019/02/04
【届出者名】
株式会社みやび
株式会社みやびの商品一覧楽天市場
【商品名】
みやびのルテインプレミアム
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ルテイン、ゼアキサンチン
ルテインを含む商品一覧楽天市場

ゼアキサンチンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン、ゼアキサンチンの摂取は、黄斑色素密度の増加によるブルーライトなどの光のストレスの軽減、コントラスト感度(色の濃淡を判別する力)を改善させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
VDT(Visual Display Terminals)(パソコン、スマートフォン、テレビゲーム等)を使用した作業に長時間携わる方を含む、健常な男女。
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
ルテインとゼアキサンチンは緑黄色野菜に多く含まれる天然のカロテノイド色素で、どちらも食品添加物マリーゴールド色素の主な成分である。
機能性関与成分のルテインとゼアキサンチンを含む原料であるFloraGLOルテインとZeaONEゼアキサンチンは、世界各国で販売され、日本ではそれぞれ1999年、2014年より販売されている。
本品は2014年5月の発売であるが、本品と類似した配合の商品(FloraGLOルテイン配合:ルテイン25mg、ゼアキサンチン1.87mg含有)を2003年から10年以上販売した実績がある。それら商品群において、有害事象、医薬品との相互作用の報告は確認されていない。
上記、FloraGLOルテイン、ZeaONEゼアキサンチン及び本品を含むルテイン商品について、いずれもこれまでに副作用や医薬品との相互作用の報告はない。
②既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価
(食経験)
ルテインとゼアキサンチンは、米国・欧州での食事からの平均摂取量は、2.0~3.8mg/日、フィジーでは約25mg/日近くのルテインを含む量の緑黄色野菜を摂取しているという報告がある。
2005年にルテイン摂取による柑皮症発症事例の報告があるが、それ以降の新たな報告は見られない。
(安全性試験)※FloraGLOルテイン、ZeaONEゼアキサンチンについて
FloraGLOルテインは、米国政府により「一般に安全と認められる」(GRAS)食品成分と評価され、国際的にも、一生の間、毎日摂取しても健康上悪影響がないと推定される最大量は2mg/kg /日(体重70kgの成人で140mg/日相当)と評価されている。
Chrystantis社の精製ゼアキサンチン抽出物は米国でGRAS物質とみなされており、ZeaONEゼアキサンチンは製造ライセンスを取得し製造されている。
本品に含まれるルテインとゼアキサンチンは、試験管内や動物試験で安全性が評価されている。動物試験で有害な影響が認められなかった最大量から、ルテインとゼアキサンチンの、人の習慣的な摂取量の上限は、2.1mg/kg /日、0.77mg/kg /日(体重70kgの成人で147mg/日相当、54mg/日相当)である。
以上より、ルテインを25mg/日とゼアキサンチン2mg/日を含む本品は、健康な成人が適切に使用する限り、安全性に問題はないと評価した。
【摂取する上での注意事項】
食物アレルギーのある方、薬を服用したり通院中の方は、お召し上がりになる前にお医者様とご相談ください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場にて製造。・株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場(国内GMP)・株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 第二工場(国内GMP)・株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 国吉田工場(国内GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題
ルテイン・ゼアキサンチンによる眼の視覚機能の維持・改善について

目的
健康な成人において、ルテイン・ゼアキサンチンの摂取が、これらを摂取しない場合と比べて、眼の視覚機能を維持・改善するかを検証することを目的とした。

背景
ルテイン、ゼアキサンチンの摂取は、眼の視覚機能を維持・改善するために重要な役割を果たすことが報告されている。しかし、健康な成人について研究レビューはない。

レビュー対象とした研究の特性
ルテイン、ゼアキサンチンの摂取群と非摂取群に振り分けた試験結果を比較、または試験開始時と終了時を比較した研究論文を集めた。さらに、そのうち健康な成人の眼の視覚機能に関する研究4報を最終的に評価した。このうち3報は、ルテイン、ゼアキサンチンの供給会社により支援された研究であった。

主な結果
ルテイン、ゼアキサンチンの摂取により、外部から視覚情報を受け取る眼の黄斑部における色素密度の増加(黄斑色素密度の増加)が示された。さらに、ブルーライトを含む強い光を受けた状態からの回復促進(光ストレスからの回復改善)、濃淡や色の違いを見分ける能力の改善(コントラスト感度・色コントラスト感度の改善)も示された。視力表を用いて測定した視覚機能の改善傾向もあった。
なお、これらの試験中に副作用等の健康被害の報告はない。

科学的根拠の質
眼の黄斑部の黄斑色素密度の増加は、異なる評価方法でも支持される結果であり、科学的根拠の質は高いと考えられる。光ストレスからの回復改善は、摂取期間に比例して効果が増したが採択論文4報中1報での結果の為、質は中程度と考えられる。(色)コントラスト改善は2報で検証され、有意な改善を示していることから、
総体として質は高いと考えられる。
研究対象者は日本人のみでなく、アメリカ人、白人、中国人が含まれる。本品の対象者は日本人の健常者であり、民族的には多少異なるものの、特に目の使用環境や食生活などが似ている。よって日本人に外挿することは適切と考えられる。
ブルーライトなどの光ストレスの軽減、コントラスト感度の改善により目の調子を整える機能は、ルテイン、ゼアキサンチンの作用機序からの論拠として導き出されたものであり、その機能を十分に説明可能である。
研究の限界として、同デザイン、同評価での健康な日本人成人を対象とした文献が少なく、今後さらなる研究が望まれる。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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