2019年5月25日土曜日

インシップブルーベリー粒(株式会社インシップ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社インシップが消費者庁に届出た機能性表示食品【インシップ ブルーベリー粒】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D681
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
株式会社インシップ
楽天市場
株式会社インシップの商品一覧
【商品名】
インシップ ブルーベリー粒
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和することが報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品と同量のビルベリー由来アントシアニンを含む類似製品の当社既存品「ブルーベリー粒」は、2001年より全国的に通信販売を行っており、これまでに累計180万袋以上販売されているが、製品に起因する安全性上の重篤な有害事象は報告されていない。
以上のような状況から本品に使用するビルベリー由来アントシアニンは十分な食経験があり、本品の一日摂取目安量43.2mgを摂取した場合、人の健康を害する恐れはないと判断される。
【摂取する上での注意事項】
・過剰に摂取することは避け、一日摂取目安量を守ってお召し上がりください。
・原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
・乾燥剤は誤って召し上がらないでください。
・妊娠、授乳中の方は医師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
【日本タブレット株式会社第3工場・日本タブレット株式会社第4工場】国内GMP(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)認定工場で製造 【株式会社フリーランス51用宗工場・株式会社フリーランス51茂原工場】国内GMPに則った自社基準を制定し、製造施設・衛生管理等の管理運営を行なっています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
ビルベリー由来アントシアニンがピント調節機能、目の疲労感を改善する機能性に関する研究レビュー

(イ)目的
健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、ピント調節機能、目の疲労感に対する改善効果について、検証することを目的とした。

(ウ)背景
ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用され、目の機能改善効果が期待されている。しかしながら、ビルベリー由来アントシアニンがピント調節、目の疲労感を改善する効果について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
生物・医学・科学技術に関する英語及び日本語文献データベース及びハンドサーチにて検索を実施(検索日:2016年12月5日)した結果、VDT作業に従事する健常者を対象とした2報のRCT論文を抽出した。研究レビューに使用した2報の論文のうち、1報の論文著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。

(オ)主な結果
健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニン43.2mg/日(ビルベリー抽出物として120mg /日)の摂取は目のピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和する機能を有することが確認できた。また、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
英語及び日本語文献データベース及びハンドサーチを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。エビデンス全体のバイアス・リスクは低程度、非直接性はなし、不精確は中程度、非一貫性はないと評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。なお、本商品に配合されているビルベリー抽出物は1報の採用文献で使用された試験品との同等性が担保されている。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
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エーオープラスピージータブレット(株式会社マキュレ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社マキュレが消費者庁に届出た機能性表示食品【AO+PG TABLET】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D680
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
株式会社マキュレ
楽天市場
株式会社マキュレの商品一覧
【商品名】
AO+ PG TABLET(エーオープラスピージータブレット)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
楽天市場
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、膝関節の不快感を持つ方の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護に役立ち、膝関節の可動性をサポートすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
膝関節の不快感が気になる健常成人
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
本製品に含まれる機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」はサケOncorhynchus keta (Salmonidae)の鼻軟骨から酢酸溶液にて抽出して得られたものです。本製品は、2018年より日本で販売され、これまでに75,000食(1日2粒摂取)以上の販売実績があります。また、この期間において、健康被害等の報告はありません。
商品名:AO+ PG TABLET
製造・販売者:株式会社マキュレ
摂取形状:錠剤
機能性関与成分:「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」
一日当たりの摂取目安量:10 mg
製造・販売実績:累計約2,500個以上販売(2018年~2019年2月)されています。
別に、本製品の機能性関与成分については、原料供給元のグループ企業より同一の機能性関与成分を含む(一日摂取目安量当たりの含量:10mg)錠剤の商品が2011年から販売されており、2016年8月までに累計約44万個以上が製造され、この期間において健康被害等の報告はなかったと報告されています。更に、機能性関与成分の基原であるサケの鼻軟骨は、氷頭(ひず)と呼ばれ、北海道や東北地方では郷土料理(氷頭なます)として食されています。本製品には、この郷土料理と同様にサケ鼻軟骨から酢酸抽出法により得られた成分が含まれています。「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、この料理一食分に300~400mg相当含まれており、本製品中の機能性関与成分の一日当たりの摂取量の約30~40倍です。
2. 既存情報の安全性調査結果
「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の安全性に関する論文4報
・ラット90日間反復投与毒性試験 有害事象は認められなかった。
・過剰摂取試験(4週間)有害事象なし(50mg/日)
・遺伝毒性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験)遺伝子突然変異誘発能を有さない。
・長期摂取試験(12週間)有害事象なし(10mg/日)
・急性毒性試験(単回投与毒性試験)概略の致死量 約1000mg/kg以上
3. 医薬品との相互作用
医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。
4.まとめ
以上より、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」と同等の成分を含む食品は十分な食経験を有し、製造・販売実績、安全性試験結果からも安全性については、十分に評価されている成分であると判断します。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場にて、製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる関節軟骨の保護、膝関節の可動性をサポートする機能性に関する研究レビュー

【目的】
 膝関節の不快感を持つ健常者が、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンにより、その不快感が緩和されるかを検証しました。

【背景】
 関節には、特徴的な構造として、連結する骨の関節面には軟骨(関節軟骨)をもち、この軟骨により、関節の動きを可能としています。加齢等により筋力が低下すると膝関節の軟骨に負担がかかるようになり、膝関節の不快感が現れます。膝関節の不快感の顕著な指標として、物理的には関節可動域の減少、生理学的には軟骨分解・合成マーカーの変動があげられます。
 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取が関節軟骨の保護に対する影響や、膝関節の可動性に関する研究レビューはありませんでした。

【レビュー対象とした研究の特性】
 健常者(膝関節の不快感を持つ者を含む)を対象として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取による関節軟骨への影響をランダム化二重盲検試験で実施した文献を検索致しました(検索日は、2017年7月11日)。
 文献検索の結果、条件を満たす文献が2報抽出されました。

【主な結果】
 データベース検索により2報の文献が抽出されました。
 1報は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを10mg以上含有した食品を12週間摂取することにより、膝関節の可動域の改善作用を示すことが報告されていました。
 他の1報は、膝関節の不快感(日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)≧41)を一時的に持つような健常者において、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを16週間摂取(10mg/日)することにより、Ⅱ型コラーゲンの分解を減少させ、軟骨代謝の改善を介して、軟骨保護作用を示すことが報告されていました。
 以上より、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンは、「糖(糖質、糖類)」や「たんぱく質」とは異なる作用により、膝関節の不快感を緩和し、膝関節のサポートに寄与するものと考えられました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界は、抽出できた文献が2報であり、報告例が少ないことが挙げられます。また、これら2報の論文内で報告されている臨床試験はいずれもUMIN-CTRにプロトコールが事前登録され行われており、透明性の高い試験でした。更に、2報の文献は、peer review誌に発表された論文であり、プラセボとのランダム化二重盲検試験で実施され、エビデンスレベルの高い内容でした。
 結論として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを摂取した場合に、一時的な膝関節の不快感を持つ健常者に対して、関節のサポートをする機能があることに関して肯定的な科学的根拠があると判断しました。 (構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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大豆イソフラボンプラス(三生医薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


三生医薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【大豆イソフラボンプラス】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D679
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
三生医薬株式会社
楽天市場
三生医薬株式会社の商品一覧
【商品名】
大豆イソフラボンプラス
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
大豆イソフラボン
楽天市場
大豆イソフラボンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい中高年女性に適した食品です。
【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい日本人中高年女性
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
日本において、大豆は古くから食されてきたものであり、日常生活において一般の大豆食品から摂取する大豆イソフラボンによる健康被害が報告された例はない。大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品として「大豆芽茶」(フジッコ株式会社)が2001年に認可されており(許可番号第337号)、その際にヒトへの安全性試験等により十分な安全性が確認されている。「大豆芽茶」は発売後16年を経過するがその間健康被害の報告もない。また「大豆芽茶」以外にも、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品が複数許可されている。さらに、本届出品に使用している大豆胚芽抽出物(大豆イソフラボン含有)はこれまで、サプリメントを初めとする多数の健康食品に使用されているが、特に重大な健康被害の報告はない。食品安全委員会の報告(「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」2006年5月)によれば、多数の既存情報の検討の結果、安全な一日摂取目安量の上限値は70mg~75mg(アグリコンとして)であるとされ、さらに、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgであるとされた。したがって、本届出品の一日摂取目安量(大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算))はこの範囲に合致し、安全性には問題ないと考えられる。以上のことから、大豆イソフラボンを機能性関与成分とした本届出品の安全性は十分に確認されていると考える。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
妊娠中・授乳中の方、乳幼児、小児は摂取を避けてください。
食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。
イソフラボンを含む健康食品等との併用は避けてください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、バルク製造から包装工程までを行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

ア)標題
大豆イソフラボン摂取による骨吸収(破骨細胞の働きによって骨の成分が壊れること)抑制作用について
イ)目的
健常な中高年日本人女性を対象に、大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用について文献に基づく総合的な検証を目的とした。
ウ)背景
骨量は男女とも30歳半ばで最大に達し、加齢とともに減少する。骨は常に破骨細胞が古い骨の成分を壊し(骨吸収)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)という骨代謝を行っている(※)が、女性は閉経後の5~10年間に骨量の急激な減少が起こる。骨吸収には女性ホルモンが大きく関わっており、女性ホルモンの分泌が低下する閉経後女性では骨吸収が亢進する。女性ホルモンに似た作用をもつ大豆イソフラボンが骨吸収を抑制するという文献が報告されているが、被験者を日本人健常者に絞って研究結果を総合的に評価したものはなかった。
エ)レビュー対象とした研究の特性
1947年から2015年に公開された英語及び日本語の文献を対象に、2015年3月2日に検索を行った。対象文献は、健常な日本人女性を被験者としていること、用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、比較対照として大豆イソフラボンを含まない対照食を摂取させていること、骨吸収マーカーが測定されていることを条件とし、さらに研究デザインは信頼性が高いとされる無作為化コントロール比較試験(RCT)であることを条件とした。結果、10件の文献が抽出された。
オ)主な結果
10件の文献すべてにおいて、大豆イソフラボン摂取(アグリコン換算25mg/日)による骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン(DPD)量の低下、すなわち骨吸収の抑制(骨の維持)が認められた。また有害事象は認められず、安全性に問題がないことが確認された。さらに、統合可能な9報について統計学的にまとめる方法であるメタアナリシスを実施した。その結果、明らかな尿中DPDの低下が認められた。
カ)科学的根拠の質
採用した文献は全て専門家による査読を通過したものであり、研究デザインはRCTである。実験方法及び結果は共通しており、一貫性の高いものである。また出版バイアス(ネガティブな研究は公開されにくいことによる情報の偏り)は検出されなかった。よって、これらの科学的根拠の質は機能性評価に値する。文献収集は、主要なデータベースを用い、公開されている研究はほぼ網羅されたと考えられるが、未発表研究が存在する可能性は否定できず、今後の研究動向を注視していく必要がある。
※日本医師会HPより
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平成27年度届出
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サラダコスモのギャバ子大豆もやし(株式会社サラダコスモ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社サラダコスモが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)子大豆もやし】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D678
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
株式会社サラダコスモ
楽天市場
株式会社サラダコスモの商品一覧
【商品名】
GABA(ギャバ)子大豆もやし
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品を1/2袋食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分(GABA)の量の50%を摂取できます。
【想定する主な対象者】
血圧が高め(血圧が正常高値)の日本人男女(疾病に罹患している者、未成年、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品(GABA(ギャバ)子大豆もやし)は大豆もやしである。大豆もやしは、日本で平安時代より食されてきた食品である。弊社では当該製品である大豆もやしを1991年に発売し、それ以降日本全国に年間約2400t以上を販売している。当該製品は1日に食する量として平均的に1袋200g程度を年齢性別問わず幅広く、日常的な加熱調理用野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。上述の通り、食経験上から大豆もやしの安全性は高いと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社および生産工場であるサラダコスモ新潟はFSSC 22000認証を取得し、品質管理体制を構築している。当社内で品質保証部・検査課を設置しており、食中毒菌等の検査を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:最終製品「GABA(ギャバ)子大豆もやし」に含有するGABAが収縮期および拡張期血圧に及ぼす影響についての研究レビュー
目的:日本人で、正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者の成人男女が、8 週間以上 GABA を含む食品を経口摂取した場合、GABA を含まない食品と比較して血圧に違いがあるかどうかを評価した。
背景:GABAを配合した本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、本食品の血圧降下作用について検証するために、研究レビューを行った。 
レビュー対象とした研究の特性:
2018年12月11日に2018年12月11日までに発表されたRCT論文を対象にして検索を行った。最終的に評価した文献数は11報で、いずれも日本人におけるランダム化比較試験を用いた研究であり。対象者が正常高値血圧あるいはⅠ度高値血圧の成人男女としている。主要評価項目は収縮期血圧と拡張期血圧の対照(プラセボ摂取または機能性関与成分摂取前)との差とした。また、各研究における利益相反の申告はなかった。
主な結果:11報を調査対象の論文とした。全被験者に対する評価および正常高値血圧者の結果を抽出した層別解析の評価を行ったところ、収縮期・拡張期血圧がプラセボ食摂取群と比較して有意に低下していると判断した。健常者(正常高値血圧者)対象でGABAの必要最小摂取量は12.3 mg/日で、食品性状を問わず血圧低下作用をもたらすことが示された。
科学的根拠の質:
採用した論文に関して、二重盲検である、試験の脱落者による群間の参加人数に大きな差が生じていない、アウトカムとして拡張期および収縮期血圧は測定されている、との結果ではあった。しかし選択バイアスに関してランダム化、割り付けの隠蔽に関する記述が少ない報告があったため、バイアスリスクに関しては“中/疑い(-1)”とした。また、本レビューの限界として、層別解析ができない報告やⅠ度高血圧を超える者を対象とした報告、プラセボ群を設定していない報告などを除外したことで調査対象機能に関する論文報告数が減ってしまったこと、割り付け・ランダム化に関する詳細な記述が少なかったことから、個々の研究や全研究のバイアスリスクが完全に否定できないことが挙げられる。
しかし、採用した11報について、全被験者対象では11報中11報、正常高値血圧者対象の層別解析では11報中10報で肯定的な結果が得られており概ね一貫性があることからGABAの血圧降下作用に及ぼす影響はないと判断した。
(構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

メタバリアプレミアムE(富士フイルム株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


富士フイルム株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【メタバリアプレミアムEX(イーエックス)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D677
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
富士フイルム株式会社
楽天市場
富士フイルム株式会社の商品一覧
【商品名】
メタバリアプレミアムEX(イーエックス)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サラシノール,難消化性デキストリン(食物繊維),エピガロカテキンガレート,モノグルコシルルチン,フロロタンニン
楽天市場
サラシノールを含む商品一覧

難消化性デキストリン(食物繊維)を含む商品一覧

エピガロカテキンガレートを含む商品一覧

モノグルコシルルチンを含む商品一覧

フロロタンニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニンが含まれます。BMIが高めの方に適した食品です。
■本品は、食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能、また継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・ウエスト周囲径を減らすことで高めのBMIを低下させる機能があります。
■サラシノールは、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性と、継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性が報告されています。
【想定する主な対象者】
BMIが高めの方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績による評価:
富士フイルム株式会社は、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート 、モノグルコシルルチン、フロロタンニンを含有する錠剤型サプリメントを通信販売及び店頭販売しており、以下に示した実績を有する。
摂取集団:健常成人
摂取形状:錠剤
摂取方法:水と共に摂取を推奨
一日摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量:
サラシノール 1.0 ㎎/日
難消化性デキストリン(食物繊維) 800 mg /日
エピガロカテキンガレート 8.0 mg /日
モノグルコシルルチン 1.8 mg /日
フロロタンニン 4.0 mg/日
販売期間:H28年1月からH30年9月現在まで継続販売中
販売実績:約115万個 

摂取集団において、当該製品により重篤有害事象はありませんでした。よって、当該製品の安全性の評価は十分であると考えられた。

2.医薬品との相互作用
各機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を調査・確認した。
結果、サラシノールを含むサラシア抽出物、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む緑茶抽出物は医薬品との相互作用を報告されたが、当該製品は健常者を対象としており、上記の医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。また、上記医薬品を服用している消費者もいる可能性も考慮し、摂取上の注意事項欄に「医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。」と記載することによって注意を喚起する。今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新を行う。
従って、当該製品を販売することは適切であると考える。
【摂取する上での注意事項】
[240粒]・[720粒]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封時、キャップの切り口や突起部で手を傷つけない様に十分注意してください。
・開封後は、ふたをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。
[240粒・袋タイプ]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封後は、チャックをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。
[8粒]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封後は早めにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
品証薬事グループが品質管理と品質保証を総括しております。「メタバリアプレミアムEX(イーエックス)」を製造するアリメント工業株式会社の本社工場と新富士第二工場は、国内GMPとISO22000の認証を受けております。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能 (最終製品を用いた臨床試験)】
標題:高脂肪食摂取時のメタバリアプレミアムEX(イーエックス)(本品)の機能について

目的:日本人男女を対象として、本品を摂取する群と本品の機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ)を摂取する群を比較し、食後の血中中性脂肪値上昇と脂肪の吸収が抑えられるか検証する事を目的としました。

背景:空腹時中性脂肪値だけではなく、食事からの脂肪の吸収によって上昇する食後血中中性脂肪値を適切に保つことも健康を維持する上で重要であることが明らかになってきました。本品に含まれる機能性関与成分は、脂肪の吸収抑制作用が知られていたため、高脂肪食摂取時の本品の機能を検証しました。

方法:疾病に罹患していない成人男女を対象に試験しました。参加者を無作為に2群(本品、プラセボの順に摂取する群と、プラセボ、本品の順に摂取する群)に分け、本品、あるいはプラセボの摂取後に高脂肪食(40 gの脂肪を含む食事)を摂取しました。高脂肪食摂取前と摂取2、3、4、6時間後に血液中の中性脂肪値と脂肪吸収のマーカーであるレムナント様リポタンパクコレステロール(RLP-C)値を測定し、プラセボと比べ本品摂取による機能があるか確認しました。本試験における費用は、届出者が負担しました。その他特筆すべき利益相反はございません。

主な結果:運動や食事を試験期間を通じて管理した31名の解析結果から、本品摂取時はプラセボ摂取時と比較して、血液中の中性脂肪AUC(曲線下面積)値とRLP-C AUC値が有意に低下し、本品が食後血中中性脂肪値の上昇と食事由来の脂肪吸収を抑制することが明らかになりました。安全性に関する問題はありませんでした。また、試験の参加者にはBMIが高めの方も含まれており、BMIが高めの方においても本品摂取により同様の機能が得られると考えます。

科学的根拠の質:今回の試験では、疾病に罹患していない成人男女を対象に、高脂肪食を摂取した場合の本品の機能を評価しました。試験自体は、無作為に2群に分けて行い、各群が本品とプラセボの両方を摂取する方法で行ったものであり、参加者、評価者共に摂取群を確認することなく試験を完了したため、科学的根拠の質は低くない試験であると考えます。

【継続摂取によりおなかの脂肪・体重・ウエスト周囲径を減らすことで高めのBMIを低下させる機能(最終製品を用いた臨床試験)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)(本品)の継続摂取が、BMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径に対する機能について

目的:BMIが高めの男女を対象として、本品を摂取する群と本品の機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ)を摂取する群の比較により、おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径を低下させるか検証する事を目的としました。

背景:本品に含まれる機能性関与成分には、各素材単体を用いた検討によって体組成の改善作用が知られていました。今回、本品のおなかの脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径に対する機能を検証しました。

方法:BMIが高め(25以上30kg/m2未満)で健康な成人男女を対象に試験しました。参加者は、無作為に群分けされ、本品、あるいはプラセボを食前に摂取しました。おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径は試験前、試験開始4、8週間後に測定し、プラセボ摂取と比べ本品の摂取による機能があるか確認しました。本試験における費用は、届出者が負担しました。その他特筆すべき利益相反はございません。

主な結果:試験条件を満たした45名(本品摂取群:25名、プラセボ摂取群:20名)を有効性の解析対象としました。その結果、プラセボ摂取時と比較して、本品を継続的に8週間摂取することで、おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)、体重・BMI・ウエスト周囲径が有意に低下しました。また本試験で、安全性に関する問題はありませんでした。

科学的根拠の質:今回の試験では、BMIが高めで健康な成人男女を対象に、本品を継続摂取する試験を実施しました。試験自体は、無作為に群分けし行ったものであり、参加者、評価者共に摂取群を確認することなく試験を完了したため、科学的根拠の質は低くない試験であると考えます。

【サラシノールが食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性(研究レビュー)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)に含有する機能性関与成分「サラシノール」の糖の吸収抑制機能に関する研究レビュー

目的:本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる食事由来の糖の吸収抑制機能を明らかにすることを目的としました。

背景:サラシノールの糖の吸収抑制作用に関しては、国内外で文献はありましたが、疾病に罹患していない者に絞って総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:研究デザインとして、介入試験を実施した文献を採用しました。適格基準は、疾病に罹患していない者を対象とし、サラシノールを含む食品の介入研究であり、それを含まないプラセボを摂取するコントロール群との比較試験で評価されたものとしました。主要アウトカムは、糖の吸収抑制機能としました。国内外のデータベース開設の時点から2018年5月10日までに登録された研究を検索の対象としました。最終的に評価した文献数は3報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。

主な結果:抽出された文献は3報あり、サラシノールを含む食品を摂取すると、糖の吸収を抑えることがわかりました。なお、有害事象は認められませんでした。

科学的根拠の質:国内外の文献データベースを使用しましたが、未検索文献が存在する可能性もあります。さらに3報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なるため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点で後発研究により結果が大きく変更される可能性は低いと考えます。

【サラシノールを継続的に摂取することにより、腸内環境を整える機能性(研究レビュー)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)に含有する機能性関与成分「サラシノール」の整腸機能に関する研究レビュー

目的:本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる整腸機能を明らかにすることを目的としました。

背景:サラシノールを含む食品の摂取による、整腸作用に関して、個別の研究は実施されているものの、総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:研究デザインとして、介入研究(ランダム化比較試験、非ランダム化比較試験)を対象とし、2017年6月14日~15日までに登録された国内外の研究論文及び臨床報告のデータベース検索を行いました。文献の適格基準は、疾病に罹患していない者を対象とし、サラシノールを含む食品を組み入れ条件とした介入研究において、何も介入を行わない群や、当該成分の含有量が少ない食品(プラセボ)を摂取する群との比較試験で評価されたものとし、腸内環境を改善する(ビフィズス菌を増やす)機能があるかを調べました。最終的に評価した文献数は1報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。また文献の著者の一部は届出者の従業員であり、届出者は試験費用を負担していましたが、試験は第三者機関によって実施されたものでした。

主な結果:適格基準に合致した1報は、日本人を対象としたランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験でした。採用文献が1報であったため、メタ解析は実施しませんでした。文献では一日あたりサラシノール 1.0 mgを28日間摂取する事で、腸内環境を整える機能が認められました。また有害事象は確認されませんでした。

科学的根拠の質:国内外の文献データベースを使用しましたが、未検索文献が存在する可能性もあります。さらに1報という限定された研究であり、精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点で後発研究により結果が大きく変更される可能性は低いと考えます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310