2019年5月25日土曜日

サラダコスモのギャバ子大豆もやし(株式会社サラダコスモ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社サラダコスモが消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA(ギャバ)子大豆もやし】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D678
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
株式会社サラダコスモ
楽天市場
株式会社サラダコスモの商品一覧
【商品名】
GABA(ギャバ)子大豆もやし
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABAを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品を1/2袋食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分(GABA)の量の50%を摂取できます。
【想定する主な対象者】
血圧が高め(血圧が正常高値)の日本人男女(疾病に罹患している者、未成年、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品(GABA(ギャバ)子大豆もやし)は大豆もやしである。大豆もやしは、日本で平安時代より食されてきた食品である。弊社では当該製品である大豆もやしを1991年に発売し、それ以降日本全国に年間約2400t以上を販売している。当該製品は1日に食する量として平均的に1袋200g程度を年齢性別問わず幅広く、日常的な加熱調理用野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。上述の通り、食経験上から大豆もやしの安全性は高いと判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社および生産工場であるサラダコスモ新潟はFSSC 22000認証を取得し、品質管理体制を構築している。当社内で品質保証部・検査課を設置しており、食中毒菌等の検査を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

標題:最終製品「GABA(ギャバ)子大豆もやし」に含有するGABAが収縮期および拡張期血圧に及ぼす影響についての研究レビュー
目的:日本人で、正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者の成人男女が、8 週間以上 GABA を含む食品を経口摂取した場合、GABA を含まない食品と比較して血圧に違いがあるかどうかを評価した。
背景:GABAを配合した本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、本食品の血圧降下作用について検証するために、研究レビューを行った。 
レビュー対象とした研究の特性:
2018年12月11日に2018年12月11日までに発表されたRCT論文を対象にして検索を行った。最終的に評価した文献数は11報で、いずれも日本人におけるランダム化比較試験を用いた研究であり。対象者が正常高値血圧あるいはⅠ度高値血圧の成人男女としている。主要評価項目は収縮期血圧と拡張期血圧の対照(プラセボ摂取または機能性関与成分摂取前)との差とした。また、各研究における利益相反の申告はなかった。
主な結果:11報を調査対象の論文とした。全被験者に対する評価および正常高値血圧者の結果を抽出した層別解析の評価を行ったところ、収縮期・拡張期血圧がプラセボ食摂取群と比較して有意に低下していると判断した。健常者(正常高値血圧者)対象でGABAの必要最小摂取量は12.3 mg/日で、食品性状を問わず血圧低下作用をもたらすことが示された。
科学的根拠の質:
採用した論文に関して、二重盲検である、試験の脱落者による群間の参加人数に大きな差が生じていない、アウトカムとして拡張期および収縮期血圧は測定されている、との結果ではあった。しかし選択バイアスに関してランダム化、割り付けの隠蔽に関する記述が少ない報告があったため、バイアスリスクに関しては“中/疑い(-1)”とした。また、本レビューの限界として、層別解析ができない報告やⅠ度高血圧を超える者を対象とした報告、プラセボ群を設定していない報告などを除外したことで調査対象機能に関する論文報告数が減ってしまったこと、割り付け・ランダム化に関する詳細な記述が少なかったことから、個々の研究や全研究のバイアスリスクが完全に否定できないことが挙げられる。
しかし、採用した11報について、全被験者対象では11報中11報、正常高値血圧者対象の層別解析では11報中10報で肯定的な結果が得られており概ね一貫性があることからGABAの血圧降下作用に及ぼす影響はないと判断した。
(構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

メタバリアプレミアムE(富士フイルム株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


富士フイルム株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【メタバリアプレミアムEX(イーエックス)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D677
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
富士フイルム株式会社
楽天市場
富士フイルム株式会社の商品一覧
【商品名】
メタバリアプレミアムEX(イーエックス)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
サラシノール,難消化性デキストリン(食物繊維),エピガロカテキンガレート,モノグルコシルルチン,フロロタンニン
楽天市場
サラシノールを含む商品一覧

難消化性デキストリン(食物繊維)を含む商品一覧

エピガロカテキンガレートを含む商品一覧

モノグルコシルルチンを含む商品一覧

フロロタンニンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニンが含まれます。BMIが高めの方に適した食品です。
■本品は、食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能、また継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・ウエスト周囲径を減らすことで高めのBMIを低下させる機能があります。
■サラシノールは、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性と、継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性が報告されています。
【想定する主な対象者】
BMIが高めの方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.当該製品の喫食実績による評価:
富士フイルム株式会社は、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート 、モノグルコシルルチン、フロロタンニンを含有する錠剤型サプリメントを通信販売及び店頭販売しており、以下に示した実績を有する。
摂取集団:健常成人
摂取形状:錠剤
摂取方法:水と共に摂取を推奨
一日摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量:
サラシノール 1.0 ㎎/日
難消化性デキストリン(食物繊維) 800 mg /日
エピガロカテキンガレート 8.0 mg /日
モノグルコシルルチン 1.8 mg /日
フロロタンニン 4.0 mg/日
販売期間:H28年1月からH30年9月現在まで継続販売中
販売実績:約115万個 

摂取集団において、当該製品により重篤有害事象はありませんでした。よって、当該製品の安全性の評価は十分であると考えられた。

2.医薬品との相互作用
各機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を調査・確認した。
結果、サラシノールを含むサラシア抽出物、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む緑茶抽出物は医薬品との相互作用を報告されたが、当該製品は健常者を対象としており、上記の医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。また、上記医薬品を服用している消費者もいる可能性も考慮し、摂取上の注意事項欄に「医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。」と記載することによって注意を喚起する。今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新を行う。
従って、当該製品を販売することは適切であると考える。
【摂取する上での注意事項】
[240粒]・[720粒]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封時、キャップの切り口や突起部で手を傷つけない様に十分注意してください。
・開封後は、ふたをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。
[240粒・袋タイプ]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封後は、チャックをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。
[8粒]
・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。
・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。
・まれに体に合わない場合があります。その場合は、ご利用をおやめください。
・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。
・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。
・開封後は早めにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
品証薬事グループが品質管理と品質保証を総括しております。「メタバリアプレミアムEX(イーエックス)」を製造するアリメント工業株式会社の本社工場と新富士第二工場は、国内GMPとISO22000の認証を受けております。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能 (最終製品を用いた臨床試験)】
標題:高脂肪食摂取時のメタバリアプレミアムEX(イーエックス)(本品)の機能について

目的:日本人男女を対象として、本品を摂取する群と本品の機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ)を摂取する群を比較し、食後の血中中性脂肪値上昇と脂肪の吸収が抑えられるか検証する事を目的としました。

背景:空腹時中性脂肪値だけではなく、食事からの脂肪の吸収によって上昇する食後血中中性脂肪値を適切に保つことも健康を維持する上で重要であることが明らかになってきました。本品に含まれる機能性関与成分は、脂肪の吸収抑制作用が知られていたため、高脂肪食摂取時の本品の機能を検証しました。

方法:疾病に罹患していない成人男女を対象に試験しました。参加者を無作為に2群(本品、プラセボの順に摂取する群と、プラセボ、本品の順に摂取する群)に分け、本品、あるいはプラセボの摂取後に高脂肪食(40 gの脂肪を含む食事)を摂取しました。高脂肪食摂取前と摂取2、3、4、6時間後に血液中の中性脂肪値と脂肪吸収のマーカーであるレムナント様リポタンパクコレステロール(RLP-C)値を測定し、プラセボと比べ本品摂取による機能があるか確認しました。本試験における費用は、届出者が負担しました。その他特筆すべき利益相反はございません。

主な結果:運動や食事を試験期間を通じて管理した31名の解析結果から、本品摂取時はプラセボ摂取時と比較して、血液中の中性脂肪AUC(曲線下面積)値とRLP-C AUC値が有意に低下し、本品が食後血中中性脂肪値の上昇と食事由来の脂肪吸収を抑制することが明らかになりました。安全性に関する問題はありませんでした。また、試験の参加者にはBMIが高めの方も含まれており、BMIが高めの方においても本品摂取により同様の機能が得られると考えます。

科学的根拠の質:今回の試験では、疾病に罹患していない成人男女を対象に、高脂肪食を摂取した場合の本品の機能を評価しました。試験自体は、無作為に2群に分けて行い、各群が本品とプラセボの両方を摂取する方法で行ったものであり、参加者、評価者共に摂取群を確認することなく試験を完了したため、科学的根拠の質は低くない試験であると考えます。

【継続摂取によりおなかの脂肪・体重・ウエスト周囲径を減らすことで高めのBMIを低下させる機能(最終製品を用いた臨床試験)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)(本品)の継続摂取が、BMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径に対する機能について

目的:BMIが高めの男女を対象として、本品を摂取する群と本品の機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ)を摂取する群の比較により、おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径を低下させるか検証する事を目的としました。

背景:本品に含まれる機能性関与成分には、各素材単体を用いた検討によって体組成の改善作用が知られていました。今回、本品のおなかの脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径に対する機能を検証しました。

方法:BMIが高め(25以上30kg/m2未満)で健康な成人男女を対象に試験しました。参加者は、無作為に群分けされ、本品、あるいはプラセボを食前に摂取しました。おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・BMI・ウエスト周囲径は試験前、試験開始4、8週間後に測定し、プラセボ摂取と比べ本品の摂取による機能があるか確認しました。本試験における費用は、届出者が負担しました。その他特筆すべき利益相反はございません。

主な結果:試験条件を満たした45名(本品摂取群:25名、プラセボ摂取群:20名)を有効性の解析対象としました。その結果、プラセボ摂取時と比較して、本品を継続的に8週間摂取することで、おなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)、体重・BMI・ウエスト周囲径が有意に低下しました。また本試験で、安全性に関する問題はありませんでした。

科学的根拠の質:今回の試験では、BMIが高めで健康な成人男女を対象に、本品を継続摂取する試験を実施しました。試験自体は、無作為に群分けし行ったものであり、参加者、評価者共に摂取群を確認することなく試験を完了したため、科学的根拠の質は低くない試験であると考えます。

【サラシノールが食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性(研究レビュー)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)に含有する機能性関与成分「サラシノール」の糖の吸収抑制機能に関する研究レビュー

目的:本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる食事由来の糖の吸収抑制機能を明らかにすることを目的としました。

背景:サラシノールの糖の吸収抑制作用に関しては、国内外で文献はありましたが、疾病に罹患していない者に絞って総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:研究デザインとして、介入試験を実施した文献を採用しました。適格基準は、疾病に罹患していない者を対象とし、サラシノールを含む食品の介入研究であり、それを含まないプラセボを摂取するコントロール群との比較試験で評価されたものとしました。主要アウトカムは、糖の吸収抑制機能としました。国内外のデータベース開設の時点から2018年5月10日までに登録された研究を検索の対象としました。最終的に評価した文献数は3報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。

主な結果:抽出された文献は3報あり、サラシノールを含む食品を摂取すると、糖の吸収を抑えることがわかりました。なお、有害事象は認められませんでした。

科学的根拠の質:国内外の文献データベースを使用しましたが、未検索文献が存在する可能性もあります。さらに3報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なるため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点で後発研究により結果が大きく変更される可能性は低いと考えます。

【サラシノールを継続的に摂取することにより、腸内環境を整える機能性(研究レビュー)】
標題:メタバリアプレミアムEX(イーエックス)に含有する機能性関与成分「サラシノール」の整腸機能に関する研究レビュー

目的:本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる整腸機能を明らかにすることを目的としました。

背景:サラシノールを含む食品の摂取による、整腸作用に関して、個別の研究は実施されているものの、総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:研究デザインとして、介入研究(ランダム化比較試験、非ランダム化比較試験)を対象とし、2017年6月14日~15日までに登録された国内外の研究論文及び臨床報告のデータベース検索を行いました。文献の適格基準は、疾病に罹患していない者を対象とし、サラシノールを含む食品を組み入れ条件とした介入研究において、何も介入を行わない群や、当該成分の含有量が少ない食品(プラセボ)を摂取する群との比較試験で評価されたものとし、腸内環境を改善する(ビフィズス菌を増やす)機能があるかを調べました。最終的に評価した文献数は1報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。また文献の著者の一部は届出者の従業員であり、届出者は試験費用を負担していましたが、試験は第三者機関によって実施されたものでした。

主な結果:適格基準に合致した1報は、日本人を対象としたランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験でした。採用文献が1報であったため、メタ解析は実施しませんでした。文献では一日あたりサラシノール 1.0 mgを28日間摂取する事で、腸内環境を整える機能が認められました。また有害事象は確認されませんでした。

科学的根拠の質:国内外の文献データベースを使用しましたが、未検索文献が存在する可能性もあります。さらに1報という限定された研究であり、精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点で後発研究により結果が大きく変更される可能性は低いと考えます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
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平成28年度届出
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平成27年度届出
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トキワ メタテクト(常盤薬品工業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


常盤薬品工業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【トキワ メタテクト】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D676
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
常盤薬品工業株式会社
楽天市場
常盤薬品工業株式会社の商品一覧
【商品名】
トキワ メタテクト
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
DHA・EPA、サラシア由来サラシノール
楽天市場
DHAを含む商品一覧

EPAを含む商品一覧

サラシア由来サラシノールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはDHA・EPA、サラシア由来サラシノールが含まれます。
DHA・EPAには、中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。サラシア由来サラシノールには、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者・食後血糖値が気になる方(健康な成人で疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
*DHA・EPA
当該製品に使用しているDHA・EPA含有精製魚油は1990年から原料として累計で5,000トン以上の販売実績があり、サプリメントや魚肉ソーセージなどの加工食品、特定保健用食品などに使用されている。これらの製品は国内において全国規模で流通されてきたが、これまでに健康被害に関する重篤な報告は無い。また、独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品」安全性・有効性情報、被害関連情報においてDHA・EPA及び魚油について検索した結果、DHA及びEPAを原因とする被害情報は認められない。
以下、公的機関情報(1)、(2)から引用した。
・通常食品に含まれる量を経口摂取する場合、おそらく安全である。(1)
・経口摂取時、一般に3~4 g/日以下であれば耐容性が高い。(1)
・平成22 年、23 年国民健康・栄養調査の結果に基づく、n-3 系脂肪酸の日本人30~49 歳の中央値は、2.1 g/日(男性)、1.6 g/日(女性)。(2)
*サラシア由来サラシノール
当該製品は1日量としてサラシア由来サラシノールを0.2mg含むサプリメントである。当該製品に関して喫食実績はないもののそれぞれの機能性関与成分を同等量以上配合された製品においては喫食実績を有する。
また、独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品」安全性・有効性情報、被害関連情報においてサラシアについて検索した結果、当該機能性関与成分を原因とする被害情報は認められない。
以下は公的機関情報(1)、(3)から引用した。
・短期間の経口摂取はほとんどの人におそらく安全である。(1)
・経口摂取時、1,000mg/回以下であれば安全である。(1)
・血糖値を低下させる医薬品等との併用は血糖値の過度な低下を引き起こす恐れがある。(3) 
上記評価に基づき、ラベルに「抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師に相談する旨」「糖尿病治療薬を服用中の方は、医師、薬剤師に相談する旨」を表記して注意喚起を行う。
以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はなく機能性表示食品として販売することは適切であると考える。
(1)独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品」安全性情報・有効性情報
(2)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年度版)
(3)ナチュラルメディシン・データベース(健康食品・サプリメント「成分」のすべて2017)
【摂取する上での注意事項】
原材料をご確認の上、食物アレルギーが心配な方は、お召し上がりにならないでください。抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等または糖尿病治療薬を服用中の方は、医師、薬剤師に相談してください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
アリメント工業株式会社 新富士工場(国内GMP、米国GMP、ISO22000)アリメント工業株式会社 新富士第二工場(国内GMP、米国GMP、ISO22000)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

*DHA・EPAの機能性に対する評価
ア.標題:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー 

イ.目的:
誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者
何をすると I):DHA・EPAの経口摂取
何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし
どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか
研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT)

ウ.背景:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。

エ.レビュー対象とした研究の特性:
文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。

オ.主な結果:
検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。
また、群間比較において当該機能を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。
本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として300mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。

カ.科学的根拠の質:
採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。
ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

*サラシア由来サラシノールの機能性に対する評価
ア 標題
サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能に関する研究レビュー

イ 目的
サラシア由来サラシノールの摂取が、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があるか検証することを目的とした。

ウ 背景
サラシア由来サラシノールには小腸に存在するα-グルコシダーゼ活性の阻害作用が認められている。また、臨床試験によりサラシア由来サラシノールの摂取が食後血糖値の上昇をゆるやかにすることが確認されている。しかし、サラシア由来サラシノールの摂取が、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能に関しては、研究レビューが報告されていないため、研究レビューを実施した。

エ レビュー対象とした研究の特性
2015年3月9日~3月14日に、検索期間を限定せずに、検索日までの全範囲を対象に、サラシア由来サラシノールの摂取が、健常成人男女で食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能を報告した文献があるかを検索した。その結果、質の高い試験が行われた2報を評価対象とした。

オ 主な結果
採用論文2報は、健康な成人男女を対象に、1回あたりサラシア由来サラシノールを0.2mg摂取した場合の食後血糖値の上昇を評価したものであった。いずれの文献においても、プラセボと比較してサラシア由来サラシノール摂取により、炭水化物負荷後の血糖のピーク値を有意に抑制することが示された。

カ 科学的根拠の質
採用文献のうち日本人を対象とした1報は、非ランダム化クロスオーバー試験であるためバイアスリスクは低い。さらに日本人以外を対象とした1報もランダム化クロスオーバー試験であるため、バイアスリスクは低い。一方で研究の限界として、採用文献数が2報と少なく、出版バイアスの可能性も否定できないが、いずれの文献も肯定的な内容で一貫性のある結果が得られており、表示しようとする機能性を否定するものではないと判断した。
(構造化抄録)
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

快腸週間EX(アピ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アピ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【快腸週間EX(イーエックス)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



【届出番号】
D675
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
アピ株式会社
楽天市場
アピ株式会社の商品一覧
【商品名】
快腸週間EX(イーエックス)
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン
楽天市場
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシドを含む商品一覧

マンギフェリンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリンが含まれます。ゲンクワニン5- O-β-プリメベロシド、マンギフェリンには、便秘気味の方の便通を改善する機能があります。
【想定する主な対象者】
便秘気味な健康な成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の調査:
【本届出商品と同様の食品に関する評価】
 本届出商品と同様の食品として、当社から供給しているゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)を1粒当たりそれぞれ0.38 mg、6.0 mg含有したタブレットタイプのサプリメントがある。
 販売時の一日当たりの摂取目安量が3粒~6粒(機能性関与成分の含有量として、それぞれ1.1 mg~2.3 mg、18.0 mg~36.0 mg)となっており、2015年3月~2017年1月までに累計540,000粒以上(60粒入りを1本として換算すると9,000本以上、摂取粒数3粒~6粒/食として換算すると90,000~180,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績がある。本届出商品よりも機能性関与成分が1食あたり同等以上含まれているが、健康被害の報告は1件もなかった。

【本届出商品と類似する食品に関する評価】
 本届出商品と類似する食品として、当社から供給している機能性関与成分を1粒当たりそれぞれ0.22 mg、3.6 mg含有したタブレットタイプのサプリメントがある。
 販売時の一日当たりの摂取目安量が5粒(機能性関与成分の含有量として、それぞれ1.1 mg, 18.0 mg)となっており、本届出商品と同じ機能性関与成分を同等量以上含有している。この類似する食品は、2016年10月~2018年3月までに累計3,750,000粒以上(150粒入りを1本として換算すると25,000本以上、摂取粒数5粒/食として換算すると750,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績がある。健康被害の報告は1件もなかった。
 また、この類似する食品は、本届出商品と同じタブレットタイプのサプリメントであるため、消化・吸収過程に違いはなく、タブレットの製造工程については本届出商品と同一であり、機能性関与成分に影響を与えるような成分、加工工程はないことを確認している。よって、ガイドラインにある通り、類似する食品として評価することは問題ないと判断した。

②医薬品との相互作用の評価
各種データベースを調査したが、問題となるような報告はなかった。

③結論
以上の結果より、本届出商品については、一日摂取目安量を守り、適切に摂取する場合において、これまでの喫食実績に基づき安全と判断した。
【摂取する上での注意事項】
・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に摂取すると、一時的におなかがゆるくなることがありますので、1日の摂取目安量を守って下さい。
・原材料をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。
・天然由来の原料を使用しておりますので、色調等が異なる場合がございますが、品質上問題ありません。
・乳幼児の手の届かないところに保管して下さい。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出商品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)の摂取による便通改善作用について

(イ)目的
便秘傾向の成人男女において機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)により便通が改善されるかを合理的に検証した。

(ウ)背景
沈香(ジンコウ)はジンチョウゲ科ジンコウ属植物で主に東南アジアに植生し樹脂等が香や漢方薬、葉部が健康茶に利用されている。
本届出商品の機能性関与成分はジンコウ属植物の葉部より抽出される。ジンコウ葉エキス中の機能性関与成分について、動物試験において腸の蠕動運動を促進する作用と排便を促進する作用が報告されている。そこで、便秘傾向の成人男女において機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較して便通が改善されるか、総合的に評価することを目的とした。

(エ)方法
20歳以上65歳未満で便秘傾向な成人男女15名を対象に、最小化法を用いて第Ⅰ群と第Ⅱ群に割り付けを行い、前観察期間(1週間)、第1摂取期間(4週間)、休止期間(2週間)、第2摂取期間(4週間)の計11週間の試験を実施した。第Ⅰ群は、第1摂取期間にゲンクワニン5-O-β-プリメベロシドを1.1 mg、マンギフェリンを18.0 mg含む錠剤(被験試料)を摂取し、第2摂取期間にプラセボ錠を摂取させた。第Ⅱ群は、第1摂取期間にプラセボ錠を摂取し、第2摂取期間にゲンクワニン5-O-β-プリメベロシドを1.1 mg、マンギフェリンを18.0 mg含む錠剤(被験試料)を摂取した。試験の主要評価項目としては、排便日数、便の性状、便の匂い、残便感について、1週間毎に集計し、評価した。本試験費用はアピ(株)が負担し、その他特筆すべき利益相反はない。

(オ)主な結果
便秘傾向の成人男女15名に機能性関与成分(ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン)を1粒当たりそれぞれ0.28 mg、4.5 mg含有した錠剤を1日4錠またはプラセボ錠を1日4錠として4週間経口摂取させた。その結果、介入群はプラセボ群と比較して、第3周と第4週における排便日数は有意(p=0.032、p=0.046)に高値となった。また、第4週における残便感においても有意(p=0.030)に低値となり、便通改善効果がみられた。なお、機能性関与成分を含む錠剤と関連性のある有害事象は観察されなかった。

(カ)科学的根拠の質
本試験は特定保健用食品の試験方法に準拠していることから、本結果の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。本試験結果より、便秘気味な健康な成人男女が、ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド1.1 mg、マンギフェリン18.0 mgを含む錠剤を4週間継続摂取することで、便通が改善することが示された。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
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平成27年度届出
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カイテキオリゴ(株式会社北の達人コーポレーション)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社北の達人コーポレーションが消費者庁に届出た機能性表示食品【カイテキオリゴ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D674
【届出日】
2019/03/27
【届出者名】
株式会社北の達人コーポレーション
楽天市場
株式会社北の達人コーポレーションの商品一覧
【商品名】
カイテキオリゴ
GOOGLEで検索してみる!
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリン
楽天市場
ラフィノースを含む商品一覧

フラクトオリゴ糖を含む商品一覧

イソマルトオリゴ糖を含む商品一覧

α-シクロデキストリンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には、ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリンが含まれているので、便秘傾向者の便通を改善する(排便量・排便回数を増やす)機能があります。
【想定する主な対象者】
便秘傾向の健常成人(妊産婦、未成年、疾病に罹患しているものを除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
【喫食経験】
本品「カイテキオリゴ」は2016年7月29日より日本全国で販売しており、累計961,624個(2019年3月27日時点)の販売実績がある。本品に起因すると思われる重篤な健康被害情報は無い。喫食実績より、安全性に問題はないが、念のため安全性試験についての既存情報の調査を行った。
【安全性試験】
本品の機能性関与成分のうち、特定保健用食品の関与成分として安全性審査が実施されている成分(ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖)に関しては、安全性は問題無いと判断した。
ラフィノース、α-シクロデキストリンについては、「素材情報データベース」及び論文検索を実施し、摂取による悪影響の報告がないため、安全性は問題無いと判断した。
<糖類の過剰摂取について>
本品の糖質は、一日摂取目安量5gあたり1.94gである。本品の糖質が全て糖類と仮定した場合でも、日本人の食事摂取基準から換算したWHOガイドライン推奨(一日の総摂取エネルギー量の5%未満の糖類量)の約5.7~7.8%にしかならず、糖類の過剰摂取に繋がらないと判断した。
【医薬品との相互作用】
既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。
【機能性関与成分同士の相互作用】
本品に含まれる機能性関与成分同士の相互作用についての報告事例はなく、重篤な健康被害情報も見当たらない。
【結論】
上記により、本品を適切に摂取する上では安全性は問題無いと判断した。
【摂取する上での注意事項】
開封後はお早めにお召し上がりください。食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認ください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってお召し上がりください。摂り過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出製品の製造については次のGMP認定工場で製造しており、製品の生産および品質管理についてもGMPの取り組みに基づき実施されている。製造:バイホロン株式会社 大沢野工場・バイホロン株式会社 中大久保工場(ともに国内GMP、米国GMP、FSSC 22000)、三協食品工業株式会社(米国GMP)。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
オリゴ糖粉末の摂取による便通改善の評価

【目的】
便秘傾向のある成人健常者に、機能性関与成分ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリン(以下、本機能性関与成分)を含む食品(以下、本品)を摂取させることが、本機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ品)を摂取した場合と比較して、便秘傾向者の便通の改善に役立つかどうかを確認することです。

【背景】
オリゴ糖は様々な食品に応用され、整腸作用を有することが報告されています。そこで、本研究では、本機能性関与成分を含む本品の摂取が、便通に及ぼす影響を評価することとしました。

【方法】
排便回数が1 週間当たり3 回以上5 回以下の健常な便秘傾向者の成人58名を対象に、臨床試験を実施しました。試験実施期間は、前観察期間(1 週間)、第1摂取期間(2 週間)、休止期間(2 週間)、第2 摂取期間(2 週間)の合計7 週間としました。対象者を無作為に2 群に割り付け、第Ⅰ群には、第1 摂取期間に本品を、第2 摂取期間にプラセボ品を摂取させました。第Ⅱ群には、第1 摂取期間にプラセボ品を、第2 摂取期間に本品を摂取させました。なお、試験食品は1日1回1包を朝食後に水とともに摂取させ、試験期間中の排便回数、排便量を評価しました。

【主な結果】
本試験は脱落者はおらず、全員が最後まで摂取を継続しました。最終解析対象者は、休止期間後の摂取前観察時における週の排便回数3~5回に該当する22 名としました。その結果、本品摂取時は、プラセボ品摂取時と比較して、排便回数及び排便量が有意に増加しました。

【科学的根拠の質】
この試験は、信頼性が高いとされる二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験で行い、結果は査読付きの学術専門誌に掲載されています。したがって、本品の機能性は適切に評価されていると考えられます。
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機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310