2020年8月26日水曜日

肌うるおいセラミド(森永乳業株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

森永乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品肌うるおい セラミドのエビデンス



森永乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品
【肌うるおい セラミド】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
森永乳業株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F246


【届出日】

2020/07/07


【届出者名】

森永乳業株式会社
(8010401029662)
楽天市場
森永乳業株式会社


【商品名】

肌うるおい セラミド


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
グルコシルセラミド
楽天市場
グルコシルセラミド

【表示しようとする機能性】

本品にはグルコシルセラミドが含まれます。
グルコシルセラミドは肌の水分を逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能(バリア機能)を維持することが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
<喫食実績の評価>
本届出製品の喫食実績はない。

<既存情報による食経験の評価>
日本人の食事由来のグルコシルセラミド摂取量は約50 mg/日という報告や特定保健用食品での製品ごとの安全性評価など、グルコシルセラドに関して安全性を示唆する情報はあるものの、安全性を評価するには不十分であった。

<既存情報による安全性試験結果の評価>
健康な成人男女、もしくは女性のみを対象としたグルコシルセラミド経口摂取試験4報において、米、パイナップル、こんにゃく、ビートといったさまざまな基原植物から抽出されたグルコシルセラミドが原因と考えられるような有害な作用はいずれの試験中にも見られなかったことから、グルコシルセラミドは十分に安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品の製造施設はISO 9001認証を受けており、衛生管理に関してISO 22000認証を受けた工場です。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】グルコシルセラミドの経皮水分蒸散量抑制作用(バリア機能維持)の評価
目的:健康な成人を対象として、グルコシルセラミド摂取し、経皮水分蒸散量(肌から蒸散する水分量)を測定した論文を網羅的に調査することにより、経皮水分蒸散量の抑制作用を評価しました。
背景:グルコシルセラミドに皮膚の水分を保持する作用があることが近年報告されてきましたが、その効果について網羅的に評価した研究レビューは実施されていませんでした。そこで、健常成人を対象とし、グルコシルセラミドの経口摂取による肌の水分を逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能(バリア機能)についてレビューを行いました。
レビュー対象とした研究の特性:健康な成人を対象として、グルコシルセラミドを含む食品を摂取し、グルコシルセラミドを含まない食品を対照として、経皮水分蒸散量を測定している臨床試験を国内外の9つのデータベースを用いて検索しました(2017年6月まで)。8報の臨床試験が見つかりました。これらの文献のうち7報は原料を販売している企業が著者に含まれたり、被験者となっている試験でした。
主な結果:経皮水分蒸散量は、対照群と比較して、グルコシルセラミド摂取により低い値を示し、複数の研究を合わせた結果から、グルコシルセラミドが経皮水分蒸散量を抑制する作用が確認されました。
科学的根拠の質:レビューの対象とした論文はいずれも対照群と比較した試験であり、論文数は8報でした。総人数も約400人と十分な数であり、各論文の結果には一貫性があったことから、科学的根拠の質は高いと評価されました。被験者の群分け方法の記載のない論文や被験者が途中で脱落している論文があり、効果に影響を与えている可能性があります。また、効果のない論文が公表されていない可能性もあります。これらの制約はありますが、一定の科学的な根拠はあると判断しました。

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