2020年9月19日土曜日

【F358】マエダの機能性表示食品:きらりもち麦ごはんの効果とエビデンス

株式会社マエダが消費者庁に届出た機能性表示食品きらりもち麦ごはんのエビデンス(科学的根拠)



株式会社マエダが消費者庁に届出た機能性表示食品【きらりもち麦ごはん】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社マエダ
機能性表示食品検索

【届出番号】

F358


【届出日】

2020/08/07


【届出者名】

株式会社マエダ
※企業をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。


【商品名】

きらりもち麦ごはん


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
大麦由来β-グルカン
※機能性関与成分名をクリックすると、楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には大麦由来β-グルカンが含まれています。
大麦由来β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。

【想定する主な対象者】
食後の血糖値が気になる方

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品(商品名:きらりもち麦ごはん)は、機能性関与成分の大麦由来β-グルカンを1食摂取目安量当たり1.1g配合した食品です。
大麦の食経験を下記に示します。

1 大麦は、多くの国で主食とされてきた穀物です。日本には後期縄文時代に大陸より伝来し、以来国内で栽培が始まり、古代より現代に至るまで我が国においては米に次ぐ主食として広く喫食され続けてきた穀物です。

2 我が国における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の1種です。)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、
昭和26年度国内消費仕向量(純食料)1,812千トン
1人1年当たり供給量 21.4kg、1人1日当たり供給量  58.6g
昭和35年度国内消費仕向量(純食料)758千トン
1人1年当たり供給量  8.1kg、1人1日当たり供給量  22.2g
平成24年度国内消費仕向量(純食料)29千トン
1人1年当たり供給量  0.2kg、1人1日当たり供給量  0.6g
の喫食経験があります。

3 大麦中のβ-グルカン含有量については、平成26年12月に全国精麦工業協同組合連合会が行った大麦・はだか麦30点(とう精歩留60%)の第三者機関による分析の結果、平均4.1%であり、昭和26年当時、全国民平均1日当たり約2.4gのβ-グルカンを摂取していたことが推定されます。

4 法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人及び少年(男性)の1日当たりの大麦の給与量は105~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり52.5~75gの精麦を喫食していることになります。これをβ-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.2~3.1gの喫食経験があることになります。

以上により当該製品に類似する食品の喫食実績に当たると判断し食経験は十分であると判断します。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量に摂取することにより、体調によってはおなかがゆるくなることがあります。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000の認証はありません。管理体制は社内規定を設け、その体制を確実に維持します。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】


【標題】大麦由来β-グルカン摂取による食後血糖値上昇抑制に関する定性的研究レビュー
【目的】大麦由来β-グルカンの摂取が、疾病に罹患していない者に対して食後血糖値に与える影響について定性的研究レビューを実施しました。
【背景】大麦に含まれる水溶性食物繊維であるβ-グルカンは、欧州で食後血糖値上昇抑制作用が認められています。食後血糖値に与える影響について複数のメタアナリシスが報告されており、これらは全体として有効性が示されています。
【レビュー対象とした研究の特性】PubMed、JDreamⅢ、医中誌Webの3つのデータベースを用いて検索を行いました。採用した文献2報はいずれも無作為化比較試験(RCT)であり、健常な成人男女を対象としたものでありました。
【主な結果】リサーチクエスチョンに合致する2報(文献1、2)において、大麦由来β-グルカンの摂取による食後血糖値の上昇抑制効果が確認されました。文献1においては大麦由来β-グルカン1.055g摂取、文献2においては大麦由来β-グルカン4g及び8g摂取により効果を確認できました。本研究レビューの結果から1.055g/食以上の大麦由来β-グルカンの摂取は食後血糖値の上昇を抑制すると考えられました。
【科学的根拠の質】採用した文献2報はバイアスリスクが中程度あったものの、いずれも無作為化比較試験(RCT)であり、査読付きの文献であるため科学的根拠の質は高いものと判断しました。

(構造化抄録)

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