2021年12月22日水曜日

【G833】株式会社トライ・インターナショナル:サラシアパワーの効果とエビデンス

株式会社トライ・インターナショナルSalacia power(サラシアパワー)の効果とエビデンス(科学的根拠)


平成27年・28年・29年・30年・31年・令和元年・2年・3年度の届出一覧

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
G833
2021/11/04
株式会社トライ・インターナショナル
(9040001011471)
Salacia power(サラシアパワー)
加工食品(サプリメント形状)
サラシア由来サラシノール

過去からの製品一覧

株式会社トライ・インターナショナル
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サラシア由来サラシノールの機能性表示食品 株式会社トライ・インターナショナルの機能性表示食品

参考
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには糖の吸収を穏やかにし、食後血糖値の上昇を緩やかにする機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
糖質の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにしたい健常成人(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
サラシア由来サラシノールは、インド、タイ、インドネシアなど熱帯地域に広く分布するつる性のサラシア属(Salacia)植物に含まれる。これらの地域では、サラシア属植物の根や幹の熱水抽出物が食後の血糖値を調節する食材として伝統的に利用されてきた。

本品は1日の摂取目安目安量あたりサラシア由来サラシノールを0.6mg(食事1回あたり0.2mg)を配合した商品であり、本品としての流通実績はないが、サラシア由来サラシノールを同等以上含む商品は、原料メーカーにおいても2005年以降10年間、累計210,000個以上の日本全国広域での販売実績があり、発売からこれまでにサラシア由来サラシノールに起因すると考えられる安全性状の重篤な有害事象は報告されていない。

既存のデータベースを検索した結果、単回摂取でサラシア抽出物1,000mgまで安全との報告があり、届出商品のサラシア由来サラシノールの1日摂取目安量は0.6mgであることから、安全性は高いと考えられます。また、医薬品と相互作用に関する報告は確認されなかったが、サラシア由来サラシノールには食後血糖値の上昇を緩やかにする機能性が報告されているため、糖尿病の薬と本品を併用した場合に理論上考えられる相互作用として、低血糖を引き起こす可能性が懸念される。そのため商品裏面に「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と明確に注意喚起を行っている。

以上のことから本品の安全性は十分であると判断した。


【摂取する上での注意事項】
・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・1日の摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
HACCPを取り入れた株式会社ヤマサンにて、徹底した製造、品質管理を行い商品を製造している。
国内GMP取得の株式会社ナルミヤ厚木工場で、GMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
●標題:サラシア由来サラシノールの食後血統値の上昇を抑制する機能に関する研究レビュー

●目的:罹患していない者において、サラシア由来サラシノール(以下サラシノール)の食後血糖値上昇抑制作用をサラシノールを含まない対照食品(プレセボ)群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的としました。

●背景:サラシノールは、腸の糖類分解酵素であるαーグルコシターゼの働きを阻害することが分かっています。サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を緩やかにする機能については、サラシア属植物普及協会(以下協会)機能性ワーキンググループが2015年3月に作成した研究レビューで評価されていますが、その後新しく実施された臨床実験が報告されたことから、研究レビューを最新の情報をもとに更新する必要がありました。

●レビューを対象とした研究の特性:複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいはあるいは、情報搭載時から検索日までを対象とし、2018年7月6日~11日に検索を行いました。予め設定した基準に合った論文は2編あり、いずれも事実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較実験)でした。採用された論文2編の研究の内、1件は協会会員企業の出資によるもので。もう1件は協会会員企業が会員となる以前に出資して実施されたものでした。

●主な結果:採用された論文2編はいずれも空腹時血糖値が正常値または、境界域(126mg/dl未満)の疾病に罹患していない日本人(18歳未満の者、妊産婦、授乳婦は除く)対象とした研究で、糖質を含む食事1回あたりサラシノールとして、0.03~0.5mgを摂取したとき、食後血糖値や、食事からの糖の吸収量を示す食後血糖の血中濃度曲線下面積(AUC 0-120min)がプラセボと比較して減少していました。尚、サラシノールに起因すると考えられる健康被害はありませんでした。

●科学的根拠の質:採用された論文2編は、いずれもサラシノールを含む製品の販売企業が主宰した試験であり、真の結果と異なる方向に導かれる要因(バイアス)が生じた可能性があります。また、参加者が少ない、試験の事前登録がされていない、群分け方法の記載がないなど、バイアスを高めてしまう事項も少しありました。しかし、研究レビューの目的に対して、いずれの研究も肯定的で、一貫した結果が得られており、バイアスも基準以下であったことから、今後の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えられます。

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