2019年12月8日日曜日

32種類の発芽ギャバ雑穀米(ベストアメニティ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ベストアメニティ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
32種類の発芽GABA雑穀米
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


ベストアメニティ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品32種類の発芽GABA雑穀米の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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ベストアメニティ株式会社
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【届出番号】
E484
【届出日】
2019/10/18
【届出者名】
ベストアメニティ株式会社
(5290001049821)
楽天市場
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【商品名】
32種類の発芽GABA雑穀米
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれています。GABAには血圧が高めの方に適した機能のあることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常な範囲で血圧が高めの方(血圧が高めの健常人)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量当たり20mg配合した加工食品である。

GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100g当たりGABAが20~50mg含まれている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(一日摂取目安量当たりのGABA配合量10~80mg)について、適切に摂取される場合には安全性について問題がないとの判断がなされている。

当該製品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、一日摂取目安量当たりのGABA配合量120mg)をはじめとして、一日摂取目安量当たりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されており、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと当該製品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した当該製品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製造所は健康食品GMP(JIHFS)とHACCP(TQCSI)を取得しており、これらの製造管理及び衛生管理体制に基づき製造を行っています。ただし、当該製品自体はGMP及びHACCPの届出食品ではありません。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】GABAの、血圧が高めの方の血圧を低下させる効果(血圧低下効果)についてのシステマティックレビュー(研究を中立的立場から精査・検証すること)

【目的】血圧が正常または血圧が高めの人およびⅠ度高血圧者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかを検証することを目的とした。

【背景】GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、本食品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビュー行った。

【レビュー対象とした研究の特性】2018年7月4日に、2018年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が正常または血圧が高めの人およびⅠ度高血圧者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の形の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は14報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。

【主な結果】血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価された。どちらの指標でもGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。正常な血圧の人のみを対象にした場合は正常な血圧を維持し、血圧が高めの健常者のみを対象にした場合も1日当たり12.3mg以上の摂取で有意な血圧低下効果が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日当たり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。
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12月7日更新分

快糖茶+(株式会社マッチバンク)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社マッチバンク
が消費者庁に届出た機能性表示食品
快糖茶+
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



株式会社マッチバンク
が消費者庁に届出た機能性表示食品快糖茶+の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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株式会社マッチバンク
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【届出番号】
E483
【届出日】
2019/10/17
【届出者名】
株式会社マッチバンク
(9120001194192)
楽天市場
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【商品名】
快糖茶+
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑え、食後に上がる中性脂肪や血糖値を抑える機能が報告されています。食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。また、お腹の調子を整える機能があることも報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人で、食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方、お腹の調子が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
本品は、難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを含む粉末飲料である。
難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分として数多くの商品で使用実績がある。データベースを用いた調査の結果、本品と同程度の難消化性デキストリンを含む粉末飲料が特定保健用食品として複数許可されており、最初の許可は1998年5月であった。
本品に用いている難消化性デキストリンもこれらと同等と考えられることから、食経験は十分にあると判断した。
また、難消化性デキストリンを過剰摂取した場合には、下痢を誘発することが知られているため、本品の摂取する上での注意事項として「摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」等とパッケージ上に注意喚起することとする。

2.医薬品との相互作用
データベースを用いた調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

3.まとめ
以上より、本品と同程度の難消化性デキストリンを含む粉末飲料の安全性に問題はないと考えられる。本品は、難消化性デキストリン以外には、本品の配合量において安全性に問題ないと考えられる原材料から構成されるため、適切に摂取するうえで安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●ISO22000:認証取得[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク●作業エリアは、倉庫等とは区画を分けており、意図しない製品の汚損等が発生しない様にしている。作業エリアに入室する際は、入室手順があり、製品の汚損や毛髪等の異物混入防止のため作業着もしくはエプロン及びヘアキャップ、手袋を着用して作業に当たっている。また手指の消毒用アルコールを常備し、作業員の衛生管理に努めている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【A:食後の血中中性脂肪の上昇に与える影響】
1.標題
難消化性デキストリンの摂取が食後の血中中性脂肪に及ぼす影響の評価

2.目的
成人男女または健常者において、食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制するか検証することを目的とした。

3.背景
食事時における難消化性デキストリンの経口摂取が、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
成人男女における難消化性デキストリンの経口摂取が食後の血中中性脂肪の上昇に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査した結果、6研究を評価対象とした。なお、全ての研究は男女を対象としたものであり、筆頭著者は日本人であった。

5.主な結果
6研究はいずれも単回摂取試験で、対象者数は12~100例であった。摂取された難消化性デキストリンは5研究において食物繊維として5 gであった。
6研究のうち、食後血中中性脂肪曲面下面積(AUC)の測定値の記載があった4研究をメタアナリシス実施対象の研究とし、以下の2種類のメタアナリシスを実施した(うち1研究は、2つの摂取量が設定されていた)。
① この4研究についてメタアナリシスを実施した結果、難消化性デキストリン摂取により、食後血中中性脂肪AUCの有意な低下作用が認められた。
② さらに、健常者を対象とした2研究のみでメタアナリシスを実施した。その結果、食後血中中性脂肪AUCの低下を示したものの統計的に有意ではなかった。しかしながら、この結果は被験者数が少ないことに起因するものであり、健常者における難消化性デキストリンの効果を否定するものではないと考えられた。したがって、難消化性デキストリンによる食後血中中性脂肪上昇抑制作用は、健常者においても発揮されると考えられる。
なお、メタアナリシスで出版バイアス※は検出されなかった。
 ※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
難消化性デキストリン(食物繊維として)は5 g/日を食事と共に摂取することにより、食後の血中中性脂肪値上昇が抑制されることが示唆された。ただし、本研究には以下の限界も存在する。
・出版バイアスは検出されず、信頼性の高いヒト試験であったが、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。
・すべて単回摂取試験であるため、継続摂取した際の影響は不明であり、安全性については検証できない。

【B:食後の血糖値の上昇に与える影響】
1.標題
難消化性デキストリンの摂取が食後の血糖値に及ぼす影響の評価

2.目的
成人男女または健常者において、食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、食後の血糖値の上昇を抑制するか検証することを目的とした。

3.背景
食事時における難消化性デキストリンの経口摂取が、食後の血糖値の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常者における難消化性デキストリンの経口摂取が食後血糖値の上昇に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を対象として、絞り込み検索を行った。内容を精査した結果、22研究を評価対象とした。なお、19研究は日本で実施されたことが明記されており、1研究は女性のみを対象としていた。

5.主な結果
22研究中19研究が肯定的、3研究が否定的であった。ただし、否定的結果であった3研究についてはバイアスが高かったことから、この3研究の否定的論文が19研究の肯定的論文のエビデンスを覆す程の頑強性はないと判断した。以上のことから、難消化性デキストリンの食後血糖値推移のエビデンス相対評価は「強い」と判断した。
なお、難消化性デキストリン(食物繊維として)の摂取量は、肯定的な研究にて4.0~8.6 g/単回摂取で有効性を示し、5.0 gで効果を示した研究が多かった。

6.科学的根拠の質
難消化性デキストリン(食物繊維として)は5 g/日を食事と共に摂取することにより、食後の血糖値上昇が抑制されることが示唆された。ただし、多くの研究が難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gの摂取であったため、より低用量における効果についての検討が今後望まれる。

【C:便通に及ぼす影響】
1.標題
難消化性デキストリンの摂取が便通に及ぼす影響の評価

2.目的
健常成人(便秘傾向者を含む)において、難消化性デキストリンを摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、便通を改善するか検証することを目的とした。

3.背景
難消化性デキストリンの経口摂取が、便通を改善するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(便秘傾向者を含む)における難消化性デキストリンの経口摂取が便通に及ぼす影響をプラセボと比較した研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査した結果、15研究を評価対象とした。なお、15研究は全て日本で実施されたことが明記されていた。

5.主な結果
各研究における難消化性デキストリンの摂取量は食物繊維として4.2g/日~10g/日、摂取期間は7日間~20日間であった。排便回数は11報でプラセボとの比較において有意な改善が認められ(摂取量は食物繊維として4.2g/日~10g/日)、排便量は9報でプラセボとの比較において有意な改善が認められた(摂取量は食物繊維として4.8g/日~10g/日)。したがって、難消化性デキストリンを摂取することで、便通を改善すると考えられる。

6.科学的根拠の質
難消化性デキストリンを摂取することにより、便通を改善することが示唆された。ただし、本研究には以下の限界も存在する。
・全ての研究計画は事前登録されておらず、出版バイアス※が存在する可能性が否定できない。
・採用論文中の記載内容に不十分な点があり、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。
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12月7日更新分

ボコス(アピ株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品


アピ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
ボコス
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



アピ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品ボコスの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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アピ株式会社
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【届出番号】
E482
【届出日】
2019/10/17
【届出者名】
アピ株式会社
(7200001000245)
楽天市場
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【商品名】
ボコス
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【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
酢酸
楽天市場
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【表示しようとする機能性】
本品には酢酸が含まれます。酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
一般健常者のうち、特に肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【既存情報を用いた評価】
・酢酸は食品として摂取する場合、安全上問題はないと考えられる。
・酢酸は高濃度のものを摂取すると、中毒を起こす恐れがあるため注意が必要であり、高濃度の酢酸摂取事例として、30%酢酸を約100ml摂取した際の有害事例が報告されているが、本届出食品は1 日摂取目安量30 mL 当たり、機能性関与成分として酢酸を750 mg 含有した飲料であり、これを6 倍希釈して飲用する(酢酸の濃度としては、0.42%)食品であることから高濃度摂取となることはなく、また、過剰摂取となる可能性も低いと考える。

【既存情報による安全性試験の評価】
健常者へ1日当たり750mgの酢酸を14週間摂取させた試験1)や、1日当たり4500mgの酢酸を摂取させた試験2)などが報告されているが、いずれも有害事象は認められなかった。

【医薬品との相互作用について】
酢酸の医薬品との相互作用について、既存情報によると、“食品、医薬品との相互作用は知られていない。”と記載されている一方、同じく酢酸を含有する、りんご酢についてはカリウム濃度の低下に起因する医薬品との相互作用を生じる可能性が記載されている。しかし、1日当たり1500mgあるいは4500mgの酢酸を摂取した試験2)において、カリウム濃度の正常値からの逸脱は認められなかったとの報告があることから、過剰に摂取しなければ医薬品との相互作用が生じる可能性は低いと考えられる。

以上のことから、本届出食品の機能性関与成分の酢酸の安全性は十分であると判断した。

1)伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生, vol.49, No.5, 267-278, 2005
2)岸幹也ら、「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」日本臨床栄養学会雑誌, vol.27, No.3, 313-320, 2006

【摂取する上での注意事項】
空腹時での摂取は刺激を強く感じることがあります。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品を製造している工場は、国内の健康補助食品GMP認定工場で、予め定められた適正な製造基準に従って製造しています。GMPとは、「適性製造規範 (Good Manufacturing Practice) 」の略で、医薬品のGMPを参考に制定されたものです。本制度に適合した工場では、以下の様な徹底した製造管理・品質管理により製品を製造しています。・使用する原料のチェックを毎回行っています。・製品毎に決められた製造方法、条件により製造されています。・製造した結果は必ず記録書として残し、賞味期限内保管しています。・製造工程中には製品毎に決められた項目のチェックを行い、最終製品においては製造ロット毎に予め決められた品質項目について分析し異常の有無を確認し品質規格を外れた製品は排除しています。・製造した製品はロット毎に、品質分析結果と製造記録を確認し、どちらも問題ない場合にのみ出荷されます。・以上の製造を異物混入や腐敗などが発生しない様に、設備環境としても作業者に対しても厳密な衛生管理体制で行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
酢酸の内臓脂肪を低下する作用に関する研究レビュー

(イ)目的
 酢酸をヒトに摂取させた試験の論文を網羅的な文献検索により収集し、プラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)から、肥満気味の健常な成人男女において内臓脂肪が減少されたか否かを合理的に検証することを目的とした。

(ウ)背景
 酢酸は食酢(穀物酢と果実酢を含む醸造酢および合成酢を含む)の主成分であり、化学構造的にはカルボン酸(少なくともカルボキシ基[-COOH]を1つ以上有する有機酸)であり、広く一般食品から摂取されている。酢は健康に良いイメージがあるものの、酢酸の有効性に関する情報は限られている。
このような背景を踏まえ、酢酸の内臓脂肪を低下する作用について、酢酸を摂取することにより肥満気味の健常な成人男女の内臓脂肪が減少するか検証するため、研究レビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
検索の条件と除外の条件を定めて、2018年7月10日にJDreamIIIなど日本語と英語の検索サイト5種において、肥満気味健常な成人男女の臨床試験文献を対象に検索を実施したところ、評価水準に合致した対象文献は1報であり、その有効性評価は無作為化比較試験(RCT)で、全て日本人を対象とした試験であった。

(オ)主な結果
 RCT論文1報の概要を示す。

① 無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、肥満気味の25歳から60歳までの健常な日本人男女(試験計画の除外基準に該当しなかった者)175名を対象として3群に分け、酢酸を0(プラセボ)、750および1500 mg含む被験飲料を1日当たり1本、12週間摂取させた。試験前観察期間中3名および試験期間中に11名の計14名が試験を辞退し、6名がX線条件(CTスキャン)からの逸脱のため除外され、残りの155名(BMI:25以上30未満)が試験を完了し解析された。
内臓脂肪面積(VFA)は、酢酸の12週間の摂取により、低用量群(750 mg/日)、高用量群(1500 mg/日)とも摂取前と比較して減少し、その変化量(後値-前値)はプラセボ群(試験期間中ほとんど変わらない)と比較して有意(低用量群:p<0.05、高用量群:p<0.01)に減少した。この結果から、酢酸750および1500 mg/日を12週間継続することにより内臓脂肪面積が減少することが示された。

尚、酢酸を含む試験食品に関連した有害事象は認められなかった。

(カ)科学的根拠の質
 レビューレベルの限界に関しては、レビュー対象となった論文は1報であり、出版バイアスの可能性は否定できない。また、エビデンスの程度も幅が見られたことなどから、今後相反する報告が発表されるなどによって、エビデンスの評価が変わる可能性があり、継続的に情報を収集することが求められる。
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12月7日更新分

ディアナチュラゴールド松樹皮由来ポリフェノール(アサヒグループ食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


アサヒグループ食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
ディアナチュラゴールド 松樹皮由来ポリフェノール
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報



アサヒグループ食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品ディアナチュラゴールド 松樹皮由来ポリフェノールの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
アサヒグループ食品株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E481
【届出日】
2019/10/16
【届出者名】
アサヒグループ食品株式会社
(2010601048204)
楽天市場
アサヒグループ食品株式会社の人気商品
【商品名】
ディアナチュラゴールド 松樹皮由来ポリフェノール
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【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)
楽天市場
松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)の人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品には松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)が含まれます。松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)には、悪玉(LDL)コレステロールが正常域で高めの方の悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
悪玉(LDL)コレステロールが正常域で高めの方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
下記(ア)~(ウ)の評価結果より、本品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられる。
(ア)喫食実績による食経験の評価
 機能性関与成分である松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)を本品と同量(2.46mg/日)含む類似食品「フラバンジェノール」(富士フィルム株式会社、2018年8月20日から販売)、「伊右衛門プラス コレステロール対策」(サントリー食品インターナショナル株式会社、2019年3月27日から販売)が機能性表示食品として販売されている。しかし、販売期間が短いこと、販売数が不明なことから、食経験は不十分とした。
(イ)既存情報を用いた安全性試験の評価
 既存データベースを検索した結果、以下の報告があった。松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)の原料である松樹皮抽出物は50~450mg/日の摂取で安全性に問題がないと評価されており、松樹皮由来プロシアニジン量として1.45mg~22.5mg/日の摂取は安全性に問題がないと考えられる。本品の機能性関与成分である松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)の一日当たりの摂取目安量は2.46mgであり、安全性に問題がないと評価された範囲内である。よって、疾病に罹患してない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)が本品を適切に摂取する限りにおいては、安全性に問題はなく、評価は十分であると判断した。
(ウ)医薬品との相互作用
 既存のデータベースにおいて、作用機序から推測される免疫抑制薬、糖尿病治療薬との相互作用の可能性についての報告があったが、症例報告はなかった。また、本品は疾病に罹患してない者を対象とした食品である。従って、本品を販売することは問題ないと考えられた。

【摂取する上での注意事項】
・一日摂取目安量を守ってください。
・小児の手の届かないところにおいてください。
・天然由来の原料を使用しているため、斑点や色むらが見られる場合がありますが、品質に問題ありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造所である株式会社東洋新薬 鳥栖工場及びアサヒグループ食品株式会社 茨城工場は国内GMP認定を取得しており、それぞれのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

(ア)標題
 機能性関与成分松樹皮由来プロシアニジンの摂取によるLDLコレステロール(以下、LDL-C)低下に関する研究レビュー
(イ)目的
 「LDL-Cが140mg/dL未満の健常成人に、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)を摂取させると、プラセボ摂取と比較して、LDL-Cが低下するか」の検証を目的として、ランダム化比較試験(以下、RCT)を対象に、定性的研究レビューを実施した。
(ウ)背景
 松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)には、病者(LDL-Cが140mg/dL以上の者)を含む被験者を対象としたLDL-C低下作用が報告されているが、LDL-C140mg/dL未満の健常成人を対象とした研究レビューはない。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
 日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、LDL-C140mg/dL未満の健常成人を対象に、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)摂取によるLDL-C低下作用を調べたRCTを検索した。
(オ)主な結果
 検索の結果、採用文献は1報であった。20歳以上65歳未満の日本人のLDL-Cが140mg/dL未満の健常成人男女37名を対象とした解析において、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)を2.46mg/日含む錠剤又はプラセボ錠剤(松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)を含まない錠剤)を12週間摂取させた。その結果、摂取12週間後の松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)摂取群のLDL-Cが、プラセボ摂取群と比べて、有意に低い値であった。従って、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)2.46mg/日を12週間以上摂取することにより、LDL-Cが低下することが示された。
(カ)科学的根拠の質
 採用文献は問題となるバイアスリスクはなく、質の高い文献であった。また、採用文献の被験食品と本品の食品形態はいずれも錠剤であり、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)含有原料も同一である。従って、本研究レビューの結果は、本品の表示しようとする機能性の科学的根拠になると判断した。ただし、本研究レビューの限界として採用文献が1報であることがあり、今後さらなる研究が必要と考えられる。
(構造化抄録)
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12月7日更新分

青魚バランスケアEPA+DHA(ビーエイチエヌ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ビーエイチエヌ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
青魚バランスケア EPA(イーピーエー)+(プラス)DHA(ディーエイチエー)
の対象者・安全性・注意事項・製造工場情報


ビーエイチエヌ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品青魚バランスケア EPA(イーピーエー)+(プラス)DHA(ディーエイチエー)の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
ビーエイチエヌ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】
E480
【届出日】
2019/10/16
【届出者名】
ビーエイチエヌ株式会社
(9010001066691)
楽天市場
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【商品名】
青魚バランスケア EPA(イーピーエー)+(プラス)DHA(ディーエイチエー)
機能性表示食品検索


【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
EPA・DHA
楽天市場
EPAの人気商品

DHAの人気商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはEPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには、加齢に伴い低下する健康な中高齢者の認知機能の一部である記憶力(言葉や見たものを思い出す力)を維持する機能が報告されています。また、EPA・DHAには健康な成人の血中の中性脂肪値を低下させる機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な中高齢者

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①既存情報を用いた食経験及び安全性の評価
本届出商品の機能性関与成分であるEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)は主に魚に多く含まれるn-3系脂肪酸であり、古くから食されてきた実績があります。厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査結果」によると、n-3系脂肪酸の平均摂取量は、20歳以上において男性2.46g/日、女性2.09g/日と記載されています。
各公的機関のデータベースを調査した結果、EPA・DHA及び魚油について、それらを原因とする健常者への重篤な被害報告はありませんでした。また、EPA・DHAは5g /日以下の追加補給であれば、安全性の懸念はないと報告されています。本届出商品は一日摂取目安量あたりEPA:630mg、DHA:270mg(合計900mg)になるよう設計されていることから、一日摂取目安量を守り適切に使用すれば安全性に問題はないと判断しました。
②医薬品との相互作用について
ワルファリンなどの抗血栓薬と併用すると、血液凝固作用を抑制し、紫斑や出血を起こす可能性が高まることや、高血圧治療薬と併用すると、血圧が下がりすぎるおそれがあること等が報告されています。
 しかし、本届出商品は上記医薬品を服用していない健康な中高齢者を対象にしており、また、「抗血液凝固薬、高血圧治療薬を服用の方は医師または薬剤師にご相談ください。」と注意喚起を記載しているため、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。

【摂取する上での注意事項】
・抗血液凝固薬、高血圧治療薬を服用の方は医師または薬剤師にご相談ください。
・一日摂取目安量を守り、飲みすぎないようご注意ください。
・原材料を参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。
・乾燥剤が入っていますので、誤って召し上がらないようご注意ください。
・天然由来の原材料を使用しているため色や風味に違いが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出商品は、内容物の製造から充填・包装工程までを一貫して公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場で製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

<記憶力の維持機能>
【標題】
EPA・DHAによる認知機能の一部である記憶力の維持に関する研究レビュー
【目的】
 健康な中高齢者がEPA・DHAを摂取することにより、認知機能の一部である記憶力が維持されるかを検証した。
【背景】
 高齢化が急速に進む現在の日本において、加齢に伴う認知機能の低下は大きな問題となっている。認知機能の低下には、特に食生活の面からは栄養成分の摂取が影響していると言われている。魚に含まれる成分であるEPA・DHAの摂取は認知機能の維持に有効ではないかと報告されている。
しかし、これらの報告の多くは、疾病に罹患した者を対象としており、疾病に罹患していない者におけるEPA・DHAの認知機能の維持に関するヒト試験を網羅的に検証した研究レビューは少ない。そこで、我々は、本研究レビューを実施し、EPA・DHAの認知機能の一部である記憶力に関する機能性を評価した。
【レビュー対象とした研究の特性】
 健康な中高齢者を対象として、外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験を対象に、EPA・DHAの有効性を検討している試験報告を調べた。なお、軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment, 以下「MCI」)の者については、日常生活動作や全般的な認知機能は正常であり、その定義上も認知症ではないとされているため、健常人として取り扱うこととした。また、認知機能検査に用いられるMini Mental State Examination(MMSE)のスコアについては、23点以下が認知症疑いとされているため、スコアが23点より大きい者を本研究レビューの対象とした。
【主な結果】
 データベース検索により69報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ7報が採用文献となった。
 採用した7報中4報がEPA・DHAの摂取により「言語性記憶」や「視覚性記憶」に関する機能に肯定的な効果を認めた。また、効果を認めた一日あたりのEPA・DHAの摂取量は900~2,550 mgであった。
以上のことから、一日あたりEPA・DHAを900 mg以上摂取することにより、認知機能の一部である記憶力を維持する機能性を発揮すると考えられた。
 本品は一日あたりの摂取目安量中にEPA・DHAを900 mg含んでおり、認知機能の一部である記憶力の維持が期待できると判断した。

【科学的根拠の質】
 本研究における結果の限界としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないことが挙げられる。しかし、複数の研究報告でEPA・DHAの摂取により認知機能が維持されるということが支持されているので、科学的根拠は十分であると判断した。

<血中の中性脂肪値低下機能>
【標題】
EPA・DHAによる血中の中性脂肪値の低下に関する研究レビュー
【目的】
健康な成人がEPA・DHAを摂取することにより、血中の中性脂肪値が低下するかを検証した。
【背景】
 EPA・DHAは魚介類に多く含まれている成分であり、日本人は諸外国に比べ摂取量が多いとされてきた。しかしながら、近年の食生活の欧米化に伴い魚介類の摂取量が低下していることが国民健康・栄養調査等においても報告されている。EPA・DHAを含む製品は、サプリメント形態、その他加工食品形態で世界各国において販売されている。日本国内においても特定保健用食品や様々な食品形態で長年販売されてきた安全な成分であり、血中の中性脂肪値の低下等、多くの機能を有することが報告されている。
しかし、これらの報告の多くは、疾病に罹患した者を対象としており、疾病に罹患していない者におけるEPA・DHAの血中の中性脂肪値の低下に関するヒト試験を網羅的に検証した研究レビューは少ない。そこで、我々は、本研究レビューを実施し、EPA・DHAの血中の中性脂肪値低下に関する機能性を評価した。
【レビュー対象とした研究の特性】
健康な成人を対象として、外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験を対象に、EPA・DHAの有効性を検討している試験報告を調べた。
【主な結果】
 データベース検索により166報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ3報が採用文献となった。
 3報のうち2報でEPA・DHAの経口摂取により血中の中性脂肪値の低下機能の有効性が報告されていた。有効性を示していた論文におけるEPA・DHAの最小摂取量は、594.3 mgであった。
以上のことから、一日あたりEPA・DHAを595 mg以上摂取することにより、血中の中性脂肪値を低下する機能性を発揮すると考えられた。
 本品は一日あたりの摂取目安量中にEPA・DHAを900 mg含んでおり、血中の中性脂肪値の低下機能が期待できると判断した。

【科学的根拠の質】
 本研究における結果の限界としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないことが挙げられる。しかし、複数の研究報告でEPA・DHAの摂取により血中の中性脂肪値が低下するということが支持されているので、科学的根拠は十分であると判断した。
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