2020年3月25日水曜日

おだやか糖質習慣(三井製糖株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


三井製糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品おだやか糖質習慣の機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


三井製糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品おだやか糖質習慣のエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 おだやか糖質習慣の表示しようとする機能性

#2 おだやか糖質習慣をおすすめする対象者

#3 おだやか糖質習慣を摂取する上での注意事項

#4 おだやか糖質習慣の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 おだやか糖質習慣のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
三井製糖株式会社
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【届出番号】

E728

【届出日】

2020/02/13

【届出者名】

三井製糖株式会社
(1010001034929)
楽天市場
三井製糖株式会社

【商品名】

おだやか糖質習慣


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
パラチノース
楽天市場
パラチノース


【表示しようとする機能性】

本品にはパラチノースが含まれます。

パラチノースは一般的な糖と比較して吸収速度が遅く、摂取後の血糖値の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。


【想定する主な対象者】

健常成人


【安全性の評価方法】

安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

当該製品の機能性関与成分であるパラチノースは、1985年から日本国内で流通しており、様々な食品の原材料として利用されていますが、健康被害の報告はありません。しかし、当該製品の喫食実績による食経験の評価においては情報が不足しているため、安全性試験結果によって安全性の評価をしました。
 機能性関与成分であるパラチノースは急性毒性試験、13週および26 週間の連続摂取試験、胚毒性・催奇形性試験、変異原性試験が実施されていますが、いずれも有害事象は確認されていません。また臨床試験(ヒト試験)については、1日50gの1週間連続摂取試験、79g溶液(25%濃度)の単回摂取試験、25-80gの単回摂取試験、200gの単回摂取試験、および20gの12週間の連続摂取試験が実施されていますが、いずれも有害事象は確認されておりません。
 当該製品には機能性関与成分以外の原材料は使用されておらず、機能性関与成分の安全性試験結果が当該製品の安全性評価として適用できるため、以上より当該製品の安全性に問題はないと評価しました。


【摂取する上での注意事項】

多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。

糖類の過剰摂取をさけるため、一日摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

製造所であるアピ株式会社池田工場・ネクストステージ工場はいずれも国内GMP及び都道府県等HACCPに基づき当該製品を製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


【標題】
 「おだやか糖質習慣」における機能性関与成分パラチノースによる血糖値上昇抑制効果に関する研究レビュー

【目的】
 本研究の目的は、健常者を対象にパラチノースを摂取した場合、プラセボを摂取した場合と比較して血糖値上昇が抑制されるかを評価するため、研究レビューを実施しました。

【背景】
 食後に血糖値が大きく上昇する、いわゆる「血糖値スパイク」は血管に大きなダメージを与えることが知られています。こうした血糖値スパイクを防ぐためには、血糖値が上昇しにくい食品、血糖値の上昇を抑える効果を有する食品を摂取するなど、普段の食事のコントロールが有益であることが重要であり、日頃から血糖値の過度な上昇を抑制することは健康の維持・増進に寄与するものであると考えられます。
 パラチノースは血糖値上昇抑制効果を有することが報告されています。パラチノースは、砂糖と同様の良質の甘味質を持つ天然の二糖類であり、小腸内で完全に消化吸収されるため下痢や腹部膨満感を引き起こしません。しかし、個々の研究を総合的に評価した研究レビューはなかったため、パラチノースの摂取は、プラセボの摂取と比較して血糖値の上昇を抑制するかを定性的研究レビューにおいて検証しました。

【レビュー対象とした研究の特性】
 文献検索データベース(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ、UMIN-CTR)を用いて国内外の文献を検索し、パラチノースの血糖値上昇抑制効果について適格基準に従って健常者を対象としたランダム化並行群間比較試験又はランダム化クロスオーバー試験の査読付き原著論文を選定しました。

【主な結果】
 採用されたランダム化クロスオーバー試験4報の文献全てにおいて、パラチノースの摂取は、プラセボと比較して摂取後の血糖値の有意な低下が認めらました。また、そのうちの1報において7.35g以上の摂取が有効であることが示唆されました。したがって、当該製品の科学的根拠の質は十分であると判断しました。また、いずれの文献でも有害事象の報告はありませんでした。

【科学的根拠の質】
 採用された文献4報のバイアスリスクを検討した結果、パラチノースの食後血糖値上昇抑制効果に関するエビデンスの強さは中程度であると判断しました。4報のうち1報においてバイアスリスクが中程度存在していること、出版バイアスの可能性が否定できないこと、本研究レビューで採用された文献及び被験者数が限られていることから、今後の研究報告の蓄積と継続した検証が必要と考えられます。

2020年3月24日火曜日

摩擦音ケアにひざ年齢タブレット(ゼライス株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ゼライス株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品摩擦音ケアにひざ年齢タブレットの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


ゼライス株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品摩擦音ケアにひざ年齢タブレットのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 摩擦音ケアにひざ年齢タブレットの表示しようとする機能性

#2 摩擦音ケアにひざ年齢タブレットをおすすめする対象者

#3 摩擦音ケアにひざ年齢タブレットを摂取する上での注意事項

#4 摩擦音ケアにひざ年齢タブレットの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 摩擦音ケアにひざ年齢タブレットのエビデンス(科学的根拠)


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ゼライス株式会社
機能性表示食品検索


【届出番号】

E727

【届出日】

2020/02/13

【届出者名】

ゼライス株式会社
(3370601002529)
楽天市場
ゼライス株式会社

【商品名】

摩擦音ケアにひざ年齢タブレット


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
コラーゲントリペプチド(GPHyp)
楽天市場
コラーゲントリペプチド(GPHyp)


【表示しようとする機能性】

本品にはコラーゲントリペプチド(GPHyp)が含まれます。

コラーゲントリペプチド(GPHyp)には、日常生活で生じる膝関節の違和感(摩擦音)を緩和する機能があることが報告されています。

ただし、一過性でない膝関節の違和感(摩擦音)が続いたり、あるいは膝関節に他の異常があったりする場合は医師の診察をお勧めします。


【想定する主な対象者】

日常生活で生じるひざ関節の違和感(摩擦音)が気になる人


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

【食経験の評価】
当該製品の機能性関与成分の一日摂取目安量は130mgである。
この量は、自社製品「コラーゲン・トリペプチド」の一日摂取目安量当たりのGPHyp量と同じである。 
自社製品「コラーゲン・トリペプチド」は2004 年に発売を開始し、以降約15年間でおよそ980 万食分(1 食は機能性関与成分として130mg)を販売しており2019年4月時点までに、重大・重篤な健康被害は報告されていない。
当該製品は「コラーゲン・トリペプチド」と同じ基本的製造工程、同じ原材料ゼラチン、および同じ分解に用いる酵素を使用して製造されたものであるため、当該製品は介入に使われたCTP-pigと定量的、定性的に同等であり、機能性関与成分であるコラーゲントリペプチド(GPHyp)も同等に含んでいる。また、論文ではCTP-pigを液体に溶かして摂取しており、当該製品はタブレット形状で摂取するという食品性状の違いはあるが、体内での吸収過程において差はないと考えられる。以上の結果から、一日摂取目安量を摂取した場合でも人の健康を害する恐れはないと判断した。

【医薬品との相互作用】
データベースおよび文献等の調査結果、現時点で「コラーゲン」、「コラーゲンペプチド」、「コラーゲントリペプチド(GPHyp)」と医薬品の相互作用に関する報告は確認されていない。


【摂取する上での注意事項】

食物アレルギーのある方は、原材料をご参照の上、召し上がらないでください。

本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

一日の摂取目安量をお守りください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本製品を製造委託している工場は、国内GMP認定工場であり、適正な製造基準に従って本商品を製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


1.標題
コラーゲントリペプチド(GPHyp)による膝関節の違和感緩和に関する定性的システマティックレビュー
2.目的
「健常者が、Gly-Pro-Hypの配列を持つコラーゲン由来のトリペプチド(以降コラーゲントリペプチド(GPHyp)と表記する)を摂取すると、膝関節の違和感は緩和されるのか」を検証する。
3.背景
動物試験の結果から膝への効果が期待されるコラーゲントリペプチド(GPHyp)だが、健常人での効果に着目した研究レビューはまだない。
4.レビュー対象とした論文の特性
「医中誌」「JDreamIII」「PubMed」「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。対象(P)が健常な成人であり、介入(I)がコラーゲントリペプチド(GPHyp)を含む食品、対照(C)がプラセボ食品、無介入群または介入前値、アウトカム(O)として膝関節の違和感を評価している論文を収集した。
5.結果
1 報の論文を採用した。この 1 報は日本で実施されたものであり、コラーゲン加水分解物(CTP-pig)を、一日当たり 2 g または 4 g 摂取させ、膝関節の違和感を評価した二重盲検並行群間比較試験であった。なお、機能性関与成分であるコラーゲントリペプチド(GPHyp)の摂取量は、それぞれ 65 mg、130 mgであった。これを 10 週間摂取させ膝関節の違和感を評価しており、医師の所見に基づく変形、水腫、可動域の制限、圧痛、摩擦音、不安定さおよび自覚症状を点数化するJKOMスコアを主要評価項目としていた。2 名が自己都合により脱落したため、最終的に 64 名(CTP-pig 2 g群 22 名、CTP-pig 4 g群 21 名、対照群 21 名)のデータが解析された。 5 週後、10 週後において、CTP-pig 4 g 群の摩擦音は、対照群と比較して有意に改善していた(p<0.05)。有害事象の報告はなかった。
6.科学的根拠の質
採用論文は1報であるが、この論文は二重盲検RCT試験であり信頼性の高いデザインであること、PPS解析であることを除けばバイアス・リスクが充分低く論文の質は高いこと、また対象が日本人であり、外挿性の問題もないことから、機能性の評価のための科学的根拠の質は充分であると考える。
7.結論
本研究レビューにより、健常な成人がコラーゲントリペプチド(GPHyp)を一日当たり 130 mg摂取することで、膝関節の違和感(摩擦音)が緩和されることが明らかになった。

おやすみサプリ(株式会社日本予防医学研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社日本予防医学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品おやすみサプリの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


株式会社日本予防医学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品おやすみサプリのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 おやすみサプリの表示しようとする機能性

#2 おやすみサプリをおすすめする対象者

#3 おやすみサプリを摂取する上での注意事項

#4 おやすみサプリの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 おやすみサプリのエビデンス(科学的根拠)


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株式会社日本予防医学研究所
機能性表示食品検索


【届出番号】

E726

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

株式会社日本予防医学研究所
(5080001004137)
楽天市場
株式会社日本予防医学研究所

【商品名】

おやすみサプリ


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
楽天市場
ラフマ由来ヒペロシド

ラフマ由来イソクエルシトリン


【表示しようとする機能性】

本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。

ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。


【想定する主な対象者】

睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者


【安全性の評価方法】

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

下記の(ア)、(イ)及び(ウ)の情報により機能性関与成分のラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを一日摂取目安量 2 mg(各成分 1 mgずつ、合計 2 mg)で配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。

(ア)喫食実績による食経験の評価
本届出商品は機能性関与成分であるラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、機能性関与成分)を合計 2 mg(各成分 1 mgずつ)配合した錠剤である。
機能性関与成分を一日当たり合計 2 mg(各成分 1 mgずつ)配合した商品A(錠剤)は2004年から販売を開始し、1箱に60日分入った商品が現在までに累計3万個以上販売されている。また、同様に機能性関与成分を一日当たり合計 2 mg(各成分 1 mgずつ)配合した商品B(錠剤)は2006年から販売を開始し、1箱に20日分入った商品が現在までに累計6万個以上販売されている。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。

(イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価
ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は 500 mLであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として一日 30 mg(各成分 15 mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計 2 mgの15倍に相当)
「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン各 45 mg/日ずつ、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。
また、本届出商品に使用されるラフマ抽出物を用いたヒト試験(健常人30名を対象とした12週間摂取、健常人17名を対象とした8日間摂取)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。
(ウ)医薬品との相互作用に関する評価
既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。


【摂取する上での注意事項】

●食物アレルギーのある方、薬を服用したり通院中の方は、お召し上がりになる前にお医者様とご相談ください。

●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。

また、GMPに従った生産、製造及び品質管理に加えて、ISO/IEC 17025:2005認定試験所(株式会社日本予防医学研究所 分析センター)にて放射性物質濃度の確認を実施。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


(ア)標題
「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」

(イ)目的
成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各 1 mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。

(ウ)背景
ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。

(オ)主な結果
睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各 1 mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。

(カ)科学的根拠の質
未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。

以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各 1 mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。

カロリレス(株式会社オーガランド)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社オーガランドが消費者庁に届出た機能性表示食品カロリレスの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


株式会社オーガランドが消費者庁に届出た機能性表示食品カロリレスのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 カロリレスの表示しようとする機能性

#2 カロリレスをおすすめする対象者

#3 カロリレスを摂取する上での注意事項

#4 カロリレスの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 カロリレスのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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株式会社オーガランド
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【届出番号】

E725

【届出日】

2020/02/12

【届出者名】

株式会社オーガランド
(9340001008280)
楽天市場
株式会社オーガランド

【商品名】

カロリレス


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
セイタカミロバラン果実由来没食子酸
楽天市場
セイタカミロバラン果実由来没食子酸


【表示しようとする機能性】

本品には、セイタカミロバラン果実由来没食子酸が含まれます。

セイタカミロバラン果実由来没食子酸には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑える機能が報告されています。

食後の中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。


【想定する主な対象者】

健常成人で、食後の中性脂肪や血糖値が気になる方


【安全性の評価方法】

既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

1 食経験の評価
本品の機能性関与成分を含む原材料は、ターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)果実の水抽出物である。ターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)果実は、インド伝統医学アーユルヴェーダで単独使用や調合物トリファラに配合し粉末を水で煮出す等で摂取されている。没食子酸は国内で食品添加物(既存添加物)として食品に用いられている。

2 安全性試験に関する評価
米国ハーブ製品協会監修「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」で、ターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)果実の安全性は「適切に使用する限り安全に摂取することができるハーブ」に分類される。また、厚生労働省の報告書では、没食子酸は「ヒトの健康に対して有害影響を及ぼすような毒性はないと考えられた」と結論づけられている。
文献調査でターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)果実の水抽出物の安全性試験の報告があり、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
本品の機能性関与成分を含む原材料で下記安全性試験が実施され、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
・ラット急性・亜急性や遺伝毒性(細菌・ほ乳類培養細胞・げっ歯類)試験
・ヒト12週長期摂取や4週過剰摂取試験(本品の機能性関与成分として、順に79.6 mg/日、398 mg/日)
よって「ターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)抽出物」の安全性評価は十分と考えられる。

3 医薬品との相互作用
2次情報で、ターミナリアベリリカ(セイタカミロバラン)果実の医薬品との相互作用について懸念となる情報は認められなかった。ただし、文献調査を行った結果、没食子酸が鉄の吸収に影響を及ぼす可能性が否定できなかったため、(3)のとおり摂取をする上での注意事項を表示することとした。
(3)の注意喚起により、本品の利用者に対して注意を促し、本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。

4 まとめ
本品の機能性関与成分を含む原材料は、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられた。他の原材料は本品の配合量で安全性に問題ないと考えられ、本品の機能性関与成分を含む原材料の評価結果を本品に外挿できると考えられる。
よって本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。


【摂取する上での注意事項】

●開封後は、お早めにお召し上がりください。また、品質保持のため、チャックをしっかり閉めた状態で保存してください。

●衛生上、ぬれた手ではふれないでください。

●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。また、体調や体質によりまれに合わない場合がございます。その場合は利用を中止してください。

●乳幼児の手の届かないところに置いてください。

●妊娠・授乳中の方、妊娠の可能性のある方は摂取しないでください。

●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。

●本品は天産物を使用しておりますので、収穫時期などにより色・風味のばらつきがございますが、品質に問題はありません。

●原料由来の斑点や色ムラが見られることがございますが、品質に問題はありません。

●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

●鉄の吸収を阻害する可能性がありますので、貧血のお薬を服用している方はご注意ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。

[製造所1]
株式会社東洋新薬 鳥栖工場
●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)
●ISO22000:認証取得

[製造所2]
株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク
●GMP:認証取得 (日健栄協GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


【A: 脂肪の吸収に及ぼす影響】
1 標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の脂肪の吸収に及ぼす影響

2 目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。

3 背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)は、食後血中中性脂肪の上昇を抑えることが報告されており、この報告の評価指標であった食後血中中性脂肪AUCは脂肪の吸収量を反映する指標とされている。
これまで、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の脂肪の吸収を抑える機能についての研究レビューは見当たらないことから、食後血中中性脂肪AUCを指標として脂肪の吸収を抑える機能について検証することとした。
※AUC(曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている

4 レビュー対象とした研究の特性
健常成人(空腹時中性脂肪150mg/dL未満)または中性脂肪がやや高め(空腹時中性脂肪150mg/dL以上200mg/dL未満)の方を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)摂取による脂肪の吸収への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5 主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、高脂肪食(ラード・バター入りコーンクリームポタージュ及びプレーンベーグル)摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)20.8 mg/回または31.4 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、高脂肪食摂取後の血中中性脂肪変化量AUCの有意な抑制が認められた。

6 科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)20.8 mg/回の摂取が、食事の脂肪の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用論文中の記載内容に不十分な点があったことに加え、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。

【B: 糖の吸収に及ぼす影響】
1.標題
ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の糖の吸収に及ぼす影響

2.目的
健常成人におけるターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の摂取が、プラセボ(偽薬)と比較して、食事の糖の吸収を抑える機能を有するかを検証することを目的とした。

3.背景
ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)は、食後血糖値の上昇を抑えることが報告されており、この報告の評価指標であった食後血糖AUCは糖の吸収量を反映する指標とされている。
これまで、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)の糖の吸収を抑える機能についての研究レビューは見当たらないことから、食後血糖AUCを指標として糖の吸収を抑える機能について検証することとした。
※AUC(曲線下面積):吸収量を反映する指標として知られている

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)摂取による糖の吸収への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は1報となった。

5.主な結果
採用論文は1報のみであったが、無作為化二重盲検プラセボ対照試験という信頼性の高い研究であった。
健常成人男女を対象とし、米飯食摂取前にターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実由来没食子酸)20.8 mg/回を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、食後血糖変化量AUCの有意な抑制が認められた。

6.科学的根拠の質
健常成人において、ターミナリアベリリカ由来没食子酸(セイタカミロバラン果実
由来没食子酸)20.8 mg/回の摂取が、食事の糖の吸収を抑える機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、出版されていない未公表研究がある可能性も否定できないことから、情報の偏りがある疑いは否定できない。また、採用論文が1報のみであったため、今後の研究の注視が必要である。