2020年7月14日火曜日

ビフィズス菌すっきりプレーン味(カゴメ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

カゴメ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ビフィズス菌すっきりプレーン味のエビデンス



カゴメ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ビフィズス菌すっきりプレーン味】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


この情報だけは確認することをおすすめします。

"ビフィズス菌すっきりプレーン味"の表示しようとする機能性


"ビフィズス菌すっきりプレーン味"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"ビフィズス菌すっきりプレーン味"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
カゴメ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F105


【届出日】

2020/05/22


【届出者名】

カゴメ株式会社
(2180001035109)
楽天市場
カゴメ株式会社


【商品名】

ビフィズス菌すっきりプレーン味


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌 BB-12 (B. animalis)
楽天市場
ビフィズス菌 BB-12 (B. animalis)

【表示しようとする機能性】

本品にはビフィズス菌BB-12(B. animalis)が含まれます。
ビフィズス菌BB-12(B. animalis)は、生きて腸まで届くことで腸内環境を改善し(善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やし、悪玉菌を減らす)、便通を改善する機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常な成人の方で腸内環境を整え、お通じを改善したい方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
今回届出を行う商品(以下、本商品)は、1日摂取目安量(100 ml)に機能性関与成分としてビフィズス菌 BB-12 (B. animalis) (以下、BB-12株)を10億個含む商品である。本商品と内容物が同一の当社商品は2017年から販売しており、重篤な健康被害は発生していないものの、十分な喫食実績はない。そこで、機能性関与成分であるBB-12株の喫食実績による食経験を評価した。
調査の結果、機能性関与成分であるBB-12株は、1985年から世界中の人たちに、ヨーグルトやサプリメントといった形状で摂取されていた。また、1日あたり9億から40億個以上含有している特定保健用食品も販売されており、日本国内でも幅広い年代層に摂取されているが、重篤な健康被害は発生していない。以上から、BB-12株は安全であると判断した。
本商品の機能性関与成分であるBB-12株は原料メーカーから入手しており、上述したBB-12株と同一である。また、本商品は今までBB-12株が摂取されてきた形状の1つであること、BB-12株の含量も既存の特定保健用食品と同等量であることから、当該商品の安全性にも問題がないものと判断した。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品の製造施設であるカゴメ株式会社小牧工場ではFSSC22000の認証を取得しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
ビフィズス菌 BB-12 (B. animalis) (以下、BB-12株)の整腸作用についての評価

【目的】
病気でない方を対象として、BB-12株を含む食品を摂ることが、BB-12株を含まない食品を摂った時や何も摂らなかった時と比較して、整腸作用を示すか否かを調べることを目的とした。

【背景】
BB-12株は、高い酸耐性能を持ちヨーグルト中でも高い生存率を示すこと、生きて腸まで届くことが確認されていることから、整腸作用をはじめとした機能性研究が盛んに行われているビフィズス菌である。この整腸作用について、出来るだけ多くの文献データベースを用いて文献を探索し、統計学的な手法を用いて検証することとした。

【レビュー対象とした研究の特性】
BB-12株の摂取が、対照食品の摂取と比較して整腸作用(便通改善作用および腸内環境改善作用)を示すかを検証した研究を、国内外の20のデータベースを使用して探索した。対象者は疾病に罹患していない方とし、BB-12株を含む食品の摂取が、BB-12株を含まない食品の摂取や何も摂取しない時と比較して、排便頻度(排便日数、排便回数)や、糞便中のビフィズス菌占有率、ビフィズス菌数、乳酸菌数、レシチナーゼ陽性クロストリジウム菌数に影響を与えるかを検証した。また、論文として報告されている研究の妥当性と信頼性を評価した。

【主な結果】
網羅的な文献調査によって抽出された8編の研究論文を用いて、統計学的な解析方法であるメタ分析を行ったところ、BB-12株の摂取は排便日数および排便回数を有意に増加させること、糞便中のビフィズス菌占有率を有意に上昇させること、糞便中のビフィズス菌数および乳酸菌数を有意に増加させることが明らかになった。またメタ分析を行えなかった糞便中のレシチナーゼ陽性クロストリジウム菌数も、定性的な評価からBB-12株の摂取で減少することが明らかになった。各試験でのBB-12株の摂取量及び摂取期間を踏まえ、1日に10億個のBB-12株を2週間摂取することで、健康な人の便通や腸内環境を改善することが考えられた。

【科学的根拠の質】
全体を通して、解析に使用した研究は概ね信頼できるものであった。複数の論文から得られた結果の違いは低~中程度であり、BB-12株摂取による整腸作用の情報の一貫性は項目によって異なるものの、総じて改善する方向への変化が認められた。但し本調査には、対象となった個々の研究論文において、参加者の選定時にバイアスがなかったかどうかを厳密には評価できない、また論文化されていない試験がある等の研究の限界もあった。

ひざのみかた(株式会社リフレ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社リフレが消費者庁に届出た機能性表示食品ひざのみかたのエビデンス




株式会社リフレ
が消費者庁に届出た機能性表示食品【ひざのみかた】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"ひざのみかた"の表示しようとする機能性


"ひざのみかた"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"ひざのみかた"のエビデンス(科学的根拠)


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株式会社リフレ
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【届出番号】

F104


【届出日】

2020/05/22


【届出者名】

株式会社リフレ
(3030001041855)
楽天市場
株式会社リフレ


【商品名】

ひざのみかた


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン
楽天市場
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン

【表示しようとする機能性】

本品に含まれるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンは、ひざ関節に違和感のある健常な中高年の立ち上がる・長く歩く・階段の昇り降り等のひざの曲げ伸ばしの改善をサポートする機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
ひざ関節に違和感のある健常な中高年

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品株式会社により製造され、2015年12月~2018年11月までに3.5トン販売されているが、重篤な副作用の報告はない。

・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料を被験品として、毒性、遺伝子突然変異誘発性の有無を調べるため、細菌を用いた復帰突然変異試験、ラットを用いた単回経口投与毒性試験、ラットを用いた反復投与経口毒性試験を実施したところ、何れの試験においても有害性は確認されなかった。

・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とし、12週間摂取させたヒト臨床試験において、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査の結果、重篤な有害事象は発生しなかった。

・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験において、問診、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査、自覚症状、他覚症状の評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。

以上より当該製品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
原材料を参照の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


公益財団法人日本健康・栄養食品協会よりGMP認証を受けている3工場にて、所定の基準に基づき生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー

目的・背景:プロテオグリカン又は非変性Ⅱ型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。

レビュー対象とした研究の特性:検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。

主な結果:学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。

科学的根拠の質:研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。

イヌリーナ(フジ日本精糖株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

フジ日本精糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品イヌリーナのエビデンス




フジ日本精糖株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品【イヌリーナ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


この情報だけは確認することをおすすめします。

"イヌリーナ"の表示しようとする機能性


"イヌリーナ"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"イヌリーナ"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
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※全届出リスト(要アクセス)
フジ日本精糖株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F103


【届出日】

2020/05/22


【届出者名】

フジ日本精糖株式会社
(5010001034982)
楽天市場
フジ日本精糖株式会社


【商品名】

イヌリーナ


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
イヌリン
楽天市場
イヌリン

【表示しようとする機能性】

本品にはイヌリンが含まれています。
イヌリンは善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善しおなかの調子を整えること、血中中性脂肪を下げること、食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることが報告されています。
本品は腸内環境を改善したい方、お通じを改善しおなかの調子を整えたい方、中性脂肪が気になる方、食後の血糖値が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
お通じを改善しおなかの調子を整えたい方、腸内環境を改善したい方、中性脂肪が気になる方、食後の血糖値が気になる方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①既存情報を用いた安全性試験の評価
国立健康・栄養研究所等のデータベースでイヌリンの8~14 g/日及び40 g/日までの摂取は問題ないと評価されている。さらに、いくつかの臨床試験から総合して、70 g/日までのイヌリン摂取においても問題がないと評価されている。このことから、当該製品を一日摂取目安量摂取した場合、人の健康を害するおそれはないと判断できる。

②イヌリンのアレルギーに関する評価
国立健康・栄養研究所等のデータベースでイヌリンのアレルギー性に関する記載があり、イヌリン製品中に残存する原料由来のタンパク質の関与が示唆されているが、当該製品の原料であるイヌリン(製品名:Fuji FF)は、アレルゲンフリーである砂糖から製造しており、製造工程中にアレルゲンになるような原料は使用していないことから、当該製品では報告されているようなアレルギー反応は起こらないと判断できる。

③医薬品との相互作用に関する評価
国立健康・栄養研究所のデータベースにおいて、イヌリン摂取によってカルシウムの吸収が促進されることを示唆している。カルシウムは、保険適応となる薬剤などがあり、厚生労働省の食事摂取基準で耐用上限量が定められている。このことから、イヌリンの摂取によりカルシウムの吸収が促進されることで、カルシウムの過剰摂取につながる可能性を検討したが、耐容上限量を上回るカルシウムの吸収量増加は起こらないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があるので一日摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


当該製品は国内GMPを取得した工場で製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【イヌリンの整腸作用について】
①標題
イヌリンの整腸作用に関する研究レビュー(定性評価ならびにメタアナリシス)

②目的
イヌリンを含む食品を健康成人が摂取することにより、ビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整え、排便回数、排便量を増やすことでお通じを改善しおなかの調子を整える整腸作用を有するかについて明らかにすることを目的とした。

③背景
イヌリン摂取による整腸作用は多くの研究で検討されている。しかし、それらを総体的に評価した研究レビューは行われていない。

④レビュー対象とした研究の特性
健康成人(妊産婦、授乳婦は除く。便通回数の少ない者は含む)が、イヌリンを含む食品を摂取した時の糞便中ビフィズス菌数、排便回数および排便量について、プラセボ食品を摂取した時と比較した研究文献を網羅的に集めた。日本語および英語文献データベースを用いて、2019年1月22日に対象期間を設定せず文献を検索した。データベースから得た文献の内容を精査し、対象となる文献18報が抽出された。それぞれの研究結果をアウトカム別に統合し、定性的ならびにメタアナリシスにて評価した。

⑤主な結果
「糞便中ビフィズス菌数」に関する定性評価では13報中9報で有意な増加を認め、肯定的な試験数が否定的な試験数を上回っていた。8報を対象としてメタアナリシスを行ったところ、有意に増加することが示された。「排便回数」を検討した11報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。「排便量」を検討した8報の結果を統合したところ、イヌリンを含む食品の摂取により有意な増加が認められた。

⑥科学的根拠の質
抽出された論文を、「Minds 診療ガイドライン作成マニュアル」に従い文献の質を確認したところ、割り付けの隠蔵についての記載がない、男性または女性に限定した試験など認めたが、大きな問題は認めず、バイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、イヌリンの腸内フローラならびに便通改善作用には科学的根拠があると判断した。


【イヌリンの血中中性脂肪を下げる機能について】
①標題
イヌリンの血中中性脂肪低下作用に関する研究レビュー(定性的レビュー)

②目的
「イヌリンを含む食品を、疾病に罹患していない者または血中中性脂肪値がやや高めの者が摂取することにより、血中中性脂肪値を下げるか」を明らかにすることを目的とした。

③背景
イヌリンは自然界に広く分布しており、穀物、野菜、果物などに多く含まれることが知られている。イヌリンの生理機能性に関しては、様々な報告があり、血中中性脂肪低下作用についても多数、論文化されている。研究成果全体をまとめたレビューに関しては、イヌリンの血中中性脂肪低下作用について、15報の文献を対象にメタ解析が実施され、血中中性脂肪値の有意な減少が報告されている(Brighenti F., J Nutr. 2007 Nov;137(11 Suppl):2552S-2556S)。しかしながら、このメタ解析では疾病に罹患している者を対象とした試験などが含まれており、機能性を表示するための研究レビューとしては適格ではないと判断し、新たに研究レビューを実施した。

④レビュー対象とした研究の特性
『PubMed』『CENTRAL』『医中誌』をデータベースとして用い文献検索を2017年2月に実施した。検索対象期間は制限せず、言語は英語および日本語とし、対象集団は疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)または血中中性脂肪値がやや高め(血中中性脂肪値150~199 mg/dL)の者とし、イヌリンを含む食品の摂取による血中中性脂肪値の変化を検討した介入試験を対象にして、研究レビューを実施した。加えて正常血中中性脂肪値を示す被験者のみを対象に試験を実施した文献を別途定性評価した。なお、成人の基準が国によって異なるため、成人か未成年者の判断は実施国における成人の基準に則ることとし、採用の可否を判断した。

⑤主な結果
抽出された6報の文献を用いて定性的レビューを行った結果、6報中4報の論文が肯定的であった。その際のイヌリン摂取量は8.1~17.6 g/日であった。また正常な血中中性脂肪値を示す被験者のみを対象とした文献は6報中4報で、そのうち2報で有意な血中中性脂肪低下作用を示したが、その他の2報では血中中性脂肪値の低下は認められなかった。更に、低下作用の認められた2報の論文においても、その低下度は小さく、正常範囲内に維持されていた。このことより、正常血中中性脂肪値を示す者がイヌリンを摂食した場合、血中中性脂肪値は正常範囲内に維持されるものと判断された。

⑥科学的根拠の質
研究デザインの質を評価したところ、6報中4報は研究の質が最も高いレベル(バイアスリスクが低い)と判断した。研究の限界に関して、評価した6文献はいずれも外国人を対象としていることから、日本人への外挿性が懸念されたが、日本人の糖尿病患者を対象にイヌリンを摂取させた試験においても、本研究レビュー結果とほぼ同様な結果が認められることより、日本人への外挿性については問題ないと考えられた。これらのことから、本研究レビューの科学的根拠の質は確保されていると判断した。以上、本研究レビューの結果から、イヌリンの血中中性脂肪低下作用には科学的根拠があると判断した。


【イヌリンの食後血糖の上昇を抑える機能について】
①標題
イヌリンの食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー(定性的レビュー)

②目的
「イヌリンを含む食品を、疾病に罹患していない者または空腹時血糖値が境界型の者が摂取することにより、食後血糖値の上昇をゆるやかにするか」を明らかにすることを目的とした。

③背景
イヌリンは自然界に広く分布しており、穀物、野菜、果物などに多く含まれることが知られている。イヌリンの生理機能性に関しては、様々な報告があり、単回経口摂取による食後血糖値の上昇抑制作用についても多数、論文化されている。しかしながら、イヌリンの当該効果に関するシステマティックレビューの報告は確認できなかった。そこで、今回「イヌリンを含む食品を疾病に罹患していない者または空腹時血糖値が境界型の者が単回経口摂取することにより食後血糖値の上昇をゆるやかにするか」を明らかにすることを目的とした研究レビューを実施した。

④レビュー対象とした研究の特性
『PubMed』『CENTRAL』『医中誌』をデータベースとして用い文献検索を2017年1月に実施した。検索対象期間は制限せず、言語は英語および日本語とし、対象集団は疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)または空腹時血糖値が境界型(空腹時血糖値110~125 mg/dL)の者とし、イヌリンを含む食品の単回経口摂取による食後血糖値の上昇抑制作用を検討した介入試験を対象にして、研究レビューを実施した。

⑤主な結果
抽出された3報の文献を用いて定性的レビューを行った結果、すべての論文が肯定的であった。その際のイヌリン摂取量は5.2~10.8 gであった。また、これら3報は正常血糖値者を対象とした試験で、上記食後血糖上昇抑制効果は正常血糖値範囲内であったことより、血糖値正常者がイヌリンを摂取した場合には血糖値は正常範囲内に維持されるものと考えられる。

⑥科学的根拠の質
研究デザインの質を評価したところ、3報全てが研究の質が最も高いレベル(バイアスリスクが低い)と判断した。研究の限界に関しては、評価した3報のいずれも小規模の試験であることや出版バイアスなどについて研究の限界が考えられるものの、その他の要因を含め、重大な影響ではないと判断した。これらのことから、本研究レビューの科学的根拠の質は確保されていると判断した。以上、本研究レビューの結果から、イヌリンの食後血糖値上昇抑制作用には科学的根拠があると判断した。

2020年7月11日土曜日

機能性表示食品 最新の届け出情報(7月11日)

令和2年7月11日更新分

社名に外部サイトのリンクを貼りました。
当該企業が、制度開始時からの届出た商品全てを確認できます。



F88
2020/5/15
8080001008119
三生医薬株式会社
静岡県富士市厚原1468

リゲインスリープチャージα(アルファ)
加工食品(サプリメント形状)
GABA

本品にはGABAが含まれます。
GABAの継続的な摂取により、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(寝入りばなの眠りの深さ)の向上や、すっきりとした目覚めに役立つ機能があること、また、日常生活で生じる一時的な活気・活力の低下を軽減する機能があることや、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感を緩和することが報告されています。


F89
2020/5/15
4290001067205
株式会社フロムココロ
福岡県福岡市中央区薬院1-5-6-7F

こころ習慣 睡眠の質の向上・すっきりとした目覚めをサポート
加工食品(サプリメント形状)
GABA

本品にはGABAが含まれています。
GABAは、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能、すっきりとした目覚めをサポートする機能、一時的に落ち込んだ気分を前向きにする(積極的な気分にする、生き生きとした気分にする、やる気にするなどの)機能、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感を緩和する機能、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。


F90
2020/5/15
5140001080460
ハウスウェルネスフーズ株式会社
兵庫県伊丹市鋳物師三丁目20番地

ネルノダ 粒タイプa
加工食品(サプリメント形状)
GABA

本品にはGABAが含まれています。
GABAには睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つ機能があることが報告されています。


F91
2020/5/15
5140001080460
ハウスウェルネスフーズ株式会社
兵庫県伊丹市鋳物師三丁目20番地

ネルノダa
加工食品(その他)
GABA

本品にはGABAが含まれています。
GABAには睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つ機能があることが報告されています。


F92
2020/5/15
3010401111607
株式会社ビタブリッドジャパン
東京都港区赤坂4-15-1

ターミナリアファースト プロフェッショナル+
加工食品(サプリメント形状)
ターミナリアベリリカ由来没食子酸

本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事の糖や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を抑える機能、肥満気味な方の内臓脂肪とBMIを減らすのを助ける機能が報告されています。




F93
2020/5/16
4010001066408
DICライフテック株式会社
東京都中央区日本橋3-7-20

フィコナ スキン モイストリフティング タブレット
加工食品(サプリメント形状)
フィコシアニン(C-フィコシアニン、アロフィコシアニン)

本品にはフィコシアニン(C‐フィコシアニン、アロフィコシアニン)が含まれるので、肌のバリア機能(保湿力)を高めて、肌のうるおいを守る機能があります。
肌の乾燥が気になる方に適しています。


F94
2020/5/16
7011201003908
株式会社トレンディ
東京都中野区中央二丁目52番9号 主たる事務所所在地:東京都中野区本町1-32-28(パッケージには主たる事務所所在地を記載)

ウェストコントロール
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。
また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。


F95
2020/5/19
9010001060190
ライフフーズ株式会社
東京都中央区湊3丁目5番10号

手摘みビルベリー
生鮮食品
ビルベリー由来アントシアニン

本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれています。
ビルベリー由来アントシアニンは、スマートフォンやパソコンなどを使用する際に、一時的に低下しがちな目のうるおい感の維持や目の焦点を合わせやすくすることによって、目の疲労感の緩和に役立つことが報告されています。


F96
2020/5/19
4240001000392
株式会社あじかん
広島県広島市西区商工センター7丁目3番9号

機能性表示食品国産焙煎ごぼう茶28包
加工食品(その他)
イヌリン、クロロゲン酸

本品にはイヌリン、クロロゲン酸が含まれています。
イヌリン、クロロゲン酸には、お通じ(便量)を改善する機能が報告されています。

10
F97
2020/5/19
5130001011549
株式会社ファーマフーズ
京都市西京区御陵大原1番地49

スタコラ
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、足の曲げ伸ばし等の筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩行能力の向上に役立つことが報告されています。


11
F98
2020/5/19
9021001046360
株式会社医食同源ドットコム
神奈川県藤沢市湘南台1-14-5

血圧ケア
加工食品(サプリメント形状)
GABA

本品には、GABAが含まれます。
GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
血圧が高めの方に適した食品です。

12
F99
2020/5/19
2010001053507
日清ヨーク株式会社
東京都中央区東日本橋3丁目6番11号

十勝のむヨーグルト みかん
加工食品(その他)
乳酸菌NY1301株

本品には乳酸菌NY1301株が含まれます。
乳酸菌NY1301株には腸内環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ機能があることが報告されています。

13
F100
2020/5/20
6011501007147
株式会社生存環境科学研究所
東京都荒川区西日暮里二丁目26番地9号

生環研アイケアゴールドアルファ
加工食品(サプリメント形状)
ルテイン・ゼアキサンチン

本品には、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。
ルテイン・ゼアキサンチンは黄斑色素密度を上昇させ、ブルーライトなどの光の刺激を和らげ、眼のコントラスト感度(ぼやけの緩和によってはっきりと物を識別する力)を改善することが報告されています。
目の調子を整えたい方に適した食品です。

14
F101
2020/5/20
9021001046360
株式会社医食同源ドットコム
神奈川県藤沢市湘南台1-14-5

飲むうるおい
加工食品(サプリメント形状)
米由来グルコシルセラミド

本品には、米由来グルコシルセラミドが含まれます。
米由来グルコシルセラミドには、顔やからだ(頬、くび、背中、足の甲)の肌を乾燥しにくくするのを助け、潤いを守るのに役立つ機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな方に適した食品です。

15
F102
2020/5/21
4010401049607
薬糧開発株式会社
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5

アイベリーエース
加工食品(サプリメント形状)
ビルベリー由来アントシアニン

本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。
ビルベリー由来アントシアニンを43.2㎎/日摂取するとピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和すること、さらに、57.6㎎/日摂取すると目の使用による一時的な首・肩の負担を軽減することが報告されています。


2020年7月8日水曜日

アイベリーエース(薬糧開発株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

薬糧開発株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品アイベリーエースのエビデンス



薬糧開発株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【アイベリーエース】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"アイベリーエース"の表示しようとする機能性


"アイベリーエース"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


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薬糧開発株式会社
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【届出番号】

F102


【届出日】

2020/05/21


【届出者名】

薬糧開発株式会社
(4010401049607)
楽天市場
薬糧開発株式会社


【商品名】

アイベリーエース


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ビルベリー由来アントシアニン
楽天市場
ビルベリー由来アントシアニン

【表示しようとする機能性】

本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。
ビルベリー由来アントシアニンを43.2㎎/日摂取するとピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和すること、さらに、57.6㎎/日摂取すると目の使用による一時的な首・肩の負担を軽減することが報告されています。

【想定する主な対象者】
パソコン、スマートフォンなどをよく使う健常成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本商品は機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを一日摂取目安量2粒あたり43.2 mg、3粒あたり64.8mg配合したソフトカプセルである。日本国内で成人男女を対象に2010年より発売され、1瓶に360粒入った商品が現在までに累計6万本以上販売されている。これまでの販売期間において、本商品に対する重篤な有害事象は報告されていない。
しかしながら、実際の一日あたりの摂取量が不明なため、喫食実績は不十分であると判断し、既存情報による安全性評価を行った。
健常成人を対象としたプラセボ対照平行群間比較試験を行った2報の文献より、本商品に使用されるビルベリー抽出物を120~160mg/日(ビルベリー由来アントシアニンとして43.2~57.6㎎/日)、6週間摂取させた結果、有害事象は認められず、高い安全性を有することが示唆された。
また、動物実験における無毒性量をヒトに換算した場合、本商品の一日摂取目安量(ビルベリー由来アントシアニン43.2~64.8㎎/日)の6倍量以上の安全性が示されており、本商品の安全性に問題はないと判断した。
なお、ビルベリー由来アントシアニンには医薬品との相互作用の報告がない。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量をお守りください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品は、「国内GMP」、「ISO22000」を取得している工場で製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



(ア)標題
ビルベリー由来アントシアニン摂取による目の機能改善に関する研究レビュー

(イ)目的
健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、ピント調節機能、目の疲労感、目の使用による一時的な首・肩の負担に対する改善効果について、検証することを目的とした。

(ウ)背景
ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用され、目の機能改善効果が期待されている。しかしながら、ビルベリー由来アントシアニンが持つ目の機能改善効果について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
生物・医学・科学技術に関する英語及び日本語文献データベースにて検索を実施した結果、VDT作業に従事する健常成人を対象とした3報のRCT論文を抽出した。研究レビューに使用した3報の論文のうち、2報の論文著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。

(オ)主な結果
VDT作業に従事する健常成人に対して、ビルベリー由来アントシアニン43.2 mg/日(ビルベリー抽出物として120 mg /日)の摂取は目のピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和する機能を有することが確認できた。さらに、ビルベリー由来アントシアニン57.6 mg/日(ビルベリー抽出物として160 mg /日)の摂取は目の使用による一時的な首・肩の負担を軽減する機能を有することが確認できた。なお、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する有害事象は認められていない。

(カ)科学的根拠の質
英語及び日本語文献データベースを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。エビデンス全体のバイアスリスクは低程度、非直接性はなし、不精確は中程度、非一貫性はないと評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。なお、本商品に配合されているビルベリー抽出物は2報の採用文献で使用された試験品との同等性が担保されている。

飲むうるおい(株式会社医食同源ドットコム)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社医食同源ドットコムが消費者庁に届出た機能性表示食品飲むうるおいのエビデンス



株式会社医食同源ドットコムが消費者庁に届出た機能性表示食品【飲むうるおい】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"飲むうるおい"の表示しようとする機能性


"飲むうるおい"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


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【届出番号】

F101


【届出日】

2020/05/20


【届出者名】

株式会社医食同源ドットコム
(9021001046360)
楽天市場
株式会社医食同源ドットコム


【商品名】

飲むうるおい


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
米由来グルコシルセラミド
楽天市場
米由来グルコシルセラミド

【表示しようとする機能性】

本品には、米由来グルコシルセラミドが含まれます。
米由来グルコシルセラミドには、顔やからだ(頬、くび、背中、足の甲)の肌を乾燥しにくくするのを助け、潤いを守るのに役立つ機能があることが報告されています。
肌が乾燥しがちな方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常な成人で肌が乾燥しがちな方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食実績に関する評価
本品の機能性関与成分「米由来グルコシルセラミド」を含む原材料である「セラミド含有米抽出物」を配合している食品は2006年以降日本国内で流通しているが、現在までに健康被害の報告はない。

2.食経験に関する評価
グルコシルセラミドは様々な食品素材(米、小麦、とうもろこし、みかん、舞茸、たもぎ茸、ビート、大豆、こんにゃくなど)に含まれている。

3.安全性試験に関する評価
健常成人男女を対象とし、米由来グルコシルセラミドの長期摂取試験を実施した結果、因果関係が認められるような有害事象は発生しなかったことが報告されている。
また、本品の機能性関与成分を含む原材料について下記安全性試験が実施され、安全性の懸念となる情報は認められなかった。
1)急性毒性及び亜慢性毒性の評価
セラミド含有米抽出物の単回摂取時の毒性作用をラットを用いて評価した結果、異常は認められなかった。セラミド含有米抽出物の継続的な摂取時の毒性作用をラットを用いて評価した結果、セラミド含有米抽出物を5 %含む餌を摂取した群において、毒性学的に意義のある変化は認められなかった。以上のことから、セラミド含有米抽出物のラットにおける無毒性量は、セラミド含有米抽出物を5 %含む餌に相当する投与量(米由来グルコシルセラミドとして、雄、雌でそれぞれ318、366 mg/kg 体重/日)であると考えられた。
2)遺伝毒性の評価
細菌、ほ乳類培養細胞及びげっ歯類を用いた遺伝毒性試験(DNAや染色体の変異を引き起こす性質について評価する試験)を行い、セラミド含有米抽出物の遺伝毒性作用を評価した。その結果、セラミド含有米抽出物は遺伝毒性を示さないと考えられた。

4.医薬品との相互作用
公的機関のデータベースを調査した結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

5.まとめ
以上より、米由来グルコシルセラミドは、基本的な安全性に懸念はないと考えられた。本品は米由来グルコシルセラミド以外には、安全性に問題ないと考えられるものから構成されるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
■多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

■原材料をご確認の上、食物アレルギーをお持ちの方はお召し上がりにならないでください。

■開封後は品質保持のため開封口をしっかり閉めて、賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。

■本品は天産物を使用しておりますので、収穫時期などにより色・風味のばらつきがございますが、品質に問題はありません。

■乾燥剤が入っていますので、お召し上がりにならないようにご注意ください。

■乳幼児の手の届かないところに保存してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。
[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場
●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)
●ISO22000:認証取得

[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク
●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)
●ISO22000:認証取得

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



用語説明)経皮水分蒸散量:肌から失われる水分量のこと。

1.標題
植物由来グルコシルセラミドの摂取が経皮水分蒸散量へ及ぼす影響の評価

2.目的
健常者において、植物由来グルコシルセラミドの経口摂取が、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、経皮水分蒸散量と角層水分量を改善するか検証することを目的とした。

3.背景
植物由来グルコシルセラミドは、経口摂取することで、ヒトの経皮水分蒸散量を改善することが報告されている一方で、そのヒト試験結果の総合性に関する研究報告はない。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常者における植物由来グルコシルセラミドの経口摂取が経皮水分蒸散量と角層水分量に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、7研究を評価対象とした。なお、7研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であり、2研究は女性のみを対象としていた。

5.主な結果
7研究における対象者数は22例~173例、摂取期間は3週~12週、摂取されたグルコシルセラミドの由来は、こんにゃく3報、米1報、とうもろこし、ビート、パイナップル各1報ずつであった。1日あたりの摂取量は5研究が1.8 mgであった。
データの詳細が記載されていなかった1研究と安全性のみを評価項目としていた1研究を除く5研究についてメタアナリシスを実施した結果、公表バイアス※は検出されず、グルコシルセラミドにより経皮水分蒸散量の有意な低下が認められた。部位別に見ても、腕部を除く各部位(顔部、頚部、背部、脚部)において有意な低下が認められた。一方、角層水分量は統計学的に有意な効果は認められなかった。
※公表バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて公表されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
米由来を含む植物由来グルコシルセラミドは1.8 mg/日の経口摂取により、経皮水分蒸散量を改善することが示唆された。ただし、本研究には以下の限界も存在する。
・公表バイアスは検出されず、信頼性の高いヒト試験であったが、研究計画の事前登録や利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない
・摂取期間が最長でも12週間であるため、これ以上継続摂取した際の影響は不明である
・本レビューは、植物由来グルコシルセラミドの1つとして米由来グルコシルセラミドを加えて評価したものであるため、確定的な結論を導くには弱い

生環研アイケアゴールドアルファ(株式会社生存環境科学研究所)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社生存環境科学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品生環研アイケアゴールドアルファのエビデンス



株式会社生存環境科学研究所が消費者庁に届出た機能性表示食品【生環研アイケアゴールドアルファ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"生環研アイケアゴールドアルファ"の表示しようとする機能性


"生環研アイケアゴールドアルファ"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"生環研アイケアゴールドアルファ"のエビデンス(科学的根拠)


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株式会社生存環境科学研究所
機能性表示食品検索

【届出番号】

F100


【届出日】

2020/05/20


【届出者名】

株式会社生存環境科学研究所
(6011501007147)
楽天市場
株式会社生存環境科学研究所


【商品名】

生環研アイケアゴールドアルファ


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ルテイン・ゼアキサンチン
楽天市場
ルテイン

ゼアキサンチン

【表示しようとする機能性】

本品には、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。
ルテイン・ゼアキサンチンは黄斑色素密度を上昇させ、ブルーライトなどの光の刺激を和らげ、眼のコントラスト感度(ぼやけの緩和によってはっきりと物を識別する力)を改善することが報告されています。
目の調子を整えたい方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常な成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品「生環研アイケアゴールドアルファ」に含まれる機能性関与成分ルテイン、ゼアキサンチンは、ほうれんそうなどの緑黄野菜に含まれる成分であり、身体に必要な成分として世界各国で販売されている。本品には一日当たりの摂取目安量として、ルテイン 18 mg、ゼアキサンチン 2mg が含まれている。本品に含まれているルテイン原料(FloraGLO)は、1999 年より日本において販売が開始され、日本国内で 200 製品以上に使用されており、2017 年の日本での販売量は純品換算で 2,800kg である。また、本品に含まれているゼアキサンチン原料(Optisharp/ZeaONE)も世界各国で販売されている。日本においては 2014 年より販売されており、2017 年の日本での販売量は純品換算で 90kg である。ルテイン、ゼアキサンチンともに、これまでに有害事象の報告はない。
 本届出製品に含有するルテイン、ゼアキサンチンは米国のGRAS物質として認められている。また、FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives」(JECFA)においても評価が終了しており、2004 年 6 月に開催された第 63 回JECFA にて、ルテインとゼアキサンチンの一日許容摂取量(ADI) は、0-2 mg/kg 体重までと設定されている。
 以上のことからルテイン、ゼアキサンチンの安全性は国際的に検証がなされており、問題がないことが示されている。上記知見を鑑みると本届出製品の一日摂取目安量当たりに含有する機能性関与成分量(ルテイン18mg、ゼアキサンチン2mg)は、安全性に問題のない適切な範囲の成分量であると判断される。

【摂取する上での注意事項】
●食物アレルギーの方は、原材料をよくご確認ください。

●乳幼児・小児の手の届かないところに保管してください。

●開封後は早めにお召し上がりください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。

・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協本社工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
最終製品「生環研アイケアゴールドアルファ」に含有する機能性関与成分「ルテイン・ゼアキサンチン」による目の調子を整える作用に関するシステマティックレビュー

【目的】
健常者における機能性関与成分ルテイン・ゼアキサンチンの摂取が、光の刺激から目を保護し、コントラスト感度をサポートするのに有効であるか検証するためシステマティックレビューを実施し評価を行う。

【背景】
ルテイン・ゼアキサンチンの摂取が、目の調子を整えるために重要な役割を果たすということが報告されている。しかしながら、本届出制度に則したシステマティックレビューはない。

【レビュー対象とした研究の特性】
健常成人におけるルテイン・ゼアキサンチンを試験食とし、黄斑色素密度、光刺激からの回復、コントラスト感度の目の調子と整える作用に関する指標を評価しているRCT試験を対象とした。スクリーニングの結果1報が採択された。

【主な結果】
プラセボに比べて一日当たりルテイン10mg 、ゼアキサンチン2mgの摂取により有意な目の黄斑色素密度の上昇、ブルーライトなどの光刺激の緩和、コントラスト感度の改善を促し、目の調子を整えることが示唆された。

【科学的根拠の質】
本研究レビューにおいて採用した文献は1報であるもののその質は高かった。そのため、ルテイン10mg、ゼアキサンチン2mg以上を1日に摂取することで、本研究レビューで認められた効果を得ることができると判断される。しかしながら、本研究レビューの限界として、採用文献やその対象者数が少数であること、日本人を対象とした試験がないことから、今後臨床的検証が進むことが強く望まれる。

十勝のむヨーグルトみかん(日清ヨーク株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日清ヨーク株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品十勝のむヨーグルト みかんのエビデンス



日清ヨーク株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【十勝のむヨーグルト みかん】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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"十勝のむヨーグルト みかん"の表示しようとする機能性


"十勝のむヨーグルト みかん"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)


"十勝のむヨーグルト みかん"のエビデンス(科学的根拠)


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日清ヨーク株式会社
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【届出番号】

F99


【届出日】

2020/05/19


【届出者名】

日清ヨーク株式会社
(2010001053507)
楽天市場
日清ヨーク株式会社


【商品名】

十勝のむヨーグルト みかん


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
乳酸菌NY1301株
楽天市場
乳酸菌NY1301株

【表示しようとする機能性】

本品には乳酸菌NY1301株が含まれます。
乳酸菌NY1301株には腸内環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
便秘傾向の健常者

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
類似する食品の喫食実績によって、安全性の評価を行いました。
類似する食品であるドリンクヨーグルト「十勝のむヨーグルト みかん」は、過去の販売期間において健康被害の報告はありません。直近3シーズン(2016年、2018年、2019年)の販売実績は約3,400kLとなります。
また、医薬品との相互作用についても、問題となる報告はありませんでした。
以上を持ちまして、当該製品の安全性については十分であると評価いたしました。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


総合衛生管理製造過程の認証を取得した製造施設において製造を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



[標題]
乳酸菌NY1301株の腸内環境改善作用に関する研究レビュー

[目的]
便秘傾向の健常者に、乳酸菌NY1301株を摂取させることによって、プラセボ摂取と比べ、腸内環境が改善するかの検証を目的とした。

[背景]
乳酸菌NY1301株は、腸内の環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ関与成分として、2001年に特定保健用食品の許可を受けた乳酸菌です。乳酸菌NY1301株の有用性を示した研究は数多く公表されていますが、研究レビューについては確認されていませんでした。このため、今回研究レビューを行うことは、科学的根拠の質を高めるうえでも、有意義であると考えました。

[レビュー対象とした研究の特性]
2019年5月8日、2019年7月6日の2回に分けて、国内外の3つのデータベースを用いて検索を行いました。18歳以上の健常な日本人を対象とした文献を抽出し、事前に定めた条件によって取捨選択を行いました。その結果、最終的に評価することになった論文はRCTが1報でした。

[主な結果]
乳酸菌NY1301株400億個/日、2週間の摂取では、プラセボ摂取と比較して、摂取期間平均の排便回数が有意に増加しました。摂取期間平均の排便日数、および排便量については、増加傾向にとどまりました。
また、便中細菌占有率ではプラセボと比較して、乳酸菌NY1301摂取は、Lactobacillus属が有意に増加し、B.longum subsp.longum属に関しては乳酸菌NY1301株の摂取前後で有意な増加を示しました。

[科学的根拠の質]
採用した研究について、高度の症例減少バイアスが見られました。また、アウトカムでは便通と便中細菌占有率に標準偏差の大きさからくる不精確がありました。
研究レビュー全体としては、文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文収集の網羅性の問題や出版バイアスの存在は否定できません。