プライム製薬合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品DHA・EPA(ディーエイチエー・イーピーエー)中性脂肪サポートのエビデンス(科学的根拠) |
プライム製薬合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【DHA・EPA(ディーエイチエー・イーピーエー)中性脂肪サポート】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 プライム製薬合同会社 |
| 【届出番号】 |
| F586 |
【届出日】 |
| 2020/10/29 |
【届出者名】 |
| プライム製薬合同会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| DHA・EPA(ディーエイチエー・イーピーエー)中性脂肪サポート |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| DHA EPA クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはDHA・EPAが含まれます。 DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 疾病に罹患していない者 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 使用している主原料のDHA・EPA含有精製魚油は1990年から原料として累計で5,000トン以上の販売実績があり、サプリメントや魚肉ソーセージなどの加工食品、特定保健用食品(リサーラソーセージ、DHA・EPA 1,050 mg/本、2005年販売)などに使用されている。これらの製品は国内において全国規模で流通されてきたが、これまでに健康被害に関する重篤な報告は無い。 しかしながら、喫食実績による評価としては不十分と判断し、以下の通り既存情報を用いた評価も行った。 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報、被害関連情報においてDHA、EPA及び魚油について検索した結果、DHA及びEPAを原因とする被害情報は認められない。 以下は公的機関情報(1)、(2)から引用した。 ・魚油は、米国ではGRAS(一般的に安全と見なされた物質)認定。(1) ・魚油は、通常食品に含まれる量を経口摂取する場合、おそらく安全である。(1) ・魚油の経口摂取時、一般に3~4 g/日以下であれば耐容性が高い。(1) ・米国FDAの限定的健康表示規格においては、サプリメントからの摂取はDHAとEPAを合わせて1日2 gを超えないようにとされている。(1) ・平成28 年国民健康・栄養調査の結果に基づく、n-3 系脂肪酸の日本人30~49 歳の中央値は、2.03 g/日(男性)、1.59 g/日(女性)。(2) ・DHA・EPAを含むn-3系脂肪酸の食事摂取基準は、成人男性 2.0~2.2 g/日、成人女性 1.6~2.0 g/日。(2) (1)(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 (2)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年度版) また、魚油の多量摂取により凝血能や血圧が低下することがあるが、パッケージに「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」「抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。」と表記して注意喚起を行っている。 以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●一日摂取目安量を守ってください。 ●抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。 ●食物アレルギーのある方、薬を服用したり通院中の方は、お召し上がりになる前にお医者様とご相談ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| ア.標題 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー イ.目的 誰に P:疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者 何をすると I:DHA・EPAの経口摂取 何と比較して C:プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし どうなるか O:中性脂肪値の低下が認められるか 研究デザイン S:ランダム化比較試験(RCT) ウ.背景 DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性 文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。 オ.主な結果 検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。 また、群間比較において当該機能を認めた報告において、一日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。 本品は一日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として133 mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 なお、DHA・EPAは、それぞれ特定の構造を有する脂質成分であり、機能性関与成分について、本品との同等性に問題は無いと考えられる。 カ.科学的根拠の質 採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを一日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。 ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2020年12月11日金曜日
DHA・EPA中性脂肪サポート(プライム製薬合同会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ナイスリムサポートエラグ酸のチカラ(ライオン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ライオン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ナイスリムサポート エラグ酸のチカラのエビデンス(科学的根拠) |
![]() ライオン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ライオン株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F585 |
【届出日】 |
| 2020/10/29 |
【届出者名】 |
| ライオン株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| エラグ酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはエラグ酸が含まれます。 エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエストサイズ、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。 肥満気味の方、BMI値が高めの方に適した商品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 肥満気味の健康な日本人男女(未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該食品「ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ」の機能性関与成分「エラグ酸」を含む食品(錠剤・カプセル・粉末)は、日本国内において2010年9月から約10年間、全国販売されており、既に1億2,800万食以上の販売実績のある食経験を有している。また、2020年5月20日時点において当該食品の機能性関与成分を含む類似食品における重大・重篤な健康被害は報告されていない。それらの喫食実績をもとに同質性及び安全性を評価し、安全であることを確認した。 さらに参考情報を以下に記す。これまでの研究により、エラグ酸あるいはエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスを用いた臨床試験が4報報告されており、1日当たりエラグ酸を2-3mg、8-12週間摂取した試験であった。有害事象に関しては2報において頭痛、睡眠困難、鼓腸を挙げているが、これらの症状はプラセボ群においても同様に生じた症状であり、機能性関与成分由来の症状とは考えにくいと結論付けられている。また、残りの2報(うち1報は日本人の肥満1度が対象)については、機能性関与成分に起因する副作用が無かったとされている。さらに、日本人の健常者を対象とした過剰摂取試験では、1日当たりの摂取目安量の5倍量(エラグ酸15mg/日)を4週間摂取した結果で安全性に問題が無いことが示された。なお、過剰摂取試験には、当該製品と同じ原料であるエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスが用いられている。 機能性関与成分と医薬品との相互作用の有無については、データベースを用いて調査を行った結果、医薬品との相互作用に関する報告は無かった。 以上のことから、当該製品の1日当たりの摂取目安量を守って適切に使用すれば、安全性に問題は無いと判断できる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・一日摂取目安量をお守りください。 ・食物アレルギーのある方は召し上がらないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 当該製品を製造委託している工場は、国内GMP認定工場であり、適正な製造基準に従って当該製品の製造及び品質管理を実施している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 機能性関与成分である「エラグ酸」を含む食品を経口摂取した場合における体重、体脂肪及び血中中性脂肪に対する機能性に関する研究レビュー (イ)目的 肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)において、エラグ酸を経口摂取することによる体重、体脂肪及び血中中性脂肪に対する機能性に関する定性的研究レビューの実施を目的とした。 (ウ)背景 エラグ酸は肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)に対して、体脂肪及び血中中性脂肪をはじめ、体重、BMI、ウエストサイズ(ウエスト周囲径)及び内臓脂肪などを低減させるとの報告がある。また、エラグ酸には脂肪細胞における脂肪蓄積抑制及び脂肪細胞の肥大化を抑制する作用が報告されていることから、エラグ酸がこの有効性(機能性)に関わると推定できる。そこで、エラグ酸の経口摂取において体重、体脂肪及び血中中性脂肪を低減させる機能性について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報掲載時から検索日までに公表された論文を検索対象とした。2020年5月8日に英語及び日本語のデータベースを用いて検索を行った。そこで、肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)において、エラグ酸の経口摂取が体重、体脂肪及び血中中性脂肪に及ぼす影響に関する無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験(RCT)の査読付き論文を検索し、論文の内容を精査した結果、採用した研究論文は2報となった。なお、そのうち1報は、日本人におけるRCTであり、論文著者として研究の資金提供を行った原料販売会社の社員等が含まれていた。 (オ)主な結果 採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験という信頼性の高い研究であった。また、標題に対して肯定的な結果であった。肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)を対象とし、エラグ酸(3mg/日)の日常的な経口摂取により、対照であるプラセボ群と比較して体脂肪、血中中性脂肪、体重、BMI、ウエストサイズ(ウエスト周囲径)及び内臓脂肪を有意に低減させることが認められた。なお、試験期間中において機能性関与成分の経口摂取に起因する有害事象は報告されていない。 以上の結果により、機能性関与成分であるエラグ酸を1日当たり3mg含む当該製品は、肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエストサイズ、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つ機能性表示食品として適切であると判断された。 (カ)科学的根拠の質 採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験で信頼性が高く、質の高い研究であった。本研究レビューの限界については、その他の未発表の研究データが存在する可能性が否定できない。しかし、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な7つのデータベース(英語・日本語)を使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。さらに、採用された研究論文が2報と少ないことから、今後さらなる研究の検証が必要である。 |
わたしケア眼・肩・腰(株式会社エルベ・プランズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社エルベ・プランズが消費者庁に届出た機能性表示食品わたしケア 眼・肩・腰のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社エルベ・プランズが消費者庁に届出た機能性表示食品【わたしケア 眼・肩・腰】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社エルベ・プランズ |
| 【届出番号】 |
| F584 |
【届出日】 |
| 2020/10/29 |
【届出者名】 |
| 株式会社エルベ・プランズ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| わたしケア 眼・肩・腰 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| アスタキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはアスタキサンチンが含まれます。 アスタキサンチンは、正常な目のピント調節機能を維持することで、日常的なパソコンやスマートフォンの使用による目の疲労感を軽減することが報告されています。 さらに、目の使用による肩や腰の負担を軽減することが報告されています。 また、アスタキサンチンは、肌の潤いを守るのを助ける機能性が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| パソコンやスマートフォンなどによる、目の疲労感やぼやけ、肩や腰の負担が気になる成人健康男女(眼精疲労、肩こり、腰痛等の慢性的な疾病者は除く) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 当該製品に含まれるアスタキサンチンは国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報やナチュラルメディシンデータベースなどのデータベースにおいて、食品に含まれる量であれば安全であると評価されている。健康な成人において、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン16 mg/日を12週間、または30 mg/日を4週間、6 mg/日を8週間は、経口摂取で安全に使用できたという報告がある。またヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを6 mg/日の摂取量を中心に、20 mg/日まで4週間反復摂取させた臨床試験において、有害作用は見出されていない。40mg/日、12週間までの摂取であれば安全に使用されている。ほかのカロテノイド、ビタミン、およびミネラルとの併用は1日4mg、12カ月間までの摂取であれば、安全に使用されている。 その他の情報として以下のものがある。 ・雌雄のSD系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン100 mg/kgの単回投与、50 mg/kg/日の90日間反復投与では毒性変化は認められなかった。 ・雌雄のF344系ラットにおいて、ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンを最大0.25%まで13週間混餌投与したところ、0.25%混餌投与群では血清総コレステロール値にわずかな上昇が認められたが、0.075 mg/kg混餌投与群まででは一般所見、体重、摂餌量、尿検査、血液生化学および病理学的検査に影響は認められなかったという報告がある。 本品の機能性関与成分以外の原材料も食品や食品添加物として使用されているものである。またアスタキサンチンを含有するヘマトコッカス藻色素は食品添加物に登録されており安全性が極めて高く、安全性評価結果を最終製品に適用できると考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品の製造は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場によりバルク製造から充填包装工程を一貫して行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| <ピント調節機能、目の疲労感を軽減、肩や腰の負担を軽減> (標題)アスタキサンチン含有サプリメントの摂取における目のピント調節と目の使用に関連する自覚症状に対する効果の検討 (目的)健常成人にアスタキサンチンを摂取させるとプラセボ摂取と比較して、目のピント調節と目の使用に関連する自覚症状を改善するか検証することを目的とした。 (背景)アスタキサンチンには非常に強い活性酸素捕捉作用があり、VDT作業などによるピント調節機能の低下を抑制することが期待されている。個々の文献にてアスタキチンによる目の使用による自覚症状の改善報告があることから総合的に評価するため、研究レビューを実施した。 (レビュー対象とした研究の特性)Pubmed、JDreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌の3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、アスタキサンチン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2016年11月9日であり313報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、非臨床試験やアウトカムの異なる文献を除外し、最終的に4報の文献を採用した。採用した文献において目のピント調節と目の使用に関連する自覚症状の指標を調査し、プラセボ群(アスタキサンチンを摂取していない群)と比較を行った。 (主な結果)本研究レビューにおいて、アスタキサンチンを5~9 mg/日摂取により目のピント調節と目の使用に関連する自覚症状の改善が確認された。本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。 (科学的根拠の質)研究の限界として今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索しているが未発表のデータが存在する可能性は否定できない。ただし、得られた文献は4報でいずれもRCT試験であることから科学的根拠の質は高く今後の研究においても効果が変わるようなことはないと考えられ、機能性に対する科学的根拠の質は十分であると判断した。 <肌の潤いを守るのを助ける機能性> (標題)「わたしケア 眼・肩・腰」に含有する機能性関与成分「アスタキサンチン」の摂取による肌の水分保持に関する研究レビュー (目的)健常成人に、アスタキサンチンを摂取させると、プラセボ摂取と比較して、肌の水分保持(皮膚水分量、皮膚水分蒸散量)に関する指標について改善するか検証することを目的とした。 (背景)皮膚の機能低下には様々な要因があるが、原因の一つとして紫外線により生じた活性酸素が皮膚障害を引き起こすといわれている。アスタキサンチンには非常に強い活性酸素捕捉作用があり、健康な肌を保つ上で重要である皮膚からの水分の蒸散を抑え、水分を保つことが期待されている。個々の文献にてアスタキチンによる肌の水分保持に対して改善報告があることから総合的に評価するため、研究レビューを実施した。 (レビュー対象とした研究の特性)Pubmed、医中誌、J-Stageの3つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、アスタキサンチン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2019年3月8日であり95報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、非臨床試験やアウトカムの異なる文献を除外し、最終的3報の文献を採用した。採用した文献において肌の水分保持に関連する指標を調査し、プラセボ群(アスタキサンチンを摂取していない群)と比較を行った。 (主な結果)本研究レビューにおいて、アスタキサンチンを3 mg/日以上摂取することにより肌の皮膚水分蒸散量を抑制し、皮膚水分量を増加させる効果が確認された。本届出品は、一日摂取目安量が6 mgであり、本研究レビューで有効性が示唆された摂取量以上含有しているため、表示しようとする機能性に関して問題ないと考える。本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反はない。 (科学的根拠の質)今回の研究レビューでは、3つの文献データベースを用い、広く文献を探索しているが未発表のデータが存在する可能性は否定できない。採用した3報の論文はいずれも査読付きで無作為化比較試験であるため、エビデンスの質は高いが、今後は更なる研究に注視する必要があると考える。 |
発芽玄米の底力(SBIアラプロモ株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
SBIアラプロモ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品発芽玄米の底力のエビデンス(科学的根拠) |
SBIアラプロモ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【発芽玄米の底力】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 SBI アラプロモ株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F583 |
【届出日】 |
| 2020/10/29 |
【届出者名】 |
| SBIアラプロモ株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 発芽玄米の底力 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| GABA γ-オリザノール クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品はGABAを含みます。 GABAは、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。 また本品は、血中の中性脂肪や総コレステロールを低下させる機能が報告されている成分を含みます。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 血圧が高めの方。中性脂肪や総コレステロールが高め、気になる方。 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| <発芽玄米について> 当該製品は発芽玄米の包装米飯であり、原料となる米は主食として日本人に長く食され、十分な食経験と安全性を有する。当該製品はGABA(γ-アミノ酪酸)やγ-オリザノールを添加した製品ではない。当該製品に含まれるGABAは玄米を発芽させる際に胚乳部にてグルタミン酸から生成されたもので、当該製品に含まれるγ-オリザノールは米糠部に含まれているものである。玄米の市場規模は466億円、12万トン程度(一般社団法人高機能玄米協会、玄米食白書2019)、発芽玄米の市場規模は150億円超、1.5万トン程度(農研機構、北陸・水田畑作物部会、2008年)と、日常的に流通されている食材であり、玄米や発芽玄米に起因すると考えられる重篤な健康被害は報告されていない。 また、当該製品の下記喫食実績により安全性を評価した。 ・摂取集団:日本人、全国規模 ・摂取形状:包装米飯 ・摂取方法:指定はない ・機能性関与成分の日常的な摂取量:GABA 12.3mg/日 γ-オリザノール22.3mg/日 ・販売期間:2018年11月販売開始 ・販売量:15万食以上 ・健康被害情報:重篤な健康被害は発生していない <機能性関与成分GABAについて> GABAはトマトなどの野菜、茶、米、ダイズ、ぬか漬けなどにも含まれており、通常の食生活において日頃から摂取されている成分である。 <機能性関与成分γ-オリザノールについて> γ-オリザノールは米糠の脂質に含有される脂溶性成分で、通常の食生活において日頃から摂取されている成分である。 以上より、GABA及びγ-オリザノールを機能性関与成分とする当該製品(発芽玄米の包装米飯)には十分な食経験があり、安全性においても問題ないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●1日摂取目安量を守ってお召し上がりください。 ●開封後はお早めにお召し上がりください。 ●降圧薬を服用している方は、医師、薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| ISO9001:2000-HACCP認証に準拠した自社システム「AJICCP」を策定し、製造施設・従業員の衛生管理等の体制を構築している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| ●GABA 「標題」 GABAの血圧が高めの方への血圧低下作用に関する研究レビュー 「目的」 正常高値血圧者及びⅠ度高血圧者において、GABAを摂取することで血圧低下作用がみられるかを検証する。 「背景」 高血圧は心血管病、 脳卒中、腎臓病、認知症など多くの疾患の主要な危険因子となる。従って、日常生活に取り入れやすい食品での予防が重要と考えられる。GABAは抑制性伝達物質として知られ、様々な食品に含まれており、降圧効果が期待されている。そこで、GABAを摂取することで血圧低下作用がみられるかを検証した。 「研究レビュー対象とした研究の特性」 2019年12月18日に、それまでに公表された全期間の論文を検索対象とし、正常高値血圧者及びⅠ度高血圧者を対象とした試験(未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く)について検討し、最終的に9報の論文を評価した。 「主な結果」 GABAを含む食品を日常的に摂取することは、正常高値血圧者及びⅠ度高血圧者に対して血圧低下作用が認められ、また安全性も高いことが示された。 「科学的根拠の質」 未公表の研究に有効性を示さない結果が含まれる可能性はあるものの、評価したすべての論文のバイアスリスクは低いと判断した。また、GABAの血圧低下作用の結果には一貫性があり、科学的根拠があると判断した。 ●γ-オリザノール 「標題」 γ-オリザノールの総コレステロール改善作用に関する研究レビュー 「目的」 総コレステロールが気になる方において、γ-オリザノールを摂取することで総コレステロール改善作用がみられるかを検証する。 「背景」 コレステロールや中性脂肪などの血中の値が正常域を外れた状態は、動脈硬化の主要な危険因子となり、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患の原因となる。従って、日常生活に取り入れやすい食品での予防が重要と考えられる。γ-オリザノールは玄米に含まれており、血中脂質の低下作用が報告されている。そこで、γ-オリザノールを摂取することで総コレステロール改善作用がみられるかを検証した。 「研究レビュー対象とした研究の特性」 2019年12月23日に、それまでに公表された全期間の論文を検索対象とし、健常人を対象とした試験(未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く)について検討し、最終的に1報の論文を評価した。 「主な結果」 γ-オリザノールは、「血中総コレステロール値を低下させる」機能を有する食品成分であると考えられ、本品は、健常人で高めの総コレステロール値が気になる方に適した食品であると考えられる。 「科学的根拠の質」 未公表の研究に有効性を示さない結果が含まれる可能性はあるものの、評価した論文のバイアスリスクは低いと判断した。また、γ-オリザノールを摂取した場合に、総コレステロール値を低下させる作用を有することに関して肯定的な科学的根拠があると判断した。 ●γ-オリザノール 「標題」 γ-オリザノールの中性脂肪改善作用に関する研究レビュー 「目的」 中性脂肪が気になる方において、γ-オリザノールを摂取することで中性脂肪改善作用がみられるかを検証する。 「背景」 コレステロールや中性脂肪などの血中の値が正常域を外れた状態は、動脈硬化の主要な危険因子となり、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患の原因となる。従って、日常生活に取り入れやすい食品での予防が重要と考えられる。γ-オリザノールは玄米に含まれており、血中脂質の低下作用が報告されている。そこで、γ-オリザノールを摂取することで中性脂肪改善作用がみられるかを検証した。 「研究レビュー対象とした研究の特性」 2020年8月7日に、それまでに公表された全期間の論文を検索対象とし、健常人を対象とした試験(未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く)について検討し、最終的に1報の論文を評価した。 「主な結果」 γ-オリザノールは、「血中中性脂肪値を低下させる」機能を有する食品成分であると考えられ、本品は、健常人で高めの中性脂肪値が気になる方に適した食品であると考えられる。 「科学的根拠の質」 未公表の研究に有効性を示さない結果が含まれる可能性はあるものの、評価した論文のバイアスリスクは低いと判断した。また、γ-オリザノールを摂取した場合に、中性脂肪値を低下させる作用を有することに関して肯定的な科学的根拠があると判断した。 |
生きて腸まで届く乳酸菌飲料(クロレラ食品ハック株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品
クロレラ食品ハック株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品生きて腸まで届く乳酸菌飲料のエビデンス(科学的根拠) |
クロレラ食品ハック株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【生きて腸まで届く乳酸菌飲料】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 クロレラ食品ハック株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F582 |
【届出日】 |
| 2020/10/29 |
【届出者名】 |
| クロレラ食品ハック株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 生きて腸まで届く乳酸菌飲料 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| L.カゼイ菌 (L.paracasei, DSM19465株) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはL.カゼイ菌 (L.paracasei, DSM19465株)が含まれ、腸内環境を改善し、おなかの調子を整えます。 おなかの調子が気になる方へお勧めです。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| おなかの調子が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 機能性関与成分、L.カゼイ菌 (L.paracasei, DSM19465株)を含む同一製品について、2016年4月から2018年12月までに約2400万本販売しておりますが、重篤な健康被害は発生していません。 L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)は、生理・生化学的性質からL.caseiグループに分類されます。本グループのL.caseiやL.paracasei等は既に多くの市販発酵乳製品に長年利用されており、また、その中には特定保健用食品として安全性評価が行われ許可されている製品もあり、安全性は高いと考えます。 以上により、L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)を含有する本製品の安全性には問題が無いと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 当該商品を製造する工場は、国際的な食品安全規格であるFSSC22000の認証を取得しており、本規格に基づき製造・従業員の衛生管理及び品質管理体制をとっています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題:機能性関与成分、L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)含有飲料「おなかにエール」のランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験による腸内環境の評価 目的:便秘傾向にある健常者を対象に、L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)含有飲料の摂取が腸内環境や便の性状に与える影響をランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験にて確認することを目的としました。 背景:「生きて腸まで届く乳酸菌飲料」には機能性関与成分であるL.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)が含有されています。L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)が属する菌種のL.caseiは、特に腸内環境を整える効果が期待されている菌種です。健常者を対象にL.caseiを含んだ発酵乳を摂取させて行われた先行研究において、便の形状の改善、腸内環境維持に有用な菌であるBiffidobacterium、Lactobacillusおよび酪酸の増加が確認されています。そこで、「おなかにエール」が便秘傾向にある健常者の腸内環境に及ぼす影響を調べるため、当該商品を用いて臨床試験を実施しました。なお、「生きて腸まで届く乳酸菌飲料」は、機能性表示食品「おなかにエール」(ホワイト食品工業株式会社、届出番号D653) と同一の機能性関与成分「L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)」を同一量含有しており、また、同一規格の原料を使用した全く同一処方の飲料であり、同一性が失われていません。 方法:試験責任医師の判断により、摂取前検査の腸内フローラ検査でLactobacillales目の占有率が低く、排便回数が少ない成人日本人男女44名を選抜しました。試験参加者を、被験飲料群、プラセボ群に22名ずつ割り付け、被験飲料またはプラセボ飲料を1日1本、2週間摂取させました。摂取前、摂取1週間後、摂取2週間後に腸内細菌叢をterminal restriction frag ment length polymorphism(T-RFLP法)を用いて調査し、便秘の自覚症状はCAS-MTを用いて、便の形状は便形スケールを用いて評価しました。排便頻度については、排便があった際 に日誌に記入させました。また、安全性評価として身体測定・理学検査、内科的検査、末消血液絵検査、尿検査についても評価しました。 主な結果:全試験参加者44名のうち、自己都合によって1名が脱落し、最終解析対象は被験飲料群が22名、プラセボ群が21名でした。被験飲料摂取後の腸内細菌叢の占有率について、プラセボ群と比較して被験飲料群のProvotellaは有意に低値(p=0.042) 、Clostridiums ubcluster 14aは有意に高値(p=0.042) を示し、自覚するお腹の張りが有意に軽減 (p=0.01 5) しました。さらに、安全性評価では当該飲料の摂取に伴う医学的に問題がある変化は認められませんでした。 科学的根拠の質:本試験では対象者の食事制限を行っておらず、試験食品の摂取による影響を厳密に評価したとは言えませんが、対象者の日常生活を変えずに試験を実施しており、結果の信頼性は高いと言えます。また、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行い、その論文が専門家による査読を経て学術専門誌に採択され、公表されており、L.カゼイ菌(L.paracasei, DSM19465株)を含有する飲料による腸内環境改善効果の科学的根拠の質は高いと評価できます。 |
大麦食パンβ-サポートMild(ネクスト株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ネクスト株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品大麦食パンβ-サポートMildのエビデンス(科学的根拠) |
![]() ネクスト株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【大麦食パンβ-サポートMild】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ネクスト株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F581 |
【届出日】 |
| 2020/10/28 |
【届出者名】 |
| ネクスト株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 大麦食パンβ-サポートMild |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 大麦由来β-グルカン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には大麦由来β-グルカンが含まれています。 大麦由来β-グルカンは食後血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 食後の血糖値が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品は機能性関与成分である大麦由来β-グルカン(1日摂取目安量150gあたり)を1.2g含有しています。 平成22 年度法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人男性の1 日あたりの大麦の給与量は105~141g、成人女性の1 日あたりの大麦の給与量は96~123g と報告されており、大麦由来β-グルカン摂取量は、1 日あたり3.8~5.6g(大麦中のβ-グルカンの含有量を4%として計算)を毎日摂取されています。大麦由来β-グルカン摂取による重篤な健康被害も確認されていません。 また、大麦は主食として麦ごはんのほかに、大麦パン(大麦20 %、小麦80 %)大麦粉100 %の菓子など様々な加工品としても用いられています。本品と同様な形状で十分な食経験があり、当該製品の安全性に問題はないと判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量に摂取することにより、あるいは体質・体調によっては、おなかがゆるくなることがあります。1日あたりの摂取目安量を超えての摂取はお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 管理体制は社内規定に従い、その体制を確実に維持します。Lot番号から製造工程の検証が可能・計画に沿った製造説施設管理の実施記録・従業員健康状態の記録など |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】「大麦食パンβ-サポートMild」に含まれる大麦由来β-グルカン摂取による食後血糖値上昇にあたえる影響に関する定性的研究レビュー 【目的】疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く。)及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者において、大麦由来β-グルカンの単回摂取がプラセボ食品と比較して、食後血糖値に与える影響について明らかにするために定性的研究レビューを実施した。 【背景】大麦由来βグルカンを配合した機能性表示食品を販売するにあたり、本商品の血糖値上昇抑制効果を検証するために本研究レビューを行った。 【レビューを対象とした研究の特性】3つのデータベースを情報源として用いた。(最終検索日:2018年2月13日)最終的に2報の文献を採用した。採用された文献2報は日本語(1報)、英語(1報)で記載されたいずれもクロスオーバーデザインの無作為化比較試験(RCT)であった。試験デザインは、2報のうち、二重盲検試験が1報(文献1)、単盲検試験が1報(文献2)であった。大麦由来β-グルカン摂取試験2報の対象者は、日本の健常な30-50歳の成人男女(文献1)、英国の健常な21~51歳の男女(文献2)であった。利益相反について文献1は記載がなかった。文献2については企業から資金提供がった。2報で企業から試験食の提供がされていた。 【主な結果】文献1は日本人、文献2は英国人を対象とした試験であった。2報の研究結果は一貫性があり、大麦由来β-グルカンを健常成人が摂取することで食後血糖値の上昇抑制が確認され機能性が有効であると判断した。効果があった文献2報(文献1、2)の大麦β-グルカンの摂取量は1.055g/食以上であった。食品形態等を考慮しても当該食品を1食(大麦β-グルカン1.2g含有)摂取することで血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。 【科学的根拠の質】採用文献はRCT論文かつ査読付きで研究の質も高かった。採用文献2報ではいずれも一貫性が保たれており、大麦由来β-グルカンの摂取により健常成人の食後血糖値の上昇抑制が確認され機能性が有効であると判断した。採用文献が少なかった事等を考慮し、バイアスリスクは中と評価した。健常者を対象とした試験に限定するとエビデンスが少なくなる点で研究に限界があった。 |
らくみる(株式会社Hongo)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社Hongoが消費者庁に届出た機能性表示食品らくみるのエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社Hongoが消費者庁に届出た機能性表示食品【らくみる】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社Hongo |
| 【届出番号】 |
| F580 |
【届出日】 |
| 2020/10/28 |
【届出者名】 |
| 株式会社Hongo クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| らくみる |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ルテイン ゼアキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。 ルテイン、ゼアキサンチンは、網膜の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ・かすみを緩和する視機能)や、グレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、眼の疲労感の軽減に役立つことが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 1日6時間以上パソコンやスマートフォンを使う方(ブルーライトに触れる機会の多い方) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| ルテイン及びその構造異性体であるゼアキサンチンの原料であるマリーゴールド色素は食品添加物の基準を満たしている。 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報 素材情報データベースでは適切に経口摂取する場合おそらく安全である、また、ナチュラルメディシンデータベースでは、ほとんどの人に安全である、と記載されている。 過剰摂取については、63rd JECFA(2004)で体重1kgあたりルテイン2mg、ゼアキサンチン2mgまで摂取しても安全が確認されている。 以上の観点から、一日摂取目安量当たりのルテイン25mg、ゼアキサンチン5mgの安全性の評価は十分できている。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 1日の摂取目安量をお守りください。万一体質に合わない場合はご利用を中止してください。植物由来の原料を使用しているため、多少色のバラツキが生じる場合がございますが、品質に全く問題ありません。原材料をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はご利用をお控えください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| ・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。 ・株式会社三協大渕工場では、日の出工場と同様にGMPの取組みに基づく製造、品質管理を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題 ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による黄斑色素量の維持および視覚改善の機能性に関する研究レビュー 目的 ルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を調べることを目的として研究レビューを行った。 背景 健康な人を対象としたルテイン、ゼアキサンチンの視覚改善に対する機能性を評価した総合的な研究は報告されていないため、研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性 日本語文献データベースと英語文献データベースで検索式と除外基準を立案し検索した(2017年12月25日)。その結果、3件の質の高い臨床研究に関する論文が採択された。 主な結果 眼の黄斑色素量について、ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による増加、維持する働きがあり眼の保護に役立つことが認められた。また1日当たりルテイン19.2mg以上、ゼアキサンチン4.08mg以上の継続摂取で、コントラスト感度、グレア回復の視機能に役立ち、眼の疲労感に役立つ機能があることが示された。以上の結果から、ルテイン、ゼアキサンチンは、眼の黄斑色素量を増加、維持する働きがあり、コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ・かすみを緩和する視機能)、グレア回復(まぶしさから回復する視機能)のサポート、眼の疲労感の軽減に役立つと考えられた。 科学的根拠の質 臨床試験登録システム「UMIN-CTR」の活用が進んでいないこと、研究者への製造メーカーからの資金提供などは確認できないため、否定的な結果が報告されていない、または試験デザインが偏っている可能性がある。しかしながら、採用したすべての論文は専門家の審査を受けていることから信頼性は高いと考えられる。 (構造化抄録) |
キオクチャージ(有限会社沖縄長生薬草本社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
有限会社沖縄長生薬草本社が消費者庁に届出た機能性表示食品キオクチャージのエビデンス(科学的根拠) |
有限会社沖縄長生薬草本社が消費者庁に届出た機能性表示食品【キオクチャージ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 有限会社沖縄長生薬草本社 |
| 【届出番号】 |
| F579 |
【届出日】 |
| 2020/10/28 |
【届出者名】 |
| 有限会社沖縄長生薬草本社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| キオクチャージ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| イチョウ葉フラボノイド配糖体 イチョウ葉テルペンラクトン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。 イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンは、中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 疾病に罹患していない健常な中高年者(妊産婦、授乳婦は除く) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 既存情報を用いた食経験及び安全性の評価 本届出商品の1日摂取目安量にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2mg及びイチョウ葉由来テルペンラクトン4.8mgが含有される。これを超える量を1日摂取目安量とした類似商品が、日本や世界各国で永年にわたり広く販売されているが、本届出商品での喫食実績は無いため、評価が不十分と判断し、既存情報について検索を行った。 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、「成分規格を有するイチョウ葉エキスの摂取量は、1日240 mg以下が一般的で、それらを適切に摂取すれば、おそらく安全と考えられている。有害な影響としては、胃腸障害やアレルギー反応、抗血液凝固薬との併用によって出血傾向が高まることが知られている。市場には成分規格のあるイチョウ葉エキスと規格のない粗悪品が混在しており、成分規格のない製品には特に注意が必要である。」と記載されています。米国のナチュラルメディシン・データベースにおいても、「規格化イチョウ葉エキスを適切に経口摂取する場合は恐らく安全である。」、投与量は「認知症患者に対して1日120~240mg、健康な青年における認知機能の改善に対して120~600mg」と記載されている。 イチョウ葉エキスの規格について、ヨーロッパ薬局方において、規格化イチョウ葉エキスは、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体22~27%、イチョウ葉由来テルペンラクトン5~7%を含み、ギンコール酸含量は5mg/kg以下と記載されている。日本国内では、「日本健康・栄養食品協会」が欧米と同様にイチョウ葉由来フラボノイド配糖体(24%以上)やイチョウ葉由来テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規定したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、1日摂取目安量は60~240mgとされている。本届出商品に使用されているイチョウ葉エキスは、上記と同様に規格化されており、1日当たりの摂取量も前述の目安量の上限以下のため、適切に用いれば安全性に問題無いと考えられる。 以上より、本届出商品の1日摂取目安量に含有されているイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取は、適切に用いれば問題ないと判断した。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 多量摂取により持病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方、歯科治療や手術などの出血を伴う治療を受ける方は、本品の摂取を避けてください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 当該施設において、ISO22000(一般財団法人日本品質保証機構:登録証番号JQA-FS0192)システム運用による品質管理を実施 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの研究レビュー 【目的】疾病に罹患していない成人男女(妊産婦、授乳婦は除く)がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続摂取した際の、記憶力などの認知機能に対する有効性を検証した。 【背景】 加齢に伴い認知機能が低下することが知られているが、この認知機能の低下は、健常者においても様々な不具合を招き、生活の質を下げると考えられる。イチョウ葉エキスは認知機能改善用途で長年に渡り国内外で広く使用されているが、健常者を対象とした研究レビューは未実施だった。そこで、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンに着目し、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認した。 【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告6報を得た。6報の文献とも中高年の方を対象としたランダム化比較試験で、質の高いものだった。 【主な結果】 採択した6報とも、学術的に充分に確立された評価方法を用いていた。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの継続経口摂取により、一部の認知機能(記憶力や知能等)、特に記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)に関する評価で、プラセボと比較して有意な改善が報告されていた。よって、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンには、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持する効果があると考えられた。 【科学的根拠の質】 採択した6報に日本人を対象とした文献は含まれないが、同様に規格化されたイチョウ葉エキスは日本を含む世界各国で販売され、その効果に人種差は指摘されていない。また、採用論文は生活インフラ等が日本と同等の国で行われた試験であり、作用機序と考えられる脳血流改善については日本人に対しても有効性が示唆されることから、同様の作用機序により本届出商品が日本人に対しても有効と考えられる。 研究の限界として、バイアスリスクの可能性は否定できず、更なる研究が必要と考えられる。 |
肝ファイン(株式会社ヤクルト本社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
| Tweet | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
肝ファイン(ヤクルト本社)には、紫サツマイモ由来アントシアニンが含まれています。紫サツマイモ由来アントシアニンには、健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素(AST、γ-GTP)値の低下に役立つ機能があることが報告されています。 |
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| 届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| F578 2020/10/28 株式会社ヤクルト本社 肝ファイン 加工食品(その他) 参考(楽天市場)
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機能性表示食品 届出企業全リスト |
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| 【表示しようとする機能性】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 本品には紫サツマイモ由来アントシアニンが含まれています。 紫サツマイモ由来アントシアニンには、健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素(AST、γ-GTP)値の低下に役立つ機能があることが報告されています。 |
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| 【想定する主な対象者】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 健常な成人で肝機能を評価する指標である酵素値が気になる方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【安全性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【安全性に関する届出者の評価】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 届出食品は、紫サツマイモ搾汁を主な原料とした低次加工の飲料であり、機能性関与成分として紫サツマイモ由来アントシアニンが401mg含まれています。 その安全性について、紫サツマイモの喫食実績、届出食品と同じ機能性関与成分を含む「アヤムラサキ」(販売者は㈱ヤクルト本社)の喫食実績と安全性試験の実施により評価しました。 1.喫食実績の評価 サツマイモは、青果、でん粉原料、加工食品等として国内で400年以上に渡り消費されています。 紫サツマイモは、他のサツマイモと比べてアントシアニンを多く含んでおり、色素抽出用での利用や、加工品として焼酎やジュース、菓子原料等で使用されており、長年に渡り一般的に消費されている食品です。 「アヤムラサキ」は1本(125ml)中に、紫サツマイモ由来アントシアニンが180mg含まれています。 日本全国での流通実績があり、幅広い年齢層のお客様に飲用されています。販売実績は累計約1,100万本となりますが、同製品による重篤な健康被害は報告されていません。 ただし、紫サツマイモ由来アントシアニンを401mg含む食品の喫食実績はありません。 2.安全性試験の実施による評価 届出食品の機能性関与成分である紫サツマイモ由来アントシアニンを含む「アヤムラサキ」を用いて遺伝毒性試験と反復投与毒性試験を行いました。また、届出食品の同一性が担保された試作品(試験食品)を用いて継続摂取試験と過剰摂取試験を行いました。 以下の結果より、安全性の評価は十分と判断しました。 【遺伝毒性試験】 「アヤムラサキ」について、復帰突然変異試験や小核試験を実施し、両試験ともに遺伝毒性を懸念する結果は認められなかった。 【反復投与毒性試験】 ラットに「アヤムラサキ」を28日間継続投与する試験を実施し、安全性を懸念する所見は認められなかった。 【継続摂取試験】 試験食品1本を健常成人21名に12週間摂取してもらった。臨床上問題となるような臨床検査値の変動や、試験食品との関連が疑われる症状は認められず、試験食品1本を12週間摂取した際の安全性が確認された。 【過剰摂取試験】 試験食品3本(届出食品の3倍量)を健常成人20名に4週間摂取してもらった。 臨床上問題となるような臨床検査値の変動や、試験食品との関連が疑われる症状は認められず、試験食品3本を4週間摂取した際の安全性が確認された。 以上のことから、届出食品は安全な食品であると考えられます。 |
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| 【摂取する上での注意事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 本品は肝機能検査値の異常値を改善させるものではないため、これらの値が異常値を示した場合は医療機関を受診し、医師にご相談ください |
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| 【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 届出食品は、「総合衛生管理製造過程」および「FSSC 22000」を取得している工場で製造しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【機能性の評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【届出者の評価(エビデンス)】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| <肝機能酵素値に対する機能性>(研究レビュー) 【標題】 「肝ファイン」に含まれる紫サツマイモ由来アントシアニンによる肝機能マーカー改善機能に関する研究レビュー 【目的】 健常な成人において、紫サツマイモ由来アントシアニンの摂取は、肝機能を評価する指標である酵素値を改善する機能を有するのかを検証するため研究レビューを実施しました。 【背景】 血中のAST、ALT、γ-GTPの値は、肝機能の低下や肝障害をあらわす指標として臨床的に利用されており、これら肝機能を評価する酵素値を改善する機能性を持つ食品は、健常な成人の健康維持に役立つと考えます。紫サツマイモに含まれる紫サツマイモ由来アントシアニンは、摂取により肝機能を評価する酵素値を改善するとの報告があり、そのエビデンスを総合的に評価するため、システマティックレビューを実施しました。 【レビュー対象とした研究の特性】 公表された論文を対象とし、紫サツマイモ由来アントシアニンを含む食品を摂取した場合の肝機能の指標である酵素値の改善を評価している研究について調査しました。4つのデータベースにより検索を行った結果、成人を対象に肝機能の指標である酵素値の改善を評価しているRCT論文が3報あり、このうち健常な成人を対象とした論文1報が採用されました。 【主な結果】 紫サツマイモ由来アントシアニン摂取により、ASTとγ-GTPの有意な低下が認められ、紫サツマイモ由来アントシアニンの摂取は、健康で肝機能を評価する指標である酵素値が健常域でやや高めの人において、酵素値の一部(AST、γ-GTP)の低下に役立つ機能があることが示されました。 【科学的根拠の質】 評価した文献は信頼性の高いRCT試験であるため、科学的根拠の質は機能性の評価に値すると考えます。しかし、採用論文が1報のみであり、論文数が限定されていることから、今後さらなるエビデンスの拡充が望まれます。 (構造化抄録) |
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