マルハニチロ株式会社(法人番号:2010601040697)が消費者庁に届出た機能性表示食品【さばみそ煮N(エヌ)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。
スポンサーリンク
【届出番号】 | |||||||
C277 | |||||||
【届出日】 | |||||||
2017/10/24 | |||||||
【届出者名】 | |||||||
マルハニチロ株式会社 | |||||||
マルハニチロ株式会社製品一覧楽天市場 | |||||||
【商品名】 | |||||||
さばみそ煮N(エヌ) | |||||||
【食品の区分】 | |||||||
加工食品(その他) | |||||||
【機能性関与成分名】 | |||||||
DHA、EPA | |||||||
DHAを含む製品一覧 EPAを含む製品一覧 楽天市場 |
|||||||
|
【表示しようとする機能性】 |
本品にはDHA・EPAが含まれます。 DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 |
【想定する主な対象者】 |
疾病に罹患していない者 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
当社には、さばみそ煮の缶詰を50年以上製造し、年間約800万缶を販売してきた実績がある。この間に重篤な健康被害の報告は無く、さばみそ煮の缶詰は十分な食経験に裏付けされた安全な食品であると言える。 当該製品は上述のさばみそ煮の缶詰と同等の製品であるため、同等の安全性を有しているものと考えている。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。 ●抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。 ●切り口で手を切らないようにご注意ください。 ●開缶の際は、液汁の飛びはねにご注意ください。 ●開缶後は早めにお召し上がりください。 ●破裂する恐れがありますので缶のまま温めないでください。 ●さばのひれが稀に硬い場合がありますので、ご注意ください。 ●表面に白い斑点が粒状に固まっている場合がありますが、これは脂肪分ですので安心してお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
株式会社マルハニチロ北日本 青森工場GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000の認証は取得していないが、準ずる製造および品質管理を実施している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価】 |
ア.標題: DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー イ.目的: 誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者 何をすると I):DHA・EPAの経口摂取 何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか ウ.背景: DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。 エ.レビュー対象とした研究の特性: 文献の検索は、ランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。 オ.主な結果: 検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。 また、当該機能を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は2週間~12か月間であった。 本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHA・EPAを総量として 860 mg以上含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。 カ.科学的根拠の質: 採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性(結果を日本人に適用すること)に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。 ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでデータベース検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。 (構造化抄録) |
機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。
■平成29年度届出一覧
0 件のコメント:
コメントを投稿