2019年2月16日土曜日

ハチミツしょうがのど飴(味覚糖株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品


味覚糖株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ハチミツしょうがのど飴】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


【届出番号】
D406
【届出日】
2018/12/25
【届出者名】
味覚糖株式会社
味覚糖株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ハチミツしょうがのど飴
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
6-ジンゲロール、6-ショウガオール
6-ジンゲロールを含む商品一覧楽天市場

6-ショウガオールを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品には6-ジンゲロール、6-ショウガオールが含まれます。6-ジンゲロール、6-ショウガオールは、気温や室温が低い際に、末梢部位の体温を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
・手足の冷えが気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該商品の機能性関与成分である6-ジンゲロール、6-ショウガオールは、原料として使用する生姜抽出物に含まれる成分である。そこで、データベースを用い、生姜の安全性に関する情報収集を行った。国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報によると、通常食品として適切に摂取すればおそらく安全であるとされる。生姜は古くから食用として世界中で用いられている。特有の辛味を有しており、香辛料として使用される他、漢方にも配合されることが多い。以上のように、生姜は一定の食経験を有しており、過剰摂取を行わない限り、安全性に問題は無いと考えられる。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。抗凝固剤を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。通常喫食する間食の代替としてお召し上がりください。
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【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
味覚糖株式会社 奈良工場 FSSC 22000認証取得(認証番号:JP12/030176)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
機能性関与成分 6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が体温に及ぼす影響に関する研究レビュー

【目的】
寒冷条件下で、6-ジンゲロール、6-ショウガオールが、体温の低下を抑制する機能があるかどうかを検証する。

【背景】
生姜は世界各地で食されており、古くから人々の生活に馴染みある素材である。また、生姜は食材としてだけでなく、漢方の材料としても利用される。生姜に含まれる代表的な成分として、辛味成分である6-gingerolや6-shogaol、gingeronが挙げられる。生体内に吸収されたそれらの成分は、様々な生理学的作用を及ぼす。例えば、gingeronは脂肪の燃焼を盛んにすることによってエネルギー消費を促進する作用を持つことが報告されている。
生姜に期待される効能の一つとして、冷え症の改善が挙げられる。日本人女性の約半数は冷え症であるとされ、冷えが腰痛や肩こりなどのトラブルを誘引する。そのため、特に冬のような寒冷条件下で、体の冷えは大きな悩みとなる。生姜に含まれる6-gingerolや6-shogaolの様なショウガ由来ポリフェノールに、体温を上昇させる効果あることが報告されている。しかしながら、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が、寒冷ストレスの負荷後、体温に及ぼす影響を網羅的に解析したレビューは存在しない。本研究レビューでは、成人健常者が6-ジンゲロール、6-ショウガオールを摂取することで、寒冷ストレスの負荷後、体温にどのような影響を及ぼすかをプラセボ摂取時と比較して評価した。

【レビュー対象とした研究の特性】
PubMed、Web of Science core collection、JDream III、医中誌Webに掲載された英語ないし日本語文献のうち、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が、寒冷ストレスの負荷後、体温に及ぼす影響を報告した文献の質評価を行った(検索日は2017年12月22日)。文献の検索時は、ヒト介入試験好ましくは無作為化比較試験に関する査読済み論文を重視し、定めた選定基準により文献を選択・採用した。採用した個々の論文については、PICOS(PECOS)の概念を基に効果の有無や「研究の質」により仕分けを行い、研究デザイン、対象者特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間、アウトカム等に関する情報を抽出し、集計した。さらには、利益相反、作用機序およびキャンディへの外挿性等に関して考察した上で、目的とする機能に対するエビデンスの全体像を取りまとめた。なお、一連の評価作業は原則として弊社社員3名で行い、できる限りバイアスのない評価に努めた。

【主な結果】
6-ジンゲロール2.835mg、6-ショウガオール0.23mgを摂取することで(単回摂取)、プラセボを摂取した時に比べ、寒冷ストレスの負荷後、指先の表面温度が有意に上昇するという評価に至った。

【科学的根拠の質】
6-ジンゲロール、6-ショウガオールを摂取することで、寒冷ストレスの負荷後、指先の表面温度を上昇させるという結果を示す論文1報を採用した。バイアスリスク・非直接性・非一貫性は低度であり、不精確性は高度であると評価した。また、出版バイアスは、存在の疑いありと評価した。以上の内容を総合的に評価した結果、エビデンスの強さは、機能性について示唆的な根拠があると判断した。

機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
目 次
平成30年度一覧
平成29年度一覧
平成28年度届出
B1-B50 B51-B100 B101-B150 B151-B200 B201-B250 B251-B300 B301-B400 B401-B500 B501-B600 B601-B620
平成27年度届出
A1-A50  A51-A100 A101-A150 A151-A200 A201-A250 A251-A300 A301-A310

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