2021年11月25日木曜日

【G721】株式会社健食:ルテインかぼちゃ(スライス)の効果とエビデンス

株式会社健食:ルテインかぼちゃ(スライス)の効果とエビデンス(科学的根拠)

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
G721
2021/10/08
株式会社健食
(7060001001571)
ルテインかぼちゃ(スライス)
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参考
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品にはルテインが含まれ、ルテインを10mg/日摂取すると、光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素量を増加させることが報告されており、本品を120g食べると機能性が報告されている一日当たりのルテイン量の50%を摂取できます。

【想定する主な対象者】
健常な成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は西洋カボチャの生鮮カット加工野菜である。ウリ科カボチャ属の野菜である西洋カボチャは、中央アメリカから南アメリカ高原地帯が原産地で、日本へは 19 世紀の中頃、アメリカから伝えられ、以後全国規模で 100 年以上の喫食実績がある。
南瓜は日本では約 19 万t(平成 28 年)生産されており、気候、風土の適した北海道が 82,900t(平成 28 年)と国内最大の産地(総生産の約 45%)となっている。「独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム 野菜統計要覧」によるとかぼちゃの年間出荷量は168,000t(平成 25年) 程度あり、輸入量では多い順にニュージーランド、メキシコ、ニューカレドニア、韓国で100,000t(平成 26年)輸入実績がある。
南瓜は一般的に広く普及している野菜であり、年齢性別問わず、日常的な野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。
当該製品を年間平均約120t、2013年~2019年まで約6年間、加熱調理用野菜として加工販売の実績があるが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。上述の通り、食経験上から各野菜の安全性は高いと判断した。


【摂取する上での注意事項】
生ものですからお早めにお召し上がりください。本品は多量に摂取することにより、より健康を増進できるものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
生産面はホクレンの研究施設(農業総合研究所)や各JA による栽培指導、栽培履歴の点検を行う。生産物は、主にJA北はるか(北はるか農業協同組合)が集荷し、北はるか農業協同組合 農産課で保管される。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
[標題]
ルテインによる網膜色素量の増加に関する研究レビュー

[目的]
健常者(眼の疾患等疾病に罹患していない)がルテインを含む食品を継続的に摂取することで、網膜(黄斑部)の色素量を増加させるかを検証するため、定性的研究レビューを実施した。

[背景]
ルテインは、南瓜やホウレンソウなどの緑黄色野菜や卵黄などに多く含まれる黄色色素成分である。ルテインは、網膜の中心に位置する黄斑部に存在しその抗酸化作用と青色吸収作用により、光の刺激から目を保護し視機能の維持など目の健康維持に寄与すると考えられる。また高齢者の失明原因の一つである黄斑変性症患者の黄斑色素密度は健常者よりも低く、健常者においても加齢に伴い低下すると報告されている。

[レビュー対象とした研究の特性]
「疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)において、ルテインを含む食品の継続的な摂取は、対照群と比較して、黄斑部色素量を増加させるか?」に基づいて、PubMed 、JDreamⅢ、医中誌Web の3 つのデータベースを情報源として文献検索を行った(最終検索日:2017 年9 月13 日)。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用文献とした。網膜(黄斑部)の色素量の評価に広く採用されている黄斑色素光学密度(MPOD)または黄斑色素レベル(MPL)を効果指標として定性的レビューを実施した。

[主な結果]
健常者がルテイン10mg 以上/日を含む食品を4ヵ月以上摂取することで網膜(黄斑部)の色素量の増加が認められる肯定的な結果が得られた。totality of evidence の観点からルテインを含む食品の継続的な摂取は網膜(黄斑部)色素量の増加の根拠があると考えられた。

[科学的根拠の質]
採用された文献は6報ともRCTであり、効果あり論文は5報あった。そのうち群間差ありの論文が3報(文献3,4,5)、群内(摂取前後)で有意な増加を示した論文が2報(文献1,6)、効果なし論文は1報(文献2)であった。ルテインは緑黄色野菜や卵黄に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合には本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。今後、食品に含まれるルテインの摂取と長期間におけるMPOD の経時間的な変化を検証するためのランダム化比較試験(RCT)、コホート研究が望まれる。

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