2022年6月9日木曜日

メノウDX(株式会社天真堂)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

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株式会社天真堂
メノウDXの効果とエビデンス(科学的根拠)


届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
H83
2022/04/20
株式会社天真堂
(4010601035530)
メノウDX
加工食品(サプリメント形状)
ルテイン、ゼアキサンチン、クロセチン
届出製品全リスト
株式会社天真堂

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ルテインの機能性表示食品

ゼアキサンチンの機能性表示食品

クロセチンの機能性表示食品
株式会社天真堂の機能性表示食品

参考
動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

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【表示しようとする機能性】

本品にはルテイン、ゼアキサンチン、クロセチンが含まれます。ルテイン、ゼアキサンチンには目の黄斑部の色素量を上昇させ、ブルーライトなどの光ストレスから目を保護し、ぼやけの解消によりはっきり見る力(コントラスト感度)をサポートすることが報告されています。
クロセチンには、目のピント調節をサポートする(パソコン作業などにより生じる目の調節機能の低下を和らげる)ことが報告されています。また良質な眠りをサポートする(睡眠の質(眠りの深さ)を高め、起床時の眠気や疲労感を和らげる)ことが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常な成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
①ルテイン・ゼアキサンチン
本品には一日当たりの摂取目安量として、ルテイン 10 mg、ゼアキサンチン 2mg が含まれている。本品に含まれているルテイン原料は、1999 年より日本において販売が開始され、日本国内で 200 製品以上に使用されており、2017 年の日本での販売量は純品換算で 2,800kg である。また、本品に含まれているゼアキサンチン原料も世界各国で販売されている。日本においては 2014 年より販売されており、2017 年の日本での販売量は純品換算で 90kg である。ルテイン、ゼアキサンチンともに、これまでに有害事象の報告はない。

また、本品に配合しているルテイン、ゼアキサンチン原料は、米国で GRAS 物質として認定されている。さらにFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議「FAO/WHO JointExpert Committee on Food Additives」(JECFA)においても評価が終了しており、2004 年 6 月に開催された第 63 回JECFA にて、ルテインとゼアキサンチンの一日許容摂取量(ADI) は、0-2 mg/kg 体重/日と設定された(この量は体重 70kg の成人で 140mg/日に相当する)。本品の一日摂取目安量当たりの機能性関与成分含有量はルテイン10㎎/日、ゼアキサンチン2㎎/日であり、一日摂取目安量を守って摂取すれば安全性は問題ないと判断した。

②クロセチン
本品(メノウDX)には、機能性関与成分「クロセチン」が7.5 mg/日の摂取量となるように配合されている。当該製品は新製品であり喫食実績がないため、当該製品と類似する食品(クロセチンを当該製品と同等量以上含有しており、かつ、当該製品と同じソフトカプセル形状の食品。これらの食品はクロセチンの消化・吸収に違いがなく、加工工程によるクロセチンの変質はないと考えられる。)の喫食実績をもとに安全性を評価した。

当該製品と類似する食品の販売数量は、当該製品個数に換算すると、2006年の販売開始から2017年度末までの累計で約370万個に相当する。また、これまでにクロセチンに起因すると判断された健康被害情報は報告されていない。
以上のことから、当該製品においても、1日摂取目安量を摂取した場合、人の健康を害することはないと評価した。


【摂取する上での注意事項】
一日当たりの摂取目安量を守ってください。開封後はチャックをしっかり閉じて保存し、なるべく早くお召し上がりください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。食物アレルギーのある方は原材料表示をご参照ください。妊娠、授乳中の方や薬を服用されている方、お子様はお召し上がりにならないで下さい。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会よりGMP認証を受けている株式会社三協(日の出工場、島根川本工場)、JICQA仕様-HACCPシステムの認証を受けた自社工場(天真堂岩手八幡平工場)にて、所定の基準に基づき生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
①コントラスト感度の調節機能(ルテイン・ゼアキサンチン)
【標題】
ルテイン、ゼアキサンチンによる目の調子を整える機能及に関するシステマティックレビュー
【目的】
健常者に対するルテイン、ゼアキサンチン摂取による目の調子を整える機能を有するかについてRCT論文の研究レビューにより検討し、評価した。
【背景】
ルテイン、ゼアキサンチンの摂取は目の機能を維持改善することが報告されているが、健康な成人を対象としたシステマティックレビューはない。

【レビュー対象とした研究の特性】
ルテイン、ゼアキサンチンの摂取による目の機能及び認知機能に対して何らかの効果が期待されるヒト試験でランダム化比較試験(RCT)タイプを網羅的に検出し、文献を抽出し内容を精査した。その結果、目の機能に関して最終的に採用された文献は1報であった。

【主な結果】
一日当たりルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgの摂取は目の黄斑部の色素密度を上昇させ、ブルーライトなどの光ストレスの緩和やコントラスト感度の改善を促進し、目の調子を整える機能があることが示唆された。

【科学的根拠の質】
今回の研究レビューにより最終的に採択した論文は1報であるが、質は高かった。
配合されているルテイン、ゼアキサンチン共に研究に使用されたものと同等であることも高く評価出来る。被験者が外国人であること、採用論文が1報と少なく、被験者も比較的少数であった。研究の限界として、同デザイン、同評価での日本人を対象とした文献がなく、今後さらなる研究が望まれる。

②目のピント調節をサポートする機能
標題:最終製品「メノウDX」に含有する機能性関与成分「クロセチン」によるピント調節機能をサポートする(VDT作業後の目の調節機能の低下を和らげる)機能に関する研究レビュー

目的:健常な成人男女(疾病に罹患していない者)において、クロセチンの摂取は、摂取していない場合もしくは摂取前と比較して、パソコンの画面など近くのものを見ながら行う作業(VDT作業)後のピント調節機能の低下を和らげるのか検証する。

背景:クロセチンは、目の血流を改善するはたらきがあること、目の炎症を抑制するはたらきがあることなどが報告されており、目の健康に役立つと考えられている。そこで、研究レビューを実施しクロセチンがパソコン作業などを実施した後に生じるピント調節機能の低下を和らげる機能を有するのか検証した。

レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに収録されている最初の時点から、検索日(2018年10月22日)までを検索対象期間とし、健常な成人男女がクロセチンを摂取した試験に関する論文を収集した。最終的に2編の論文を評価しました。これらの論文はいずれもプラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験(ランダム化を伴う)だった。

主な結果:2編の研究論文を評価した結果、1日あたり7.5 mgのクロセチンを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品を摂取したときよりも、VDT作業後の調節機能検査値が改善しており、パソコン作業などで近くのものを見続けることにより生じるピント調節機能の低下が和らいでいることがわかった。なお、クロセチンの摂取に起因する副作用や健康被害はなかったことが報告されている。

科学的根拠の質:評価した論文は、2編ともプラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験(ランダム化を伴う)だった。評価した論文のバイアスリスクは低レベルである。一方、研究数や症例数が少ないことから、科学的根拠の質を高めるため更なる臨床試験が必要であると考えられる。しかしながら、2編ともVDT作業後のピント調節機能の低下が和らぐことを報告しており、今後の研究によって効果に関する見解が大きく変更される可能性は低いと考えられる。

③良質な眠りをサポートする機能(クロセチン)
標題:最終製品「メノウDX」に含有する機能性関与成分「クロセチン」による睡眠の質を向上させる機能に関する研究レビュー

目的:健常な成人男女(疾病に罹患していない者)において、クロセチンの摂取は、摂取していない場合もしくは摂取前と比較して、眠りの質を向上させるか検証する。

背景:クロセチンは、ノンレム睡眠(深い眠り)を増強する作用や不安を軽減する作用があることが報告されており、眠りの質の向上に役立つと考えられている。そこで、研究レビューを実施しクロセチンが眠りの質を向上させる機能を有するのか検証した。

レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに収録されている最初の時点から、検索日(2018年10月11日~16日)までを検索対象期間とし、健常な成人男女がクロセチンを摂取した試験に関する論文を収集した。最終的に2編の論文を評価した。これらの論文はいずれもプラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験(ランダム化を伴う)だった。

主な結果:2編の研究論文を評価した結果、1日あたり7.5 mgのクロセチンを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品(クロセチンを含まない食品。クロセチンを含む原材料を試験に影響を与えない原材料に置き換えたものであり、その他についてはクロセチンを含む食品と同じである食品)を摂取したときよりも、デルタパワー(深い眠りを示す指標)が増加し、睡眠時の中途覚醒回数が減少しており、睡眠の質(眠りの深さ)が向上することがわかった。さらに、起床時の眠気や疲労感も和らぐことがわかった。なお、クロセチンの摂取に起因する副作用や健康被害はなかったことが報告されていた。

科学的根拠の質:評価した論文は、2編ともプラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験(ランダム化を伴う)だった。評価した論文には低~中レベルのバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)リスクがあった。また、研究数や症例数が少ないことから、科学的根拠の質を高めるため更なる臨床試験が必要であると考えられる。しかしながら、2編とも眠りの質の向上を示すことを報告しており、今後の研究によって効果に関する見解が大きく変更される可能性は低いと考える。

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