株式会社シジシージャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品CGC国内産もち麦(丸麦)のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 株式会社シジシージャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品【CGC国内産もち麦(丸麦)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社シジシージャパン |
| 【届出番号】 |
| F777 |
【届出日】 |
| 2021/01/06 |
【届出者名】 |
| 株式会社シジシージャパン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| CGC国内産もち麦(丸麦) |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 大麦β-グルカン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には大麦β-グルカンが含まれています。大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 食後血糖値の上昇が気になる成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 1.当該製品【CGC国内産もち麦(丸麦)】は、機能性関与成分、大麦β-グルカンを1日摂取目安量当たり1,055mg配合しています。摂取方法としては白米と一緒に炊飯を行い、加熱して摂取をする、その他加工食品です。 2.日本における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の一種です)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、日本では昭和26年には、全国民平均1日当たり大麦で58.6g、大麦β-グルカン約2.4gを麦ごはんより摂取していたことが推定されています。また、法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人(男女)の1日当たりの大麦の給与量は96~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり48~75gの精麦を喫食していることになります。これを機能性成分の大麦β-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.0~3.1gの喫食経験があることになります。 上記食経験は ①届出をしようとする食品に含まれる機能性関与成分と同じ成分で、同等量含有している食品であること。 ②同じ麦ごはんであるので消化・吸収に大きな違いが無いこと。 ③大麦を搗精して炊飯するだけですので、食品中の成分や加工による変質はほぼ考えられないこと。 以上のことにより、「当該食品に類似する食品」に当ると判断します。 また、販売時期は海軍で1883年に兵食改革として麦食を取り入れた記録があることこら、そこから始まったものと考えられ、これまでの精麦製品の販売量は183万トン(1999~2008年累計、資料:農林水産省米麦加工食品生産動態統計調査)になります。 以上より、大麦β-グルカンを1日1,055mg摂取することについての安全性には問題は無いと判断します。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取することにより、体調によってはおなかがゆるくなることがあります。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 当該商品を製造する工場は、品質マネジメントシステムISO9001を取得しており適用法令を遵守し、当社における衛生環境管理規定等の各種規定に沿って製品を製造しております。又、静岡県ミニHACCP承認事業において、承認食品名として精麦製品ポーションタイプの承認を受けております。日本農林規格(有機JAS加工食品)認定工場であり製造施設においては薬剤等使用せず製品への安全安心をお客様へお届け出来る様、製造及び品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| CGC国内産もち麦(丸麦)に含まれる機能性関与成分「大麦β-グルカン」の食後血糖値の上昇抑制する機能について以下の通り研究レビューを実施した。 【標題】大麦β-グルカンによる食後血糖値の上昇をおだやかにする機能に関する研究レビュー 【目的】健常者において、大麦β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響について明らかにする為の定性的研究レビューを目的とした。 【背景】最近、大麦に含まれる水溶性食物繊維である大麦β-グルカンが各種機能性を有する物質として注目されており、食後血糖値の上昇をおだやかにするとする文献も報告されている。しかし、これらの論文を評価した研究レビューは報告されていない。 【レビュー対象とした研究の特性】3つのデータベースを用いて(PubMed、JDreamⅢは最終検索日:2018年2月13日、医中誌Webは最終検索日:2018年2月14日)、目的に合致した文献を検索した。採用した文献2報は日本語(1報:文献1)、英語(1報:文献2)で記載され、試験デザインは共にRCT試験であり、いずれの文献も対象者は成人健常者であった。 【主な結果】2報のうち1報は日本人を対象とした文献であり、もう1報は英国人を対象とした試験であった。いずれの文献も成人健常者を対象としていた。採用した文献2報(文献1、2)は食後血糖値の上昇をおだやかにする指標である食後血糖値のピーク値と食後血糖の上昇曲線下面積値の2つの値について評価を行ったところ、2報共に両指標において有効性が確認された。効果があった文献2報(文献1、2)の大麦β-グルカンの摂取量は1.055g/日以上であった。群間有意差が認められた摂取量は、文献1では大麦β-グルカンを1.055g/日、文献2では4g及び8g/日であった。文献2において、2g及び6g/日摂取では群間有意差が認められなかったが、対照群と比べて食後血糖値の上昇が抑制されていることから、大麦β-グルカンの効果の一貫性は保たれていると考えられた。したがって、1.055g/日の摂取は食後血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。 【科学的根拠の質】採用した2報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付き文献であることから研究の質は高いと判断した。バイアスリスクに関しては、2報中1報が二重盲検であったが1報が単盲検であった。また、採用文献2報中1報は試験食のランダム記載はあったが、情報が不十分と考えられた。その他バイアスとして利益相反について企業から資金提供があったのが1報、利益相反について記載がなかったのが1報であった。また、2報で企業から試験食の提供がされていた。出版バイアスについては、被験者に1人でも非健常者が含まれる可能性があるもの、大麦β-グルカン以外の成分の関与が否定できないものや変性(低分子化)した大麦β-グルカンで評価している文献を除外したため、採用文献が少なかった事等を考慮し、バイアスリスクは中と評価した。本レビューの限界として、食後血糖値抑制に関する臨床試験は、糖尿病や脂質異常症などの疾病域の方を対象としたものがあり、健常者を対象とした試験に限定するとエビデンスが少なくなる点で本研究レビューの限界があった。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
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2021年2月12日金曜日
CGC国内産もち麦(丸麦)(株式会社シジシージャパン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
オールブラン香るさわやかフルーツ(日本ケロッグ合同会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品オールブラン 香るさわやかフルーツのエビデンス(科学的根拠) |
日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【オールブラン 香るさわやかフルーツ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 日本ケロッグ合同会社 |
| 【届出番号】 |
| F776 |
【届出日】 |
| 2021/01/05 |
【届出者名】 |
| 日本ケロッグ合同会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| オールブラン 香るさわやかフルーツ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 小麦ブラン由来アラビノキシラン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には小麦ブラン由来アラビノキシランが含まれます。小麦ブラン由来アラビノキシランは、発酵性の食物繊維で、善玉菌とよばれる腸内の酪酸菌を増やし、酪酸を増加させることにより、腸内環境を改善することが報告されています。また、小麦ブラン由来アラビノキシランはお腹の調子を整え便通を改善することが報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 健常成人 |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本品「オールブラン 香るさわやかフルーツ」の類似食品である機能性表示食品「オールブラン フルーツミックス」(共に機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり2.1g摂取)は、2020年4月20日に日本で発売され、年齢、性別、健康状態を問わず販売され、2020年11月末までの販売実績は約629トン(1食60gとして約1,040万食分)です。これまで重篤な健康被害は報告されていません。 また、機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり4.4g摂取する類似食品の「オールブラン オリジナル」は、お腹の調子を整える食品として1994年に特定保健用食品の表示許可を取得しており、2018年の販売実績は約500トン(1食40gとして約1,250万食分)です。日本で年齢、性別、健康状態を問わず販売され、特定保健用食品の許可以来約25年間、重篤な健康被害は報告されていません。 以上より、本品は安全性の高い商品と判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 食べ過ぎにより、一過性におなかがゆるくなることがあります。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量をお守りください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本品は、FSSC 22000認証を受けている日本ケロッグ合同会社高崎工場にて、当該認証に基づいて製造されています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 【標題】 小麦ブラン由来アラビノキシランの整腸作用に関するシステマティックレビュー。 【目的】 本研究レビューの目的は、健常成人に対して小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取することにより、整腸作用が認められるかを検証することです。 【背景】 食物繊維は整腸作用があり、健康を維持するために必要な栄養素ですが、国民健康・栄養調査報告書などでは食物繊維の摂取不足が推測されています。食物繊維の一種である小麦ブラン由来アラビノキシランに関する研究レビューの報告はなく、その機能性の検証は有意義と思われます。 【レビュー対象とした研究の特性】 本研究レビューでは、2報のRCT文献が採用されました。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。健常成人に小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取させることで、整腸作用(アウトカム:糞便中の微生物(腸内細菌)、糞便中の短鎖脂肪酸量、排便量、および排便回数)に関する機能性において肯定的な結果が報告されていました。いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題はないと判断しました。 【主な結果】 小麦ブラン由来アラビノキシランを2.1g/日摂取することで、善玉菌に属する酪酸産生菌が増加、糞便中の短鎖脂肪酸量が増加したことから、腸内環境が改善することが示唆されました。また、小麦ブラン由来アラビノキシランを1.7g以上/日摂取することで、排便量が増加、排便回数が増加することも示唆されました。よって、一日当たり2.1gの小麦ブラン由来アラビノキシラン摂取は、「腸内環境を改善し、排便機能を改善する」整腸作用があり、機能性表示食品として健康の維持や増進に資すると考えられました。 【科学的根拠の質】 採用文献の各種バイアス・リスクはいずれも低く、また、エビデンス総体の評価において、「整腸作用」に関する機能のエビデンスの強さは、「中(B)」と判断しました。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)、出版バイアスが完全には否定できないことが考えられました。 |
美味しく飲めるホンチョ野いちご(大象ジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品美味しく飲めるホンチョ 野いちごのエビデンス(科学的根拠) |
![]() 大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【美味しく飲めるホンチョ 野いちご】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 大象(デサン)ジャパン株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F775 |
【届出日】 |
| 2021/01/05 |
【届出者名】 |
| 大象ジャパン株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 美味しく飲めるホンチョ 野いちご |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 酢酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 届出食品である「美味しく飲めるホンチョ 野いちご」(以下、届出食品と呼ぶ)の機能性関与成分は酢酸である。酢酸は、食酢の主成分であり、食酢は古くから使用されてきた調味料である。機能性関与成分以外の届出食品に使用される原材料は、喫食実績により十分に安全性が確認された食品および食品添加物である。 届出食品と同等量の酢酸(一日摂取目安量100ml当たり750 ㎎)を関与成分とした特定保健用食品について、内閣府食品安全委員会の食品安全総合情報システムに評価結果が公表されている。評価結果の要約は「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される。(平成16年2月5日府食第160号)」と記載されている。(1) また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(2)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験が報告されている。(3)いずれも有害事象の報告はない。 以上のことから、機能性関与成分である酢酸の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。 (1) 内閣府 食品安全委員会 食品安全総合情報システム (2) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生, vol.49, No.5, 267-278, 2005 (3) 岸幹也ら、「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」 日本臨床栄養学会雑誌, vol.27, No.3, 313-320, 2006 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。 ・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ・糖類の摂り過ぎに十分に注意してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 大象株式会社烏山工場 HACCP認証、FSSC 22000認証を取得している |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されている。 (イ)目的 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかを検討した。 (ウ)背景 食酢の主成分である酢酸は古くから使用されてきた調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索の条件と除外の条件を定めて、PubMed(検索日:2019年7月24日)と医中誌(検索日:2019年8月1日)で、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は1報であった。採用文献であるKondoらの研究は、英語で発表された論文である。25~60歳でBMI25~30の日本人175人を参加者とし、機能性関与成分の酢酸を1日当たり750mg、もしくは1500mgの投与量で、12週間の介入試験であった。175名中、155名が試験を完了し、12週間にわたる1日当たり酢酸750mgの摂取が有意に内臓脂肪面積の減少させることを明らかにした。 (オ)主な結果 機能性関与成分である酢酸の一日当たり750mgの摂取は、BMI25~30の健常成人において、内臓脂肪を低減すると結論付けられる。さらに、飲用による危害も見られなかった。 (カ)科学的根拠の質 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかについてレビューした。その結果、一日当たり750mg以上の酢酸を摂取することで、有意に内臓脂肪が減少されることが明らかとなった。採用文献では酢酸を飲料形態で摂取させており、届出食品の想定する摂取方法と同様である。 採用文献中に有害事象は見られず、酢酸として4500mg/日までは安全であるとの報告を引用している。採用文献のアウトカム指標は内臓脂肪面積であり、届出食品の表示しようとする機能性と関連性が高く、科学的に適切であると評価した。 PubMed、医中誌2種類のデータベースを用い、英語、日本語の論文を網羅的に検索したが、該当した論文は現在1報のみであるので、今後さらに研究されていくことが望まれる。その結果新たな知見、傾向が見られる可能性は否定できない。 |
美味しく飲めるホンチョブルーベリー(大象ジャパン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品美味しく飲めるホンチョ ブルーベリーのエビデンス(科学的根拠) |
大象ジャパン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【美味しく飲めるホンチョ ブルーベリー】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 大象(デサン)ジャパン株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F774 |
【届出日】 |
| 2021/01/05 |
【届出者名】 |
| 大象ジャパン株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 美味しく飲めるホンチョ ブルーベリー |
【食品の区分】 |
| 加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
| 酢酸 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 届出食品である「美味しく飲めるホンチョ ブルーベリー」(以下、届出食品と呼ぶ)の機能性関与成分は酢酸である。酢酸は、食酢の主成分であり、食酢は古くから使用されてきた調味料である。機能性関与成分以外の届出食品に使用される原材料は、喫食実績により十分に安全性が確認された食品および食品添加物である。 届出食品と同等量の酢酸(一日摂取目安量100ml当たり750 ㎎)を関与成分とした特定保健用食品について、内閣府食品安全委員会の食品安全総合情報システムに評価結果が公表されている。評価結果の要約は「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される。(平成16年2月5日府食第160号)」と記載されている。(1) また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(2)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験が報告されている。(3)いずれも有害事象の報告はない。 以上のことから、機能性関与成分である酢酸の安全性が検討されているものとして問題ないと考えた。 (1) 内閣府 食品安全委員会 食品安全総合情報システム (2) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生, vol.49, No.5, 267-278, 2005 (3) 岸幹也ら、「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」 日本臨床栄養学会雑誌, vol.27, No.3, 313-320, 2006 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ・空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。 ・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ・糖類の摂り過ぎに十分に注意してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 大象株式会社烏山工場 HACCP認証、FSSC 22000認証を取得している。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されている。 (イ)目的 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかを検討した。 (ウ)背景 食酢の主成分である酢酸は古くから使用されてきた調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 検索の条件と除外の条件を定めて、PubMed(検索日:2019年7月24日)と医中誌(検索日:2019年8月1日)で、それ以前に発表された論文を対象に検索したところ、最終的に得られた論文は1報であった。採用文献であるKondoらの研究は、英語で発表された論文である。25~60歳でBMI25~30の日本人175人を参加者とし、機能性関与成分の酢酸を1日当たり750mg、もしくは1500mgの投与量で、12週間の介入試験であった。175名中、155名が試験を完了し、12週間にわたる1日当たり酢酸750mgの摂取が有意に内臓脂肪面積の減少させることを明らかにした。 (オ)主な結果 機能性関与成分である酢酸の一日当たり750mgの摂取は、BMI25~30の健常成人において、内臓脂肪を低減すると結論付けられる。さらに、飲用による危害も見られなかった。 (カ)科学的根拠の質 酢酸に内臓脂肪低下作用があるかを調べるために、内臓脂肪が高めな方(P)の酢酸の経口摂取(I)で、プラセボと比較して(C)、内臓脂肪の低下(O)が見られるかについてレビューした。その結果、一日当たり750mg以上の酢酸を摂取することで、有意に内臓脂肪が減少されることが明らかとなった。採用文献では酢酸を飲料形態で摂取させており、届出食品の想定する摂取方法と同様である。 採用文献中に有害事象は見られず、酢酸として4500mg/日までは安全であるとの報告を引用している。採用文献のアウトカム指標は内臓脂肪面積であり、届出食品の表示しようとする機能性と関連性が高く、科学的に適切であると評価した。 PubMed、医中誌2種類のデータベースを用い、英語、日本語の論文を網羅的に検索したが、該当した論文は現在1報のみであるので、今後さらに研究されていくことが望まれる。その結果新たな知見、傾向が見られる可能性は否定できない。 |
尿酸ヘルプ(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品尿酸ヘルプのエビデンス(科学的根拠) |
小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【尿酸ヘルプ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 小林製薬株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F773 |
【届出日】 |
| 2021/01/05 |
【届出者名】 |
| 小林製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 尿酸ヘルプ |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ルテオリン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはルテオリンが含まれます。ルテオリンには尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能が報告されています。 |
| Tweet |
【想定する主な対象者】 |
| 尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な健常人男性(疾病に罹患している者、未成年者を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 1. 食経験 本製品の喫食実績はありません。 2. 既存情報による安全性の評価 原材料である菊の花または菊の花抽出物に関してヒトやラットを対象にした安全性に関する報告が4研究報告されており,その中で有害事象を示す報告は認められませんでした。 3. 安全性試験結果 本品に使用した機能性関与成分を含む「菊の花エキス」の安全性を評価しました。急性毒性試験及び反復投与試験において異常は認められませんでした。また,変異原性試験においても異常は認められませんでした。さらに,過剰量(適正量の5倍量)摂取時の安全性評価においても,安全性上の問題となる事象は認められませんでした。 4. 医薬品との相互作用 データベースを検索した結果、併用が禁忌の医薬品はないこと、および表示見本に「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」との記載があることから、健常者が適切に摂取する場合においては安全性に問題はないと判断しました。 5. まとめ 以上より,機能性関与成分「ルテオリン」を配合した本品を販売することに問題はないと判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| ●1日の摂取目安量を守ってください。 ●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。 ●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。 ●原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。 ●本品は、飲酒を勧めるものではありません。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出食品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けたGMP適合工場にて製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題 ルテオリンの摂取が血清尿酸値に及ぼす影響に関する研究レビュー 目的 健康な成人がルテオリンを摂取した場合,プラセボ(有効成分を含まない食品)を摂取した人に比べて血清尿酸値が改善するか検証することを目的としました。 背景 ルテオリンは菊の花の主要なポリフェノール成分であり,抗炎症作用や血清尿酸値低下作用が報告されています。しかしながら,血清尿酸値への有効性におけるルテオリンの効果を検証した研究レビューはありませんでした。そこで,ルテオリンの機能性を検証するため,本研究レビューを実施しました。 レビュー対象とした研究の特性 複数の研究論文データベースを用いて,健康な成人がルテオリンを摂取した臨床試験論文について,2019年10月30日までに発表されたものを収集および調査しました。最終的にランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験の結果を報告した1報を評価しました。 主な結果 評価した1報の論文中には2つの臨床試験について報告されており,1つは単回摂取試験でもう1つは4週間の継続摂取試験でした。評価した結果,ルテオリンの単回摂取では血清尿酸値に効果がありませんでしたが,ルテオリンを1日当たり10 mg,4週間摂取した場合では,血清尿酸値が高めの被験者において血清尿酸値が有意に改善することがわかりました。 科学的根拠の質 今回の検証の結果から,ルテオリンを1日あたり10 mg継続摂取することは,健常成人男性において高めの血清尿酸値の低下効果が期待できます。しかしながら,バイアスの混入が完全には否定できず,サンプルサイズ及び期間ともに十分とは言えないので,今後更なる有効性及び安全性の検証が必要です。 |
大麦若葉粉末(山本漢方製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
山本漢方製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品大麦若葉粉末のエビデンス(科学的根拠) |
![]() 山本漢方製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【大麦若葉粉末】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 山本漢方製薬株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F772 |
【届出日】 |
| 2021/01/05 |
【届出者名】 |
| 山本漢方製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| 大麦若葉粉末 |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| 大麦若葉由来食物繊維 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品は、大麦若葉由来食物繊維を含み、便通を改善する機能があり、便秘気味な方に適した食品です。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 便秘気味な方 |
【安全性の評価方法】 |
| 安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| (1)喫食実績と既存情報による食経験の評価 本届出食品の大麦若葉は、中国の古典を日本語訳した書物の「国訳本草綱目」に収載されており、冨士経済が出版した有望成分市場2001(2001)では大麦若葉が青汁の素材として使用し飲用されていることが記載されており、主婦の友社が出版した「青汁の効用」(昭和36年)で数種の素材の中の一つとして大麦を紹介しています。山本漢方では2000年7月から2010年12月の期間で5億7千万食(原料使用量1720t)販売しており、自社のお客様相談室へは大麦若葉についての問い合わせでは、有害性や不具合な健康への影響への問い合わせも無いことから、安全性は高いと評価されますが、喫食実績、既存情報では安全性の評価は不十分と評価し、安全性試験を実施し、その結果から安全性を確認しました。 (2)安全性試験の実施による評価 古典的な大麦若葉の食経験と弊社の大麦若葉との同等性は比較できないので、自社で大麦若葉粉末の安全性試験を実施しています。 ラット/単回経口投与毒性試験 ラット/28日間反復経口投与毒性試験 ラット/13週間反復経口投与毒性試験 細菌/復帰突然変異試験 ほ乳類培養細胞/染色体異常試験 げっ歯類/小核試験 ヒト/過剰摂取(3倍量)による安全性確認試験 ヒト/長期摂取による安全性に関する試験 いずれの安全性試験においても大麦若葉に起因する有害性は認められませんでした。 (3)医薬品との相互作用 医薬情報担当が行っている医薬品及び食品の情報収集活動から大麦若葉に含まれるビタミンKが、ビタミンKを阻害することで効果をあらわすワーファリンの作用を減弱する可能性を把握しており、次のように、「本品は、ビタミンKを多く含む食品であるため、医師からビタミンKの摂取について注意するように言われているかたは、かかりつけの医師にご相談ください。」と利用者に注意を促す表示を行います。 (4)結論 上記の情報により、大麦若葉粉末を摂取目安1日6gの飲用は安全性に 関して問題ないと判断しました。 摂取上の注意として、弊社大麦若葉粉末の特定保健用食品表示許可でビタミンKの摂取についての注意以外でも、表示の指示を受けておりますので、機能性表示食品においても安全を確保するため同様の表示を「摂取をする上での注意事項」に記載します。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 水又はぬるま湯に混ぜる場合、しばらく静置すると粉末が底の沈むことがあります。この場合は再度よくかき混ぜてから摂取してください。本品を一度に多量に摂取した場合あるいは体質・体調により、お腹がはったり、ゆるくなったりすることがあります。また、食物繊維を多く含む食品であるため、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患等を持つ方は、かかりつけの医師にご相談の上、摂取してください。本品を多く摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。他の食品からの摂取量を考えて適量を摂取してください。本品は、ビタミンKを多く含む食品であるため、医師からビタミンKの摂取について注意するよう言われている方は、かかりつけの医師にご相談の上、摂取してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 大麦若葉粉末の製造工場はISO22000認証を取得しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| 標題:大麦若葉粉末由来食物繊維の摂取が便通へ及ぼす影響の評価 目的:健常者に大麦若葉粉末由来食物繊維を含む大麦若葉粉末を摂取させると、プラセボ摂 取時に比較して、便通が改善するかを検証することを目的とした。 背景:大麦若葉単味粉末の有効性を検討した資料がないので、あきらかにするため試験を 実施しました。 方法:便秘傾向の成人男女158名(試験1:100名、試験2:58名)を対象とした大麦若葉粉 末(試験対象となる被験食品)の摂取による便通改善効果並びに安全性を検討するた め、2件のヒト試験を実施し、この試験によって機能性表示食品として必要な機能を 評価しました。試験1では1日摂取目安量の設定のために大麦若葉粉末を1日当たり 2g(低用量)、6g(中間量)及び10g(高用量)を含有する3用量の被験食品、作 用がすでに認められている陽性対照食品は難消化性デキストリン3.6g、作用を発揮し ない比較試料のプラセボ食品は大麦若葉以外の炭水化物が入り、それぞれ10g(5g×2 袋)に調製し、試験を受ける方が何を飲んでいるかを知らせない無作為化二重盲検並 行群間比較試験を実施し2週間連日摂取していただきました。被験食品の大麦若葉粉 末6gには大麦若葉由来食物繊維2.2gが含有され、低用量、高用量にはそれぞれ比例 配分的に大麦若葉由来食物繊維が含有されています。試験2では、試験1で、1日摂 取目安量は中間量の6g(大麦若葉由来食物繊維2.2g)と判断され、6gの中間量の被 験食品において、有効性を検証する目的で、同じく試験を受ける方が何を飲んでいる かを知らせない無作為化二重盲検クロスオーバープラセボ対照比較試験を行いまし た。 主な結果: 便秘傾向の健常者、男性31名、女性69名 計100名の被験者をプラセボ群、低 用量群、中用量群、高用量群、陽性対照群の各群20例ずつ割り付けられたが、制限 対象食品を過剰摂取した3名(プラセボ群2名、中用量群1名)については、検定前 に除外し有効評価対象者数は97名となりました。結果は6g摂取で、排便日数で有意 な増加と排便回数、排便量、排便後の爽快感を増加させる傾向を示しました。いずれ の試験においても被験食品に関連する副次作用は認められませんでした。以上の成績 より、大麦若葉粉末の摂取は、便通改善効果を示し、安全性においても問題がないこ とが確認されました。 科学的根拠の質:大麦若葉粉末は天産物であり、品質規格を定めて管理いたしますが、規格 内の範囲で品質の差異は存在します。 |
2021年2月11日木曜日
今週の機能性表示食品リストとエビデンス情報(F750からF771)
| 当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。 社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。 |
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![]() 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。 毎週アップします。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 チャンネル登録をお願いします。 |
| 1 F750 2020/12/25 7120001112412 株式会社セイユーコーポレーション 大阪府大阪市浪速区桜川4-11-4 セイユー アンセリンヘルス 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 本品にはアンセリンが含まれます。 アンセリンは、血清尿酸値が健常領域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑制することが報告されています。 |
2 F751 2020/12/25 3030001041855 株式会社リフレ 埼玉県上尾市仲町1-7-28 リフレのぐっすりずむb 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン本品に含まれるL-テアニンは、睡眠の質をすこやかに改善(睡眠効率<就床時間中の睡眠の割合>を上げ、すっきりとした目覚めと起床時の眠気・疲労感の軽減に役立つ)するとともに、一過性の作業などによるストレス(精神的負担)を和らげる機能が報告されています。 |
3 F752 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ビオマインコートタイプ 加工食品(サプリメント形状) 枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株 本品には枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株が含まれます。 枯草菌C-3102株には、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されています。 |
4 F753 2020/12/25 7140001110793 株式会社ミカレア 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号 肌潤セラミド 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくし、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
5 F754 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 目の疲れによるピント調節にブルーベリー 加工食品(サプリメント形状) ビルベリー果実由来アントシアニン 本品にはビルベリー果実由来アントシアニンが含まれます。 ビルベリー果実由来アントシアニンには、VDT作業(パソコンやスマートフォンなどのモニター作業)の目の疲れによるピント調節機能の低下を緩和することが報告されています。 |
6 F755 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 内臓脂肪を減らすブラックジンジャー 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。 |
7 F756 2020/12/25 5120001049268 江崎グリコ株式会社 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目6番5号 メンタルバランスチョコレートGABA(ギャバ)for Sleep(フォースリープ)<甘さひかえめビター> 加工食品(その他) γ-アミノ酪酸 本品にはγ-アミノ酪酸が含まれます。 γ-アミノ酪酸には、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つ機能があることが報告されています。 |
8 F757 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 さっと飲めるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
9 F758 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 かんで食べるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
10 F759 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ミンティアエクスケア デンタルプラス ペパーミント 加工食品(その他) エピガロカテキンガレート(EGCg) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。 エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。 |
11 F760 2020/12/25 2290001018226 株式会社東洋新薬 福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番27号 葛花・ルイボス茶 加工食品(その他) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) 本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。 肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。 |
12 F761 2020/12/26 4120001010890 プリセプト株式会社 大阪府大阪市東住吉区南田辺1-8-20 カテキン減肥緑茶 加工食品(その他) 茶カテキン(ガレート型カテキンとして) 本品には茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれます。 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減少させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。 |
13 F762 2020/12/28 1330001009502 株式会社峯樹木園 熊本県合志市野々島4393-54 健桑茶 加工食品(その他) イソマルトデキストリン(食物繊維) 本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。 イソマルトデキストリン(食物繊維)には食後の血糖値が上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後の血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇をおだやかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。 |
14 F763 2020/12/28 8070001011825 株式会社マンナンライフ 群馬県富岡市上小林137番地 マンナンGO(ゴー) セラミド+(プラス) 加工食品(その他) こんにゃく由来グルコシルセラミド 本品にはこんにゃく由来グルコシルセラミドが含まれています。 こんにゃく由来グルコシルセラミドは、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適した食品です。 |
15 F764 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 キポフェン 加工食品(サプリメント形状) キウイ由来プロシアニジン 本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。 キウイ由来プロシアニジンは 食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能が報告されています。 |
16 F765 2020/12/28 2011001046558 株式会社ECホールディングス 東京都目黒区青葉台3丁目1番19号 PURURI NIGHT(プルリナイト) 加工食品(サプリメント形状) 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABA 本品には植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABAが含まれます。 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)には、肌の潤いを維持する機能が報告されています。 GABAには、肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能が報告されており、肌の乾燥が気になる方に適しています。 さらに、GABAには一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。 |
17 F766 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン 加工食品(サプリメント形状) DHA、EPA、ルテイン 本品には DHA・EPAとルテインが含まれます。 DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 また、DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。 ルテインは眼の黄斑色素量を高める働きがあり、ブルーライトなどの光の刺激から眼を守り、かすみやぼやけ(コントラスト感度)の改善によって、視覚機能を維持する機能が報告されています。 |
18 F767 2020/12/28 2120001077560 味覚糖株式会社 大阪府大阪市中央区神崎町4番12号 特濃ミルク8.2カフェオレ 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれます。 GABAは、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減することが報告されています。 |
19 F768 2020/12/28 4013301006867 大正製薬株式会社 東京都豊島区高田三丁目24番1号 リポビタンゼリーa 加工食品(その他) クエン酸 本品にはクエン酸が含まれます。 クエン酸は日常生活における軽い運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 |
20 F769 2020/12/28 5010601020184 ヤーマン株式会社 東京都江東区古石場1-4-4 SLIM G(スリム ジー) 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
21 F770 2020/12/28 9130001032962 ハウザー食品株式会社 京都府宇治市槇島町本屋敷25-5 ヒハツむくぽかタブレット 加工食品(サプリメント形状) ヒハツ由来ピペリン類 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。 ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能及び冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 |
22 F771 2020/12/29 3010401011567 株式会社タイヨーラボ 東京都港区浜松町1丁目6番3号太陽ビル内 すらすらサポートa 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン 本品にはL-テアニンが含まれます。 L-テアニンは、認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。 |
すらすらサポートa(株式会社タイヨーラボ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社タイヨーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品すらすらサポートaのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社タイヨーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品【すらすらサポートa】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社タイヨーラボ |
| 【届出番号】 |
| F771 |
【届出日】 |
| 2020/12/29 |
【届出者名】 |
| 株式会社タイヨーラボ クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| すらすらサポートa |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| L-テアニン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンは、認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 本届出商品の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。 サプリメント形態の喫食実績としては、本届出商品と同等の原材料を使用した一般食品(「テアニンタブレット」、「サンテアニン(顆粒)」、いずれもサプリメント形態)2品と機能性表示食品(「サンテアニン200」、「テア眠」)2品があります。これらは機能性関与成分であるL-テアニンを一日摂取目安量当たり200~500mg含んでおり、2003年より少なくとも合わせて3万5千個以上を全国で販売しておりますが、これまでに有害となる事象は報告されていません。 また、食品形態が本届出商品と同じ錠剤形状である「テアニンタブレット」についてはヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、本届出商品の一日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めました。以上のことから、本届出商品は十分な安全性が確認できていると考えられます。 医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリルマレイン酸塩,ロサルタンカリウム,バルサルタン,ジルチアゼム塩酸塩,アムロジピンベシル酸塩,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど) の作用を強める可能性、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,塩酸プソイドエフェドリンなど)の作用を弱める可能性があることが知られています。上記医薬品を服用している場合には注意が必要ですが、本届出商品の摂取対象者は疾病に罹患していない者であり、疾病に罹患していない者が本届出商品を摂取する場合においては安全性に問題はないと考えられます。しかし、上記医薬品を服用している消費者が摂取する可能性も否定できないため、パッケージには「特に、降圧薬・興奮薬を服用の際は医師に相談してください。」の記載により注意喚起しています。このため、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 特に、降圧薬・興奮薬を服用の際は医師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本届出商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従って製造しています。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| (ア)標題 L-テアニンの摂取は認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートすると考えられます。 (イ)目的 言語流暢性が低めの健常者を対象として、最終商品「すらすらサポートa」に含有する機能性関与成分L-テアニンを200mg/日摂取することにより、プラセボ摂取の場合と比べ認知機能の一部である言語流暢性が維持されるかについて検証しました。 (ウ)背景 L-テアニンの言語流暢性について網羅的に評価されている文献はなかったため、L-テアニンの摂取により言語流暢性が維持されるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 英語文献の検索はPubmed(検索対象期間:1971年~2020年2月6日)、のデータベースを用い2020年2月6日に検索を実施しました。日本語文献の検索はJSTPlus(検索対象期間:1981年~2020年3月10日)、JMEDPlus(1981年~2020年3月10日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2020年3月13日に検索を実施しました。また、臨床検査登録の検索はUMIN-CTR(掲載~2020年2月26日)のデータベースを用い2020年2月26日に検索を実施しました。検索対象は、健康な国内外の成人男女の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に1報の文献を評価しました。この文献は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究で実施した研究の結果です。 (オ)主な結果 被験物質摂取前の言語流暢性の評価点数が中央値より低い人(言語流暢性が低めの方)を対象に解析された結果では、摂取終了日には対照群に対してL-テアニン摂取群で有意に言語流暢性スコアの向上が認められました。従って、L-テアニンの摂取は言語流暢性が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が期待できると考えられました。本試験における費用はL-テアニンの原料供給会社である太陽化学株式会社が負担し、その他に特筆すべき利益相反はありません。 (カ)科学的根拠の質 研究の限界として被験者数が少ないことがあげられますが、本試験は無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験にて実施されており、信頼性は高いと考えられます。 |
ヒハツむくぽかタブレット(ハウザー食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ハウザー食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ヒハツむくぽかタブレットのエビデンス(科学的根拠) |
![]() ハウザー食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ヒハツむくぽかタブレット】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
| 千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ハウザー食品株式会社 |
| 【届出番号】 |
| F770 |
【届出日】 |
| 2020/12/28 |
【届出者名】 |
| ハウザー食品株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
| ヒハツむくぽかタブレット |
【食品の区分】 |
| 加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
| ヒハツ由来ピペリン類 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
| 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能及び冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 |
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【想定する主な対象者】 |
| 脚のむくみが気になる健常な女性及び手足の冷えが気になる健常な女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
| 既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
| 安全性に関わる情報として既存情報による安全性試験の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告が行われておりました。「ヒハツ由来ピペリン類」の摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験において、問題となる事象は認められておりませんでした。これらの結果からヒハツ由来ピペリン類の安全性について、問題ないと判断いたしました。また、文献中で用いられているヒハツ抽出物が届出商品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であることから、届出商品との同等性については問題ないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ヒハツ由来ピペリン類及び本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
| 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 通院中の方及び妊娠、授乳中の方は医師にご相談の上お召し上がりください。 時間が経ってもむくみが回復しない(一過性ではない)、脚以外の部位がむくむ、左右で症状に差がある、その他体に異常がある場合は、医師の診察をお勧めします。 開封後は、賞味期限内に関わらずお早めにお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
| 本製品の内容物は、公益財団表示日本健康・栄養食品協会による健康補助食品 GMP認定工場にて製造。アルミ袋充填は公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品 GMP認定工場及びそれに準じた管理体制にて製造。 |
【機能性の評価方法】 |
| 最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
| <脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能について> ア 標題 「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。一過性の脚のむくみの低減に役立つ報告はありますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。 オ 主な結果 上記文献は脚のむくみを自覚する健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、むくみの評価指標である体水分に対する脚の細胞外水分の比の、座位負荷による上昇を統計学的に有意に抑制しており(p =0.013)、一過性の脚のむくみを軽減する効果が認められていました。 カ 科学的根拠の質 ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。 <冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能について> ア 標題 「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能に関する定性的研究レビュー イ 目的 健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。 ウ 背景 ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。TRPV1を活性化する作用から、冷えによって低下する血流(末梢血流)や皮膚表面温度の維持に役立つと推測されますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における冷えによる血流(末梢血流)および皮膚表面温度の低下を軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。 エ レビュー対象とした研究の特性 国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。 オ 主な結果 上記文献は健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、冷水負荷後の末梢血流量および手(末梢)の皮膚表面温度が統計学的に有意に高くなっており(p<0.05)、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められていました。 カ 科学的根拠の質 ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。 |
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