2022年8月19日金曜日

ひざはやて粒(新大和漢方株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品 届出企業全リスト

新大和漢方株式会社:ひざはやて粒の効果とエビデンス(科学的根拠)



届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
H287
2022/06/22
新大和漢方株式会社
(9290001079030)
ひざはやて粒
加工食品(サプリメント形状)
カツオ由来エラスチンペプチド
届出製品全リスト
新大和漢方株式会社

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カツオ由来エラスチンペプチドの機能性表示食品 新大和漢方株式会社の機能性表示食品

参考
機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

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【表示しようとする機能性】

本品にはカツオ由来エラスチンペプチドが含まれています。カツオ由来エラスチンペプチドには、ひざ関節に違和感を持つ健康な中高年のひざ関節の動きをサポートし、ひざ関節の違和感を和らげる機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
ひざ関節に違和感を持つ健康な中高年男女

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
食経験の評価
原料供給元の林兼産業株式会社では、関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドは2005年から発売を開始し、2014年までに累計10トンを販売している。また、本品としての喫食実績はないが、類似する食品として、機能性関与成分を75mg/4粒/日含む錠剤が、2017年から年間平均320kg、過去3年間960kg、約41万袋(31日分)販売されており、重篤な健康被害情報は報告されていない。

既存情報による安全性試験の評価
本品の機能性関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドについて文献情報の検索を行ったところ、ラットを用いた急性毒性試験において異常所見は認められず、遺伝毒性試験(umu試験)においても変異原性を有さないことが確認された。さらに、過剰量長期摂取時の安全性を確認するために行ったとされる、日本人の健常者(男女42名)を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド400mg(届出量の約5倍量)の13か月間の摂取試験において、摂取期間中に理化学検査、血液生化学検査の値に有意な変動は認められず、安全性に問題ないことが確認された。

医薬品との相互作用に関する評価
カツオ由来エラスチンペプチドと医薬品との相互作用について調査を行った結果、相互作用の報告はなかった。
以上より、本品の一日摂取目安量における機能性関与成分のカツオ由来エラスチンペプチド75mgは、適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考える。したがって、本品を適切に摂取する上で安全性の懸念はないと考えられる。


【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量をお守りください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方、また、体質、体調により体に合わない場合は、ご利用をお控えください。乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、乳幼児やお子様へのご使用はお控えください。原料由来により、色調に変化が生じる場合がありますが、品質に問題はございません。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の膝関節機能の改善作用

(イ)目的
健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、膝関節機能の改善に役立つかの検証を目的とした。

(ウ)背景
エラスチンはゴムのように伸縮性に富むタンパク質であり、ヒトの組織や臓器(皮膚、動脈、靭帯など)に弾力性を与えている。エラスチンは、膝の靭帯の構成成分であり、靭帯の張力を保ち関節を支持・安定化するのに役立っているが、加齢とともにエラスチンが変性・減少し、靭帯機能や張力低下の原因の一つと予測される。エラスチンについて経口摂取による膝関節への効果をまとめたレビューはない。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、膝関節機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するものを対象とした。

(オ)主な結果
採用文献によると、膝関節痛の自覚症状はあるが、変形性膝関節症(膝OA)などの疾病がない45歳以上75歳以下の健常成人(日本人)男女が、カツオ由来エラスチンペプチド75(mg/日)またはプラセボを12週間持続して経口摂取したところ、日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)のスコア評価により、「膝の痛みやこわばり」、「日常生活の状態」、「普段の活動」に関する設問の合計点について、エラスチン群では12週間後にプラセボ群と比較して、有意な改善が認められた(p<0.05)。JKOMでは、各設問の合計スコアによって膝関節の症状の度合いを評価するため、合計スコアから膝関節の動きをサポートし、膝関節の違和感を和らげる機能を持つとすることは妥当である。本レビューによって、健常者がカツオ由来エラスチンペプチドを75(mg/日)経口摂取することで、膝関節の動きをサポートし、膝関節の違和感を和らげる機能が期待できると判断した。

(カ)科学的根拠の質
本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点があるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。今後更に質の高い研究成果が報告されることが望ましいが、採用文献は査読付であり、日本人を対象とした信頼性の高い膝OA患者のQOL評価法であるJKOMによる評価を行っているため、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。

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2022年8月18日木曜日

機能性表示食品リストとエビデンス(H280~H286)


H280
2022/6/20
1010001016860
日本水産株式会社

東京都港区西新橋一丁目3番1号
プレミアム海の元気DHA(ディーエイチエー)
H281
2022/6/21
5100001020008
株式会社ブルーベリー

長野県茅野市仲町15-13
ルテインZ100
H282
2022/6/21
5230001004848
富士化学工業株式会社
富山県中新川郡上市町横法音寺55番地
藻類DHA(ディーエイチエー)
H283
2022/6/21
6010601056847
株式会社くらしラボ
東京都江東区門前仲町1丁目6番4号
アイ・メモリー
H284
2022/6/21
9470001017500
株式会社伊吹島プロジェクト

香川県観音寺市植田町1618番地1
釜揚げいりこ
H285
2022/6/21
5200001009783
一丸ファルコス株式会社

岐阜県本巣市浅木318番地1
ナチュライトP
H286
2022/6/21
8010001193264
マルマンH&B株式会社

東京都千代田区神田司町2丁目2番地12
ナットウキナーゼ&GABA(アンドギャバ)

ナットウキナーゼ&ギャバ(マルマンH&B株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品 届出企業全リスト
【人気商品(24時間)】
ヨイネムリ 日本調剤の赤汁PREMIUM(プレミアム)
シボラナイトGOLD ナイシヘルプ
健康きらり 還元型コエンザイムQ10プレミアム200 Style Shift Lact b(スタイルシフトラクト ビー)
コレステロールや中性脂肪が気になる方のタブレットDX(粒タイプ) クエン酸ゴールドプラス
ヨイネムリα コレス&ミドルケア タブレット(粒タイプ)

マルマンH&B株式会社:ナットウキナーゼ&GABA(アンドギャバ)の効果とエビデンス(科学的根拠)



届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
H286
2022/06/21
マルマンH&B株式会社
(8010001193264)
ナットウキナーゼ&GABA(アンドギャバ)
加工食品(サプリメント形状)
納豆菌由来ナットウキナーゼ、GABA
届出製品全リスト
マルマンH&B株式会社

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納豆菌由来ナットウキナーゼの機能性表示食品

GABA(γ-アミノ酪酸)の機能性表示食品
マルマンH&B株式会社の機能性表示食品

参考
機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品には納豆菌由来ナットウキナーゼとGABAが含まれます。 納豆菌由来ナットウキナーゼは、血流 ( 末梢 ) を改善することで血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。GABAは、デスクワークなどによる一時的な精神的ストレスを緩和する機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人(血圧が高めの方、デスクワークなどによる一時的な精神的ストレスを感じ、緩和を求める方)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【納豆菌由来ナットウキナーゼ】(既存情報による安全性試験の評価)
機能性関与成分納豆菌由来ナットウキナーゼを含む原料(納豆菌培養エキス末)について、既存情報による安全性試験の評価を行った。
1)遺伝毒性評価
復帰突然変異試験、染色体異常試験において、遺伝毒性は認められなかった。
2)急性毒性及び慢性毒性評価
ラットを用いた単回経口投与毒性試験、28日反復経口投与毒性試験および90日反復経口投与毒性試験において異常は認められなかった。
3)ヒト安全性試験
健常な成人男女を対象とした臨床試験について、4週間摂取後、安全性評価を行った結果、3.97㎎(2000FU)/日の摂取量で安全性に問題ないことが確認された。
また、健常な成人男女を対象として過剰摂取試験を行った結果、1日摂取目安量の5倍量(19.85㎎(10000FU)/日)で4週間摂取しても安全性に問題ないことが確認された。
4)医薬品との相互作用
既存のデータベースを検索した結果から、機能性関与成分に関する相互作用は報告されていない。「納豆」において血液凝固抑制薬(ワルファリン)との相互作用が報告されているが、納豆に含まれるビタミンK2が影響しており、当該製品はビタミンK2を除去しているため、安全性に問題ないことをヒト試験で確認している。
以上より、各安全性試験の結果から、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【GABA】(既存情報による安全性試験の評価)
GABAの安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。GABA 11.5~1,000mgの2週間~6か月間摂取で、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題ないことが報告されている。また、当該製品の5倍量以上の1,000mgの4週間摂取でも安全性に問題ないことが報告されている。GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験と当該製品のGABAは同等であり、当該製品のGABAには十分な安全性があると判断できる。
しかしながら、降圧薬などの医薬品を併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されており、摂取上の注意に、降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談すべきである旨を表示している。
以上、健康な成人の当該製品の1日摂取目安量の摂取では、健康を害することはないと評価した。


【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●乳幼児の手の届かないところに置いてください。 
●温度や湿度の影響によりカプセルどうしが付着することがありますが、品質には問題ありません。 
●納豆菌培養エキスは製造工程中でビタミンK2を取り除いています。
●降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協日の出工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。
・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協大渕工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。
・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の食品GMP取得の株式会社三協島根川本工場にて、GMPの取組みに基づく製造、品質管理。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【納豆菌由来ナットウキナーゼの摂取による血圧低下機能】
(ア)標題
機能性関与成分納豆菌由来ナットウキナーゼの摂取による血圧低下機能に関する研究レビュー
(イ)目的
研究レビューにより、「血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。
(ウ)背景
現在、日本において生活習慣病の増加が問題となっており、高血圧もその一つである。高血圧が進むと、心不全等の心疾患や脳出血等の脳血管障害等のリスクが高まる。納豆菌由来ナットウキナーゼには、血小板凝集抑制作用や血流改善効果も報告されており、主にサプリメント(顆粒、カプセル状など)等の食品として摂取することで、血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)の血圧を低下させる機能があることが報告されている。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
国内外の文献データベースから納豆菌由来ナットウキナーゼと血圧に関係する研究があるか検索した。目的に沿った研究は、3.97㎎(2000FU)の被検食を用いたランダム化比較試験を行った研究が2報あったため、その論文について評価した。そのうち2つの試験に使用された納豆菌由来ナットウキナーゼは、届出企業(日本生物科学研究所)が提供したものであった。
(オ)主な結果
上記論文では1日あたり3.97㎎(2000FU)の納豆菌由来ナットウキナーゼ原料を含むソフトカプセルを、血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)が摂取する事によって、プラセボ摂取群と比較して有意な結果を示していることが確認された。
(カ)科学的根拠の質
バイアスリスクについては、症例減少バイアスとして、脱落例がみられた研究が2報あったが、その他に研究結果に影響を与えるバイアスリスクは少ないと考えられる。非直接性については低いと判断した。出版バイアスについては、メタアナリシスを実施していないため、バイアス自体を否定することはできないが、未報告研究は確認されず、その他研究結果に影響を与える要因も認められなかったことから、低いと判断した。

【GABA摂取によるデスクワークなどによる一時的な精神的ストレスの緩和機能】
(ア) 標題
GABAの、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に関する研究レビュー
(イ)目的
健康な成人日本人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
(ウ)背景
GABAのデスクワークなどを主体とする精神負荷作業における疲労感の緩和について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかった。そこでGABAの、精神的ストレスがかかる作業後の疲労感を緩和する機能性について検証するため、本研究レビューを行った。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
外国語文献検索には、PubMed(1946年~2016年)、英語文献検索には、The Cochrane Library(1992年~2016年)のデータベースを用い2016年7月1日に検索を実施した。日本語文献は、医中誌Web(1977年~2016年)、J-DreamⅢ(1975年(医学情報は1981年)~2016年)のデータベースを用い2016年7月3日に検索を実施した。文献を精査し、健常な日本人成人を対象とし、GABAを摂取しない群と比較した試験デザインである7報の文献を評価した。利益相反に関して、申告がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
(オ)主な結果
主観的疲労感(精神的ストレス)としてVASおよびPOMS、唾液中のコルチゾールおよびクロモグラニンA、さらに、脳波の変動、自律神経活動の各指標により精神的ストレスや疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレスや疲労感を評価する指標として広く用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果は、28~100mgのGABAを摂取することで、GABAを摂取しない時と比較して、デスクワークなどによる一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する効果が確認された。なお、GABAの摂取による副作用などの有害事象の記載はみられなかった。
(カ)科学的根拠の質
最終調査対象とした論文のバイアス・リスクの評価では、採用論文7報中1報が中程度であり、他の6報は低度であった。エビデンスの一貫性など特に問題は認められず、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、報告数、被験者数ともに少ないことから、バイアスの存在が完全に否定できないことが考えられる。

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