2019年10月12日土曜日

マツキヨラボイチョウ葉(リブ・ラボラトリーズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


リブ・ラボラトリーズ株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
matsukiyoLAB(マツキヨラボ) イチョウ葉


リブ・ラボラトリーズ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【matsukiyoLAB(マツキヨラボ) イチョウ葉】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
リブ・ラボラトリーズ株式会社
機能性表示食品検索
【届出番号】
E359
【届出日】
2019/08/28
【届出者名】
リブ・ラボラトリーズ株式会社
(6010001008465)
楽天市場
リブ・ラボラトリーズ株式会社の売れ筋商品
【商品名】
matsukiyoLAB(マツキヨラボ) イチョウ葉
機能性表示食品検索
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体,イチョウ葉由来テルペンラクトン
楽天市場
イチョウ葉由来フラボノイド配糖体の売れ筋商品

イチョウ葉由来テルペンラクトンの売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンは、中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持することが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない健常な中高年者(妊産婦、授乳婦は除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
既存情報を用いた食経験及び安全性の評価

本届出商品の一日摂取目安量にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体28.8.mg及びイチョウ葉由来テルペンラクトン7.2mgが含有されます。これを超える量を一日摂取目安量とした類似商品が、日本や世界各国で永年にわたり広く販売されていますが、本届出商品での喫食実績は無いため、評価が不十分と判断し、既存情報について検索を行いました。
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報において、「成分規格を有するイチョウ葉エキスの摂取量は、1日240 mg以下が一般的で、それらを適切に摂取すれば、おそらく安全と考えられている。有害な影響としては、胃腸障害やアレルギー反応、抗血液凝固薬との併用によって出血傾向が高まることが知られている。市場には成分規格のあるイチョウ葉エキスと規格のない粗悪品が混在しており、成分規格のない製品には特に注意が必要である。」と記載されています。米国のナチュラルメディシン・データベースにおいても、「規格化イチョウ葉エキスを適切に経口摂取する場合は恐らく安全である。」、投与量は「認知症患者に対して1日120~240mg、健康な青年における認知機能の改善に対して120~600mg」と記載されています。
イチョウ葉エキスの規格について、ヨーロッパ薬局方において、規格化イチョウ葉エキスは、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体22~27%、イチョウ葉由来テルペンラクトン5~7%を含み、ギンコール酸含量は5mg/kg以下と記載されています。日本国内では、「日本健康・栄養食品協会」が欧米と同様にイチョウ葉由来フラボノイド配糖体(24%以上)やイチョウ葉由来テルペンラクトン(6%以上)、ギンコール酸(5ppm以下)を規定したイチョウ葉エキス食品の品質規格基準を設定し、一日摂取目安量は60~240mgとされています。本届出商品に使用されているイチョウ葉エキスは、上記と同様に規格化されており、一日当たりの摂取量も前述の目安量の上限以下のため、適切に用いれば安全性に問題無いと考えられます。

以上より、本届出商品の一日摂取目安量に含有されているイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取は、適切に用いれば問題ないと判断いたしました。
【摂取する上での注意事項】
●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。●一日摂取目安量を守ってください。●本品の過剰摂取は出血傾向を高める恐れがありますのでお控えください。●ワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方、歯科治療や手術等の出血を伴う治療を受ける方は、本品の摂取をさけてください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会による健康補助食品GMP認定工場(株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 本社工場、第二工場及び国吉田工場:国内GMP)にて製造。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンの記憶力などの認知機能に与える効果に関する研究レビュー
【目的】疾病に罹患していない成人男女(妊産婦、授乳婦は除く)がイチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続摂取した際の、記憶力などの認知機能に対する有効性を検証しました。
【背景】
加齢に伴い認知機能が低下することが知られていますが、この認知機能の低下は、健常者においても様々な不具合を招き、生活の質を下げると考えられます。イチョウ葉エキスは認知機能改善用途で長年に渡り国内外で広く使用されていますが、健常者を対象とした研究レビューは未実施でした。そこで、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンに着目し、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
 国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告6報を得ました。6報の文献とも中高年の方を対象としたランダム化比較試験で、質の高いものでした。
【主な結果】
採択した6報とも、学術的に充分に確立された評価方法を用いていました。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの継続経口摂取により、一部の認知機能(記憶力や知能等)、特に記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)に関する評価で、プラセボと比較して有意な改善が報告されていました。よって、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及びイチョウ葉由来テルペンラクトンには、認知機能の一部である記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持する効果があると考えられました。
【科学的根拠の質】
採択した6報に日本人を対象とした文献は含まれませんが、同様に規格化されたイチョウ葉エキスは日本を含む世界各国で販売され、その効果に人種差は指摘されていません。また、採用論文は生活インフラ等が日本と同等の国で行われた試験であり、作用機序と考えられる脳血流改善については日本人に対しても有効性が示唆されることから、同様の作用機序により本届出商品が日本人に対しても有効と考えられます。
研究の限界として、バイアスリスクの可能性は否定できず、更なる研究が必要と考えます。
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10月12日更新分(28商品)

毎日グレープ(ナガノパープル)(全国農業協同組合連合会)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


全国農業協同組合連合会
が消費者庁に届出た機能性表示食品
毎日グレープ(ナガノパープル)


全国農業協同組合連合会が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎日グレープ(ナガノパープル)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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全国農業協同組合連合会
機能性表示食品検索
【届出番号】
E358
【届出日】
2019/08/28
【届出者名】
全国農業協同組合連合会
(8010005002090)
楽天市場
全国農業協同組合連合会の売れ筋商品
【商品名】
毎日グレープ(ナガノパープル)
機能性表示食品検索
【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABAの売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めの方(血圧が正常高値の日本人男女(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。))
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
アジア西部やアメリカを原産地とするブドウは古くから食用として栽培されてきた。日本においては鎌倉時代の初期から栽培が始まったと言われており、数百年以上の食経験があるものと考えられる。農林水産省が行った「平成29年産果樹の結果樹面積・収穫量・出荷量の動向」によると収穫量は17万6,100 t、出荷量は16万1,900 tであり、果物ではミカン、リンゴ、日本ナシ、カキに次いで5位の生産量である。また、平成27年~29年に行われた総務省の「家計調査(二人以上の世帯)」によると一世帯当たりの年間消費量は2.39 kgで消費量の多寡はあるもののすべての都道府県で食べられている。
本品の機能性関与成分であるGABAは様々な食品に含まれ、自然界に広く分布するアミノ酸の一種であることから、日常的に食生活で摂取されている食品成分であると考えられる。また、特定保健用食品や機能性表示食品等の血圧が気になる方への商品としてGABAを配合したものが数多く販売されているが、適切な摂取であれば、安全性について問題がないと判断されている。
以上のことから、ブドウは十分な喫食実績を持っており、機能性関与成分GABAにおいても安全性を懸念する報告はないため本品の安全性に問題はないと判断する。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量の摂取により疾病が治癒したり、健康が増進したりするものではありません。降圧剤の服用など高血圧治療を受けている方は医師、薬剤師にご相談の上でお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
長野県GAP基準による管理の元、「長野県青果物出荷基準表」を基に等階級に分けて出荷する。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【標題】
最終製品「毎日グレープ(ナガノパープル)」に含有する機能性成分GABAによる血圧低下作用に関する研究レビュー

【目的】
正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者の成人男女においてGABA を含む食品の継続的な摂取が血圧を低下させるかについてヒト試験論文の研究レビューを実施し、検証した。

【背景】
高血圧は心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を引き起こすと言われており、日常から至適な血圧を保つことが重要とされる。また、生活習慣病の中でも患者数が多く、加齢との相関も報告されていることから、今後ますます進展する高齢化とともにさらなる患者数の増大が見込まれる。
GABAは、茶、大根の葉、発酵食品や発芽玄米などさまざまな食品に含有されており、自然界に広く分布するアミノ酸の一種である。抑制性の神経伝達物質として知られており、GABAの血圧低下作用については多数の研究報告がされている。そこで、正常高値血圧者である“血圧が高めの方”およびⅠ度高血圧者を対象として、GABAによる血圧低下作用について研究レビューを実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
PubMed、JDreamⅢ、医中誌の各データベースを情報源として文献検索を行った(最終検索日2018年12月11日)。その結果、計634報の文献が検索され、適格基準で選抜した結果、計11報が採用された。最終的にそれら11報の文献を評価した。

【主な結果】
採用された11報の文献からGABA12.3 mg以上を含む食品の摂取で正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者の血圧の有意な低下が認められた。また、最終製品の摂取対象者としている“血圧が高めの方”である正常高値血圧者のみを抽出した層別解析でも同様に血圧を低下させる作用があることが示された。

【科学的根拠の質】
本研究レビューを通して、バイアスリスクや出版バイアスの疑いがありエビデンスとしての限界はあるものの、GABAの血圧低下作用に関して一貫性を否定するものではなく、GABAを含む食品の摂取により血圧が高めの方の血圧を低下させることには肯定的な科学的根拠があると判断した。
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10月12日更新分(28商品)

デルーノ2青りんご味(日清食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日清食品株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
DERUNO Ⅱ(デルーノ 2) 青りんご味



日清食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【DERUNO Ⅱ(デルーノ 2) 青りんご味】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


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日清食品株式会社
機能性表示食品検索
【届出番号】
E357
【届出日】
2019/08/27
【届出者名】
日清食品株式会社
(7120001133929)
楽天市場
日清食品株式会社の売れ筋商品
【商品名】
DERUNO Ⅱ(デルーノ 2) 青りんご味
機能性表示食品検索
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
サイリウム種皮由来の食物繊維
楽天市場
サイリウム種皮由来の食物繊維の売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品にはサイリウム種皮由来の食物繊維が含まれます。サイリウム種皮由来の食物繊維にはお通じの回数や量を増やす便通改善機能が報告されていますので、おなかの調子を整えたい方やお通じが気になる方に適しています。
【想定する主な対象者】
健常成人であって、おなかの調子を整えたい方、お通じが気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 本製品には、これまでに1000万本以上販売された特定保健用食品「サイリウムドリンク」と同量のサイリウム種皮が配合されています。
 弊社製品のサイリウム種皮含有食品を摂取した場合における消化器症状や痒みの発生などの報告はありますが重篤な健康被害の報告はなく、食物繊維摂取による一過性の消化器症状や、当該製品との因果関係が不明でサイリウム種皮摂取と症状発現の関連性が特定できないものでした。

②既存情報を用いた評価
 サイリウム種皮は、インドオオバコの種皮から得られる食物繊維で、古くから緩下剤として利用されています。また、サイリウム種皮を配合した食品には、「おなかの調子を整える食品」として消費者庁から特定保健用食品の表示許可を受け販売されているものもあります。
 国立健康・栄養研究所の素材情報データベースのサイリウムの項を確認しました。その結果、適切に用いれば経口摂取でおそらく安全と思われますが、水なしでの摂取や嚥下困難者が摂取した場合に食道や胃腸に障害が起きることがあるため、充分な水とともに摂取するなどの注意が必要と記載されていました。その他、経口摂取の副作用には主におなかの張りや腹痛などの消化器症状が報告されています。米国ではサイリウムを調製する医療従事者に重篤なアレルギー発症の事例が1例あります。弊社ではアレルギー発症の原因となる可能性のあるたん白質の含量が1%以下の高純度のサイリウム種皮を製品に使用しており、これまでサイリウム種皮を原因とするアレルギー症状の報告はありません。ただし、アレルギー発症の可能性が完全にないとは言い切れないため、製品にはアレルギー発症に関する注意喚起表示を記載しています。また妊婦の利用については慎重にその必要性を考慮する必要があるとされています。さらに腸に障害があるときや、Ⅰ型かII型かの判別が難しい糖尿病には禁忌とされています。

 以上より、サイリウム種皮には十分な食経験があり、たん白質含量1%以下のサイリウム種皮を使用する本製品を適切な方法で摂取する場合は安全であると判断いたします。
【摂取する上での注意事項】
●一度に多量に摂りすぎると、おなかがゆるくなることがあります。1日の摂取量を守ってください。
●粉末は決して直接口に入れず、冷水にまぜてお召し上がりください。粉末がのどに詰まることがあります。
●本品に黒や茶色の粒子がまざっていますが、サイリウム(オオバコ)の種皮ですので、安心してお召し上がりください。
●食生活のバランスを考え、他の食品も合わせて上手にご利用ください。
●サイリウムに直接触れる業務(調合、製造等)にたずさわる人が、本製品を摂取した場合に、ごくまれに皮膚にかゆみ、発疹の過敏反応を引き起こす可能性があります。
●個包装開封後はなるべく早めにお召し上がりください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
・株式会社シェフコ宇都宮工場 粉末品の造粒、スティックへの充填 日健栄協GMP認定工場・株式会社シェフコ栃木工場もしくは鹿沼工場 スティック品の箱詰め 日健栄協GMP認定工場
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

○標題
 サイリウム種皮由来の食物繊維の便通改善効果の検討

○目的
 サイリウム種皮含有食品を摂取した場合の便通改善効果を確認する。便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦を除く)を対象とした。便通改善の効果指標として糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間についてサイリウム種皮由来の食物繊維を含まない食品(プラセボ食品)を摂取した場合やサイリウム種皮を含有していない食品の摂取前を比較対照として評価した。

○背景
 日本人の食事摂取基準2015年版において、成人における食物繊維摂取目標量は男性で19~20g、女性で17~18gと設定されました。国民健康・栄養調査(平成25年)では、国民1人1日当たり食物繊維摂取量は成人平均値で14.7gであり、食物繊維摂取目標量に対しては3~5g程度不足していると考えられる。
 食物繊維摂取目標量は、食物繊維の摂取不足が生活習慣病の発症に関連するという報告が多いことから設定されており、食物繊維の摂取は健康の維持増進に有効であると考えられている。

○レビュー対象とした研究の特性
 文献検索日:2015年6月16日(英文)、6月17日(和文)
 検索対象期間:データベースで利用できる最初の時点から文献検索日まで
 対象集団の特性:便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦を除く)
  *便秘傾向者 特定保健用食品の対象被験者
 最終的に評価した論文数:6報
 研究デザイン:ヒトを対象とした臨床試験
 利益相反情報:日清食品ホールディングス株式会社で研究レビューを実施

○主な結果
 サイリウム種皮由来の食物繊維を含む食品を摂取した場合の便通改善効果について、糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間を効果指標として評価した。消化管通過時間を除き、6報すべてにおいて概ね改善していた。
 また、サイリウム種皮の摂取による有害事象の報告はなかった。

○科学的根拠の質
 英語文献、日本語文献について網羅的な文献検索を実施し、最終的に評価した6報のうち、ランダム化比較試験の研究は3報であり、残りの3報はランダム化比較試験以外の研究であった。また文献の中には、盲検性が保たれていない研究や被験者数が少ない研究も存在した。否定的な研究が報告されていない疑いはあるものの、便通改善効果については一貫して肯定的な結果であると考えられた。
 このことから、科学的根拠の質は中程度と判断した。

 以上より、サイリウム種皮由来の食物繊維にはお通じの回数や量を増やす便通改善効果があると評価した。

(構造化抄録)
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10月12日更新分(28商品)

お好みソース糖類70%オフ200g(オタフクソース株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


オタフクソース株式会社
が消費者庁に届出た機能性表示食品
お好みソース糖類70%オフ 200g


オタフクソース株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【お好みソース糖類70%オフ 200g】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト 【機能性表示食品まとめ一覧】を参照してください。
オタフクソース株式会社
機能性表示食品検索
【届出番号】
E356
【届出日】
2019/08/27
【届出者名】
オタフクソース株式会社
(3240001021712)
楽天市場
オタフクソース株式会社の売れ筋商品
【商品名】
お好みソース糖類70%オフ 200g
機能性表示食品検索
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)の売れ筋商品
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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)は、食事から摂取した糖の吸収をおだやかにすることで食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能や、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させることで食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
食後に上がる血糖値や中性脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
本品の喫食実績はないため、既存情報による食経験の評価によって、安全性の確認を行いました。
・難消化性デキストリンはトウモロコシから作られるため、原料としての食経験はあると考えられます。これについては、重篤な有害事例は報告されていません。
・本品に含有される難消化性デキストリン(5g)の3倍にあたる、15g程度を4週間摂取しても、問題となる所見は認められていません。
・難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分として様々な食品形態で使用されています。これらで使用される難消化性デキストリンは本品と同一(松谷化学工業㈱社製)です。
以上の情報から、本品には十分な安全性がある事を確認しました。
【摂取する上での注意事項】
摂りすぎあるいは体質・体調により一時的におなかがゆるくなることがあります。多量摂取しますと食塩摂取量が多くなりますので1日摂取目安量を超えての摂取はお控えください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造は、FSSC22000認定を取得した製造工場により行っており、その基準に準拠した製造および品質管理を行っております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】

【血糖値】
(ア)標題
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
健常成人(空腹時血糖値126mg/dL未満)が難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかを確認することを目的としました。
(ウ)背景
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加しています。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつです。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要であると言われています。
そこで我々は、食後血糖値の上昇を抑制する効果をもつ食品を提供することは、日本人の健康維持に役立つと考えました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
対象論文は、試験群として難消化性デキストリンを含有した食品(または飲料)を使用し、対照群にプラセボ食品(または飲料)を用いている臨床試験としました。また、試験の対象者として、空腹時血糖値が126mg/dL未満の健常成人としている論文をデータべ―スから検索しました。検索日は2014年12月25日、2015年1月5日、対象とした検索期間は、各データベースに登録されている全ての期間、としました。
(オ)主な結果
検索の結果、43報の論文が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は食後血糖値を低下させることが確認されました。また、この結果から、食後血糖値の上昇抑制作用をもたらす難消化性デキストリンの適切な量は、5gと考えられます。
(カ)科学的根拠の質
本研究レビューは、十分な数の論文を採用しています。このため、バイアスリスクは認められましたが、その影響は少ないと判断しました。他方、研究の限界として、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要と思われます。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられます。

【中性脂肪】
(ア)標題
難消化性デキストリンの食後血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
(イ)目的
空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人が難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかを確認することを目的としました。
(ウ)背景
現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、近年、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきました。
そこで我々は、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する効果をもつ食品を提供することは、日本人の健康維持に役立つと考えました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
対象論文は、試験群として難消化性デキストリンを含有した食品(または飲料)を使用し、対照群にプラセボ食品(または飲料)を用いている臨床試験としました。また、試験の対象者として、空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人としている論文をデータべ―スから検索しました。検索日は2015年6月25日、対象とした検索期間は、各データベースに登録されている全ての期間、としました。
(オ)主な結果
検索の結果、9報の論文が採用されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は食後血中中性脂肪値を低下させることが確認されました。原データを確認できる論文1報について健常成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満:10名)のみで再度追加的解析を行ったところ、やはり有意に低下することが確認されました。このことから、本レビューの結果を健常成人にも適用できると評価しました。
(カ)科学的根拠の質
本研究レビューにおいて、バイアスリスクは認められましたが、その影響は少ないと判断できるものでした。他方、研究の限界として、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要と思われます。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられます。
(構造化抄録)
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10月12日更新分(28商品)