2021年8月17日火曜日

【G299】株式会社中原:HMBカルシウム3000の効果とエビデンス

株式会社中原の機能性表示食品,HMB(エイチエムビ―)カルシウム3000のエビデンス(科学的根拠)

株式会社中原が消費者庁に届出た機能性表示食品【HMB(エイチエムビ―)カルシウム3000】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社中原

【届出番号】
G299

【届出日】
2021/06/28

【届出者名】
株式会社中原
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
HMB(エイチエムビ―)カルシウム3000

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

生鮮食品の機能性表示食品

【機能性関与成分名】
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム (HMBカルシウム)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム (HMBカルシウム) が含まれます。HMBカルシウムには、適度な運動との併用で健康的な日常生活を送るために必要 (立ったり歩いたりする動作) な筋肉の維持、健常者の歩く力をサポートすることが報告されています。本品は、加齢による筋力の衰えが気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
スポーツ選手あるいは特別に訓練をつんだ人を除いた中高年者 (加齢による筋力の衰えが気になる方)

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は、機能性関与成分3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム (HMBカルシウム) を1日摂取目安量3000 mg (3 g) 配合した加工食品 (サプリメント形状) である。本品に含まれる HMBカルシウムと同じ原料メーカーの HMBカルシウムを配合した製品は、40万袋 (HMB-カルシウム換算22 t) 以上販売されており、年齢や性別を問わず全国規模で販売されている。一日摂取目安量3 g あるいはそれ以上を配合した製品は、日本全国で販売されているが、これまでに HMBカルシウムが原因と考える重篤な健康被害は報告されていない。しかしながら、当該製品の販売・喫食実績はなく、安全性に関しては不十分であると判断し、既存情報による安全性試験結果の評価を行った。HMBカルシウムの安全性に関する採用文献4報によると、1日当たり1.5~6.0 g の摂取による重篤な副作用は報告されていない。データーベース検索による医薬品との相互作用に関する報告はなかった。以上のことから、本品の安全性は問題ないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。
食物アレルギーのある方、薬の服用または通院中の方は、お召し上がりになる前にお医者様とご相談ください。
開封後は品質保持のため賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。
本品には、カルシウムが含まれます。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。
乳幼児の手の届かないところに保存してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は国内 GMP (公益財団法人日本健康・栄養食品協会) に基づいた工場にて製造されています。また統括管理者のもとお客様相談室と品質管理部とが密接に連携し、原材料の調査・分析から製品出荷、さらに出荷製品に対するクレーム対応まで可能な組織体を構築しております。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題: 本品「HMB (エイチエムビ―) カルシウム3000」に含まれる機能性関与成分3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム (HMBカルシウム) の経口摂取による筋力、筋肉量及び歩行能力への影響に対する研究レビュー。
目的: 成人健常者 (ただし、スポーツ選手や特別なトレーニングを受けた者を除く) を対象に、HMBカルシウムを連続経口摂取させ、プラセボ摂取または非摂取群を比較対照とし、筋肉量、筋力及び歩行機能に対する効果を検証することを目的とした。
背景: 加齢に伴う筋力の低下の進行は、日常生活に支障をきたし、生活の質 (Quality Of Life: QOL) に影響を与えることが知られている。なかでも、QOL に大きく影響する筋肉は、立ったり歩いたり姿勢を維持したりといった日常生活を送るために必要な筋肉である。近年、HMBカルシウムの単独摂取またはアミノ酸との併用摂取などによって、筋力や筋肉量の増加といった効果が複数報告されている。しかしながら、健常者に対して HMBカルシウムがどのような効果を与えるのかに関する検証は十分であるとは言えない。
レビュー対象とした研究の特性: 日本語及び英語のデータベースを用いて検索を行った。その結果、4報のランダム化比較試験の論文を採用した。利益相反は認められなかった。
主な結果: 成人健常者 (ただし、スポーツ選手や特別なトレーニングを受けた者を除く) が、HMBカルシウムを少なくとも1.5 g/日で摂取した場合、適度の運動との併用で筋肉の維持・低下抑制、歩行能力を改善することが結論として導かれる。
科学的根拠の質: 採用論文4報は全て、海外で行われた試験であった。そのため、日本人が含まれていない可能性がある。しかしながら、日本人やアジアで行われた試験においても同様の効果が認められているため、日本人においても効果が期待できると判断した。本研究レビューでは、スポーツ選手や特別なトレーニングを受けた者を除外しているため、鍛えられた筋肉に対する効果は不明である。

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