機能性表示食品データベース:ルテインゴールドには、ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン・ゼアキサンチンには目の黄斑色素密度を増やし、紫外線やブルーライト光などの光のストレスを軽減し、ぼやけ・かすみを和らげくっきり見る力(コントラスト感度)を改善する機能があることが報告されています。
2024/01/31
ta11■株式会社タケイ
(8030001060322)
ルテインゴールド
加工食品(サプリメント形状)
ルテイン・ゼアキサンチン
ルテイン・ゼアキサンチン | 株式会社タケイ |
機能性表示食品 届出企業全リスト
I1206 | me4■メロディアン株式会社 | 濃縮コーヒーエラグ酸入り |
I1207 | ha58■株式会社パネックス | 低糖質プラス クロワッサン |
I1208 | ha58■株式会社パネックス | 低糖質プラス パン・オ・クレーム |
I1209 | ha58■株式会社パネックス | 低糖質プラス パン・オ・ショコラクレーム |
I1210 | o66■株式会社小栗農園 | 健緑生活 粉末緑茶 |
I1211 | to64■株式会社東乃匠 | ねり梅A |
I1212 | ni27■日本アムウェイ合同会社 | アイ ブレンド |
I1213 | ma10■株式会社増田採種場 | プチヴェールGABA |
I1214 | he6■株式会社ヘルシープラス | ノーズファイン |
I1215 | hi30■株式会社ピュアフィールド | 煌めきモリンガ粒 |
I1216 | hu8■株式会社ファンケル | 楽ひざa |
I1217 | mo3■森永製菓株式会社 | ライト<ベイクドショコラ> |
I1218 | ta11■株式会社タケイ | ルテインゴールド |
I1219 | si90■新日本ウェルネス株式会社 | 血管対策トリプル |
ルテイン・ゼアキサンチンには目の黄斑色素密度を増やし、紫外線やブルーライト光などの光のストレスを軽減し、ぼやけ・かすみを和らげくっきり見る力(コントラスト感度)を改善する機能があることが報告されています。
・EFSA(欧州食品安全機関)では食品添加物としてのルテイン・ゼアキサンチンに関する科学的意見書を公表し、ADIを1 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると60 mg/日)と設定した。またFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議 「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives 」 ではルテイン、ゼアキサンチンの合計摂取量として2 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると120 mg/日)まで安全としていたが、2018年7月3日に広範に亘る研究において毒性が示されていないことを根拠に上限を取り下げている。そのため本製品の機能性関与成分の5倍量であるルテイン250 mg/日、ゼアキサンチン12.5 mg/日摂取しても安全であると判断した。
・ルテイン摂取の危害情報として62歳女性がルテインサプリメントを2年間摂取したところ柑皮症を発症、摂取中止後2か月で治癒したとの報告が1件あるが、摂取量を守ることで柑皮症リスクは低くなると考えられる。
以上より一日摂取目安量当たりのルテイン含有量50 mg、ゼアキサンチン含有量2.5 mgの安全性評価は十分であると判断した。
(目的)
この研究レビューは健常成人を対象として二重盲検試験を行い、ルテイン・ゼアキサンチンを摂取した場合と摂取しない場合と比較して、視機能(黄斑色素密度、コントラスト感度、光ストレスの緩和)に及ぼす影響を調べた。
(背景)
ルテイン・ゼアキサンチンはほうれん草や卵黄に多く含有するカロテノイド色素である。ヒトの体内では眼の黄斑部と水晶体に多く存在し、酸化ストレスの抑制やブルーライト等の光の吸収など、黄斑や水晶体を保護する機能が知られている。ルテインは体内で合成されずまた加齢などに伴い減少していくため、食事より摂取する必要がある。これまでルテイン・ゼアキサンチンの機能性に関して多くの研究が行われてきたが、健常者を対象とした研究レビューは報告が少ない。
(レビュー対象とした研究の特性)
PubMed、Cochrane Library、J-Stage、医中誌の4つの文献データベースを用いて疾病のない健常者を対象とし、ルテイン・ゼアキサンチン含有サプリメントの摂取による文献の検索を行った。検索日は2023年3月15日であり36報の文献が抽出された。その後スクリーニングを行い、疾病者を対象にした試験やルテインのみの摂取試験などを除外し、最終的に1報を定性的研究レビューに採用した。採用文献はランダム化比較試験(RCT)であり質の高い文献である。採用した文献において黄斑色素密度や光ストレスの緩和、コントラスト感度など視機能に関わる指標を調査し、プラセボ群と比較を行った。
(主な結果)
本研究レビューにおいて、ルテイン・ゼアキサンチンをそれぞれ10 mg以上/日、2 mg以上/日摂取により黄斑色素密度の上昇、ブルーライトなど光ストレスからの保護、またコントラスト感度の改善し、眼の調子を整えることが確認された。本研究レビューにおいて、スポンサー・共同スポンサー及び利益相反はない。
(科学的根拠の質)
今回の研究レビューでは、複数の文献データベースを用い、広く文献を探索しているが未発表のデータが存在する可能性は否定できない。採用した1報の論文は査読付きで無作為化比較試験であるため、エビデンスの質は高いが、報告が少ないこともあり今後更なる研究に注視する必要があると考える。
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