2024年3月13日水曜日

カテキン緑茶(株式会社ダイキョー)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品:Daikyo-BMEカテキン緑茶には、茶カテキンが含まれます。茶カテキンには肥満気味の方の内臓脂肪を低下させる機能があることが報告されています。また、エピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。エピガロカテキンガレート(EGCg)には食後血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1200
2024/01/26
ta57株式会社ダイキョー
(8050001009425)
Daikyo-BMEカテキン緑茶
加工食品(その他)
茶カテキン エピガロカテキンガレート(EGCg)
(楽天市場)
茶カテキンエピガロカテキンガレート 株式会社ダイキョー

機能性表示食品 届出企業全リスト
【同時に公表された機能性表示食品】
I1194x191株式会社NIKUのむピュアHA4
I1195ni50株式会社ニコリオフコジー
I1196yu1雪印メグミルク株式会社恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプa
I1197yu1雪印メグミルク株式会社恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルトa
I1198yu1雪印メグミルク株式会社ガセリ菌SP株カプセルa
I1199to10株式会社常磐植物化学研究所健康経営サプリ イチョウ葉ネオ
I1200ta57株式会社ダイキョーDaikyo-BMEカテキン緑茶
I1201sa46株式会社燦樹高純度 水溶性食物繊維 イヌリン スティック顆粒
I1202a108アリナミン製薬株式会社ビフィズス菌で記憶の習慣
I1203to10株式会社常磐植物化学研究所健康経営サプリ 大豆イソフラボンネオ
I1204x140株式会社Milimバナバの極み
I1205ki9キリンビバレッジ株式会社キリン×ファンケル カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ
【表示しようとする機能性】
本品には茶カテキンが含まれます。
茶カテキンには肥満気味の方の内臓脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
また、エピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。
エピガロカテキンガレート(EGCg)には食後血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
肥満気味で内臓脂肪が気になる方(疾病に罹患していない方)、食後血糖の上昇が気になる方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験の評価
茶は、古くは平安時代から日本に普及して飲まれていました。つまり、茶に含まれる茶カテキンおよびエピガロカテキンガレートは1000年あまりの長期にわたる食経験があるといえる。他社の食品は、一日摂取目安量当たりエピガロカテキンガレートを320~400mg、茶カテキンを520~650mg含むお茶が流通しており、茶カテキンおよびエピガロカテキンガレートに起因すると判断された健康被害は報告されていない。また、粉末茶に加工され、食品素材として菓子やパンなど多くの食品に添加され、全国で利用されている。近年では茶の健康機能が広く知れ渡り、また煎茶を粉末化しても茶カテキンやエピガロカテキンガレート含有量は変化しないことから機能性や安全性に問題があるとは考えにくい。
本届出商品は、一日摂取目安量として付属のスプーン一杯=1gにて12回を飲みます。従って茶カテキンを481.7mg、エピガロカテキンガレートは169.2mgを含有する、上記喫食経験より安全性の評価は十分と判断した。
2.既存情報による評価
 茶カテキンの摂取量となると、茶葉使用量、湯量、浸出条件などの違いがあり、一概に論じることが難しい。しかし、高橋らは、埼玉県の住民146 名 女性113名、男性33名が日常的に飲用している緑茶浸出液の茶カテキン量を測定した結果、1日当たりの茶カテキン摂取量は平均481mgであり、1日10杯以上飲用する人に至っては平均1,299mgであったことを報告している。
 茶カテキン配合飲料の過剰摂取における安全性を検討するため、茶カテキン1,397mg/日試験飲料茶カテキン232.9mg/250ml/本を毎食事に2本計6本/日、4週間連続摂取による二重肓検プラセボ対象比較試験を実施した。
その結果、血液検査、身体的検査及び医師の問診において、試験飲料と因果関係のある有害事象の発生は認められなかった。また試験飲料群においては、対象飲料群では認められなかった体重、BMI、総コレステロールおよびLDLーコレステロール低下作用が認められた。
以上の結果から、本試験に用いた茶カテキン配合飲料の過剰摂取においても高い安全性を有することが明らかとなった。重篤な健康被害はほうこくされていない。
3.機能性関与成分等の相互作用に関する評価
茶カテキンおよびエピガロカテキンガレートとの相互作用に関する情報は見当たらなかった。
【摂取する上での注意事項】
一日の摂取目安量をお守りください。また、カフェインを含んでいますので、カフェインで眠れなくなる方は夕方からの飲用をお避けください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
土浦保健所の承認を受けた本社工場内で適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。下記のように品質管理が行うことが義務付けられています。・正しい原材料が使用され、製品に含まれている量は正確であること・衛生的に作られていること(施設や作業員の衛生状態など)・異物が混入したり、他の製品との混同が生じたりしないこと・どの製品も均質で設計どおりの内容であること・賞味期限内の品質が保証されていること・製造と品質管理に関する全ての記録が規定どおりに作成され、保管されていること・規格外の製品が出荷されないよう、チェックする体制ができていること・苦情などに対応できるよう、サンプルや製造・品質等の記録が残されていること
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
【茶カテキンの内臓脂肪低下】
標題:
茶カテキンによる内臓脂肪低下に関する研究レビュー(メタアナリシス)
目的:
茶カテキンを疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、BMIがやや高めの者を含む)が摂取することにより、内臓脂肪が低下するかを明らかにする。
背景:
茶カテキンは、体脂肪を低下させる作用がある食品成分として、特定保健用食品に認められている。また茶カテキンが内臓脂肪低下作用、体重低下作用等を示す研究成果は、多数報告されている。そこで、疾病に罹患していない者を対象にして、茶カテキンによる内臓脂肪低下作用について報告している論文を網羅的に調べ検討した。
レビュー対象とした研究の特性:
2019年6月17日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、BMIがやや高めの者を含む)を研究対象とした試験で、茶カテキン摂取による内臓脂肪低下作用を評価したものについて検討した。最終的に11報の論文を採用し、研究結果を統計的手法によって解析した。
主な結果:
茶カテキンによる内臓脂肪低下作用を調べた11報の論文について、統計解析した結果、茶カテキンの摂取は対照食品摂取時と比べて、内臓脂肪面積を低下させることが示された。
健常者のみを対象とした場合
健常者(BMIが25 ㎏/㎡未満の者)のみを対象とした場合、茶カテキンの摂取によって内臓脂肪面積の変化は認められず、正常値のまま維持されると判断された。
科学的根拠の質:
研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した全ての論文の研究の質は高く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から茶カテキンの内臓脂肪低下作用には科学的根拠があると判断した。

【エピガロカテキンガレート(EGCg)の食後血糖値上昇抑制】
標題:
エピガロカテキンガレート(以下、EGCgと記載)による食後血糖値上昇抑制に関する研究レビュー
目的:
疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く)がEGCgを含む食品の単回摂取が、食後血糖値の上昇を抑制するかを明らかにする。
背景:
カテキンの一種であるEGCgは、抗酸化作用や体重、体脂肪低減効果を有するなど、多数の生理活性を有することが知られている。血糖値に関しては、ラットのαグルコシダーゼに対して阻害作用があることが報告されているほか、マウスにおいて糖負荷後の血糖値の上昇を抑制することが報告されている。そこで、定性的研究レビューを実施し、健常な日本人におけるEGCgの食後血糖値の上昇抑制作用について検証することとした。
レビュー対象とした研究の特性:
2019年9月15日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く)を研究対象とした試験で、EGCgを含む食品の摂取による食後血糖値を評価したものについて検討した。最終的に1報の論文を採用した。
主な結果:
採用した文献1報より、EGCgの単回摂取により対照群との比較において食後血糖値の上昇に対する有意な抑制作用が確認された。対象者は未成年を含まない健康な日本人男女であった。
科学的根拠の質:
研究の限界としては、採用文献が1報と少ないこと、また有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、採用した文献の研究の質は高く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からEGCgの食後血糖値の上昇抑制には科学的根拠があると判断した。

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