2024年3月23日土曜日

LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制A(パシフィック薬品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品データベース:LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制Aには、オリーブ由来ヒドロキシチロソールが含まれます。抗酸化作用を持つオリーブ由来ヒドロキシチロソールは、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制させる機能が報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1234
2024/02/02
ha16パシフィック薬品株式会社
(2122001005930)
LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制A
加工食品(サプリメント形状)
オリーブ由来ヒドロキシチロソール
(楽天市場)
オリーブ由来ヒドロキシチロソール パシフィック薬品株式会社

機能性表示食品 届出企業全リスト
【同時に公表された機能性表示食品】
I1220ni76株式会社ニッピ東京都足立区千住緑町一丁目1番1号うるうるまもる君
I1221to39東京製薬株式会社東京都港区六本木3-16-12六本木KSビル8Fアルティブロックプレミアム
I1222to65株式会社ドクターズチョイス・沖縄沖縄県那覇市泉崎1-10-16乾杯王
I1223sa71サントリー株式会社東京都港区台場2丁目3-3ノンアルでワインの休日プラス+ 赤
I1224ha59バイタルファーム株式会社富山県富山市西四十物町4番11号彩りの贅沢アスタキュアi
I1225me7名糖産業株式会社愛知県名古屋市西区笹塚町2-41DHAチョコレート
I1226e011株式会社エフアイコーポレイション岐阜県羽島郡岐南町若宮地3丁目182スパークリングサプリ アイ&ブレイン
I1227ma24株式会社マンナンライフ群馬県富岡市富岡2690-1クラッシュタイプの蒟蒻畑プラスグレープフルーツ味
I1228ni11日本アドバンストアグリ株式会社滋賀県長浜市末広町430-23ブルーウェルネスG
I1229x192株式会社DESIGN.LI.VE.岡山県岡山市南区当新田352番地3グランシャリオ当新田204号室イヌリンパウダー
I1230ma35マルサンアイ株式会社愛知県岡崎市仁木町字荒下1番地トリプル対策 この一本 豆乳飲料
I1231sa14株式会社佐藤園静岡県静岡市葵区大原1057100年チュアブル ダイエット
I1232ma35マルサンアイ株式会社愛知県岡崎市仁木町字荒下1番地トリプル対策 この一本 アーモンドミルク
I1233ma24株式会社マンナンライフ群馬県富岡市富岡2690-1クラッシュタイプの蒟蒻畑プラスパイナップル味
I1234ha16パシフィック薬品株式会社大阪府東大阪市長田東二丁目4番1号LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制A
I1235ha8株式会社ハーブ健康本舗福岡県福岡市中央区大名一丁目1番15号シボヘール3a
I1236x178株式会社eLcrews東京都杉並区久我山1-7-41 岩崎通信機8号館ナイシレスキュー
I1237o56大木産業株式会社兵庫県赤穂市北野中11Offカロ青汁
I1238o56大木産業株式会社兵庫県赤穂市北野中11アイラブ青汁
I1239te10ティーライフ株式会社静岡県島田市牛尾118番地骨密度ケア こつコツ茶
I1240x193株式会社DHQ埼玉県さいたま市西区大字佐知川308番地5タキシフォリンN
I1241ha53バイベックス製薬株式会社東京都江東区青海2丁目4番32号アトラピー
I1242e041株式会社エクセレントメディカル福井県福井市文京二丁目17番33号ヒハツエクセレントモア
I1243ma46松浦薬業株式会社愛知県名古屋市中区丸の内3丁目2番22号 主たる事務所の所在地:愛知県名古屋市昭和区円上町24番21号 電話番号052-883-5151デラ快歩楽
I1244ha53バイベックス製薬株式会社東京都江東区青海2丁目4番32号ギガンテニウム
I1245hu82フィトファーマ株式会社神奈川県横浜市中区長者町2-5-18 ピアセントラル305フィトファーマのブルーベリー
I1246ma46松浦薬業株式会社愛知県名古屋市中区丸の内3丁目2番22号 主たる事務所の所在地:愛知県名古屋市昭和区円上町24番21号 電話番号052-883-5151デラ快歩楽M
I1247na45なんぶ農援株式会社青森県三戸郡南部町大字剣吉字下山26番地1飲む妙丹柿酢
I1248hu27プリセプト株式会社大阪府大阪市東住吉区南田辺1-8-20はつらつ免疫生活
【表示しようとする機能性】
本品にはオリーブ由来ヒドロキシチロソールが含まれます。
抗酸化作用を持つオリーブ由来ヒドロキシチロソールは、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制させる機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
健常成人(未成年、妊産婦、授乳婦は除く)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
ヒドロキシチロソールの主な供給源は、オリーブオイル又はテーブルオリーブ(オリーブ果実)からである。オリーブの食用としての歴史は古く、およそ5,000年から6,000年前に遡る。世界のオリーブオイルの年間生産量はおよそ220万トンに上り、日本のオリーブオイルの年間輸入量はおよそ5万1千トンになる。オリーブオイルおよびオリーブ果実に含まれるヒドロキシチロソールはEFSA(European Food Safety Authority)によると、平均的な含有量として例えばヴァージンオリーブオイルは3.5mg/kg、エクストラヴァージンオリーブオイルには7.7mg/kg、ブラックオリーブ(果実)には659.3mg/kg、グリーンオリーブ(果実)には555.7mg/kgとされている。以上のことから、オリーブ由来ヒドロキシチロソールは、食経験に根差した成分であると判断できる。

次に、オリーブ由来ヒドロキシチロソールを含有するオリーブ果実抽出物が、アメリカにおいてGRAS 物質としてFDAにより認定されており、オリーブ由来ヒドロキシチロソールの安全性についてin vitro遺伝毒性試験、in vivo試験、ヒトにおける長期摂取安全性(オリーブ由来ヒドロキシチロソール1日摂取量:12-30mg)が確認されている。
なお、オリーブ由来ヒドロキシチロソールについて、食品形態の違いによる消化吸収過程の違いは報告されておらず、本品においても機能性関与成分の消化吸収過程に与えるような加工は行っておらず、加工工程の影響による変質も確認されていないことから、上記研究で使用されたオリーブ由来ヒドロキシチロソールと本品に含有するオリーブ由来ヒドロキシチロソールの同等性に問題はないと考える。
以上より、オリーブ由来ヒドロキシチロソールを1日摂取目安量として1.59mg摂取することの安全性に問題ないと判断した。
【摂取する上での注意事項】
●本品1日分には大豆イソフラボン(イソフラボンアグリコンとして)が約6~8mg含まれています。ご使用の際は食生活のバランスを考え過剰摂取にならないようご注意ください。※大豆イソフラボンアグリコンの日常生活における上限値は1日当たり75mgとされています。
●一日摂取目安量を守ってください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は以下の製造工場にて生産・製造を行い、また品質管理をされております。
●井藤漢方製薬株式会社 加納工場(健康食品GMP)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
1.標題
機能性関与成分オリーブ由来ヒドロキシチロソールを用いた健常者におけるLDLコレステロールの酸化を抑制
する機能に関する研究レビュー(定量的研究レビュー)を行った。

2.目的
本研究の目的は、P:疾病に罹患していない健常者に対して、I:オリーブ由来ヒドロキシチロソール含有食品を
経口摂取することにより、C:プラセボ食品の経口摂取と比較して、O:LDLコレステロールの酸化を抑制する
機能がみられるか評価を行うことである。

3.背景
厚生労働省が情報提供している「e-ヘルスネット」によると、活性酸素などフリーラジカルの作用によって
酸化変性されたLDLが血管壁に沈着すると、動脈硬化を引き起こす原因となることを説明しており、動脈硬化
のリスクは加齢などによる抗酸化機能の低下によって促進されることが示唆されている。
また、血管内皮機能異常や血管拡張障害といった血管機能異常と血中酸化LDL濃度が相関することが明らかに
なっており、血中酸化LDLが動脈硬化の早期段階のバイオマーカーとしても有用であることが示唆されている。
そこで、本レビューでは、オリーブ由来ヒドロキシチロソールを摂取することによる血中のLDLコレステロールが酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制する機能に関して検証を行った。

4. レビュー対象とした研究の特性
複数のデータベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行い、採用された8報のRCT論文のうち7報において、評価項目(「血中酸化LDLコレステロール」)において、オリーブ由来ヒドロキシチロソール摂取群がLDLコレステロールの酸化を抑制する方向で有意な結果を示していることが確認された。また、5報でメタアナリシスを実施した結果、統合効果が有意であった。

5. 主な結果
本研究レビューの結果から、オリーブ由来ヒドロキシチロソールには、1日摂取目安量を1.0mg以上摂取することにより、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制させる機能があると判断した。

6. 科学的根拠の質
本レビューの限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。しかしながら、「血中酸化LDLコレステロール」で採用論文8報のうち7報でプラセボ群と比較して有意差が認められ、メタアナリシスでも統合効果が有意であったことを踏まえ、エビデンス総体の確実性は「高」と判断した。以上の結果より、totality of evidenceの観点から、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。

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