2024年3月15日金曜日

低糖質プラス パン・オ・クレーム(株式会社パネックス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品:低糖質プラス パン・オ・クレームには、ローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I1208
2024/01/29
ha58株式会社パネックス
(7200001017693)
低糖質プラス パン・オ・クレーム
加工食品(その他)
ローズヒップ由来ティリロサイド
(楽天市場)
ローズヒップ由来ティリロサイド 株式会社パネックス

機能性表示食品 届出企業全リスト
【同時に公表された機能性表示食品】
I1206me4メロディアン株式会社濃縮コーヒーエラグ酸入り
I1207ha58株式会社パネックス低糖質プラス クロワッサン
I1208ha58株式会社パネックス低糖質プラス パン・オ・クレーム
I1209ha58株式会社パネックス低糖質プラス パン・オ・ショコラクレーム
I1210o66株式会社小栗農園健緑生活 粉末緑茶
I1211to64株式会社東乃匠ねり梅A
I1212ni27日本アムウェイ合同会社アイ ブレンド
I1213ma10株式会社増田採種場プチヴェールGABA
I1214he6株式会社ヘルシープラスノーズファイン
I1215hi30株式会社ピュアフィールド煌めきモリンガ粒
I1216hu8株式会社ファンケル楽ひざa
I1217mo3森永製菓株式会社ライト<ベイクドショコラ>
I1218ta11株式会社タケイルテインゴールド
I1219si90新日本ウェルネス株式会社血管対策トリプル
【表示しようとする機能性】
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
疾病に罹患していないBMI が高めの方(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
ローズヒップエキス末を使用した食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む錠剤)が2005年以来12年以上商品数として累計15万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な被害情報はないことから、ローズヒップエキス末の安全性は高いと考えられる。
 当該食品に配合しているローズヒップエキス末は、上記ローズヒップエキス末と同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、上記の錠剤食品は、第18改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを確認した。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。本届出商品も同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはないと判断した。日本食品分析センターにより分析されたティリロサイドを低糖質Plus(プラス) パン・オ・クレーム1個当たりに換算すると0.12mg含有する。一日摂取目安ティリロサイド量は0.1mg以上となっており本製品は過剰な含有量でなく、消化・吸収過程に違いはないと判断した。
以上により、既存情報から安全であると判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
弊社規格のQC工程図を元に、定期的に内部監査を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価(エビデンス)】
標題:「低糖質Plus(プラス) パン・オ・クレーム」に含まれるローズヒップ由来ティリロサイドの体脂肪低減作用に関するシステマティック・レビュー

目的:健康な成人において、ローズヒップ由来ティリロサイド含有食品の摂取がプラセボ食品の摂取と比較し、体脂肪低減を助ける作用を有するかを明らかにするため、システマティック・レビューを実施した。

背景:ローズヒップは、主にヨーロッパや中近東、北アフリカを原産とするバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。動物実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかになり、ティリロサイドがその関与成分として報告されている。しかし、これまでにヒトを対象とした網羅的な研究報告はなかった。そこで、本研究レビューにて、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人における体脂肪低減を助ける作用について検証を行った。

レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベースを用い、収録されているすべての文献を対象として検索を行った。その結果、健康な成人を対象としたランダム化並行群間比較試験の論文1報を採用した。

主な結果:採用した1報は、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人32名を対象としており、ローズヒップエキスを含む食品(1日あたりローズヒップ由来ティリロサイド0.1 mgを含む)の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部内臓脂肪面積、腹部皮下脂肪面積、腹部全脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意に大きかった。

科学的根拠の質:採用した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかった。しかし、採用した文献は、日本人を対象としたランダム化並行群間比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減を助ける作用を示すという結果が、後発の研究結果によって大きく変わる可能性は低いと考える。

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