2018年2月3日土曜日

ブルーベリー黒酢カロリーゼロ(株式会社ミツカン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社Mizkan(法人番号:7120001149272)が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリー黒酢 カロリーゼロ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C347
【届出日】
2017/12/12
【届出者名】
株式会社Mizkan
株式会社Mizkanの商品一覧楽天市場
【商品名】
ブルーベリー黒酢 カロリーゼロ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
酢酸
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【表示しようとする機能性】
本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。
内臓脂肪が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
「ブルーベリー黒酢 カロリーゼロ」(以降、届出食品とする)は清涼飲料水であり、機能性関与成分以外は喫食実績により安全性が十分に確認された食品および食品添加物が原料である。機能性関与成分である「酢酸」は食酢の主成分である。食酢は古くから使われてきた調味料であり、弊社では1804年の創業以降食酢の販売を行なってきた。食酢含有飲料としては弊社では特定保健用食品「マインズ」を2004年の登録以後販売しており、13年の販売実績がある。「マインズ」は届出食品の機能性関与成分と同じ「酢酸」を含み、一日当たりの摂取目安量に含まれる酢酸の量も届出食品と同じであって、安全性に関する問題は発生していない。以上から、関与成分である酢酸は飲用用途として13年の食経験があると考える(1)。
 また、「国立健康・栄養研究所」の情報データベースでは、酢酸を含有する食酢の1つとして「黒酢」の安全性に関して “黒酢を食品として摂取する場合はおそらく安全と思われる。妊娠中・授乳中の摂取における安全性については十分なデータが見当たらないため、食事以外からの過剰摂取は避けたほうがよい。黒酢に含まれる酢酸は、高濃度のものを摂取すると中毒を起こす可能性が示唆されている。”と記載があり (2) 、届出食品を摂取する場合には安全と考える。高濃度のものの報告事例としては30%酢酸を約100mL摂取した際の有害報告があるが、届出食品(酢酸濃度約0.22%)と比較して、非常に高濃度であり該当しないと考える。また上記データベースにおいて医薬品との相互作用も検証されているが、相互作用に関する記載はなかった(2)。また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(3)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験(4)が報告されているが、いずれも有害事象の報告はなく、安全であると考える。

(1)自社調べ
(2) http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail850.html
(3) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生2005, Vol. 49, No. 5, 267-278.
(4) 岸幹也ら、 「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」日本臨床栄養学会雑誌 2006, Vol. 27, No. 3, 313-320.
【摂取する上での注意事項】
空腹時での摂取は刺激を強く感じることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社Mizkan 三木工場・・・FSSC 22000取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
(1)標題
酢酸の摂取は肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能が報告されている。

(2)目的
肥満気味(BMI 25-30)の成人男女が、酢酸の摂取によって、酢酸を摂取しない場合と比べて内臓脂肪面積が減少するかを検証した。

(3)背景
食酢の主成分である酢酸は古くから食べられている調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。

(4)レビュー対象とした研究の特性
2014/11/19に論文検索を実施し、検索日までに公開された文献を対象とした。結果、当該機能を扱った論文は1本であった。その1本は肥満気味(BMI25-30)の男女(25-60歳)を対象とし、対象者を3つのグループ(酢酸を含む飲料を摂取する2グループと含まない飲料を摂取する1グループ)にランダムに振り分け実施していた。さらに、対象者・試験実施者どちらにも“どのグループが、何を飲んでいるか”を伏せた形で行なわれ、思い込みによる効果が排除されていた。また、著者にサンプル提供会社の社員が含まれていた。

(5)主な結果
上記の論文では一日あたり酢酸750mgを含む食酢飲料を12週間摂取したところ、酢酸を含まない飲料を摂取したグループと比べて内臓脂肪の面積が減少していることが報告されていた。危害情報は報告されていなかった。

(6)科学的根拠の質
対象論文が1本であった。効果がなかった場合が報告されていない可能性が考えられるが、動物試験においても同様の効果が報告されており、可能性としては低いと考えられる。
対象となった論文の対象者の人数は全体で155名、査読のある学会誌に掲載されており、(4)に記載したように試験が実施され、その詳細は記載されていなかったものの試験系が結果に影響を与える可能性は低いと考えられた。著者にサンプル提供会社の社員が含まれるという報告内容に影響を与える可能性はあった。
以上から、結果に影響を与える可能性が考えられる要素は、深刻に結果を変える可能性はないと考えられた。よって、科学的根拠の質は高いと考えられた。

※補足
上記レビュー後、2017/12/7に論文検索を実施し「酢酸の経口摂取が内臓脂肪に及ぼす影響」を報じた論文が新たに報告されていないことを確認した。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

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【平成28年度届出一覧(620件)】
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B51~B100

B101~B150

B151~B200

B201~B250

B251~B300

B301~B400

B401~B500

B501~B600

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【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

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A201~A250

A251~A300


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参考サイト

りんご黒酢カロリーゼロ(株式会社ミツカン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社Mizkan(法人番号:7120001149272)が消費者庁に届出た機能性表示食品【りんご黒酢 カロリーゼロ】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C346
【届出日】
2017/12/12
【届出者名】
株式会社Mizkan
株式会社Mizkanの商品一覧楽天市場
【商品名】
りんご黒酢 カロリーゼロ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
酢酸
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【表示しようとする機能性】
本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。
酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方
【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
「りんご黒酢 カロリーゼロ」(以降、届出食品とする)は清涼飲料水であり、機能性関与成分以外は喫食実績により安全性が十分に確認された食品および食品添加物が原料である。機能性関与成分である「酢酸」は食酢の主成分である。食酢は古くから使われてきた調味料であり、弊社では1804年の創業以降食酢の販売を行なってきた。食酢含有飲料としては弊社では特定保健用食品「マインズ」を2004年の登録以後販売しており、13年の販売実績がある。「マインズ」は届出食品の機能性関与成分と同じ「酢酸」を含み、一日当たりの摂取目安量に含まれる酢酸の量も届出食品と同じであって、安全性に関する問題は発生していない。以上から、関与成分である酢酸は飲用用途として13年の食経験があると考える(1)。
 また、「国立健康・栄養研究所」の情報データベースでは、酢酸を含有する食酢の1つとして「黒酢」の安全性に関して “黒酢を食品として摂取する場合はおそらく安全と思われる。妊娠中・授乳中の摂取における安全性については十分なデータが見当たらないため、食事以外からの過剰摂取は避けたほうがよい。黒酢に含まれる酢酸は、高濃度のものを摂取すると中毒を起こす可能性が示唆されている。”と記載があり (2) 、届出食品を摂取する場合には安全と考える。高濃度のものの報告事例としては30%酢酸を約100mL摂取した際の有害報告があるが、届出食品(酢酸濃度約0.22%)と比較して、非常に高濃度であり該当しないと考える。また上記データベースにおいて医薬品との相互作用も検証されているが、相互作用に関する記載はなかった(2)。また、これまでに報告されている安全性試験でも一日当たり750mgの酢酸を食酢飲料として14週間摂取した長期摂取試験(3)、一日当たり4500mgの酢酸を食酢飲料として4週間摂取した過剰摂取試験(4)が報告されているが、いずれも有害事象の報告はなく、安全であると考える。

(1)自社調べ
(2) http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail850.html
(3) 伏見宗士ら、「食酢飲料の安全性の検討」生活衛生2005, Vol. 49, No. 5, 267-278.
(4) 岸幹也ら、 「食酢飲料の過剰摂取における安全性の検討」日本臨床栄養学会雑誌 2006, Vol. 27, No. 3, 313-320.
【摂取する上での注意事項】
空腹時での摂取は刺激を強く感じることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
株式会社Mizkan 三木工場・・・FSSC 22000取得
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
(1)標題
酢酸の摂取は肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能が報告されている。

(2)目的
肥満気味(BMI 25-30)の成人男女が、酢酸の摂取によって、酢酸を摂取しない場合と比べて内臓脂肪面積が減少するかを検証した。

(3)背景
食酢の主成分である酢酸は古くから食べられている調味料である。同時に健康への機能が例えば高めの血圧や血糖値に対する効果がヒト試験、動物試験において報告されている。しかし、内臓脂肪に対する総合的な評価はまだ実施されていなかったため、今回実施した。

(4)レビュー対象とした研究の特性
2014/11/19に論文検索を実施し、検索日までに公開された文献を対象とした。結果、当該機能を扱った論文は1本であった。その1本は肥満気味(BMI25-30)の男女(25-60歳)を対象とし、対象者を3つのグループ(酢酸を含む飲料を摂取する2グループと含まない飲料を摂取する1グループ)にランダムに振り分け実施していた。さらに、対象者・試験実施者どちらにも“どのグループが、何を飲んでいるか”を伏せた形で行なわれ、思い込みによる効果が排除されていた。また、著者にサンプル提供会社の社員が含まれていた。

(5)主な結果
上記の論文では一日あたり酢酸750mgを含む食酢飲料を12週間摂取したところ、酢酸を含まない飲料を摂取したグループと比べて内臓脂肪の面積が減少していることが報告されていた。危害情報は報告されていなかった。

(6)科学的根拠の質
対象論文が1本であった。効果がなかった場合が報告されていない可能性が考えられるが、動物試験においても同様の効果が報告されており、可能性としては低いと考えられる。
対象となった論文の対象者の人数は全体で155名、査読のある学会誌に掲載されており、(4)に記載したように試験が実施され、その詳細は記載されていなかったものの試験系が結果に影響を与える可能性は低いと考えられた。著者にサンプル提供会社の社員が含まれるという報告内容に影響を与える可能性はあった。
以上から、結果に影響を与える可能性が考えられる要素は、深刻に結果を変える可能性はないと考えられた。よって、科学的根拠の質は高いと考えられた。

※補足
上記レビュー後、2017/12/7に論文検索を実施し「酢酸の経口摂取が内臓脂肪に及ぼす影響」を報じた論文が新たに報告されていないことを確認した。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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やずやの整腸ビフィズス菌(株式会社やずや)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


株式会社やずや(法人番号:6290001022959)が消費者庁に届出た機能性表示食品【やずやの整腸ビフィズス菌】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C345
【届出日】
2017/12/12
【届出者名】
株式会社やずや
株式会社やずやの商品一覧楽天市場
【商品名】
やずやの整腸ビフィズス菌
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
ビフィズス菌 BB536
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【表示しようとする機能性】
本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。
ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。
【想定する主な対象者】
おなかの調子を整えたい健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
○機能性関与成分「ビフィズス菌BB536」に関する評価
ビフィズス菌は母乳栄養児から初めて分離され、乳児の健康に寄与する有用な腸内菌として注目されてきた。その後の研究によりビフィズス菌は乳児から高齢者まで幅広い年齢層の腸内に存在し、有用菌としてヒトの健康維持に寄与していることが認められている。ビフィズス菌BB536は1969年に健康な乳児から分離され、DNAの相同性および糖分解性状からビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム ロンガムであることが確認されている。ヒトの腸内に存在するビフィズス菌には現在12の菌種があるが、ビフィドバクテリウム ロンガムはヒトの腸内に年齢を問わず検出され、乳児から高齢者まで幅広くヒト腸内に存在する主要なビフィズス菌の一種であることが認められている。
ビフィズス菌BB536は1977年にビフィズス菌含有牛乳「森永ビヒダス」として初めて食品に利用され、1980年からは「ビヒダスプレーンヨーグルト」に、更に1991年からはビフィズス菌含有牛乳「森永カルダス」に利用され全国に販売されている。菌末製品としては2005年からビフィズス菌カプセル「ビヒダスBB536」として、2008年からは「ビフィズス菌末 BB536」として販売されている。したがって現在まで食品として乳児から高齢者まで幅広い年齢層に食され、その食経験は約39年に及ぶが安全性上の問題はみられていない。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性がアメリカにおいても認められた。
上記のように、これまでの長年の食品としての食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
【摂取する上での注意事項】
●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認ください。
●一度に過剰に摂取することは避け、一日摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造工程は粉末混合からカプセル充填とアルミ袋包装に分かれており、それぞれ別工場で製造されているが、いずれの工程も公益財団法人日本健康・栄養食品協会による GMP の認証、インターテック・サーティフィケーション株式会社による ISO22000 の認証を取得した工場にて、その GMP 基準に準拠して製造及び品質管理を行っている。本食品の機能性関与成分であるビフィズス菌は BB536 であることを確認しており、その含有量は一般財団法人 日本食品分析センターにおいて、培養法により、製品に表示された量が含まれていることが確認されている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響

目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。
背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。
レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データベースを検索したところ(2014年11月)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。
主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられた。
科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。
(構造化抄録)

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【平成28年度届出一覧(620件)】
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B401~B500

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【平成27年度届出一覧(310件)】
A1~A50

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食塩無添加野菜ジュース(キッコーマン飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


キッコーマン飲料株式会社(法人番号:2040001072504)が消費者庁に届出た機能性表示食品【食塩無添加野菜ジュース】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C344
【届出日】
2017/12/08
【届出者名】
キッコーマン飲料株式会社
キッコーマン飲料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
食塩無添加野菜ジュース
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
GABA
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めの方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品はJAS規格で定義されているトマトミックスジュースであり、主原料であるトマトジュース(濃縮トマト還元)に由来する機能性関与成分GABAを含有している。機能性表示していない従来製品(商品名:食塩無添加野菜ジュース)は、1983年から販売しており、2016年の年間で約608万本の販売実績があるが、これまで本品に起因する健康被害の報告は確認されていない。なお、従来製品ではGABAの含有量を表示していないが、原材料とその配合、製造方法等が同様であることから、GABAの含有量は同等であると考えられる。したがって、当該製品は喫食実績による食経験の評価により、十分な安全性が確認されている。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造する日本デルモンテ株式会社群馬工場、長野工場および長野興農株式会社川中島工場は、「FSSC22000」の認証を取得しており、同認証に沿った管理を行うことで製造施設・従業員の衛生管理等の体制や規格外の製品の流通を防止するための体制をとっております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題:最終製品「食塩無添加野菜ジュース」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧が高めの方の血圧を低下させる機能性に関する研究レビュー
目的:GABAの摂取により血圧が高めの方の血圧が低下するかを検証することを目的として、研究レビューを実施した。
背景:近年、食生活の変化や過食、運動不足による高血圧症などの生活習慣病の罹患率、及びそれらによる死亡リスクは拡大の一途をたどっており、大きな社会問題の一つとなっている。一方、GABAには様々な生理機能があることが報告されており、血圧改善機能についても研究されている。そこで、GABAの摂取による血圧低下機能について総合的に評価することとした。
レビュー対象とした研究の特性:GABAの摂取により、対照群と比較して、血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)及びⅠ度高血圧者において、高めの血圧(収縮期血圧及び拡張期血圧)が低下するかを、ランダム化比較試験(RCT)または準ランダム化比較試験(CCT)により検証した研究をレビューの対象とした。
主な結果:論文検索、選抜により、8報の研究論文をレビューの対象とした。各研究の定量的統合は行わず定性的な評価を行った。その結果、エビデンス総体として評価した機能性について肯定的な根拠があると判断された。また、疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)のデータのみを対象とした層別解析においても機能性について肯定的な根拠があると判断され、1日当たり12.3~80mgのGABAの摂取は血圧が高めの方の血圧を低下させることに有効であると評価した。
科学的根拠の質:レビュー対象とした8報の研究論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、その他のリスクを評価し、効果があるとされる質が中程度以上の論文が多数を占めたため、機能性について肯定的な根拠があると判断し、エビデンス総体の強さは中程度と評価した。なお、研究レビューにおいて疾病に罹患していない者のみを対象とした層別解析を実施しているものの、対象者としてⅠ度高血圧者を含むため、1次研究の参加者に潜在的なサンプリング・バイアスがある可能性が否定できない。また、定性的な研究レビューであるため、定量的な結果の統合は実施していない。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
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【平成28年度届出一覧(620件)】
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A251~A300


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参考サイト

食塩無添加トマトジュース(キッコーマン飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


キッコーマン飲料株式会社(法人番号:2040001072504)が消費者庁に届出た機能性表示食品【食塩無添加トマトジュース】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C343
【届出日】
2017/12/08
【届出者名】
キッコーマン飲料株式会社
キッコーマン飲料株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
食塩無添加トマトジュース
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
GABA
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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めの方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品はJAS規格で定義されているトマトジュースであり、含有する機能性関与成分GABAはトマトに由来する。機能性表示していない従来製品(商品名:食塩無添加トマトジュース)は、1978年から販売しており、2016年の年間で約914万本の販売実績があるが、これまで本品に起因する健康被害の報告は確認されていない。なお、従来製品ではGABAの含有量を表示していないが、原材料とその配合、製造方法等が同様であることから、GABAの含有量は同等であると考えられる。したがって、当該製品は喫食実績による食経験の評価により、十分な安全性が確認されている。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品を製造する日本デルモンテ株式会社群馬工場および長野工場は、「FSSC22000」の認証を取得しており、同認証に沿った管理を行うことで製造施設・従業員の衛生管理等の体制や規格外の製品の流通を防止するための体制をとっております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
標題:最終製品「食塩無添加トマトジュース」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧が高めの方の血圧を低下させる機能性に関する研究レビュー

目的:GABAの摂取により血圧が高めの方の血圧が低下するかを検証することを目的として、研究レビューを実施した。
背景:近年、食生活の変化や過食、運動不足による高血圧症などの生活習慣病の罹患率、及びそれらによる死亡リスクは拡大の一途をたどっており、大きな社会問題の一つとなっている。一方、GABAには様々な生理機能があることが報告されており、血圧改善機能についても研究されている。そこで、GABAの摂取による血圧低下機能について総合的に評価することとした。
レビュー対象とした研究の特性:GABAの摂取により、対照群と比較して、血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)及びⅠ度高血圧者において、高めの血圧(収縮期血圧及び拡張期血圧)が低下するかを、ランダム化比較試験(RCT)または準ランダム化比較試験(CCT)により検証した研究をレビューの対象とした。
主な結果:論文検索、選抜により、8報の研究論文をレビューの対象とした。各研究の定量的統合は行わず定性的な評価を行った。その結果、エビデンス総体として評価した機能性について肯定的な根拠があると判断された。また、疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)のデータのみを対象とした層別解析においても機能性について肯定的な根拠があると判断され、1日当たり12.3~80mgのGABAの摂取は健常人において高めの血圧を低下させることに有効であると評価した。
科学的根拠の質:レビュー対象とした8報の研究論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、その他のリスクを評価し、効果があるとされる質が中程度以上の論文が多数を占めたため、機能性について肯定的な根拠があると判断し、エビデンス総体の強さは中程度と評価した。なお、研究レビューにおいて疾病に罹患していない者のみを対象とした層別解析を実施しているものの、対象者としてⅠ度高血圧者を含むため、1次研究の参加者に潜在的なサンプリング・バイアスがある可能性が否定できない。また、定性的な研究レビューであるため、定量的な結果の統合は実施していない。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。
平成27年度・平成28年度で930件もの商品が、消費者庁に届出られています。

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参考サイト

キオクリア(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


小林製薬株式会社(法人番号:4120001077402)が消費者庁に届出た機能性表示食品【キオクリア】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C342
【届出日】
2017/12/08
【届出者名】
小林製薬株式会社
小林製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
キオクリア
【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)
【機能性関与成分名】
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン
イチョウ葉フラボノイド配糖体を含む商品一覧楽天市場

イチョウ葉テルペンラクトンを含む商品一覧
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【表示しようとする機能性】
本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。
イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは、認知機能の一部である記憶力(日常生活で生じる行動や判断を記憶し、思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
加齢に伴う記憶力の低下が気になる中高年男女
【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
①喫食実績による食経験の評価
 当該製品の喫食実績はないが、同じ関与成分を等量含む下記の製品の喫食実績がある。
 イチョウ葉エキスを1日摂取目安量として120mg(イチョウ葉フラボノイド配糖体 28.8mg、イチョウ葉テルペンラクトン 7.2mgを含む)を配合した製品を、平成14年3月から全国の薬局薬店、ドラッグストア及び通信販売にて販売しております。累計約140万袋(1袋30日分)の販売実績があり、これまでにこの製品が原因と示唆される重篤な健康被害の報告はありません。
②既存情報を用いた食経験及び安全性の評価
 (独)国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報を確認した結果、「イチョウ葉製剤は適切に用いれば経口摂取でおそらく安全と思われるが、副作用として、ごくまれに胃や腸の不快感、頭痛、めまい、動悸、便秘、皮膚アレルギー反応などが起こる」との記載がありました。

 以上の結果から、適切に摂取すれば当該製品の安全性に問題はないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
●短期間に大量に摂ることは避けてください。
●血液凝固抑制薬やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は摂らないでください。
●妊娠・授乳中の方は摂らないで下さい。
●食物アレルギーの方は全成分表示をご確認の上、お召し上がりください。
●天然由来の原料を使用のため色等が変化する場合がありますが、品質に問題はありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けた健康補助食品GMP認定工場にて製造しております。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】
 イチョウ葉フラボノイド配糖体及びイチョウ葉テルペンラクトンの認知機能改善効果に関する研究レビュー

【目的】
 健常な人(軽度の認知機能低下が認められる人も含む)が、イチョウ葉エキスを摂取することにより、摂取しない場合と比べて、認知機能の改善効果が得られるかを、質の高い研究を収集してレビュー (システマティック・レビュー)することにより検証しました。

【背景】
 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンを摂取することで、認知機能が改善したことを報告した研究はこれまでにもありましたが、健常な人(軽度の認知機能低下が認められる人も含む)を対象として、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの認知機能の改善効果があるかどうかを総合的に評価した研究レビューはありませんでした。

【レビュー対象とした研究の特性】
 国内の文献データベース2件及び海外の文献データベース1件の検索を2015年2月に実施し、920件の文献を集めました。「健常な人(軽度の認知機能低下が認められる人も含む)を対象としているか」「イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンで規格化されたイチョウ葉エキスのみを含んだ製品で評価しているか」「イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンを投与しない場合との比較があるか」「認知機能に関する改善効果が評価されているか」などの質評価基準で論文の絞り込みを行い、最終的に17件の論文からデータをまとめました。なお17件の論文はいずれも、ランダム化比較試験 (RCT)と呼ばれる質の高い臨床研究です。
 機能性表示食品の届出等に関するガイドラインにおいては、機能性の根拠として、成人のみを対象とした試験でなくてはならないとあります。本届出中の研究レビューにおいては文献番号288、304、445においては20歳未満の者が被験者として含まれております。しかし、厚生労働省の定めた「日本人の食事摂取基準(2015年)」においては18歳以上から成人扱いとする記述がございます。すなわち「民法上の観点」からは20歳未満は未成年であり、それに対して「栄養学的観点」からは20歳未満であっても18歳以上であれば成人ということになります。本件につきましては食品の届出でありますので、民法上の成人の定義に従うよりは栄養学的な観点に従うのが適切であると考えております。すなわち18歳以上であれば食品を摂取した際の安全性や機能性は大人と同様であり、採用文献288、304、445の被験者は18歳以上でありますので、機能性表示食品制度への不適合はないと考えます。

【主な結果】
 一般的に認知機能を評価する際には1つの検査だけでなく、複数の検査を組み合わせて行います。今回、データをまとめた論文も1件を除いては、複数の検査を組み合わせて評価していました。17件の論文中13件の論文で、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの投与によって、いくつかの検査結果が改善していました。改善が見られた検査は、記憶力、注意力、処理速度などを評価する検査でした。特に作業記憶を評価する検査で数多くの改善が見られたことから、イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンの作業記憶を改善する効果が確認されました。作業記憶とは、行動や決断に必要な情報を記憶しつつ、状況に応じて情報を加工し、思い出す力と言われています。
 以上より、イチョウ葉フラボノイド配糖体28.8~64.8mgおよびイチョウ葉テルペンラクトン7.2~16.8mgの摂取が認知機能の改善に有効な量であると判断しました。

【科学的根拠の質】
 研究レビューの対象とした論文で、どのような検査で認知機能を評価するかが統一されていないことから、妥当性に疑問が残る点もあります。より広範な認知機能改善効果があるかどうかを評価するためには、さらなる研究が必要と考えます。

(構造化抄録)


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参考サイト

ヤクルトのねむりナビ(ヤクルトヘルスフーズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ヤクルトヘルスフーズ株式会社(法人番号:9320001008118)が消費者庁に届出た機能性表示食品ヤクルトのねむりナビの届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C341
【届出日】
2017/12/06
【届出者名】
ヤクルトヘルスフーズ株式会社
ヤクルトヘルスフーズ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
ヤクルトのねむりナビ
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
L-テアニン
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【表示しようとする機能性】
本品にはL‐テアニンが含まれます。
L‐テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。
【想定する主な対象者】
成人男女(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
当該製品“ヤクルトのねむりナビ”の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶から抽出される成分です。我が国では、お茶は鎌倉時代から普及していたと考えられており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれると言われています。また、L-テアニンを高純度化した製品は、日本で食品添加物として一般食品やサプリメントに使用されています。L-テアニンはFDA(米国食品医薬品局)にてGRAS(一般に安全と認識される食品)に認定されています。
L-テアニンの製造者である太陽化学株式会社では、2003年よりL-テアニンを含むサプリメント「テアニンタブレット」(1日摂取目安量200-300mg)を日本全国のユーザー、小児から高齢者向けに販売しており、これまでに有害となる事象は報告されていません。さらに、「テアニンタブレット」にて、成人39名にてL-テアニンとして1日1,000 mg、4週間連続摂取しても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、当該製品“ヤクルトのねむりナビ”の1日摂取目安量の5倍のL-テアニン量に当たります。以上のことから、“ヤクルトのねむりナビ”は十分な安全性が確認できていると考えています。
L-テアニンの医薬品との相互作用に関しては、降圧剤(カプトプリル,エナラプリル,ロサルタン,バルサルタン,ジルチアゼム,アムロジピン,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど)、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,プソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られておりますので、それらとの併用については医師とご相談の上、十分注意ください。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
一日摂取目安量1袋を超えた摂取はお控えください。降圧剤、興奮剤を服用している場合は、医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、食品安全の管理システムISO22000及びFSSC22000の認証を取得しており、適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
評価する機能性の項目:
本品にはL‐テアニンが含まれます。L‐テアニンには、夜間の良質な睡眠(起床時の疲労感や眠気を軽減)をサポートすることが報告されています。
(ア)標題
L-テアニンの摂取は睡眠の質を改善すると考えられます。
(イ)目的
健常者成人に、最終製品“ヤクルトのねむりナビ”に含有する関与成分L-テアニンを含む錠剤(L-テアニンとして200mg)を就寝前に摂取させると、プラセボと比べ睡眠の質が改善するかについて明らかにする目的で、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標について調査しました。
(ウ)背景
L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1971年~2015年3月8日)、Cochrane Library(1997年~2015年2月12日)のデータベースを用い2015年3月8日に検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2015年3月4日)、JMEDPlus(1981年~2015年3月3日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2015年3月13日に検索を実施しました。健常日本成人を対象集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインである2報の文献を評価しました。これらの文献は原料を販売している企業と国立研究機関との共同研究の結果です。
(オ)主な結果
評価した2報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取によりアンケート調査で「疲労回復感」、「眠気」についてL-テアニン摂取と強い関連性が認められました。また、アンケートの「夢み」、「睡眠時間延長感」および睡眠中の交感神経活動が抑制され、就床時間に対し実際に眠った時間の割合である睡眠効率の改善もL-テアニンと中程度の関連性が認められています。一方、就寝の睡眠時間はL-テアニンにより延長されませんでした。以上より、L-テアニンの摂取は睡眠の質を改善すると考えられました。
(カ)科学的根拠の質
限界としては、選定された文献が2報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。


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参考サイト

毎朝ビフィヨーグルト(四国乳業株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス :機能性表示食品


四国乳業株式会社(法人番号:7500001007086)が消費者庁に届出た機能性表示食品【毎朝ビフィヨーグルト】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
C340
【届出日】
2017/12/05
【届出者名】
四国乳業株式会社
四国乳業株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
毎朝ビフィヨーグルト
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
ビフィズス菌BB-12(B. lactis)
ビフィズス菌BB-12を含む商品一覧楽天市場
GOOGLE検索をご利用ください。

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【表示しようとする機能性】
本品にはビフィズス菌BB-12(B. lactis)が含まれます。
ビフィズス菌BB-12(B. lactis)は、生きて腸まで届くことで腸内環境を改善し、お通じを改善する機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
・腸内環境を改善したい方
・便通を改善したい方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.喫食実績の評価
機能性関与成分であるビフィズス菌BB-12(B. lactis)(以下ビフィズス菌BB-12と表記)を同程度含む自社製品の類似食品は、2012年7月に国内で発売を開始してから5年を経過し、売り上げ個数は2017年7月時点で約7,300万個に達しているが、これまで本品を食することによる健康被害は報告されていない。
また、ビフィズス菌BB-12の原料メーカーの調査によると、ビフィズス菌BB-12を同程度或いはそれ以上含む食品は、1985年にデンマークにて発酵乳に利用されてから、世界各国で採用され、幼児から高齢者まで幅広く利用されており、国内における販売量は、2006年以降、毎年1億食以上の販売実績があるが、ビフィズス菌BB-12を起因とする重篤な健康被害は発生していない。

2.既存情報の調査
一般安全情報として、公的データベースに乳酸菌とビフィズス菌(ビフィズス菌BB-12も網羅された)に関する下記の記述がある。
・適切に用いれば経口摂取で安全性が示唆されている。小児に対しても経口摂取で安全性が示唆されている。副作用はとくに知られていないが、小児においては下痢が起こることがある 。医薬品(牛乳成分を含む)としての重大な副作用としてはアナフィラキシー様症状 (頻度不明) が報告されている。妊娠中・授乳中は、安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため過剰な摂取はさける。
ビフィズス菌BB-12を関与成分として配合する特定保健用食品は2004年から6件が許可され、その安全性や機能性が認められている。また、ビフィズス菌BB-12は、アメリカ食品医薬品局よりGRASに認定された(2002年)。さらに、欧州食品安全機関の食品又は飼料添加用の安全性を推定できる要件を満たす安全性適格推定微生物のリストにも発表された(2007年)。その安全性はアメリカ、欧州においても認められた。

3.医薬品との相互作用
理論的な相互作用として、抗生物質との併用でビフィズス菌の活性が阻害されるおそれがあるので、併用する場合は少なくとも2時間以上の間隔をおくこと。
ビフィズス菌の効果が削減されるだけで、抗生物質の効果に影響するものではなく、安全性への懸念はない。

4.まとめ
以上の評価より、当該製品の安全性の評価は十分と判断した。
【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日摂取目安量をお守りください。
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社はHACCP(総合衛生管理製造過程)に関する承認を得ており、原材料の受け入れから最終製品まで、工程ごとに危害要因の分析をした上で、危害の発生につながる重要管理点を継続的に監視・記録する工程管理システムを構築している。(具体的には、製造工場で各部門の担当者がHACCPチームを編成し、生乳の受入から製品の製造における衛生管理および品質管理を行っている)
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
ア 標題
機能性関与成分ビフィズス菌BB-12(B. lactis)による整腸作用の機能性に関する研究レビュー
イ 目的
健常成人に対して、ビフィズス菌BB-12(B. lactis)(以下ビフィズス菌BB-12と表記)を含む食品を摂取すると、ビフィズス菌BB-12を含まない食品を摂取する場合と比べて、腸内環境および便通が改善することを確認する。
ウ 背景 
Bifidobacterium(ビフィズス菌)は健常なヒトの大腸における優勢細菌の一つである。また、ビフィズス菌BB-12はヨーグルトより単離され、胃と同様の酸性条件下において高い生存率を示すことが明らかになっている。ビフィズス菌BB-12を摂取することで便通が改善する報告はこれまでもあったが、健康な成人の腸内環境及び便通に関して改善するかどうかを総合的に判断した報告はこれまでになかった。
エ レビューの対象とした研究の特性
2016年3月30日までにデータベースに掲載された文献の検索を行った。最終的に評価した文献は4報で、事実を示す可能性の高いランダム化比較試験が3報、これに準じる非ランダム化比較試験が1報であった。なお、レビューに関して申告するべき利益相反はなかった。
オ 主な結果
機能性関与成分ビフィズス菌BB-12を9~52億個含む食品を摂取することで、4報中3報で腸内の全細菌中に占めるビフィズス菌の割合がプラセボ群と比較して有意に増加し、そのいずれの報告でもビフィズス菌BB-12が生きて腸に届くことが報告されていた。また、測定期間内の便通(排便日数)が1報で検証され、プラセボ群と比較して有意に増加していた。
カ 科学的根拠の質
この研究レビューには、いくつかの限界もある。国内外の文献データベースを使用したが、英語と日本語のみがキーワードの検索であり他言語で書かれている文献がないとは言い切れない。また、レビューでは全てに共通するが、参加者の収集自体に何らかのバイアス(偏り)があった可能性もある。さらに4報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なっている中での吟味であったため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もあった。しかし、現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えた。


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