2023年10月11日水曜日

国産小麦まるごと細うどん(石丸製麺)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

国産小麦まるごと細うどん(石丸製麺)の口コミ・効果・評判のエビデンス、表示しようとする機能性、主な対象者、安全性の評価方法、安全性の評価、摂取する場合の注意事項、生産・製造・品質管理の情報、機能性の評価方法、届出者の評価とエビデンス。トクホとは違います。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I667
2023/08/30
石丸製麺株式会社
(1470001005339)
国産小麦まるごと細うどん
加工食品(その他)
小麦由来アラビノキシラン
機能性表示食品 届出企業全リスト
令和5年の届出一覧
【詳細内容】

表示しようとする機能性は?

想定している主な対象者は?

安全性の評価方法は?

安全性に関しての届出者の評価は?

摂取する場合の注意事項は?

生産・製造・品質管理に関する基本情報は?

機能性の評価方法は?

届出者の評価とエビデンスは?

【表示しようとする機能性】
本品には小麦由来アラビノキシランが含まれます。
小麦由来アラビノキシランは善玉菌(酪酸菌)を増やすことで、腸内環境を改善することが報告されています。
また、小麦由来アラビノキシランは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。

【想定する主な対象者】
成人健常者

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
喫食実績に基づく安全性の評価
本製品は、うどんの原料の小麦をすべて小麦全粒粉で置き換えたうどんです。同じ製品を2021年3月から販売しており、2023年5月現時点までで 200g商品で152,856個の出荷実績があります。この間、健康被害等の報告はありません。したがって、安全性にも問題はないと考えます。
多くの販売実績もありますが、安全性についてさらに既存情報についても調査した。

既存情報に基づく安全性の評価
・本届出製品は小麦ふすま(=小麦ブラン)を使用している。小麦ふすまは公的データベースに安全性に関する情報が開示されており、適切に摂取する場合、おそらく安全であるとの記載がある。ただし、小麦はアレルギー表示が義務づけられている「特定原材料」に指定されているため、原材料に小麦を含む旨の明示が必要である。
・当該データベースにピックアップされている論文には、1日あたり全粒粉パン(小麦由来アラビノキシランが4g含有)を12週間摂取しても、有害事象がなかったことが報告されている。
・本届出製品(小麦由来アラビノキシランの摂取量:2.7g/日)と上記全粒粉パンは、いずれも小麦由来アラビノキシランを分解する特別な処理(化学処理等)を実施しない。よって、これらに含まれる小麦由来アラビノキシランの性質は同等と考えられ、安全性も同等と考えられる。
・以上より、本届出製品を適切に摂取している限りにおいては十分な安全性があると判断する。

【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、体調によっては、おなかがゆるくなることがあります。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出製品は、当社においてFSSC22000の認証を取得した国内工場にて製造・品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.整腸作用
①標題
小麦由来アラビノキシランによる健常成人に対する善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果(以下、整腸作用)の機能性に関するシステマティックレビュー

②目的
健常な成人に対する、小麦由来アラビノキシランの摂取による整腸作用について、ヒト試験論文のシステマティックレビュー(SR)に基づいて評価するとともに、小麦由来アラビノキシランの有効投与量を推定することを目的とした。

③背景
食物繊維の摂取は、腸内環境を整えることによる便通の改善、血糖値上昇の抑制など、健康にとって良い効果をもたらすことが知られてきた。しかし、近年の日本においては食の欧米化などにより、食物繊維の摂取量が減少傾向にあり、日本人の成人(20-64歳)においては1日男性21g以上、女性18g以上の食物繊維摂取が目標とされている(日本人の食事摂取基準2020年版)ところ、実際の摂取量は、平均15.0g(平成30年国民健康・栄養調査報告)と低く、食物繊維の摂取量を増やすことが健康の維持増進には望ましいと考えられる。
 小麦食物繊維の主要成分である小麦由来アラビノキシランは、主に不溶性食物繊維であるヘミセルロースの一種である。食物繊維の中でも特にお腹の調子を整える効果が高いこと、食品としての安全性が高いことなどから、これまで特定保健用食品の成分としても使用されてきた。これまで小麦由来アラビノキシランの整腸作用についての研究レビューは実施されていない。

④レビュー対象とした研究の特性
PubMed、The Cochrane Libraryおよび医中誌Webの3つのデータベースを使用し、健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象に小麦由来アラビノキシランを用いて整腸作用について調査したランダム化比較試験及び準ランダム化比較試験を中心とした臨床試験(ヒト試験)を収集した。そして、3報の臨床試験の文献が採用された。健常成人に小麦由来アラビノキシランを摂取させることで、整腸作用(アウトカム:糞便中の微生物(腸内細菌)、糞便中の短鎖脂肪酸量、排便量、および排便回数、排便日数)に関する機能性において肯定的な結果が報告されていた。採用された3報について、アウトカムを評価し、総合的に機能性の根拠となるかどうかについて検証した。そして、いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題ないと判断した。

⑤主な結果
 小麦由来アラビノキシランを2.1g/日摂取することで、善玉菌に属する酪酸菌が増加、糞便中の短鎖脂肪酸量が増加したことから腸内環境が改善すること、および排便量、排便回数、排便日数が増加することが確認された。よって、一日当たり2.1gの小麦由来アラビノキシラン摂取は整腸作用が期待できるものと考える。

⑥科学的根拠の質
採用した文献は3報であり「糞便中の微生物(腸内細菌)」「糞便中の短鎖脂肪酸量」「排便量」「排便回数」「排便日数」の各アウトカムにおいてプラセボ群と比較して統計学的に有用な効果が確認された。これらの「整腸作用」について、小麦由来アラビノキシラン摂取による機能性が認められた報告における1日あたりの摂取量は1.5g-2.9gであった。これら採用文献のエビデンス総体についてバイアスリスクは「中」-「低」、またエビデンスの強さは「中」とした。評価した文献3報はいずれも、リサーチクエスチョンに対して肯定的な文献であり、プラセボ群との比較で統計学的に有意な効果が確認されていた。以上により、Totality of Evidenceの観点から「整腸作用」に関し、小麦由来アラビノキシランによる有用性は肯定的であると判断した。なお、投与量については、計算値(1.5g、1.7g)を除外し、明確な投与量が判明している2.1gを下限値とした。
 本レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)があるが、それはシステマティックレビューに共通する限界である。また、文献数が少ないことから出版バイアスは検討していないため完全には否定できないが、後発の報告により本研究レビューの結論が大きく変更される可能性は低いと判断した。以上、本研究レビューの結果から、小麦由来アラビノキシランの整腸作用(善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果)には科学的根拠があると判断した。


2.食後の血糖値上昇抑制効果
①標題
小麦由来アラビノキシランによる健常成人に対する食後の血糖値上昇抑制効果に関するシステマティックレビュー

②目的
健常な成人に対する、小麦由来アラビノキシランの摂取による食後の血糖値上昇抑制効果について、ヒト試験論文のシステマティックレビュー(SR)に基づいて評価するとともに、小麦由来アラビノキシランの有効投与量を推定することを目的とした。

③背景
食物繊維の摂取は、腸内環境を整えることによる便通の改善、血糖値上昇の抑制など、健康にとって良い効果をもたらすことが知られてきた。しかし、近年の日本においては食の欧米化などにより、食物繊維の摂取量が減少傾向にあり、日本人の成人(20-64歳)においては1日男性21g以上、女性18g以上の食物繊維摂取が目標とされている(日本人の食事摂取基準2020年版)ところ、実際の摂取量は、平均15.0g(平成30年国民健康・栄養調査報告)と低く、食物繊維の摂取量を増やすことが健康の維持増進には望ましいと考えられる。
小麦食物繊維の主要成分である小麦由来アラビノキシランは、主に不溶性食物繊維であるヘミセルロースの一種であり、メタボリックシンドローム指標の改善効果があることが知られている。これまで小麦由来アラビノキシランの食後の血糖値上昇抑制効果についての研究レビューは実施されていない。

④レビュー対象とした研究の特性
PubMed 、The Cochrane Library、J DreamIIIの3つのデータベースを使用し、健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象に小麦由来アラビノキシランを用いて
食後の血糖値上昇抑制効果について調査したランダム化比較試験(ランダム化比較試験)及び準ランダム化比較試験を中心とした臨床試験(ヒト試験)を収集した。そして、3報の臨床試験(ヒト試験)の文献が採用された。採用された3報について、アウトカムを評価し、総合的に機能性の根拠となるかどうかについて検証した。健常成人に小麦由来アラビノキシランを摂取させると、食後の血糖値上昇抑制効果に関する機能性において肯定的な結果が報告されていた。また、3報のうち1報は日本で実施された研究であり、レビュー結果の日本人への外挿性に問題はないと判断した。

⑤主な結果
本研究レビューにおいて、小麦由来アラビノキシラン2.7g-7.6g/食摂取することで、食後の血糖値上昇を抑制する効果が確認された。よって、2.7g/食の小麦由来アラビノキシラン摂取は、「食後の血糖値上昇をゆるやかする」効果が期待できるものと考える。

⑥科学的根拠の質
採用した論文は3報で、それぞれ評価者の主観の入らない指標が用いられており、「血糖値」のアウトカムにおいてプラセボ群と比較して統計学的に有用な効果が確認された。これらの「血糖値上昇抑制効果」について、小麦由来アラビノキシラン摂取による機能性が認められた報告における1日あたりの摂取量は2.7g-7.6gであった。これら採用文献のエビデンス総体についてバイアスリスクは「低」、またエビデンスの強さは「中」と評価した。評価した文献3報はいずれも、リサーチクエスチョンに対して肯定的な文献であり、プラセボ群との比較で統計学的に有意な効果が確認されていた。以上により、Totality of Evidenceの観点から「血糖値上昇抑制効果」に関し、小麦由来アラビノキシランによる有用性は肯定的であると判断した。なお、投与量については、最小量である2.7gを下限値とした。
 本レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)があるがそれはシステマティックレビューに共通する限界である。また、文献数が少ないことから出版バイアスは検討していないため完全には否定できないが、後発の報告により本研究レビューの結論が大きく変更される可能性は低いと判断した。以上、本研究レビューの結果から、小麦由来アラビノキシランの「食後の血糖値の上昇を抑制する効果」には科学的根拠があると判断した。
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