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2022年12月2日金曜日

フェミフローラ(わかもと製薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

機能性表示食品 届出企業全リスト

フェミフローラの口コミ・評判・効果とエビデンス(科学的根拠)

わかもと製薬株式会社


届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
H628
2022/10/14
わかもと製薬株式会社
(1010001035010)
フェミフローラ
加工食品(サプリメント形状)
乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)
届出製品全リスト
わかもと製薬株式会社

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乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)の効果 わかもと製薬株式会社の人気商品

参考
機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

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【表示しようとする機能性】

本品には乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)が含まれます。
乳酸菌GR-1および乳酸菌RC-14には、膣内環境を良好にし、膣内の調子を整える機能が報告されています。

【想定する主な対象者】
膣内細菌叢のニュージェントスコアが高め、細菌性膣症に罹患していない健常な成人女性

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
機能性関与成分である乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)を同程度含む類似食品に関する以下の喫食実績より安全性評価を実施した。

2004年から現在までに世界30か国以上で女性用の健康補助食品(主にハードカプセル)として販売されており、日本国内でもカプセル形状の商品として2016年から約210万粒(10億cfu以上/日として)が発売されているが、当菌株を起因とする重篤な健康被害は特に報告されていない。
また、届出食品と類似する商品が、米国FDAにて安全性評価を受け、New Dietary Ingredient Notification 番号488として受理されている。
なお、上記の類似する食品は、本届出食品に含まれる機能性関与成分と同じ成分を同等量含有している食品であり、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、食品中の成分による影響や加工工程の影響による変質も確認されていない。

上記のことから、届出食品の安全性評価は十分であると判断する。


【摂取する上での注意事項】
1日摂取目安量をお守りください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召しあがりにならないでください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、国内GMP適合工場にて、適正な製造基準に従って製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)【標題】
本届出製品フェミフローラに含まれる機能性関与成分「乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)」の膣内細菌叢を正常に整える機能性に関する研究レビュー

(イ)【目的】
健常成人女性におけるGR-1およびRC-14の膣内細菌叢を正常化する作用、即ち、膣内環境を整える機能の有無の評価を行うことを目的とした。

(ウ)【背景】
ヒトには種々の細菌群が無数に存在しており、それぞれがバランスを取りながら、常在できる環境を作り上げている。膣内でも腸の細菌叢のような細菌叢は存在しているが、腸内細菌叢のようなビフィズス菌、乳酸菌などが常在する細菌叢とは若干異なり、健常な女性ではLactobacillusが優位に存在し、膣内の常在細菌叢を形成している。Lactobacillusのなかでも、Lactobacillus rhamnosusならびにLactobacillus reuteriは、膣内に常在菌として存在することで知られており、これらの菌を経口摂取することにより、バランスが乱れた膣内細菌叢に対する正常化作用が示唆されている。
GR-1およびRC-14の膣内細菌叢への影響を検討したヒト試験報告はいくつかあるが、健常者におけるGR-1およびRC-14の経口摂取とその効果をレビューした報告は現在のところない。

(エ)【レビュー対象とした研究の特性】
国内外の臨床試験や学術論文のデータベースを使用して2018年11月以前の全ての論文を対象に検索し、健常成人女性に対するランダム化比較試験の文献3件を研究レビューの対象とした。

(オ)【主な結果】
評価対象となった採択論文3報は、海外の健常成人女性、計195名を対象とし、無作為盲検比較試験を行っている。GR-1およびRC-14を1日摂取量(1カプセル中、両菌株の合計1.0×10^9~5.0×10^9 CFU{10億~50億CFU(Colony Forming Units)含有}、1カプセルを14日から60日間にわたり経口摂取した。その結果、対照群(プラセボあるいは他種乳酸菌)と比較して、論文3報においNugentスコアの正常化やNugentスコアの改善について統計学的に有意差が認められた。GR-1およびRC-14の膣内細菌叢を正常に整える作用の指標を総括的に判断すると、該当する機能性を発揮することが示唆された。

(カ)【科学的根拠の質】
本研究レビューの総合評価は、論文の質やバイアスリスク等を踏まえ、該当する機能性について、科学的根拠かつ肯定的な結果があると判断した。根拠となる論文では、GR-1およびRC-14の経口摂取は、膣内細菌叢の環境を整える作用により、健常女性における膣内の健康な環境を保持させることが示唆された。
採択された論文3報のうち、摂取方法はいずれも経口摂取、使用された菌種はいずれも本届出製品と同じGR-1およびRC-14であり、各々の菌株を1カプセル中5.0×10^8(5億)CFU以上とほぼ同比率の菌数を含有するものであることから、機能性関与成分の同等性に問題はないものと考えられた。
本研究レビューの限界について、未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な3つのデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。しかしながら、UMIN-CTRの活用が進んでいないことから、出版バイアスの可能性は否定できないと判断した。
また、日本人を対象としたGR-1およびRC-14の膣内細菌叢への影響を検討した無作為化臨床試験は現在のところなく、また計画も公開されていない。今後日本人を対象とした研究とその報告が望まれる。
H607亀田製菓株式会社植物性乳酸菌K-2サプリ
H608武内製薬株式会社THE(ザ)ラフマ葉
H609ロードランナー株式会社私のむくみケア習慣
H610株式会社eu-countryLIBERTEA(リバティ)
H611株式会社東洋新薬血管しなやか×コレステリミット
H612テスマジャパン株式会社ディライト ライフ ファイバー コーヒー
H613愛知予防医学合同会社BROCCO CARE(ブロコケア)
H614株式会社真誠黒ごまアーモンドきなこ120g
H615宮崎県農協果汁株式会社紅酢
H616株式会社ミルボンアラナス 5-ALA(ファイブ アラ)
H617パイオニアエコサイエンス株式会社シシリアンルージュハイギャバ
H618富士山天然水合同会社美神苦味
H619株式会社ベイシア新鮮プレミアム 鮪たたき
H620オリヒロプランデュ株式会社賢人の快眠
H621SEIMEI株式会社SEIMEI PB FIT(セイメイピービ―フィット)
H622株式会社えがおえがお モエルト
H623株式会社ニチレイフレッシュ純和鶏むね肉
H624株式会社ニチレイフレッシュ純和鶏むね
H625株式会社小川生薬金の胡麻麦茶
H626株式会社ミツハシ澄(SUMU)
H627株式会社てまひま堂ほっこりしょうが
H628わかもと製薬株式会社フェミフローラ
H629株式会社ポーラポーラ インナーリフティア ザ リキッド
H630味の素株式会社STRETCH+(ストレッチプラス)KOSHI(腰)
H631株式会社ラメールトマトスープ
H632DUEN合同会社腸活善菌α
H633キリンビバレッジ株式会社キリン×ファンケル カロリミット アップルスパークリング
H634北海道アンソロポロジー株式会社MoistureMe(モイスチャーミー)
H635株式会社八社会毎日のすこやか緑茶
H636株式会社ECスタジオfirka GreenCoffee(フィルカ グリーンコーヒー)
H637株式会社伊藤園伊藤園 はと麦茶
H638株式会社ファヴールマルシェスルフォラファン肝嬉サポート
H639協同乳業株式会社ふしぶし良治さん
H640富士フイルム株式会社フラバンジェノールa

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2022年10月28日金曜日

【H472】オーラガードプロの健康効果:わかもと製薬株式会社

機能性表示食品 届出企業全リスト

わかもと製薬株式会社:オーラガードプロの効果とエビデンス(科学的根拠)


届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名
H472
2022/08/31
わかもと製薬株式会社
(1010001035010)
オーラガードプロ
加工食品(サプリメント形状)
乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)、緑茶フッ素、エピガロカテキンガレート(EGCg)
届出製品全リスト
わかもと製薬株式会社

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乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)の機能性表示食品

緑茶フッ素の機能性表示食品

エピガロカテキンガレート(EGCg)の機能性表示食品
わかもと製薬株式会社の機能性表示食品

参考
機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

生鮮食品の機能性表示食品

免疫維持に効果の機能性表示食品

鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品

痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

【表示しようとする機能性】

本品には乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)、緑茶フッ素及びエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。
乳酸菌WB21には、健康で丈夫な歯ぐきを維持する機能が報告されています。
緑茶フッ素には、歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善してむし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで歯を丈夫で健康にする機能が報告されています。
エピガロカテキンガレートには、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常な成人男女

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1. 乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)
届出食品と類似する製品Aは、当該製品に含まれる機能性関与成分と同じ原料(わかもと製薬製)を使用し、1日あたり20億個の配合量で、日本国内において2004年3月から2022年3月までで約517万食の販売実績があるが、この間、特に問題となる健康被害報告はない。また、製品Aは当該製品と同じタブレット形状で、消化、吸収がほぼ同じこと、他の配合成分の影響がないこと等、届出食品と類似する食品である3つの要件すべてを満たしていることから安全面で問題ないと考えられる。
2. 緑茶フッ素
ナチュラルメディシンデータベースにおいてフッ素の安全性に関する情報が記載されており、経口により少量(基本的なフッ素量の最大20mg/日)を補給する場合、ほとんどの人に安全、とされている。また、「健康食品の素材情報データベース」におけるフッ素の安全性情報においても、急性中毒や慢性的な大量摂取による弊害についての記載はあるものの、「フッ素元素換算で上限摂取量10mg/日以下であれば安全に使用できる」「20 mg/日までは経口で安全性が示唆されている」と記載されており、適切な量であれば安全であると考えられる。これらは、いずれも特定のフッ素化合物を指すものではなく、元素としてフッ素を含む化合物全般の内容であり、当該製品に含まれる緑茶フッ素の評価に適用できると考えられる。当該製品に含まれる緑茶フッ素は、一日摂取目安量当たり100μgであり、一日の摂取目安量を守って摂取する限り、安全性に問題はないと判断した。
3. エピガロカテキンガレート(EGCg)
EGCgは茶カテキンの一種であり、茶カテキンおよびEGCgは、日常的に飲用しているお茶に含まれる成分で、茶は日本において1000年以上の飲用歴があり、古くから食経験のある成分である。
サプリメント形態の食品としては、一日摂取目安量当たりEGCgを280㎎以上、茶カテキンを500mg含むサプリメントが2003年から、EGCgを320~400mg、茶カテキンを520~650mg含むサプリメントが2009年から流通しており、茶カテキンおよびEGCgに起因すると判断された健康被害は報告されていない。
以上のことから、本届出商品の安全性評価は十分であると判断した。


【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。原材料をご確認のうえ、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。特に降圧剤、抗凝固薬/高血小板薬、肝障害を引き起こす可能性のある医薬品を服用している場合は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、国内GMP適合及び都道府県等HACCP認証を取得した工場にて、適正な製造基準に従って製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1. 乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)
標題:機能性関与成分乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)を用いた健常者における歯周組織および歯ぐきの健康に関する研究レビュー(定性的研究レビュー)

目的:健常者が、乳酸菌WB21(Lactobacillus salivarius WB21)(以下乳酸菌WB21)含有食品 (食品形態は問わない)を経口摂取することにより、 プラセボ (配合内容は問わない) の経口摂取と比較して、歯周組織および歯ぐきの健康を維持・改善させる機能がみられるか、評価することを目的とした。

背景:乳酸菌WB21は、プロバイオティクスとして健康の維持および増進のために利用される乳酸菌の一種であり、主にサプリメントなどの加工食品として製造販売されている。近年では、乳酸菌WB21の歯科口腔の健康への機能性も報告されており、乳酸菌WB21は齲蝕原因菌の抑制作用や口臭改善作用、歯周病原菌の抑制作用などが報告されている。さらに、ヒト臨床試験において健常者の歯周組織・歯ぐきの健康を維持・改善させることが報告されている。これらの背景を踏まえ、健常者が乳酸菌WB21を摂取することで、歯周組織・歯ぐきの健康を維持・改善する機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。

レビュー対象とした研究の特性:5つの電子データベースを使用し、乳酸菌WB21を用いて歯周組織および歯ぐきの健康を維持・改善させる機能について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。評価項目「歯周ポケット深さ」「BOP(プロービング時の出血)」について、乳酸菌WB21摂取群と対照群(プラセボ摂取群)のデータについて調査・評価を行った結果、2報のRCT論文が抽出された。

主な結果:抽出された2報のRCT論文より、乳酸菌WB21摂取群が歯周組織および歯ぐきの健康に関する評価項目(「歯周ポケット深さ」「BOP(プロービング時の出血)」)において、歯周組織および歯ぐきの健康を維持・改善させる方向で有意な結果を示していることが確認され、乳酸菌WB21には、1日あたりの摂取目安量4億個以上を摂取することにより歯周組織および歯ぐきの健康を維持・改善させる機能があると判断された。

科学的根拠の質:本研究レビューにおける結果の限界・問題点としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。

2.緑茶フッ素
標題:緑茶フッ素の摂取には歯の再石灰化を促進し歯の耐酸性を高める機能があるか

目的:健常者を対象に、緑茶フッ素を含む食品を摂取させると、歯の再石灰化を促進し、歯の耐酸性を高めるかについて検証した。

背景:歯及び口腔の健康を保つことは、食物を咀嚼するだけではなく、食事や会話を楽しむなど、健康で豊かな食生活や社会生活を送る上での基礎となる。しかし、厚生労働省による平成28年歯科疾患実態調査では、国民のほとんどの世代の90%以上にう蝕(むし歯)があることが報告されている。フッ素化合物は、歯質を強化する作用があることからう蝕の予防対策として広く利用されてきた。また、緑茶フッ素を関与成分とした歯を丈夫で健康にする保健用途の特定保健用食品も許可されている。しかし、緑茶フッ素を含む食品の摂取による歯の再石灰化を促進し歯の耐酸性を高める作用について、総合的に評価した研究レビューは実施されていない。

方法:1971年~2019年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語の文献検索、英語文献の検索を実施した。対象集団は健常者とし、緑茶フッ素摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである2報の文献を評価した。

主な結果:選定された2報を評価した結果、緑茶フッ素を含む食品を摂取することにより、含まない食品を摂取した場合と比較して、歯の再石灰化を促進し歯の耐酸性を高めることが認められた。従って、緑茶フッ素1日あたり100μg以上の摂取には歯の再石灰化を促進する機能があると考えられる。

科学的根拠の質:選定された文献が2報だったため、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことが研究の限界として挙げられる。しかし、採用文献はいずれも査読付き論文で研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられる。また、対象者、被験食、比較するための対照、試験項目が調査の目的に合致したものであり、かつ結果は肯定的であったため、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。

3.エピガロカテキンガレート(EGCg)
標題
EGCgの摂取による歯垢生成抑制機能の評価

目的
健常者が機能性関与成分EGCgを摂取すると、プラセボと比べ歯垢の生成が抑制されるかを明らかにする目的で調査した。

背景
口腔内の健康を害する要因のほとんどはう蝕(むし歯)と歯周病であり、その直接の原因は歯垢であると言われている。歯垢は、ミュータンスレンサ球菌が作り出す水に不溶で付着性のあるグルカンと、その中に生息する口腔細菌で構成される。食事により口腔内に残された糖類を細菌が分解して酸を作り、歯のエナメル質を溶かすことによりう蝕が発生する。また歯周病は、大きく分けると歯肉炎と歯周炎があり、歯垢の病原性が高まると歯肉などの歯周組織に炎症を起こし歯周病へと進行する。
EGCgには歯垢の生成を抑制することが作用メカニズムから予想されたが、その作用を網羅的に評価した文献はなかったため、検証をすることとした。

レビュー対象とした研究の特性
1971年~2019年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語の文献検索、英語の文献検索を実施した。対象集団は健常者とし、EGCg摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである1報の文献を評価した。この文献は原料を販売している企業(太陽化学㈱)が資金提供を行い、第三者機関が実施した。論文の著者には太陽化学㈱の従業員が含まれる。

主な結果
選定された1報を評価した結果、EGCgを1日あたり18mg摂取することでプラセボ摂取の場合と比べて歯垢指数が有意に低下することが認められたことから、EGCgには歯垢の生成を抑制する機能があることが確認された。

科学的根拠の質
選定された文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかった。また、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことも研究の限界として挙げられる。しかし、採用文献は査読付き論文であり、研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられる。

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