2020年4月4日土曜日

ソフィーナアイピークロロゲン酸飲料W(花王株式会社)の口コミ・効果・評判のエビデンス:機能性表示食品

花王株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品SOFINA iP(ソフィーナ アイピー)クロロゲン酸 飲料 Wのエビデンス


花王株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【SOFINA iP(ソフィーナ アイピー)クロロゲン酸 飲料 W】のエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
SOFINA iPクロロゲン酸 飲料 Wの表示しようとする機能性

#2
SOFINA iPクロロゲン酸 飲料 Wの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
SOFINA iPクロロゲン酸 飲料 Wのエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。
花王株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

E759


【届出日】

2020/02/21


【届出者名】

花王株式会社
(4010001034760)
楽天市場
花王株式会社


【商品名】

SOFINA iP(ソフィーナ アイピー)クロロゲン酸 飲料 W


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
コーヒー豆由来クロロゲン酸類
楽天市場
コーヒー豆由来クロロゲン酸類

【表示しようとする機能性】


本品にはコーヒー豆由来クロロゲン酸類が含まれます。
コーヒー豆由来クロロゲン酸類は、気温や室温が低い時などの冷えにより低下した血流(末梢血流)を改善し、低下した皮膚温(末梢皮膚温)の回復を助ける機能と、肌の水分量を高め乾燥を緩和する機能が報告されています。


【想定する主な対象者】
冷えを感じる成人健常者 肌の乾燥が気になる成人健常者

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品の喫食実績はありませんが、花王株式会社は本品と類似する食品(コーヒー豆由来クロロゲン酸類を270㎎含有する100mlアルミボトル缶入り清涼飲料水)を日本国内で2019年6月現在までに約320万本を販売した実績があります。この類似する食品は、1日1本を目安に摂取されており、安全性上の問題は認められておりません。類似する食品において喫食実績により安全性が確認されていることから、本品の安全性に問題はないと評価します。
また、本品の機能性関与成分であるコーヒー豆由来クロロゲン酸類は、特定保健用食品の関与成分として食品安全委員会で評価されており、コーヒー豆由来のクロロゲン酸類には十分な食経験があり、安全性試験等の結果からも安全性に問題はないと評価されています。
なお、本品の機能性関与成分と医薬品との相互作用についてデータベース及び出典調査を行いましたが、医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。
以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



本品を製造する大同薬品工業株式会社(奈良県葛城市新村214-1)は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会認証GMP(認定番号16309)、FSSC22000(認証No: FSSC22000-0076740) を取得しており、規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき、製造されます。


【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



1.「気温や室温が低い時などの冷えにより低下した血流(末梢血流)を改善する機能」に関する評価
(ア)標題
コーヒー豆由来クロロゲン酸類が、冷えにより低下した末梢血流の回復に及ぼす影響について

(イ)目的
本研究レビューは、冷えを感じる成人健常者が、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含む食品を摂取することで、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含まない対照食品の摂取と比較し、冷えにより低下した末梢血流の回復が改善される効果があるかを検証することを目的として行いました。

(ウ)背景
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類は、様々な生理学的な効果が報告されています。クロロゲン酸類は、特にコーヒー豆に多く含まれ、血管拡張作用があることが報告されています。しかしながら、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の冷えにより低下した末梢血流の回復を改善する効果を検証した研究レビューはありません。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
2019年7月31日に3つのデータベースを用い、データベース開設時から検索実施日までに発表された日本語及び英語の文献を対象として文献検索を実施し、冷えを感じる成人健常者を対象とした、コーヒー豆由来クロロゲン酸類含有食品を単回摂取させたランダム化比較試験※1報を採用しました。なお、この論文には著者に試験食品の製造元社員が含まれていました。

(オ)主な結果
コーヒー豆由来クロロゲン酸類を270mg単回摂取することで、冷えを感じる成人健常者の、冷えにより低下した皮膚血流(末梢血流)の回復を改善する効果が確認されました。なお、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の摂取による有害事象は報告されていませんでした。

(カ)科学的根拠の質
採用文献が1報と少なく、出版バイアスの可能性も否定できませんが、解析対象者数は21名であり,機能性の評価可能な人数であると考えられます。また、本臨床試験(ヒト試験)は、ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー法により実施したため、選択バイアスや、その他のバイアスリスクは低く、結果の科学的信頼性は担保されていると考えられます。採用文献は、日本人女性を対象とした試験でししたが、クロロゲン酸の作用機序を考慮すると、性別により機能性や有効性に大きな差が生じることは考えにくいため、日本成人男性への外挿性に問題はないと考えられます。

2.「気温や室温が低い時などの冷えにより低下した皮膚温(末梢皮膚温)の回復を助ける機能」に関する評価
(ア)標題
コーヒー豆由来クロロゲン酸類が、冷えにより低下した末梢の皮膚温の回復に及ぼす影響について

(イ)目的
本研究レビューは、冷えを感じる成人健常者が、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含む食品を単回摂取することで、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含まない対照食品の摂取と比較し、冷えにより低下した末梢の皮膚温の回復が改善される効果があるかを検証することを目的として行いました。

(ウ)背景
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類は、様々な生理学的な効果が報告されています。クロロゲン酸類は、特にコーヒー豆に多く含まれ、血管拡張作用があることが報告されています。しかしながら、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の冷えにより低下した末梢皮膚温の回復を改善する効果を検証した研究レビューはありません。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
2019年7月31日に3つのデータベースを用い、データベース開設時から検索実施日までに発表された日本語及び英語の文献を対象として文献検索を実施し、冷えを感じる成人健常者を対象とした、コーヒー豆由来クロロゲン酸類含有食品を単回摂取させたランダム化比較試験※1報を採用しました。なお、この論文には著者に試験食品の製造元社員が含まれていました。

(オ)主な結果
コーヒー豆由来クロロゲン酸類を270mg 単回摂取することで、冷えを感じる成人健常者の冷えにより低下した低下した皮膚温(末梢皮膚温)の回復を改善する効果が確認されました。なお、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の摂取による有害事象は報告されていませんでした。

(カ)科学的根拠の質
採用文献が1報と少なく、出版バイアスの可能性も否定できませんが、解析対象者数は21名であり,機能性の評価可能な人数であると考えられます。また、本臨床試験(ヒト試験)は、ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー法により実施したため、選択バイアスや、その他のバイアスリスクは低く、結果の科学的信頼性は担保されていると考えられます。採用文献は、日本人女性を対象とした試験でししたが、クロロゲン酸の作用機序を考慮すると、性別により機能性や有効性に大きな差が生じることは考えにくいため、日本成人男性への外挿性に問題はないと考えられます。

3.「肌の水分量を高め乾燥を緩和する機能」に関する評価
(ア)標題
コーヒー豆由来クロロゲン酸類が肌の乾燥に及ぼす影響について

(イ)目的
本研究レビューは、肌の乾燥が気になる成人健常者が、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含む食品を摂取することで、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を含まない対照食品の摂取と比較し、肌の水分量を指標として、肌の乾燥を緩和する効果があるかを検証することを目的として行いました。

(ウ)背景
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類は、様々な生理学的な効果が報告されています。クロロゲン酸類は、特にコーヒー豆に多く含まれ、肌の乾燥改善や鱗屑改善など肌に対する効果も報告されています。しかしながら、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の肌の乾燥を緩和する効果を検証した研究レビューはありません。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
2019年7月31日に3つのデータベースを用い、データベース開設時から検索実施日までに発表された日本語及び英語の文献を対象として文献検索を実施し、肌の乾燥が気になる成人健常者を対象とした、コーヒー豆由来クロロゲン酸類含有食品を摂取させたランダム化比較試験※を2報採用しました。なお、2報とも著者に試験食品の製造元社員が含まれていました。

(オ)主な結果
コーヒー豆由来クロロゲン酸類を270mg/日以上摂取することで、肌の乾燥が気になる成人健常者の肌の水分量を増加させる効果が確認されました。なお、コーヒー豆由来クロロゲン酸類の摂取による有害事象は報告されていませんでした。

(カ)科学的根拠の質
採用文献が2報と少なく、出版バイアスの可能性も否定できませんが、2報とも日本人成人を対象とした試験参加者が比較的多い(解析対象者153名)ランダム化比較試験※であり、一貫して肌の乾燥が気になる成人健常者の肌の水分量を増加させる効果を認めていることから、コーヒー豆由来クロロゲン酸類による肌の乾燥が気になる成人健常者の肌の水分量を増加させる効果の科学的根拠は担保されていると考えます。2報は日本人女性を対象とした試験でしたが、皮膚の構造に男女差は無いことから、日本成人男性への外挿性に問題はないと考えられます。

※評価の偏りを避け、客観的に効果を評価する研究試験の方法で、より信頼性の高い結果を与えるとされています。

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    味の素株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ブルーベリー&(アンド)ルテインのエビデンス


    味の素株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ブルーベリー&(アンド)ルテイン】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    ブルーベリー&ルテインの表示しようとする機能性

    #2
    ブルーベリー&ルテインの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    ブルーベリー&ルテインのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    味の素株式会社
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E758


    【届出日】

    2020/02/21


    【届出者名】

    味の素株式会社
    (8010001034740)
    楽天市場
    味の素株式会社


    【商品名】

    ブルーベリー&(アンド)ルテイン


    【食品の区分】

    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    ビルベリー由来アントシアニン、ルテイン
    楽天市場
    ビルベリー由来アントシアニン

    ルテイン

    【表示しようとする機能性】


    本品にはビルベリー由来アントシアニンとルテインが含まれます。
    ビルベリー由来アントシアニンはスマホやパソコン等の使用により低下する目の潤いと手元のピント調節機能をサポートし目の疲労感を緩和することが報告されています。
    ルテインはスマホやパソコン等の長時間の使用により低下する目のコントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減し、くっきりと見る力)を改善することが報告されています。


    【想定する主な対象者】
    健康な成人男女(ドライアイなど目の疾患に罹患していない方)

    【安全性の評価方法】
    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    <ビルベリー由来アントシアニン>
    当該製品に使用されるビルベリー抽出物を用いた論文2報、ビルベリー抽出物の原料メーカーにより行われた安全性試験の結果3件を用いて評価を行いました。ヒト試験において、ビルベリー由来アントシアニン43.2~57.6mg/日を摂取した場合、安全性に問題がないことが確認されました。さらに、動物試験における無毒性量から、不確実係数を100、ヒトの体重を60kgとした計算により、ビルベリー由来アントシアニンを444㎎/日摂取しても安全であると考えられます。当該製品の1日摂取目安量あたりに含まれるビルベリー由来アントシアニンは43.2㎎/日であり、その10倍量の安全性が示唆されたことから、当該製品の安全性に問題はないと判断しました。

    <ルテイン>
    2004年の第63回FAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA)においてルテイン(マリーゴールド由来、総カロテノイドとして80%以上、かつルテインを遊離体として70%以上含有する規格)の安全性が評価され、1日摂取許容量(ADI)は、体重あたり0-2 mg/kg(体重60 kgの場合で最大120 mg)と評価され、現在までその評価は改訂されていませんが、健康な日本人に本品と同じルテインを120mg/日、4週間摂取させた試験において問題はありませんでした。当該製品の1日摂取目安量あたりに含まれるルテインは6㎎/日であり、その20倍量の安全性が示唆されたことから、当該製品の安全性に問題はないと判断しました。

    【摂取する上での注意事項】
    妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    当該製品の製造は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP適合認定を取得した製造工場で、中身製造と充填包装を行っており、その基準に準拠した製造及び品質管理を行っています。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    <ビルベリー由来アントシアニン>
    【標題】ビルベリー由来アントシアニン摂取による目の機能改善に関する研究レビュー

    【目的】健康な成人に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取することにより、手元のピント調節機能、目の潤い、目の疲労感の改善における機能性を明らかにする。

    【背景】ビルベリー(Bilberry、学名Vaccinium myrtillus)はツツジ科スノキ属Myrtillus節の低木で、北欧を中心に自生する野生種のブルーベリーである。アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用され、目の機能改善効果が期待されている。

    【レビュー対象とした研究の特性】生物・医学・科学技術に関する英語及び日本語文献データベースにて2019年6月3日に検索を実施した結果、パソコンやスマートフォンなどを使用したVDT(Visual Display Terminals)作業に従事する健康な成人を対象とした2報のRCT(Randomized Controlled Trial)論文を選択した。研究レビューに使用した2報の論文著者には試験品に配合したビルベリー抽出物の製造会社社員が含まれている。

    【主な結果】健康な成人に対して、ビルベリー由来アントシアニン43.2~57.6 mg/日(ビルベリー抽出物として120~160 mg /日)の摂取は、手元のピント調節機能、目の潤いをサポートし、目の疲労感を緩和する機能を有することが確認された。また、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する安全性の問題は認められなかった。

    【科学的根拠の質】英語及び日本語文献データベースを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できないものの、評価の対象が質の高い試験方法とされているRCTであり、専門家による査読を通過し、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性等に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。

    <ルテイン>
    【標題】ルテイン摂取によるコントラスト感度(ぼやけやかすみを軽減し、くっきりと見る力)に対する機能性に関する研究レビュー

    【目的】ルテイン摂取による健康な成人のコントラスト感度に関する機能性を明らかにする。

    【背景】ルテインはカロテノイドの一種で、ヒトは自ら作ることができず、緑黄色野菜や卵黄などから摂取している。口から摂取されたルテインは体内に広く分布しているが、特に眼の黄斑部や虹彩に蓄積されたルテインは視機能に重要な役割を担っていると考えられており、ルテインを含有するサプリメントは世界中で広く使用されている。

    【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人における、RCTを評価対象とし、2018年6月9日に検索した2018年4月までに報告された論文から、パソコンなどVDT作業および運転作業を長時間行う人を対象にコントラスト感度の評価を行っている2報を選択した。

    【主な結果】健康な成人がルテインを6-20 mg摂取することにより、コントラスト感度が改善することが確認された。

    【科学的な根拠の質】今回の研究レビューは、評価の対象が質の高い試験方法とされているRCTであり、専門家による査読を通過し、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。

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    #1
    ノウケアベストの表示しようとする機能性

    #2
    ノウケアベストの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    ノウケアベストのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    株式会社HBCフナト
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E757


    【届出日】

    2020/02/21


    【届出者名】

    株式会社HBCフナト
    (5011001032910)
    楽天市場
    株式会社HBCフナト


    【商品名】

    ノウケアベスト


    【食品の区分】

    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    大豆由来ホスファチジルセリン
    楽天市場
    大豆由来ホスファチジルセリン

    【表示しようとする機能性】


    本品には大豆由来ホスファチジルセリンが含まれます。
    大豆由来ホスファチジルセリンは、記憶力が低下した健康な中高齢者の認知機能の一部である記憶力(言葉を思い出す力)の維持をサポートすることが報告されています。


    【想定する主な対象者】
    記憶力が低下した健康な中高齢者の方

    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    機能性関与成分「大豆由来ホスファチジルセリン」の安全性について、ほとんどの人に安全のようであるが、高濃度(300mg以上)で摂取した場合はまれに不眠症や胃もたれを起こすことがあると記載されている。
    以上の2次情報より、大豆由来ホスファチジルセリンは1日300mg未満の摂取では安全であると評価されている。本製品の1日摂取目安量あたりの大豆由来ホスファチジルセリン含量は100mgであり、適切に摂取する場合、安全性に問題ないと判断した。

    【摂取する上での注意事項】
    大豆由来や乳由来の原料を使用しておりますので、これらに食物アレルギーがある方はご注意ください。本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。抗コリン薬、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬など、コリン作動薬を服用している方は、本品の摂取を避けてください。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    当該製品を製造している工場は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会の健康食品GMPの認証を取得しており、GMP基準に準拠した生産・製造及び品質管理を実施している。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    【標題】大豆由来ホスファチジルセリンの認知や記憶に関する機能への影響について。

    【目的】健康な成人が大豆由来ホスファチジルセリンを含む食品と、含まない食品を摂取した場合で、認知や記憶に関する機能への効果に違いがあるかを検証することを目的とした。

    【背景】大豆由来ホスファチジルセリンには、認知や記憶に関する機能の改善効果があることが一般的に知られている。しかし、大豆由来ホスファチジルセリンを健康な成人が摂取した場合の効果については、明確にされていない。そこで、本研究レビューでは、大豆由来ホスファチジルセリンの摂取が健康な成人の認知や記憶に関する機能へ及ぼす効果を検討することとした。

    【レビュー対象とした研究の特性】レビュー対象は、健康な成人(加齢による一般的な記憶力低下がある人も含む)とし無作為化対象試験またはこれに準じた査読付き文献とした(検索実施日:2015年8月9日)。文献検索の結果、最終的に評価した文献は3報、対象者は20-69歳までの男女であった。本研究レビューは届出者の利害関係者である原料供給元から第三者機関に実施を委託し、作成の対価として委託料を支払っているため、届出者と実施者の間に間接的な経済的利益相反が存在する。

    【主な結果】文献を評価した結果、3報中1報で運動前の認知に関する機能(簡単な計算問題の正答速度で評価)の改善効果(1日400 mg、2週間摂取)、3報中1報で記憶に関する機能(記憶した言語を後で想い出せるかで評価)の改善効果(1日100 mgまたは300 mg、6ヶ月間摂取)が認められた。一方、3報中1報では効果は認められなかった。
     以上の結果より、大豆由来ホスファチジルセリンを100 mg/日以上、少なくとも6ヶ月間以上摂取することにより、認知機能の一部である記憶に関する機能の改善効果が期待できると判断した。

    【科学的根拠の質】本研究レビューで評価したいずれの文献においても盲検化の欠如や選択的アウトカムはみられず、重大な限界はみとめられなかったが、収載されていない文献の存在および出版バイアスの可能性は否定できない。採用文献の認知や記憶の指標は学術的に妥当性のあるものであった。研究の限界としては、遅延言語再生を評価している論文は1報のみであったため、今後、さらなる研究が必要なことである。

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    株式会社ネイチャーラボが消費者庁に届出た機能性表示食品【おなかの脂肪ぱっくん】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    おなかの脂肪ぱっくんの表示しようとする機能性

    #2
    おなかの脂肪ぱっくんの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    おなかの脂肪ぱっくんのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    株式会社ネイチャーラボ
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E756


    【届出日】

    2020/02/20


    【届出者名】

    株式会社ネイチャーラボ
    (8011001041413)
    楽天市場
    株式会社ネイチャーラボ


    【商品名】

    おなかの脂肪ぱっくん


    【食品の区分】

    加工食品(サプリメント形状)

    【機能性関与成分名】
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
    楽天市場
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

    【表示しようとする機能性】


    本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。


    【想定する主な対象者】
    BMIが高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。

    【安全性の評価方法】
    喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

    既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    本届出商品と類似する商品の喫食実績を調査し、安全性を評価しました。
    本届出商品は、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を1日摂取目安量あたり12mg配合した商品です。当該食品に類似する商品として、当該食品の機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含有し、上記類似商品と同等の原料・摂取量であり、消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられ、かつ、加工工程も大きな違いがないと考えられる食品が日本国内で販売されています。本類似商品は2014年4月から累計3305万食分以上が販売されており、喫食実績は十分と判断しました。その間、本類似商品に関する重篤な健康被害は報告されていません。
     上記の通り、喫食実績が十分であると判断しましたが、安全性に関わる更なる情報として既存情報による評価も行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていますが、有害事象は認められませんでした。
    以上のことから、当該食品と類似する食品に関する評価により、喫食実績は十分であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

    【摂取する上での注意事項】
    ・一日摂取目安量をお守りください。
    ・原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方、また、体質、体調により体に合わない場合は、ご利用をお控えください。
    ・乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、乳幼児やお子様へのご使用はお控えください。
    ・原料由来により、色調に変化が生じる場合がありますが、品質に問題はございません。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    本届出商品は、内容物の製造から充填・包装工程までを一貫して公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のGMP適合認定工場で製造している。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    ア 標題
    「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する定性的研究レビュー

    イ 目的
    健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。

    ウ 背景
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があり、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを摂取することで脂肪が減少するものと考えられます。しかし、ヒトを対象に脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取することによる、腹部脂肪を減らす作用について検証を行いました。

    エ レビュー対象とした研究の特性
    国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を採用しました。本採用文献の全体解析では、脂質異常・高血糖・高血圧のいずれかに該当する被験者が解析対象に含まれる恐れがあったため、正常範囲の被験者のみを対象としたサブグループ解析の結果を研究レビューの対象としました。本解析の対象者は、20-64歳の、BMIが高め(BMIが24以上30未満)の健康な男女52名を被験者とした試験でした。
    ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。

    オ 主な結果
    採用文献から、健康な被験者が、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む食品を1日1粒、12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。

    カ 科学的根拠の質
     評価した文献が1報のため科学的根拠の一貫性は不明であったものの、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されていました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。

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    メロディアン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品菊芋のイヌリン 液体タイプのエビデンス


    メロディアン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【菊芋のイヌリン 液体タイプ】のエビデンス。
    届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



    #1
    菊芋のイヌリン 液体タイプの表示しようとする機能性

    #2
    菊芋のイヌリン 液体タイプの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

    #3
    菊芋のイヌリン 液体タイプのエビデンス(科学的根拠)


    過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
    機能性表示食品まとめ一覧
    を参照してください。
    メロディアン株式会社
    機能性表示食品検索

    【届出番号】

    E755


    【届出日】

    2020/02/20


    【届出者名】

    メロディアン株式会社
    (8122001020296)
    楽天市場
    メロディアン株式会社


    【商品名】

    菊芋のイヌリン 液体タイプ


    【食品の区分】

    加工食品(その他)

    【機能性関与成分名】
    イヌリン
    楽天市場
    イヌリン

    【表示しようとする機能性】


    本品にはイヌリンが含まれます。
    イヌリンには食後の血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。


    【想定する主な対象者】
    一般健常者

    【安全性の評価方法】
    既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

    【安全性に関する届出者の評価】
    1.イヌリンの摂取量と安全性
    国立健康・栄養研究所のデータベースでは、機能性関与成分のイヌリンは、” 8~14 g/日を8週間までは安全とされている。”とあり、”摂取後、腸内ガスの滞留と不快感が起きることがある。”、”有害事象としては胃腸のガス、腹部膨満感、胃痙攣がよく知られている。これらの症状は用量が30 gを超えるとさらに多くなる。”(1)とある。
    GRASでは、健常者、病床者における安全性評価の結果、37.5g/日まで、ヒトの臨床試験において、40g/日までのイヌリンの摂取は問題ないと評価されている。(2)
    ナチュラルメディシン・データベースでは、”適切に使用すれば安全なようです”、”もっとも多い副作用は胃で起きるものです。過度の使用は胃障害を起こすことがあります。” (3)とある。
    妊婦・授乳婦・小児は機能性表示食品の対象ではないが、妊婦・授乳婦において、”安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため使用を避ける。”(1)、”妊娠中および母乳授乳期の使用についてはデータが不十分です。安全性を考慮し、摂取は控えてください” (3)とされている。小児において”サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。” (1)とある。

    2.アレルギー
    キク科植物に関しては一部の植物でアレルギーの事例が知られているので (1)、「原材料表示をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。」と包材に注意喚起を行った。

    3.まとめ
    届出食品はイヌリンを1日摂取目安量当たり750mg含むことから、記載されている事象の摂取量より少なく、問題ないと考える。イヌリンはスクロースのフラクトース残基にフラクトース1~60分子がβ(2,1)結合したものであり、由来する植物の違いで、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな差はなく、加工工程による機能性関与成分への影響も考えにくいため、上記で評価した既存情報と同等であると考える。

    引用・参考文献
    (1) 国立健康・栄養研究所のデータベース(イヌリン)
    (2) アメリカ食品衛生局のGenerally Recognized As Safe(GRAS)
    (3) ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメント[成分]のすべて

    【摂取する上での注意事項】
    多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
    原材料表示をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。


    【生産・製造・品質管理に関する基本情報】



    メロディアン株式会社 三重工場 
    FSSC22000に基づいた品質管理を行っている。


    【機能性の評価方法】
    最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


    【届出者の評価(エビデンス)】



    (ア)標題
    イヌリンの食後血糖値上昇を抑える作用に関する研究レビュー

    (イ)目的
      健常な成人において、イヌリンを含む食品の摂取は、食後血糖値の上昇を緩やかにするのかを検証することを目的とした。

    (ウ)背景
    イヌリンは、食後の血糖濃度上昇を抑制することに加え、腸内細菌による代謝産物がインスリン感受性を向上させることにより、糖尿病患者の血糖値を適切な水準に調節することが報告されている。
    しかし、健常者のみを対象としたイヌリンの当該効果に関する研究レビューの報告は確認できなかったため、健常な成人がイヌリンを含む食品を摂取すると、食後血糖値の上昇が緩やかになる効果があるかを明らかにするために研究レビューを実施した。

    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    「医学中央雑誌」、「JDreamⅢ」、「PubMed」、「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。外国語および日本語の論文データベースを用いて論文検索を行った。対象(P)が、疾病に罹患していない健常な成人、介入(I)がイヌリンを含む食品の摂取、対照(C)がプラセボ食品の摂取、無介入または摂取前値、アウトカム(O)が負荷食後の食後血糖値、である論文を収集した。

    (オ)主な結果
      5報の論文を採用した。5報中3報において、イヌリンの摂取により食後血糖値の上昇が有意に抑制されていた。境界域の者を含む論文が1報あったため、これを除いた論文群でも考えたところ、この論文群では4報中2報で有意な効果が見られていた。

    (カ)科学的根拠の質
      5報の採用論文はいずれもRCT試験であり、デザイン上の問題はない。限界としては、5報の結果には中程度の非一貫性がある。さらに、今回の採用論文の中には二重盲検についての記述が無いものが存在するが、エビデンス総体をみたときに致命的となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は高いと考えられる。
     したがって、本研究レビューの結果から、イヌリンの食後血糖値の上昇を緩やかにする効果は、科学的根拠があると判断した。

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